JP2005337281A - 小型ヒンジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複写機等の機器本体に取り付けられたヒンジ本体に回転軸を介して支持部材を回転自在に取り付けると共に、上記ヒンジ本体内に摺動自在に設けたスライダー内に弾性体を収容して、該スライダーのカム面を上記支持部材の回転カム部に当接せしめ、前記弾性体により支持部材を回動せしめて、該支持部材に取り付けられた開閉部材を開くように構成したヒンジにおいて、上記弾性体をウレタンエラストマーの発泡体により形成する。
【選択図】 図1
Description
高荷重のバネを仕込んだヒンジとして、従来、図3(A)に示すように、ヒンジ本体1のブラケット部1aに回転軸2を介して支持部材3を回転自在に取り付けると共に、上記ヒンジ本体1内に摺動自在に設けたスライダー4内に圧縮金属バネ5を3重に収容して、該スライダー4のカム面4aを上記支持部材3の回転カム部3aに当接せしめ、前記圧縮金属バネ5により支持部材3を、図3(B)のように回動せしめて、開閉部材Kを開くように構成した小型ヒンジがあった。
1)高荷重の金属バネを仕込む必要があるため、ヒンジ本体が大きくなるだけでなく、バネの組み込みが面倒であり、コスト高になる。特に図3の従来ヒンジは金属バネの本数が3本と多くなり、大型で重くなる等の問題があった。
2)金属バネであるため、廃棄処理などに際して分別処理を必要とする。
3)バネのトルクカーブが、バネ設定から急勾配な直線になり、特に原稿自動搬送装置付き圧着板用のヒンジではフリーストップ領域が限定され、設計難易度が高く、また、下限域を5度にする場合にはカムに高荷重がかかって、寿命が短くなる。
4)バネ荷重が直線的であり、ヒンジ本体の強度を維持するためにOA機器に取り付けるヒンジとして不釣り合いな板金構成としなければならず、重くて超すと高となり、軽くて安価な樹脂を採用し難い。
5)バネを支持する部材に荷重が線接触となって応力集中を受けるため、板金構成と同時に破壊不具合を部分的に施す必要がある。
6)ヒンジ構成が、金属バネを内蔵するため、ヒンジ完成品としてヒンジ側本体にあらかじめ組み込んだ完成品を提供する必要かある。
さらに、ウレタンエラストマーの発泡体により形成された弾性体が、筒状または柱状に形成されていることを特徴とする。又更に、ウレタンエラストマーの発泡体により形成された弾性体が、螺旋状またはテーパー状に形成されていることを特徴とする。更にまた、上記弾性体の外周面および/または内周面に環状または螺旋状の溝を形成することを特徴とする。また、上記ウレタンエラストマーの使用荷重領域を、そのバネ定数が直線的に変化する範囲とすることを特徴とする。さらに、上記ウレタンエラストマーの体積と密度の値を選択的に設定・組み合わせて、その反発荷重を設定することを特徴とする。またさらに、上記支持部材またはヒンジ本体を、上記開閉部材または機器本体で構成することを特徴とする。
1)組み立て分解が容易で安価になり、金属仕分けが不要となり環境問題が生じない。
2)弾性体を蛇腹形状とすることにより、トルクカーブがよりフラットになり、カムの摩耗の恐れが少なく、部材の強度補強を必要としない。
3)バネ荷重を高くするために、エラストマーの密度・形状で対応することが可能であり、部品点数が削減できる。
4)弾性体を面接触で荷重受けするため、支持部材の補強などは、特に不要となる。
5)弾性体の支持が開閉部材または機器本体側の形状構成で可能となる。
1a ブラケット部
2 回転軸
3 支持部材
3a 回転カム部
4 スライダー
4a カム面
5 圧縮金属バネ
6 ヒンジ本体
6a 挿入部
6b カム部
7 回転軸
8 支持部材
9 スライダー
9a フォロアー
10 圧縮金属バネ
K 開閉部材
M 機器本体
Claims (8)
- 複写機等の機器本体に取り付けられたヒンジ本体に回転軸を介して支持部材を回転自在に取り付けると共に、上記ヒンジ本体内に摺動自在に設けたスライダー内に弾性体を収容して、該スライダーのカム面を上記支持部材の回転カム部に当接せしめ、前記弾性体により支持部材を回動せしめて、該支持部材に取り付けられた開閉部材を開くように構成したヒンジにおいて、上記弾性体をウレタンエラストマーの発泡体により形成することを特徴とする小型ヒンジ。
- ヒンジ本体の挿入部を複写機等の機器本体に抜差し自在に取り付けると共に、該ヒンジ本体に回転軸を介して支持部材を回転自在に取り付け、該支持部材内に摺動自在に設けたスライダー内に弾性体を収容して、該スライダーの外端面のフォロアーを上記ヒンジ本体に形成したカム部に当接せしめ、上記弾性体により支持部材を回動せしめて、該支持部材に取り付けられた開閉部材を開くように構成したヒンジにおいて、上記弾性体をウレタンエラストマーの発泡体により形成することを特徴とする小型ヒンジ。
- ウレタンエラストマーの発泡体により形成された弾性体が、筒状または柱状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の小型ヒンジ。
- ウレタンエラストマーの発泡体により形成された弾性体が、螺旋状またはテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の小型ヒンジ。
- 上記弾性体の外周面および/または内周面に環状または螺旋状の溝を形成することを特徴とする請求項3または4に記載の小型ヒンジ。
- 上記ウレタンエラストマーの使用荷重領域を、そのバネ定数が直線的に変化する範囲とすることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の小型ヒンジ。
- 上記ウレタンエラストマーの体積と密度の値を選択的に設定・組み合わせて、その反発荷重を設定することを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の小型ヒンジ。
- 上記支持部材またはヒンジ本体を、上記開閉部材または機器本体で構成することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の小型ヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004153232A JP2005337281A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 小型ヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004153232A JP2005337281A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 小型ヒンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005337281A true JP2005337281A (ja) | 2005-12-08 |
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ID=35491085
Family Applications (1)
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JP2004153232A Pending JP2005337281A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 小型ヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005337281A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014166031A1 (zh) * | 2013-04-07 | 2014-10-16 | 吉瑞高新科技股份有限公司 | 一种电子烟的烟盒、led 导光件及盒体 |
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2004
- 2004-05-24 JP JP2004153232A patent/JP2005337281A/ja active Pending
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