JP2005337115A - 圧縮機本体及びその圧縮機本体を備えた気体圧縮機 - Google Patents

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聡一郎 門田
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Abstract

【課題】ベーンの先端部が回転方向後側に倒れ込むことを防止し、ベーンの突出入動作の動作効率の向上を図ることが可能な圧縮機本体及びその圧縮機本体を備えた気体圧縮機を提供する。
【解決手段】 本発明に係る圧縮機本体は、シリンダ内に収納されるロータ5と、ロータ30に形成されたロータスリット溝22に収納されてロータ5の回転による遠心力及びロータスリット溝22の下部に形成された背圧空間25からのベーン背圧に応じてロータスリット溝22から突出入可能に設置されるベーン30と、シリンダ内に冷媒ガスを導通するための吸入口を有してシリンダの前端部を封止するフロントサイドブロックと、シリンダとロータ5とベーン30とで形成される圧縮室によって圧縮された冷媒ガスを排出するための排出口を有してシリンダの後端部を封止するリヤサイドブロックとを備えている。ベーン30の下端部は、面取り加工されてロータ5の回転方向を臨む傾斜平面31が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シリンダ内に収納されるロータと、ロータの回転による遠心力及びベーン背圧に応じてロータから突出入可能に設けられるベーンと、シリンダの前端部を封止するフロントサイドブロックと、シリンダの後端部を封止するリヤサイドブロックとを備える圧縮機本体およびその圧縮機本体を備える気体圧縮機に関する。
従来より、図13に示すような気体圧縮機が知られている。気体圧縮機1は、フロントサイドブロック2、リヤサイドブロック3、シリンダ4、ロータ5およびロータ5に備えられたベーン6を有しており、シリンダ4、ロータ5、ベーン6に囲まれて形成された複数の圧縮室7が形成されている。
フロントサイドブロック2には、後述する吸入室8に導入された冷媒ガスRを吸入行程において圧縮室7へ導入する吸入口(図示せず)が形成されている。また、シリンダ4には、冷媒ガスRの吐出行程において圧縮された冷媒ガスRが圧縮室7から吐出される吐出口(図示せず)が形成され、この吐出口には吐出弁(図示せず)が設けられている。
リヤサイドブロック3には、シリンダ4の吐出弁から吐出された冷媒ガスRの流路となる排出口が形成され、さらにこのリヤサイドブロック3の外側には、排出口から排出された冷媒ガスRの混入冷凍機油Lを冷媒ガスRから分離するための分離機金網9を備えたサイクロンブロック10が取り付けられている。
フロントヘッド11とフロントサイドブロック2との間には、フロントサイドブロック2の吸入口に通じ、圧縮室7に対して冷媒ガスRの上流側となる吸入室8が形成されている。フロントヘッド11には、気体圧縮機1の外部すなわち空調システムのエバポレータから冷媒ガスRが供給される吸入ポート12が形成され、ケース13には気体圧縮機1の外部すなわち空調システムのコンデンサに、圧縮されて高温・高圧となった冷媒ガスRを吐出する吐出ポート14が形成されている。
フロントサイドブロック2、リヤサイドブロック3、シリンダ4、ロータ5、シャフト15は圧縮機本体16を構成し、圧縮機本体16とサイクロンブロック10とは、フロントヘッド11およびケース13によって覆われている。
ロータ5には、図示しない電動機から、動力伝達ベルト17、動力伝達機構18、およびフロントサイドブロック2とリヤサイドブロック3とに軸支されたシャフト5を介して回転力が与えられる。動力伝達機構18は、動力伝達ベルト17が巻き掛けられ、ラジアルベアリングを介してフロントヘッド11に支持されたプーリ20、およびシャフト15とプーリ20とを連結する連結板21を備えている。
ロータ5には、図14に示すように、ロータスリット溝22が等間隔に設けられており、ロータスリット溝22の最下部には、排出側の圧力が導入されてベーン6底部を押圧するベーン背圧用の背圧空間25が形成されている。ベーン6は、ロータ5幅と同幅を呈する板状体であって、ロータスリット溝22に収納された状態で、シリンダ4内に収納される。ベーン6は、ロータ5の回転による遠心力とベーン背圧とによりロータ5周面より突出し、シリンダ4内壁を摺動する。ロータ5の回転に伴って、一対のベーン6とシリンダ4内壁とロータ5周面とにより形成される圧縮室7の容積が減少し、圧縮室1内の冷媒ガスRが圧縮される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−72290号公報(段落0002〜段落0011)
しかしながら、ロータ5の回転時には、図15に示すように、圧縮室7内の圧力及びベーン先端部6aにおける摺接抵抗の影響によって、ベーン6に対して摺接方向と逆側方向(図15における矢印A)に向かう圧力が加えられ、ベーン先端部6aが摺接方向と逆側方向に倒れやすくなる。このため、ベーン6を収納するロータスリット溝22の回転方向後端部24がロータ5より突出したベーン6を支持する構造となっている。
このように、突出したベーン6が倒れこみ、ロータスリット溝22の後端部24にベーン6の背面6bが当接することによって、ロータスリット溝22の後端部24及びベーン背面6bの摩耗促進、ベーン6の突出入動作の動作効率の低下等が発生するおそれがあるという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ベーンの先端部が回転方向後側に倒れ込むことを防止し、ベーンの突出入動作の動作効率の向上を図ることが可能な圧縮機本体及びその圧縮機本体を備えた気体圧縮機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る圧縮機本体は、シリンダ内に収納されるロータと、該ロータに形成されたロータスリット溝に収納されて前記ロータの回転による遠心力及び前記ロータスリット溝の下部に形成された背圧空間からのベーン背圧に応じて前記ロータスリット溝から突出入可能に設置されるベーンと、前記シリンダ内に冷媒ガスを導通するための吸入口を有して前記シリンダの前端部を封止するフロントサイドブロックと、前記シリンダと前記ロータと前記ベーンとで形成される圧縮室によって圧縮された冷媒ガスを排出するための排出口を有して前記シリンダの後端部を封止するリヤサイドブロックとを備える圧縮機本体であって、前記ベーンの下端部が面取り加工されて前記ロータの回転方向を臨む傾斜平面が形成されていることを特徴とする。
また、前記ベーンの下端部が前記ロータの回転方向を臨む緩やかな曲面で形成されていてもよく、さらに、前記ベーンの下端部であって前記ロータの回転方向側側面に前記ベーンの肉厚が薄肉となる段付き部が形成されていてもよい。この段付き部は、前記ロータの幅方向に沿って前記ベーンの下端部に複数箇所形成されていてもよい。
また、前記背圧空間が前記ベーン下端部の前記ロータの回転方向側側面前方まで延設され、前記背圧空間の内壁面と前記ベーンの前記回転方向側側面との間に間隙が形成されていてもよい。
さらに、上述した圧縮機本体を備えた気体圧縮機も本発明に含まれる。
このように、本発明に係る発明によれば、ベーン下部にロータの回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部に摺動抵抗が生じてもベーンが倒れにくくなってロータスリット溝の後面全体にベーンの圧力が分散されるので、ロータスリット溝の後端部だけにベーン背面が当接して圧力が加えられることを防止することができる。ベーンが倒れにくくなってロータスリット溝の後面全体にベーンの圧力が分散されるので、ロータスリット溝の後端部及びベーン背面の摩耗を抑制し、ベーンの突出入動作の動作効率の向上を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る気体圧縮機について、図面を用いて説明を行う。
図1〜図12は、本発明に係る気体圧縮機におけるロータ及びベーンを示した図である。なお、ロータ、ベーン以外の気体圧縮機の構成は、「背景技術」欄で図13〜図15を用いて説明した従来の気体圧縮機と構成が同一であるため、以下の実施例1〜実施例6においてはその詳細な説明を省略し、同一構造部分には同一符号を付すものとする。
図1、図2は、実施例1に係る気体圧縮機のロータ5及びベーン30を示した図である。
ベーン30は、ロータ5の回転方向側(図1矢印B方向)の下端部が面取り加工されており、この面取平面がロータ5の回転方向を臨むようして傾斜された底面31を形成している。このようにして構成されたベーン30をロータ5のロータスリット溝22に収納し、ロータ5を回転駆動させると、底面31が傾斜されているので、ベーン背圧による圧力がベーン下部30cをロータスリット溝22の後面26側に押しつける。このため、ベーン下部30cにロータ5の回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部30aに摺動抵抗が生じてもベーン30が倒れにくくなってロータスリット溝22の後面26全体にベーン30の圧力が分散されるので、ロータスリット溝22の後端部24だけにベーン背面30bが当接して圧力が加えられることを防止することができる
図3、図4は、実施例2に係る気体圧縮機のロータ5及びベーン40を示した図である。
ベーン40は、ロータ5の回転方向(矢印B方向)前側の下端が面取り加工されている点で実施例1と同様であるが、実施例2では、面取平面41がベーン40の肉厚中心に対してロータ5の回転方向前側の下端部だけに形成されている点で相異する。
ベーン40には、ベーン40の肉厚中心よりロータ回転方向前側の下端部にのみ、ロータ6の回転方向を臨むようして傾斜された面取平面41が形成されており、肉厚中心のロータ回転方向後側の底面42は、ベーン40の幅方向に水平な平面によって構成されている。このようにして構成されたベーン40をロータ5のロータスリット溝22に収納し、ロータ5を回転駆動させると、面取平面41がロータ5の回転方向を臨むようにして傾斜されているので、ベーン背圧による圧力がベーン下部41cをロータスリット溝22の後面26側に押しつける。このため、ベーン下部41cにロータ5の回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部41aに摺動抵抗が生じてもベーン40が倒れにくくなってロータスリット溝22の後面26全体にベーン40の圧力が分散されるので、ロータスリット溝22の後端部24だけにベーン背面40bが当接して圧力が加えられることを防止することができる。
図5、図6は、実施例3に係る気体圧縮機のロータ5及びベーン50を示した図である。
ベーン50は、ロータ5の回転方向(矢印B方向)前側の下端部が緩やかな曲面51に加工され、ベーン50のロータ回転方向前側の側面50dからロータの回転方向後側の下鋭角端部50eへ繋がる連続面が形成される点で実施例1及び実施例2と相異する。
ベーン50のロータ回転方向前側の下端部は、緩やかな曲面51に加工され、ベーン50には、ロータ回転方向前側の側面50dからロータの回転方向後側の下鋭角端部50eへ繋がる連続曲面が形成されている。連続曲面51は、ベーン50のロータ回転方向前側の下端部が曲面状に形成されているので、ロータ5の回転方向を臨んでいる。ベーン50をロータ5のロータスリット溝22に収納し、ロータ5を回転駆動させると、ベーン背圧による圧力が連続曲面51に加えられてベーン下部50cをロータスリット溝22の後面26側に押しつける。このため、ベーン下部50cにロータ5の回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部50aに摺動抵抗が生じてもベーン50が倒れにくくなってロータスリット溝22の後面26全体にベーン50の圧力が分散されるので、ロータスリット溝22の後端部24だけにベーン背面50bが当接して圧力が加えられることを防止することができる。
図7、図8は、実施例4に係る気体圧縮機のロータ5及びベーン60を示した図である。
ベーン60は、ロータ5の回転方向(矢印B方向)前側の下端部にロータの幅方向(ベーンの長尺方向)に延設された段付き部61が形成されている点で実施例1乃至実施例3と相異する。
ベーン60のロータ回転方向前側の下端部には、図7(a)に示すように、ベーンの肉厚が薄肉となるようにして加工された段付き部61が形成されており、図7(b)に示すように、段付き部61はロータ5の幅方向(ベーンの長尺方向)に延設されている。ベーン60をロータ5のロータスリット溝22に収納し、ロータ5を回転駆動させると、ベーン背圧が段付き部61に入り込み、段付き部61の起立面61aに圧力を加えるので、ベーン下部60cがロータスリット溝22の後面26側に押しつけられる。このため、ベーン下部60cにロータの回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部60aに摺動抵抗が生じてもベーン60が倒れにくくなってロータスリット溝22の後面26全体にベーン60の圧力が分散されるので、ロータスリット溝22の後端部24だけにベーン背面60bが当接して圧力が加えられることを防止することができる。
図9、図10は、実施例5に係る気体圧縮機のロータ5及びベーン70を示した図である。
ベーン70は、ロータ5の回転方向(矢印B方向)前側の下端部にロータの幅方向(ベーンの長尺方向)に延設された段付き部が形成されている点で実施例4と共通するが、この段付き部がロータの幅方向に対して部分的に形成されている点で実施例4と相異する。
ベーン70のロータ回転方向前側の下端部には、ベーン70の肉厚が薄肉となるように加工された段付き部71(71a、71b、71c)が、ロータ5の幅方向(ベーンの長尺方向)に複数箇所設けられている。図9(a)、(b)に示すベーンには、3カ所の段付き部71a、71b、71cが形成されているが、必ずしも3カ所に限定されるものではなく、また、段付き部71の設置幅(ロータの幅方向の長さ)も全て同一ではなくある必要はなく、異なる幅のものを複数設けてもよい。
ベーン70をロータ5のロータスリット溝22に収納し、ロータ5を回転駆動させると、ベーン背圧が段付き部71に入り込み、段付き部71(71a、71b、71c)の起立面72(72a、72b、72c)に圧力が加えられるので、段付き部71が形成されたベーン下部70cはロータスリット溝22の後面26側に押しつけられる。このため、ベーン下部70cにロータ5の回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部70aに摺動抵抗が生じてもベーン5が倒れにくくなってロータスリット溝22の後面26全体にベーン5の圧力が分散されるので、ロータスリット溝22の後端部24だけにベーン背面70bが当接して圧力が加えられることを防止することができる。
図11、図12は、実施例6に係る気体圧縮機のロータ80及びベーン6を示した図である。
実施例1〜実施例5に係る発明は、ベーンの下端部形状に特徴を有する発明であったが、実施例6に係る発明は、ベーンの下端部の形状は従来のベーンと同様であるが、ベーンを収納するロータスリット溝の下部に形成される背圧空間の形状が従来のものと相異する点に特徴がある。
ロータスリット溝81の下部には、ベーン下部6cにベーン背圧による圧力を加えるための背圧空間82が形成されており、従来の背圧空間25は図1〜図10に示すように、ベーンの肉厚よりも幅広の略円状断面を呈する筒状孔により形成されている。ベーン6は、従来の背圧空間に底面だけが露呈した状態となっているので、ベーン背圧はベーン底面に加えられてベーンは上方に押し上げる。
一方、本実施例に係るロータ80の背圧空間82は、図11、12に示すように、ロータ80の回転方向前側の空間がベーン6の下端部前側に延長されており、背面空間82の前側壁面82aとベーン6の下端部6c前側との間に隙間(間隙)85が形成されている。
ベーン6をロータ80のロータスリット溝81に収納し、ロータ80を回転駆動させると、ベーン背圧がベーン6の下端部6c前側の隙間85に入り込んでベーン下端6cに圧力を加えるので、ベーン下部6cがロータスリット溝80の後面83側に押しつけられる。このため、ベーン下部6cにロータ80の回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部6aに摺動抵抗が生じてもベーン6が容易に倒れにくくなってロータスリット溝80の後面83全体にベーン6の圧力が分散されるので、ロータスリット溝80の後端部84だけにベーン背面6bの圧力が加えられることを防止することができる。
以上説明したように、本発明に係る気体圧縮機によれば、ベーン下部にロータの回転方向と逆方向の圧力が加えられ、ベーン先端部に摺動抵抗が生じてもベーンが倒れにくくなってロータスリット溝の後面全体にベーンの圧力が分散されるので、ロータスリット溝の後端部だけにベーン背面の圧力が加えられて後端部及びベーン背面が顕著に摩耗してしまうことを防止することができる。さらに、ベーンが倒れにくくなってロータスリット溝の後面全体にベーンの圧力が分散されるので、ベーンの突出入動作が円滑に行われ、ベーンの動作効率の向上を図ることが可能となる。
実施例1に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した斜視図である。 実施例1に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した断面図である。 実施例2に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した斜視図である。 実施例2に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した断面図である。 実施例3に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した斜視図である。 実施例3に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した断面図である。 実施例4に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した斜視図である。 実施例4に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した断面図である。 実施例5に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した斜視図である。 実施例5に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した断面図である。 実施例6に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した斜視図である。 実施例6に係る気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した断面図である。 気体圧縮機を示した断面図である。 従来の気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した断面図である。 従来の気体圧縮機のロータ及びベーンの一部を示した斜視図である。
符号の説明
1 気体圧縮機
2 フロントサイドブロック
3 リヤサイドブロック
4 シリンダ
5、80 ロータ
6、30、40、50、60、70 ベーン
6c、30c、40c、50c、60c、70c ベーン下端部
22、81 スリット
25、82 背圧空間
31 底面(傾斜平面)
41 面取平面(傾斜平面)
51 曲面
61、71 段付き部
82a 前側壁面(背圧空間の内壁面)
85 隙間(間隙)

Claims (6)

  1. シリンダ内に収納されるロータと、該ロータに形成されたロータスリット溝に収納されて前記ロータの回転による遠心力及び前記ロータスリット溝の下部に形成された背圧空間からのベーン背圧に応じて前記ロータスリット溝から突出入可能に設置されるベーンと、前記シリンダ内に冷媒ガスを導通するための吸入口を有して前記シリンダの前端部を封止するフロントサイドブロックと、前記シリンダと前記ロータと前記ベーンとで形成される圧縮室によって圧縮された冷媒ガスを排出するための排出口を有して前記シリンダの後端部を封止するリヤサイドブロックとを備える圧縮機本体であって、
    前記ベーンの下端部が面取り加工されて前記ロータの回転方向を臨む傾斜平面が形成されていることを特徴とする圧縮機本体。
  2. シリンダ内に収納されるロータと、該ロータに形成されたロータスリット溝に収納されて前記ロータの回転による遠心力及び前記ロータスリット溝の下部に形成された背圧空間からのベーン背圧に応じて前記ロータスリット溝から突出入可能に設置されるベーンと、前記シリンダ内に冷媒ガスを導通するための吸入口を有して前記シリンダの前端部を封止するフロントサイドブロックと、前記シリンダと前記ロータと前記ベーンとで形成される圧縮室によって圧縮された冷媒ガスを排出するための排出口を有して前記シリンダの後端部を封止するリヤサイドブロックとを備える圧縮機本体であって、
    前記ベーンの下端部が前記ロータの回転方向を臨む緩やかな曲面で形成されていることを特徴とする圧縮機本体。
  3. シリンダ内に収納されるロータと、該ロータに形成されたロータスリット溝に収納されて前記ロータの回転による遠心力及び前記ロータスリット溝の下部に形成された背圧空間からのベーン背圧に応じて前記ロータスリット溝から突出入可能に設置されるベーンと、前記シリンダ内に冷媒ガスを導通するための吸入口を有して前記シリンダの前端部を封止するフロントサイドブロックと、前記シリンダと前記ロータと前記ベーンとで形成される圧縮室によって圧縮された冷媒ガスを排出するための排出口を有して前記シリンダの後端部を封止するリヤサイドブロックとを備える圧縮機本体であって、
    前記ベーンの下端部であって前記ロータの回転方向側側面に前記ベーンの肉厚が薄肉となる段付き部が形成されていることを特徴とする圧縮機本体。
  4. 前記段付き部は、前記ロータの幅方向に沿って前記ベーンの下端部に複数箇所形成されていることを特徴とする請求項3に記載の圧縮機本体。
  5. シリンダ内に収納されるロータと、該ロータに形成されたロータスリット溝に収納されて前記ロータの回転による遠心力及び前記ロータスリット溝の下部に形成された背圧空間からのベーン背圧に応じて前記ロータスリット溝から突出入可能に設置されるベーンと、前記シリンダ内に冷媒ガスを導通するための吸入口を有して前記シリンダの前端部を封止するフロントサイドブロックと、前記シリンダと前記ロータと前記ベーンとで形成される圧縮室によって圧縮された冷媒ガスを排出するための排出口を有して前記シリンダの後端部を封止するリヤサイドブロックとを備える圧縮機本体であって、
    前記背圧空間が前記ベーン下端部の前記ロータの回転方向側側面前方まで延設され、前記背圧空間の内壁面と前記ベーンの前記回転方向側側面との間に間隙が形成されていることを特徴とする圧縮機本体。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載された圧縮機本体を備えたことを特徴とする気体圧縮機。
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