JP2005337011A - 排気環流装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターボチャージャを備えたエンジンにおいて、EGRを行う際のEGR管内でのEGR逆流を防止するEGR装置とその制御方法の提供。
【解決手段】エンジン(1)の運転状態からEGRが必要か否かを判断し、EGRが必要な場合で且つEGR弁(Ve)を全開しても必要なEGR量を得られない場合には前記絞り機構(Vd)の開度を減少し、以ってターボチャージャ(3)のタービン(31)の回転数を減少させてEGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)を降下させる制御を行うように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターボチャージャを備えたエンジンにおいて、排気ガスの一部を吸気系に戻すことにより、シリンダ内での燃焼温度を下げ、排気ガス中に含まれるNOxの量を削減して排気ガスの浄化を図る排気環流(EGR)装置に関するものである。
ターボチャージャを有するエンジンの場合、排気側の圧力が吸気側の圧力よりも低くなる場合がある。そのような場合には、排気環流管(EGR管)において排気還流ガスはEGR管内を逆流してしまう恐れがある。
ここで、排気ブレーキと第3ブレーキ(デコンプ式ブレーキ)の併用可能な車両の補助ブレーキにおいて、排気ブレーキのみの作動時に排気シャッターを所定の開度以上に閉じる単数又は複数のアクチュエータを備えた技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
実用新案登録第2571447号公報 然るに、係る技術はあくまでも補助ブレーキに関するものであり、前述の問題を解消することを意図したものではない。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、ターボチャージャを備えたエンジンにおいて、EGRを行う際のEGR管内での還流するべき排気が逆流すること(EGR逆流)を防止するEGR装置とその制御方法の提供を目的としている。
本発明のEGR装置は、ターボチャージャ(3)を備えたエンジンのEGR装置において、排気管(4)から排気環流系統(EGR系統:8)が分岐する箇所(B)よりも下流側の排気管(4)に絞り機構(Vd)を介装したことを特徴としている(請求項1)。
前記EGR系統(8)には排気環流弁(EGR弁:Ve)が介装されており、当該EGR系統(8)を流れる排気環流量(EGR量)を計測或いは演算する手段(Sq)を設けている(請求項2)。
前記EGR系統(8)が吸気管(7)と合流する箇所(G)の圧力を計測する第1の圧力計測手段(Sp1)と、前記EGR系統(8)が排気管(4)から分岐する箇所(B)の圧力を計測する第2の圧力計測手段(Sp2)とを有している(請求項3)。
前記EGR系統(8)には逆止弁(Vc)が介装されている(請求項4)。
また、本発明のEGR装置は、エンジン(1)の運転状態から排気環流(EGR)が必要か否かを判断し、EGRが必要な場合で且つEGR弁(Ve)を全開しても必要なEGR量を得られない場合には前記絞り機構(Vd)の開度を減少させ、以ってターボチャージャ(3)のタービン(31)の回転数を減少させてEGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)を降下させる制御を行うように構成されている(請求項5)。
本発明のEGR装置の制御方法は、上述したEGR装置(請求項3、5の何れかのEGR装置)の制御方法において、前記制御手段(10)によってEGRが必要か否かを判断する工程(S2)と、前記第1の圧力計測手段(Sp1)及び前記第2の圧力計測手段(Sp2)によって当該2箇所の圧力(P1、P2)を計測する工程(S4)と、制御手段(10)は第1の圧力計測手段(Sp1)で計測した圧力値(P1)が第2の圧力計測手段(Sp2)で計測した圧力値(P2)以上であるか否かを判断する工程(S5)と、第1の圧力計測手段(Sp1)で計測した圧力値(P1)が第2の圧力計測手段(Sp2)で計測した圧力値(P2)以上である場合で且つEGR弁(Ve)を全開しても必要なEGR量を得られない場合に、前記絞り機構(Vd)の開度を減少させる工程(S9)とを含み、前記絞り機構(Vd)の開度を減少させることによってターボチャージャ(3)のタービン(31)の回転数を減少させてEGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)を降下させるように制御することを特徴としている(請求項6)。
また、本発明のEGR装置の制御方法は、前記EGR装置(請求項4のEGR装置)の制御方法において、前記制御手段(10A)によってEGRが必要か否かを判断する工程(S22)と、EGRが必要な場合、制御手段(10A)はEGR弁(Ve)の開度を所定量だけ増加させた後、EGR量の計測又は演算を行う工程(S25)と、EGR量が適正であるか否かを判断する工程(S26)と、EGR弁が全開か否かを判断する工程(S28)とを有し、EGR量が不適当で且つEGR弁(Ve)が全開の場合に前記絞り機構(Vd)の開度を所定量だけ減少させるように制御することを特徴としている(請求項7)。
上述した構成のEGR装置によれば、EGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)がEGR系統(8)における排気管(4)側の圧力よりも高く、且つEGR弁(Ve)を全開しても必要なEGR量を得られない場合に、排気管(4)側の絞り機構(Vd)の開度を減少させることによってターボチャージャ(3)のタービン(31)の回転数を減少させてEGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)を降下させるように制御出来る。EGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)が降下することにより、EGR量を増加させることが出来、排気ガス中のNOx低減効果が向上する。
又、EGR系統(8)のEGR弁(Ve)よりも下流側に逆止弁(Vc)を設けることにより、EGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)がEGR系統(8)における排気側(4)の圧力よりも高い場合であってもEGR系統(8)内ではEGRの逆流は阻止出来る。さらに、EGRが必要な場合、制御手段(10A)はEGR弁(Ve)の開度を所定量だけ増加させた後、EGR量が不適当で且つEGR弁(Ve)が全開の場合に絞り機構(Vd)の開度を所定量だけ減少させることによってターボチャージャ(3)のタービン(31)の回転数を減少させてEGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)を降下させるように制御出来る。EGR系統(8)と吸気系統(7)との合流箇所(G)の圧力(P1)が降下することにより、EGR量を増加させることが出来、排気ガス中のNOx低減効果が向上する。
添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
先ず、図1及び図2を参照して第1実施形態を説明する。
図1において、当該エンジン1のエキゾーストマニフォールド2には、排気によって回転するタービン31と、そのタービン31の回転によって回転させられ、その回転によって吸気を圧縮するコンプレッサ32とで構成されたターボチャージャ3が取り付けられている。
前記ターボチャージャのタービンアウトレット31aには排気管4が接続され、その排気管4には絞り弁Vdが介装されている。
一方、前記ターボチャージャ3のコンプレッサ32のコンプレッサアウトレット32aには、途中にインタークーラ5を介装した吸気管6の一端6aが接続され、該吸気管6の他端6bはインテークマニフォールド7のインレット7aに接続されている。
前記排気管4において、ターボチャージャ3のタービンアウトレット31aと前記絞り弁Vdとの間の領域からは、一端がインテークマニフォールド7の合流部Gに連通し、排気ガスを吸気側に還流させる還流管(EGR管)8の他端が分岐している(分岐点を符号Bで示す)。
当該ターボチャージャにはウェーストゲート9が設けられており、そのウェーストゲート9にはウェーストゲート弁Vwが介装されている。
前記EGR管8にはEGR量を制御するためのEGR弁Veが介装され、そのEGR弁Veとインテークマニフォールド7との間の領域にはEGR流量を計測するためのEGR流量計Sqが介装されている。
インテークマニフォールド7とEGR管8との合流点Gの近傍にはその箇所の吸気圧力を検出するための第1の圧力センサSp1が介装されている。また、排気管4における前記EGR管8の分岐点B近傍にはその箇所の排気圧を検出するための第2の圧力センサSp2が介装されている。
一方エンジン1本体にはエンジン負荷を検出するための負荷センサ11とエンジン回転センサ12が取り付けられている。
前記EGR流量計Sqと第1の圧力センサSp1と第2の圧力センサSp2と負荷センサ11とエンジン回転センサ12とは、夫々入力信号ラインLiによって当該EGR装置を制御するコントロールユニット10に接続されている。
又、コントロールユニット10は、データベース13を備えており、制御信号ラインLoを介して、排気管4に介装された前記絞り弁Vd及びEGR管8に介装されたEGR弁Veの開度を制御するべく制御信号を発信するように構成されている。
即ち、コントロールユニット10は、前記第1の圧力センサSp1で検出された第1の圧力値(P1)が前記第2の圧力センサSp2で検出された第2の圧力値(P2)以上である場合で、且つEGR弁Veを全開しても必要なEGR量を得られない場合には、データベース13の、例えば図示しないマップ等を参照してその時点での運転状態を把握し、前記絞り弁Vdの開度を適量だけ減少させることによってターボチャージャ3のタービン31の回転数を減少させて、EGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力を降下させるべく制御するように構成されている。
図2を参照して、第1実施形態のEGR装置の制御方法について説明する。
先ず、コントロールユニット10は、負荷センサ11及びエンジン回転センサ12を用いて、エンジン負荷とエンジン回転数を読み込み(ステップS1)、データベース13に記憶されたマップから現時点でEGRが必要か否かを判断する(ステップS2)。
EGRが必要でなければ(ステップS2のNO)、エンジンを停止するか否かを判断して(ステップS3)、停止であれば(ステップS3のYES)、そのまま制御を終了する。一方エンジン停止で無ければ(ステップS3のNO)、ステップS1に戻り、再びステップS1から繰り返す。
EGRが必要であれば(ステップS2のYES)、前記第1の圧力センサSp1および第2の圧力センサSp2を用いて、第1の圧力値(P1)及び第2の圧力値(P2)を計測する(ステップS4)。
そしてコントロールユニット10は、第1の圧力値(P1)が第2の圧力値(P2)以上となっているか否か、即ち、吸気側の圧力のほうが排気側の圧力よりも大きくなっているか否かを判断する(ステップS5)。
第1の圧力値(P1)が第2の圧力値(P2)以上となっていれば(吸気側の圧力のほうが排気側の圧力よりも大きくなっていれば)(ステップS5のYES)、ステップS9まで進み、一方、第1の圧力値(P1)が第2の圧力値(P2)未満であれば(吸気側の圧力のほうが排気側の圧力よりも小さければ)(ステップS5のNO)、ステップS6に進む。
ステップS6ではコントロールユニット10はEGR量を増加するか否かを判断しており、増加しないのであれば(ステップS6のNO)、ステップS1に戻り、再びステップS1から繰り返す。一方、増加するのであれば(ステップS6のYES)、ステップS7に進みEGR弁Veを全開するのか否かを判断する。
EGR弁Veを全開しないのであれば(ステップS7のNO)、ステップS9に進み、全開するのであれば(ステップS7のYES)、EGR弁Veの弁開度を増加させ(ステップS8)、ステップS10まで進む。
ステップS9では、コントロールユニット10は、排気管4に介装した前記絞り弁Vdの開度を減少させるべく制御信号を送り、ステップS10に進み、EGR管8に介装したEGR流量計Sqからの信号に基づき、EGR量を直接計測する、又はEGR流量計Sqからの信号に基づき、EGR量を間接的に演算する。
次のステップS11では、EGR量が適正であるか否かを判断して、適正であれば(ステップS11のYES)、適当なクロック数が経過(ステップS12)後、再びステップS1の戻り、ステップS1以降を繰り返す。一方、EGR量が適正でなければ(ステップS11のNO)、そのままステップS1に戻り、再びステップS1以降を繰り返す。
上述したような構成及び制御方法の第1実施形態によれば、EGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力P1がEGR管8における排気管4側の圧力よりも高く、且つEGR弁Veを全開しても必要なEGR量を得られない場合に、排気管4側の絞り弁Vdの開度を減少させることによってターボチャージャ3のタービン31の回転数を減少させてEGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力P1を降下させるように制御出来る。
EGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力P1が降下することにより、EGR量を増加させることが出来、排気ガス中のNOx低減効果が上がる。
次に、図3及び図4を参照して第2実施形態を説明する。
図1及び図2の第1実施形態はEGR管8の前後の圧力、即ち、吸気側の圧力(第1の圧力値P1)と排気側の圧力(第2の圧力値P2)を第1の圧力センサSp1および第2の圧力センサSp2を用いて検出し比較して、第1(吸気側)の圧力値P1が第2(排気側)の圧力値P2以上であれば絞り弁Vdを絞って、ターボチャージャ3のタービン31の回転数を減少させて、EGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力を降下させるべく制御する実施形態であった。
それに対して、図3及び図4の第2実施形態はEGR管8の前後の圧力、即ち、吸気側の圧力(第1の圧力値P1)と排気側の圧力(第2の圧力値P2)圧力の大小の如何に関わらず、EGR管8において、EGRの逆流を阻止する機構を組込んだ実施形態である。
即ち、第1実施形態の構成(図1)に対して、第1及び第2の圧力センサSp1、Sp2を廃止し、代りにEGR管8においてEGR弁Veの下流(吸気側)に逆止弁Vcを介装したことが相違点であり、その他の構成に対しては実質的には第1実施形態と同様である。
図4を参照して、第2実施形態のEGR装置の制御方法について説明する。
先ず、コントロールユニット10Aは、負荷センサ11及びエンジン回転センサ12を用いて、エンジン負荷とエンジン回転数を読み込み(ステップS21)、データベース13に記憶されたマップから現時点でEGRが必要か否かを判断する(ステップS22)。
EGRが必要でなければ(ステップS22のNO)、エンジンを停止するか否かを判断して(ステップS23)、停止であれば(ステップS23のYES)、そのまま制御を終了する。一方エンジン停止で無ければ(ステップS23のNO)、ステップS21に戻り、再びステップS21から繰り返す。
EGRが必要であれば(ステップS22のYES)、EGRバルブVeの開度を所定量だけ増加させて(ステップS24)、EGR量の計測又は演算を行う(ステップS25)。次のステップS26ではコントロールユニット10Aは、EGR量は適正であるか否かを判断する。
EGR量が適正であれば(ステップS26のYES)、適当なクロック数が経過(ステップS27)後、再びステップS21に戻り、ステップS21以降を繰り返す。一方、EGR量が適正でなければ(ステップS26のNO)、コントロールユニット10AはEGRが全開であるか否かを判断する(ステップS28)。
EGRが全開であれば(ステップS28のYES)、ステップS29において前記絞り弁Vdを所定量だけ減少させた後、ステップS25まで戻り、再びステップS25以降を繰り返す。一方、EGR弁が全開でなければ、ステップS24まで戻り、再びステップS24以降を繰り返す。
係る構成及び制御方法を有する第2実施形態によれば、EGR管8のEGR弁Veよりも下流側に逆止弁Vcを設けることにより、EGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力P1がEGR管8における排気管4側の圧力よりも高い場合であってもEGR管8内ではEGRの逆流は阻止出来る。
さらに、EGRが必要な場合、制御手段10AはEGR弁Veの開度を所定量だけ増加させた後、EGR量が不適正で且つEGR弁Veが全開の場合に絞り弁Vdの開度を所定量だけ減少させることによってターボチャージャ3のタービン31の回転数を減少させてEGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力P1を降下させるように制御出来る。EGR管8とインテークマニフォールド7との合流箇所Gの圧力P1が降下することにより、EGR量を増加させることが出来、排気ガス中のNOx低減効果が上がる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
本発明の第1実施形態の装置全体を示す構成図。 本発明の第1実施形態の制御方法を示す制御フローチャート。 本発明の第2実施形態の装置全体を示す構成図。 本発明の第1実施形態の制御方法を示す制御フローチャート。
符号の説明
1・・・エンジン
2・・・エキゾーストマニフォールド
3・・・ターボチャージャ
4・・・排気管
5・・・インタークーラ
6・・・吸気管
7・・・インテークマニフォールド
8・・・EGR管
10、10A・・・コントロールユニット
11・・・負荷センサ
12・・・エンジン回転センサ
13・・・データベース
31・・・ターボチャージャ
32・・・コンプレッサ
Sp1・・・第1の圧力センサ
Sp2・・・第2の圧力センサ
Sq・・・EGR流量計
Vc・・・逆止弁
Vd・・・絞り弁
Ve・・・EGR弁

Claims (7)

  1. ターボチャージャを備えたエンジンの排気環流装置において、排気管から排気環流系統が分岐する箇所よりも下流側の排気管に絞り機構を介装したことを特徴とする排気環流装置。
  2. 前記排気環流系統には排気環流弁が介装されており、当該排気環流系統を流れる排気環流量を計測或いは演算する制御手段を設けた請求項1の排気環流装置。
  3. 前記排気環流系統が吸気管と合流する箇所の圧力を計測する第1の圧力計測手段と、前記排気環流系統が排気管から分岐する箇所の圧力を計測する第2の圧力計測手段とを有する請求項2の排気環流装置。
  4. 前記排気環流系統の排気環流弁の下流側には逆止弁が介装されている請求項1のEGR装置。
  5. エンジンの運転状態から排気環流が必要か否かを判断し、排気環流が必要な場合で且つ排気環流弁を全開しても必要な排気環流量を得られない場合には前記絞り機構の開度を減少させ、以ってターボチャージャのタービンの回転数を減少させて排気環流系統と吸気系統との合流箇所の圧力を降下させる制御を行うように構成された請求項1〜4の何れか1項に記載の排気環流装置。
  6. 請求項3、5の何れかの排気環流装置の制御方法において、前記制御手段によって排気環流が必要か否かを判断する工程と、前記第1の圧力計測手段及び前記第2の圧力計測手段によって当該2箇所の圧力を計測する工程と、制御手段は第1の圧力計測手段で計測した圧力値が第2の圧力計測手段で計測した圧力値以上であるか否かを判断する工程と、第1の圧力計測手段で計測した圧力値が第2の圧力計測手段で計測した圧力値以上である場合で且つ排気環流弁を全開しても必要なEGR量を得られない場合に、前記絞り機構の開度を減少させる工程とを含み、前記絞り機構の開度を減少させることによってターボチャージャのタービンの回転数を減少させて排気環流系統と吸気系統との合流箇所の圧力を降下させるように制御することを特徴とする排気環流装置の制御方法。
  7. 請求項4の排気環流装置の制御方法において、前記制御手段によって排気環流が必要か否かを判断する工程と、排気環流が必要な場合、前記制御手段は排気環流弁の開度を所定量だけ増加させた後、排気環流量の計測又は演算を行う工程と、排気環流量が適当であるか否かを判断する工程と、排気環流弁が全開か否かを判断する工程とを有し、排気環流量が不適正で且つ排気環流弁が全開の場合に前記絞り機構の開度を所定量だけ減少させるように制御することを特徴とする排気環流装置の制御方法。
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