JP2005336993A - 制震デバイスの設置構造および設置方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上下の梁5A,5Bに固定したガセットプレート6A,6Bに制震デバイス(制震ダンパー1)の上下を締結して接合する。ガセットプレートに予めベースプレート7とアンカー8としてのスタッドジベル8aやアンカーボルト8bを組み付けておく。下側の梁の施工に際してその上部に下側のガセットプレートを固定し、それに制震デバイスの下部を仮締結して自立せしめて配置し、制震デバイスの上部に上側のガセットプレートを予め締結しておき、上側の梁を施工してその下部にガセットプレートを固定した後、制震デバイスの下部を本締結する。あるいは、上下の梁をハーフプレキャスト工法により施工し、上側のハーフプレキャスト部材の下部にガセットプレートを予め固定しておく。
【選択図】 図10
Description
本実施形態における設置対象の制震ダンパー1は、図5に示すように2枚の外鋼板2と1枚の内鋼板3とが粘弾性体4を介して積層された構成とされ、外鋼板2の上部が上側の梁5(5A)に対して固定されるとともに内鋼板3の下部が下側の梁5(5B)に対して固定されることにより、それら上下の梁5A、5Bの間に壁の形態で設置されるものである。そして本実施形態では、上記の制震ダンパー1を上下の梁5A、5Bに対してそれぞれガセットプレート6A,6Bを介して固定することとし、それらガセットプレート6A,6Bには予めベースプレート7およびアンカー8を一体に組み付けておくこととする。なお、アンカー8としてはスタッドジベルが好適に採用可能であるが、所望の定着強度を確保できるものであればその形態は任意である。
本実施形態は、図10に示すように制震ダンパー1を各階に連続させて設置する場合の適用例であって、各階においては制震ダンパー1を各階の上下の梁5(5A,5B)に対してガセットプレート6A,6Bを介して固定することは上記実施形態と同様であるが、本実施形態では各階の梁5を挟んでその上下にそれぞれガセットプレート6A,6Bをベースプレート7およびアンカー8を介して固定するとともに、アンカー8としては第1実施形態において採用していたようなスタッドジベル8aと、それよりも長尺のアンカーボルト8bを併用し、特にアンカーボルト8bの両端部をそれぞれ上下のベースプレート7に対して定着せしめたものである。
5,5A,5B 梁
6A,6B ガセットプレート
7 ベースプレート
8 アンカー
8a スタッドジベル(アンカー)
8b アンカーボルト(アンカー)
8c アンカー部材(アンカー)
12A,12B ハーフプレキャスト部材
Claims (5)
- 鉄筋コンクリート造の梁に対して鋼板を主体とする壁の形態の制震デバイスを設置するための構造であって、
上側の梁の下部および下側の梁の上部にそれぞれガセットプレートをベースプレートおよびアンカーを介して固定し、
それら上下のガセットプレートに制震デバイスの上下をそれぞれ締結して接合することにより、それらガセットプレートを介して制震デバイスを上下の梁に対して固定することを特徴とする制震デバイスの設置構造。 - 請求項1記載の制震デバイスの設置構造であって、
梁を挟んでその上下にそれぞれガセットプレートをベースプレートおよびアンカーを介して固定するとともに、少なくとも一部のアンカーとして梁を上下に貫通するアンカーボルトを採用して、そのアンカーボルトの両端部をそれぞれベースプレートに対して定着せしめたことを特徴とする制震デバイスの設置構造。 - 請求項2記載の制震デバイスの設置構造であって、
ベースプレートの中間部に設けるアンカーとしてスタッドジベルを採用し、ベースプレートの両端部に設けるアンカーとして前記アンカーボルトを採用したことを特徴とする制震デバイスの設置構造。 - 鉄筋コンクリート造の梁に対して鋼板を主体とする壁の形態の制震デバイスを設置するための方法であって、
制震デバイスの上下を上下の梁に対して固定するための上下のガセットプレートに予めベースプレートおよびアンカーを組み付けておき、
下側の梁の施工に際してはその上部に下側のガセットプレートを固定し、
下側のガセットプレートに制震デバイスの下部を仮締結して制震デバイスを自立せした状態で配置するとともに、制震デバイスの上部には上側のガセットプレートを予め締結して接合しておき、
上側の梁を施工してその下部に上側のガセットプレートを固定することにより、その上側のガセットプレートを介して制震デバイスの上部を上側の梁に対して固定した後、
制震デバイスの下部を下側のガセットプレートに本締結して接合する
ことを特徴とする制震デバイスの設置方法。 - 鉄筋コンクリート造の梁に対して鋼板を主体とする壁の形態の制震デバイスを設置するための方法であって、
制震デバイスの上下を上下の梁に対して固定するための上下のガセットプレートに予めベースプレートおよびアンカーを組み付けておき、
上下の梁の施工をハーフプレキャスト部材の上部にコンクリートを打設することで行うとともに、上側のハーフプレキャスト部材の下部には上側のガセットプレートを予め固定しておき、
下側の梁の施工に際してのコンクリート打設に際してはその上部に下側のガセットプレートを固定し、
上側の梁の施工に際してのハーフプレキャスト部材の架設に際しては、その下部のガセットプレートに制震デバイスの上部を予め締結して接合しておいて、そのハーフプレキャスト部材を架設するとともに制震デバイスの下部を下側のガセットプレートに仮締結し、
上側のハーフプレキャスト部材の上部にコンクリートを打設して上側の梁を施工した後、
制震デバイスの下部を下側のガセットプレートに本締結して接合する
ことを特徴とする制震デバイスの設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004330584A JP2005336993A (ja) | 2004-04-30 | 2004-11-15 | 制震デバイスの設置構造および設置方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005336993A true JP2005336993A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35490856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004330584A Pending JP2005336993A (ja) | 2004-04-30 | 2004-11-15 | 制震デバイスの設置構造および設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005336993A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013204284A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Oiles Ind Co Ltd | コンクリート梁に対する制震壁の取付構造及び該構造を備える構造体 |
JP2019100097A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | 清水建設株式会社 | コンクリート梁と粘性制震壁との接合構造、およびコンクリート梁と粘性制震壁との接合方法 |
-
2004
- 2004-11-15 JP JP2004330584A patent/JP2005336993A/ja active Pending
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JP2019100097A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | 清水建設株式会社 | コンクリート梁と粘性制震壁との接合構造、およびコンクリート梁と粘性制震壁との接合方法 |
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