JP2005335831A - テープカッター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 テープカッター10は、カッター刃15の後方にスイング部材18を、ボルト19を介して揺動自在に片持ち支持の状態で指示板17に取り付け、このスイング部材18の揺動先端18aにテープホルダー20を一端21支持(片持ち支持)の状態で取り付け、このテープホルダー20に環体12を嵌め込むことで粘着ロールテープ13を回転自在に支持し、このテープホルダー20及び粘着ロールテープ13の自重で、粘着ロールテープ13の外周13aがテンションロール22に常時当接するように、テンションロール22をテープホルダー20とカッター刃15との間に片持ち支持の状態で配置し、このテンションロール22に、粘着ロールテープ13から引き出した粘着テープ11の表面を接触させてカッター刃15位置まで案内するように構成したものである。
【選択図】 図1
Description
テープカッター50で切断する粘着テープ51は、通常、環体52に積層巻回されて粘着ロールテープ53とした状態で使用される。
すなわち、粘着ロールテープ53の環体52の中央部孔に、テープカッターに備えたテープホルダーの延伸軸54を差し込み、この延伸軸54の両端部を、対向状に取り付けられたテープカッターのベースと一体的に立設形成される支持部材55の差込溝56を経て支持孔57に配置している。
このタイプのテープカッターは、広く一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、所望の長さだと思って粘着テープ51を引き出した際、引っ張り力の付勢力で延伸軸54はさらに自由回転を続け、引っ張り力を解除しても惰性で必要以上の粘着テープが無駄に送り出される結果となっていた。これは、粘着ロールテープ53の無用な回転を止めるためのブレーキがないことにも起因している。
このため、粘着ロールテープ53の交換に手間がかかるという問題があった。
このため、粘着テープを引き出す際には、軽い力で粘着ロールテープを回転させることができ、粘着テープを軽い引き出し力で簡単に引き出せるようになる。
そして、粘着テープの引き出し力を解除した際には、粘着ロールテープのテンションロールへの圧接力がブレーキとなって粘着ロールテープの回転を瞬時に停止させ、粘着ロールテープの無用の回転を防止し、粘着テープを所望の長さだけ正確に引き出すことができる。
さらに、テンションロールを片持ち支持とすることで、粘着ロールテープから引き出した粘着テープを、テンションロールを経由してカッター刃の位置まで簡単に引き出すことが可能となる。
これにより、粘着ロールテープを、手間をかけないで片手で容易に交換することができる。
これに加えて、従来は作業台上で載置する形態だけで使用されていたテープカッターを、クランプ部材を利用して作業台の好みの位置に安定設置することも可能となる。
さらに、大径部を50mm幅、小径部を45mm幅に形成しておくと、一般的に使用される粘着ロールテープで市販されているものの全てのものに対応することが可能となる。
これに加えて、従来は作業台上で載置する形態だけで使用されていたテープカッターを、クランプ部材を利用して作業台の好みの位置に安定設置することも可能となる等の効果もある。
図1は本発明に係るテープカッターを示す斜視図、図2は同正面図、図3は同平面図である。
このスイング部材18の揺動先端18aに、環体12を嵌め込むことで粘着ロールテープ13を回転自在に支持するテープホルダー20を、その一端21支持(片持ち支持)の状態で支持部材17に取り付け、このテープホルダー20及び粘着ロールテープ13の自重で粘着ロールテープ13の外周13aが当接するテンションロール22が片持ち支持の状態で支持部材17に取り付けられている。
この支持部材17は、ベース16と一体的になるよう構成されている。
これにより、粘着ロールテープ13の外周13aをテンションロール22に比較的軽く常時当接させることができる。
このため、粘着テープ11を軽い引き出し力で簡単に引き出すことができ、粘着テープ11の引き出し力を解除した際には、粘着ロールテープ13の回転を瞬時に停止して粘着ロールテープ13の無用回転を防止し、粘着テープ11を所望の長さだけ正確に引き出せるようになる。
さらに、大径部を50mm幅、小径部を45mm幅に形成しておくと、一般的に使用される粘着ロールテープで市販されているものの全てのものに対応することが可能となる。
これにより、粘着ロールテープ13,29を、手間をかけないで容易に交換することが可能となる。
11,28…粘着テープ
11a…粘着テープの先端
11b,11c,28a,28b…粘着テープの両側縁
12…環体
13,29…粘着ロールテープ
13a…粘着ロールテープの外周
15…カッター刃
16…ベース
17…支持部材
18…スイング部材
18a…揺動先端
19…ボルト
20…テープホルダー
21…テープホルダーの一端
22…テンションロール
22a…テンションロールの一端
25,26…大径部
27…小径部
31…支持軸
32…ロール本体
32a,32b,32c,32d…逃げ溝
Claims (4)
- 粘着ロールテープを環体に積層巻回して粘着ロールテープを形成し、この粘着ロールテープを回転自在に支持し、粘着ロールテープの先端を引っ張ることにより粘着ロールテープから粘着テープを引き出し、カッター刃に押し付けて切断する構成のテープカッターにおいて、ベースと一体に形成される支持部材にスイング部材を片持ち支持の状態で揺動自在に取り付け、このスイング部材の揺動先端に、前記環体を嵌め込むためのテープホルダーを片持ち支持の状態で回転自在に取り付け、このテープホルダー及び粘着ロールテープの自重で粘着ロールテープの外周が常時当接可能となる前記支持部材位置に、テンションロールを片持ち支持の状態で取り付け、このテンションロールを経て粘着ロールテープから引き出した粘着テープを切断するためのカッター刃を前記支持部材に片持ち支持の状態で取り付けたことを特徴とするテープカッター。
- 前記テンションロールの外周のうち、前記粘着ロールテープの両側縁に対面する部位に逃げ溝を形成したことを特徴とする請求項1記載のテープカッター。
- 前記テープホルダーの直径寸法は、テープホルダーの外周面において、両端部位を大径部に形成し、この大径部の内側部位を大径部より小径の小径部に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のテープカッター。
- 前記テンションロールの外周において、前記幅広の粘着ロールテープの両側縁に対面する部位に幅広用の逃げ溝を形成し、前記幅狭の粘着ロールテープの両側縁に対面する部位に幅狭用の逃げ溝を形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のテープカッター。
Priority Applications (1)
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JP2004153184A JP4189353B2 (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | テープカッター |
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JP2005335831A true JP2005335831A (ja) | 2005-12-08 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015098378A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | コクヨS&T株式会社 | テープディスペンサー |
WO2018094977A1 (zh) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | 盐城市华森机械有限公司 | 一种动作平稳的摆动机构以及基于其的弹性材料成型机 |
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2004
- 2004-05-24 JP JP2004153184A patent/JP4189353B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2018094977A1 (zh) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | 盐城市华森机械有限公司 | 一种动作平稳的摆动机构以及基于其的弹性材料成型机 |
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JP4189353B2 (ja) | 2008-12-03 |
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