JP2005335571A - 自動車のピラーガーニッシュ - Google Patents

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Shoichi Yoshida
正一 吉田
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Abstract

【課題】 一対の衝撃吸収体が連結部によって連結され一体形状となっていたとしても、ピラーガーニッシュの内面に容易に追従して固設されるようになした。
【解決手段】 自動車のピラーを美装するピラーガーニッシュにおいて、ピラーガーニッシュの両側部内面にピラーガーニッシュとは別体にて構成した衝撃荷重吸収体を夫々固設すると共に、衝撃荷重吸収体の上下両端を夫々一体に形成した連結部により連結構成し、且つ一対の連結部のうち少なくとも一方の連結部が弾性変形部を有する自動車のピラーを美装するピラーガーニッシュ1において、ピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面にピラーガーニッシュ1とは別体にて構成した衝撃荷重吸収体2を夫々固設すると共に、衝撃荷重吸収体2の上下両端を夫々一体に形成した連結部3により連結構成し、且つ連結部3が弾性変形部4を有して構成している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車のセンターピラー、フロントピラー或いはリアピラーを美装するピラーガーニッシュに関する。
自動車特に乗用車等のピラーを美装するピラーガーニッシュとしては、一般に、図1に示すような構造を採っている。
図1によれば、ピラーガーニッシュ1は、不図示のピラーを美装すべく、上下方向を長手として構成しており、その上下両端部が幅広に形成されるとともに、横断面が略コ字状に形成されているとともに、ピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面には、自動車の側面衝突時に対して乗員の頭部等を保護する目的で、衝撃荷重吸収体2、2が夫々固設されている。
そして、従来の衝撃荷重吸収体2,2は、図1のB−B断面図である図6に示すとおり、ピラーガーニッシュ1の長手方向中央部においては、ピラーガーニッシュ1の内面に対して離間する棚部2a、2aを夫々有し、棚部2a、2aがピラーガーニッシュ1の内面に離間することによって、自動車の側面衝突時等における乗員の頭部等に対する衝撃を吸収する構造を採っている。
また、従来の衝撃荷重吸収体2,2は、図1のA−A断面図である図5に示すとおり、その下端部が一体に形成された連結部3により連結されている。また、図1に示すように、衝撃荷重吸収体2,2の上端部も同様に連結部3にて連結形成されている。
更に、連結部3は、衝撃荷重吸収体2,2の長手方向中央部においては互いに切り離し状態となって、ピラーガーニッシュ1の中央部1dの内面との間で、ピラーガーニッシュ1の長手方向に延在するスライドプレート5のガイド部5aを形成している(特許文献1参照)。
特開平10−53075号公報。
したがって、衝撃荷重吸収体2,2は、連結部3,3によって、全体構成が平面視ロ字状に構成されていることになる。
上記のように構成する従来のピラーガーニッシュ1と連結部3,3により一体成形された衝撃荷重吸収体2,2とは、それぞれ樹脂材料をインジェクション成形等により成形された成形品であり、製作上別体成形されるものである。
そして、衝撃荷重吸収体2,2は、ピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bに夫々添設し、ピラーガーニッシュ1の内面に立設したボス1cを衝撃荷重吸収体2,2に設けた取付け孔2bに挿入した後突出したボス部1cの先頭部を超音波加締め等により溶融加締めることによりピラーガーニッシュ1の内面に固設している。
このために、衝撃荷重吸収体2,2の形状は、ともに連結部3により一体の連結された状態でピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面形状に適合するように成形されていなければ、衝撃荷重吸収体2,2の一方をピラーガーニッシュ1の内面の形状に合わせて追従させても、他方がピラーガーニッシュ1の内面の形状に追従適合できない場合が出てきてしまい、固設作業に熟練度を要し、また、固設作業工数がかかってしまうことになる。
また、たとえ衝撃荷重吸収体2,2の形状が、両方とも連結部3により連結された状態にてピラーガーニッシュ1の内面に追従するように所定形状に成形されたとしても、衝撃荷重吸収体2,2をピラーガーニッシュ1に固設する前に、連結部3等が変形することがあり、このために、ピラーガーニッシュ1の内面形状に適合追従できなくなってしまうことがあり、衝撃荷重吸収体2,2を夫々ピラーガーニッシュ1の内面に追従させて固設する作業に熟練度を要し、作業工数がかかってしまうことになる。
この点を改善すべく、連結部3をなくして、衝撃荷重吸収体2,2を分割成形することが考えられるが、この場合、確かに、衝撃荷重吸収体2,2をピラーガーニッシュ1の内面に追従させやすくなるが、反面、部品点数が増え、これに伴いピラーガーニッシュ1への組付工数が嵩むことになって、コストアップの要因となってしまう。
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、一対の衝撃吸収体が連結部によって連結され一体形状となっていたとしても、ピラーガーニッシュの内面に容易に追従して固設されるようになした自動車のピラーガーニッシュを提供することを目的としている。
本発明に係るピラーガーニッシュは、自動車のピラーを美装するピラーガーニッシュにおいて、ピラーガーニッシュの両側部内面にピラーガーニッシュとは別体にて構成した衝撃荷重吸収体を夫々固設すると共に、衝撃荷重吸収体を一体に形成した連結部により連結構成し、且つ一対の連結部のうち少なくとも一方の連結部が弾性変形部を有することを特徴とするものである。
上記のように構成する本発明によれば、たとえ、両衝撃荷重吸収体を連結する連結部等の成形形状或いは成形後に変形を起したとしても、連結部が弾性変形部を有するために、前記変形量を吸収して、両衝撃荷重吸収体をピラーガーニッシュの両側部内面の形状に容易に適合させることができ、衝撃加重吸収体のピラーガーニッシュへの固設作業をそれほど熟練度を要さずに容易に行なうことができる。
以下、図1乃至図3を用いて、本発明を実施するための第1の実施の形態について説明する。
図1は自動車において衝撃加重吸収型の一般的なピラーガーニッシュを描画した正面図、図2は図1におけるA−A線における断面図、図3は図1におけるB−B断面図である。なお、従来技術に対応する構成については、同一符号を付して説明する。
まず、図1によれば、ピラーガーニッシュ1は、不図示のピラーを美装すべく、上下方向を長手として構成しており、その上下両端部が幅広に形成されるとともに、横断面が略コ字状に形成されているとともに、ピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面には、自動車の側面衝突時に対して乗員の頭部等を保護する目的で、衝撃荷重吸収体2、2が夫々固設されている。
そして、図2に示すように、衝撃荷重吸収体2,2のピラーガーニッシュ1への固設は、ピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bに挟まれた略平坦に形成された中央面部1dに互いに短手方向に離間して二条縦列に立設された複数個のボス1cを衝撃荷重吸収体2に設けた複数の取付け孔2bに夫々挿通させ、取付け孔2bから突出したボス部1cの先端頭部を超音波加締め等により溶融加締めることによって行われる。
また、衝撃荷重吸収体2,2は、その下端部が一体に形成された連結部3により連結されている。衝撃荷重吸収体2,2の上端部も、図1に示すように、同様に連結部3にて連結形成されている。
連結部3の中間部は、図2に示すように、薄肉に形成されて、弾性変形部4となっている。
更に、衝撃荷重吸収体2,2は、従来技術と同様に、図3に示すように、ピラーガーニッシュ1の長手方向中央部においては、ピラーガーニッシュ1の内面に対して離間する棚部2a、2aを夫々有し、棚部2a、2aがピラーガーニッシュ1の内面に離間することによって、自動車の側面衝突時等における乗員の頭部等に対する衝撃を吸収する構造を採っている。
そして、連結部3は、衝撃荷重吸収体2,2の長手方向中央部においては互いに切り離し状態となっているとともに、ピラーガーニッシュ1の中央部1dの内面との間で、ピラーガーニッシュ1の長手方向に延在するスライドプレート5のガイド部5aを形成している。
かかる構成において、衝撃荷重吸収体2,2をボス1cを溶融加締めすることによりピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面に固設するためにボス1cを取付け孔2bに挿通した際に、衝撃吸収体2,2の弯曲形成された上面をピラーガーニッシュ1の両側部の内面に添設した状態を保持して行うことになる。
このとき、衝撃荷重吸収体2,2は、互いに弾性変形部4を有する連結部3によって連結されているために、ピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面形状に容易に追従させることができ、図2に示すように、衝撃荷重吸収体2,2の上面がピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面に密着して、衝撃荷重吸収体2,2はピラーガーニッシュ1に固設されることになる。
次に、図4を用いて、本発明にかかる第2の実施の形態について説明する。
図4は本発明にかかる第2の実施の形態による図1のA−A断面図である。
図4によれば、衝撃荷重吸収体2,2は、前記第1の実施の形態においては薄肉状に形成したける連結部3により構成しているのに対し、紐状体を略V字状に形成して構成したもので、第1の実施の形態と同様に、連結部3を弾性変形することによって、衝撃荷重吸収体2,2のピラーガーニッシュ1の両側部1a、1bの内面への追従性を良好にしている。
以上説明したように、本発明は、たとえ、両衝撃荷重吸収体を連結する連結部等の成形形状或いは成形後に変形を起したとしても、連結部が弾性変形部を有するために、前記変形量を吸収して、両衝撃荷重吸収体をピラーガーニッシュの両側部内面の形状に容易に適合させることができ、衝撃加重吸収体のピラーガーニッシュへの固設作業をそれほど熟練度を要さずに容易に行なうことができるために、自動車のピラーを美装するピラーガーニッシュ等に好適である。
自動車において衝撃加重吸収型の一般的なピラーガーニッシュを描画した正面図である。 本発明にかかる第1の実施の形態による図1におけるA−A線における断面図である。 図1におけるB−B断面図である。 本発明にかかる第2の実施の形態による図1のA−A断面図である。 従来における自動車のピラーガーニッシュを描画した図1におけるA−A断面図である。 同じく、図1のB−B断面図である。
符号の説明
1 ピラーガーニッシュ
1a、1b 両側部
2 衝撃荷重吸収体
3 連結部
4 弾性変形部

Claims (1)

  1. 自動車のピラーを美装するピラーガーニッシュにおいて、該ピラーガーニッシュの両側部内面に該ピラーガーニッシュとは別体にて構成した衝撃荷重吸収体を夫々固設すると共に、該衝撃荷重吸収体を一体に形成した連結部により連結構成し、且つ該一対の連結部のうち少なくとも一方の連結部が弾性変形部を有することを特徴とする自動車のピラーガーニッシュ。
JP2004157985A 2004-05-27 2004-05-27 自動車のピラーガーニッシュ Pending JP2005335571A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103625410A (zh) * 2013-12-16 2014-03-12 刘凤德 一种多功能玻璃破碎器
US9346417B2 (en) 2014-10-02 2016-05-24 Nissan North America, Inc. Airbag engaging pivotable trim panel

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