JP2005334844A - コンクリート柱破砕装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート柱に十分な押圧力を付与して圧壊することができ、それにより少ない工程数でコンクリートを破砕でき、かつ、鉄筋を大きく曲げることがないコンクリート柱破砕装置を提供する。
【解決手段】鉄筋およびコンクリートからなるコンクリート柱の破砕装置であって、コンクリート柱を所定の速度で搬入する搬入部と、コンクリート柱をその軸方向と直交する方向においてコンクリート柱を挟んで対向する2平面で押圧する押圧手段、および、押圧手段による押圧によって破砕したコンクリートを鉄筋から叩き落して分離する叩打手段を備えるコンクリート破砕部と、コンクリート破砕部においてコンクリートが分離された鉄筋を回収する鉄筋回収部と、コンクリート破砕部において分離されたコンクリートを回収するコンクリート回収部とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート柱の破砕装置に関する。
鉄筋およびコンクリートからなるコンクリート柱を廃棄するにあたっては、コンクリートを破砕するとともに、破砕したコンクリートと鉄筋を分離して回収することが行われる。従来のコンクリート柱破砕装置は、例えば、(1)水平に搬送されるコンクリート柱に対し、その1側方(上方)からハンマーやプレス機などでコンクリートを強打または押圧し、対向する側方(下方)に破砕したコンクリートを排出するように構成したものや、(2)コンクリート柱の搬送方向にロール対を多数配列し、そのロール対の間隔を漸次狭くするように配置してコンクリートを徐々に圧壊するように構成したものが知られている。
上記(1)のタイプの破砕装置では、破砕したコンクリート塊を下方へ落下させるように、ハンマーやプレス機の押圧部材と対向する側が開放されている。そのため、コンクリートを強打、押圧したときに内部の鉄筋が曲がって、開放部に入り込んでしまうことがあった。そのような場合には、開放部に引っ掛かった鉄筋を人手によって除去しなければならず、作業者は、危険かつ困難な作業を強いられていた。また、開放部に入り込むほど曲がったものはもちろんのこと、入り込まないまでもある程度以上曲がってしまった鉄筋は、回収するときに扱いにくく、収納性も悪いという問題もあった。
一方、上記(2)のタイプの破砕装置では、1組のロール対によっては大きな押圧力を付与することはできないため、多数のロール対を配列して徐々に破砕していく必要がある。また、それに伴って破砕したコンクリート塊を搬送するコンベヤも長距離にわたって設けなければならい。そのため、装置の設置面積の増大や装置コストの上昇を招いており、さらに、破砕処理に要する時間も長くなっているという問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、コンクリート柱に十分な押圧力を付与して圧壊することができ、それにより少ない工程数でコンクリートを破砕でき、かつ、鉄筋を大きく曲げることがないコンクリート柱破砕装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、鉄筋およびコンクリートからなるコンクリート柱の破砕装置であって、
前記コンクリート柱を所定の速度で搬入する搬入部と、
前記コンクリート柱をその軸方向と直交する方向において前記コンクリート柱を挟んで対向する2平面で押圧する押圧手段、および、前記押圧手段による押圧によって破砕した前記コンクリートを前記鉄筋から叩き落して分離する叩打手段を備えるコンクリート破砕部と、
前記コンクリート破砕部において前記コンクリートが分離された前記鉄筋を回収する鉄筋回収部と、
前記コンクリート破砕部において分離された前記コンクリートを回収するコンクリート回収部とを有することを特徴とするコンクリート柱破砕装置を提供するものである。
ここで、前記押圧手段の前記2平面は、前記コンクリート柱の軸方向に直交する方向において、前記コンクリート柱の幅以上の長さを有するのが好ましい。
また、前記コンクリート破砕部は、前記押圧手段および前記叩打手段の組を複数備えるのが好ましい。
また、前記鉄筋回収部は、前記鉄筋を所定長さに切断する切断手段と、前記切断手段によって切断された複数本の前記鉄筋を結束する結束手段とを備えるのが好ましい。
また、前記鉄筋回収部は、さらに、
前記切断手段による前記鉄筋の切断時には前記鉄筋を支持し、切断後の前記鉄筋の全体が載置された後にスライドして前記鉄筋を下方へ落下させる開閉式の床板と、
前記床板の下方に配置されたテーブルと、
前記テーブル上の前記鉄筋の量が増えるごとに前記テーブルを下降させるとともに、前記鉄筋が排出された後に前記テーブルを再び初期位置へ上昇させるテーブルリフタと、
前記テーブル上の複数の前記鉄筋が結束された後、結束された前記鉄筋の束を排出する排出手段とを備えるのが好ましい。
本発明のコンクリート柱破砕装置によれば、コンクリート柱を側方から2つの平板で強力に押圧するので、1つの押圧手段で多くのコンクリートを圧壊することができる。そのため、装置のコンパクト化および破砕処理時間の短縮を図ることができる。
また、本発明のコンクリート柱破砕装置によれば、コンクリート柱を側方から2つの平板で強力に押圧するので、鉄筋を大きく曲げることが無い。そして、押圧手段によって十分圧壊されたコンクリートを、押圧手段に続く叩打手段によって鉄筋から叩き落とすので、コンクリートと鉄筋をほぼ完全に分離できる。そのため、鉄筋回収部においての鉄筋の切断や結束を容易かつ安定して自動的に行うことができ、作業の安全性および作業効率を高められるとともに、鉄筋の回収性および収納性を向上することができる。
本発明に係るコンクリート柱破砕装置を添付の図面に示す好適実施例に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は、本発明に係るコンクリート柱破砕装置の一実施形態であるコンクリート柱破砕装置10の概略構成を示す模式的断面図であり、図2は、コンクリート柱破砕装置10の概略構成を示す上面図である。
同図に示すコンクリート柱破砕装置10は、鉄筋2およびコンクリート3からなるコンクリート柱1を図中右から左へ向かう方向に搬送しながら破砕していく装置であり、コンクリート柱1の搬送方向に順に、コンクリート柱1の搬入部12と、コンクリート柱1のコンクリート3を破砕した後、鉄筋2と分離するコンクリート破砕部14と、コンクリート3が分離された鉄筋2を回収する鉄筋回収部16と、破砕したコンクリート3を回収するコンクリート回収部18とを有している。
搬入部12は、コンクリート柱1をコンクリート破砕部14に搬入するものであり、支持台20と、支持台20上に配置されたローラコンベヤ22と、図示しないローラコンベヤ22の制御装置とを備えている。支持台20は、コンクリート破砕部14におけるコンクリート柱1の搬送位置にコンクリート柱1を供給するために、ローラコンベヤ22を所定高さに支持している。
ローラコンベヤ22は、コンクリート柱1をその軸方向と平行に、かつ略水平に搬送するもので、複数のローラがその軸をコンクリート柱1の搬送方向に直交させて、コンクリート柱1のスムーズな搬送に十分な所定の間隔で並列されている。ローラコンベヤ22の搬送方向の両側には、コンクリート柱1の水平方向のずれを防止するために、コンクリート柱1を拘束する部材を備えるのが好ましい。あるいは、ローラコンベヤ22の各ローラの中央部の径を両端部の径よりも小さいものとすることにより、コンクリート柱1のずれを抑制してもよい。
ローラコンベヤ22は、図示しない制御手段によって駆動され、コンクリート柱1を所定の速度で搬送する。また、さらに、コンクリート柱1をコンクリート破砕部14へ所定速度で押し込む押し込み手段を備えていてもよい。
コンクリート破砕部14は、搬入されたコンクリート柱1を破砕して鉄筋2とコンクリート3を分離するものであり、第1粉砕プレス24と、第1叩打機26と、第2粉砕プレス28と、第2叩打機30とを備えている。
第1粉砕プレス24は、搬送されてきたコンクリート柱1を図中上下方向に押圧することにより粉砕する。第1粉砕プレス24は、コンクリート柱1の搬送位置に固定的に配置された下プレート32と、下プレート32に対して面平行に配置され、所定の間隔をあけた高さまで周期的に下降する上プレート34とを備えている。第1粉砕プレス24としては、液圧プレスや機械プレスなどが利用できるが、高圧力を安定して得られる点で、油圧プレスを用いるのが好ましい。第1粉砕プレス24の下プレート32および上プレート34の間隔(ダイハイト)や、プレス圧力、上プレート34の昇降速度、ストローク数、ストローク長さ等は、コンクリート柱1のサイズおよび種類に応じて設定される。
図示例においては、第1粉砕プレス24として150ton油圧プレスを用いている。また、直径400mmのコンクリート柱1を処理する場合の例として、第1粉砕プレス24のダイハイトは150〜200mmに設定されている。なお、第1粉砕プレス24のストローク調整量は、コンクリート柱1の各種のサイズ(直径)に対応できる十分な量(例えば、500mm)とされている。第1粉砕プレス24としては、70〜75ton程度の加圧能力のものでも使用可能であるが、より高い圧力で押圧できるものの方が好ましい。
下プレート32および上プレート34は、コンクリート柱1を面で挟んで押圧するように構成されていれば良いが、コンクリート柱1の全幅において強力に押圧し、高い粉砕作用を得るためには、下プレート32および上プレート34のコンクリート柱1を押圧する面は、コンクリート柱1の軸方向と直交する方向(図1中、紙面垂直方向、図2中、上下方向)において、コンクリート柱1の幅(直径)よりも広い幅を有しているのが好ましい。図示例においては、下プレート32および上プレート34の押圧面は、縦横1000mmの正方形とされている。
第1粉砕プレス24の搬送方向下流側には、下プレート32の端部から下方へ傾斜する瓦礫ガイド36が設けられている。第1粉砕プレス24で粉砕されて下プレート32の上に落ちたコンクリート屑は、コンクリート柱1にひきずられて下流へ搬送されて下プレート32から落下し、この瓦礫ガイド36によって、後述するコンクリート回収部18の第1瓦礫搬送コンベヤ70へ案内される。
第1叩打機26は、第1粉砕プレス24の下流側の近傍に配置されており、第1粉砕プレス24から搬送されてきたコンクリート柱1を叩打することにより、第1粉砕プレス24で押圧され粉砕したコンクリート3を下方へ叩き落して、鉄筋2およびまだ粉砕されていない鉄筋2から分離させるものである。第1叩打機26は、ハンマー38と、油圧シリンダ40とを備えている。
第1叩打機26は、コンクリートを積極的に粉砕するためのものではないので、コンクリート3を粉砕するほどの強力な叩打力を有していなくてよい。また、第1叩打機26による叩打力は、コンクリート柱1の内部の鉄筋2を曲げない程度の力に設定することが重要である。ハンマー38の形状には特に制限はなく、任意の形状を選択できる。また、油圧シリンダ40は、コンクリート3を叩き落すのに適当なストローク長さと叩打力を与えるものであればよく、油圧シリンダ40に変えて、エアシリンダやその他のアクチュエータを採用してもよい。
第2粉砕プレス28は、第1粉砕プレス24と基本的に同様のものであり、下プレート42、上プレート44、および瓦礫ガイド46の構成および作用も基本的に同様である。第2粉砕プレス28においては、下プレート42および上プレート44の間隔は、第1粉砕プレス24の下プレート32および上プレート34の間隔よりも狭く設定される。
図示例においては、第2粉砕プレス28として、第1粉砕プレス24と同じく150ton油圧プレスを用い、そのダイハイトは50mmに設定されている。したがって、第2粉砕プレス28において、コンクリート柱1の残っているコンクリート3のほぼ全てが粉砕され、鉄筋2も押し潰される。このとき、下プレート42および上プレート44の2平面によって押圧されるので、潰された鉄筋2は大きく曲がることなく、ほぼ直線状とすることができる。これにより、後述する鉄筋回収部16における鉄筋2の切断および結束を安定して行うことが可能となる。
第2叩打機30の構成および作用は、第1叩打機26と基本的に同様である。第2叩打機30のストローク長さや叩打力は、第2粉砕プレス28における粉砕量等に応じて適宜設定されればよい。
コンクリート破砕部14の上記の各処理機は、ローラコンベヤ22よるコンクリート柱1の搬送に同期して駆動される。図示例においては、第1粉砕プレス24および第2粉砕プレス28の下プレート32、42および上プレート34、44の搬送方向長さが1000mmとされており、ローラコンベヤ22は、コンクリート柱1を1000mmずつ送っては停止するという動作を繰り返す。第1粉砕プレス24および第2粉砕プレス28は、
ローラコンベヤ22によってコンクリート柱1が1000mm搬送されて停止すると、コンクリート柱1を押圧する。
ローラコンベヤ22による1回の送りに対する第1粉砕プレス24および第2粉砕プレス28による押圧は、それぞれ1回ずつであってもよいし、同一または異なる複数回であってもよい。図示例のように、第1粉砕プレス24においてコンクリート3の大半を粉砕し、第2粉砕プレス28での粉砕量を第1粉砕プレス24よりも小さく設定する場合には、第2粉砕プレス28のストロークを第1粉砕プレス24のストロークよりも小さく設定し、ストローク数(プレス回数)を大きく設定するのも好ましい。
第1叩打機26および第2叩打機30は、コンクリート柱1の搬送中および停止中を通して常にコンクリート柱1を叩打するようにしてもよいし、ローラコンベヤ22による搬送に同期して、搬送中または停止中に所定回数ずつ叩打するようにしてもよく、粉砕されたコンクリート3を十分に叩き落せるように適宜設定されればよい。
なお、図示例のコンクリート柱破砕装置10においては、粉砕プレス(24,28)および叩打機(26,30)の組を2組によって、コンクリート3の破砕を十分に行っているが、コンクリート柱1のサイズが小さい場合などであって、1組の粉砕プレスおよび叩打機でコンクリート3の粉砕および分離を十分に行える場合には、粉砕プレスおよび叩打機を1組有するものとしてもよい。反対に、コンクリート3のサイズが大きい場合や強度の強いものであって、2組の粉砕プレスおよび叩打機では十分な粉砕が行えない場合には、3組以上を備えてもよい。
また、コンクリート破砕部14において、コンクリート3の粉砕および叩き落しの際に発生するコンクリート3の粉塵を回収する粉塵回収機を備えるのが好ましい。
鉄筋回収部16は、コンクリート破砕部14によってコンクリート3が分離された鉄筋2を回収するものであり、送りローラ対52と、鉄筋切断機54と、鉄筋結束機56とを備えている。コンクリート破砕部14から搬送された鉄筋2は、送りローラ対52によって所定速度で鉄筋切断機54に送られる。送りローラ対52は、図示しない制御手段によって、搬入部12のローラコンベヤ22によるコンクリート柱1の搬送と同調して駆動される。
鉄筋切断機54は、送りローラ対52による鉄筋2の送り量に同期して、カットグラインダ58によって鉄筋2を所定長さに切断する。カットグラインダ58の上流側および下流側には、切断時の鉄筋2の跳ね上がりを抑えるための押さえロール対60を配置するのが好ましい。
鉄筋切断機54によって所定長さに切断された鉄筋2は、カットグラインダ58の下流側の押さえロール対60または図示しない搬送ロール対によって、開閉式の床板(シャッタ式床板。以下、シャッタと呼ぶ。)62の上へ搬送される。シャッタ62は、鉄筋切断機54における鉄筋2の切断時および切断された鉄筋2がシャッタ62上に搬送されている間は、床部を閉鎖して鉄筋2を支持している。そして、シャッタ62は、切断後の鉄筋2の全体がシャッタ62上に置かれた後に、水平かつ幅方向(図2中、上下方向)にスライドして、シャッタ62上の鉄筋2を下方へ落下させる。なお、シャッタ62は、スライド式のものには限定されず、下方へ押し下がる扉式のものであってもよい。
シャッタ62の下方には、鉄筋2を受け取るテーブル64が、シャッタ62から鉄筋2の厚さよりやや広い間隔をあけて待機している。このように、テーブル64をシャッタ62に近づけておくことで、シャッタ62の開放時に鉄筋2が落下する距離をできるだけ小さくでき、鉄筋2を安定して受け取ることができる。テーブル64は、テーブルリフタ66上に載置されている。テーブルリフタ66は、テーブル64が鉄筋2を受け取るごとに、鉄筋2の1本分の高さ程度テーブル64を下降させる。また、テーブル64上の鉄筋2がすべて排出されると、再びシャッタ62に近接する初期位置にテーブル64を上昇させる。
鉄筋結束機56は、鉄筋切断機54によって所定長さに切断され、テーブル64上に所定本数積み上げられた鉄筋2を、針金等を用いて結束する。鉄筋結束機56によって結束された鉄筋2の束は、図示しない排出手段により、テーブル64からパレット68へと排出される。
コンクリート回収部18は、コンクリート破砕部14の全域にわたって延在し、コンクリート破砕部14から排出された、破砕されたコンクリート3(瓦礫)を搬送する第1瓦礫搬送コンベヤ70と、第1瓦礫搬送コンベヤ70によって運ばれたコンクリート3をコンクリート柱破砕装置10の外部へと排出する第2瓦礫搬送コンベヤ72とを備えている。
図示例においては、第1瓦礫搬送コンベヤ70は、コンクリート破砕部14および鉄筋回収部16の各処理位置の下方に、各処理機の内部を貫くように配置されている。このような構成は、コンクリート柱破砕装置10の設置スペースを小さくすることができる点で好ましい。しかし、本発明はこれに限定されず、第1瓦礫搬送コンベヤ70は、コンクリート破砕部14および鉄筋回収部16の処理位置から水平方向にずらして配置されてもよい。この場合、コンクリート破砕部14の第1叩打機26および第2叩打機30の位置には、第1叩打機26および第2粉砕プレス28によって叩き落とされたコンクリート3を第1瓦礫搬送コンベヤ70の上に案内するガイドや、搬送機構が適宜設けられればよい。
第2瓦礫搬送コンベヤ72は、第1瓦礫搬送コンベヤ70によってコンクリート柱破砕装置10の後端まで搬送されたコンクリート3を受け取って、コンクリート3をさらに細かく粉砕する粉砕機や、廃材置き場等へ搬送する。
以上、本発明に係るコンクリート柱破砕装置について詳細に説明したが、本発明は上記種々の実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明のコンクリート柱破砕装置の一実施形態を示す模式的断面図である。 図1のコンクリート柱破砕装置の上面図である。
符号の説明
1 コンクリート柱
2 鉄筋
3 コンクリート
10 コンクリート柱破砕装置
12 搬入部
14 コンクリート破砕部
16 鉄筋回収部
18 コンクリート回収部
20 支持台
22 ローラコンベヤ
24 第1粉砕プレス
26 第1叩打機
28 第2粉砕プレス
30 第2叩打機
32、42 下プレート
34、44 上プレート
36、46 瓦礫ガイド
38、48 ハンマー
40、50 油圧シリンダ
52 送りローラ対
54 鉄筋切断機
56 鉄筋結束機
58 カットグラインダ
60 押さえロール対
62 シャッタ
64 テーブル
66 テーブルリフタ
68 パレット
70 第1瓦礫搬送コンベヤ
72 第2瓦礫搬送コンベヤ

Claims (5)

  1. 鉄筋およびコンクリートからなるコンクリート柱の破砕装置であって、
    前記コンクリート柱を所定の速度で搬入する搬入部と、
    前記コンクリート柱をその軸方向と直交する方向において前記コンクリート柱を挟んで対向する2平面で押圧する押圧手段、および、前記押圧手段による押圧によって破砕した前記コンクリートを前記鉄筋から叩き落して分離する叩打手段を備えるコンクリート破砕部と、
    前記コンクリート破砕部において前記コンクリートが分離された前記鉄筋を回収する鉄筋回収部と、
    前記コンクリート破砕部において分離された前記コンクリートを回収するコンクリート回収部とを有することを特徴とするコンクリート柱破砕装置。
  2. 前記押圧手段の前記2平面は、前記コンクリート柱の軸方向に直交する方向において、前記コンクリート柱の幅以上の長さを有することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート柱破砕装置。
  3. 前記コンクリート破砕部は、前記押圧手段および前記叩打手段の組を複数備えることを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリート柱破砕装置。
  4. 前記鉄筋回収部は、前記鉄筋を所定長さに切断する切断手段と、前記切断手段によって切断された複数本の前記鉄筋を結束する結束手段とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンクリート柱破砕装置。
  5. 前記鉄筋回収部は、さらに、
    前記切断手段による前記鉄筋の切断時には前記鉄筋を支持し、切断後の前記鉄筋の全体が載置された後にスライドして前記鉄筋を下方へ落下させる開閉式の床板と、
    前記床板の下方に配置されたテーブルと、
    前記テーブル上の前記鉄筋の量が増えるごとに前記テーブルを下降させるとともに、前記鉄筋が排出された後に前記テーブルを再び初期位置へ上昇させるテーブルリフタと、
    前記テーブル上の複数の前記鉄筋が結束された後、結束された前記鉄筋の束を排出する排出手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載のコンクリート柱破砕装置。
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