JP2005333956A - コンバイン - Google Patents

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Hisayuki Satoji
久幸 里路
Toshiro Nagai
敏郎 長井
Hiroshi Iwamoto
岩本  浩
Koji Izumi
浩二 泉
Shin Futagami
伸 二神
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Abstract

【課題】引起装置の上方回動を大きく行い、高い畦などに上方回動した引起装置が衝突するおそれなく、刈刃で植立穀稈を刈り取ることができるコンバインを提供することである。
【解決手段】コンバインの圃場内の複数条の植立穀稈を引き起こす穀稈引起装置9を複数並列配置し、該穀稈引起装置9の後方に株元搬送チェーン22aを有する供給搬送装置22を配置した刈取装置6を備え、全ての穀稈引起装置9を一つの引起ユニット9Aとして、その頂部に設けた伝動ケース41を中心に上下方向に回動自在な構成とし、該引起ユニット9Aを上方へ回動させたときに、前記株元搬送チェーン22aの先端を距離Lだけ伝動ケース41の前方に位置させることにより、引起ユニット9Aが元の位置にあるときに引起ユニット9Aが行う穀稈の掻き込み作用を、株元搬送チェーン22aが代わって行うことができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、圃場において穀類の収穫作業を行う農業用のコンバインに関する。
コンバインは、機体フレームの下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラを有する走行部を配設し、機体フレームの前端側に刈取装置と供給搬送装置が設けられている。前記刈取装置は植立穀稈を分草する分草具と、植立穀稈を引き起こす引起装置と、植立穀稈を刈り取る刈刃と、該刈刃により刈取られた穀稈を挟持して後方に搬送する株元搬送装置から構成されている。この株元搬送装置の後方には、該株元搬送装置から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送する供給搬送装置が設けられ、該供給搬送装置からフィードチェーンに穀稈を引き継がせ、脱穀装置に供給し、脱穀、選別を行っている。また脱穀装置で脱穀された穀粒は一時的にグレンタンクに溜められ、またグレンタンクの後部には縦オーガと横オーガとからなる排出オーガを設け、該排出オーガによりグレンタンク内に一時貯留されている穀粒をコンバインの外部に排出する。
畦ぎわの植立穀稈を刈り取るために刈取装置を引起装置の頂部側にある回動軸を中心に引起装置を前方に大きく上方に回動させて、刈刃で刈り取ることができる構成のコンバインが知られている。
特開2001−161145号公報
上記特許文献記載のコンバインでは、畦ぎわの植立穀稈を刈り取るために刈取装置を引起装置の頂部側にある回動軸を中心に引起装置を前方に大きく上方に回動させて、刈刃で刈り取ることができる。しかし、畦ぎわで植立穀稈を刈刃により刈り取りを行うときに、引起装置の上方回動の程度が十二分ではなく、高い畦などに上方回動した引起装置が衝突するおそれがある。
そこで本発明の課題は、引起装置の上方回動を大きく行い、高い畦などに上方回動した引起装置が衝突するおそれがなく、刈刃で植立穀稈を刈り取ることができるコンバインを提供することである。
上記課題は次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、圃場内の複数条の植立穀稈を引き起こす穀稈引起装置9を複数並列配置し、該穀稈引起装置9の後方に株元搬送チェーン22aを有する供給搬送装置22を配置した刈取装置6を備えたコンバインにおいて、全ての穀稈引起装置9を一つの引起ユニット9Aとして、その頂部に設けた伝動ケース41を中心に上下方向に回動自在な構成とし、前記株元搬送チェーン22aの先端を距離Lだけ伝動ケース41の前方に配置させたコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、引起ユニット9Aを上方へ移動させ、引起ユニット9Aを用いないで、刈刃11で植立穀稈の刈り取りを行った場合、引起ユニット9Aの回動中心である伝動ケース41より株元搬送チェーン22aの先端が前方に位置するので、引起ユニット9Aが元の位置にあるときに引起ユニット9Aが行う穀稈の掻き込み作用を、株元搬送チェーン22aが代わって行うことができる。
請求項2記載の発明は、圃場内の複数条の植立穀稈を引き起こす穀稈引起装置9を複数並列配置し、該穀稈引起装置9の後方に圃場の植立穀稈を刈り取る刈刃11を配置した刈取装置6を備えたコンバインにおいて、全ての穀稈引起装置9を一つの引起ユニット9Aとして、その頂部に設けた伝動ケース41を中心に上下方向に回動自在な構成とし、刈刃11の両端に刈刃分草ガイド50を設けたコンバインである。
請求項2記載の発明によれば、刈刃11の両端に刈刃分草ガイド50を設けると、引起ユニット9Aを上方に移動させて分草具8が圃場面上に無い状態で植立穀稈の刈り取りを行っても、刈刃11の端部に分草ガイド50があるので、未刈稈の穂先が刈刃11の上に倒れ込むことを防止できる。
請求項3記載の発明は、圃場内の複数条の植立穀稈を分草する複数の分草具8と、植立穀稈を引き起こす穀稈引起装置9を複数並列配置し、該穀稈引起装置9の後方に圃場の植立穀稈を刈り取る固定刃11aと移動刃11bからなる刈刃11を配置した刈取装置6を備えたコンバインにおいて、前記分草具8を支持する分草具支持フレーム51aと、該分草具支持フレーム51aを刈刃11の後方部位で左右にわたして連結したブリッジ状フレーム51bとからなる一体構成物である分草フレーム51を穀稈引起装置9に設け、全ての穀稈引起装置9と分草具8と分草フレーム51を一体の引起ユニット9Aとして、その頂部に設けた伝動ケース41を中心に上下方向に回動自在な構成とし、前記引起ユニット9Aが収納位置にあるときに前記ブリッジ状フレーム51bが刈刃11を押圧する位置に配置されるコンバインである。
請求項3記載の発明によれば、ブリッジ状フレーム51bを分草具支持フレーム51aと一体構成とし、このフレーム51bを固定刃11aと移動刃11bからなる刈刃11の上方から押圧できるようにしたので、刈刃11による植立穀稈の刈り取り時の切断作用を損なうことがなく、また各分草具8が連結され、これらの分草具8の強度が向上する。
請求項1記載の発明によれば、引起ユニット9Aを上方へ移動させ、引起ユニット9Aを用いないで、刈刃11で植立穀稈の刈り取りを行った場合、引起ユニット9Aの回動中心である伝動ケース41より株元搬送チェーン22aの先端が前方に位置するので、引起ユニット9Aが元の位置にあるときに引起ユニット9Aが行う穀稈の掻き込み作用を、株元搬送チェーン22aが代わって行うことができる。こうして穀稈の引起しを行う部材が無くても株元搬送チェーン22aにより穀稈の安定した引起しと搬送が行える。
請求項2記載の発明によれば、刈刃11の両端に刈刃分草ガイド50を設けると、引起ユニット9Aを上方に移動させて分草具8が圃場面上に無い状態で植立穀稈の刈り取りを行っても、刈刃11の端部に分草ガイド50があるので、未刈稈の穂先が刈刃11の上に倒れ込むことを防止でき、未刈稈の穂先を刈刃11で切断してしまう不具合が無くなる。
請求項3記載の発明によれば、ブリッジ状フレーム51bを分草具支持フレーム51aと一体構成とし、このフレーム51bを固定刃11aと移動刃11bからなる刈刃11の上方から押圧できるようにしたので、刈刃11による植立穀稈の刈り取り時の切断作用を損なうことなく、また各分草具8が連結され、これらの分草具8の強度が向上し、更に引起ユニット9Aと一体で回動できる。
本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバイン1の側面図を示し、図2はその正面図であり、図3はその内部の刈取装置の一部を示す側面略図を示し、図4は刈取装置の引起装置の正面図を示し、図5は引起装置部分の斜視図を示す。
図1に示すコンバイン1の車体フレーム2の下部には、ゴムなどの可撓性材料材を素材として無端帯状に成型したクローラ4を駆動して走行する走行部3を備え、車体フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、車体フレーム2の上部には脱穀装置15を搭載する。該脱穀装置15はフィードチェーン14を有し、図示していないが、上側に扱胴を軸架した扱室を配置し、下側に選別室を設け、供給された刈取穀稈を脱穀選別する。
また、車体フレーム2の上部側部で刈取装置6と脱穀装置15との間に運転席20を設けている。
刈取装置6は、図3に示すように車体フレーム2の前部に設けた刈取支持台7に前方下方へ延長した刈取支持フレーム13の後部を上下に回動自由に枢着して、この刈取支持フレーム13に刈刃11や各穀稈搬送、調節装置を装着している。
刈取装置6には、その前端下部に設けた分草具8と複数の穀稈引起ラグ32を有する前方下位後方上位に傾斜状の穀稈引起装置9を設け、その後方底部には刈刃11を配置し、さらに刈刃11とフィードチェーン14の始端部との間に、掻込搬送装置21(掻込輪体21a、掻込無端帯21b)と、供給搬送装置22(株元搬送チェーン22a、穂先搬送ラグ22b)などを配置している。
脱穀装置15は回転する扱胴(図示せず)を持ち、扱胴の扱歯によりフィードチェーン14で供給搬送されてきた穀稈から穀粒を脱穀し、排藁、塵埃などを分離し、扱胴の下部に設けた揺動棚、唐箕送風機、シーブなどの作用により穀粒の選別を行い、選別された穀粒をグレンタンク10に一時貯留する。コンバイン1の走行、刈取、脱穀、穀粒排出運転などは、コンバイン1の車体フレーム2上の運転席20に搭乗するオペレータが運転席20の操作装置を操作して行う。
また脱穀装置15で脱穀された穀粒は一時的にグレンタンク10に溜められ、またグレンタンク10の後部には縦オーガと横オーガとからなる排出オーガ19を設け、該排出オーガ19によりグレンタンク10内に一時貯留してある穀粒をコンバイン1の外部に排出する。
本実施例のコンバインでは穀稈引起装置9の構成部材のメンテナンスを安心して、安全に行えるように、全ての分草具8、引起装置9などをユニット化(引起ユニット9Aと言うことにする)し、その頂部にある伝動ケース41を中心に引起ユニット9Aを前方に大きく上動できる構成を採用したことに特徴がある。
図3には引起ユニット9Aを上方に回転させた状態の側面図を示すが、引起ユニット9Aの伝動ケース41を中心として上方に回動させた状態で、引起ユニット9Aの重心Gが伝動ケース41を中心として伝動ケース41の前方側と後方側の両方に位置切換が可能にした構成を示す。
引起ユニット9Aの伝動ケース41の両端と刈取前フレーム45の両端をそれぞれ連結する引起支持フレーム43,43が設けられており、刈取前フレーム45の中央部は刈取装置6の全体を上動可能な刈取支持フレーム13で支持されている。刈取前フレーム45には刈取支持フレーム13の内部の図示しない伝動機構から刈刃11の駆動用の動力が伝達される。また引起ユニット9Aの伝動ケース41の一端部には引起ユニット9Aの上下動用の駆動モータ46が設けられている。また、伝動ケース41には穀稈引起装置9毎に該穀稈引起装置9の下方を支持して持ち上げる上下動ケース47が一体的に設けられており、前記駆動モータ46の駆動力はギア48a,48bを介して上下動ケース47を駆動させ引起ユニット9Aが上下動される。また伝動ケース41の一端部にプーリ49aが固定されている。該プーリ49aの下部には刈取前フレーム45と引起支持フレーム43の内部にある図示しない伝動機構により刈取支持フレーム13の内部の前記伝動機構から動力が伝達されるプーリ49bが設けられており、該プーリ49bとプーリ49aの間にベルト49cが掛けられているので伝動ケース41内の伝動機構にも動力が伝達される。該伝動ケース41から上下動ケース47にも図示しない伝動系が連結しているので、前記伝動ケース41からの駆動力は上下動ケース47の先端の歯車47aを経由して引起装置9の穀稈引起用のラグ32を駆動させることができる。
上記構成により駆動モータ46を駆動させて引起ユニット9Aを上方へ回動させて、該ユニット9Aの後方に位置する掻込搬送装置21(21a、21b)と、供給搬送装置22(22a、22b)、刈刃11のメンテナンスを行う場合、図3の実線位置に示すように引起ユニット9Aの重心Gの位置を伝動ケース41より後方に移動させた場合には、万一ユニット9Aの保持装置が故障した場合でも作業者のいる刈取装置6の前方に落下しないので安全に作業ができる。
また、比較的畦の高さが低い枕刈の場合及び畦越えで支点越えを行う場合には伝動ケース41を回動中心として上方に引起ユニット9Aを図3の二点鎖線位置に回動させ、引起ユニット9Aの重心が、伝動ケース41の前方側にある状態にすると好都合である。
また、図6の要部側面図に示すように引起ユニット9Aの回動中心(伝動ケース41)より供給搬送装置22の株元搬送チェーン22aの先端が距離Lだけ前方に位置する構成にすると、引起ユニット9Aを上方へ移動させ、引起ユニット9Aを用いないで、刈刃11で植立穀稈の刈り取りを行った場合、引起ユニット9Aの伝動ケース41より株元搬送チェーン22aの先端が前方に位置するので、引起ユニット9Aが元の位置にあるときに引起ユニット9Aが行う穀稈の掻き込み作用を、株元搬送チェーン22aが代わって行うことができる。こうして穀稈の引き起しを行う部材が無くても株元搬送チェーン22aにより穀稈の安定した穀稈の引き起しと搬送が行える。
また図7の刈刃設置部の要部平面図と図6に示すように刈刃11の両端に刈刃分草ガイド50aを設け、必要なら更に掻込搬送装置21の掻込輪体21aの上方に設けた切れ藁などの巻き付き防止板50bと刈刃分草ガイド50aとを一体構成とすると、引起ユニット9Aを上方に移動させて分草具8が圃場面上に無い状態で植立穀稈の刈り取りを行っても、刈刃11の端部に分草ガイド50aがあるので、未刈稈の穂先が刈刃11の上に倒れ込むことを防止でき、未刈稈の穂先を刈刃11で切断してしまう不具合が無くなる。
また、掻込搬送装置21の掻込無端帯21bにある掻込ラグ21b1の回動軌跡の外側に刈刃分草ガイド50aを設けているので、植立穀稈の分草後の掻込無端帯21bの掻き込み作用が円滑に行える。
また図8の平面図に示すように、刈刃分草ガイド50の外側に掻込無端帯21bの掻込ラグ21b1の回動軌跡があるように掻込無端帯21bを刈刃11の左右端まで延長して設けることもできる。
引起ユニット9Aを上方に移動させて引起ユニット9Aが無い状態で植立穀稈を刈り取を行った場合に、引起ラグ32の掻き込み作用が無いために刈刃11の端部で切断された穀稈は掻込輪体21aと掻込帯21bに挟持されずに落下する可能性が高くなる。これを防止するために上記したように掻込帯21bのラグ21b1を左右の刈刃11の端部まで延長すると、前記切断穀稈は掻込帯21bのラグ21b1に挟持され、その落下防止を図ることができる。
図9の刈刃部分の平面図と図9のA−A線切断面の矢視図である図10に示すように分草具8を支持する分草フレーム51aを刈刃11の後方部位で左右にわたしたブリッジ状フレーム51bに連結して一体構成として、これらを穀稈引起装置9と一体で回動自在としている。
ブリッジ状フレーム51bを分草フレーム51aと一体構成とし、このフレーム51bを固定刃11aと移動刃11bからなる刈刃11の上方から刃押え53を介して押圧できるようにしたので、刈刃11による植立穀稈の刈り取り時の切断作用を損なうことがなく、また各分草具8が連結され、これらの分草具8の強度が向上し、更に引起ユニット9Aと一体で回動できる。
また、刈刃11の刃押え53の上方にブリッジ状フレーム51bを位置させると、左右往復移動する刈刃11にフレーム51bが干渉することが無く、刈刃11の切断作用を妨げることはない。
さらに、図11の平面図と図12の側面図に示すように供給搬送装置22の株元搬送チェーン22aのガイド22a1を引起ユニット9Aの後方まで延長して配置する構成を採用しても良い。
この場合には引起ユニット9Aを上方に移動させた状態で植立穀稈の刈り取りを行っても、株元搬送チェーン22aのガイド22a1が刈刃11の上方で刈り取った穀稈を株元搬送チェーン22aに案内させることができ、引起装置9の引起ラグ32の掻き込み作用が無くても容易に刈り取った穀稈を株元搬送チェーン22aに搬送できる。
また、供給搬送装置22の穂先搬送ラグ22bの案内ガイド22b1を引起ユニット9Aの後方まで延長しておくと、引起ユニット9Aを上方に移動させた状態で植立穀稈の刈り取りを行っても、同様に刈刃11の端部上方で刈り取った穀稈を前記案内ガイド22b1に案内させることができる。
図13の平面図と図14の側面図に示すように供給搬送装置22の穂先搬送ラグ22bを引起ユニット9Aの後方まで延長して配置する構成を採用しても良い。図に示す例では穂先搬送ラグ22bに対して所定の角度を持って配置された補助穂先搬送ラグ22b’を設けて、補助ラグ22b’で搬送した穂先をラグ22bが受け取り搬送する構成にする。
こうして引起ユニット9Aを上方に移動させた状態で植立穀稈の刈り取りを行っても、穀稈を引起ユニット9Aの後方にわたって確実に搬送することができる。
図15の平面図に示すように供給搬送装置22の株元搬送チェーン22aを引起ユニット9Aの後方まで延長して配置する構成を採用しても良い。株元搬送チェーン22aを引起ユニット9Aの後方まで延長することにより穀稈を確実に搬送することができる。
また、図16の正面図に示すように株元搬送チェーン22aは図11、図12に示す構成のままとして、引起支持フレーム43に穀稈案内ガイド55を設けて、その穀稈案内ガイド55の先端が株元搬送チェーン22aの前端部付近まで伸びる構成としても良い。
この構成によれば、引起ユニット9Aを上方に移動させた状態で植立穀稈の刈り取りを行った場合にも引起支持フレーム43から株元搬送チェーン22aに向けて伸びる穀稈案内ガイド55が刈り取り後の穀稈を容易に搬送することができる。
本発明は、圃場において穀類の収穫作業を行う農業用のコンバインなどの作業車両に適用できる。
本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの側面図である。 図1のコンバインの正面図である。 図1のコンバインの刈取装置部分を主に示す側面略図である。 図1のコンバインの引起ユニットの支持部材の構成部の正面図である。 図1のコンバインの引起ユニットの斜視図である。 図1のコンバインの刈取装置部分を主に示す側面略図である。 図1のコンバインの刈取装置部分の平面図である。 図1のコンバインの変形例の刈取装置部分の平面図である。 図1のコンバインの変形例の刈取装置部分の平面図である。 図9のA−A線切断拡大図である。 図1のコンバインの変形例の刈取装置部分の平面図である。 図11のコンバインの刈取装置部分を主に示す側面略図である。 図1のコンバインの変形例の刈取装置供給搬送装置を主に示す平面図である。 図13の側面図である。 図1のコンバインの変形例の刈取装置供給搬送装置を主に示す平面図である。 図1のコンバインの変形例の刈取装置供給搬送装置を主に示す平面図である。
符号の説明
1 コンバイン 2 車体フレーム
3 走行部 4 クローラ
6 刈取装置 7 刈取支持台
8 分草具 9 穀稈引起装置
9A 引起ユニット 10 グレンタンク
11 刈刃 11a 固定刃
11b 移動刃 13 刈取支持フレーム
14 フィードチェーン 15 脱穀装置
19 排出オーガ 20 運転席
21 掻込搬送装置 21a 掻込輪体
21b 掻込無端帯 21b1 ラグ
22 供給搬送装置 22a 株元搬送チェーン
22b 穂先搬送ラグ 22a1 株元搬送チェーンガイド
22b1 穂先搬送ラグ案内ガイド 22b’ 補助穂先搬送ラグ
41 伝動ケース 43 引起支持フレーム
45 刈取前フレーム 46 駆動モータ
47 上下動ケース 48a,48b ギア
49a,49b プーリ 49c ベルト
50a 刈刃分草ガイド 50b 巻き付き防止板
51a 分草フレーム 51b ブリッジ状フレーム
53 刃押え 55 穀稈案内ガイド

Claims (3)

  1. 圃場内の複数条の植立穀稈を引き起こす穀稈引起装置9を複数並列配置し、該穀稈引起装置9の後方に株元搬送チェーン22aを有する供給搬送装置22を配置した刈取装置6を備えたコンバインにおいて、
    全ての穀稈引起装置9を一つの引起ユニット9Aとして、その頂部に設けた伝動ケース41を中心に上下方向に回動自在な構成とし、前記株元搬送チェーン22aの先端を距離Lだけ伝動ケース41の前方に配置させたことを特徴とするコンバイン。
  2. 圃場内の複数条の植立穀稈を引き起こす穀稈引起装置9を複数並列配置し、該穀稈引起装置9の後方に圃場の植立穀稈を刈り取る刈刃11を配置した刈取装置6を備えたコンバインにおいて、
    全ての穀稈引起装置9を一つの引起ユニット9Aとして、その頂部に設けた伝動ケース41を中心に上下方向に回動自在な構成とし、刈刃11の両端に刈刃分草ガイド50を設けたことを特徴とするコンバイン。
  3. 圃場内の複数条の植立穀稈を分草する複数の分草具8と、植立穀稈を引き起こす穀稈引起装置9を複数並列配置し、該穀稈引起装置9の後方に圃場の植立穀稈を刈り取る固定刃11aと移動刃11bからなる刈刃11を配置した刈取装置6を備えたコンバインにおいて、
    前記分草具8を支持する分草具支持フレーム51aと、該分草具支持フレーム51aを刈刃11の後方部位で左右にわたして連結したブリッジ状フレーム51bとからなる一体構成物である分草フレーム51を穀稈引起装置9に設け、全ての穀稈引起装置9と分草具8と分草フレーム51を一体の引起ユニット9Aとして、その頂部に設けた伝動ケース41を中心に上下方向に回動自在な構成とし、前記引起ユニット9Aが収納位置にあるときに前記ブリッジ状フレーム51bが刈刃11を押圧する位置に配置されることを特徴とするコンバイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010011771A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Kubota Corp 刈取収穫機の刈り取り搬送構造

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