JP2005333084A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光近接効果によるパターン形状の変動を抑制し、光近接効果補正の演算処理量を少なくすることができ、また、製造上の目ずれやゲート寸法の変動によるトランジスタ特性の変動を抑制することができる半導体記憶装置、特に、SRAMのメモリセル構造の提供。
【解決手段】拡散層4やポリシリコン5と金属配線6とを相互に接続するコンタクト7をメモリセル1を一定の間隔で区画するグリッド8の交点9上に配置し、かつ、コンタクト7が配置されない交点9にもダミーコンタクト7aを設けることにより、全てのコンタクト7の間隔を一定に保ち光近接効果による影響を均一にしてパターン形状の変化を抑制すると共に光近接効果補正の演算処理量を削減する。また、トランジスタ近傍の拡散層4やポリシリコン5を直線的に形成して屈曲部を無くしてゲート形状の均一化を図りトランジスタ特性の変動を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、SRAM(Static Random Access Memory)のメモリセル構造に関する。
半導体記憶装置に用いられるSRAMのメモリセルの基本的な構造として、4個のMOSトランジスタ(2個の駆動用MOSトランジスタ及び2個の転送用MOSトランジスタ)と2個の高抵抗素子とで構成される高抵抗負荷型と、6個のMOSトランジスタ(2個の駆動用MOSトランジスタと2個の負荷用MOSトランジスタと2個の転送用MOSトランジスタ)で構成されるCMOS型とが知られており、特に、CMOS型のSRAMは、データ保持時のリーク電流が非常に小さく信頼性が高いことから、論理ICに混載される半導体記憶装置などとして広く用いられている。
このCMOS型のSRAMを回路図で示すと、図4に示すようになり、Pチャネル型MOSトランジスタP1とNチャネル型MOSトランジスタN1とで第1のインバータが構成され、Pチャネル型MOSトランジスタP2とNチャネル型MOSトランジスタN2とで第2のインバータが構成されている。また、第1のインバータの入力端子と第2のインバータの出力端子とは転送用のNチャネル型MOSトランジスタN3を介してデータ線DL1に接続され、第1のインバータの出力端子と第2のインバータの入力端子とは転送用のNチャネル型MOSトランジスタN4を介してデータ線DL2に接続され、更に転送用のNチャネル型MOSトランジスタN3とN4のゲートはワード線WLに接続されている。
このような回路構成のSRAMを半導体基板上に実現する場合、様々なレイアウトが考えられる。例えば、下記特許文献1(特開平10−178110号公報)には、図5に示すように、中央のNウェル領域2に第1のインバータを構成する第1のPチャネル型MOSトランジスタP1と第2のインバータを構成する第2のPチャネル型MOSトランジスタP2とが配置され、Nウェル領域2両側のPウェル領域3に、第1のインバータを構成する第1のNチャネル型MOSトランジスタN1及び転送用の第3のNチャネル型MOSトランジスタN3と、第2のインバータを構成する第2のNチャネル型MOSトランジスタN2及び転送用の第4のNチャネル型MOSトランジスタN4とが各々配置されたメモリセル構造が開示されている。
また、下記特許文献2(特開2002−373946号公報)には、図6に示すように、N型のアクセスMOSトランジスタ(転送用MOSトランジスタ)Q1、Q2と、N型のドライバMOSトランジスタ(駆動用MOSトランジスタ)Q3、Q4と、P型のロードMOSトランジスタ(負荷用MOSトランジスタ)Q5、Q6とを有する2つのメモリセル1と、その間に設けられたウェル電位を固定するためのウェルコンタクトセル1aとを備え、ウェルコンタクトセル1aを2つのメモリセル1で共有する構造において、メモリセル1の面積とウェルコンタクトセル1aの面積とを等しくなるようにした構造が開示されている。
また、下記特許文献3(特開2001−102464号公報)には、図7に示すように、第1の垂直軸に沿って半導体層に設けられた第1のNチャネル型MOSトランジスタN1及び第2のNチャネル型MOSトランジスタN2に対応する第1の垂直メサと、第1の垂直軸に平行な第2の垂直軸に沿って半導体層に設けられた第1のPチャネル型MOSトランジスタP1に対応する第2の垂直メサと、第2の垂直軸に平行な第3の垂直軸に沿って半導体層に設けられた第2のPチャネル型MOSトランジスタP2に対応する第3の垂直メサと、第3の垂直軸に平行な第4の垂直軸に沿って半導体層に設けられた第3のNチャネル型MOSトランジスタN3及び第4のNチャネル型MOSトランジスタN4に対応する第4の垂直メサとを有するSRAMメモリセルにおいて、垂直メタルチャネルを追加して、この垂直メタルチャネルを1本以上のグローバルデータ線を追加するために使用する構成が開示されている。
特開平10−178110号公報(第5−7頁、第1図) 特開2002−373946号公報(第5−8頁、第1図) 特開2001−102464号公報(第5−8頁、第3図)
SRAMではメモリセル1の面積縮小による価格の低減と特性の安定化を図るために、メモリセル1内の各MOSトランジスタを構成する拡散層やゲート電極となるポリシリコン、Alなどの金属配線、及びこれらを接続するためのコンタクトなどを対称性を維持しつつ効率的にレイアウトすることが重要であり、上記特許文献1〜3に記載された図5乃至図7のSRAMでも対称的な配置が実現されているが、半導体記憶装置の微細化が進み、メモリセルを構成する拡散層やポリシリコン、金属配線、コンタクトの寸法や間隔がリソグラフィーに用いる光の波長に近くなると、SRAMの価格を低減するためにはメモリセルの面積縮小だけでは不十分であり、光近接効果による影響を考慮する必要がある。
この光近接効果について具体的に説明すると、例えば、ポジ型フォトレジストにコンタクトを形成するためのコンタクト孔を開口する場合、コンタクト孔を解像するための光は一定の広がりを持っており、コンタクトの間隔が光の波長に近い距離まで小さくなると、相隣り合うコンタクトを開口するための光が重なり、コンタクトの開口に必要な強度を有する範囲は広くなる。その結果、他のコンタクトとの間隔が狭いコンタクト(群集するコンタクト)と孤立して存在するコンタクトとでは開口径に差が生じてしまい、群集するコンタクトに合わせて露光条件を設定すると孤立するコンタクトの開口径が小さくなって接続不良が生じ、孤立するコンタクトに合わせて露光条件を設定すると群集するコンタクトの開口径が大きくなってコンタクト間でショートが発生し、いずれの場合も歩留まりを低下させる要因となる。
この問題を図5に示す特許文献1の構造で考えると、例えば、Pウェル領域3のNチャネル型MOSトランジスタN1、N2のドレインに接続されるコンタクト7は隣り合うコンタクト7の間隔が狭いのに対して、Nウェル領域2のPチャネル型MOSトランジスタP1、P2のゲートに接続されるコンタクト7は隣り合うコンタクト7の間隔が広いため、これらのコンタクト7の開口径に差が生じて接続不良やショートが発生してしまう。また、図6に示す特許文献2の構造で考えると、例えば、Pウェル領域3の拡散層4に形成されるコンタクト7は隣り合うコンタクト7の間隔が狭いのに対して、メモリセル1のNウェル領域2のP型のロードMOSトランジスタQ5、Q6のソースに接続されるコンタクト7は隣り合うコンタクト7の間隔が広いため、やはりコンタクト1の開口径に差が生じて接続不良やショートが発生してしまう。
このようなコンタクト7の間隔の相違によるコンタクト孔の開口径の変化を抑制するために、従来より光近接効果補正が行なわれているが、90nm世代以降のプロセスでは全てのコンタクトに対して理想的な光近接効果補正を行うとその演算処理量が膨大になって電子線露光の処理時間が長くなってしまい、光近接効果補正による処理が現実的ではなくなってしまう。
また、ArFステッパに代表されるように単一方向にスキャンする露光方法を採用した場合、スキャン方向に対して平行方向の図形と垂直方向の図形とでは寸法精度にずれ(太り、細り)が生じやすく、また、直角に折れ曲がった屈曲部の物理形状は、厳密には直角にならず丸みを帯びた弧状になってしまう。そして、例えば、トランジスタ近傍の拡散層に直角に折れ曲がった屈曲部があると、拡散層4の領域が変化してゲート幅が広くなったり狭くなったりし、また、トランジスタ近傍のポリシリコン5に直角に折れ曲がった屈曲部があると、ゲート長が長くなったり短くなったりし、これらにより拡散層4上のトランジスタ部のゲート寸法が不均一になり、リーク電流などのトランジスタの特性が変動してしまう。
この問題を図7に示す特許文献3の構造で考えると、例えば、Nチャネル型MOSトランジスタN1及びN4の近傍に拡散層4が直角に折れ曲がった屈曲部があるため、この屈曲部がポリシリコン5に近くなると、拡散層4が丸みを帯びることによりゲート寸法(ゲート幅)が変化して所望のトランジスタ特性を得ることができなくなってしまう。
更に、微細なパターンが密集して配置されるようになると位置合わせの精度を高めなければならないが、従来のメモリセル構造では、特にコンタクト7の配置が不均一であるために位置合わせの精度を上げることが難しく、その結果、製造上の目ずれによってトランジスタ特性が大きく変動してしまい、安定した製造が困難になるという問題もある。
このような問題はCMOS型のSRAMに限らず、高抵抗負荷型SRAMや他の種類の半導体記憶装置、更には複数のトランジスタなどの素子が近接して配置される単位領域を含む半導体装置全般に同様に生じ、これらの問題を解決することができるレイアウト構造の提案が望まれている。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その第1の目的は、光近接効果によるパターン形状の変動を抑制し、光近接効果補正の演算処理量を少なくすることができ、また、製造上の目ずれによるトランジスタ特性の変動を抑制することができる半導体記憶装置の構造、特に、SRAMのメモリセル構造を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ゲート寸法の変動を抑制し、トランジスタの特性の均一性を高めることができる半導体記憶装置の構造、特に、SRAMのメモリセル構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の半導体装置は、所定の単位領域に形成される複数のコンタクトが、前記単位領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されているものである。
また、本発明の半導体記憶装置は、メモリセル領域に複数の素子が形成されてなる半導体記憶装置において、前記素子の電極又は端子の各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されているものである。
また、本発明の半導体記憶装置は、メモリセル領域に、少なくとも、2つの駆動用トランジスタと、2つの負荷用トランジスタと、2つ又は4つの転送用トランジスタとが形成されてなるCMOS型スタティックメモリを備える半導体記憶装置において、前記トランジスタのゲート、ソース及びドレインの各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されているものである。
また、本発明の半導体記憶装置は、メモリセル領域に、少なくとも、第1の導電型の第1のトランジスタ及び第2の導電型の第1のトランジスタとからなる第1のインバータと、前記第1の導電型の第2のトランジスタと前記第2の導電型の第2のトランジスタとからなる第2のインバータと、前記第1のインバータの出力端子にソースが接続され、第1のデータ線にドレインが接続され、ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第3のトランジスタと、前記第2のインバータの出力端子にソースが接続され、第2のデータ線にドレインが接続され、前記ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第4のトランジスタとが形成されてなるCMOS型の1ポートスタティックメモリを備える半導体記憶装置において、前記第1の導電型の前記第1乃至第4のトランジスタ及び前記第2の導電型の前記第1及び第2のトランジスタのゲート、ソース及びドレインの各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されているものである。
また、本発明の半導体記憶装置は、メモリセル領域に、少なくとも、第1の導電型の第1のトランジスタ及び第2の導電型の第1のトランジスタとからなる第1のインバータと、前記第1の導電型の第2のトランジスタと前記第2の導電型の第2のトランジスタとからなる第2のインバータと、前記第1のインバータの出力端子に各々のソースが接続され、第1のデータ線又は第2のデータ線に各々のドレインが接続され、ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第3及び第4のトランジスタと、前記第2のインバータの出力端子に各々のソースが接続され、第3のデータ線又は第4のデータ線に各々のドレインが接続され、前記ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第5及び第6のトランジスタとが形成されてなるCMOS型の2ポートスタティックメモリを備える半導体記憶装置において、前記第1の導電型の前記第1乃至第6のトランジスタと前記第2の導電型の前記第1及び第2のトランジスタのゲート、ソース及びドレインの各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されているものである。
本発明においては、前記メモリセル領域内の全ての前記交点に、前記コンタクトが配置されている構成、又は、前記コンタクトが配置されていない前記交点に、前記コンタクトと同形状のダミーコンタクトが形成され、前記メモリセル領域内の全ての前記交点に、前記コンタクト又は前記ダミーコンタクトが配置されている構成とすることができる。
また、本発明においては、トランジスタを構成する各々の拡散層は、基板の法線方向から見て、その長手が前記格子の一方向を向いて並ぶ矩形パターンで構成することができる。
また、本発明においては、前記トランジスタのゲートを構成する導電材は、基板の法線方向から見て、少なくとも前記トランジスタ近傍領域において、その長手が前記拡散層に略直交する矩形パターンで構成することもできる。
このように、メモリセル領域に設けるコンタクトを格子の交点上に整列して配置し、かつ、コンタクトが形成されない交点にはダミーコンタクトを配置することにより、コンタクトの間隔を一定に保つことができ、これにより、光近接効果に起因するコンタクトの消失や隣り合うコンタクトのショートを抑制して歩留まりを向上させることができると共に、光近接効果補正の演算処理量を減らし、電子線露光の処理時間を短縮して製造工数の低減を図ることができる。また、コンタクトを格子の交点上に整列して配列することにより目ずれの影響をメモリセル領域内で一定にすることができるため、トランジスタ特性の均一性を高めることができる。更に、トランジスタ近傍の拡散層やポリシリコンを直線的に形成して屈曲部を形成しないことにより、ゲート寸法の変動を抑制してトランジスタの特性の均一性を高めることができる。そして、これらの効果により、目ずれに強いレイアウト構成を実現することができる。
本発明の半導体記憶装置によれば、下記記載の効果を奏する。
本発明の第1の効果は、光近接効果による歩留まりの低下や光近接効果補正に伴う製造工数の増加を抑制することができるということである。
その理由は、メモリセル内のMOSトランジスタを構成する拡散層やポリシリコンと、その上層に形成する金属配線とを相互に接続するためのコンタクトを、メモリセルを一定の間隔で区画するグリッドの交点上に整列して配置し、かつ、コンタクトが形成されない交点にはコンタクトと略同一形状のダミーコンタクトを配置することにより、コンタクトの間隔を一定に保つことができ、これにより細りによる孤立コンタクトの消失や太りによる群集コンタクトのショートなどを抑制することができるからである。また、コンタクトの間隔が一定になるために、光近接効果補正のための演算処理量を少なくすることができ、これにより電子線露光の処理時間を短くすることができるからである。
また、本発明の第2の効果は、トランジスタの特性の均一性を高めることができるということである。
その理由は、コンタクトをグリッドの交点上に整列して配置することにより、露光時のマスクずれなどによって像全体がシフトした場合でも、全てのコンタクトで同様にシフトするため、特定のトランジスタの特性が目ずれに起因して大きく変動することがないからである。また、コンタクトをグリッドの交点上に整列して配置することにより、拡散層やポリシリコンの形状が単純化され、少なくともトランジスタ近傍における拡散層やポリシリコンを直線的に形成して屈曲部を無くすことができるため、単一方向にスキャンする露光法を用いる場合でも、ゲート寸法の変動を抑制することができるからである。
そして、これらの効果により、目ずれに強いレイアウト構成を実現することができ、特性ばらつきの少ない半導体記憶装置を安定して製造することが可能になる。
従来技術で示したように、SRAMのメモリセル構造に関して様々な提案がなされているが、従来のメモリセル構造では、コンタクトの配置については十分な考慮がなされていないため、微細化に伴ってコンタクト間の距離が露光の光の波長に近くなると、光近接効果によりパターン形状が変化し、孤立コンタクトが消失したり、群集コンタクトがショートするなどの問題が生じていた。また、トランジスタを構成する拡散層やポリシリコンなどの形状についても十分な考慮がなされていないため、トランジスタ近傍における拡散層やポリシリコンに屈曲部があると、特に、ArFステッパなどの単一方向にスキャンする露光法では屈曲部が丸みを帯びてしまい、その結果、ゲート寸法が不安定になってトランジスタの特性が変動するという問題が生じていた。更に、従来のメモリセル構造では、位置合わせが容易になるようにパターンがレイアウトなされていないため、目ずれが生じやすくなり、同様に、トランジスタの特性が変動するという問題も生じていた。
このような問題は、メモリセルの面積をできるだけ小さくすることを主眼にしてパターンが配置されていることに起因している。そこで、本願発明者は、高い歩留まりで均一性に優れたトランジスタを製造することを主眼にして考察した結果、コンタクトの配置に規則性を持たせることにより上記問題が解決できることを見出した。すなわち、拡散層やポリシリコンと、その上層に形成される金属配線とを相互に接続するコンタクトを、メモリセルを一定の間隔で区画するグリッドの交点上に配置し、かつ、コンタクトが形成されない交点にもダミーコンタクト(トランジスタの動作上、必須ではないコンタクト)を設けるという基本概念に基づいてメモリセルを構成することにより、全てのコンタクトの間隔を一定に保ち、光近接効果による影響を均一にしてパターン形状の変化を抑制すると共に光近接効果補正の演算処理量を削減し、また、コンタクトを規則正しく配置することにより目ずれを防止し、トランジスタ特性の変動を抑制している。また、コンタクトをグリッドの交点上に配置することにより、拡散層やポリシリコンの形状を単純化し、トランジスタ近傍における拡散層やポリシリコンを直線的に形成して屈曲部を無くすことにより、ゲート形状の均一化を図りトランジスタ特性の変動を抑制している。以下、その具体的な構造について図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施例に係るSRAMのメモリセル構造ついて、図1及び図2を参照して説明する。図1は、第1の実施例に係る1ポートSRAMのメモリセル構造を示すレイアウト図であり、図2は、本実施例に係る1ポートSRAMの他のメモリセル構造を示すレイアウト図である。
図1及び図4の回路図に示すように、本実施例の1ポートSRAMのメモリセル1は、Pチャネル型MOSトランジスタP1、P2が形成されるNウェル領域2と、Nチャネル型MOSトランジスタN1及びN3と、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びN4とが形成されるPウェル領域3とで構成され、Nチャネル型MOSトランジスタN1とPチャネル型MOSトランジスタP1とで第1のインバータが形成され、Nチャネル型MOSトランジスタN2とPチャネル型MOSトランジスタP2とで第2のインバータが形成され、Nチャネル型MOSトランジスタN3のソースは第1のインバータの出力端子に、ドレインは第1のデータ線DL1に、ゲートはワード線WLに接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN4のソースは第2のインバータの出力端子に、ドレインは第2のデータ線DL2に、ゲートはワード線WLに接続されている。そして、このメモリセル1が繰り返し配置されてSRAMが形成される。
また、各々のウェル領域2、3には、半導体基板に形成された拡散層4と、ポリシリコン5などの導電材と、それらの上層に形成されるAl配線などの金属配線6とがNウェル領域2の中心に対して点対称となるように形成されている。
また、拡散層4又はポリシリコン5と金属配線6とを接続する接続プラグ(以下、コンタクト7と称する。)は、メモリセル1を縦横に一定の間隔の区画する格子(グリッド8)の交点9上に整列して配置されている。ここで、図1の左上及び右下のグリッド8の交点9にはトランジスタの動作上、コンタクトは必要ないが、この交点9にコンタクトを形成しないと、その周囲に配置されるコンタクト7にとっては部分的にコンタクトの間隔が広くなり、光近接効果の影響に差が生じてしまう。そこで、本実施例では、トランジスタの配置によってコンタクト7が必要ない交点9が生じた場合でも、その交点9にダミーコンタクト7aを設けて、全てのコンタクト7又はダミーコンタクト7aで光近接効果の影響が同等になるようにしている。
なお、本実施例におけるグリッド8の間隔はメモリセル構造やコンタクト7の寸法、所要数などに応じて適宜設定することができるが、グリッド8の間隔が狭くなると光近接効果の影響が大きくなることからコンタクト7のサイズの略10倍以内、好ましくは略3〜4倍に設定される。例えば、コンタクト7のサイズが0.22μm×0.22μmの場合はグリッド8の間隔は略0.7〜0.8μm、コンタクト7のサイズが0.16μm×0.16μmの場合はグリッド8の間隔は略0.5〜0.6μm程度とすることができる。また、図ではコンタクト7の中心とグリッド8の交点9とがほぼ一致するように配置しているが、多少のずれは許容することができ、少なくともコンタクト7の一部がグリッド8の交点9に重なっていればよい。
また、コンタクト7をグリッド8の交点9に整列して配置しているため、拡散層4やポリシリコン5を単純なパターンで構成することができる。例えば、図1の構造では、拡散層4はその長手がNウェル領域2とPウェル領域3との境界線に略平行な長方形のみで構成することができ、また、ポリシリコン5は少なくともトランジスタの近傍において屈曲部のない直線的な図形で構成することができる。
上記構造のメモリセル1を製造する方法の一例について以下に説明する。まず、P型シリコン基板に素子分離絶縁膜を形成した後、素子分離絶縁膜で区画された領域にN型不純物やP型不純物などを注入し、押し込み熱処理などを行って、各々のメモリセル1にNウェル領域2とPウェル領域3とを形成する。次に、Nウェル領域2及びPウェル領域3内に、熱酸化法などによりゲート絶縁膜を形成し、その上に、N型の不純物が導入されたポリシリコン5やポリシリコン膜とタングステンシリサイド膜の積層膜など(以下、ポリシリコンとして説明する。)からなるゲート電極やワード線などを形成する。ここで、本実施例では、ポリシリコン5は少なくともトランジスタの近傍において屈曲部のない直線的な図形で構成されているため、ArFステッパなどの単一方向にスキャンする露光法を用いた場合であってもゲート長が長くなったり短くなったりすることがなく、トランジスタ特性の変動を抑制することができる。
次に、ポリシリコン5をマスクとしてN型不純物やP型不純物などを注入してソース・ドレイン領域となる拡散層4を形成して、Nウェル領域2にP型MOSトランジスタP1、P2、Pウェル領域3にN型MOSトランジスタN1〜N4を各々形成する。ここでも、本実施例では、拡散層4はその長手がNウェル領域2とPウェル領域3との境界線に略平行な長方形のみで形成されるため、上記単一方向にスキャンする露光法を用いた場合であっても不純物分布が不均一になってゲート幅が広くなったり狭くなったりすることがなく、同様にトランジスタ特性の変動を抑制することができる。
次に、各トランジスタ上に層間絶縁膜を形成し、拡散層4やポリシリコン5とその上層に形成する金属配線6とを接続するコンタクト7を形成するためのコンタクト孔を開口する。ここで、従来のメモリセル構造では、コンタクト孔が等間隔で配置されていなかったため、コンタクト孔の間隔が広い部分と狭い部分とが生じ、光近接効果により、間隔が広い部分ではコンタクト孔が小さく、間隔が狭い部分ではコンタクト孔が広くなるという問題があったが、本実施例では、コンタクト孔は全てグリッド8の交点9に配置され、かつ、コンタクト7が配置されない交点9が存在する場合にはその交点9にもダミーコンタクト7aが配置されるため、全てのコンタクト孔の光近接効果を同等にすることができ、開口径が均一なコンタクト孔を開口することができる。その後、コンタクト孔にタングステンや銅などの金属を埋設し、グリッド8の全ての交点9にコンタクト7又はダミーコンタクト7aを形成する。
次に、各トランジスタのゲート、ソース・ドレインを相互に接続したり、データ線やワード線と接続するためにAlなどの金属からなる金属配線6を形成する。なお、この金属配線6はコンタクト7と別に形成してもよいし、コンタクト孔が開口された基板全面にCuなどの金属を堆積した後、CMP法やエッチバック法などによってコンタクト孔に金属を埋設すると同時に金属配線6を形成してもよい。
ここで、図1では、Nウェル領域2の両側にPウェル領域3を設けてメモリセル1を構成したが、コンタクト7がグリッド8の交点9上に配置される限りにおいて、ウェル領域2、3の配置や各々のウェル領域2、3におけるトランジスタの配置、拡散層4やポリシリコン5、金属配線6のパターン形状などは任意に設定することができ、例えば、図2に示すようなメモリセル構造にすることもできる。
図2に示す1ポートSRAMのメモリセル1は、Nチャネル型MOSトランジスタN1〜N4が形成されるPウェル領域3の両側に、Pチャネル型MOSトランジスタP1が形成されるNウェル領域2と、Pチャネル型MOSトランジスタP2が形成されるNウェル領域2とが配置され、図1と同様に、Nチャネル型MOSトランジスタN1とPチャネル型MOSトランジスタP1とで第1のインバータが形成され、Nチャネル型MOSトランジスタN2とPチャネル型MOSトランジスタP2とで第2のインバータが形成され、Nチャネル型MOSトランジスタN3のソースは第1のインバータの出力端子に、ドレインは第1のデータ線DL1に、ゲートはワード線WLに接続され、第2のインバータの出力端子にソースが接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN4のソースは第2のインバータの出力端子に、ドレインは第2のデータ線DL2に、ゲートはワード線WLに接続されている。
また、各々のウェル領域に形成された拡散層4やポリシリコン5、金属配線6はPウェル領域3の中心に対して点対称に形成され、拡散層4又はポリシリコン5と金属配線6とを接続するコンタクト7又はダミーコンタクト7aは、メモリセル1を縦横に一定の間隔の区画するグリッド8の交点9上に整列して配置されている。なお、図2の左側のNウェル領域2の上部、右側のNウェル領域2の下部、Pウェル領域3の右上及び左下にはコンタクト7が配置されていないが、図の上下方向にメモリセル1を繰り返し配置すればこれらの部分にもコンタクト7が配置されることになる。また、拡散層4はその長手がNウェル領域2とPウェル領域3との境界線に略平行な長方形のみで構成され、ポリシリコン5は少なくともトランジスタの近傍において屈曲部のない直線的な図形で構成され、このようなメモリセル構造でも図1のメモリセル構造と同様の効果を得ることができる。
このように、拡散層4又はポリシリコン5と金属配線6とを接続するコンタクト7をグリッド8の交点9に整列して配置し、かつ、動作上、コンタクト7が不要な部分にもダミーコンタクト7aを設置することにより、コンタクト7の間隔を略一定に保つことができ、光近接効果による物理図形の太り、細り、丸まりなどの影響を抑制することができると共に、光近接効果補正の演算処理量を少なくして電子線露光の処理時間を短縮することができる。また、拡散層4やポリシリコン5のパターン形状を単純化し、少なくともトランジスタ近傍に屈曲部が形成されないようにすることにより、ArFステッパなどの単一方向にスキャンする露光法を用いた場合であってもゲート寸法の変動を抑制し、トランジスタ特性の均一性を高めることができる。更に、コンタクト7や各層のパターン形状の規則性を高めることにより、目ずれの影響をメモリセル1内で一定にすることができるため、トランジスタ特性の均一性を高めることができ、また、設計に際してもマージンの設定が容易になり、製造時においても位置合わせの調整が容易になる。そして、これらの効果により、目ずれに強いレイアウト構成を実現し、特性の優れたSRAMを安定して製造することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例に係るSRAMのレイアウト構造ついて、図3を参照して説明する。図3は、第2の実施例に係る2ポートSRAMのメモリセル構造を示すレイアウト図である。
前記した第1の実施例では、SRAMの基本的な構造として1ポートSRAMを記載したが、近年、コンピュータの高速化を実現する手段の一つとしてマルチプロセッサ技術が導入されており、マルチプロセッサ技術に対応するために、複数のCPUが1つのメモリ領域を共有できるようにする必要があり、SRAMにおいても、1つのメモリセルに対して2つのポートからアクセスできる2ポートSRAMが提案されている。そこで、本実施例では、この2ポートSRAMに本発明のメモリセル構造を適用している。
具体的には、図2に示すように、本実施例の2ポートSRAMのメモリセル1は、Pチャネル型MOSトランジスタP1、P2が形成されたNウェル領域2と、Nチャネル型MOSトランジスタN1、N3A及びN3Bと、Nチャネル型MOSトランジスタN2、N4A及びN4Bとが形成されたPウェル領域3とで構成され、Nチャネル型MOSトランジスタN1とPチャネル型MOSトランジスタP1とで第1のインバータが形成され、Nチャネル型MOSトランジスタN2とPチャネル型MOSトランジスタP2とで第2のインバータが形成され、Nチャネル型MOSトランジスタN3A及びN3Bのソースは第1のインバータの出力端子に、ドレインは第1及び第2のデータ線に、ゲートはワード線に接続され、Nチャネル型MOSトランジスタN4A及びN4Bのソースは第2のインバータの出力端子に、ドレインは第3及び第4のデータ線に、ゲートはワード線に接続され、このメモリセル1が繰り返し配置されてSRAMが形成される。
また、第1の実施例と同様に、各々のウェル領域に形成された拡散層4やポリシリコン5、金属配線6はNウェル領域3の中心に対して点対称に形成され、拡散層4又はポリシリコン5と金属配線6とを接続するコンタクト7は、メモリセル1を縦横に一定の間隔の区画するグリッド8の交点9上に整列して配置されている。なお、ウェル領域2、3の配置や各々のウェル領域2、3におけるトランジスタの配置、拡散層4やポリシリコン5、金属配線6のパターン形状などは任意であり、図3の構成ではダミーコンタクト7aは形成されていないが、コンタクト7が形成されない交点9が存在する場合にはこの交点9にダミーコンタクト7aを配置することができる。また、拡散層4はその長手がNウェル領域2とPウェル領域3との境界線に略平行な長方形のみで構成され、ポリシリコン5は少なくともトランジスタの近傍において屈曲部のない直線的な図形で構成される。このようなメモリセル構造によっても、図1及び図2に示す第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施例では、1ポートCMOS型SRAM及び2ポートCMOS型SRAMの一例を記載したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、高負荷型SRAMやコンタクト7が近接して配置される単位領域を含む任意の半導体記憶装置や半導体装置に適用することができるのは明らかである。
本発明の第1の実施例に係る1ポートSRAMのメモリセル構造を示すレイアウト図である。 本発明の第1の実施例に係る1ポートSRAMの他のメモリセル構造を示すレイアウト図である。 本発明の第2の実施例に係る2ポートSRAMのメモリセル構造を示すレイアウト図である。 1ポートSRAMのメモリセルの構成を示す回路図である。 従来のSRAMのメモリセルの構成を示すレイアウト図である。 従来のSRAMのメモリセルの構成を示すレイアウト図である。 従来のSRAMのメモリセルの構成を示すレイアウト図である。
符号の説明
1 メモリセル
1a ウェルコンタクトセル
2 Nウェル領域
3 Pウェル領域
4 拡散層
5 ポリシリコン
6 金属配線
7 コンタクト
7a ダミーコンタクト
8 グリッド
9 交点
N1〜N4 Nチャネル型MOSトランジスタ
P1〜P2 Pチャネル型MOSトランジスタ

Claims (9)

  1. 所定の単位領域に形成される複数のコンタクトが、前記単位領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されていることを特徴とする半導体装置。
  2. メモリセル領域に複数の素子が形成されてなる半導体記憶装置において、
    前記素子の電極又は端子の各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. メモリセル領域に、少なくとも、2つの駆動用トランジスタと、2つの負荷用トランジスタと、2つ又は4つの転送用トランジスタとが形成されてなるCMOS型スタティックメモリを備える半導体記憶装置において、
    前記トランジスタのゲート、ソース及びドレインの各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. メモリセル領域に、少なくとも、
    第1の導電型の第1のトランジスタ及び第2の導電型の第1のトランジスタとからなる第1のインバータと、
    前記第1の導電型の第2のトランジスタと前記第2の導電型の第2のトランジスタとからなる第2のインバータと、
    前記第1のインバータの出力端子にソースが接続され、第1のデータ線にドレインが接続され、ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第3のトランジスタと、
    前記第2のインバータの出力端子にソースが接続され、第2のデータ線にドレインが接続され、前記ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第4のトランジスタとが形成されてなるCMOS型の1ポートスタティックメモリを備える半導体記憶装置において、
    前記第1の導電型の前記第1乃至第4のトランジスタ及び前記第2の導電型の前記第1及び第2のトランジスタのゲート、ソース及びドレインの各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. メモリセル領域に、少なくとも、
    第1の導電型の第1のトランジスタ及び第2の導電型の第1のトランジスタとからなる第1のインバータと、
    前記第1の導電型の第2のトランジスタと前記第2の導電型の第2のトランジスタとからなる第2のインバータと、
    前記第1のインバータの出力端子に各々のソースが接続され、第1のデータ線又は第2のデータ線に各々のドレインが接続され、ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第3及び第4のトランジスタと、
    前記第2のインバータの出力端子に各々のソースが接続され、第3のデータ線又は第4のデータ線に各々のドレインが接続され、前記ワード線にゲートが接続された前記第1の導電型の第5及び第6のトランジスタとが形成されてなるCMOS型の2ポートスタティックメモリを備える半導体記憶装置において、
    前記第1の導電型の前記第1乃至第6のトランジスタ及び前記第2の導電型の前記第1及び第2のトランジスタのゲート、ソース及びドレインの各々と、その上層に形成される配線とを接続するための複数のコンタクトが、前記メモリセル領域を一定の間隔で区画する格子の交点上に配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 前記メモリセル領域内の全ての前記交点に、前記コンタクトが配置されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記コンタクトが配置されていない前記交点に、前記コンタクトと同形状のダミーコンタクトが形成され、前記メモリセル領域内の全ての前記交点に、前記コンタクト又は前記ダミーコンタクトが配置されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  8. トランジスタを構成する各々の拡散層は、基板の法線方向から見て、その長手が前記格子の一方向を向いて並ぶ矩形パターンで構成されていることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記トランジスタのゲートを構成する各々の導電材は、基板の法線方向から見て、少なくとも前記トランジスタ近傍領域において、その長手が前記拡散層に略直交する矩形パターンで構成されていることを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
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