JP2005332602A - 面放電型表示デバイス - Google Patents

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智裕 林
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Abstract

【課題】放電維持時の電流量を抑制し、セルの点灯不良、及び隣接するセルとセルの間の誤放電を抑制することで、消費電力が低く、かつ良好な画像表示が可能な面放電型表示デバイスを提供する。
【解決手段】一方の主面に複数の行電極対を設けかつその行電極対を被覆する誘電体層を設けた前面基板20と、一方の主面に複数の列電極対を設けかつその列電極対と前記行電極対が直交するように前記前面基板20に対向して配置した背面基板とを備え、前記誘電体層を比誘電率の異なる2層で構成し、かつ前面基板側の第1誘電体層23aの比誘電率を背面基板側の第2誘電体層23bの比誘電率より小さくした。これにより、消費電力が低く、かつ良好な画像表示が可能な面放電型デバイスとすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示用途等に用いられる面放電型表示デバイスに関するものである。
近年、大画面の高品質テレビへの期待が高まっている。従来から用いられているCRTは、解像度・画質の点でプラズマディスプレイや液晶に対して優れているが、奥行きと重量の点で40インチ以上の大画面には不向きである。また、液晶は、消費電力が少なく、駆動電圧も低いという優れた性能を有しているが、大画面化や視野角に限界がある。これに対して、プラズマアドレス液晶やプラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)などのプラズマ面放電を利用した面放電型表示デバイスは、大画面で狭い奥行きの実現が可能であり、特にPDPにおいては既に60インチクラスの製品が開発されている。
図4は従来の交流型(AC型)PDPの斜視図を示したものである。図4において、前面基板1はフロート法による硼硅酸ナトリウム系ガラスまたは鉛系ガラスよりなるガラス基板であり、この前面基板1の一方の主面上には、複数の行電極対としてのITOなどからなる透明電極2、銀電極またはCr−Cu−Cr電極などからなるバス電極3及びブラックストライプ(BS)4が設けられ、この上をコンデンサの働きをする平均粒径0.1μm〜20μmのガラス粉末を用いて形成された誘電体層5と保護膜(MgO)6が覆っている。
一方、前面基板1に対向配置される背面基板7は、前面基板1同様のガラス基板であり、この背面基板7の前面基板1に対向する主面上には、ストライプ状に配設された複数の列電極対としてのアドレス電極8と、その表面を覆う下地誘電体層9が設けられ、更にその上にアドレス電極8に隣接するように隔壁10が設けられている。そして、隣り合う隔壁10が形成する凹部には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の蛍光体層11が形成されている。
以上の構成により、前面基板1と背面基板7の間の不活性ガスが封入された放電空間において、各透明電極2及びバス電極3とアドレス電極8とが交差するところに単位発光領域となるセルが形成される。
PDPを画像表示する際には、放電空間の内の対応するセルにおいて、透明電極2及びバス電極3とアドレス電極8との間に放電開始電圧以上の電圧を印加することにより放電させてMgO保護膜6内壁に壁電荷を形成した後、同一面内に配されている透明電極2及びバス電極3にパルス電圧を印加することにより壁電荷の形成されたセルの面内において維持放電させる。その時に発生する紫外線が蛍光体層11を励起することにより、赤色、緑色、青色の三原色の可視光が生成され、これらの色を加法混色することによってフルカラー表示できるようになっている。
ところで、上記維持放電時において流れる電流量は、誘電体層5の静電容量の大きさに依存することが分かっている。一般的に使用されるPbOを主成分とする酸化鉛系ガラスからなる誘電体層5は、比誘電率が9〜13と大きく静電容量も大きいので、上記維持放電時に流れる電流量も大きくなり、パネルの消費電力が高くなってしまうという問題がある。
そこで、透明電極2及びバス電極3を覆う誘電体層5の中の、対となる透明電極2及びバス電極3と前面基板1とで囲まれる領域に誘電体層5よりも比誘電率が低い領域を形成する技術(特許文献1)が提案されている。これによれば、対となる透明電極2及びバス電極3の間の比誘電率を下げることで、維持放電時の電流量を抑制して消費電力を低下させつつ、壁電荷を比誘電率の高い誘電体層5に貯めて、点灯不良の発生を抑制している。
特開2003−203574号公報
しかしながら、バス電極3間に精度良く比誘電率が低い誘電体層を形成する必要があるため、ノズルによる直接注入法やフォトリソグラフィ法という複雑な工程を用いらざるを得ず、思い通りに比誘電率が低い領域を形成できずにパネル面内で比誘電率が異なる領域がムラ状に形成され、放電時に輝度ムラが発生してしまう確率が高いという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、輝度ムラの発生を抑制しつつ、放電維持時の電流量を抑制して消費電力を低下させ、セルの点灯不良を抑制することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、一方の主面に複数の行電極対を設けかつその行電極対を被覆する誘電体層を設けた前面基板と、一方の主面に複数の列電極対を設けかつその列電極対と前記行電極対が直交するように前記前面基板に対向して配置した背面基板とを備え、前記誘電体層を比誘電率の異なる2層で構成し、かつ前面基板側の第1誘電体層の比誘電率を背面基板側の第2誘電体層の比誘電率より小さくしたことを特徴とする。
また、本発明は、第1誘電体層の比誘電率と第2誘電体層の比誘電率との差が2以上であることを特徴とする。さらに、第1誘電体層の比誘電率が8以下であり、かつ第2誘電体層の比誘電率が10以上であることを特徴とする。
また、本発明は、第1誘電体層の厚みが行電極対の厚みよりも厚いことを特徴とする。
また、本発明は、第1誘電体層が、Na2OもしくはK2Oを含むガラス材料からなることを特徴とする。
本発明の面放電型表示デバイスによれば、誘電体層が比誘電率の異なる2層で形成され、前面基板側の第1誘電体層の比誘電率が背面基板側の第2誘電体層の比誘電率よりも低くすることで、放電維持時の電流量を抑制して消費電力を低下させつつ、セルの点灯不良及び輝度ムラの発生を抑制することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、PDPに適用した場合を例に説明する。
図1は本発明の一実施の形態によるPDPの前面板の断面図であり、分かり易くするために1つのセルを構成する行電極対1組の周辺部のみを示している。図1に示すように、前面基板20の上に1つの行電極対を形成する透明電極21及びバス電極22が設けられ、それらを被覆するように比誘電率の異なる前面基板20側の第1誘電体層23a及び背面基板側の第2誘電体層23bが形成され、そしてその第2誘電体層23b上にはMgO保護膜24が形成されている。前記第1誘電体層23aの比誘電率は、第2誘電体層23bの比誘電率より低くなるように構成されている。
実際のデバイスとしては、図4に示すように隔壁や蛍光体を備えた背面基板から構成される背面板と組み合わせることで、1つのセルを形成する。
ここで、第1誘電体層23aの比誘電率と第2誘電体層23bの比誘電率との差が2以上であることが好ましく、第2誘電体層23bの比誘電率が第1誘電体層23aの比誘電率より2以上大きいと、点灯不良の発生を抑制しつつパネルの消費電力をより効果的に低減することができる。これは、おそらく第2誘電体層23bより比誘電率が著しく小さい第1誘電体層23aが、対となる透明電極21及びバス電極22間の静電容量を効率的に下げてパネルの消費電力を低減する一方、第1誘電体層23aより比誘電率が著しく大きい第2誘電体層23bが、放電側の静電容量を効率的に上げてMgO保護膜24上に壁電荷を形成しやすくし、点灯不良や輝度ムラを抑制しつつ、更に効率的にパネルの消費電力を低減していると思われる。
また、第1誘電体層23aの比誘電率が8以下であり、かつ第2誘電体層23bの比誘電率が10以上であることが好ましい。これは、第1誘電体層23aの比誘電率が8以下であると、パネルの消費電力を低減することができ、第2誘電体層23bの比誘電率が10以上であると、壁電荷をMgO保護膜24上に形成しやすくし、点灯不良の発生を抑制しつつ、更にパネルの消費電力を低減することができると思われるからである。
また、行電極対と接する第1誘電体層23aは行電極対よりも厚い構成であることが好ましく、この構成とすることで、対をなす電極間の領域の比誘電率及び静電容量をより小さくすることができ、その結果、パネルの消費電力を小さくすることができる。また、対をなす電極間の領域、及び隣接する行電極対の間の領域を、第1誘電体層23aが隙間無く埋める構成であることが、対を成す電極間の領域の比誘電率を更に低下させることができる点でより好ましい。
また、第1誘電体層23aを構成する誘電体ガラス材料は、Na2OもしくはK2Oを含むものを用いている。対となる電極間の比誘電率を低下させるという点では、第1誘電体層23aを構成する誘電体ガラス材料として、比誘電率が9以下、好ましくは8以下の公知の全ての誘電体ガラス材料、例えばNa2O−B23−ZnO系(比誘電率=6.5程度)やK2O−B23−ZnO−SiO2系(比誘電率=7.6程度)のガラスフリットなどが好ましい。
次に、本発明のPDPの製造方法について、説明する。
図1に示すように、前面板は、まず、前面基板20の上に透明電極21及びバス電極22を交互かつ平行に(行電極対を形成するように)ストライプ状に形成する。透明電極21としては、一般的にITOが用いられることが多く、バス電極22としてはAg、Cr−Cu−Cr、Au、Cu、Cr、Al、Niなどの金属化合物であることが、抵抗値、ガラス基板との密着性などの点から好ましい。また、電極材料中に少量のガラス成分を含有させることで、基板との密着性に優れた電極とすることができる。ここで、透明電極21は必ずしも必要であると言うわけではなく、前面基板上に直接、上述の金属化合物からなるバス電極22を形成することもできる。透明電極21はスパッタ法などによりパターニングして作製され、バス電極22はスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などによって塗布及びパターニングし、乾燥や焼成などの工程を経て作製するのが一般的である。
次に、透明電極21及びバス電極22が形成する行電極対の間に、RuO2などの黒色顔料とガラス成分からなるブラックマトリックスを、バス電極22と同様にして形成する。バス電極22とブラックマトリックスの位置関係は、図4のバス電極3とブラックマトリックス4のような位置関係である。
そして、それらを覆うようにして第1誘電体層23aを形成する。第1誘電体層23aは、誘電体層となるガラス材料を含む誘電体層用ペーストを、スクリーン印刷法、ブレードコート法、ダイコート法、ロールコーター法、バーコーター法などの方法により行電極対を被覆するように塗布し、乾燥、焼成の工程を経て作製する。焼成雰囲気や温度は、塗料や基板の特性によって異なるので、これに限定されることはないが、空気、窒素などの雰囲気で400〜600℃で焼成すると良い。焼成炉は、バッチ式の焼成炉や、ベルト式、ウォーキングビーム式の連続型焼成炉を用いることができる。
第1誘電体層23aの厚さは、透明電極21及びバス電極22よりも同等もしくは厚くすることが好ましく、焼成後の膜厚が3〜30μmとなるように形成することが好ましい。しかし、透明電極21及びバス電極22よりも薄くても、これらの行電極対の電極間の比誘電率を下げることはできるため、上述の限りではない。ここで、誘電体層用ペーストは、第1誘電体層23aもしくは第2誘電体層23bとなる誘電体ガラス材料と、その誘電体ガラス材料のバインダーとしての樹脂と、その樹脂を溶解している用材とを少なくとも含んでいることが好ましい。第1誘電体層23a用の誘電体ガラス材料としては、例えば、Na2O−B23−ZnO系(比誘電率=6.5程度)ガラスフリットや、K2O−B23−ZnO−SiO2系(比誘電率=7.6程度)ガラスフリットなどが、比誘電率が低く好適に用いることができる。また、これらの誘電体ガラス材料は、粒度分布が平均粒径D50で0.1〜20μm、好ましくは0.1〜10μmの範囲内にあることが、焼成後に気泡が混入しにくくなるので好ましい。
第2誘電体層23b用の誘電体ガラス材料としては、例えば、PbO−B23−SiO2系(比誘電率=12程度)ガラスフリットや、PbO−B23−SiO2−CaO系ガラスフリット(比誘電率=10.8程度)などが、比誘電率が高く好適に用いることができる。また、これらの誘電体ガラス材料は、第1誘電体層23a用の誘電体ガラス材料と同様に、粒度分布が平均粒径D50で0.1〜20μm、好ましくは0.1〜10μmの範囲内にあることが、焼成後に気泡が混入しにくくなるので好ましい。
誘電体ガラス材料のバインダー樹脂は、誘電体ガラス材料のバインダーとして機能しうるものであれば特に限定されず、従来公知のものを全て使用できる。バインダー樹脂としては、例えば、ニトロセルロースやエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース系樹脂、ポリブチルアクリレート、ポリメタクリレートなどのアクリル系樹脂やアクリル系共重合体、ポリビニルアルコールやポリビニルブチラールなどが挙げられ、これらの中から1種を単独で、もしくは2種以上を併用して用いるのが一般的である。これらバインダー樹脂を溶解する溶剤は、上述のバインダー樹脂を溶解するものであれば特に限定されず、従来公知のものを全て使用できる。
溶剤としては、例えば、α−、β−、γ−テルピネオールなどのテルペン類、エチレングリコールモノアルキルエーテル類、エチレングリコールジアルキルエーテル類、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル類、ジエチレングリコールジアルキルエーテル類、エチレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、エチレングリコールジアルキルエーテルアセテート類、ジエチレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、ジエチレングリコールジアルキルエーテルアセテート類、プロピレングリコールモノアルキルエーテル類、プロピレングリコールジアルキルエーテル類、プロピレングリコールトリプロピルエーテル類、プロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、プロピレングリコールジアルキルエーテルアセテート類、プロピレングリコールトリアルキルエーテルアセテート類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルフォキシド、ピリジン、アセトニトリル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの酢酸アルキル類、アルキルアミン類、ジアルキルアミン類、トリアルキルアミン類などが好ましく挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの溶媒は、単独でも、任意の2種以上を組み合わせ混合して用いても良い。
また、これらの誘電体層用ペーストには、必要に応じて、分散剤、可塑剤、粘度調節剤などを加えることができる。可塑剤としては、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、ポリエチレングリコール、グリセリンなどが挙げられ、また、粘度調節剤としては、アエロジルなどのチキソ剤を挙げることができる。これらの添加剤の配合割合は、前記誘電体層用ペーストの機能を阻害しない範囲であれば、特に制限されないが、塗料全体に対し、通常、0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜5質量%であることが、焼成時の欠陥発生抑制の点から好ましい。
また、これらの誘電体層用ペーストは、例えば誘電体ガラス材料、バインダー樹脂、溶媒、分散剤、可塑剤、粘度調節剤、及びその他の添加剤などの各種成分を、所望の組成となるように配合した後、3本ローラー、ボールミル、サンドミル等の分散機によって均質に混合分散することにより、調製することができる。
また、第1誘電体層23aをパターニングして形成する際に、上述の誘電体層用ペーストを用いるのではなく、第1誘電体層23a用の誘電体ガラス材料と、シート形成用のバインダー樹脂とを少なくとも含む誘電体層用シートを貼り付け、焼成して作製するようにしても良い。シート形成用の樹脂は、一般的に用いられているものであれば、特に制限はなく使用することができる。また、誘電体層用シートの貼り付け工程では、ラミネータ法もしくはプレス法を好適に用いることができる。
次に、比誘電率が高い第2誘電体層23bは、第2誘電体層用の誘電体ガラス材料を含む誘電体層用ペーストを、第1誘電体層23aが形成された基板上に塗布し、乾燥、焼成することで作製する。ここで、誘電体層用ペーストの替わりに誘電体層用シートを貼り付け、乾燥、焼成することでも作製することができる。上述の誘電体層用ペーストの塗布方法としては、スクリーン印刷法、ブレードコート法、ダイコート法、ロールコーター法、バーコーター法などが好適に用いられ、これらの方法を単独で、もしくは2種以上を組み合わせて用いることができる。また、上述の誘電体層用シートの貼り付け方法としては、ラミネート法やプレス法などが公的に用いられ、これらの方法を単独で、もしくは2種以上を組み合わせて用いることができる。
焼成雰囲気や温度は、塗料や基板の特性によって異なるのでこれに限定されることはないが、空気、窒素などの雰囲気で400〜600℃で焼成すると良い。焼成炉は、バッチ式の焼成炉や、ベルト式、ウォーキングビーム式の連続型焼成炉を用いることができる。
そして最後に、こうして得られた第1誘電体層23a表面上に保護膜24を被覆する。保護膜24は、例えば、酸化マグネシウム(MgO)からなるものであり、スパッタリング法やCVD法(化学蒸着法)などによって所望の厚み(0.3〜1μm)となるように形成することができる。
一方、背面板は、図4に示すように、まず背面基板7の上にアドレス電極8を平行にストライプ状に形成する。アドレス電極8としては、バス電極3と同様にAg、Cr−Cu−Cr、Au、Cu、Cr、Al、Niなどの金属化合物であることが、抵抗値、ガラス基板との密着性などの点から好ましい。また、電極材料中に少量のガラス成分を含有させることで、基板との密着性に優れた電極とすることができる。
そして、誘電体層となる誘電体ガラス材料を含む誘電体層用ペーストを、スクリーン印刷法、ブレードコート法、ダイコート法、ロールコーター法、バーコーター法などを用いて、焼成後の厚さが2〜20μmとなるように5〜60μm塗布して乾燥し、焼成して下地誘電体層9を作製する。焼成雰囲気や温度は、塗料や基板の特性によって異なるのでこれに限定されることはないが、空気、窒素などの雰囲気で400〜600℃で焼成すると良い。焼成炉は、バッチ式の焼成炉や、ベルト式、ウォーキングビーム式の連続型焼成炉を用いることができる。
続いて、下地誘電体層9の上に隔壁ガラス材料を含む隔壁用ペーストを塗布してパターニングし、ストライプ状に隔壁10を作製する。ここで、隣り合う2つの隔壁と1つのアドレス電極とで囲まれる空間がセル(単位発光領域)を形成するためのマトリックスの1列となる。隔壁10用の隔壁ガラス材料としては、例えば、PbO−B23−SiO2系(比誘電率=12程度)のガラスなどを用いることが一般的である。また、下地誘電体層9及び隔壁10中には、チタニア、アルミナ、チタン酸バリウム、ジルコニアなどのセラミックスや高融点ガラスから選ばれた少なくとも1種を、フィラーとして加えることができる。これらフィラーは熱膨張係数を低下させて焼成時の収縮率を小さくし、基板にかかる応力を低下させるなどの効果がある。特に、白色フィラーを用いた場合には、表示光の反射を向上させるため、高い輝度の映像を提供するPDPとすることができる。
隔壁10のパターニング方法としては、隔壁用ペースト中に感光性樹脂を含有させることによるフォトリソグラフィ法や、焼成前の乾燥膜状態の際にパターニングされた保護膜を貼付し、Al23などの微粒子を衝突させることで隔壁を削り出すサンドブラスト法などを用いることができる。
そして、この隔壁10の間の溝に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各蛍光体粒子と有機バインダーとを少なくとも含むペースト状の蛍光体インクを塗布する。そして、これを400〜590℃の温度で焼成して樹脂及び溶剤を焼失させることで、各蛍光体粒子が結着してなる蛍光体層11を作製する。
このようにして作製された前面板と背面板は、前面板の各電極と背面板のアドレス電極とが直交するように重ね合わせられると共に、パネル周縁に封着用ガラスを介挿させ、これを例えば450℃程度で10〜20分焼成して気密シール層を形成させることにより封着する。そして、各セルを構成する放電空間内を一旦高真空(例えば1.1×10-4Pa)に排気した後、放電ガス(例えば、He−Xe系、Ne−Xe系の不活性ガス)を所定の圧力で封入することによってPDPが作製される。
ここで、背面板に塗布される蛍光体インキは、各色蛍光体粒子、バインダー、溶媒が混合され、15〜3000cps(センチポアズ)となるように調合されたものであり、必要に応じて、界面活性剤、SiO2粒子、分散剤(0.1〜5wt%)等を添加しても良い。
この蛍光体インキに調合される蛍光体粒子としては一般的に使用されるものが用いられる。例えば、赤色蛍光体粒子としては、(Y,Gd)BO3:Eu、及びY23:Euで表される化合物が用いられる。これらは、その母体材料を構成するY元素の一部がEuに置換された化合物である。緑色蛍光体としては、BaAl1219:Mn、及びZn2SiO4:Mnで表される化合物などが用いられる。これらの蛍光体は、その母体材料を構成する元素の一部がMnに置換された化合物である。青色蛍光体としては、BaMgAl1017:Eu、及びBaMgAl1423:Euで表される化合物などが用いられる。これらの蛍光体は、その母体材料を構成するBa元素の一部がEuに置換された化合物である。
蛍光体インキに調合されるバインダーとしては、エチルセルロースなどのセルロース系樹脂アクリル系樹脂やアクリル系共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラールなど(インキの0.1〜10wt%)を用いることができ、溶媒としては、α−テルピネオールなどのテルペン類、ブチルカルビトール、ジエチレングリコール、メチルエーテル、及び水などを用いることができる。
次に、具体的な実施例を説明する。具体的実施例についても、PDPを例として説明するが、本発明の面放電型表示デバイスは、プラズマアドレス液晶においても好ましく適用できる。
実施例1〜5及び比較例1、2として、PDPの前面板を、図2のような形態で各20枚ずつ作製した。実施例1〜5及び比較例1のPDPは、前面ガラス基板30上に銀ペースト(ノリタケ社製NP−4028)を用いてバス電極31を膜厚5μm、幅80μmとなるように作製した。そして、電極を被覆するように誘電体ペーストを塗布し、乾燥・焼成して第1誘電体層32aを膜厚10μmで形成した。ここで、第1誘電体層32aに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率、供給形態、及びその塗布に用いた形成方法は表1に記載の通りである。そして、その上にPbO−B23−ZnO(比誘電率=12)系ガラスを含む誘電体ペーストを膜厚が第1誘電体層と合計で40μmとなるように塗布し、乾燥・焼成して第2誘電体層32bを形成した。そして、その上にMgO保護膜33を膜厚が0.5μmとなるように形成した。
この前面板を別途作製した背面板と合わせた後、真空排気し、放電ガスとしてNe(ネオン)とXe(キセノン)の混合ガスをそれぞれ95vol%、及び5vol%で圧力が66.5kPaとなるように封入して、200mm×300mmの大きさのPDPを作製した。
また、比較例2のPDPは、バス電極31までは、実施例1〜5および比較例1と同様に作製し、第1誘電体層32aは誘電体層用ペーストを行電極対を被覆するように塗布し、焼成後の膜厚が10μmとなるように形成した。そして、その上に被覆するように誘電体層用ペーストを、焼成後の膜厚が第1誘電体層と合計で40μmとなるように塗布し、乾燥・焼成して第2誘電体層32bを形成した。ここで、第1誘電体層32aに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率、供給形態、その塗布に用いた形成方法、及び第2誘電体層32bに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率は表1に記載の通りである。その後、実施例1〜5と同様にしてPDPを作製した。
また、比較例3として、PDPの前面板を、図3に記載のような形態で作製した。バス電極31までは実施例1〜5と同様に作製し、第1誘電体層32aは、誘電体層用ペーストを対となる電極と電極の間隙を埋めるように塗布し、焼成後の膜厚が5μmとなるように形成した。そして、その上を被覆するように誘電体層用ペーストを、焼成後の膜厚が第1誘電体層32aと合計で、40μmとなるように塗布し、乾燥・焼成して第2誘電体層32bを形成した。ここで、第1誘電体層32aに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率、供給形態、その塗布に用いた形成方法、及び第2誘電体層32bに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率は表1に記載の通りである。その後、実施例1〜5と同様にしてPDPを作製した。
上記PDP(実施例1〜5及び比較例1〜3)を同じ構成をするPDP駆動装置に接続し、PDPの駆動時における維持放電電圧、相対発光効率、及び投入電力を測定した。なお、この時の前面板のバス電極への入力波形は、10kHz、デューティー比10%の矩形波を用いた。点灯不良の有無は、最低維持放電をかけて全白表示している際に点灯していないセルがあった場合を×、そうでない場合を○とした。また、作製した20枚の中で面内に輝度ムラが生じていたパネルの数を百分率で計算した。その結果を表2に示す。
Figure 2005332602
Figure 2005332602
表2より、比較例1は投入電力が70.4W、相対発光効率が0.57lm/Wであるのに対し、実施例1〜5は全て投入電力が約1〜8W低下し、相対発光効率が1〜13%向上していた。特に第1誘電体層の比誘電率と第2誘電体層の比誘電率との差が2以上の場合では、相対発光効率が10%以上向上していた。また、比較例2では発光効率が大きく向上している反面、点灯不良が発生していたが、実施例1〜5では点灯不良は発生していなかった。また、比較例3では発光効率が向上し、点灯不良も抑制していたが、55%の確率で輝度ムラが発生していた。しかし、実施例1〜5では輝度ムラは発生していなかった。
次に、本発明の実施例6〜9として、PDPの前面板を、バス電極31までは実施例1〜5と同様にして作製し、その上に行電極対を被覆するように誘電体層用ペーストを表3に記載の方法で塗布し、乾燥・焼成して第1誘電体層32aを形成した。そして、実施例1〜5と同様にして第2誘電体層32b、MgO保護膜33などを作製し、背面板と合わせてPDPを作製した。ここで、第1誘電体層32aに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率、供給形態、その塗布に用いた形成方法、及び第2誘電体層32bに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率は表3に記載の通りである。
実施例10及び11として、PDPの前面板を、バス電極31までは実施例1〜5と同様にして作製し、その上に誘電体層用シートを表3に記載の方法でそれぞれ貼り付け、焼成して、第1誘電体層32aを形成した。そして、実施例1〜5と同様にして第2誘電体層32b、MgO保護膜33などを作製し、背面板と合わせてPDPを作製した。
また、こうして作製した実施例6〜11のPDPを、実施例1〜5のPDPと同様にして維持放電電圧、相対発光効率、投入電力、点灯不良、輝度ムラ発生率を評価した。比較例としては、比較例1〜3を用いた。その結果を表4に示す。
Figure 2005332602
Figure 2005332602
表4より、比較例1は投入電力が70.4W、相対発光効率が0.57lm/Wであるのに対し、実施例6〜11は全て投入電力が約7W低下し、相対発光効率が11〜12%向上していた。また、比較例2では発光効率が大きく向上している反面、点灯不良が発生していたが、実施例6〜11では点灯不良は発生していなかった。また、比較例3では発光効率が向上し、点灯不良も抑制していたが、55%の確率で輝度ムラが発生していた。しかし、実施例6〜11では輝度ムラは発生していなかった。
次に、実施例12〜17及び比較例4〜8として、PDPの前面板を、図3に記載のような形態で作製した。バス電極31までは実施例1〜5と同様にして作製し、その上に行電極対を被覆するように誘電体層用ペーストを、表5に記載の方法で塗布し、乾燥・焼成した第1誘電体層32aを形成した。そして、実施例1〜5と同様にして第2誘電体層32b、MgO保護膜33などを作製し、背面板と合わせてPDPを作製した。ここで、第1誘電体層32aに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率、供給形態、その塗布に用いた形成方法、及び第2誘電体層32bに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率は表5に記載の通りである。
また、こうして作製した実施例12〜17及び比較例4〜8のPDPを、実施例1〜5のPDPと同様にして維持放電電圧、相対発光効率、投入電力、点灯不良、輝度ムラ発生率を評価した。その結果を表6に示す。
Figure 2005332602
Figure 2005332602
表6より、比較例1は投入電力が70.4W、相対発光効率が0.57lm/Wであるのに対し、実施例12〜17は全て投入電力が約5〜9W低下し、相対発光効率が約6〜15%向上し、輝度ムラの発生率も10%以下と良好であった。第1誘電体層の比誘電率が8以下かつ第2誘電体層の比誘電率が10以上の実施例14、16、及び17は輝度ムラの発生は無く、特に良好であった。また、比較例2では発光効率が大きく向上している反面、点灯不良が発生していたが、実施例12〜17では点灯不良は発生していなかった。また、比較例3では発光効率が向上し、点灯不良も抑制していたが、55%の確率で輝度ムラが発生していた。しかし、実施例12〜17では輝度ムラは発生しても10%以下と低確率であり、歩留まりとしては十分なレベルであった。
そして、比較例4〜6は、比較例1と比べて投入電力が約4〜6W低下し、相対発光効率が約6〜14%向上しているが、点灯不良が発生していた。また、比較例7及び8は、比較例1と比べて投入電力が約1〜2W低下し、点灯不良も発生していないが、パネル面内に輝度ムラが40%ずつの高確率で発生していた。
次に、実施例18〜20として、PDPの前面板を、バス電極31までは実施例1〜5と同様にして作製し、その上に行電極対を被覆するように誘電体層用ペーストを表7に記載の方法で塗布し、乾燥・焼成した第1誘電体層32aを形成した。そして、実施例1〜5と同様にして第2誘電体層32b、MgO保護膜33などを作製し、背面板と合わせてPDPを作製した。ここで、第1誘電体層32aに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率、供給形態、その塗布に用いた形成方法、膜厚、及び第2誘電体層32bに用いた誘電体ガラス材料とその比誘電率は表7に記載の通りである。
また、こうして作製した実施例18〜20のPDPを、実施例1〜5のPDPと同様にして維持放電電圧、相対発光効率、投入電力、点灯不良、輝度ムラ発生率を評価した。その結果を表8に示す。
Figure 2005332602
Figure 2005332602
表8より、比較例1は投入電力が70.4W、相対発光効率が0.57lm/Wであるのに対し、実施例18〜20は全て投入電力が約0.5〜4.5W低下し、相対発光効率が約0.9〜5%向上していた。特に誘電体膜厚が電極同等以上の実施例19及び20は相対発光効率が比較例1と比べて1%以上の向上を示し、良好であった。また、実施例18〜20では点灯不良は発生せず、輝度ムラも観察されなかった。
以上説明したように、本発明によれば、誘電体層を比誘電率の異なる2層で構成し、かつ前面基板側の第1誘電体層の比誘電率を背面基板側の第2誘電体層の比誘電率より小さくしたもので、維持放電時に流れる電流量を抑制して、パネルの消費電力を低下させることができ、またパネル面内での輝度ムラの発生を抑制することができる。また、比誘電率が低い第1誘電体層を行電極対の電極と電極の間、及び隣接する行電極対の間にパターニングして形成する必要がなく、製造工程を簡略化できるとともに、面内に均一に比誘電率が低い領域を形成することが可能であり、パターニングする際に起こりうる輝度ムラ不良の発生を抑制できる。そして、透明電極及びバス電極とMgO保護膜の間が、第1誘電体層と第2誘電体層の2層構成となるため、誘電体層焼成時の、外部から混入した異物やバス電極などから発生する気泡の成長を第1誘電体層で抑制することができ、絶縁耐圧性能を向上させることができる。従って、歩留まり向上とコストダウンを行うことができる点でも好ましい。
以上のように本発明は、放電維持時の電流量を抑制し消費電力を低下させつつ、セルの点灯不良及び輝度ムラの発生を抑制することができ、大画面化が可能なPDPにとって有用な発明である。
本発明の一実施の形態によるPDPの前面板を示す断面図 本発明の具体的実施例による前面板を示す断面図 本発明の比較例としての前面板を示す断面図 AC型PDPの要部構成を示す斜視図
符号の説明
1 前面基板
2 透明電極
3 バス電極
4 ブラックストライプ(BS)
5 誘電体層
6 MgO保護膜
7 背面基板
8 アドレス電極
9 下地誘電体層
10 隔壁
11 蛍光体層
20 前面基板
21 透明電極
22 バス電極
23a 第1誘電体層
23b 第2誘電体層
24 MgO保護膜
30 前面基板
31 バス電極
32a 第1誘電体層
32b 第2誘電体層
33 MgO保護膜

Claims (5)

  1. 一方の主面に複数の行電極対を設けかつその行電極対を被覆する誘電体層を設けた前面基板と、一方の主面に複数の列電極対を設けかつその列電極対と前記行電極対が直交するように前記前面基板に対向して配置した背面基板とを備え、前記誘電体層を比誘電率の異なる2層で構成し、かつ前面基板側の第1誘電体層の比誘電率を背面基板側の第2誘電体層の比誘電率より小さくしたことを特徴とする面放電型表示デバイス。
  2. 第1誘電体層の比誘電率と第2誘電体層の比誘電率との差が2以上であることを特徴とする請求項1に記載の面放電型表示デバイス。
  3. 第1誘電体層の比誘電率が8以下であり、かつ第2誘電体層の比誘電率が10以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の面放電型表示デバイス。
  4. 第1誘電体層の厚みが行電極対の厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の面放電型表示デバイス。
  5. 第1誘電体層が、Na2OもしくはK2Oを含むガラス材料からなることを特徴とする請求項1に記載の面放電型表示デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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