JP2005332516A - ディスクの製造装置および製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 UV硬化型シート70および成形済のディスク80が貼り合わされたディスクが金型90に真空吸着された原盤14と平行な位置に保持される。まず、センターピン92が上昇し、次に、原盤14が配置されたディスク周囲の台91と一体の金型90が上昇する。ローラ101がディスク周囲の台91と接触し、ローラ101が回転すると、ローラ101がディスクを原盤14に対して押しつける。シリンダの推力94a、94bによって加圧力が発生する。ローラ101が回転し、原盤14のピットパターンがシート70に対して転写される。加圧ローラ101は、センターピン92のディスク80の面から突出した先端部を逃げるように、座繰り穴101aが設けられている。
【選択図】 図14
Description
11μmであり、DVD(Digital Versatile Disc)規格では、光源波長:650nm、NA:0.6、スポット径:1.32μmである。BD規格では、スポット径を0.58μmまで絞ることができ、DVDと比して、約1/5とすることができる。さらに、対物レンズの開口数NAを高めた結果、ディスク面とレーザ光の光軸がなす角度の90°からの傾きに許される角度誤差(チルト・マージンと称される)が小さくなるので、情報層を覆うカバー層を0.1mmまで薄くしている。
ディスク基板成形装置と、成形基板冷却装置と、反射膜成膜装置と、UV硬化シート貼り合せ装置と、情報ピット転写装置と、転写基板剥離装置と、カバー層貼り合せ装置とを持ち、
転写装置は、L1層情報ピットの形成された原盤上に、L0層情報を形成した基板にUV硬化型シートを貼り合せたディスクを、UV硬化型シートが原盤に対面するように重ね、基板の上からローラーによってL1層情報ピットをUV硬化型シートに対して圧着転写し、
基板の上方からUV光を照射してUV硬化型シートを硬化させることを特徴とするディスク製造装置である。
基板の上からローラーを圧着走行させ、UV硬化型シートに原盤の情報を転写し、
基板の側からUV光を照射してUV硬化型シートを硬化させてL1情報層を形成するようになされる。
ディスク基板成形工程と、成形基板冷却工程と、反射膜成膜工程と、UV硬化シート貼り合せ工程と、情報ピット転写工程と、転写基板剥離工程と、カバー層貼り合せ工程とを有し、
転写工程は、L1層情報ピットの形成された原盤上に、L0層情報を形成した基板にUV硬化型シートを貼り合せたディスクを、UV硬化型シートが原盤に対面するように重ね、基板の上からローラーによってL1層情報ピットをUV硬化型シートに対して圧着転写し、
基板の上方からUV光を照射してUV硬化型シートを硬化させることを特徴とするディスク製造方法である。
基板の上からローラーを圧着走行させ、UV硬化型シートに原盤の情報を転写し、
基板の側からUV光を照射してUV硬化型シートを硬化させてL1情報層を形成する。
が悪くなる。好ましくは、ローラ101の移動速度は、60〜100mm/secとされる。
ローラ101による転写荷重は、50kg〜300kgの範囲とされる。転写荷重が少ないと、転写不良が発生し、転写荷重が大きすぎると、UV硬化型シート70の変形が生じる。好ましくは、転写荷重が150kg〜300kgとされる。転写時の原盤14の温度は、30°C〜60°Cとなるように制御される。原盤14の温度が低すぎると、転写不良が発生し、温度が高すぎると、シートの外形寸法・厚みなどが変動したりする。好ましくは、転写時の原盤14の温度は、40°C〜50°Cとされる。
ダを介したプッシャープレート123が下降し、ディスク120の接着剤塗布面がPCシート17と接触する。このときのディスク120の下降時間が短いほうが気泡の発生が少なくでき、0.05〜0.1秒が望ましい。
2・・・反射膜
3・・・カバー層
4・・・UV硬化型接着剤
5・・・PCシート
6・・・ハードコート
7・・・UV硬化型シート
8・・・半透過反射膜
14・・・原盤
70・・・UV硬化型シート70
80・・・成形済のディスク
90・・・金型90
92・・・センターピン
101・・・ローラ
101・・・座繰り穴
Claims (18)
- 基板上にL0層を有し、上記L0層上に中間層を有し、上記中間層上にL1層を有し、上記L1層上にカバー層を有するディスクの製造装置において、
ディスク基板成形装置と、成形基板冷却装置と、反射膜成膜装置と、UV硬化シート貼り合せ装置と、情報ピット転写装置と、転写基板剥離装置と、カバー層貼り合せ装置とを持ち、
上記転写装置は、L1層情報ピットの形成された原盤上に、L0層情報を形成した基板にUV硬化型シートを貼り合せたディスクを、上記UV硬化型シートが上記原盤に対面するように重ね、上記基板の上からローラーによって上記L1層情報ピットを上記UV硬化型シートに対して圧着転写し、
上記基板の上方からUV光を照射して上記UV硬化型シートを硬化させることを特徴とするディスク製造装置。 - 請求項1において、
1台の成形機と1台の成膜装置で多層ディスクを製造するディスク製造装置。 - 請求項1において、
上記L1層情報ピット転写用原盤に金属原盤を使用するディスク製造装置。 - 請求項1において、
原盤台の上に原盤を固定し、上記UV硬化型シートを貼り合せた基板を上記UV硬化型シートが上記原盤に向き合うように平行に重ね、
上記基板の上からローラーを圧着走行させ、上記UV硬化型シートに上記原盤の情報を転写し、
上記基板の側からUV光を照射して上記UV硬化型シートを硬化させてL1情報層を形成するディスクの製造装置。 - 請求項4において、
上記基板の周囲に上記基板の高さより僅かに低い台を設けるようにしたディスク製造装置。 - 請求項4において、
転写は、上記基板を上記原盤台の中心部に設置されたセンターピンで位置出しした状態で行うディスク製造装置。 - 請求項6において、
上記センターピンの高さが上記基板厚より大きいものとされ、上記基板表面より突出した上記センターピンの先端部を避ける穴が上記ローラに設けられたディスク製造装置。 - 請求項4において、
上記原盤が所定の温度に温度制御されるディスク製造装置。 - 請求項4において、
上記ローラーの転写開始位置は、上記ローラーの中心位置が上記基板の外周エッジより外側とされ、上記ローラーの転写終了位置は、上記ローラー中心位置が基板外周エッジより外側とされたディスク製造装置。 - 基板上にL0層を有し、上記L0層上に中間層を有し、上記中間層上にL1層を有し、上記L1層上にカバー層を有するディスクの製造方法において、
ディスク基板成形工程と、成形基板冷却工程と、反射膜成膜工程と、UV硬化シート貼り合せ工程と、情報ピット転写工程と、転写基板剥離工程と、カバー層貼り合せ工程とを有し、
上記転写工程は、L1層情報ピットの形成された原盤上に、L0層情報を形成した基板にUV硬化型シートを貼り合せたディスクを、上記UV硬化型シートが上記原盤に対面するように重ね、上記基板の上からローラーによって上記L1層情報ピットを上記UV硬化型シートに対して圧着転写し、
上記基板の上方からUV光を照射して上記UV硬化型シートを硬化させることを特徴とするディスク製造方法。 - 請求項10において、
1台の成形機と1台の成膜工程で多層ディスクを製造するディスク製造方法。 - 請求項10において、
上記L1層情報ピット転写用原盤に金属原盤を使用するディスク製造方法。 - 請求項10において、
原盤台の上に原盤を固定し、上記UV硬化型シートを貼り合せた基板を上記UV硬化型シートが上記原盤に向き合うように平行に重ね、
上記基板の上からローラーを圧着走行させ、上記UV硬化型シートに上記原盤の情報を転写し、
上記基板の側からUV光を照射して上記UV硬化型シートを硬化させてL1情報層を形成するディスクの製造方法。 - 請求項13において、
上記基板の周囲に上記基板の高さより僅かに低い台を設けるようにしたディスク製造方法。 - 請求項13において、
転写は、上記基板を上記原盤台の中心部に設置されたセンターピンで位置出しした状態で行うディスク製造方法。 - 請求項15において、
上記センターピンの高さが上記基板厚より大きいものとされ、上記基板表面より突出した上記センターピンの先端部を避ける穴が上記ローラに設けられたディスク製造方法。 - 請求項13において、
上記原盤が所定の温度に温度制御されるディスク製造方法。 - 請求項13において、
上記ローラーの転写開始位置は、上記ローラーの中心位置が上記基板の外周エッジより外側とされ、上記ローラーの転写終了位置は、上記ローラー中心位置が基板外周エッジより外側とされたディスク製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004151830A JP2005332516A (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | ディスクの製造装置および製造方法 |
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JP2005332516A true JP2005332516A (ja) | 2005-12-02 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023054676A1 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | リンテック株式会社 | 硬化性接着シート |
-
2004
- 2004-05-21 JP JP2004151830A patent/JP2005332516A/ja active Pending
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