JP2005332491A - 光情報記録再生装置及び球面収差補正方法 - Google Patents

光情報記録再生装置及び球面収差補正方法 Download PDF

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Abstract


【課題】一つの情報記録層から別の情報記録層に焦点位置を層間ジャンプする際に行う球面収差補正を高速に行って層間ジャンプを短時間且つ安定に行うこと。
【解決手段】光情報記録再生装置により複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生する際に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を、球面収差補正用光学素子を制御して補正する。この時、目標の球面収差補正量に対し、図に示すように、それ以上の補正を可能とする球面収差補正制御信号(通常よりΔL長い)をt1で印加して前記目標の球面収差補正をt2で終了する。これにより球面収差補正を高速に行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、多層光ディスクにデータを記録再生する光学ピックアップを搭載した光情報記録再生装置に係り、特に層間ジャンプ時の球面収差補正方法に関する。
近年、光ディスクなどの記録媒体の記録再生装置に代表される光情報記録再生装置において、光源の短波長化と対物レンズの高開口数化によって大容量光ディスク記録再生装置を実現する手法が提案された。この手法においては、波長405nmの青紫色半導体レーザーと開口数0.85の対物レンズが用いられ、1層につき23Gbytesを超える記録容量を持つ2層ディスク等が実現されている。しかしながら、このような、開口数0.8以上の高開口数対物レンズを備える光情報記録再生装置には、カバー層厚み誤差に起因する球面収差が対物レンズの開口数の4乗に比例して大きくなるため、球面収差を補正する手段を設ける必要がある。また、このような2層ディスクに情報を記録再生する場合、情報信号の層間干渉を防ぐために層間距離を20μm程度確保する必要が生じるが、その層間にあるカバー層で生じる球面収差量を各層ごとに各々補正する手段を設ける必要がある。このような、球面収差を補正する手段として、エキスパンダーレンズを用いる手法や液晶素子を用いる手法などが報告されている。
従来の方法で、層間ジャンプを行う場合に焦点制御信号と球面収差補正信号の2つの信号を制御する必要があるが、図7のように球面収差補正信号を層間ジャンプする先の層に最適化した一定値で制御すると、球面収差補正を行う光学素子の過渡応答特性などにより、制御の開始から終了して、球面収差補正量が安定になるまでにある時間(t1−t2間)が必要となる(例えば特許文献1参照)。一般的に球面収差補正制御にかかる時間の方が焦点制御にかかる時間がより長くなるため(t1<t2)、その間に焦点制御を行うと層間ジャンプ後の焦点誤差信号またはトラッキング誤差信号が残留球面収差により不安定になり層間ジャンプに失敗する場合がある。また、球面収差補正を焦点制御後に行う場合、焦点制御直後のRF信号は残留球面収差により信号品質が劣化しているため、直ぐにはRF信号を正確に再生することができず、待ち時間が必要となる。
特開平2002−157750号公報 (第8−9頁、第1−2図)
従来の上記球面収差を補正する手法を用いて、一つの情報記録層から別の情報記録層に焦点位置を層間移動(層間ジャンプ)を安定に行う方法では、一連の層間ジャンプに要する時間のうち球面収差を補正する時間が球面収差を補正する素子の特性に依存されるため、一連の層間ジャンプを高速に行うことができない。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、一つの情報記録層から別の情報記録層に焦点位置を層間ジャンプする際に行う球面収差補正を高速に行って層間ジャンプを短時間且つ安定に行うことができる光情報記録再生装置及び球面収差補正方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生すると共に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する機能を有する光情報記録再生装置であって、目標の球面収差補正量に対してそれ以上の補正を可能とする球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行う球面収差補正手段を具備することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生すると共に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する機能を有する光情報記録再生装置であって、目標の球面収差補正量に対して制御中変化する球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行う球面収差補正手段を具備することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生すると共に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する機能を有する光情報記録再生装置であって、前記球面収差補正制御を行っている期間に前記球面収差補正誤差を検出する誤差検出手段と、球面収差補正制御開始時に球面収差サーボを切り、その後、焦点位置制御を行なってから検出される球面収差誤差信号により球面収差サーボをかける層間ジャンプ制御手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生する際に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する球面収差補正方法であって、目標の球面収差補正量に対してそれ以上の補正を可能とする球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行うステップを具備することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生する際に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する球面収差補正方法であって、目標の球面収差補正量に対して制御中変化する球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行う球面収差補正ステップを具備することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生する際に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する球面収差補正方法であって、前記球面収差補正制御を行っている期間に前記球面収差補正誤差を検出する誤差検出手段と、球面収差補正制御開始時に球面収差サーボを切るステップと、前記集光スポットの焦点位置制御を行なった後、前記検出される球面収差誤差信号により球面収差サーボをかけるステップとを具備することを特徴とする。
このように本発明では、目標値以上の球面収差補正信号を補正用光学素子、例えば液晶素子に与えることにより或いは、球面収差制御中に球面収差補正信号を変化させて最適化して液晶に与えることにより或いは、球面収差制御開始と共に球面収差サーボを一旦切り、焦点位置制御をかけた時点以降に球面収差サーボを再度かけることにより、球面収差補正の制御時間を短時間として、一連の層間ジャンプ時間を短時間且つ安定に行うことができる。
本発明によれば、目標値以上の球面収差補正信号を補正用光学素子、例えば液晶に与えることにより或いは、球面収差制御中に球面収差補正信号を変化させて最適化して液晶に与えることによって或いは、球面収差制御開始と共に球面収差サーボを一旦切り、焦点位置制御をかけた時点以降に球面収差サーボを再度かけることによって、複数の光情報記録層を有する光記録情報媒体の一つの情報記録層から別の情報記録層へ層間ジャンプする時間がより短くなり、層間ジャンプをより高速に、かつ安定に行うことができる。
また、層間ジャンプが高速になることにより、一つの情報記録層のある位置から別の情報記録層ある位置までに移動して情報を記録、再生する時間(データアクセスタイム)が短くなることで、連続的な情報を記録、再生するための情報保持媒体(メモリやハードディスクなど)の容量を削減することなども可能となり、光情報記録装置全体の製造コストが削減することができると共に、性能向上による他の光情報記録装置との差別化もできる。
一つの情報記録層から別の情報記録層に焦点位置を層間ジャンプする際に行う球面収差補正を高速に行って層間ジャンプを短時間且つ安定に行う目的を、目標値以上の球面収差補正信号を補正用光学素子、例えば液晶に与えることにより或いは、球面収差制御中に球面収差補正信号を変化させて最適化して液晶に与えることによって実現した。
図1は、本発明の一実施の形態に係る光情報記録再生装置の構成を示したブロック図である。光情報記録再生装置は、光学ピックアップ14、レーザーダイオード(LD)駆動回路15、マトリクス回路16、信号処理回路17、球面収差制御回路18、アクチュエータ制御回路19、モータ制御回路20、スピンドルモータ21を有して構成される。
次に本実施の形態の動作について説明する。光学ピックアップ14により光ディスク11から読み出された再生信号は、マトリクス回路16で各サーボ誤差信号および、RF信号とに演算される。演算された各信号は信号処理回路17により、利得調整と位相補償が施され、モータ制御回路20を介してスピンドルモータ21の回転数を制御し、アクチュエータ制御回路19を介して光学ピックアップ14の焦点制御、トラッキング制御のアクチュエータを制御し、球面収差制御回路18を介して光学ピックアップの波面変換素子である液晶素子5(図1参照)を制御し、トラッキング制御の低域成分により、図示しない光学ピックアップ送り制御回路を介して半径方向の送り制御を行っている。また、光学ピックアップ14の発光出力検出用受光素子10から得られる信号より、レーザーダイオード(LD)駆動回路15で光学ピックアップ14の半導体レーザー1を制御して、光ディスク8の情報の記録、再生を行っている。
図2は、図1に示した光学ピックアップの構成を示した図である。光学ピックアップ14は、半導体レーザー1、コリメータレンズ2、回折格子3、偏光ビームスプリッタ4、波面変換素子5、1/4波長板6、高開口数対物レンズ7、光情報記録媒体(光ディスク)8、集光レンズ9、発光出力検出用受光素子10、集光レンズ11、マルチレンズ12、RF信号検出用受光素子13を有して構成される。
次に本実施の形態の動作について説明する。半導体レーザー1からの出射光は、コリメータレンズ2で平行光とされ、トラッキング制御誤差信号を演算するために用いられるサイドスポット生成用の回折格子3を通過し、出射光を分割するための偏光ビームスプリッタ4を真っ直ぐに通過する。偏光ビームスプリッタ4を通過したレーザー光はディスク表面から情報記録層までのカバー層(8a)および情報記録層間のカバー層(8b)の厚さ誤差により生じる球面収差を補正するための波面変換素子(ここでは、一例として液晶素子を用いる)5を通過し、レーザー光の直線偏光を円偏光に変換するための1/4波長板6を通過した後、高開口数対物レンズ7によって光情報記録媒体(光ディスク)8上に集光される。これと共に、出射光の一部は、偏光ビームスプリッタ4によって反射した後、集光レンズ9により発光出力検出用受光素子10へと導かれて、レーザー出力が一定値になるように制御する目的で用いられる。
一方、光ディスク8からの反射光は、高開口数対物レンズ7によって受光され、前記偏光ビームスプリッタ4で反射した後、集光レンズ11側の検出光路へと導かれる。本例においては、焦点制御誤差方式として非点収差法を、トラッキング制御誤差信号として差動プッシュプル法を用いており、集光レンズ11、並びにマルチレンズ12を通った収束光は、サーボ誤差信号及び、RF信号検出用受光素子13へと入射し光電変換される。これらの受光素子から、焦点制御誤差信号、トラッキング制御誤差信号、球面収差制御誤差信号、信号処理用のRF信号とその低域成分であるSUM信号がそれぞれ演算される。
次に、図2に示した光学ピックアップ14を用いて、情報記録層の第1層目(Layer0、以下L0と表記)に対するカバー層厚みが100μm、また、第2層目(Layer1、以下L1と表記)に対するカバー層厚みが75μmである2層光学ディスク媒体8に対して、集光スポットの層間ジャンプを行う場合に生じる球面収差を補正する液晶素子5の制御方法の一例として、L0からL1に移動する際の球面収差制御方法について以下に説明する。
図3は本発明の球面収差制御方法の第1の実施例を説明する波形図である。球面収差制御回路18は、まず、層間ジャンプする先の層に最適化した目標値以上(図中ΔLの分)の球面収差補正信号を液晶素子5に与える。これにより、球面収差制御の開始(t1)から終了するまでの時間(t3)を短くし、一連の層間ジャンプ時間を短く且つ、安定に行うことができる。但し、t3<t2(図7参照)
図4は本発明の球面収差制御方法の第2の実施例を説明する波形図である。球面収差制御回路18は、球面収差補正信号をt1からt4の間可変させて最適化する。この場合は、高速に球面収差補正を終了(t4)させることができる。また、球面収差制御回路18により球面収差補正信号の可変量をジャンプする毎に学習させたりすることにより、可変量を制御して、より高速に且つより安定に層間ジャンプ中の球面収差補正を行うことができる。
図5は本発明の球面収差制御方法の第3の実施例を説明する波形図である。球面収差誤差信号を検出する機能がある光学ピックアップ14においては、通常、図6に示すようにに記録、再生中の信号が最適になるように層間ジャンプ(t1からt2)前後にのみ球面収差サーボ切替信号をONにしてサーボをかけ、球面収差補正制御中は(t1からt2)球面収差サーボ切替信号をOFFにしてサーボをかけない。
しかし、本実施の形態では図5に示すように、球面収差制御回路18は、t1で球面収差補正制御を開始し、球面収差サーボ切替信号をOFFにしてサーボを停止する。その後、球面収差制御回路18はt5で焦点位置制御を行い、層間ジャンプする先の層の球面収差誤差信号が検出されたt6で球面収差サーボをかける。
ここで、球面収差誤差信号はフォーカスサーボがかかっているレイヤーに対しての球面収差量となるので、球面収差補正量との関係はフォーカスサーボがかかっているレイヤーとの差分となる。図5ではt1まではL0にフォーカスサーボがかかっているので球面収差誤差信号は0である。t6の時点でL1にフォーカスサーボがかかった時に、球面収差補正量がL1に対して適正な位置にないので、球面収差誤差信号が発生し、球面収差補正量は球面収差制御により瞬時に引き込まれることになる。
t1はマイコンやDSP等の信号処理回路により発生される層間ジャンプ開始のタイミングで、t1−t5間はタイマー等により一定時間(温度等により可変できる)待った後、t5の時点でフォーカスジャンプを行い、目的のレイヤーにフォーカスサーボがかかり、その後、t6において球面収差サーボをかけたときに目的のレイヤーに対する球面収差が残っているので球面収差制御により急速に引き込む(t6−t7)。このように、球面収差制御を行っている時に、球面収差サーボを入れ切れすることにより、一連の層間ジャンプを高速に行うことができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。例えば上記実施の形態では、情報記録層L0からL1への層間ジャンプを実施例として示したが、同様の手法を用いることで、L1からL0の層間ジャンプも実現できる。
また、上記実施の形態では、球面収差を補正する手段としての波面変換素子を液晶素子として示しているが、エキスパンダーレンズやその他の球面収差補正手段を用いることでも実現できる。
さらに、上記実施の形態では、2層の情報記録層を有する光情報記録媒体を例示しているが、3層以上の記録層を有する光情報記録媒体においても、同様の手法により層間ジャンプ中の球面収差補正を高速に行うことができる。
本発明の一実施の形態に係る光情報記録再生装置の構成を示したブロック図である。 図1に示した光学ピックアップの構成を示した図である。 本発明の球面収差制御方法の第1の実施例を説明する波形図である。 本発明の球面収差制御方法の第2の実施例を説明する波形図である。 本発明の球面収差制御方法の第3の実施例を説明する波形図である。 従来の球面収差制御方法を説明する波形図である。 従来の球面収差制御方法を説明する波形図である。
符号の説明
1……半導体レーザー、2……コリメータレンズ、4……偏向ビームスプリッタ、5……波面変換素子、7……高開口数対物レンズ、8……光情報記録媒体(光ディスク)、14……光学ピックアップ、18……球面収差制御回路、19……アクチュエータ制御回路。

Claims (8)

  1. 複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生すると共に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する機能を有する光情報記録再生装置であって、
    目標の球面収差補正量に対してそれ以上の補正を可能とする球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行う球面収差補正手段を具備する、
    ことを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生すると共に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する機能を有する光情報記録再生装置であって、
    目標の球面収差補正量に対して制御中変化する球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行う球面収差補正手段を具備する、
    ことを特徴とする光情報記録再生装置。
  3. 前記球面収差補正制御中に変化する球面収差補正制御信号の変化量とその際にかかった球面収差補正終了までの時間を記憶し、この記憶データに基づいて球面収差補正終了までの時間を最も短くすることができる球面収差補正制御信号の変化量を求める学習手段を具備することを特徴とする請求項2記載の光情報記録再生装置。
  4. 複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生すると共に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する機能を有する光情報記録再生装置であって、
    前記球面収差補正制御を行っている期間に前記球面収差補正誤差を検出する誤差検出手段と、
    球面収差補正制御開始時に球面収差サーボを切り、その後、焦点位置制御を行なってから検出される球面収差誤差信号により球面収差サーボをかける層間ジャンプ制御手段と、 を具備することを特徴とする光情報記録再生装置。
  5. 前記球面収差補正用光学素子は波面変換素子であることを特徴とする請求項1記載の光情報記録再生装置。
  6. 複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生する際に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する球面収差補正方法であって、
    目標の球面収差補正量に対してそれ以上の補正を可能とする球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行うステップを具備する、
    ことを特徴とする球面収差補正方法。
  7. 複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生する際に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する球面収差補正方法であって、
    目標の球面収差補正量に対して制御中変化する球面収差補正制御信号を前記球面収差補正用光学素子に印加して前記目標の球面収差補正を行う球面収差補正ステップを具備する、
    ことを特徴とする球面収差補正方法。
  8. 複数の情報記録層を有する光情報記録媒体の目標の記録層に集光スポットを形成して信号を記録、再生する際に、前記情報記録層ごとに異なる厚さからなる光透過保護層で生じる球面収差を球面収差補正用光学素子を制御して補正する球面収差補正方法であって、
    前記球面収差補正制御を行っている期間に前記球面収差補正誤差を検出する誤差検出手段と、
    球面収差補正制御開始時に球面収差サーボを切るステップと、
    前記集光スポットの焦点位置制御を行なった後、前記検出される球面収差誤差信号により球面収差サーボをかけるステップと、
    を具備することを特徴とする球面収差補正方法。
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