JP2005331226A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

【課題】 圧縮機から発生する振動がベースプレートを通して冷蔵庫本体に伝達されることを防止できると共に、冷蔵庫の運搬時にベースプレートをロックさせて、ベースプレートに装着された圧縮機及び配管の破損を防止できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 冷蔵庫は、食品が保存される冷却室及び機械室１６が備えられる冷蔵庫本体１０と、前記冷蔵庫本体１０の下部に配設され、圧縮機２４が装着されるベースプレート２２と、前記ベースプレート２２と冷蔵庫本体１０との間に設置され、前記ベースプレート２２を上下方向に移動自在に支持する昇降ユニット３６と、前記昇降ユニット３６の一側に設置され且つ冷蔵庫の移動時に前記ベースプレート２２の上下移動が制限されるように、前記昇降ユニット３６をロックさせるロックユニット４０とを含む。
【選択図】 図１

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、詳しくは、圧縮機から発生する振動が圧縮機の装着されたベースプレートを通して冷蔵庫本体に伝達されることを低減できる冷蔵庫に関する。

図１３は、従来の冷蔵庫の機械室を示す斜視図で、図１４は、従来の冷蔵庫の機械室を示す正面図である。

従来の冷蔵庫は、冷凍室及び冷蔵室などの冷却室が備えられる冷蔵庫本体１０２と、前記冷蔵庫本体１０２の後方下部に位置し、且つ冷媒を圧縮する圧縮機１０４などの冷凍サイクルをなす各種部品が設置される機械室１０６とを含む。

前記冷蔵庫本体１０２は、その前方に、前記冷却室を開閉するドア１０８が装着され、その下部には、前記冷蔵庫本体１０２を高さ調節自在に支持する足部１１０が装着される。

前記機械室１０６は、その前方に、前記機械室１０６を開閉するカバー１１２がスクリュー１１４により締結され、その内部の一方の側には、冷凍サイクルを制御するコントロールボックス１１６が設置され、その内部の上側には、除霜作用などにより前記冷凍サイクルから発生する水が保存されるウォータートレイ１１８が設置され、その下面には、ベースプレート１２０が配設される。前記ベースプレート１２０は、前記冷蔵庫本体１０２の下面にボルト１４０により締結され、前記ベースプレート１２０には、前記圧縮機１０４が装着される。

前記圧縮機１０４は、マウンティングブラケット１２２により前記ベースプレート１２０に装着され、前記マウンティングブラケット１２２には、前記圧縮機１０４から発生する振動が前記冷蔵庫本体１０２に伝達されることを遮断するための防振ゴム１２４が設置される。そして、前記圧縮機１０４は、吸入配管１３０を介して、前記冷蔵庫本体１０２の後方に設置された蒸発器(図示せず)と連結されることによって、前記蒸発器から冷媒が吸入され、且つ吐出配管１３２を介して、前記冷蔵庫本体１０２の後方に設置された凝縮器(図示せず)と連結されることによって、圧縮された冷媒が前記凝縮器に吐出される。

しかしながら、このような従来の冷蔵庫においては、圧縮機を装着するベースプレートが冷蔵庫本体にボルトにより締結されるため、前記圧縮機から発生する振動が前記ベースプレートを通して前記冷蔵庫本体に伝達されるという問題点があった。

特に、ワイン冷蔵庫のように騒音が重要な因子として作用する場合、冷却室に伝達される振動により、ワインの誤熟成が誘発されるという問題点があった。

本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、圧縮機が装着されるベースプレートと冷蔵庫本体とを分離して振動を断絶することにより、前記圧縮機から発生する振動が前記ベースプレートを通して前記冷蔵庫本体に伝達されることを防止できる冷蔵庫を提供することを目的とする。

さらに、本発明の目的は、冷蔵庫の運搬時にベースプレートをロックさせることにより、前記ベースプレートに装着された圧縮機及び配管の破損を防止できる冷蔵庫を提供することにある。

このような目的を達成するために、本発明による冷蔵庫は、食品が保存される冷却室及び機械室が備えられる冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の下部に配設され、且つ圧縮機が装着されるベースプレートと、前記ベースプレートと冷蔵庫本体との間に設置され、且つ前記ベースプレートを上下方向に移動自在に支持する昇降ユニットと、前記昇降ユニットの一方の側に設置され、且つ冷蔵庫の移動時に前記ベースプレートの上下移動が制限されるように、前記昇降ユニットをロックさせるロックユニットとを含むことを特徴とする。

前記昇降ユニットは、前記冷蔵庫本体の下部に形成された支持部に垂直方向に固定されたガイド棒と、前記ベースプレートの両側縁部に形成され、且つ前記ガイド棒に上下方向に移動自在に挿入される昇降部とから構成されることを特徴とする。

前記昇降部は、前記ベースプレートの両側縁部が上方に折曲することによって形成され、前記ガイド棒に挿入されるガイドホールを有することを特徴とする。

前記ロックユニットは、前記支持部の上面に回転自在にヒンジ連結され、且つ使用者の作動によりすなわち外部からの作動により前記昇降部を上方に押し上げる作動レバーと、前記作動レバーと支持部との間に設置され、且つ前記作動レバーに弾性力を付与して前記昇降部が上昇した状態を維持させるバネとから構成されることを特徴とする。

前記作動レバーは、前記冷蔵庫本体の外部に露出するように配設され、且つ使用者により操作される操作部と、前記操作部に連結され、且つ前記支持部に形成されたヒンジブラケットにヒンジ連結されるヒンジ部と、前記ヒンジ部の端部に形成され、且つ前記操作部の操作により、前記ベースプレートを上方に押し上げる作動部とから構成されることを特徴とする。

本発明による冷蔵庫においては、圧縮機が装着されるベースプレートと冷蔵庫本体とを分離し、且つ前記ベースプレートと冷蔵庫本体との間に、前記ベースプレートを上下方向に移動自在に支持する昇降ユニットを設置することにより、前記圧縮機から発生する振動が前記ベースプレートを通して前記冷蔵庫本体に伝達されることを防止できるという効果がある。

また、前記昇降ユニットの一方の側にロックユニットを設置することにより、冷蔵庫の運搬時にベースプレートをロックさせて、前記ベースプレートに装着された圧縮機及び配管の破損を防止できるという効果がある。

以下、添付の図面を参照して、本発明による冷蔵庫の好ましい実施形態を説明する。
図１は、本発明の第１実施形態による冷蔵庫の機械室を示す断面図で、図２は、本発明の第１実施形態による昇降ユニット及びロックユニットを示す断面図で、図３は、本発明の第１実施形態による冷蔵庫の機械室の底面図で、図４は、図３のＡ部拡大図である。

本発明の第１実施形態による冷蔵庫は、冷凍室及び冷蔵室などの冷却室が備えられ、且つ下部に冷蔵庫を支持する足部１２が装着される冷蔵庫本体１０と、前記冷蔵庫本体１０の下部に配置され、且つ冷凍サイクルの各種構成要素が設置される機械室１６とを含む。

前記機械室１６の内部には、冷凍サイクルを制御するコントロールボックス１８が設置され、その内部上側には、除霜作用などにより前記冷凍サイクルから発生する水が保存されるウォータートレイ２０が設置され、その下面には、ベースプレート２２が配設される。そして、前記ベースプレート２２の上面には、冷媒を圧縮する圧縮機２４が装着される。

前記圧縮機２４は、マウンティングブラケット２６により前記ベースプレート２２に装着され、前記マウンティングブラケット２６には、前記圧縮機２４から発生する振動を前記冷蔵庫本体１０に伝達することを遮断するための防振ゴム２８が設置される。

また、前記圧縮機２４は、吸入配管３０を介して蒸発器と連結されることによって、前記蒸発器から冷媒が吸入され、且つ吐出配管３２を介して凝縮器と連結されることによって、圧縮された冷媒が前記凝縮器に吐出される。

前記ベースプレート２２の両側縁部は、前記冷蔵庫本体１０の下面から内側方向に延長形成された支持部４２の上面に所定の間隔をおいて位置する。また、前記ベースプレート２２の下面には支持脚３８が装着されて床面に接触する。

このように、前記ベースプレート２２は、前記冷蔵庫本体１０から分離された状態で配設されるので、前記圧縮機２４から発生する振動が前記ベースプレート２２を通して前記冷蔵庫本体１０に伝達されることを防止する。

前記ベースプレート２２と前記冷蔵庫本体１０との間には、前記ベースプレート２２を前記冷蔵庫本体１０内で上下方向に移動させる昇降ユニット３６が設置され、前記昇降ユニット３６の一方の側には、冷蔵庫の運搬時に前記ベースプレート２２が上下方向に昇降することによって、前記圧縮機２４に連結された吸入配管３０及び吐出配管３２が破損することを防止するために、前記ベースプレート２２が移動できないようにロックさせるロックユニット４０が設置される。

前記昇降ユニット３６は、前記冷蔵庫本体１０の下面に形成された支持部４２に垂直方向に装着されるガイド棒５０と、前記ベースプレート２２の両側縁部が上方に折曲することによって形成され、前記支持部４２の上面から所定の間隔をおいて位置し、且つ前記ガイド棒５０に上下方向に移動自在に挿入されるガイドホール５２を有する昇降部４６と、から構成される。

ここで、前記ガイド棒５０は、前記冷蔵庫本体１０の支持部４２に垂直に立設され、且つ前記ガイド棒の上端には、前記ガイド棒５０に挿入されたベースプレート２２の昇降部４６が離脱することを防止するための離脱防止用ナット５４が締結される。

さらに、前記ガイドホール５２が形成された昇降部４６の上面及び下面には、前記昇降部４６が上下方向に移動することによって、前記離脱防止用ナット５４または支持部４２の上面にぶつかるときに衝撃が発生することを防止するための防振部材５６ａ、５６ｂが装着される。

図５は、本発明の第１実施形態による冷蔵庫の昇降ユニット及びロックユニットの作動状態図である。

本発明による冷蔵庫は、床面に設置された状態となると、前記ベースプレート２２の下面に装着された支持脚３８が床面に接触して、前記ベースプレート２２を支持する。このとき、前記昇降部４６は、前記ガイド棒５０の上下方向のほぼ中間に位置して、所定の範囲内で上下方向に自由に移動する。

従って、前記ベースプレート２２に装着された圧縮機２４から振動が発生すると、前記ベースプレート２２の昇降部４６が前記ガイド棒５０に沿って上下方向に固定されることなく移動できるため、前記圧縮機２４から発生する振動が前記ベースプレート２２を通して前記冷蔵庫本体１０に伝達されることを防止することができる。

前記ロックユニット４０は、前記冷蔵庫を運搬するとき、前記ベースプレート２２の上下移動により、前記ベースプレート２２に装着された各種部品が破損することを防止するために、前記ベースプレート２２が昇降できないようにロックさせるもので、前記支持部４２の上面に回転自在にヒンジ連結され、且つ運搬者または使用者の作動により、すなわち外部からの作動により前記昇降部４６を上方に押し上げる作動レバー５８と、前記作動レバー５８と支持部４２との間に設置され、且つ前記作動レバー５８に弾性力を付与して前記昇降部４６が上昇した状態を維持させるバネ６０とから構成される。

前記作動レバー５８は、前記冷蔵庫本体１０の外部に露出するように配設され、使用者により操作される操作部５８ａと、前記操作部５８ａに連結され、且つ前記支持部４２に形成されたヒンジブラケット６２にヒンジ連結されるヒンジ部５８ｂと、前記ヒンジ部５８ｂの端部に形成され、且つ前記操作部５８ａの操作により、前記ベースプレート２２を上方に押し上げる作動部５８ｃとから構成される。

ここで、前記ヒンジ部５８ｂは、内部に空間部６４が形成され、前記空間部６４に前記バネ６０が配置される。また、前記ヒンジ部５８ｂの両側面にヒンジピン６６が突出して、前記ヒンジブラケット６２に回転自在に支持される。

前記バネ６０は、その一端が前記ヒンジ部５８ｂに連結され、他端が前記冷蔵庫本体１０の支持部４２に連結され、前記作動レバー５８が元の状態のとき、前記作動レバー５８が矢印Ｐ方向（図２に図示）に回転されるように弾性力を付与して、前記作動レバー５８が元の状態を維持できるようにし、前記作動レバー５８が回転された後作動レバー５８の作動部５８ｃが前記ベースプレート２２を上方に押し上げた状態のときは、前記作動レバー５８が矢印Ｑ方向（図５に図示）に回転されるように弾性力を付与して、前記作動レバー５８が回転された状態を維持できるようにする。

以下、このような第１実施形態によるロックユニット４０の動作を説明する。
冷蔵庫を運搬しようとする場合、使用者が作動レバーの操作部を下方に引っ張ると、前記作動レバーは、バネの弾性力を克服してヒンジ部を中心に回転される。すると、前記作動部が前記ベースプレートの昇降部を上方に押し上げて、前記離脱防止用ナットに密着させる。すると、前記ベースプレートが上下移動できないようにロックされた状態となり、前記ベースプレートに装着された圧縮機、並びに前記圧縮機に連結された吸入配管及び吐出配管が破損することを防止することができる。

図６は、本発明の第２実施形態による冷蔵庫の機械室を示す断面図で、図７は、本発明の第２実施形態による昇降ユニット及びロックユニットを示す断面図で、図８は、本発明の第２実施形態によるロックユニットのハンドルを示す斜視図である。

本発明の第２実施形態による昇降ユニット７２は、前記冷蔵庫本体１０の下面に形成された支持部４２に垂直方向に装着されるガイド棒５０と、前記ベースプレート２２の両側縁部が上方に折曲することによって形成され、且つ前記支持部４２の上面から所定の間隔をおいて位置し、且つ前記ガイド棒５０に上下方向に移動自在に挿入されるガイドホール５２を有する昇降部４６とから構成される。

且つ、前記昇降部４６の上面には、前記ガイド棒５０の端部に装着された離脱防止用ナット５４にぶつかるときの衝撃を緩和させる第１の防振部材７６が装着され、前記昇降部４６の下面には、後述するロックユニット７４の作動部材９０が前進するとき、前記作動部材９０をガイドして前記昇降部４６を上昇させることができるように、前面に傾斜面８２が形成されたガイド部材８０が装着される。

また、前記支持部４２の上面には、前記昇降部４６との接触時に緩衝作用をする第２の防振部材７８が装着される。

このような第２実施形態による昇降ユニット７２は、前記ベースプレート２２に装着された圧縮機２４から振動が発生すると、前記ベースプレート２２の昇降部４６が前記ガイド棒５０に沿って上下方向に移動されるため、前記圧縮機２４から発生する振動が前記ベースプレート２２を通して前記冷蔵庫本体１０に伝達されることを防止することができる。

前記ロックユニット７４は、前記冷蔵庫本体１０の下側に形成された収容溝８４に配設され、使用者により回転されるハンドル８６と、前記ハンドル８６に連結され、前記冷蔵庫本体１０に水平方向に形成された螺旋ホール９２にスクリュー締結され、且つ前記ハンドル９４の回転により直線移動されるロッド８８と、前記ロッド８８の端部に装着され、且つ前記ロッド８８の前進により、前記ガイド部材８０を押圧して前記昇降部４６を上昇させる作動部材９０とから構成される。

前記ハンドル８６は、図８に示すように、前記ロッド８８にヒンジ連結され、使用時には外側に広げて使用し、使用が完了すると折り畳んで収容溝８４内に位置させる。

前記ロッド８８は、その外周面に雄ネジ部９４が形成されて、前記冷蔵庫本体１０に形成された螺旋ホール９２にスクリュー締結され、前記ハンドル８６が回転されることによって、回転されると共に直線移動される。

前記作動部材９０には、その一方の側面に前記ガイド部材８０の傾斜面８２と同じ傾斜角を有する傾斜面９６が形成され、前記作動部材９０が前進すると、前記ガイド部材８０は、前記作動部材９０の傾斜面９６に沿って上昇する。

図９は、本発明の第２実施形態によるロックユニットの作動状態図である。
以下、上記の第２実施形態によるロックユニット７４の動作を説明する。
冷蔵庫を運搬しようとする場合、使用者がハンドル８６を回転させると、回転と共にロッド８８が直線移動され、前記ロッド８８の直線移動により、前記ロッド８８の端部に装着された作動部材９０が前進しながら、前記昇降部４６に装着されたガイド部材８０を上方に押し上げる。それによって、前記昇降部４６が上昇しながら、該昇降部４６の上面に装着された第１の防振部材７６が離脱防止用ナット５４に密着して、前記昇降部４６が上下移動することを制限する。従って、前記ベースプレート２２は、上下方向に移動できないようにロックされる。

図１０は、本発明の第３実施形態による冷蔵庫の機械室を示す断面図で、図１１は、本発明の第３実施形態による昇降ユニット及びロックユニットを示す断面図で、図１２は、本発明の第３実施形態による昇降ユニット及びロックユニットの作動状態図である。

本発明の第３実施形態による昇降ユニット１５０は、前記冷蔵庫本体１０の下側内壁に固定される支持棒１５４と、前記支持棒１５４の外周面に上下方向に昇降自在に挿入される防振部材１５６と、前記防振部材１５６の外周面に固定され、且つベースプレート２２の両側縁部から上方に折曲する昇降部１５８とから構成される。

ここで、前記支持棒１５４は、その末端部または下端が前記冷蔵庫本体１０の下側内壁にスクリュー締結されて水平に位置し、その頭部または上端には、前記防振部材１５６が離脱することを防止するためのウォッシャ１６０が装着される。

前記防振部材１５６には、前記支持棒１５４に挿入される空間部１６４が形成され、そして前記空間部１６４は、前記支持棒１５４の外径より大きい内径を有するように形成されているので、前記防振部材１５６が上下方向に移動自在に前記支持棒１５４に挿入される。さらに、前記防振部材１５６の外周面には、周方向に溝またはグルーブ１６２が形成されて、前記昇降部１５８に形成された固定ホール１６６が、この溝またはグルーブに嵌合される。

このように構成された第３実施形態による昇降ユニット１５０は、圧縮機２４から振動が発生すると、前記ベースプレート２２が上下方向に振動し、前記ベースプレート２２の両側縁部に形成された昇降部１５８が結合された防振部材１５６が、前記冷蔵庫本体１０に固定された支持棒１５４に挿入された状態で上下方向に移動されながら、前記圧縮機２４の振動が前記ベースプレート２２を通して前記冷蔵庫本体１０に伝達されることを防止する。

また、第３実施形態によるロックユニット１５２は、前記冷蔵庫本体１０の下側に形成された収容溝１７２に配設され、且つ使用者により回転されるハンドル１７０と、前記ハンドル１７０と直角に連結され、且つ前記冷蔵庫本体１０に水平方向に形成された貫通ホール１６８に回転自在に挿入されるロッド１７４と、前記ロッド１７４の端部に偏心して形成され、前記ベースプレート２２の下面に位置し、且つ前記ロッド１７４の回転により、前記ベースプレート２２を上方に押し上げるカム１７６とから構成される。

また、前記ハンドル１７０と収容溝１７２の一方の側間に、前記ハンドル１７０の回転された位置を維持させるバネ１７８が連結される。前記バネ１７８は、前記ハンドル１７０が上側に位置するか、または前記ハンドル１７０が１８０°回転して下側に位置する場合、前記ハンドル１７０に弾性力を付与して、前記ハンドル１７０の位置を維持させる。

また、前記収容溝１７２の上端及び下端には、前記ハンドル１７０が１８０°以上回転することを防止するための第１のストッパ１８０及び第２のストッパ１８２が形成される。

以下、このような第３実施形態によるロックユニット１５２の動作を説明する。
冷蔵庫を運搬しようとする場合、使用者が前記ハンドル１７０を下方に１８０°回転させると、前記ハンドル１７０に連結されたロッド１７４が回転され、これにより、前記ロッド１７４に連結されたカム１７６が回転されながら、前記カム１７６の面積の広い部分が前記ベースプレート２２を上方に押し上げる。

すると、前記ベースプレート２２の昇降部１５８が結合された防振部材１５６が上昇しながら、前記防振部材１５６の内周面と前記支持棒１５４とが接触して、前記ベースプレート２２が上下方向に移動されることを制限する。

図１は、本発明の第１実施形態による冷蔵庫の機械室を示す断面図である。 図２は、本発明の第１実施形態による昇降ユニット及びロックユニットを示す断面図である。 図３は、本発明の第１実施形態による冷蔵庫の機械室の底面図である。 図４は、図３のＡ部拡大図である。 図５は、本発明の第１実施形態による昇降ユニット及びロックユニットの作動状態図である。 図６は、本発明の第２実施形態による冷蔵庫の機械室を示す断面図である。 図７は、本発明の第２実施形態による昇降ユニット及びロックユニットを示す断面図である。 図８は、本発明の第２実施形態によるロックユニットのハンドルを示す一部斜視図である。 図９は、本発明の第２実施形態による昇降ユニット及びロックユニットの作動状態図である。 図１０は、本発明の第３実施形態による冷蔵庫の機械室を示す断面図である。 図１１は、本発明の第３実施形態による昇降ユニット及びロックユニットを示す断面図である。 図１２は、本発明の第３実施形態による昇降ユニット及びロックユニットの作動状態図である。 図１３は、従来の冷蔵庫の機械室を示す斜視図である。 図１４は、従来の冷蔵庫の機械室を示す断面図である。

符号の説明

１０ 冷蔵庫本体
１６ 機械室
２２ ベースプレート
２４ 圧縮機
３６ 昇降ユニット
３８ 支持脚
４０ ロックユニット
４２ 支持部
４６ 昇降部
５０ ガイド棒
５２ ガイドホール
５４ 離脱防止用ナット
５６ａ、５６ｂ 防振部材
５８ 作動レバー
５８ａ 操作部
５８ｂ ヒンジ部
５８ｃ 作動部
６０ バネ
６２ ヒンジブラケット

Claims (17)

1. 食品が保存される冷却室及び機械室が備えられる冷蔵庫本体と、
   前記冷蔵庫本体の下部に配設され、圧縮機が装着されるベースプレートと、
   前記ベースプレートと冷蔵庫本体との間に設置され、且つ前記ベースプレートを上下方向に移動自在に支持する昇降ユニットと、
   前記昇降ユニットの一方の側に設置され、冷蔵庫の移動時に前記ベースプレートの上下移動が制限されるように、前記昇降ユニットをロックさせるロックユニットと、
   を含むことを特徴とする冷蔵庫。
2. 前記昇降ユニットは、
   前記冷蔵庫本体の下部に形成された支持部に垂直方向に固定されたガイド棒と、
   前記ベースプレートの両側縁部に形成され、前記ガイド棒に上下方向に移動自在に挿入される昇降部と、
   から構成されることを特徴とする請求項１に記載の冷蔵庫。
3. 前記ガイド棒の上端には、前記ベースプレートの昇降部が離脱することを防止する離脱防止用ナットが締結されることを特徴とする請求項２に記載の冷蔵庫。
4. 前記昇降部は、前記ベースプレートの両側縁部が上方に折曲することによって形成され、前記ガイド棒に挿入されるガイドホールを有することを特徴とする請求項２に記載の冷蔵庫。
5. 前記昇降部の上面及び下面の少なくとも何れか一面には、防振部材が装着されることを特徴とする請求項２に記載の冷蔵庫。
6. 前記ロックユニットは、
   前記支持部の上面に回転自在にヒンジ連結され、使用者の作動により前記昇降部を上方に押し上げる作動レバーと、
   前記作動レバーと支持部との間に設置され、前記作動レバーに弾性力を付与して前記昇降部が上昇した状態を維持させるバネと、
   から構成されることを特徴とする請求項２に記載の冷蔵庫。
7. 前記作動レバーは、
   前記冷蔵庫本体の外部に露出するように配設される操作部と、
   前記操作部に連結され、前記支持部に形成されたヒンジブラケットにヒンジ連結されるヒンジ部と、
   前記ヒンジ部の端部に形成され、前記操作部の操作により前記ベースプレートを上方に押し上げる作動部と、
   から構成されることを特徴とする請求項６に記載の冷蔵庫。
8. 前記バネは、前記バネの一端が前記作動レバーの一方の側に連結され、前記バネの他方の端が前記冷蔵庫本体の支持部に連結されるコイルバネであることを特徴とする請求項６に記載の冷蔵庫。
9. 前記ロックユニットは、
   前記冷蔵庫本体の下側に配設されるハンドルと、
   前記ハンドルに連結され、前記冷蔵庫本体に形成された螺旋ホールにスクリュー締結され、且つ前記ハンドルの回転により直線移動されるロッドと、
   前記ロッドの端部に装着され、前記昇降部と支持部との間に配設され、前記ロッドの前進により前記昇降部を上昇させる作動部材と、
   から構成されることを特徴とする請求項２に記載の冷蔵庫。
10. 前記ハンドルは、前記冷蔵庫本体の下側に形成された収容溝の内部に配設され、前記ロッドの端部にヒンジ連結されることを特徴とする請求項９に記載の冷蔵庫。
11. 前記作動部材の前方には、傾斜面が形成され、前記昇降部の下面には、前記作動部材の傾斜面と接触する傾斜面が形成されるガイド部材が装着されることを特徴とする請求項９に記載の冷蔵庫。
12. 前記昇降ユニットは、
    前記冷蔵庫本体の下側内壁に固定される支持棒と、
    前記支持棒の外周面に上下方向に昇降自在に挿入される防振部材と、
    前記防振部材の外周面に固定され、前記ベースプレートの両側縁部に形成される昇降部と、
    から構成されることを特徴とする請求項１に記載の冷蔵庫。
13. 前記支持棒は、前記支持棒の一端が前記冷蔵庫本体の下側内壁にスクリュー締結され、前記支持棒の他方の端には、前記防振部材が離脱することを防止するウォッシャが装着されることを特徴とする請求項１２に記載の冷蔵庫。
14. 前記防振部材の内周面は、前記支持棒の外径より大きい内径を有するように形成されることを特徴とする請求項１２に記載の冷蔵庫。
15. 前記昇降部は、前記ベースプレートの両側縁部が上方に折曲することによって形成され、前記防振部材の外周面に形成されたグルーブに嵌合される固定ホールが形成されることを特徴とする請求項１２に記載の冷蔵庫。
16. 前記ロックユニットは、
    前記ベースプレートの下側に形成された収容溝に配設されるハンドルと、
    前記ハンドルに連結され、前記冷蔵庫本体に形成された貫通ホールに回転自在に挿入されるロッドと、
    前記ロッドの端部に偏心して形成され、前記ベースプレートの下面に位置し、且つ前記ロッドの回転により前記ベースプレートを上方に押し上げるカムと、
    から構成されることを特徴とする請求項１２に記載の冷蔵庫。
17. 前記ロックユニットは、前記ハンドルと収容溝の一方の側間に連結され、前記ハンドルに弾性力を付与して該ハンドルの作動位置を維持させるバネをさらに含むことを特徴とする請求項１６に記載の冷蔵庫。

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