JP2005329345A - 超音波洗浄装置及び複合超音波洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被洗浄面71を有し第1方向D1に搬送されるガラス基板70について、塵埃を除去する超音波洗浄装置10は、超音波振動子20、30と、被洗浄面71に向けて超音波を放射する超音波放射部55を含む超音波放射装置50とを有する。超音波放射部55は、超音波放射面57が、第1方向D1に直交する第2方向に延ばされた形状を有し、超音波振動子20により、超音波放射面57において、第2方向D2に腹部と節部とが交互に並んだ定在波を生じる形態を有する。
【選択図】 図3
Description
この超音波洗浄装置では、被洗浄物の被洗浄面に向かって、超音波振動体から空中超音波を放射し、その直進流による放射圧で被洗浄面に付着した塵埃を剥離する。しかしながら、このタイプの超音波洗浄装置では、空中超音波の放射圧(押圧力)のみによって塵埃を剥離しようとしているため、十分に洗浄が行えない虞がある。
また、板状の基板など広い面積に亘って、洗浄しようとすると、時間が掛かる。あるいは多数の超音波振動子を並べた超音波洗浄装置を用いることとなり、高価で、装置の大きさも大きくなり、消費電力も大きくならざるを得ない。
被洗浄物としては、ガラス板など所定寸法のもののほか、ローラに巻いた長尺のフィルム状のものを洗浄することもできる。
また、被洗浄物を相対的に搬送するとは、本発明の超音波洗浄装置に対して被洗浄物を相対的に移動させることをいう。従って、超音波洗浄装置を固定し、被洗浄物を第1方向に移動させる場合のほか、被洗浄物を固定し超音波洗浄装置を第1方向とは逆方向に移動させる場合、及び、超音波洗浄装置と被洗浄物の両者を移動させる場合を含む。具体的には、ガラス板など所定寸法のものを間欠的に第1方向に搬送する場合や、ローラに巻いた長尺のフィルム状のものを連続して第1方向に搬送する場合などが挙げられる。さらには、例えば、非常に薄いガラス基板など、搬送困難な被洗浄物について、これを固定し、超音波洗浄装置を移動させる場合が挙げられる。このようにして超音波洗浄を行うと、搬送る被洗浄物の破壊を防止できる。
なお、第2除塵手段としては、前述の除塵手段と同様のものを用いることができる。
しかも、第1の超音波洗浄装置における第1方向と第2の超音波洗浄装置における第1方向とが同方向で、超音波洗浄装置における第2方向と第2の超音波洗浄装置における第2方向とが平行である。さらに、第1方向に沿って第1と第2の超音波洗浄装置にかかる2つの超音波放射部、または2つの超音波放射部及び2つの第2超音波放射部を見たとき、これらに生じる定在波の節部と腹部の位置が、第1の超音波洗浄装置と第2の超音波洗浄装置において互いに逆の関係となるように配置されてなる。つまり、第1方向に沿って見たとき、第1の超音波洗浄装置の超音波放射部の生じる定在波の節部の位置が、第2の超音波洗浄装置の超音波放射部の生じる定在波の腹部の位置になっている。同様に、第1の超音波洗浄装置の第2超音波放射部の生じる定在波の節部の位置が、第2の超音波洗浄装置の第2超音波放射部の生じる定在波の腹部の位置になっている。
ところで、一般に、超音波放射部からは、定在波の腹部において強力な超音波が放射される。一方、節部からはあまり超音波は放射されない。従って、単一の超音波洗浄装置を洗浄すると、被洗浄面のうち定在波の腹部に対応した部分は効率よく洗浄できる一方、節部に対応した部分は、あまり洗浄されない状態となることがある。
これに対し、本発明の複合超音波洗浄装置では、第1の超音波洗浄装置と第2の超音波洗浄装置で、上述のように定在波の節部と腹部の位置が互いに逆の関係となる。従って、両方の超音波洗浄装置で洗浄された後には、被洗浄面または被洗浄面と第2被洗浄面において、いずれの部分についても十分に洗浄できた状態とすることができる。
これらの第1介在部52及び第2介在部54の外周には、それぞれ、径方向外側に向かって突出するように(図3(b)中、下方向)、平板状の第1突出部51、第2突出部53が固着されてなる。
また、超音波放射装置50の近傍には、被洗浄物であるガラス基板70をその被洗浄面71に沿う第1方向D1に搬送して、ガラス基板70を超音波洗浄装置10の挿通孔59a、59b内を挿通させるための搬送装置45が配置されている(図6参照)。この搬送装置45は、具体的には、複数の回転可能なローラを第1方向D1に直交する方向に並べて構成してなる。
なお、所定の共振周波数の交流電圧を、間欠的に供給して、超音波振動子20、30を間欠駆動することもできる。間欠駆動をすると、この超音波洗浄装置10では、駆動当初に、連続駆動の場合に比して、1.5倍程度の大きな電力を投入することができ、より強く超音波振動子20、30を超音波振動させ、衝撃的な超音波を照射することができる。
次に、変形例1にかかる超音波洗浄装置110について、図7を参照して説明する。
なお、超音波洗浄装置110は、実施例1の超音波洗浄装置10における超音波放射装置50及び超音波振動子20、30を、超音波放射装置150及び超音波振動子120、130に代えた点で相違する。そこで、以下では超音波放射装置150及び超音波振動子120、130についての相違部分を中心に説明し、同様な部分については説明を省略あるいは簡略化する。
超音波振動子120で発生させた超音波振動は、第1端部151を介して、第1介在部152に伝達され、さらに、超音波放射部155及び第2超音波放射部156に達し、これらを超音波振動させる。また、同様に他端側の超音波振動子130で発生させた超音波振動も、第2端部153から第2介在部154を介して超音波放射部155及び第2超音波放射部156に達する。これにより、超音波放射部155及び第2超音波放射部156では、それぞれその超音波放射面157及び第2超音波放射面158に、実施例1における超音波放射面57及び第2超音波放射面58と同様に、第2方向D2に腹と節が交互に並ぶ定在波が発生する。このため、超音波放射面157及び第2超音波放射面158から、挿通孔159a、159b内に挿通されたガラス基板(被洗浄物)に向かって空中超音波が放射される。かくして、実施例1にかかる超音波洗浄装置10と同様に、超音波洗浄装置110を用いてガラス基板70の洗浄を行うことができる。
なお、本変形例1の超音波洗浄装置110では、実施例1と同様のバキューム装置64、65を用いる場合、バキューム管60、61に代えて、挿通孔59a、59bを通して塵埃を吸引するように構成すると良い。
次に、変形例2にかかる超音波洗浄装置210を、図8を参照して説明する。この超音波洗浄装置210は、実施例1の超音波洗浄装置10における超音波放射装置50及び超音波振動子20、30を、超音波放射装置250及び超音波振動子220、230に代えた点でのみ相違する。そこで、以下では超音波放射装置250及び超音波振動子220、230についての相違部分を中心に説明し、同様な部分については説明を省略あるいは簡略化する。
また、超音波放射装置250のうち他端側についても、第2介在部254、超音波振動子230は、超音波放射装置50の第2介在部54、超音波振動子30と同様である。なお、図8において、他端側の部材には( )をつけて表示する。
これに対して、本変形例2にかかる超音波洗浄装置210のうち超音波放射装置250では、超音波振動子220、230は、第1介在部252及び第2介在部254からその径方向に突出する形態で、これらにホーン221,231の先端面221s,231sで直接固着されてなる。
従って、本変形例2にかかる超音波洗浄装置210は、実施例1に比して、第1突出部51及び第2突出部53を形成すること必要がなく、簡単な構造で容易に製造することができる。
この超音波洗浄装置310は、図9に示すように、超音波振動を発生する一対の超音波振動子320、330、この超音波振動子320、330を駆動する駆動電源装置340及び空中超音波を被洗浄物に向けて放射する超音波放射装置350を含む。また、この超音波洗浄装置310は、除塵手段として、実施例1と同じく吸引圧を発生する公知のバキューム装置64、65及びバキューム管60、61(図1参照)のほか、これに接続された除塵フード360、361を備える。また、この超音波洗浄装置310は、略平板状のガラス基板370を被洗浄面371に沿って第1方向D1に搬送する実施例1と同様の搬送装置45(図6参照)を有する。
なお、この超音波洗浄装置310のうち、超音波振動子320、330、駆動電源装置340及びバキューム装置364、365は、実施例1における超音波振動子20、30、駆動電源装置40及びバキューム装置64、65と同様であるので、説明を省く。
このうち、超音波放射部355は、空中超音波を対向する第2超音波放射部356側(図10(a)中、下方向)に向かって放射する超音波放射面357を有する。同様に、第2超音波放射部356は、空中超音波を対向する超音波放射部355側(図10(a)中、上方向)に向かって放射する第2超音波放射面358を有する。
また、図10(b)に示すように、第1介在部352には、超音波振動子320のホーン部321が固着されてなる。同様に、第2介在部354にも、超音波振動子330のホーン部331が固着されてなる。なお、図10(b)において、他端側の部材には( )をつけて表示する。
搬送装置45で、略平面状の被洗浄面371及び第2被洗浄面372を有するガラス基板370を、超音波放射装置350の超音波放射部355と第2超音波放射部356との間を通るように、被洗浄面371に沿う第1方向D1に搬送する。超音波洗浄装置310は、この第1方向D1に直交する第2方向D2に超音波放射装置350の長手方向を一致させた状態で、被洗浄面371及び第2被洗浄面372が、超音波放射面357及び第2超音波放射面358と互いに平行になるように配置されている。
このようにして、実施例2にかかる超音波洗浄装置310でも、ガラス基板370の被洗浄面371あるいは第2被洗浄面372に付着していた塵埃を除去し、洗浄することができる。
さらに、複合超音波洗浄装置400は、各超音波振動子420、430、520、530に接続する駆動電源装置440、各バキューム管460、461、560、561に接続されるバキューム装置、及び被洗浄物であるガラス基板470を第1方向D01に搬送するための搬送装置を含む。
さらに、前側超音波洗浄装置410において、第1方向D41と第2方向D42とは直交し、後側超音波洗浄装置510において、第1方向D51と第2方向D52とも直交している。このため、前側超音波洗浄装置410における第2方向D42と、後側超音波洗浄装置510における第2方向D52とは、互いに平行にされている。つまり、前側超音波洗浄装置410の超音波放射部455と後側超音波洗浄装置510の超音波放射部555は、互いに平行に配置されている。
しかしながら、ガラス基板470の被洗浄面471のうち、定在波492の節部492fに対応する第2照射部471bにある塵埃は、節部492fから放射される超音波の強度が小さいために、十分除去できない場合がある。
なお、ガラス基板470の第2被洗浄面472と、第2超音波放射面458、558にそれぞれ生じる定在波との関係も同様である。
かくして、実施例3にかかる複合超音波洗浄装置400では、被洗浄物の搬送方向である第1方向D01から見て、超音波放射面457、557(第2超音波放射面458、558)に生じる定在波492、592の腹部と節部の位置が互いに逆の関係となっている前側超音波洗浄装置410及び後側超音波洗浄装置510を備えるので、被洗浄物をムラ無く適切に洗浄できる。
例えば、実施例1〜3及び変形例1、2では、除塵手段としてバキューム装置を例示したが、超音波で剥離した塵埃を除去できれば良い。例えば、一方から送風し他方で吸気(吸引)することで空気の流れを形成して、この流れに塵埃を載せて除塵する方法が挙げられる。また、このような空気の流れによらず、あるいはこれに加えて、電界を掛けて集塵する、いわゆる電気集塵装置を使用しても良い。これらの場合、イオン化したガスを使用したり電界を掛けたりするなどすると、塵埃が洗浄面から剥離しやすくなるのでなお良い。
また、実施例等ではいずれも、超音波放射装置50等に、一対の超音波振動子20、30等を用いた例を示したが、例えば、実施例1において、超音波振動子20のみを使用するなど、1つの超音波振動子で超音波放射装置を駆動、励振するようにしても良い。但し、超音波放射面57(第2超音波放射面58)に生じる超音波振動(定在波)の強度が、超音波振動子から離れるほど低下する、このため、第2方向D2に沿って見たときに、放射される空中超音波の強度が均一にならない傾向が生じる。したがって、実施例1等のように、一対の超音波振動子20、30等を用いるのが好ましい。
さらに、実施例1等では、被洗浄物(ガラス基板70)の被洗浄面71のみならず、第2被洗浄面72についても洗浄できる超音波洗浄装置10等について例示した。しかし、対象とする被洗浄物に応じ、一方の被洗浄面のみを洗浄する超音波洗浄装置とすることもできる。
20、30、120、130、220、230、320、330、420、430、520、530 超音波振動子
40、340、440 駆動電源装置
45 搬送装置
50、150、250、350、450、550 超音波放射装置
52、152、252、352、452、552 第1介在部
54、154、254、354、454、554 第2介在部
55、155、255、355、455、555 超音波放射部
56、156、256、356、456、556 2超音波放射部
57、157、257、357、457、557 超音波放射面
58、158、258、358、458、558 第2超音波放射面
64、65、364、365 バキューム装置(除塵手段、第2除塵手段)
70、370、470 ガラス基板
71、371、471 被洗浄面
72、372、472 第2被洗浄面
90a、90b、492、592 定在波
400 複合超音波洗浄装置
410 前側超音波洗浄装置
450 前側超音波放射装置
510 後側超音波洗浄装置
550 後側超音波放射装置
λ (超音波放射面に生じた定在波の)波長
D1、D01、D41、D51 第1方向
D2、D42、D52 第2方向
Claims (12)
- 略平面状の被洗浄面を有し上記被洗浄面に沿う第1方向に相対的に搬送される被洗浄物について、上記被洗浄面に付着した塵埃を除去する超音波洗浄装置であって、
超音波振動を発生する超音波振動子と、
上記超音波振動子の超音波振動により、超音波振動が励起されて、放射面から上記被洗浄面に向けて空中に超音波を放射する超音波放射部と、を備え、
上記超音波放射部は、
そのうちの上記放射面が、上記被洗浄面に沿い上記第1方向に交差する第2方向に長く延ばされた形状を有し、
上記超音波振動子の超音波振動により、上記放射面において、上記第2方向に振動の腹部と節部とが交互に並んだ定在波を生じる形態を有する
超音波洗浄装置。 - 請求項1に記載の超音波洗浄装置であって、
前記被洗浄面と前記放射面との間に浮遊する塵埃を除去する除塵手段を備える
超音波洗浄装置。 - 請求項1または請求項2に記載の超音波洗浄装置であって、
前記超音波放射部は、
前記第2方向に直交する断面において、前記放射面が前記被洗浄面に向かって凹形状の円弧をなす形態を有し、
上記円弧の仮想中心が、相対的に搬送される前記被洗浄物の前記被洗浄面の近傍に位置するように配置されてなる
超音波洗浄装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の超音波洗浄装置であって、
前記被洗浄物は、前記被洗浄面の裏面が略平面状の第2被洗浄面である略平板状の形態を有し、
前記超音波振動子の超音波振動により、超音波振動が励起されて、第2放射面から上記第2被洗浄面に向けて空中に超音波を放射する第2超音波放射部と、を備え、
上記第2超音波放射部は、
そのうちの上記第2放射面が、上記第2被洗浄面に沿い前記第2方向に長く延ばされた形状を有し、
上記超音波振動子の超音波振動により、上記第2放射面において、上記第2方向に振動の腹部と節部とが交互に並んだ定在波を生じる形態を有する
超音波洗浄装置。 - 請求項4に記載の超音波洗浄装置であって、
前記第2被洗浄面と前記第2放射面との間に浮遊する塵埃を除去する第2除塵手段を備える
超音波洗浄装置。 - 請求項4または請求項5に記載の超音波洗浄装置であって、
前記第2超音波放射部は、
前記第2方向に直交する断面において、前記第2放射面が前記第2被洗浄面に向かって凹形状の第2円弧をなす形態を有し、
上記第2円弧の第2仮想中心が、相対的に搬送される前記被洗浄物の前記第2被洗浄面の近傍に位置するように配置されてなる
超音波洗浄装置。 - 請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の超音波洗浄装置であって、
互いに平行に配置された前記超音波放射部及び第2超音波放射部と、上記超音波放射部及び第2超音波放射部の両端縁にそれぞれ位置して、両者の間に介在する第1介在部及び第2介在部と、からなる超音波放射体を有し、
前記超音波振動子は、上記第1介在部及び第2介在部の少なくともいずれかを、直接または間接に超音波振動させる
超音波洗浄装置。 - 請求項7に記載の超音波洗浄装置であって、
前記超音波振動子と同一周波数で駆動される第2超音波振動子を有し、
上記超音波振動子は前記第1介在部を、上記第2超音波振動子は前記第2介在部を、直接または間接に超音波振動させる
超音波洗浄装置。 - 請求項7または請求項8に記載の超音波洗浄装置であって、
前記超音波放射部は、
仮想軸線を中心とする断面円弧状で、この仮想軸線方向に延びる形態を有し、
前記第2超音波放射部は、
上記超音波放射部に対向し、上記仮想軸線を中心とする断面円弧状で、上記仮想軸線方向に延びる形態を有し、
前記第1介在部及び第2介在部は、
上記超音波放射部及び第2超音波放射部の両端縁にそれぞれ位置して、両者の間に介在する円筒状の形態を有する
超音波洗浄装置。 - 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の超音波洗浄装置であって、
前記超音波振動子または前記超音波振動子と前記第2超音波振動子とは、ボルト締めランジュバン型超音波振動子である
超音波洗浄装置。 - 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の超音波洗浄装置であって、
前記超音波振動子をまたは前記超音波振動子と前記第2超音波振動子とを超音波振動させる1又は複数の駆動電源装置を有し、
上記駆動電源装置は、上記超音波振動子をまたは上記超音波振動子と上記第2超音波振動子とを間欠駆動する間欠駆動電源装置である
超音波洗浄装置。 - 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の超音波洗浄装置を複数備える複合超音波洗浄装置であって、
複数の上記超音波洗浄装置のうち、第1の超音波洗浄装置と第2の超音波洗浄装置とは、
前記超音波放射部同士が、または上記超音波放射部同士及び前記第2超音波放射部同士のいずれもが、同一の波長λを有する定在波を生じる形態とされ、
上記第1の超音波洗浄装置における前記第1方向と第2の超音波洗浄装置における前記第1方向とは同方向であり、
上記第1の超音波洗浄装置における前記第2方向と第2の超音波洗浄装置における前記第2方向とは平行であり、
上記第1方向に沿って上記第1の超音波洗浄装置と第2の超音波洗浄装置にかかる2つの上記超音波放射部、または2つの上記超音波放射部及び2つの上記第2超音波放射部を見たとき、これらに生じる定在波の節部と腹部の位置が、上記第1の超音波洗浄装置と第2の超音波洗浄装置において互いに逆の関係となるように配置されてなる
複合超音波洗浄装置。
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