JP2005328990A - 生体情報測定装置および内視鏡装置 - Google Patents

生体情報測定装置および内視鏡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 体腔内を広い範囲にわたって短時間で測定することができ、2次元的あるいは3次元的なイメージングを行うことを可能にする。
【解決手段】 体腔内に挿入可能なプローブ2と、その先端に設けられた投光部6および受光部7と、受光された被検査部位からの戻り光を検出する光検出器12と、検出信号を第2周波数で変調した変調検出信号S4と、第1周波数と第2周波数の差分周波数を有する参照信号S5との位相シフト量S6に基づいて、被検査部位の生体情報を算出する生体情報算出部23とを備え、プローブ2に複数の光ファイバ4A,4Bが備えられ、投光部6または受光部7が、光ファイバ4A,4Bの端面により構成され、照射する強度変調光または検出する戻り光を導光する光ファイバ4A,4Bを選択する光ファイバ選択手段9,10を備える生体情報測定装置1を提供する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、生体内における酸素濃度や、ヘモグロビン濃度等の生体組織成分濃度をはじめとする生体情報を測定する生体情報測定装置に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、複数の光源と検出器とを先端に備える体腔内検査用プローブが知られている。このプローブは、バルーンの膨張によって体腔内表面に密着させられる面に配置された2つの光源と、これらの光源の中央に配置された検出器とを備えている。
米国特許第6134460号明細書(図14A等)
しかしながら、このような体腔検査用プローブは、体腔内に挿入するためにその大きさが制限されており、また、体腔内表面に密着させられる面の大きさに限りがあるため、多数の光源や検出器を設置することが困難である。このため、得られる測定結果は一点に止まり、体腔内を広い範囲にわたって、あるいは、体腔内表面から深さ方向の所定領域にわたって測定を行うには、時間をかけて行うことが必要であるという不都合があった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、体腔内を広い範囲にわたって短時間で測定することができ、2次元的あるいは3次元的なイメージングを行うことを可能にする生体情報測定装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、体腔内に挿入可能な細長いプローブと、該プローブの先端に設けられ、第1周波数で強度変調された強度変調光を体腔内の被検査部位に照射する投光部、および被検査部位からの戻り光を投光部とは異なる位置において受光する受光部と、該受光部において受光された被検査部位からの戻り光を検出する光検出器と、該光検出器からの検出信号を第2周波数で変調した変調検出信号と、第1周波数と第2周波数の差分周波数を有する参照信号との位相シフト量に基づいて、被検査部位の生体情報を算出する生体情報算出部とを備え、前記プローブに複数の光ファイバが備えられるとともに、前記投光部または受光部の少なくとも一方が、前記光ファイバの端面により構成され、照射する強度変調光または検出する戻り光を導光する光ファイバを選択する光ファイバ選択手段を備える生体情報測定装置を提供する。
本発明によれば、第1周波数で変調された強度変調光が、プローブの先端に配置されている投光部から被検査部位に向けて出射される。出射された強度変調光は、被検査部位内を透過した後に、プローブ先端の投光部とは異なる位置に配置されている受光部に戻り光として入射され、光検出器において検出される。検出された検出信号は、第2周波数で変調されることにより変調検出信号として、第1周波数と第2周波数との差分周波数を有する参照信号との位相シフト量が求められ、該位相シフト量に基づいて生体情報算出部の作動により、被検査部位の生体情報が算出される。
この場合において、光ファイバ選択手段の作動により、照射する強度変調光または検出する戻り光を導光する光ファイバが選択される。例えば、投光部を固定し、検出する戻り光を導光する光ファイバを順次選択することにより、投光部と受光部との距離を変化させることができる。また、受光部を固定して、照射する強度変調光を導光する光ファイバを順次選択することによっても同様に、投光部と受光部との距離を変化させることができる。距離が変化すると、強度変調光の被検査部位内への進達深さが変化するので、被検査部位の深さ方向における生体情報の分布を測定することができる。
一方、光ファイバ選択手段の作動により、投光部と受光部とを同じ距離を保ったまま順次変更していくことにより、強度変調光の被検査部位内への進達深さは変化しないので、被検査部位の一定深さにおける生体情報の1次元的あるいは2次元的な分布を測定することができる。これらの場合に、光ファイバ選択手段の作動による投光部または受光部の変更だけで済むので、短時間のうちに広範囲にわたる生体情報の測定を行うことが可能となる。
上記発明においては、前記投光部および受光部が、いずれも共通の光ファイバの端面により構成されていることが好ましい。共通の光ファイバを利用して強度変調光を照射し、または、被検査部位からの戻り光を受光することにより、光ファイバの本数を減らして、体腔内に挿入されるプローブを細くコンパクトに構成することができる。
上記発明においては、前記複数の光ファイバが、ファイババンドルからなることが好ましい。ファイババンドルによれば、ファイバコアの密度を高くすることができるので、さらに細くコンパクトに構成できる。
また、上記発明においては、前記投光部が光ファイバの端面により構成され、前記光ファイバ選択手段が、強度変調光を反射する角度を変更して、入射させる光ファイバを選択するスキャンミラーを備えることが好ましい。スキャンミラーによれば、角度を変更するだけで、強度変調光を任意の光ファイバに入射させることができる。
また、上記発明においては、前記受光部が光ファイバの端面により構成され、前記走ファイバ選択手段が、受光部において受光され光ファイバ内を伝播されてきた戻り光を反射する角度を変更して、光検出器に選択的に入射させるスキャンミラーを備えることが好ましい。スキャンミラーによれば、角度を変更するだけで、任意の光ファイバ内を伝播されてきた戻り光を光検出器に入射させることができる。
また、上記発明においては、前記スキャンミラーがガルバノミラーからなることとしてもよく、MEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーアレイからなることとしてもよい。
また、上記発明においては、前記受光部と前記光検出器との間に、前記戻り光内の所定の波長の光を選択的に光検出器に検出させる波長選択手段を備えることとしてもよい。
波長選択手段によれば、受光部により受光された光の内、所定の波長の光のみを選択的に光検出器により検出さ競ることができる。例えば、励起光を照射して、被検査部位から発生する蛍光を観察する場合に、受光部に受光される光が蛍光のみならず励起光の反射光をも含まれていることがあり、そのような場合に、波長選択手段によって蛍光のみを選択的に光検出器に検出させることができる。
上記発明においては、前記波長選択手段が、ダイクロイックミラーからなることとしてもよく、また、波長選択手段が、戻り光内の蛍光または燐光のみを通過させるフィルタからなることとしてもよい。
また、上記発明においては、前記光検出器がフォトディテクタアレイからなることとしてもよく、荷電結合素子(CCD:Charge
Coupled Device)からなることとしてもよい。
また、上記発明においては、光源と、該光源からの光を第1周波数で強度変調する変調部とを備え、前記光源が、波長の異なる複数の光を出射可能に構成されていることとしてもよい。複数の波長の光を用いることにより、散乱係数や吸収係数の絶対値を求めることが可能となり、これに基づいて生体組織成分の濃度測定が可能となる。
上記発明においては、前記生体情報としては生体組織成分の濃度があり、また、生体組織成分としては、酸素、ヘモグロビン、酸素化ヘモグロビン、脱酸素化ヘモグロビン、水分、二酸化炭素のいずれかを挙げることができる。
また、上記発明においては、前記プローブが、内視鏡スコープのチャネルに挿入可能であることとしてもよい。
プローブを内視鏡スコープのチャネルに挿入することにより、内視鏡スコープを体腔内に挿入するとプローブも体腔内に挿入され、内視鏡スコープにより観察する被検査部位の近傍において2次元的あるいは3次元的な生体情報測定を行うことが可能となる。
本発明は、体腔内に挿入可能な内視鏡スコープと、被検査部位に照明光を照射する照明手段と、被検査部位の像を形成する対物光学系と、該対物光学系により形成された像を撮像する撮像手段と、前記内視鏡スコープ内に前記プローブを配置した上記発明に係る生体情報測定装置とを備える内視鏡装置を提供する。
本発明によれば、体腔内に内視鏡スコープを挿入し、照明手段を作動させると、被検査部位に照明光が照射され、対物光学系により形成された被検査部位の像が撮像手段の作動により撮像される。これにより内視鏡画像が取得される。また、内視鏡スコープ内には生体情報測定装置のプローブが配置されているので、被検査部位における生体情報の測定が行われる。すなわち、同一被検査部位の内視鏡画像と生体情報とを同時に取得することが可能となる。
上記発明においては、前記投光部または受光部の少なくとも一部が、前記対物光学系の視野範囲内に配置されていることが好ましい。
このようにすることで、内視鏡画像を観察することにより、被検査部位のどの位置における生体情報の測定が行われているのかを一目で確認することができる。
また、上記発明においては、前記内視鏡スコープによる内視鏡画像と、前記生体情報算出部により算出された被検査部位の生体情報とを重ね合わせる画像合成装置を備えることとしてもよい。
このようにすることで、画像合成装置により合成された被検査部位の内視鏡画像と生体情報とを対応づけて確認することが可能となる。
本発明によれば、体腔内に挿入される部位を大型化させることなく、コンパクトな構成で比較的広範囲にわたる被検査部位の表面に沿う方向および被検査部位の深さ方向の生体情報の分布を簡易かつ効率的に測定することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る生体情報測定装置について、図1〜図5を参照して、以下に説明する。
本実施形態に係る生体情報測定装置1は、主として体腔内に挿入して体腔内の被検査部位の観察を行う装置であって、図1に示されるように、体腔内に挿入されるプローブ2と、該プローブ2に接続され、体腔外に配置される装置本体3とを備えている。
プローブ2は、内部に複数の光ファイバ4A,4Bからなる光ファイバ束5を備えている。体腔内に配されるプローブ2の一端には、前記光ファイバ4A,4Bの先端面が露出して配置されている。光ファイバ束5は2組の光ファイバ4A,4Bに分けられ、一方の組の光ファイバ4Aの先端面が投光部6を、他方の組の光ファイバ4Bの先端面が受光部7を構成するようになっている。
前記装置本体3には、光源8と、光源8から発せられた光を2次元的に走査して、一端に投光部6を有する光ファイバ4Aの他端に入射させる第1のスキャンミラー9と、受光部7により受光され光ファイバ4Bを通して伝播されてきた戻り光を2次元的に走査する第2のスキャンミラー10と、これらスキャンミラー9,10を駆動するスキャナ駆動装置11と、第2のスキャンミラー10により走査された戻り光を検出する光検出器12と、信号処理部13とを備えている。図中、符号14は、光源8から発せられた光を集光する集光レンズ、符号15は、第2のスキャンミラー10により走査された光を偏向する固定ミラー、符号16は固定ミラー15により偏向された戻り光を光検出器12に集光する集光レンズをそれぞれ示している。また、符号24はモニタである。
光源8は、例えば、レーザダイオード(LD)からなり、光源駆動部17(光変調部)により指示された周波数のレーザ光を出射するようになっている。また、光検出器12は、例えば、フォトダイオード(PD)である。
第1のスキャンミラー9は、前記2組の光ファイバ4A,4Bの内、一方の光ファイバ4Aの端面に光源8からの光を入射させるようにこれらの光ファイバ4Aの端面全てを走査範囲内に配している。
また、第2のスキャンミラー10は、他方の組の全ての光ファイバ4Bの端面から発せられる戻り光を光検出器12に向かわせるように揺動させられるようになっている。
前記信号処理部13は、第1の発振器18と、第2の発振器19と、参照信号発生部20と、変調検出信号発生部21と、位相シフト量演算部22と、画像処理部23とを備えている。
第1の発振器18は、第1周波数、例えば、200MHzの第1周波数信号S1を発振する。発振された第1周波数信号S1は光源駆動部17に入力され、光源8から第1周波数で変調された強度変調光を出射させるようになっている。また、第1の発振器18からの第1周波数信号S1は、参照信号発生部20に入力されるようになっている。
第2の発振器19は、第2の周波数、例えば、200.05MHzの第2周波数信号S2を発振する。発振された第2周波数信号S2は、変調検出信号発生部21に入力される。変調検出信号発生部21は、第2の発振器19により発せられた第2の周波数で、光検出器12により検出された検出信号S3に変調をかけ、変調検出信号S4を生成するようになっている。また、第2の発振器19からの第2周波数信号S2も、参照信号発生部20に入力されるようになっている。
参照信号発生部20は、第1の発振器18から入力された第1周波数信号S1と、第2の発振器19から入力された第2周波数信号S2との差分周波数の参照信号S5を発生するようになっている。位相シフト量測定部22は、光検出器12により検出され、第2の周波数で変調をかけられた変調検出信号S4と、前記参照信号発生部20から入力された参照信号S5との位相シフト量S6を算出するようになっている。前記画像処理部23は、位相シフト量S6に基づいて生体情報を計算するようになっている。
生体情報は、例えば、生体組織内の酸素濃度やヘモグロビン濃度、水分量や二酸化炭素濃度、吸収係数や散乱係数等である。
また、前記スキャナ駆動装置11は、前記第1、第2のスキャンミラー9,10の角度を変化させるとともに、その角度によって決定される投光部6および受光部7の位置情報S7を画像処理部23に出力するようになっている。そして、画像処理部23は、上記において計算された生体情報と、スキャナ駆動装置11から入力された投光部6および受光部7の位置情報S7に基づいて画像信号S8を生成するようになっている。
スキャナ駆動装置11による第1、第2のスキャンミラー9,10の駆動パターンは、例えば、図2に示される方法が挙げられる。すなわち、第1のスキャンミラー9は、(a)に示されるように、その角度を一定周期で階段状に一次元的に変化させられるようになっている。一方、第2のスキャンミラー10の角度は、第1のスキャンミラー9の動作に同期して、(b)に示されるように、一方向に階段状に変化させながら、これに直交する方向に鋸歯状に変化させられるようになっている。すなわち、第2のスキャンミラー10は2次元的に変化させられるようになっている。
このように第1、第2のスキャンミラー9,10を駆動することで、図3に示されるように、投光部6と受光部7とが変化させられるようになっている。すなわち、第1のスキャンミラー9の角度を1次元的に変化させることにより、投光部6の位置は、矢印X1で示されるように、X方向に変化させられるようになっている。一方、第2のスキャンミラー10の角度を変化させることにより、第1周期においては、受光部7の位置は、光が発せられている投光部6に対してY方向に並ぶ列の光ファイバ4Bの端面が、矢印Y1で示されるように、Y方向に順次受光部7として選択されていくようになっている。そして、第2周期においては、X方向に一列移動させられた状態で、Y方向に順次受光部7として選択されていくようになっている。
このように構成された本実施形態に係る生体情報測定装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る生体情報測定装置1を用いて生体情報を測定するには、プローブ2を体腔内に挿入し、プローブ2の先端に配置されている投光部6および受光部7を体腔内面Aの患部近傍に密着させる。
そして、スキャナ駆動装置11を作動させて、第1、第2のスキャンミラー9,10を所定の角度の設定した状態で、光源8を作動させる。光源8には、第1の発振器18から発せられた第1の周波数信号S1に従う駆動指令信号S9が光源駆動部17から入力されるので、光源8からは第1周波数で変調された強度変調光が発せられる。
強度変調光は集光レンズ14によって集光されて、第1のスキャンミラー9により光ファイバ束5の中から選択された所定の光ファイバ4Aの端面に集光される。これにより、強度変調光が集光された光ファイバ4Aの他端、すなわち、体腔内面Aに密着されている端面が投光部6となり、体腔内面Aから生体内部に向けて強度変調光が照射されることになる。
このとき、第2のスキャンミラー10は、前記投光部6にY方向に隣接する端面を有する光ファイバ4Bにより伝播されてきた戻り光を光検出器12に入射させる角度に設定されている。したがって、図3に示されるように、投光部6にY方向に隣接する光ファイバ4Bの端面が受光部7となる。
この状態において、受光部7に受光された戻り光は、光ファイバ4B内を伝播されて装置本体3内に戻り、第2のスキャンミラー10、固定ミラー15および集光レンズ16を介して光検出器12に入射され、光検出器12により検出信号S3が発せられる。
検出信号S3は、信号処理部13に入力されると、変調検出信号発生部21に入力され、第2の発振器19から出力された第2の周波数信号S2によって変調されて変調検出信号S4となり、位相シフト量演算部22に入力される。位相シフト量演算部22においては、入力された変調検出信号S4と参照信号発生部20により発生された、第1および第2の周波数の差分周波数の参照信号S5とに基づいて位相シフト量S6が算出され画像処理部23に入力される。画像処理部23においては、位相シフト量S6に基づいて生体組織内の酸素濃度やヘモグロビン濃度、水分量や二酸化炭素濃度、吸収係数や散乱係数等の生体情報が算出される。
また、画像処理部23には、スキャナ駆動装置11により設定される投光部6および受光部7の位置情報S7が入力されているので、算出された生体情報が、体腔内面Aのどの位置に対応する生体情報であるのかが把握できる。したがって、モニタ24には、投光部6および受光部7の位置情報S7と生体情報との関係を示す画像が表示されることになる。
そして、スキャナ駆動装置11の作動により、第2のスキャンミラー10が受光部7をY方向に順次移動させるように角度を変化させられる。これにより、投光部6の位置が固定されたままで、受光部7の位置がY方向に順次変更され、その都度生体情報の測定が行われていくことになる。
また、第2のスキャンミラー10による受光部7の1列分の移動が終了した時点で、第1のスキャンミラー9および第2のスキャンミラー10が投光部6および受光部7の位置をX方向に1列ずらすように角度を変更させられる。第2のスキャンミラー10はさらに、第1のスキャンミラー9によって新たに設定された投光部6に隣接する光ファイバ4Bの端面に受光部7を設定するように角度変更させられる。その後、上記と同様にして第2のスキャンミラー10の角度を変更することにより、受光部7の位置をY方向に順次移動させていくことができる。以下同様にして、X方向の所定位置まで上記動作を繰り返すことにより、X方向の所定範囲にわたる生体情報の測定が行われることになる。
この場合において、本実施形態によれば、X方向の各列ごとに、固定された投光部6から強度変調光が発せられ、生体内からの戻り光を受光する受光部7が、Y方向に順次移動させられるため、投光部6と受光部7との距離が変化させられる。生体内に入射される強度変調光は、生体内において拡散または透過させられることにより体腔内面Aに戻るが、一般には、図4に示されるように、投光部6と受光部7との距離によって決定される深さ位置Zまで進達することが知られている。すなわち、投光部6と受光部7との距離が近い場合には、比較的浅い位置、距離が離れていくにしたがって、深い位置まで光が進達することになる。したがって、本実施形態によれば、X方向の各列ごとに、生体の深さ方向に沿う生体情報の分布を測定することができる。本実施形態に係る生体情報測定装置1によれば、画像処理部23により得られる画像は、図5に示されるように、X方向と深さ方向とに沿う2次元的な生体情報の分布を示すことになる。
このように、本実施形態に係る生体情報測定装置1によれば、第1および第2のスキャンミラー6,10の角度を変更するだけで、体腔内の生体情報を広い範囲にわたって短時間で測定することができ、生体情報の2次元的なイメージングを行うことができる。
なお、本実施形態においては、プローブ2内に複数の光ファイバ4A,4Bからなる光ファイバ束5を配置したが、これに代えて、複数の光ファイバコアを有するファイババンドルにより光ファイバ束5を構成してもよい。このようにすることで、光ファイバコアの密度を高めることができ、より解像度を高めることができる。
また、本実施形態においては、光検出器12としてフォトダイオードを用いたが、これに代えて、図6に示されるように、2次元てきな画像を撮像可能なフォトダイオードアレイまたはCCD12′を採用することにしてもよい。このようにすることで、第2のスキャンミラー10を不要とすることができる。
また、図7に示されるように、光源8であるレーザダイオードとして、図示しない波長選択手段により複数波長のレーザ光を選択的に出射可能なものを採用するとともに、複数種類の波長をそれぞれ検出可能な複数のフォトダイオード12を設け、固定ミラー15とフォトダイオード12との間に、コリメートレンズ25と、入射される戻り光の波長に応じて戻り光を透過または反射するダイクロイックミラー26を配置することとしてもよい。
また、図6および図7中の投光部6は、例えば、図8に示されるように、プローブ2の先端に配置される投光部6をX方向のみならずY方向にも広がるように配置することとしてもよい。この場合に、図8(a)に示されるように、投光部6となる光ファイバ4AをX、Y方向に対して斜めに配置し、第1のスキャンミラー9の作動により、(b)に示されるように、矢印Pの方向に順次移動させるようになっている。そして、このとき、第2のスキャンミラー10による受光部7の選択は、各投光部6を含むX方向およびY方向に沿って配列される光ファイバ4Bを矢印Q,Rに示されるように、順次行われる。このように構成することで、生体情報のX方向の分布のみならず、Y方向の分布をも得ることができるので、図9に示されるようにX,Y方向および深さ方向の生体情報の分布を得ることができる。この場合に、生体情報の濃度については、画像上の色を濃度に応じて変更することにより表示できる。
また、上記実施形態に係る生体情報観察装置1において、生体からの戻り光として蛍光を観察する場合には、図10に示されるように、光検出器12″として光電子増倍管(PMT:Photomultiplier
Tube)を採用し、その前段に蛍光フィルタ27を配置すればよい。
このようにすることで、蛍光フィルタ27により、所望の蛍光以外の光、例えば、体腔内面Aにおいて反射してきたレーザ光が除去されるので光検出器12″により蛍光のみを効果的に検出することができる。
また、上記実施形態に係る生体情報観察装置1においては、プローブ2内の光ファイバ束5を2組に分けて、一方を投光用、他方を受光用としたが、全ての光ファイバ(光ファイバコア)4を投光用および受光用として共用してもよい。例えば、図11に示す例では、発せられた光をファイババンドル5′の所望の光ファイバコア4′に入射させて投光部6を任意に選択し、任意の受光部7により受光された光を光検出器12に向かうファイババンドル28の光ファイバコア28′に入射させるMEMSミラーアレイ29を採用している。MEMSミラーアレイ29によれば、全ての光ファイバコア4′(光ファイバ)を投光用および受光用に選択して利用できるとともに、一度に複数の投光部6を構成して、測定時間を短縮することができるという利点がある。図中、符号30は、光源からの光を導くファイババンドル、符号31は、それぞれ集光レンズである。
また、図12に示されるように、プローブ2内の光ファイバ束5の端面に対向してダイクロイックミラー32を配置し、スキャンミラー9によって走査したレーザ光をダイクロイックミラー32によって反射して光ファイバ束5に入射させ、光ファイバ束5からの戻り光である蛍光は、ダイクロイックミラー32を透過させて冷却CCD33に入射させることにしてもよい。このようにすることで、光ファイバ束5を構成する全ての光ファイバコアを投光用および受光用に選択して共用することができるとともに、蛍光観察を行うことができる。また、ダイクロイックミラー32に代えてハーフミラーを用いると、散乱光観察を行うことができる。
また、上記実施形態においては、体腔内にプローブ2を直接挿入する場合について説明したが、これに代えて、図14に示されるように、体腔内面Aの観察を行う内視鏡スコープ40のチャネル41内にプローブ2を挿入することにしてもよい。この場合に、内視鏡スコープ40は、内視鏡光源装置42から発せられた照明光によって得た画像を内視鏡画像処理装置43において画像処理して内視鏡画像信号S10を出力する。
そこで、画像合成装置44を設けておき、本実施形態に係る生体情報測定装置1の装置本体3から出力される画像信号S8と内視鏡画像信号S10とを重ね合わせてモニタ24に出力することにしてもよい。このようにすることで、体腔内面Aの内視鏡画像と、その近傍の生体内部の生体情報とを一目で対応づけて確認することができる。
この場合において、チャネル41内に挿入したプローブ2の先端を内視鏡スコープ40の先端から突出させて、その一部が内視鏡スコープ40の視野内に配置されることが好ましい。このようにすることで、生体情報の測定位置を内視鏡画像によって確認することができる。
また、内視鏡スコープ40のチャネル41内に挿入することに代えて、図14に示されるように、内視鏡スコープ40の内部に光ファイバ束5を固定してもよい。図中符号45は内視鏡光源装置42から照明光を伝播するライトガイド、符号46は、内視鏡画像を撮像するCCD、符号47は対物レンズである。この場合においても、内視鏡スコープ40の視野内にプローブ2の先端位置の一部が配置されるので、生体情報の測定位置を内視鏡画像によって確認することができる。
本発明の第1の実施形態に係る生体情報測定装置を示す全体構成図である。 図1の生体情報測定装置のスキャンミラーの動作パターン例を示すタイムチャートである。 図2のタイムチャートによる投光部と受光部の動作パターンを説明する図である。 図2のタイムチャートにより測定した場合の投光部から受光部までの生体内における光の経路を模式的に示す図である。 図3の動作パターンにより測定した生体情報の分布を示す図である。 図1の生体情報測定装置の第1の変形例を示す全体構成図である。 図1の生体情報測定装置の第2の変形例を示す全体構成図である。 投光部と受光部の他の動作パターンを説明する図である。 図8の動作パターンにより測定した生体情報の分布を示す図である。 図1の生体情報測定装置の第3の変形例を示す全体構成図である。 図1の生体情報測定装置の第4の変形例を示す図である。 図1の生体情報測定装置の第5の変形例を示す全体構成図である。 図1の生体情報測定装置のプローブを内視鏡スコープのチャネルに挿入した場合の適用例を示す全体構成図である。 内視鏡スコープ内部にプローブを固定した場合の内視鏡スコープ先端部の模式的な縦断面図である。
符号の説明
1 生体情報測定装置
2 プローブ
4A,4B 光ファイバ
6 投光部
7 受光部
9 第1のスキャンミラー(光ファイバ選択手段)
10 第2のスキャンミラー(光ファイバ選択手段)
12 光検出器
12′ フォトディテクタアレイ、荷電結合素子
17 光源駆動部(変調部)
23 画像処理部(生体情報算出部)
27 蛍光フィルタ(フィルタ)
29 MEMSミラーアレイ
32 ダイクロイックミラー
33 冷却CCD(撮像手段)
40 内視鏡スコープ
41 チャネル
44 画像合成装置
45 ライトガイド(照明手段)
46 CCD(撮像手段)
47 対物レンズ(対物光学系)
S4 変調検出信号
S5 参照信号
S6 位相シフト量
S10 内視鏡画像

Claims (19)

  1. 体腔内に挿入可能な細長いプローブと、
    該プローブの先端に設けられ、第1周波数で強度変調された強度変調光を体腔内の被検査部位に照射する投光部、および被検査部位からの戻り光を投光部とは異なる位置において受光する受光部と、
    該受光部において受光された被検査部位からの戻り光を検出する光検出器と、
    該光検出器からの検出信号を第2周波数で変調した変調検出信号と、第1周波数と第2周波数の差分周波数を有する参照信号との位相シフト量に基づいて、被検査部位の生体情報を算出する生体情報算出部とを備え、
    前記プローブに複数の光ファイバが備えられるとともに、
    前記投光部または受光部の少なくとも一方が、前記光ファイバの端面により構成され、
    照射する強度変調光または検出する戻り光を導光する光ファイバを選択する光ファイバ選択手段を備える生体情報測定装置。
  2. 前記投光部および受光部が、いずれも共通の光ファイバの端面により構成されている請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記複数の光ファイバが、ファイババンドルからなる請求項1または請求項2に記載の生体情報測定装置。
  4. 前記投光部が光ファイバの端面により構成され、
    前記光ファイバ選択手段が、強度変調光を反射する角度を変更して、入射させる光ファイバを選択するスキャンミラーを備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  5. 前記受光部が光ファイバの端面により構成され、
    前記光ファイバ選択手段が、受光部において受光され光ファイバ内を伝播されてきた戻り光を反射する角度を変更して、前記光検出器に選択的に入射させるスキャンミラーを備える請求項1から請求項4のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  6. 前記スキャンミラーがガルバノミラーからなる請求項4または請求項5に記載の生体情報測定装置。
  7. 前記スキャンミラーがMEMSミラーアレイからなる請求項4または請求項5に記載の生体情報測定装置。
  8. 前記受光部と前記光検出器との間に、前記戻り光内の所定の波長の光を選択的に光検出器に検出させる波長選択手段を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  9. 前記波長選択手段が、ダイクロイックミラーからなる請求項8に記載の生体情報測定装置。
  10. 前記波長選択手段が、戻り光内の蛍光または燐光のみを通過させるフィルタからなる請求項8に記載の生体情報測定装置。
  11. 前記光検出器がフォトディテクタアレイからなる請求項1から請求項10のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  12. 前記光検出器が荷電結合素子からなる請求項1から請求項10のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  13. 光源と、
    該光源からの光を第1周波数で強度変調する変調部とを備え、
    前記光源が、波長の異なる複数の光を出射可能に構成されている請求項1から請求項12のいずれかに記載の生体情報測定部。
  14. 前記生体情報が、生体組織成分の濃度である請求項1から請求項13のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  15. 前記生体組織成分が、酸素、ヘモグロビン、酸素化ヘモグロビン、脱酸素化ヘモグロビン、水分、二酸化炭素のいずれかである請求項14に記載の生体情報測定装置。
  16. 前記プローブが、内視鏡スコープのチャネルに挿入可能である請求項1から請求項15のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  17. 体腔内に挿入可能な内視鏡スコープと、被検査部位に照明光を照射する照明手段と、被検査部位の像を形成する対物光学系と、該対物光学系により形成された像を撮像する撮像手段と、前記内視鏡スコープ内に前記プローブを配置した請求項1から請求項16のいずれかに記載の生体情報測定装置とを備える内視鏡装置。
  18. 前記投光部または受光部の少なくとも一部が、前記対物光学系の視野範囲内に配置されている請求項17に記載の内視鏡装置。
  19. 前記内視鏡スコープによる内視鏡画像と、前記生体情報算出部により算出された被検査部位の生体情報とを重ね合わせる画像合成装置を備える請求項17または請求項18に記載の内視鏡装置。
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