JP2005328779A - ロータリ耕耘装置における草藁巻付防止手段 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータリ耕耘装置の耕耘軸への草類(長藁,雑草等)の巻き付きを、確実且つ効果的に防止する草藁巻付防止手段を設ける。
【解決手段】ロータリ耕耘装置2の耕耘軸15への草藁の巻き付きを防止するための切断刃36bを藁巻付防止手段36の先端部に設け、且つ藁巻付防止手段36の基端部36aを、耕耘爪14の回転軌跡の上方を覆うロータリカバー19の上面側の横伝動筒を兼ねる左右の筒状アーム10,11に取り付け可能に構成すると共に、耕耘軸15への草藁の巻き付き状況に応じて、当該草藁巻付防止手段36の切断刃36bを耕耘軸15に対して所望の近接位置に位置決め固定できるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、トラクタ等の農作業用車両の後部にリンク装置を介して昇降可能に装着されるロータリ耕耘装置に係り、詳しくは複数の耕耘爪を螺設した耕耘軸の草藁巻付防止手段に関する。
従来、トラクタ等の農作業用車両の後部には、三点リンク式の作業機装着装置が配設されており、この作業機装着装置の後部に、農用作業機としてのロータリ耕耘装置を昇降可能に装着できるようになっている。そして、複数の耕耘爪が螺設されているロータリ耕耘装置の耕耘軸は、当該ロータリ耕耘装置の片側に設けた伝動ケース内の駆動スプロケットと従動スプロケットに巻き掛けられた駆動チェンによって回転駆動されるようになっており、農作業用車両を走行させながら耕耘軸を回転駆動させることによって、耕耘爪による耕耘作業が行われる。
また、耕耘軸の回転駆動によって当該耕耘軸に草類(長藁,雑草等)が巻き付くことを防止するための草藁巻付防止手段として、耕耘軸の外周から所定間隔を存して耕耘軸と略平行な一本のロッドを、耕耘軸の左右最外端側の耕耘爪ホルダ間に張設支持したものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
また、上述の如く耕耘軸の外周から所定間隔を存して耕耘軸と略平行な一本のロッドを張設したものでは、当該耕耘軸を高速回転させると、耕耘軸の回転バランスを崩してロータリ耕耘装置及び農作業用車両に大きな振動を与えるので、前記ロッドを二分すると共にそれぞれ180°の位相差を設けて耕耘軸と略平行に張設支持することによって、耕耘軸の高速回転時においても、耕耘軸の回転バランスを安定させることができるように構成したものが知られている。(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−150801号公報(第3頁、図1) 特開平10−136706号公報(第3頁、図1)
しかし、上述した従来の特許文献1及び特許文献2のものは、何れも耕耘軸の外周から所定間隔を存して耕耘軸と略平行に張設したロッドによって、耕耘軸に巻き付こうとする草類(長藁,雑草等)を捕捉しながら放擲しようとするものであるが、その期待効果が十分に得られず、当該ロッドと耕耘軸とに巻き付いた草類(長藁,雑草等)を定期的に鎌等を用いて切除しなければならず、しかも前記ロッドは、ロータリカバーによって常時上方を覆われている耕耘軸の近傍に張設してあり、メンテナンス時の十分な作業スペースを確保することができないので作業性に問題があった。
本発明は、上記課題を解決することを目的として創案したものであって、複数の耕耘爪を螺設した耕耘軸と、耕耘爪の回転軌跡の上方を覆うロータリカバーを備えるロータリ耕耘装置において、前記耕耘軸への草藁の巻き付きを防止する草藁巻付防止手段を、ロータリカバーの上面側から耕耘軸に対して位置調節可能に取り付けたことを第1の特徴としている。
また、前記草藁巻付防止手段が草藁を切断する切断刃を備え、且つその基端部をロータリ耕耘装置の横伝動筒を兼ねる左右の筒状アームに取り付けたことを第2の特徴としている。
請求項1の発明によれば、耕耘軸への草藁の巻き付きを防止する草藁巻付防止手段を、ロータリカバーの上面側から耕耘軸に対して位置調節可能に取り付けたことによって、当該耕耘軸への草類(長藁,雑草等)の巻き付き状況に応じて、草藁巻付防止手段の耕耘軸に対する所望の近接位置への位置調節を簡単に行うことができるようになると共に、耕耘軸への草類(長藁,雑草等)の巻き付きを確実且つ効果的に防止することができる。そして、草藁巻付防止手段をメンテナンスする際、ロータリカバーの上方から草藁巻付防止手段を容易に着脱することができるので作業性が大幅に向上する。
また、請求項2の発明によれば、前記草藁巻付防止手段が草藁を切断する切断刃を備えているので、この切断刃で耕耘軸へ巻き付こうとする草類(長藁,雑草等)を常時効果的に切断することができ、しかも草藁巻付防止手段の基端部をロータリ耕耘装置の横伝動筒を兼ねる左右の筒状アームに取り付けたことによって、当該草藁巻付防止手段を安定した姿勢で安全且つ強固に保持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、農作業用車両であるトラクタ1の後方に装着したロータリ耕耘装置2によって耕耘作業を行っている状態を示す側面図であり、また図2は、ロータリ耕耘装置2の平断面図であって、当該ロータリ耕耘装置2は、3点リンク機構3及びオートヒッチ4を介して昇降可能に装着されている。
そして、ロータリ耕耘装置2の中央部にはギヤケース5が設けてあり、このギヤケース5の上部に一対のトップマスト6,6を固設すると共に、該トップマスト6,6の前側上部をオートヒッチ3に連結してある。また、トップマスト6,6の後側上部には、通常は尾輪や畦立器等を装着するツールバー7の上下姿勢を調節するためのネジ式調節装置8を軸支している。
また、ギヤケース5の両側には、ロータリ耕耘装置2の横伝動筒を兼ねる左側筒状アーム10と、この左側筒状アーム10と略同寸法の右側筒状アーム11を配設すると共に、左側筒状アーム10の外端(左端側)にはロータリ耕耘装置2の伝動ケースであるチェンケース12、一方右側筒状アーム11の外端(右端側)にはサイドプレート13を固設してある。そして、複数本の耕耘爪14を螺設した耕耘軸15をチェンケース12とサイドプレート13の下部に配設したボールベアリング16,17,18に軸支することによって、当該ロータリ耕耘装置2が一体的に組み立てられている。
また、耕耘爪14の回転軌跡の上方を覆うロータリカバー19は、側面視で円弧状に形成されると共に、その後寄り左右両側にサイドカバー20,20を設けている。そして、ロータリカバー19の後部に支点Pを回動中心としてリヤカバー21を上下回動可能に軸支すると共に、左右一対の吊りロッド22,22を介してリヤカバー21を持ち上げ可能に構成することによって、リヤカバー21と耕耘爪14の回転軌跡との空間を所望の隙間に調節できるようになっている。
また、トラクタ1の後部PTO軸23と接続する入力軸24から伝動される駆動力は、
ギヤケース5内のベベルギヤ25,26を介して筒状アーム10に内装した駆動軸27に伝動され、更にチェンケース12の上部で駆動軸27に軸着した駆動スプロケット28と、チェンケース12の下部で耕耘軸(従動軸)15に軸着した従動スプロケット29に巻き掛けた駆動チェン30を介して、当該耕耘軸15を回転駆動させるように構成したサイドドライブ方式の伝動機構を採用している。
そして、図2及び図3に示すように、上述したロータリ耕耘装置2は、耕耘軸15の回転駆動による当該耕耘軸15への草藁の巻き付きを防止するために、プレート状の草藁巻付防止手段36,36をロータリ耕耘装置2の横伝動筒を兼ねる左側筒状アーム10と、この左側筒状アーム10と略同寸法の右側筒状アーム11に取り付けてある。
詳述すると、草藁巻付防止手段36は、その基端部36aを、左右の筒状アーム10,11の幅方向略中間部の前側に固設したプレート41,41に螺設できるようになっている。また、草藁巻付防止手段36の先端部には、耕耘軸15へ巻き付こうとする草類(長藁,雑草等)を切断する切断刃36bを形成してあり、この切断刃36bの耕耘軸15に対する取り付け高さを、耕耘軸15へ巻き付こうとする草類(長藁,雑草等)の草丈に応じて図2に示すA矢印方向に調節できるように、当該草藁巻付防止手段36の基端部36aに複数の取り付け高さ調節孔Hを設けている。
更に、草藁巻付防止手段36の基端部36aに設けた複数の取り付け高さ調節孔Hから所望の調節孔Hを選択し、この調節孔Hを、左右の筒状アーム10,11に固設したプレート41,41に設けた孔41a,41aに同軸状にセットすると共に、前記調節孔Hと孔41a,41aに挿通するピン42を介して草藁巻付防止手段36を取り付け、それにより、当該草藁巻付防止手段36をピン42(P1)を回動支点(回動中心)として、図2に示すB矢印の如く回動させることができるようになっている。
そして、前記プレート41,41には、孔41a,41a(回動中心P1)中心とする円弧状の長孔41b,41bを、草藁巻付防止手段36の基端部36aに設けた複数の取り付け高さ調節孔Hと同一ピッチの半径で設けてあり、この円弧状の長孔41b,41bと、草藁巻付防止手段36の回動中心である調節孔Hよりも1段下段の調節孔Hに位置決めボルト43を挿通し、しかる後に耕耘軸15への草類(長藁,雑草等)の種類や巻き付き状況に応じて、草藁巻付防止手段36の切断刃36bを耕耘軸15に対する所望の近接位置まで回動させ、次いで前記位置決めボルト43と固定ナット44を介して当該草藁巻付防止手段36を位置決め固定することができるようになっている。
尚、ロータリカバー19には、プレート状の草藁巻付防止手段36を挿通すると共に、この草藁巻付防止手段36がピン42(P1)を回動支点(回動中心)として回動することを許容する孔19a,19aを設けている。
以上説明したように、ロータリ耕耘装置2の耕耘軸への草藁の巻き付きを防止する切断刃36bを備えた草藁巻付防止手段13を、ロータリカバー19の上面側から耕耘軸15に対して位置調節可能に取り付けたことによって、当該耕耘軸15への草類(長藁,雑草等)の巻き付き状況に応じて、草藁巻付防止手段36の切断刃36bの耕耘軸15に対する所望の近接位置への位置調節を簡単且つ緻密に行うことができるようになると共に、耕耘軸15への草類(長藁,雑草等)の巻き付きを確実且つ効果的に防止することができる。そして、草藁巻付防止手段36をメンテナンスする際、ロータリカバー19の上方から草藁巻付防止手段36を容易に着脱することができるので作業性が大幅に向上する。
また、前記草藁巻付防止手段36が草藁を切断する切断刃36bを備えているので、この切断刃36bで耕耘軸15へ巻き付こうとする草類(長藁,雑草等)を常時効果的に切断することができ、しかも草藁巻付防止手段36の基端部36aをロータリ耕耘装置2の横伝動筒を兼ねる左右の筒状アーム10,11に取り付けたことによって、当該草藁巻付防止手段36を安定した姿勢で安全且つ強固に保持することができる。
ロータリ耕耘装置による耕耘作業状態を示す側面図。 ロータリ耕耘装置の平断面図。 ロータリ耕耘装置の要部側面図。
符号の説明
2 ロータリ耕耘装置
10 左の筒状アーム
11 右の筒状アーム
14 耕耘爪
15 耕耘軸
19 ロータリカバー
36 草藁巻付防止手段
36b 切断刃

Claims (2)

  1. 複数の耕耘爪(14)を螺設した耕耘軸(15)と、耕耘爪(14)の回転軌跡の上方を覆うロータリカバー(19)を備えるロータリ耕耘装置(2)において、前記耕耘軸(15)への草藁の巻き付きを防止する草藁巻付防止手段(36)を、ロータリカバー(19)の上面側から耕耘軸(15)に対して位置調節可能に取り付けたことを特徴とするロータリ耕耘装置における草藁巻付防止手段。
  2. 前記草藁巻付防止手段(36)が草藁を切断する切断刃(36b)を備え、且つその基端部(36a)をロータリ耕耘装置(2)の横伝動筒を兼ねる左右の筒状アーム(10,11)に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のロータリ耕耘装置における草藁巻付防止手段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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