JP2005328583A - 電動機制御装置および電動ポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 逆変換回路12は、直流電源から入力される直流電圧を所定の周波数と電圧の交流電圧に変換し、モータ(M)2を駆動している。制御回路15は、直流電圧検出回路11から直流電圧値を取得し、直流電圧値が基準電圧値より低下した場合には、逆変換回路12に設定された周波数値を低下させる。周波数が低下することにより、逆変換回路12の出力電流は低下する。保護回路14の監視する電流検出回路13の検出する出力電流は保護レベルを超えないため、逆変換回路12の遮断は行われない。このように、入力電圧が低下した場合でも、出力電流が抑制され、保護回路14による保護動作を抑え、運転が継続される。
【選択図】 図1
Description
上記のように、従来の電動機制御装置では、入力側の電圧が定格電圧以上であれば定格出力電圧が保持されるが、電源事情の悪化により入力側の電圧が低下した場合には、出力周波数fに対する制御は行われず、出力電圧Vが入力電圧に比例させて低下、もしくは入力電圧を上限として低下させるだけであった。このように、出力周波数fはそのままで電圧Vのみが低下するため、V/f一定制御でありながら出力電圧Vが低下することにより、負荷トルクを一定にするため、電流が増大する。このため、最悪の場合、過電流保護回路による遮断が発生し、運転が停止するという問題点がある。
図1は、本発明の実施の形態の電動機制御装置が組み込まれたポンプ装置のブロック図である。
直流電圧検出回路11は、直流電源から電動機制御装置1に入力される直流電圧の値を検出し、制御回路15へ通知する。
保護回路14は、電流検出回路13の検出した出力電流と、予め設定された保護レベルに相当する出力電流値とを比較し、検出された出力電流が保護レベルを超えていた場合、過電流からモータ(M)2を保護するため、逆変換回路12の出力信号を遮断する。検出された出力電流が保護レベルを超えていない場合、逆変換回路12の出力信号は、モータ(M)2へ出力される。
モータ(M)2は、電動機制御装置1の出力電流に応じて駆動し、ポンプ(P)3を回転させる。このときの回転数は、電動機制御装置1の出力周波数に応じて決まる。
直流電源が正常で、定格以上の直流電圧を保っている状態では、直流電圧検出回路11によって検出される直流電圧値は第1の下限値を越えており、制御回路15は、逆変換回路15をV/f一定制御する。この状態では、電流検出回路13の検出する出力電流は、保護レベルを下回っており、保護回路14は出力電流をそのままモータ(M)2へ出力する。電動機制御装置1は、出力電流が一定となるように制御を行っており、モータ(M)2の回転が制御され、ポンプ(P)3が運転される。
以上の説明の直流電圧変化に応じた周波数制御を図を用いて説明する。
図では、モータ(M)2が通常動作可能な第1の下限値をVL1、モータ(M)2が運転可能な第2の下限値をVL2、周波数を減少させる基準電圧値をVLrと表記している。以下の説明でも同様に表記する。
時刻t1を経過し、直流電源が悪化し、電源電圧が降下していく。この状態でも、直流電圧が基準電圧VLrを超えていれば、そのままの出力周波数で制御が行われる。
そして、直流電源が復帰し、直流電圧が上昇し、時刻t3を経過し、直流電圧がVL1を超えると、制御回路15は、周波数を元に設定値に戻す。
図3は、本発明の実施の形態の電動機制御装置における入力電圧と出力電流および出力電圧との関係を示した図である。図2と同じものには同じ番号を付す。
そして、直流電圧がVL1より上昇すると、制御回路15は、出力周波数を元に戻すため、出力電流および出力電圧ともに元の状態に復帰する。
[ステップS1] 直流電圧検出回路11の検出した直流電圧とVL2(ポンプが運転可能な下限値)を比較する。直流電圧がVL2より下であれば、処理をステップS7へ進める。
[ステップS3] 直流電圧値が、VL2<直流電圧<VL1である場合、直流電圧をVLr(周波数を低下させる基準電圧値)と比較する。直流電圧がVLrより低い場合、処理をステップS5へ処理を進める。
[ステップS5] 直流電圧値が、VL2<直流電圧<VLrである場合、周波数を周波数低下率で低下させ、処理を終了する。
[ステップS7] 直流電圧値が、直流電圧<VL2である場合、逆変換回路12を停止させてポンプを停止し、処理を終了する。
2 モータ(電動機)
3 ポンプ
11 直流電圧検出回路
12 逆変換回路
13 電流検出回路
14 保護回路
15 制御回路
Claims (5)
- 直流電源から入力される直流電圧を電圧と周波数の比が一定の交流電圧に変換出力して電動機を駆動する電動機制御装置において、
入力された前記直流電圧を予め設定された所定の周波数と電圧の前記交流電圧へ変換する逆変換回路と、
前記逆変換回路へ入力される前記直流電圧の電圧値を検出する直流電圧検出回路と、
前記逆変換回路の出力電流を検出する電流検出回路と、
前記電流検出回路により検出された電流値が所定の保護レベルを超えていたら前記逆変換回路を遮断する保護回路と、
前記直流電圧に関し前記電動機が通常動作可能な第1の下限電圧値と前記電動機が運転可能な第2の下限電圧値との間の値に設定される基準電圧値と、前記直流電圧検出回路により検出された前記直流電圧の値を比較し、前記直流電圧の値が前記基準電圧値より低下した場合に前記周波数を低下させる制御回路と、
を具備することを特徴とする電動機制御装置。 - 前記制御回路は、
前記直流電圧の電圧値が前記基準電圧値より低下した場合、予め設定された周波数低下率で前記周波数を減少させることを特徴とする請求項1記載の電動機制御装置。 - 前記制御回路は、
前記周波数を減少させる際に、前記周波数が前記第2の下限電圧値に基づく前記交流電圧に応じた周波数値を下限とすることを特徴とする請求項2記載の電動機制御装置。 - 前記制御回路は、
前記直流電圧検出回路によって検出された前記直流電圧が前記第1の下限電圧値を超えて上昇したことを検出すると、予め設定された前記所定の周波数に戻すことを特徴とする請求項1記載の電動機制御装置。 - 直流電圧から変換される電圧と周波数の比が一定の交流電圧によって動作する電動機によって駆動される電動ポンプ装置において、
入力された前記直流電圧を予め設定された所定の周波数と電圧の前記交流電圧へ変換する逆変換回路と、前記逆変換回路へ入力される前記直流電圧の電圧値を検出する直流電圧検出回路と、前記逆変換回路の出力電流を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路により検出された電流値が所定の保護レベルを超えていたら前記逆変換回路を遮断する保護回路と、前記直流電圧に関し前記電動機が通常動作可能な第1の下限電圧値と前記電動機が運転可能な第2の下限電圧値との間の値に設定される基準電圧値と、前記直流電圧検出回路により検出された前記直流電圧の値を比較し、前記直流電圧の値が前記基準電圧値より低下した場合に、前記周波数を低下させる制御回路と、を備えた電動機制御部と、
前記電動機制御部によって出力される交流電圧を電源として動作する電動機と、
前記電動機により駆動されるポンプと、
を具備することを特徴とする電動ポンプ装置。
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JP2004141847A JP2005328583A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 電動機制御装置および電動ポンプ装置 |
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- 2004-05-12 JP JP2004141847A patent/JP2005328583A/ja active Pending
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