JP2005328223A - Ip電話網における呼制御方法、ip電話システム、ルータ及び呼制御プログラム - Google Patents

Ip電話網における呼制御方法、ip電話システム、ルータ及び呼制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005328223A
JP2005328223A JP2004143225A JP2004143225A JP2005328223A JP 2005328223 A JP2005328223 A JP 2005328223A JP 2004143225 A JP2004143225 A JP 2004143225A JP 2004143225 A JP2004143225 A JP 2004143225A JP 2005328223 A JP2005328223 A JP 2005328223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call control
router
call
packet
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004143225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4574225B2 (ja
Inventor
Takashi Yamada
尚 山田
Akira Murashige
村重  彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2004143225A priority Critical patent/JP4574225B2/ja
Publication of JP2005328223A publication Critical patent/JP2005328223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4574225B2 publication Critical patent/JP4574225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】 IP電話サービスの品質条件に応じた品質制御を実現し、通信中のパケットを廃棄することなく音声品質を保つことが可能なIP電話網における呼制御方法、IP電話システム、ルータ及び呼制御プログラムを提供する。
【解決手段】 転送系システム104,154を構成するルータ119,169が、呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信して通話呼を認識し、ルータ119,169の信号解析機能部が、信号を解析してデータベース130−1〜130−4,180−1,180−2を参照し、優先順位を規定する優先呼パラメータを求め、ルーチング処理部が、当該優先呼パラメータの値に基づいてパケットを廃棄する等の処理を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、IP(Internet Protocol)電話網において、ルータやスイッチ等により構成される転送系システムの通話呼制御技術に関するものである。
従来、インターネット等のIP網と公衆電話交換網であるPSTN(Public Switched Telephone Network)網とを接続した構成の下で、呼制御プロトコルを用いて音声通信を確立し、音声データをIPパケットとして送受信することにより音声通信を可能にしたサービスが提供されている。図1は、呼制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を用いた一般的なIP電話システムの構成を示す概略図である。このIP電話システム20は、加入者宅5に設けられた加入者A電話機17、当該加入者A電話機17に接続されるMG(Media Gateway/メディアゲートウェイ)またはFW(Fire Wall/ファイアウォール)14、MG15、ルータ19−1〜19−6(以下、総称して19)、CA(GW)(Call Agent/コールエージェントのゲートウェイサーバ)11、CA(SS)(CAのSIPサーバ)12、アドレス情報サーバ13、PSTN網1に設けられたNE(Network Element/ネットワークエレメント)16及びPSTN電話機18を備えている。また、IP網2は、呼制御系システム3、転送系システム4及びMG14,15を備えている。呼制御系システム3は、CA(GW)11、CA(SS)12及びアドレス情報サーバ13を備え、転送系システム4は、IPアドレス、ラベルまたはテーブルに従ってIPパケットの交換を行うルータ19を備えている。
呼制御系システム3のCA(GW)11及びCA(SS)12は、PSTN網1に接続されたPSTN電話機18やIP網2に接続された加入者A電話機17からの要求に従った呼制御により、電話番号の翻訳やルーチング設定等を行う。CA(GW)11は、自網であるIP網2と他網であるPSTN網1との間でISUP(ISDN User Part)信号をインターワークし、ファイアウォールの機能を有する。また、アドレス情報サーバ13は、CA(GW)11及びCA(SS)12による呼のルーチング及び設定のために用いる加入者の電話番号、IPアドレス、住所等を格納する。
図2は、図1に示したIP電話システム20における呼制御の動作フロー図である。本動作フロー図は、加入者A電話機17、CA(SS)12、CA(GW)11及びNE16の間における呼制御を具体的に示している。図2に示したように、従来のIP電話システム20では、CA(SS)12及びCA(GW)11が、加入者A電話機17からの発呼パケットのINVITE信号を認識することによって呼制御を開始する。一方、転送系システム4のルータ19は、発呼パケットによって呼を認識することなく、IPやMPLS(Multiprotocol Label Swiching)等のルーチングプロトコルによりパケットの転送を行っているにすぎない。
図3は、呼制御プロトコルとしてMEGACO(Media Gateway Control Protocol)を用いた一般的なIP電話システムの構成を示す概略図である。このIP電話システム70は、加入者宅55に設けられた加入者A電話機67、当該加入者A電話機67に接続されるRGW(Residential Gateway/レジデンシャルゲートウェイ)64、TGW(Trunking Gateway/トランキングゲートウェイ)65、ルータ69−1〜69−6(以下、総称して69)、MGC(Media Gateway Controllor/メディアゲートウェイコントローラ)61、PSTN網51に設けられたNE66及びPSTN電話機68を備えている。また、IP網52は、呼制御系システム53、転送系システム54、RGW64及びTGW65を備えている。呼制御系システム53は、MGC61を備え、転送系システム54は、IPアドレス、ラベルまたはテーブルに従ってIPパケットの交換を行うルータ69を備えている。
図4は、図3に示したIP電話システム70における呼制御の動作フロー図である。本動作フロー図は、加入者A電話機67、RGW64、MGC61、TGW65、NE66及びPSTN電話機68の間における呼制御を具体的に示している。図4に示すように、従来のIP電話システム70では、MGC61が、加入者A電話機67からの発呼パケットのNotify信号を認識することによって、呼制御を開始する。一方、転送系システム54のルータ69は、発呼パケットによって呼を認識することなく、IPやMPLS等のルーチングプロトコルによりパケットの転送を行っているにすぎない。
このように、従来のIP電話システム20,70において、前述したSIP及びMEGACOやMGCP(Media Gateway Control Protocol)等の各種シグナリングにより、CA(GW)11,CA(SS)12やMGC61が呼を認識し、呼制御を開始する。この場合、転送系システム4,54は、呼を認識する機能を有していない(非特許文献1を参照)。
千村保文、外1名、「IDG情報通信シリーズ SIP教科書」、株式会社IDGジャパン、2003年5月2日、p.33−35
つまり、従来のIP電話システム20,70では、CA(GW)11、CA(SS)12やMGC61が発呼パケットの呼を認識していた。このため、加入者A電話機17,67がIP電話による通信を要求してからCA(GW)11及びCA(SS)12にINVITE信号が到達するまでの間、またはMGC61にNotify信号が到達するまでの間、ルータ19,69は、呼を認識した状態制御を行うことができず、優先すべき呼を受信しても、他の呼と同等のルーチング処理を行わざるを得ない状態になっていた。例えば、多量の呼が発生した場合であっても、ルータ19,69は、CA(GW)11、CA(SS)12またはMGC61までの間の通信網において、一律のパケット転送を行わざるを得なかった。
一方、ルータ19,69は、Diffserv(Differential Services)等を用いてパケット送信の優先制御を行う。図5は、ルータ19,69における優先制御を説明する概略図である。この優先制御は、パケットにおけるIPアドレスやIPヘッダ内のToS(Type of Service)値等を参照して行う制御であり、パケット単位に優先または非優先に区別するものである。また、IP電話サービスで規定される優先度は、パケットのサービス種別を表すToS値とは対応付けられていない。このため、ルータ19,69が呼単位に優先制御することは不可能であった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ルータやスイッチ等により構成される転送系システムにおいて、IP電話サービスの品質条件に応じた品質制御を実現し、通信中のパケットを廃棄することなく音声品質を保つことが可能なIP電話網における呼制御方法、IP電話システム、ルータ及び呼制御プログラムを提供することにある。
本発明の呼制御方法、IP電話システム及びルータは、音声通信を確立するための呼制御サーバを含む呼制御系システムと、ルータ及びスイッチを含む転送系システムとを備えたIP網の下で、VoIPを用いて音声情報を転送しIP電話を実現するシステムにおいて、ルータは、受信部、分析部、結果生成部及び転送部を備え、受信部が呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信し、分析部が前記受信したパケットの信号を分析し、結果生成部が当該分析により分析結果を生成し、転送部が当該分析結果に基づいて前記パケットを転送することを特徴とする。
また、本発明の呼制御方法及びルータは、前記分析部が、受信したパケットの信号の種別情報、発信元及び着信先を特定するための番号情報、Call ID、及び呼の緊急度情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて、当該信号を分析することを特徴とする。
また、本発明の呼制御方法及びルータは、前記分析結果を、受信したパケットを転送するための優先順位とすることを特徴とする。また、前記IP網は、呼制御サーバ、ルータ及びスイッチとは異なる他の通信装置を備え、当該他の通信装置が、前記パケットの受信、信号の分析、分析結果の生成及びパケットの転送のうちの少なくとも一つを行い、前記ルータと他の通信装置とが連携することを特徴とする。
また、本発明の呼制御プログラムは、音声通信を確立するための呼制御サーバを含む呼制御系システムと、ルータ及びスイッチを含む転送系システムとを備えたIP網の下で、VoIPを用いて音声情報を転送しIP電話を実現するシステムにおいて、前記ルータを構成するコンピュータに実行させる呼制御プログラムであって、呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信する処理と、前記受信したパケットの信号を分析する処理と、当該分析により分析結果を生成する処理と、当該分析結果に基づいて前記パケットを転送する処理とを実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、転送系システムが呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信し、当該信号を分析し、優先順位を生成し、優先順位に基づいて当該パケットを転送するようにしたから、IP電話サービスの品質条件に応じた品質制御を実現でき、通信中のパケットを廃棄することなく音声品質を保つことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図6は、SIPを用いた場合における、本発明の実施の形態に係るIP電話システムの構成を示す概略図である。本IP電話システム120は、加入者宅105に設けられた加入者A電話機117と、当該加入者A電話機117に接続されるMG114,115と、転送系システム104を構成するルータ119−1〜119−6(以下、総称して119)と、呼制御系システム103を構成するCA(GW)111、CA(SS)112及びアドレス情報サーバ13と、PSTN網101に設けられたNE116及びPSTN電話機118とを備えている。また、IP網102は、呼制御系システム103、転送系システム104及びMGまたはFW114,115を備えている。本IP電話システム120は、図1に示したIP電話システム20と同等に構成されているが、ルータ119が、本発明の通話呼認識を実現し、当該通話呼認識を用いた呼制御を実現する機能を有する点で、図1に示したルータ19と異なる。それ以外の装置は同等の機能を有する。
ルータ119は、SIPプロトコルやMEGACOプロトコル等による呼を認識し、当該呼を解析する信号解析機能部と、呼の解析のために用いる各種データが格納されたデータベース130−1〜130−4と、優先順位(優先度)に従って呼のルーチング処理や廃棄処理等を行うルーチング処理部とを有する。図6に示したように、ルータ119−1は、INVITE信号等のSIPプロトコルによる信号を認識し、当該信号内のパラメータやデータベース130−1〜130−4によって呼の振り分けを行う。通常時は全ての呼を通過させるが、輻輳時は受信した呼が優先呼である場合は通過させ、非優先呼である場合は当該呼を廃棄する。REGISTER信号やBYE信号を認識した場合も同様な制御が可能である。
具体的には、ルータ119の信号解析機能部は、INVITE、REGISTER、BYE等の信号を認識し、INVITE信号の場合には、当該信号から発信番号及び着信番号を割り出す。そして、信号解析機能部は、発信番号、着信番号、信号種別、Call IDや当該信号内の種々のパラメータに基づいて、データベース130−1〜130−4に格納されたデータを参照し、優先度である優先呼パラメータを求め、優先すべき優先呼と優先すべきでない一般呼とに分類する。例えば、110や119のような呼は最優先の優先呼とするように、複数の優先順位を設ける。このように、信号解析機能部は、信号分析により、信号種別や信号内の各種パラメータを用いてデータベース130−1〜130−4を参照し、優先順位付けを行う。
図7は、図6に示したルータ119−1に備えたデータベース130−1〜130−4を説明する図である。データベース130−1は、発信者及び着信者毎に優先度が割り当てられている表である。発信者のアドレス及び優先度(0〜3)、着信者のアドレス及び優先度(0,1)がそれぞれ対応して定義されている。データベース130−2は、発信者及び着信者の組み合わせ毎に優先度が割り当てられている表である。データベース130−1により発信者及び着信者毎に割り当てられた優先度を用いて、優先度のクラス(EF,AF1,AF2,BE)が決定される。データベース130−3は、信号種別毎に優先度が割り当てられている表である。例えば、信号種別がBYEの場合は、優先度を一つ上げるように定義されている。データベース130−4は、INVITE信号におけるオプション部のプライオリティにより優先度を判定する表である。例えば、プライオリティがemergencyの場合はEFの優先度クラスとなる。信号解析機能部は、これらのデータベース130−1〜13−4を参照し、総合的に判断して優先度を決定する。例えば、信号解析機能部が優先度をBEと決定した場合には、ルーチング処理は当該発呼パケットを廃棄する。
図8は、MEGACOを用いた場合における、本発明の実施の形態に係るIP電話システムの構成を示す概略図である。本IP電話システム170は、加入者宅155に設けられた加入者A電話機167と、当該加入者A電話機167に接続されるRGW164と、転送系システム154を構成するルータ169−1〜169−6(以下、総称して169)と、呼制御系システム153を構成するMGC161と、PSTN網151に設けられたNE166及びPSTN電話機168と、当該NE166に接続されるTGW165とを備えている。また、IP網152は、呼制御系システム153、転送系システム154、RGW164及びTGW165を備えている。本IP電話システム170は、図3に示したIP電話システム70と同等に構成されているが、ルータ169が、本発明の通話呼認識を実現し、当該通話呼認識を用いた呼制御を実現する機能を有する点で、図3に示したルータ69と異なる。それ以外の装置は同等の機能を有する。
ルータ169は、MEGACOプロトコルによる呼を認識し、当該呼を解析する信号解析機能部と、呼の解析のために用いる各種データが格納されたデータベース180−1,180−2と、優先順位に従って呼のルーチング処理や廃棄処理等を行うルーチング処理部とを有する。図8に示したように、ルータ169−1は、Notify信号等のMEGACOプロトコルの信号を認識し、当該信号内のパラメータ及びデータベース180−1,180−2によって呼の振り分けを行う。通常時は全ての呼を通過させるが、輻輳時は受信した呼が優先呼である場合は通過させ、非優先呼である場合は当該呼を廃棄する。Subtract信号を認識した場合も同様である。
具体的には、ルータ169の信号解析機能部は、Notify、Subtract等の信号を認識し、Notify信号の場合には、当該信号から発電話番号及び着電話番号を割り出す。そして、信号解析機能部は、これらの番号番号、信号種別、当該信号内のパラメータ等に基づいて、データベース180−1,180−2に格納されたデータを参照し、優先度である優先呼パラメータを求め、優先すべき優先呼と優先すべきでない一般呼とに分類する。
図9は、図8に示したルータ169−1に備えたデータベース180−1,180−2を説明する図である。データベース180−1は、発信者及び着信者毎に優先度が割り当てられている表である。発信者の電話番号及び優先度(0〜3)、着信者の電話番号及び優先度(0,1)がそれぞれ対応して定義されている。データベース180−2は、発信者及び着信者の組み合わせ毎に優先度が割り当てられている表である。データベース180−1により発信者及び着信者毎に割り当てられた優先度を用いて、優先度のクラス(EF,AF1,AF2,BE)が決定される。信号解析機能部は、これらのデータベース180−1,180−2を参照し、総合的に判断して優先度を決定する。
次に、図6に示したIP電話システム120及び図8に示したIP電話システム170の呼制御手順について説明する。
1)発信端末である加入者A電話機117,167が発呼すると、加入者A電話機117,167は、SIPまたはMEGACOの呼制御プロトコルによる信号を付与する。この場合、加入者A電話機117とMG114との間または加入者A電話機167とRGW164との間のPBXまたは中継装置(図示せず)が呼制御プロトコルによる信号を付与することもある。
2)ルータ119−1,169−1が発呼パケットを受信すると、信号解析機能部は、発呼パケットの信号種別(INVITE信号,BYE信号等)を認識し、その信号種別が発呼信号(INVITE信号,notify信号)であるか否かを判断する。
発呼信号であると判断した場合には、以下の手順で処理を実行する。
3)信号解析機能部は、発呼信号から発信者アドレス及び着信者アドレス、または発信番号及び着信番号を割り出し、信号種別や内容等を分析し、事前に登録してあるデータベース130−1〜130−4、またはデータベース180−1,180−2のデータを照合して優先度を求める。この優先度を優先呼パラメータとして、発呼信号のIPヘッダのトラヒッククラス(サービス種別を表すToS値)に設定する。
4)ルータ119−1,169−1が、自身の装置状態や回線使用状況から輻輳状態であると判断した場合や、他の手法によりCA(SS)112,MG114,FW等の関連装置から輻輳状態である旨の通知を受けた場合には、ルーチング処理部は、信号解析機能部により一般呼と判断された呼や新規登録呼の発呼パケットを廃棄する。
そして、発呼パケットは、ルータ119−1,169−1からCA(SS)112及びCA(GW)111またはMGC161へ転送される。
5)CA(SS)112またはMGC161は、発呼パケットを受信すると、信号分析及びサービス分析を行い、アドレス情報サーバ13に格納されたアドレス情報を参照し、IPアドレスを設定して所定の着信先へ発呼パケットを送信する。
6)ルータ119,169は、設定されたIPアドレス及び優先呼パラメータに従って、着信先へ発呼パケットのルーチングを行う。
7)着信先であるPSTN電話機118,168側のルータ119−6,169−6に発呼パケットが転送されると、当該ルータ119−6,169−6は、優先呼パラメータを外してユーザに見えないようにし、着信端末であるPSTN電話機118,168へ呼の接続要求を行う。この場合、発呼パケットに設定された優先呼パラメータは、IP網102,152内でのみ取り扱われる情報であるため、PSTN網101,151内の装置が当該優先呼パラメータに対して細工できないように、所定の仕組みを施すことが可能なときには、優先呼パラメータの取り外しは不要である。
8)着信端末であるPSTN電話機118が呼の接続要求信号を受信すると、Uプレーン信号の送受信を開始する。
9)ルータ119,169は、発着信端末である加入者A電話機117,167及びPSTN電話機118,168から送信されたUプレーン信号を受信したときも、同様に優先呼パラメータを当該信号のパケットに設定し転送する。
10)呼出音が送信され、発信端末である加入者A電話機117,167がその呼出音を受信し、着信端末のPSTN電話機118,168で受話器が上げられると通信中になる。
11)加入者A電話機117,167、PSTN電話機118,168において、受話器が下ろされて通話が終了すると、ルータ119,169は、切断信号を優先的に転送し、CA(SS)112、CA(GW)111、MGC161は呼接続を終了する。以上で通話は終了する。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、CA(GW)111、CA(SS)112やMGC161を含む呼制御系システム103,153と、ルータ119,169及びスイッチを含む転送系システム104,154等により、VoIP(Voice over IP)を用いて音声情報を転送するIP網102,152において、ルータ119,169が、パケットを受信して通話呼を認識し、通話呼を分析し、データベース130−1〜130−4,180−1,180−2を参照して優先順位を規定する優先呼パラメータを求め、当該優先パラメータの値に基づいて当該パケットを廃棄する等の処理を行うようにした。これにより、転送系システム104,154において呼を認識し、転送処理するようにしたから、IP電話サービスの品質条件に則した品質制御を実現できる。従来は、転送系システム4,54においてパケットに対する優先度によりパケットの廃棄を行っていたため、このパケットの優先度は必ずしもIP電話サービスの優先度とは一致しておらず、音声通信中のパケットも廃棄の対象としていたため音声品質が劣化していた。本発明の実施の形態によれば、IP電話における優先度と一致した制御が可能になるから、音声通信中のパケットを廃棄することはなく、音声品質を保つことが可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、上記の説明は、本発明の理解を助けるものであって、本発明の特許請求の範囲を制限するものではない。従って、本発明の要旨を逸脱しない限り、種々変形が可能であり、本発明の目的を達し、効果を奏する範囲において、適宜変更することが可能である。
上記実施の形態では、ルータ119が呼制御プロトコルとして複数のプロトコルのうちのSIPを認識し、ルータ169が複数のプロトコルのうちのMEGACOを認識するようにしたが、ルータが認識するプロトコルは、使用するネットワークによって異なるものであり、SIPまたはMEGACOのいずれか一方のみを認識するようにしてもよいし、両方を認識するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ルータ119,169に信号解析機能部を備えるようにしたが、当該信号解析機能部を、ルータ119,169の外付けのサーバに備えるようにしてもよく、ルータ119,169よりも加入者A電話機117,167寄りの装置に付属させるようにしてもよい。また、信号解析機能部、データベース130−1〜130−4,180−1,180−2及びルーチング処理部のうちの少なくとも一つ(信号解析機能部が実行する処理の一部、複数のデータベースのうちの一部であってもよい)を外付けのサーバに備えるようにしてもよい。この場合、ルータ119,169と外付けのサーバとが連携して制御を行う。
また、ルータ119,169の信号解析機能部が、SIPやMEGACOプロトコルによる信号内の各種の優先パラメータ(例えば、SIPの場合はpriorityヘッダ)やその他のパラメータ全てを分析し、発番号及び着番号等と共に組み合わせることによって、呼の分析を行うようにしてもよい。
また、前述の5)の手順において、CA(SS)112またはMGC161が、呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信して信号分析及びサービス分析を行い、優先度を変更して新たな優先パラメータを設定し、パケットを送信するようにしてもよい。
また、ルータ119,169の信号解析機能部は、決定した優先度を優先パラメータとしてパケットのトラヒッククラス(ToS値)に設定するようにしたが、IPレイヤに新規に優先度を判別するパラメータを定義して設定するようにしてもよく、SIPやMEGACOのプロトコル上に呼のトラヒックを新たに定義して設定するようにしてもよい。
尚、上記ルータ119,169は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置、画像やデータを表示するモニタ装置、及び外部の装置と通信をするためのインタフェースを備えたコンピュータ装置によってそれぞれ構成されるようにしてもよい。この場合、ルータ119,169が有する信号解析機能部及びルーチング処理部の各機能は、当該機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピィーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもできる。
従来のSIPを用いたIP電話システムの構成を示す概略図である。 図1のIP電話システムにおける呼制御の動作フロー図である。 従来のMEGACOを用いたIP電話システムの構成を示す概略図である。 図3のIP電話システムにおける呼制御の動作フロー図である。 従来のルータにおける優先制御を説明する概略図である。 本発明の実施の形態に係るSIPを用いたIP電話システムの構成を示す概略図である。 図6のIP電話システムのルータに備えたデータベースを説明する図である。 本発明の実施の形態に係るMEGACOを用いたIP電話システムの構成を示す概略図である。 図8のIP電話システムのルータに備えたデータベースを説明する図である。
符号の説明
1,51,101,151 PSTN網
2,52,102,152 IP網
3,53,103,153 呼制御系システム
4,54,104,154 転送系システム
5,55,105,155 加入者宅
11,111 CA(GW)
12,112 CA(SS)
13,113 アドレス情報サーバ
14,15,114,115 MG
16,66,116,166 NE
17,67,117,167 加入者A電話機
18,68,118,168 PSTN電話機
19,19−1〜19−6,69,69−1〜69−6,119,119−1〜119−6,169,169−1〜169−6 ルータ
20,70,120,170 IP電話システム
61,161 MGC
64,164 RGW
65,165 TGW
130,130−1〜130−4,180,180−1,180−2 データベース

Claims (10)

  1. 音声通信を確立するための呼制御サーバを含む呼制御系システムと、ルータ及びスイッチを含む転送系システムとを備えたIP網の下で、VoIPを用いて音声情報を転送しIP電話を実現するシステムにおいる前記ルータによる呼制御方法であって、
    呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信するステップと、前記受信したパケットの信号を分析するステップと、当該分析により分析結果を生成するステップと、当該分析結果に基づいて前記パケットを転送するステップとを有するルータによる呼制御方法。
  2. 請求項1に記載の呼制御方法において、
    前記分析ステップを、受信したパケットの信号の種別情報、発信元及び着信先を特定するための番号情報、Call ID、及び呼の緊急度情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて、当該信号を分析するステップとすることを特徴とする呼制御方法。
  3. 請求項1または2に記載の呼制御方法において、
    前記分析結果を、受信したパケットを転送するための優先順位とすることを特徴とする呼制御方法。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の呼制御方法において、
    前記IP網は、呼制御サーバ、ルータ及びスイッチとは異なる他の通信装置を備え、
    当該他の通信装置が、前記パケットの受信、信号の分析、分析結果の生成及びパケットの転送のうちの少なくとも一つを行い、前記ルータと他の通信装置とが連携することを特徴とするルータ及び他の通信装置による呼制御方法。
  5. 音声通信を確立するための呼制御サーバを含む呼制御系システムと、ルータ及びスイッチを含む転送系システムとを備えたIP網の下で、VoIPを用いて音声情報を転送しIP電話を実現するシステムにおいて、
    前記ルータは、呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信する受信部と、前記受信したパケットの信号を分析する分析部と、当該分析により分析結果を生成する結果生成部と、当該分析結果に基づいて前記パケットを転送する転送部とを備えたことを特徴とするIP電話システム。
  6. 音声通信を確立するための呼制御サーバを含む呼制御系システムと、ルータ及びスイッチを含む転送系システムとを備えたIP網の下で、VoIPを用いて音声情報を転送しIP電話を実現するシステムにおける前記ルータであって、
    呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信する受信部と、前記受信したパケットの信号を分析する分析部と、当該分析により分析結果を生成する結果生成部と、当該分析結果に基づいて前記パケットを転送する転送部とを有するルータ。
  7. 請求項6に記載のルータにおいて、
    前記分析部は、受信したパケットの信号の種別情報、発信元及び着信先を特定するための番号情報、Call ID、及び呼の緊急度情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて、当該信号を分析することを特徴とするルータ。
  8. 請求項6または7に記載のルータにおいて、
    前記分析結果を、受信したパケットを転送するための優先順位とすることを特徴とするルータ。
  9. 請求項6から8までのいずれか一項に記載のルータにおいて、
    前記IP網は、呼制御サーバ、当該ルータ及びスイッチとは異なる他の通信装置を備え、
    当該他の通信装置は、前記受信部、分析部、結果生成部及び転送部のうちの少なくとも一つを備え、他の通信装置と共に連携することを特徴とするルータ。
  10. 音声通信を確立するための呼制御サーバを含む呼制御系システムと、ルータ及びスイッチを含む転送系システムとを備えたIP網の下で、VoIPを用いて音声情報を転送しIP電話を実現するシステムにおいて、前記ルータを構成するコンピュータに実行させる呼制御プログラムであって、
    呼制御プロトコルによる信号のパケットを受信する処理と、前記受信したパケットの信号を分析する処理と、当該分析により分析結果を生成する処理と、当該分析結果に基づいて前記パケットを転送する処理とを実行させることを特徴とする呼制御プログラム。

JP2004143225A 2004-05-13 2004-05-13 Ip電話網における呼制御方法、ip電話システム、ルータ及び呼制御プログラム Expired - Lifetime JP4574225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004143225A JP4574225B2 (ja) 2004-05-13 2004-05-13 Ip電話網における呼制御方法、ip電話システム、ルータ及び呼制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004143225A JP4574225B2 (ja) 2004-05-13 2004-05-13 Ip電話網における呼制御方法、ip電話システム、ルータ及び呼制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005328223A true JP2005328223A (ja) 2005-11-24
JP4574225B2 JP4574225B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=35474234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004143225A Expired - Lifetime JP4574225B2 (ja) 2004-05-13 2004-05-13 Ip電話網における呼制御方法、ip電話システム、ルータ及び呼制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4574225B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007093116A1 (fr) * 2006-02-15 2007-08-23 Huawei Technologies Co., Ltd. Procédé et système de fourniture de service de simulation et entité adaptative de signalisation d'accès
JP2007312159A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Ip通信制御システム及び制御方法並びに制御プログラム
JP2008048216A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujitsu Ltd 電話システム、接続制御方法、接続制御装置、及びコンピュータプログラム
JP2008236350A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Nec Corp 通信端末および通訳サーバおよび通信システム
JP2009005243A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Nec Corp 通信システム、および通信方法
JP2009528780A (ja) * 2006-03-01 2009-08-06 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド セッション開始プロトコルメッセージを優先度付けするシステム及び方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003163690A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Hitachi Ltd 呼制御装置および呼制御方法
JP2003179636A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Fujitsu Ltd VoIPネットワークの輻輳制御システム
JP2003324472A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Fujitsu Ltd VoIPネットワークシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003163690A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Hitachi Ltd 呼制御装置および呼制御方法
JP2003179636A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Fujitsu Ltd VoIPネットワークの輻輳制御システム
JP2003324472A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Fujitsu Ltd VoIPネットワークシステム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007093116A1 (fr) * 2006-02-15 2007-08-23 Huawei Technologies Co., Ltd. Procédé et système de fourniture de service de simulation et entité adaptative de signalisation d'accès
JP2009528780A (ja) * 2006-03-01 2009-08-06 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド セッション開始プロトコルメッセージを優先度付けするシステム及び方法
JP2007312159A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Ip通信制御システム及び制御方法並びに制御プログラム
JP2008048216A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujitsu Ltd 電話システム、接続制御方法、接続制御装置、及びコンピュータプログラム
US8832307B2 (en) 2006-08-17 2014-09-09 Fujitsu Limited Telephony system, connection control method, connection control device and recording medium
JP2008236350A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Nec Corp 通信端末および通訳サーバおよび通信システム
JP2009005243A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Nec Corp 通信システム、および通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4574225B2 (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1309149B1 (en) System and method for improving communication between a public switched telephone network and a packet network
US8098672B2 (en) Internet telephone system ensuring communication quality and path setting method
US9350784B2 (en) Method and communication system for selecting a transmission mode for transmitting payload data
JP2006087133A (ja) セッションQoS制御装置
JP2003324472A (ja) VoIPネットワークシステム
JP2007318343A (ja) ゲートウェイ装置及び再ネゴシエーション方法
JP2004135329A (ja) リングバックトーン発生装置を備えたインターネットフォン、及びそのリングバックトーン伝送方法
JP4574225B2 (ja) Ip電話網における呼制御方法、ip電話システム、ルータ及び呼制御プログラム
JP2006304028A (ja) ネットワーク制御システム及び輻輳制御方法
JP2006186855A (ja) Ip網における帯域確保および経路設定方法
EP2272300B1 (en) Network entity selection
JP2005311596A (ja) 輻輳制御を行うルータ、輻輳制御システム及び方法
US8588216B2 (en) Method and apparatus for blocking a pay-per-use feature in a communications network
JP4271061B2 (ja) Ip電話機
EP2375649B1 (en) Number reception method based on media gateway control protocol and media gateway controller
EP2081349A1 (en) Method and system for transcoding avoidance in Border Gateways
KR100627818B1 (ko) 얼리 미디어 서비스 제공 방법 및 시스템
JP3863061B2 (ja) 公衆網とインターネットプロトコル網を接続する電話システム
WO2008086720A1 (fr) Procédé, matériel et système de sélection de trajet et de commande de flux
JP2008005257A (ja) 呼中継装置
JP2006050250A (ja) Ip電話システム用の呼制御方法及び呼制御システム
EP2188964A1 (en) Method for establishing a call in a communication network
JP2008219268A (ja) 移動通信システム、着信端末選択装置及び呼・セッション制御装置
JP2006203324A (ja) ゲートウェイシステム
US20070223447A1 (en) Gateway device and control method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061226

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070614

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070614

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100601

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4574225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350