JP2005326347A - 車両用処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種サービスを実行するためのデータが車両の外部から持ち込まれた場合であっても、当該サービスのうち、車両内での実行に適するもののみを実行することができる車両用処理装置を提供すること。
【解決手段】 車両用処理装置1に、入力スイッチ17、液晶ディスプレイ18、スピーカ19と、各種サービスを実行するためのアプリケーションプログラム111を記憶する記憶装置11と、所定の処理可否情報に基づいて、当該サービスが車両内での実行に適しているかどうかを判断するリソース管理装置15と、当該サービスのうち、車両内での実行に適しているもののみを入力スイッチ17、液晶ディスプレイ18、スピーカ19を用いて実行する制御装置16と、を備えさせた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用処理装置に関する。
従来より、各種サービス(例えば、経路情報の表示、渋滞情報の表示、及び電子メールの送受信)を実行するためのデータを記憶し、且つ、当該各種サービスを実行する携帯電話が知られている(例えば、特許文献1)。
当該携帯電話は持ち運びが可能なため、車両の乗員は、車両内であっても、携帯電話を用いて当該サービスを利用することが出来る。ここで、携帯電話が実行するサービスには、車両の状況が変動すると(例えば、車両が走行を開始すると)車両内での実行に適さなくなるもの(例えば電子メールの送受信等)がある。
特開平11−75257号公報
しかしながら、従来の携帯電話には、車両内でサービスを実行する場合であっても、車両内での実行に適するサービスのみを実行することはできなかった。このため、車両の乗員が携帯電話を用いて車両内で当該サービスを利用しようとすると、車両内での実行に適さないサービスまで実行され、この結果、運転者による運転操作が妨げられる可能性があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その主に目的とするところは、各種サービスを実行するためのデータが車両の外部から持ち込まれた場合であっても、当該サービスのうち、車両内での実行に適するもののみを実行することができる車両用処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願特許請求の範囲に記載の発明は、各種処理の実行に利用されるリソースと、処理を実行するためのデータを記憶する記憶装置と、所定の処理可否情報に基づいて、処理が車両内での実行に適しているかどうかを判断する判断手段と、データと、判断手段による判断結果と、に基づいて、処理のうち、車両内での実行に適しているもののみをリソースを用いて実行する制御手段と、を備えることを主な特徴とする。
本願特許請求の範囲に記載の発明では、主に、以下の効果を得ることができる。即ち、車両用処理装置は、各種処理を実行するためのデータが車両の外部から持ち込まれた場合であっても、当該処理のうち、車両内での実行に適するもののみを実行することができる。ここで、当該処理は、例えば各種のサービスを構成するものであってもよい。したがって、車両用処理装置は、運転者の運転操作を妨げることなく、サービスを実行することが出来る。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。まず、図1に基づいて、第1の実施の形態に係る車両用処理装置1の構成及び各構成要素の主な機能について説明する。
車両用処理装置1は、記憶装置11と、走行状況検出装置12と、走行状況判断装置13と、アプリケーション認証装置14と、リソース管理装置15と、制御装置16と、入力スイッチ17と、液晶ディスプレイ18と、スピーカ19を備える。記憶装置11は、例えば車両の乗員に携行される。走行状況検出装置12と、走行状況判断装置13と、アプリケーション認証装置14と、リソース管理装置15と、制御装置16と、入力スイッチ17と、液晶ディスプレイ18と、スピーカ19は、車両に搭載される。尚、記憶装置11は車両に搭載されていてもよい。
記憶装置11は、サービスを実行するためのデータ、具体的にはアプリケーションプログラム111を複数種類記憶する。記憶装置11としては、例えば、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カード、携帯電話、及び無線LANの受信装置等が考えられる。アプリケーションプログラム111は、アプリケーションプログラム111に対応するサービスが車両内での実行に対応しているかどうかを示す認証レベルが設定されている。
走行状況検出装置(走行状況検出手段)12は、車両の速度、パーキングブレーキのオンオフ等の走行状況を検出し、検出した結果に関する走行状況検出信号を走行状況判断装置13に出力する。
走行状況判断装置13は、走行状況検出装置12から与えられた走行状況検出信号に基づいて走行状況を判断し、判断した結果に関する走行状況判断信号をリソース管理装置15に出力する。
アプリケーション認証装置14は、起動中のアプリケーションプログラム111から認証レベルを読み込んで、認証レベルを認識する。そして、アプリケーション認証装置14は、認識した結果に関する認識信号をリソース管理装置15に出力する。
リソース管理装置(判断手段)15は、アプリケーションプログラム111と、走行状況判断装置13及びアプリケーション認証装置14から与えられた信号に基づいて、サービスが車両内での実行に適しているかどうかをリソース毎、具体的には入力スイッチ17、液晶ディスプレイ18、スピーカ19毎に判断する。言い換えれば、リソース管理装置15は、起動中のアプリケーションプログラム111がリソースの利用を要求した場合に、当該リソースの利用が可能かどうかをリソース毎に判断する。そして、リソース管理装置15は、判断した結果に関する判断結果信号を制御装置16に出力する。
制御装置(制御手段)16は、記憶装置11と接続され、記憶装置11と接続された際に、記憶装置11に記憶されたアプリケーションプログラム111を読み込んで起動する。そして、制御装置16は、起動中のアプリケーションプログラム111と、リソース管理装置15から与えられた判断結果信号に基づいて、サービスを実行する。
入力スイッチ(リソース)17は、車両の乗員による入力操作に応じて、入力信号を制御装置16に出力する。液晶ディスプレイ(リソース、表示装置)18は、制御装置16による制御により、各種画像を表示する。スピーカ(リソース、音声出力装置)19は、制御装置16による制御により、各種音声を出力する。
次に、車両用処理装置1による処理の手順を図2に示すフローチャートに沿って説明する。
ステップST101にて、記憶装置11が制御装置16に接続された後、制御装置16は、アプリケーションプログラム111を起動してほしい旨の入力信号が与えられたかどうかを判断する。この結果、制御装置16は、当該入力信号が与えられたと判断した場合(ステップST101:YES)には、ステップST102に進み、与えられないと判断した場合(ステップST101:NO)には、ステップST104に進む。
ステップST102にて、制御装置16は、ステップST101にて与えられた入力信号に基づいて、記憶装置11からアプリケーションプログラム111を読み込んで起動する。
ステップST103にて、アプリケーション認証装置14は、ステップST102にて起動されたアプリケーションプログラム111から認証レベルを読み込んで、認証レベルを認識する。次いで、アプリケーション認証装置14は、認識した結果に関する認識信号をリソース管理装置15に出力する。
ステップST104にて、走行状況検出装置12は、車両の速度、パーキングブレーキのオンオフ等の走行状況を検出し、検出した結果に関する走行状況検出信号を走行状況判断装置13に出力する。
次いで、走行状況判断装置13は、走行状況検出装置12から与えられた走行状況検出信号に基づいて走行状況を判断し、判断した結果に関する走行状況判断信号をリソース管理装置15に出力する。
ステップST105にて、リソース管理装置15は、起動中のアプリケーションプログラム111がリソースの利用を要求する場合には、当該起動中のアプリケーションプログラム111と、走行状況判断装置13及びアプリケーション認証装置14から与えられた信号とに基づいて、当該リソースの利用が可能かどうかをリソース毎に判断する。次いで、リソース管理装置15は、判断した結果に関する判断結果信号を制御装置16に出力する。
次いで、ステップST106にて、制御装置16は、起動中のアプリケーションプログラム111と、リソース管理装置15から与えられた判断結果信号に基づいて、リソースの利用が可能と判断された場合にのみ、当該リソースを利用してサービスを実行する。
具体的には、制御装置16は、リソース管理装置15が入力スイッチ17の利用を可能と判断した場合には、アプリケーションプログラム111に従って、入力スイッチ17から出力された入力信号を読み込む。
また、制御装置16は、リソース管理装置15が液晶ディスプレイ18を利用可能と判断した場合には、アプリケーションプログラム111に従って、各種画像を液晶ディスプレイ18に表示する。
また、制御装置16は、リソース管理装置15がスピーカ19を利用可能と判断した場合には、アプリケーションプログラム111に従って、各種音声をスピーカ19にて出力する。
ステップST107にて、制御装置16は、リソースの利用を要求された全てのリソースについてステップST105〜ステップST106の処理を行ったかどうかを判断する。この結果、制御装置16は、全てのリソースについてステップST105〜ステップST106の処理を行ったと判断した場合(ステップST107:YES)には、ステップST108に進み、行っていないと判断した場合(ステップST107:NO)には、ステップST105に戻る。
ステップST108にて、制御装置16は、アプリケーションプログラム111の停止を要求する旨の入力信号が与えられたかどうかを判断する。この結果、制御装置16は、当該入力信号が与えられたと判断した場合(ステップST108:YES)にはステップST109に進み、与えられないと判断した場合(ステップST108:NO)には、ステップST101に戻る。
ステップST109にて、制御装置16は、ステップST108にて与えられた入力信号に対応するアプリケーションプログラム111を停止する。その後、制御装置16は、ステップST101に戻る。
次に、車両用処理装置1による処理の具体例を説明する。本具体例では、記憶装置11は、経路誘導、道路情報(例えば、渋滞情報や工事情報)案内、電子メールの送受信を実行するために必要なアプリケーションプログラム111をそれぞれ記憶する。また、制御装置16は、経路誘導のアプリケーションプログラム111を現在起動している。また、経路誘導及び道路情報案内のアプリケーションプログラム111には、車両内での実行に対応している旨の認証レベルが設定されており、電子メールの送受信のアプリケーションプログラム111には、車両内での実行に対応していない旨の認証レベルが設定されている。
この場合に、制御装置16は、道路情報案内及び電子メールの送受信のアプリケーションプログラム111を起動してほしい旨の入力信号が与えられた場合には、これらのアプリケーションプログラム111を起動する。
そして、車両が走行中であれば、リソース管理装置15は、電子メールの送受信のアプリケーションプログラム111からリソースの利用が要求されても、リソースの利用を不可能と判断する。電子メールの送受信は、車両内での実行に対応していないので、走行中の車両内での実行に適さないからである。
一方、リソース管理装置15は、経路誘導及び道路情報案内のアプリケーションプログラム111からリソースの利用が要求された場合には、リソースの利用を可能と判断する。経路誘導及び道路情報案内は、車両内での実行に対応しているので、走行中の車両内であっても実行に適しているからである。
したがって、制御装置16は、車両が走行中であれば、経路誘導及び道路情報案内、即ち走行中の車両内であっても実行に適したサービスのみを実行する。具体的には、例えば、制御装置16は、入力スイッチ17から与えられた入力信号やアプリケーションプログラム111に従って、経路誘導情報や道路情報を液晶ディスプレイ18に表示し、また、スピーカ19にて音声出力する。
一方、車両が停止中であれば、リソース管理装置15は、電子メールの送受信、経路誘導及び道路情報案内のアプリケーションプログラム111からリソースの利用が要求された場合には、リソースの利用を可能と判断する。電子メールの送受信は、車両内での実行に対応していないが、車両が停止中であれば実行されても問題はないからである。また、経路誘導及び道路情報案内は、車両内での実行に対応しているので、車両が停止中であっても走行中であっても実行に適しているからである。
したがって、制御装置16は、車両が停止中であれば、電子メールの送受信、経路誘導及び道路情報案内を実行する。具体的には、例えば、制御装置16は、入力スイッチ17から与えられた入力信号やアプリケーションプログラム111に従って、電子メールの内容、経路誘導情報、及び道路情報を液晶ディスプレイ18に表示し、また、スピーカ19にて音声出力する。
以上により、第1の実施の形態では、車両用処理装置1は、各種サービスを実行するためのアプリケーションプログラム111が車両の外部から持ち込まれた場合であっても、当該サービスのうち、車両内での実行に適しているもののみを実行することができる。これにより、車両用処理装置1は、運転者の運転操作を妨げることなく、サービスを実行することが出来る。
また、車両用処理装置1は、サービスが車両内での実行に適しているかどうかをリソース毎に判断するので、サービスの実行のうち、一のリソースを利用した実行が車両内での実行に適していなくても、他のリソースを利用した実行が車両内での実行に適している場合には、当該サービスを当該他のリソースを利用して実行することができる。これにより、車両用処理装置1は、あるサービスについて、一のリソースを利用した実行が車両内での実行に適していなくても、運転者の運転操作を妨げることなく、当該サービスを他のリソースを利用して実行することが出来る。これにより、車両用処理装置1の車両の乗員に対する利便性が向上する。
また、リソースは、入力スイッチ17、液晶ディスプレイ18、及びスピーカ19を含むので、車両用処理装置1は、入力スイッチ17、液晶ディスプレイ18、及びスピーカ19のいずれかを利用するサービスについて上述した効果を得ることが出来る。
また、車両用処理装置1は、車両の走行状況に基づいて、サービスが車両内での実行に適しているかどうかを判断するので、例えば、車両走行中には車両内での実行に適さなくなるサービス(例えば、電子メールの送受信)を車両走行中に実行しないようにすることができる。
また、車両用処理装置1は、サービスが車両内での実行に対応しているかどうかを示す認証レベルに基づいて、サービスが車両内での実行に適しているかどうかを判断するので、例えば、車両内での実行に対応している旨の認証レベルが設定されたサービス(例えば、経路誘導)については、車両の状況によらず実行することが出来る。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。まず、図3に基づいて、第2の実施の形態に係る車両用処理装置2の構成について説明する。
車両用処理装置2は、記憶装置21と、走行状況検出装置22と、走行状況判断装置23と、アプリケーション認証装置24と、リソース管理装置25と、制御装置26と、入力スイッチ27と、液晶ディスプレイ28と、スピーカ29を備える。車両用処理装置2は車両用処理装置1と同様であるが、車両用処理装置1による処理に加えてアプリケーションプログラム111の優先順位を判断する点において異なる。
次に、車両用処理装置2による処理の手順を図4に示すフローチャートに沿って説明する。
図4に示すステップST201〜ステップST204にて、車両用処理装置2は、図2に示すステップST101〜ステップST104と同様の処理を行う。
ステップST205にて、リソース管理装置25は、起動中のアプリケーションプログラム111がリソースの利用を要求する場合には、当該起動中のアプリケーションプログラム111と、走行状況判断装置23及びアプリケーション認証装置14から与えられた信号とに基づいて、当該リソースの利用が可能かどうかをリソース毎に判断する。さらに、リソース管理装置25は、リソースを利用可能なアプリケーションプログラム111について、当該アプリケーションプログラム111と、走行状況判断装置23及びアプリケーション認証装置14から与えられた信号とに基づいて、サービスの優先順位を判断する。次いで、リソース管理装置25は、判断した結果に関する判断結果信号を制御装置26に出力する。
ステップST206にて、制御装置26は、起動中のアプリケーションプログラム111と、リソース管理装置25から与えられた判断結果信号に基づいて、リソースが利用可能と判断された場合にのみ、当該リソースを利用してサービスを実行する。ここで、制御装置26は、サービスの実行をリソース管理装置25により判断された優先順位に従って行う。
例えば、2つのアプリケーションプログラム111が入力スイッチ27及び液晶ディスプレイ28の利用を要求し、リソース管理装置25がこれら2つのアプリケーションプログラム111について液晶ディスプレイ28の利用のみを可能と判断し、且つ、一のアプリケーションプログラム111に係るサービスの優先順位が他のアプリケーションプログラム111に係るサービスの優先順位よりも上と判断した場合には、制御装置26は、一のアプリケーションプログラム111に従って、液晶ディスプレイ28に各種画像を表示する。その後、制御装置26は、他のアプリケーションプログラム111に従って、液晶ディスプレイ28に各種画像を表示する。
ステップST207にて、制御装置26は、リソースの利用を要求された全てのリソースについてステップST205〜ステップST206の処理を行ったかどうかを判断する。この結果、制御装置26は、全てのリソースについてステップST205〜ステップST206の処理を行ったと判断した場合(ステップST207:YES)には、ステップST208に進み、行っていないと判断した場合(ステップST207:NO)には、ステップST205に戻る。
ステップST208〜ステップST209にて、制御装置26は、図2に示すステップST108〜ステップST109と同様の処理を行う。
次に、車両用処理装置2による処理の具体例を説明する。本具体例では、記憶装置21は、経路誘導、道路情報(例えば、渋滞情報や工事情報)案内、電子メールの送受信を実行するために必要なアプリケーションプログラム111をそれぞれ記憶する。また、制御装置26は、経路誘導のアプリケーションプログラム111を現在起動している。また、経路誘導及び道路情報案内には、車両内での実行に対応している旨の認証レベルが設定されており、電子メールの送受信には、車両内での実行に対応していない旨の認証レベルが設定されている。
この場合に、制御装置26は、道路情報案内及び電子メールの送受信のアプリケーションプログラム111を起動してほしい旨の入力信号が与えられた場合には、これらのアプリケーションプログラム111を起動する。
そして、車両が交差点付近を走行中であれば、リソース管理装置25は、電子メールの送受信のアプリケーションプログラム111からリソースの利用が要求されても、リソースの利用を不可能と判断する。電子メールの送受信は、車両内での実行に対応していないので、走行中の車両内での実行に適さないからである。
一方、リソース管理装置25は、経路誘導及び道路情報案内のアプリケーションプログラム111からリソースの利用が要求された場合には、リソースの利用を可能と判断する。経路誘導及び道路情報案内は、車両内での実行に対応しているので、走行中の車両内であっても実行に適しているからである。また、リソース管理装置25は、経路誘導の優先順位を道路情報案内の優先順位よりも高いと判断する。交差点の走行は通常の道路の走行よりも難しいので、車両が交差点付近を走行している際は、経路誘導情報は道路情報よりも重要となるからである。その後、車両が交差点を抜けた場合には、リソース管理装置25は、経路誘導の優先順位を道路情報案内の優先順位と同じと判断する。車両が通常の道路を走行している場合、経路誘導情報の重要性は道路情報の重要性と同じになるからである。
したがって、制御装置26は、車両が交差点付近を走行中であれば、経路誘導のみを実行し、その後、車両が交差点を抜けた場合には、経路誘導及び道路情報案内を実行する。
一方、車両が停止中であれば、リソース管理装置25は、電子メールの送受信、経路誘導及び道路情報案内のアプリケーションプログラム111からリソースの利用が要求された場合には、リソースの利用を可能と判断する。電子メールの送受信は、車両内での実行に対応していないが、車両が停止中であれば実行されても問題はないからである。また、経路誘導及び道路情報案内は、車両内での実行に対応しているので、車両が停止中であっても走行中であっても実行に適しているからである。
また、リソース管理装置25は、経路誘導の優先順位を道路情報案内の優先順位と同じと判断する。車両が停止中である場合、経路誘導情報の重要性は道路情報の重要性と同じになるからである。したがって、制御装置26は、車両が停止中であれば、電子メールの送受信、経路誘導及び道路情報案内を実行する。なお、車両用処理装置2は、車両が停車中である場合を、車両が一時停止中(例えば、交差点での停止)である場合と駐車中である場合とに区別し、車両が駐車中である場合には上述した処理を行い、車両が一時停止中である場合には、電子メールの送受信をスピーカ19のみを利用して実行するようにしても良い。車両が一時停止中である場合、電子メールの送受信が車両内での実行に適する時間(即ち、車両の停止時間)は、車両が駐車中である場合よりも短いからである。
以上により、第2の実施の形態では、車両用処理装置2は、車両用処理装置1と同様の処理を行う他、車両状況及び認証レベルに基づいてサービスの優先順位を判断し、判断した結果に基づいてサービスを実行する。したがって、車両用処理装置2は、車両状況や認証レベルに応じて適切なサービスを実行することが出来る。例えば、上述したように、車両状況が交差点付近の走行となる場合には、経路誘導及び道路情報案内のうち、当該車両状況により適した経路誘導のみを実行することが出来る。なお、認証レベルを複数段階に分けて設定しておくことで、車両用処理装置2は、上述した効果をより効果的に得ることが出来る。
(変形例)
次に、車両用処理装置1、2の変形例について説明する。本変形例に係る車両用処理装置(以下、「車両用処理装置3」と称する)においては、認証レベルがアプリケーションプログラム111を構成する処理(タスク)毎に設定されている。そして、車両用処理装置3は、車両用処理装置1、2と同様の処理をタスク毎に行う。これにより、車両用処理装置3は、車両用処理装置1、2と同様の処理を車両用処理装置1、2よりも詳細に行うことが出来るので、車両用処理装置1、2の効果を車両用処理装置1、2よりも確実且つ効果的に得ることが出来る。例えば、車両用処理装置3は、車両内での実行に適さないサービスの実行を車両用処理装置1、2よりも確実に防止することが出来、且つ、車両内での実行に適するサービスの実行を車両用処理装置1、2よりも確実に行うことが出来る。
また、車両用処理装置3は、車両用処理装置2と同様の処理を行うに際して、あるタスクについて車両内での実行に対応していない旨の認証レベルが設定されている場合には、当該タスクの優先順位を最低に設定することも出来る。これにより、車両用処理装置3は、制御装置26にかかる負荷を制御装置16にかかる負荷よりも小さくすることが出来る。
なお、第1〜第2の実施の形態では、リソースとして入力スイッチ17、27、液晶ディスプレイ18、28、スピーカ19、29を使用したが、他のリソース、例えばマイクを使用しても良い。また、処理可否情報として、走行状況及び認証レベルを使用したが、他の処理可否情報、例えば車両の乗員の情報を使用しても良い。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で第1〜第2の実施の形態を変更しても良いことは勿論である。
本発明の一実施の形態に係る車両用処理装置の構成を示すブロック図である。 車両用処理装置による処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る車両用処理装置の構成を示すブロック図である。 車両用処理装置による処理の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1〜3…車両用処理装置
11、21…記憶装置
12、22…走行状況検出装置(車両状況検出手段)
13、23…走行状況判断装置
14、24…アプリケーション認証装置
15、25…リソース管理装置(判断手段)
16、26…制御装置(制御手段)
17、27…入力スイッチ(リソース)
18、28…液晶ディスプレイ(リソース、表示装置)
19、29…スピーカ(リソース、音声出力装置)
111…アプリケーションプログラム(データ)

Claims (8)

  1. 各種処理の実行に利用されるリソースと、
    前記処理を実行するためのデータを記憶する記憶装置と、
    所定の処理可否情報に基づいて、前記処理が前記車両内での実行に適しているかどうかを判断する判断手段と、
    前記データと、前記判断手段による判断結果と、に基づいて、前記処理のうち、前記車両内での実行に適しているもののみを前記リソースを用いて実行する制御手段と、を備えることを特徴とする車両用処理装置。
  2. 請求項1記載の車両用処理装置において、
    前記判断手段は、前記処理が前記車両内での実行に適しているかどうかを前記リソース毎に判断することを特徴とする車両用処理装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用処理装置において、
    前記リソースは、表示装置を含むことを特徴とする車両用処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用処理装置において、
    前記リソースは、音声出力装置を含むことを特徴とする車両用処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用処理装置において、
    前記判断手段は、前記処理可否情報に基づいて、前記処理の優先順位を判断することを特徴とする車両用処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用処理装置において、
    前記制御手段は、前記リソースを用いて各種サービスを行い、
    前記処理は、前記サービスを構成するものであることを特徴とする車両用処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用処理装置において、
    前記車両の走行状況を検出する走行状況検出手段を備え、
    前記処理可否情報は、前記走行状況検出手段による検出結果を含むことを特徴とする車両用処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用処理装置において、
    前記処理には、前記処理が車両内での実行に対応しているかどうかを示す認証レベルが設定されており、
    前記処理可否情報は、前記処理に設定された認証レベルを含むことを特徴とする車両用処理装置。
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