JP2005324915A - 帯状体の端部位置検出方法及び装置、並びに、帯状体の巻き取り方法 - Google Patents

帯状体の端部位置検出方法及び装置、並びに、帯状体の巻き取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 金属帯等の帯状体の先端通板時、尾端巻き取り時、及び、金属帯がばたついている時等であっても帯状体のエッジ位置を正確に検出し得る帯状体の端部位置検出方法及び装置、並びに、コイルの巻ずれ発生を防止することが可能な帯状体の巻き取り方法を提供する。
【解決手段】 帯状体15の端部位置を測定する光学式検出器1による測定結果と、光学式検出器1と帯状体15との距離を測定する距離計13による測定結果と、を用いて、帯状体15の幅方向端部位置を検出する、帯状体の端部位置検出方法を用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属帯等に代表される帯状体の端部位置検出方法及び装置、並びに、帯状体の巻き取り方法に関する。
金属帯等の帯状体を帯状体巻き取り装置により巻き取り、コイル状にする場合には、通常、帯状体の端部(以下において、「エッジ」と記述することがある。)位置をそろえるために、エッジポジションコントロール(以下において、「EPC」と記述する。)が行われる。このEPCの実施には、帯状体のエッジ位置検出が不可欠であり、当該エッジ位置の検出方法として、一般的には、固定方式のカメラ等に代表される光学式検出器によるエッジ位置検出等が利用されている。
光学式検出器による帯状体のエッジ位置検出は、通常、光源からの光が帯状体により遮断された長さに基づいてエッジ位置を認識することにより行われる。かかるエッジ位置の認識は、検出器、光源、及び、帯状体それぞれの間の距離が一定であると、その認識を正確に行うことができるため、帯状体のエッジ位置を正確に検出するには、光学式検出器、光源、及び、帯状体の距離が一定であることが好ましい。帯状体の端部位置検出にあたり、帯状体に張力がかかっている場合には、当該帯状体と検出器及び光源との距離が一定であるため、光学式検出器により、正確なエッジ位置を検出することが可能である。これに対し、切断される等の理由により帯状体に張力がかかっていない場合をはじめ、帯状体の位置が不安定であるために当該帯状体と検出器及び光源との距離が一定でない場合には、光学式検出器により正確なエッジ位置を検出することは困難であった。EPCにおけるエッジ位置検出結果が不正確であると、帯状体の端部位置が揃わなくなる結果、帯状体の巻姿が不良になり、問題となる。
このような問題を解決することを目的として、これまでにいくつかの先行技術が開示されている。例えば、特許文献1には、センターポジションコントロール(以下において、「CPC」と記述する。)やEPC等により巻き取り機のリール位置制御をしながら金属帯を巻き取る際に、金属帯の尾端近くまで巻き取り制御を行うことによってコイル外周部の巻きずれを少なくする技術が開示されている。また、特許文献2には、金属帯切断後に張力がかからなくなった金属帯のパスラインが下方へと移動してフォトセンサの位置検出に誤差が生じることと関連して生じるコイル外周部の巻ずれを防止するために、金属帯の張力がなくなる直前までにEPC又はCPCによるリール位置制御を終了させる技術が開示されている。一方、特許文献3には、巻き取りリールの直前にピンチロールを設け、金属帯の巻き取り時における張力を下げることでピンチロール以降の金属帯のたるみを抑制する技術、及び、ピンチロールの直前に板幅方向の両端を監視するカメラを設けることでコイル外周部の巻きずれを防止する技術が開示されている。
特開平4−266421号公報 特開平4−272054号公報 特開平8−108216号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2に開示されている技術では、切断後の金属帯がパスラインから外れること、又は、金属帯が上下にばたつくことにより生じる、金属帯のエッジ位置の測定誤差を防止できないという問題があった。また、特許文献3に開示されている技術は、この誤差を防止することを目的とする技術ではあるが、当該技術によっても金属帯がパスラインから外れることを皆無にすることは困難であるため、カメラにより検出されるエッジ位置に誤差が生じ、コイル外周部の巻ずれを確実に防止することは困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、金属帯に代表される帯状体の先端通板時、尾端巻き取り時、及び、帯状体がばたついている時等であっても帯状体のエッジ位置を正確に検出し得る帯状体の端部位置検出方法及び装置、並びに、コイルの巻ずれ発生を防止することが可能な帯状体の巻き取り方法を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、帯状体(15)の端部位置を測定する光学式検出器(1)による測定結果と、光学式検出器(1)と帯状体(15)との距離を測定する距離計(13)による測定結果と、を用いて、帯状体(15)の幅方向端部位置を検出することを特徴とする、帯状体の端部位置検出方法である。
請求項1に記載の発明によれば、光学式検出器(1)による測定結果に加えて、光学式検出器(1)と帯状体(15)との間の距離を測定する距離計(13)による測定結果を用いることで、帯状体に張力がかかっていない場合や帯状体が上下にばたついているような場合であっても、帯状体(15)の幅方向端部位置を正確に検出することができる。
請求項2に記載の発明は、帯状体(15)の端部位置を測定する光学式検出器(1)と、光学式検出器(1)と帯状体(15)との距離を測定する距離計(13)と、を有することを特徴とする、帯状体の端部位置検出装置である。
請求項2に記載の発明によれば、光学式検出器(1)に加えて距離計(13)を有することで、帯状体に張力がかかっていない場合や帯状体が上下にばたついているような場合であっても、帯状体(15)の幅方向端部位置を正確に検出することが可能な帯状体の端部位置検出装置を提供できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の帯状体の端部位置検出方法を用いて帯状体(15)を巻き取る、帯状体の巻き取り方法であって、帯状体(15)を巻き取る巻き取り装置(10)における帯状体巻き取り位置を、帯状体(15)の幅方向端部位置の検出結果に基づいて調整することを特徴とする、帯状体の巻き取り方法である。
請求項3に記載の発明によれば、正確に検出された帯状体(15)の幅方向端部位置に基づいて帯状体を巻き取ることが可能になるため、コイルの巻ずれ発生を防止することが可能な帯状体の巻き取り方法を提供できる。
本発明によれば、金属帯等の帯状体の先端通板時、尾端巻き取り時、及び、帯状体がばたついている時等であっても、帯状体のエッジ位置を正確に検出し得る帯状体の端部位置検出方法及び装置、並びに、コイルの巻ずれ発生を防止することが可能な帯状体の巻き取り方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明における帯状体の端部位置検出装置の実施形態例を示す斜視図である。図1に示すように、光学式検出器としてのカメラ1(以下において、単に「カメラ1」と記述する。)と、距離計13とを備える本発明の帯状体端部位置検出装置50は、金属帯巻き取り装置100の一部として好適に使用することができる。図1に示す金属帯巻き取り装置100は、カメラ1、光源2、距離計13、シャー8、デフレクタロール9、及び、巻き取り装置10を備え、金属帯15は、当該金属帯15の鉛直方向下方に配置された光源2から光を受ける。本発明の帯状体端部位置検出装置50を備える金属帯巻き取り装置100では、金属帯15によって遮られる光源2から発せられた光の幅が、カメラ1により検出されるとともに、距離計13により、カメラ1と金属帯15との間の距離が検出される。そして、これらの検出結果から、金属帯15の幅方向端部位置が検出される。このような構成とすることにより、金属帯15が上下にばたついているような場合等であっても、金属帯15の正確な幅方向端部位置を検出することが可能になる。なお、図1において、金属帯15は、図の左から右の方向へと通板されている。
図1では、便宜上、光学式検出器としてカメラを図示したが、本発明の帯状体端部位置検出方法及び帯状体端部位置検出装置50において使用される光学式検出器は、金属帯15によって遮られる光の幅を検出可能な機器であれば特に限定されるものではなく、例えば、CCDカメラやラインセンサー等を好適に使用することができる。本発明において、光学式検出器としてカメラを使用する場合には、カメラは固定式・移動式を問わず使用することができる。また、光学式検出器の設置位置は、帯状体に対して光源2と反対側であれば特に限定されるものではなく、図1に示すように、光源2が金属帯15の鉛直方向下方に設けられている場合には、金属帯15の鉛直方向上方に光学式検出器を設ければ良い。さらに、本発明において設けられる光学式検出器の数量は、特に限定されるものではない。
一方、本発明の帯状体端部位置検出方法及び帯状体端部位置検出装置50において使用される距離計は、金属帯と光学式検出器との間の距離を測定可能な機器であれば特に限定されるものではなく、例えば、レーザー光線や超音波等を用いた距離計等を好適に使用することができる。
図2に、本発明の帯状体端部位置検出装置50を備える金属帯巻き取り装置におけるリール位置制御系のブロック図を、図3に、従来の金属帯巻き取り装置におけるリール位置制御系のブロック図を、それぞれ示す。
図2に示す金属帯巻き取り装置では、光源2から金属帯15に向けられた光が金属帯15によって遮られる幅(以下において、「光源長さ」と記述することがある。)をカメラ1により検出するとともに、距離計13によりカメラ1と金属帯15との距離を測定することで、金属帯15の幅方向端部位置が認識される。このように、本発明の帯状体の端部位置検出方法により認識された金属帯15の端部位置に関する信号は、帯状体端部位置検出装置50の制御装置4へと送られる。この制御装置4は、金属帯15の端部位置検出結果に基づいて油圧制御装置5に対する動作指令を制御するCPU41と、そのCPU41に対する記憶装置とを有している。CPU41は、マイクロプロセッサユニット及びその動作に必要な各種周辺回路を組み合わせて構成され、CPU41に対する記憶装置は、例えば、油圧制御装置5の動作制御に必要なプログラムや各種データを記憶するROM42と、CPU41の作業領域として機能するRAM43等を組み合わせて構成される。当該構成に加えて、さらに、CPU41が、ROM42に記憶されたソフトウエアと組み合わされることにより、金属帯巻き取り装置における制御装置4が機能する。
カメラ1及び距離計13からの出力信号は、入力ポート44を介して、入力信号としてCPU41へと到達する。CPU41は、上記信号、及び、ROM42に記憶されているプログラムに基づいて、出力ポート45を介して油圧制御装置5に対する動作指令を制御する。油圧制御装置5は、CPU41から与えられた動作指令に応じて、油圧シリンダー7へと加えられる油圧源6からの油圧を制御し、当該油圧シリンダー7を介して巻き取り装置10におけるリール位置が制御される。このように、本発明の帯状体の巻き取り方法によって帯状体を巻き取ることで、端部位置が揃った良好な巻姿のコイルを得ることが可能になる。したがって、従来の方法では、端部位置が不揃いであることからいわゆるテレスコープ現象を生じたコイルの巻姿を矯正する際に、コイル外周部に巻ずれが発生していたが、本発明によれば、当初から良好な巻姿のコイルが得られる結果、巻姿矯正が不要になるため、コイル外周部における巻ずれ発生を防止することが可能になる。
これに対し、図3に示すように、従来の金属帯巻き取り装置では、金属帯15によって遮られる光源長さをカメラ1により検出することで、金属帯15の幅方向端部位置が認識される。図2に示す金属帯巻き取り装置とは異なり、距離計13を備えていないため、金属帯15とカメラ1との間の距離は測定されること無く、金属帯15の端部位置が検出される。そのため、金属帯15が上下にばたつく場合等には、後述するように、金属帯15の正確な端部位置を検出することが困難になることから、良好な巻姿を有するコイルが得られ難い。したがって、コイルの巻姿を修正する際に、コイル外周部に巻ずれが生じることとなる。このほか、図2と同様の構成部位に関しては、図2と同じ符号を付し、その説明を省略する。
図4に、金属帯に張力がかかっている場合における、金属帯巻き取りの概略図を示す。図4に示すように、金属帯15に張力がかかっている通常通板時には、金属帯15は、通板テーブル11に触れることなく通板され、金属帯15の進行方向を変えるデフレクタロール9を経て、巻き取り装置10において巻き取られる。そして、金属帯15によって遮られる光源長さが、帯状体端部位置検出装置50のカメラ1により検出されるとともに、同装置50の距離計13により、カメラ1と金属帯15との間の距離Aが測定される。なお、図4において、金属帯15は、図の左から右の方向へと通板されている。また、Lは、カメラ1と光源2との間の距離を示している。
他方、金属帯に張力がかかっていない場合における、金属帯巻き取りの概略図を、図5に示す。なお、図5において、金属帯15’は、図の左から右の方向へと通板されている。シャー8によるシャーカット後の金属帯のように、張力がかかっていない金属帯15’は、通板テーブル11に沿って通板される。そのため、張力がかかっている金属帯15と帯状体端部位置検出装置50におけるカメラ1との距離は、金属帯15の通板ライン(パスライン12)とカメラ1との距離である距離Aであったのに対し、張力がかかっていない金属帯15’と同装置50におけるカメラ1との距離は、カメラ1と通板テーブル11との距離である距離Xとなる。したがって、金属帯15にかかる張力の有無により、金属帯15と帯状体端部位置検出装置50におけるカメラ1との間の距離が変化するため、金属帯15によって遮られる光源長さが変化する。そこで、本発明の帯状体の端部位置検出方法では、カメラから金属帯までの距離を装置50における距離計13により測定することで、後述するように、金属帯15の正確な端部位置の検出を可能にしている。
図6に、本発明の帯状体端部位置検出装置50を備える金属帯巻き取り装置における、カメラ、金属帯、及び、光源の位置関係を概略的に示す。図6に示す金属帯巻き取り装置において、光源2から金属帯15に向けて発せられた光は、金属帯15によって遮られる。帯状体端部位置検出装置50におけるカメラ1は、この金属帯15によって遮断される光源長さを検出することにより、金属帯15の幅方向端部位置を検出する。他方、帯状体端部位置検出装置50における距離計13は、カメラ1と金属帯15との間の距離を測定している。なお、図6において、実線で示す金属帯15は、張力がかけられている金属帯を示す一方、一点鎖線で示す金属帯15’は、張力がかけられていない金属帯を示している。
ここで、
カメラ1と金属帯15との距離をA、
カメラ1と金属帯15’との距離をX、
カメラ1と光源2との距離をL、
とするとともに、
金属帯15の幅方向におけるカメラ1のレンズ位置を基準とする線を基準線、
カメラ1のレンズと金属帯15の端部Dとを結ぶ直線を直線K1、
カメラ1のレンズと金属帯15’の端部Fとを結ぶ直線を直線K1’、
とし、
直線K1と光源2との交点Eと、基準線との距離をB、
金属帯15の端部Dと、基準線との距離をC、
直線K1’と光源2との交点Gと、基準線との距離をY、
直線K1’と金属帯15の上面との交点Hと、基準線との距離をZ、
とする。この時、張力がかけられている金属帯15であれば、パスラインを通板されるため、距離計13を用いなくても、当該金属帯15のエッジ位置Dと基準線との距離Cは、距離A、距離L、及び、金属帯15によって遮られる光源長さBから、「B×A/L=C」と正確に検出することができる。しかし、金属帯にかけられる張力が不足するか又は金属帯に張力がかけられていない結果、金属帯の位置がパスラインからずれて金属帯15’の位置になった場合には、距離計13を用いないと、金属帯の端部位置はFであるにもかかわらず、金属帯の端部位置がHであると誤って認識されてしまう。これは、距離計13を用いない場合には、金属帯の位置が金属帯15から金属帯15’の位置へと変化していることを認識できない一方で、金属帯15’によって遮られる光源長さがYであることから、「Y×A/L=Z」という演算により導出された、点Hと基準線との距離Zが、金属帯15の端部と基準線との距離であると検出され、直線K1’と金属帯15との交点Hが、あたかも金属帯15の端部であるかのように誤って認識されてしまうためである。
そこで、本発明における、帯状体の端部位置検出方法、帯状体の端部位置検出装置、及び、これらを用いた帯状体の巻き取り方法では、光学検出器としてのカメラ1に加えて、距離計13を用いてカメラ1と金属帯との距離を測定することで、金属帯の位置を正確に把握する。すなわち、本発明では、距離計13により、金属帯15’のように金属帯がパスラインから外れた位置にいる場合は、帯状体端部位置検出装置50内の制御装置において、金属帯15’の端部Fと基準線との距離であるCが、「Y×X/L=C」という演算により導出され、金属帯15’の真のエッジ位置が検出される。なお、金属帯15がパスラインにある場合は、A=X、B=Yの関係にあるため、A及びBを、それぞれ金属帯15’がパスラインを外れた位置にいる場合のX及びYとして認識しても、金属帯15の端部Dと基準線との距離であるCを「Y×X/L=C」という演算により導出することができる。したがって、金属帯がパスラインにあってもパスラインから外れた位置にあっても、距離計13により測定されるXと、カメラ1により検出されるYを用いて、帯状体端部位置検出装置50内の制御装置において、金属帯の真の端部(金属帯15のD又は金属帯15’のF)と基準線との距離であるCが、「Y×X/L=C」という演算により導出され、金属帯の真のエッジ位置が検出される。このように、本発明によれば、金属帯にかかる張力の有無に関わらず、金属帯の端部位置を正確に認識することができる。
なお、便宜上、カメラ1と距離計13が同じ高さに設けられている図を用いて説明したが、カメラ1と距離計13が設けられる高さ位置を同じにする必要はなく、高さ位置が異なっている場合は、相互の高さ位置の差で補正して求められる、カメラ1と金属帯との距離Xを用いればよい。
また、上記説明は金属帯に焦点を当てたが、本発明の帯状体の端部位置検出方法及び装置、並びに、帯状体の巻き取り方法が適用可能な帯状体は、金属帯に限定されるものではなく、紙、樹脂フィルム、及び、布等の原反、並びに、製品等の巻物にも適用可能である。
帯状体の端部位置検出装置の実施形態例を示す図である。 金属帯巻き取り装置におけるリール位置制御系のブロック図を示す図である。 金属帯巻き取り装置におけるリール位置制御系のブロック図を示す図である。 金属帯の巻き取りを概略的に示す図である。 金属帯の巻き取りを概略的に示す図である。 カメラ、金属帯、及び、光源の位置関係を概略的に示す図である。
符号の説明
1 光学式検出器
2 光源
4 制御装置
5 油圧制御装置
6 油圧源
7 油圧シリンダー
8 シャー
9 デフレクタロール
10 巻き取り装置
11 通板テーブル
12 パスライン
13 距離計

Claims (3)

  1. 帯状体の端部位置を測定する光学式検出器による測定結果と、前記光学式検出器と前記帯状体との距離を測定する距離計による測定結果と、を用いて、前記帯状体の幅方向端部位置を検出することを特徴とする、帯状体の端部位置検出方法。
  2. 帯状体の端部位置を測定する光学式検出器と、前記光学式検出器と前記帯状体との距離を測定する距離計と、を有することを特徴とする、帯状体の端部位置検出装置。
  3. 請求項1に記載の帯状体の端部位置検出方法を用いて帯状体を巻き取る、帯状体の巻き取り方法であって、
    前記帯状体を巻き取る巻き取り装置における帯状体巻き取り位置を、前記帯状体の幅方向端部位置の検出結果に基づいて調整することを特徴とする、帯状体の巻き取り方法。
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