JP2005323072A - 携帯アンテナ機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 意匠性を損なわずに安価に温度測定機能を付加した携帯電話機等の携帯アンテナ機器を提供すること。
【解決手段】 携帯電話機は、2種類の異なる金属材料2,3の一端部(先端部)どうしを接合してロッド状に形成されたアンテナ部1と、各金属材料2,3の他端部に接続された高周波回路部4および温度測定回路部5と、高周波回路部4や温度測定回路部5等が接続されている制御部6と、これらの高周波回路部4や温度測定回路部5、制御部6等を内蔵しているハウジング7と、制御部6に接続された表示部8や入力部9や電源部10等を備えている。アンテナ部1を構成する2種類の金属材料2,3は熱電対を形成しており、このアンテナ部1の前記接合部位の温度が温度測定回路部5によって測定されると共に、表示部8に表示されるようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯電話機は、2種類の異なる金属材料2,3の一端部(先端部)どうしを接合してロッド状に形成されたアンテナ部1と、各金属材料2,3の他端部に接続された高周波回路部4および温度測定回路部5と、高周波回路部4や温度測定回路部5等が接続されている制御部6と、これらの高周波回路部4や温度測定回路部5、制御部6等を内蔵しているハウジング7と、制御部6に接続された表示部8や入力部9や電源部10等を備えている。アンテナ部1を構成する2種類の金属材料2,3は熱電対を形成しており、このアンテナ部1の前記接合部位の温度が温度測定回路部5によって測定されると共に、表示部8に表示されるようになっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アンテナ部や高周波回路部や表示部を備えた携帯電話機等の携帯アンテナ機器に係り、特に、体温等の温度を測定する機能を付加した携帯アンテナ機器に関する。
携帯電話機は今日広く普及している代表的な携帯アンテナ機器であるが、最近、通話や通信だけでなく体温測定が行えるようにして付加価値を高めた携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来の携帯電話機は、ハウジング(筐体)の外部に露出するスピーカ部等に赤外線温度センサを組み込んでセンサ部となし、このセンサ部を人体の耳孔に挿入することによって体温を測定できるようになっている。つまり、センサ部から導出されるリード線が携帯電話機に内蔵されている回路基板に接続されており、この回路基板には制御部を構成する各種電子部品が実装されているので、操作キー等を操作してセンサ部を動作させることにより体温の測定が行えると共に、測定した温度データを表示部(ディスプレイ)に表示したり記憶回路に保存できるようになっている。
特開2002−27051(第3−4頁、図3)
上述した従来の体温測定機能付き携帯電話機は、専用の体温計を携行しなくても任意の場所でいつでも体温を測定でき、体温データの管理も容易に行えるため、携帯電話機の付加価値を高めるうえで有効であるが、ハウジングの外部で体温測定に好適な場所に赤外線温度センサ等の専用の温度センサを別途組み込まねばならないため、意匠性に悪影響を及ぼしやすく、しかも部品コストが不所望に増大しやすいという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、意匠性を損なわずに安価に温度測定機能を付加した携帯電話機等の携帯アンテナ機器を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明の携帯アンテナ機器では、2種類の異なる金属材料の一端部どうしを接合してロッド状に形成されたアンテナ部と、該アンテナ部に接続された高周波回路部と、前記アンテナ部に接続された温度測定回路部と、前記高周波回路部および前記温度測定回路部に接続された制御部と、該制御部に接続された表示部とを備え、前記アンテナ部を構成する前記2種類の金属材料が熱電対を形成しており、該アンテナ部の前記接合部位の温度が前記温度測定回路部によって測定されると共に前記表示部に表示されるように構成した。
このように構成された携帯アンテナ機器は、2種類の異なる金属材料の一端部どうしを接合してなるロッド状のアンテナ部が熱電対を兼ねているため、アンテナ部に赤外線温度センサ等の専用の温度センサを別途追加することなく体温等の温度測定が行える。また、アンテナ部の形状や大きさを通常のものと比べて特に変更する必要もない。したがって、意匠性を損なうことなく安価に温度測定機能が付加できる。
かかる構成の携帯アンテナ機器は、例えば、前記2種類の金属材料の一方が鉄または銅またはニッケル・クロム合金からなり、かつ他方が銅・ニッケル合金からなることが好ましく、これによりアンテナとしても熱電対としても良好な性能が期待できる。
また、かかる構成の携帯アンテナ機器は、前記高周波回路部が送受信回路を含み、携帯電話機として使用されることが特に好ましい。
本発明の携帯アンテナ機器は、アンテナ部が熱電対を兼ねているため、アンテナ部に専用の温度センサを別途追加することなく体温等の温度測定が行え、アンテナ部の形状や大きさを通常のものと比べて特に変更する必要もない。それゆえ、意匠性を損なわずに安価に温度測定機能を付加した携帯電話機等の携帯アンテナ機器を提供することができる。
実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る携帯電話機の回路構成を示すブロック図、図2は該携帯電話機の外観図である。
これらの図に示す携帯電話機は、伸縮可能なロッド状のアンテナ部1が熱電対を兼ねているため、通話や通信の用途以外に体温等を測定する温度測定機として利用できるようになっている。すなわち、この携帯電話機は、2種類の異なる金属材料2,3の一端部(先端部)どうしを接合して熱電対を形成しているアンテナ部1と、各金属材料2,3の他端部に接続された高周波回路部4と、同じく各金属材料2,3の他端部に接続された温度測定回路部5と、高周波回路部4や温度測定回路部5等が接続されている制御部6と、これらの高周波回路部4や温度測定回路部5、制御部6等を内蔵しているハウジング7と、制御部6に接続された表示部8や入力部9や電源部10等を備えている。
アンテナ部(熱電対)1を構成している一方の金属材料2は鉄または銅またはニッケル・クロム合金からなり、他方の金属材料3は銅・ニッケル合金からなる。これら2種類の金属材料2,3の一端部どうしは半田付け等により接合されている。高周波回路部4には送受信回路が配設されているため、送信と受信が可能である。温度測定回路部5にはA/D変換器が配設されており、2種類の金属材料2,3の接合部位である一端部の温度を他端部との間に生じる起電力等に基づいて測定し、これをデジタル信号として制御部6へ出力可能である。制御部6には、MPU等の演算処理装置や、温度測定回路部5のON/OFF制御を行う切換えスイッチ等が配設されている。表示部(ディスプレイ)8はLCDユニットからなり、画像情報や文字情報が表示される。入力部9には各種の操作キー9a,9b等が配設されている。
このように構成された携帯電話機は、通常の携帯電話機と同様にアンテナ部1や高周波回路部4、制御部6、表示部8、入力部9等を備えているため、通話や通信が行える。また、アンテナ部1が熱電対を兼ねており、この熱電対に温度測定回路部5が接続されていることから、入力部9の所定の操作キー(例えば操作キー9b)を操作して制御部6の前記切換えスイッチをONさせた後、アンテナ部1の先端部(金属材料2,3の接合部位)を人体の耳孔に挿入することにより、耳孔内の温度(体温)と同等になるアンテナ部1の該先端部の温度を温度測定回路部5によって測定することができる。そして、測定された温度データは制御部6へ出力されて、図2に示すように表示部8に表示されると共に、必要に応じて記憶回路(図示せず)に保存されるようになっている。また、体温に限らず、温度を測定したい場所にアンテナ部1の先端部を配置させることにより、気温や室温や検出対象の内部温度等を測定して表示することもできる。
なお、ロッド状のアンテナ部1は伸縮可能なので、使用者はアンテナ部1を所望の長さに設定して温度を測定することにより、耳孔等へ安全に挿入できると共に、狭隘なスペース内の温度測定であっても簡単かつ確実に行える。
上述したように本実施形態例にあっては、2種類の異なる金属材料2,3の一端部どうしを接合してなるロッド状のアンテナ部1が熱電対を兼ねているため、このアンテナ部1に赤外線温度センサ等の専用の温度センサを別途追加することなく体温等の温度測定が行える。また、アンテナ部1の形状や大きさを通常のものと比べて特に変更する必要もない。したがって、意匠性を損なうことなく安価に温度測定機能を付加した携帯電話機が得られる。
なお、アンテナ部1を構成する金属材料2,3の種類は本実施形態例に限定されるものではなく、アンテナとしても熱電対としても良好な性能が得られるものであれば別の金属材料を選択してもよい。また、本発明が携帯電話機以外の携帯アンテナ機器、例えばPDA(携帯情報端末)等にも適用できることは言うまでもない。
1 アンテナ部(熱電対)
2,3 金属材料
4 高周波回路部
5 温度測定回路部
6 制御部
8 表示部
9 入力部
2,3 金属材料
4 高周波回路部
5 温度測定回路部
6 制御部
8 表示部
9 入力部
Claims (3)
- 2種類の異なる金属材料の一端部どうしを接合してロッド状に形成されたアンテナ部と、該アンテナ部に接続された高周波回路部と、前記アンテナ部に接続された温度測定回路部と、前記高周波回路部および前記温度測定回路部に接続された制御部と、該制御部に接続された表示部とを備え、
前記アンテナ部を構成する前記2種類の金属材料が熱電対を形成しており、該アンテナ部の前記接合部位の温度が前記温度測定回路部によって測定されると共に前記表示部に表示されるようにしたことを特徴とする携帯アンテナ機器。 - 請求項1の記載において、前記2種類の金属材料の一方が鉄または銅またはニッケル・クロム合金からなり、かつ他方が銅・ニッケル合金からなることを特徴とする携帯アンテナ機器。
- 請求項1または2の記載において、前記高周波回路部が送受信回路を含み、携帯電話機として使用されることを特徴とする携帯アンテナ機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004138722A JP2005323072A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 携帯アンテナ機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004138722A JP2005323072A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 携帯アンテナ機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005323072A true JP2005323072A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35470018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004138722A Withdrawn JP2005323072A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 携帯アンテナ機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005323072A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100781672B1 (ko) * | 2006-12-27 | 2007-12-03 | 주식회사 노비타 | 불쾌지수 및 감기예방정보 표시기능을 갖는 가정용 디지탈전화기 |
JP2013031150A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Samsung Electronics Co Ltd | アンテナ及びセンサ用部材として兼用する金属体と連動する装置 |
-
2004
- 2004-05-07 JP JP2004138722A patent/JP2005323072A/ja not_active Withdrawn
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JP2013031150A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Samsung Electronics Co Ltd | アンテナ及びセンサ用部材として兼用する金属体と連動する装置 |
US9590662B2 (en) | 2011-07-27 | 2017-03-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Integrated antenna and sensor element apparatus for a portable wireless terminal |
KR101801117B1 (ko) * | 2011-07-27 | 2017-11-27 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 무선 단말기에서 안테나와 센서용 부재로 병행하는 금속체 및 이와 연동하는 장치 |
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