JP2005322497A - ケーブル体及び電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源保護機能を担保しつつ、縦続接続されるケーブル体のうちのいずれかに接続された外部電源装置から供給される電力が、他のケーブル体にも供給されるようになるケーブル体を提供すること。
【解決手段】 電力供給路と信号伝送路とを含むケーブル体(10)において、当該ケーブル体(10)の両端に、電力供給路のホット側に接続される電力供給用端子(13,29)と、電力供給路のコールド側に接続される電力供給用端子(16,32)と、を少なくとも含むプラグ部(11,28)を設け、電力供給路のホット側及びコールド側のうち、信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方に接続される電力供給用端子(16,32)は、ダイオード(17,27)を介して当該電力供給路に接続させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 電力供給路と信号伝送路とを含むケーブル体(10)において、当該ケーブル体(10)の両端に、電力供給路のホット側に接続される電力供給用端子(13,29)と、電力供給路のコールド側に接続される電力供給用端子(16,32)と、を少なくとも含むプラグ部(11,28)を設け、電力供給路のホット側及びコールド側のうち、信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方に接続される電力供給用端子(16,32)は、ダイオード(17,27)を介して当該電力供給路に接続させる。
【選択図】 図1
Description
本発明はケーブル体及び電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式に関する。
電力供給を伴う伝送路を縦続接続してなる通信システムが知られている。かかる通信システムとしては、例えば図4に示すような光ケーブル体50を縦続接続してなる光通信システムが知られている。
同図に示すように、この光ケーブル体50は、ケーブル本体部59と、当該ケーブル本体部59の両端に装着される入力プラグ部51及び出力プラグ部63と、を含んで構成される。ケーブル本体部59は、光信号伝達(データ伝送)のための光ケーブル60と、電力供給のためのメタルケーブル61及び62とを含んで構成される。
入力プラグ部51は入力端子部52と光信号送信部57とを含んで構成される。入力端子部52には+B端子53とIN端子54とGND端子55とが設けられる。光信号送信部57は、E/O部(電光変換部)58を含んで構成され、IN端子54から入力される電気信号を光信号に変換して送信する。
出力プラグ部63は、光信号受信部64と出力端子部67とを含んで構成される。光信号受信部64は、O/E部(光電変換部)65を含んで構成され、光ケーブル60を介して伝達される光信号を電気信号に変換する。出力端子部67には+B端子68とOUT端子69とGND端子70とが設けられる。光信号受信部64によって光信号から変換された電気信号はOUT端子69から出力される。
光ケーブル体50では、例えば入力端子部52の+B端子53及びGND端子55に外部電源装置が接続される場合、光信号送信部57に電力が供給されるとともに、メタルケーブル61及び62を介して光信号受信部64にも電力が供給されるようになっている。同様に、出力端子部67の+B端子68及びGND端子70に外部電源装置が接続される場合、光信号受信部64に電力が供給されるとともに、メタルケーブル61及び62を介して光信号送信部57にも電力が供給されるようになっている。このように、光ケーブル体50では、入力端子部52又は出力端子部67のいずれかに外部電源装置が接続されることによって、光信号送信部57及び光信号受信部64のいずれに対しても電力が供給されるようになっている。
また、光ケーブル体50では、入力端子部52の+B端子53はダイオード56を介してメタルケーブル61に接続されている。+B端子53にはダイオード56のアノード側が接続されており、かかるダイオード56の存在によって、出力端子部67側から供給される電力が入力端子部52には伝わらないようになっている。同様に、出力端子部67の+B端子68はダイオード66を介してメタルケーブル61に接続されている。+B端子68にはダイオード66のアノード側が接続されており、かかるダイオード66の存在によって、入力端子部52側から供給される電力が出力端子部67には伝わらないようになっている。このように、光ケーブル体50では電源保護機能が設けられており、入力端子部52及び出力端子部67のそれぞれに外部電源装置が接続されたとしても、光ケーブル体50が不具合を起こさないようになっている。
しかしながら、以上のような光ケーブル体50を、例えば図5に示すように複数(同図の例では2つ)縦続接続させて、送信側装置40と受信側装置41とを繋ぐような場合には次のような問題があった。例えば、同図に示すように光ケーブル体50bの出力プラグ部67bに外部電源装置42を接続した場合、当該光ケーブル体50bの光信号送信部57b及び光信号受信部64bにはその電力が供給されるものの、ダイオード56bの存在によって、光ケーブル体50a側にはその電力が供給されなかった。このため、光ケーブル体50aの光信号送信部57a及び光信号受信部64aに電力を供給するために、入力端子52a又は出力端子67aに外部電源装置42をさらに接続しなければならなかった。
このように、従来の光ケーブル体50では、これを縦続接続させて用いる場合、一の光ケーブル体50に接続された外部電源装置から供給される電力が、他のケーブル体50に供給されるようになっていなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、電源保護機能を担保しつつ、縦続接続されるケーブル体のうちのいずれかに接続された外部電源装置から供給される電力が、他のケーブル体にも供給されるようになるケーブル体及び電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るケーブル体は、電力供給路と信号伝送路とを含み、信号伝送とともに電力供給可能なケーブル体において、当該ケーブル体の両端に、前記電力供給路のホット側に接続される電力供給用端子と、前記電力供給路のコールド側に接続される電力供給用端子と、を少なくとも含むプラグ部を備え、前記電力供給路のホット側及びコールド側のうち、前記信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方に接続される電力供給用端子は、ダイオードを介して当該電力供給路に接続される。
本発明に係るケーブル体によれば、電源保護機能を担保しつつ、これを縦続接続させて用いる場合、一の光ケーブル体に接続された外部電源装置から供給される電力が、他のケーブル体に供給されるようになる。
また、本発明の一態様では、当該ケーブル体の両端に備えられる前記プラグ部の少なくとも一方は、電力供給を要する回路部をさらに含み、前記回路部に対する電力供給は前記電力供給路を介して行われるようにしてもよい。かかるケーブル体によれば、これを縦続接続させて用いる場合、一の光ケーブル体に接続された外部電源装置から供給される電力が、他のケーブル体の回路部に供給されるようになる。
この態様では、当該ケーブル体の両端に備えられる前記プラグ部は、前記信号伝送路のホット側に接続される信号伝送端子をさらに含み、当該ケーブル体の両端に備えられる一方の前記プラグ部は、電気信号を光信号に変換するための電光変換部を前記回路部として含み、当該ケーブル体の両端に備えられる他方の前記プラグ部は、光信号を電気信号に変換するための光電変換部を前記回路部として含み、前記信号伝送路は、前記一方のプラグ部に含まれる前記信号伝送端子と前記電光変換部とを接続してなるメタルケーブルと、前記電光変換部と前記光電変換部とを接続してなる光ケーブルと、前記他方のプラグ部に含まれる前記信号伝送端子と前記光電変換部とを接続してなるメタルケーブルと、を含んで構成されるようにしてもよい。かかるケーブル体によれば、光信号の伝送が可能になるとともに、これを縦続接続させて用いる場合、一の光ケーブル体に接続された外部電源装置から供給される電力が、他のケーブル体の電光変換部及び光電変換部に供給されるようになる。
また、本発明に係る電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のケーブル体を縦続接続してなる、電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式である。こうすれば、電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式を好適に実現できるようになる。
以下、本発明の好適な実施形態の一例について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る光ケーブル体10を示す図である。光ケーブル体10は電力供給路と信号伝送路とを含み、信号伝送とともに電力供給を可能に構成されている。以下、かかる光ケーブル体10について詳細に説明する。
同図に示すように、本実施の形態に係る光ケーブル体10は、ケーブル本体部20と入力プラグ部11と出力プラグ部24とを含んで構成される。ケーブル本体部20の両端の一方に入力プラグ部11が備えられ、他方に出力プラグ部24が備えられる。
ケーブル本体部20は、光ケーブル21と、メタルケーブル22及び23とを含んで構成される。光ケーブル21は公知の光ファイバケーブルであり、光信号の伝達(データ伝送)に供される。メタルケーブル22及び23は公知のメタルケーブルであり、電力の供給に供される。
入力プラグ部12と出力プラグ部28とは嵌合可能に形成される。より具体的には、入力プラグ部12と出力プラグ部28とが嵌合された場合に、入力端子部12の+B端子13と出力端子部28の+B端子29とが、IN端子14とOUT端子30とが、G端子15とG端子31とが、GND端子16とGND端子32とがそれぞれ接続されるようになっている。このように、光ケーブル体10は、一の光ケーブル体10の出力プラグ部28を他の光ケーブル体10の入力プラグ12に嵌合することによって、複数の光ケーブル体10を縦続接続できるように構成されている。
入力プラグ部11は入力端子部12と光信号送信部18(回路部)とを含んで構成される。入力端子部12には+B端子13とIN端子14とG端子15とGND端子16とが設けられる。+B端子13及びGND端子16は電力の供給に供される端子(電力供給用端子)である。入力プラグ部11内において、+B端子13はメタルケーブル22に接続され、GND端子16は電源保護のためのダイオード17を介して接地されている。IN端子14及びG端子15は電気信号の入力に供される端子(信号伝送端子)である。入力プラグ部11内において、IN端子14はメタルケーブルを介して光信号送信部30に接続されており、G端子15は接地されている。
光信号送信部18はE/O部(電光変換部)19を含んで構成される。E/O部19は、発光ダイオード等からなる電光変換素子と、当該電光変換素子を駆動するためのICとを含んで構成され、IN端子14から入力された電気信号を光信号に変換する。光信号送信部18の正極側はメタルケーブル22に接続され、負極側は接地されており、電光変換素子等を駆動するための電源がこれらを介して供給されるようになっている。E/O部19によって電気信号から変換された光信号は、光ケーブル21に供給され、光信号受信部25に伝達される。なお、光信号送信部18は増幅器を含むようにしてもよい。例えば、IN端子14から入力された電気信号を増幅器によって増幅した後に、E/O部19に供給するようにしてもよい。
出力プラグ部24は光信号受信部25(回路部)と出力端子部28とを含んで構成される。光信号受信部25はO/E部(光電変換部)26を含んで構成される。O/E部26は、光電変換素子(受光素子)と、当該光電変換素子を駆動するためのICとを含んで構成され、光ケーブル21を介して伝達される光信号を受光し、これを電気信号に変換する。光信号受信部25の正極側はメタルケーブル22に接続され、負極側は接地されており、光電変換素子等を駆動するための電源がこれらを介して供給されるようになっている。O/E部26によって光信号から変換された電気信号は、出力プラグ部28のOUT端子30から出力される。なお、光信号受信部25は増幅器を含むようにしてもよい。例えば、O/E部26によって光信号から変換された電気信号を増幅器によって増幅した後に、OUT端子30から出力するようにしてもよい。
このように、光ケーブル体10では、IN端子14と光信号送信部18とを接続してなるメタルケーブルと、光ケーブル21と、光信号受信部25とOUT端子30とを接続してなるメタルケーブルとを主として信号伝送路が構成されている。そして、IN端子14から入力された電気信号が、この信号伝送路を介してOUT端子30から出力されるようになっている。
出力端子部28は、+B端子29とOUT端子30とG端子31とGND端子32とを備えている。+B端子29及びGND端子32は電力の供給に供される端子(電力供給用端子)である。出力プラグ部28内において、+B端子29はメタルケーブル22に接続されており、GND端子32は電源保護のためのダイオード27を介して接地されている。OUT端子30及びG端子31は電気信号の出力に供される端子(信号伝送端子)である。出力プラグ部28内において、OUT端子30はメタルケーブルを介して光信号受信部25に接続されており、G端子31は接地されている。
光ケーブル体10では、例えば入力端子部12に外部電源装置が接続された場合、光信号送信部18にその電源が供給されるとともに、メタルケーブル22及び23を介して光信号受信部25にもその電源が供給されるようになっている。同様に、出力端子部28に外部電源装置が接続された場合、光信号受信部25にその電源が供給されるとともに、メタルケーブル22及び23を介して光信号送信部18にもその電源が供給されるようになっている。なお、入力端子部12又は出力端子部28に外部電源装置が接続される場合には、+B端子13又は+B端子29に外部電源装置の正極が接続される。GND端子16又はGND端子32に外部電源装置の負極が接続される。
このように、光ケーブル体10では、メタルケーブル22及び23と、GND端子16及び32を接地するメタルケーブルとを主として電力供給路が構成されている。このため、従来の光ケーブル体50(図4参照)と同様に、入力端子部12又は出力端子部28のいずれかに外部電源装置が接続されることによって、光信号送信部18及び光信号受信部25のいずれにも電源が供給されるようになっている。
また、光ケーブル体10では、従来の光ケーブル体50(図4参照)と同様に、電源保護機能が実現されている。ただし、光ケーブル体10では従来の光ケーブル体50とは異なり、電力供給路のホット側とコールド側のうち、信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方に接続される端子と、当該電力伝送路(電力供給路のホット側とコールド側のうち、信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方)との間にダイオードを挿入することによって、電源保護機能を実現するようになっている。
入力プラグ部11内では、GND端子16がダイオード17を介して接地されている。すなわち、電力供給路のコールド側(信号伝送路のコールド側と電位を同じくする側)に接続されるGND端子16と、電力供給路のコールド側との間にダイオード17が挿入されている。このダイオード17はカソード側がGND端子16に接続されるようにして挿入されている。このダイオード17の存在によって、出力端子部28から供給された電源が入力端子部12には伝わらないようになっている。
同様に、出力プラグ部28内では、GND端子32がダイオード27を介して接地されている。すなわち、電力供給路のコールド側(信号伝送路のコールド側と電位を同じくする側)に接続されるGND端子32と、電力供給路のコールド側との間にダイオード27が挿入されている。このダイオード27はカソード側がGND端子32に接続されるようにして挿入されている。このダイオード27の存在によって、入力端子部12から供給された電源が出力端子部28には伝わらないようになっている。
以上のようにダイオード17及び27が挿入されることによって、入力端子部12及び出力端子部28のそれぞれに外部電源装置が接続された場合においても、すなわち入力端子部12及び出力端子部28から同時に電源供給が行われる場合においても、光ケーブル体10が不具合を起こさないようになっている。
以上に説明した光ケーブル体10を縦続接続させて用いる場合、従来の光ケーブル体50を縦続接続させる場合とは異なり、一の光ケーブル体10に外部電源装置が接続されると、かかる外部電源装置から供給される電源が他の光ケーブル体10に対しても供給されるようになる。以下、この点について詳細に説明する。
図2は、本実施の形態に係る光ケーブル体10a及び10bを縦続接続させて、送信側装置40と受信側装置41との間を通信接続させてなる光通信システム(電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式)を示している。送信側装置40は例えば公知のデータ送信装置であり、受信側装置41に対し所定のデータを送信する。受信側装置41は例えば公知のデータ受信装置であり、送信側装置40から送信されたデータを受信し、そのデータに基づく処理を実行する。
同図に示すように、送信側装置40には光ケーブル体10aの入力端子部12aが接続されている。例えば、入力端子部12aは送信側装置40の回路基板に直接接続される。或いは、送信側装置40と入力端子部12aとは、例えば同軸ケーブルを介して接続されるようにしてもよい。この場合、同軸ケーブルの中心導体(芯線)をIN端子14aに接続し、同軸ケーブルの外部導体(網状の銅線)をG端子15aに接続するようにすればよい。
また、光ケーブル体10aの出力端子部28aには光ケーブル体10bの入力端子部12bが接続されている。同図に示すように、+B端子29aと+B端子13bとが、OUT端子30aとIN端子14bとが、G端子31aとG端子15bとが、GND端子32aとGND端子16bとがそれぞれ接続されている。
また、光ケーブル体10bの出力端子部28bには受信側装置41が接続されている。例えば、出力端子部28bは受信側装置41の回路基板に直接接続される。或いは、受信側装置41と出力端子部28bとは、例えば同軸ケーブルを介して接続されるようにしてもよい。この場合、同軸ケーブルの中心導体をOUT端子30bに接続し、外部導体をG端子31bに接続するようにすればよい。
さらに、光ケーブル体10bの出力端子部28bには外部電源装置42が接続されている。+B端子29bには外部電源装置42の正極端子が接続され、GND端子32bには外部電源装置42の負極端子が接続されている。なお、外部電源装置42は光ケーブル体10aの入力端子部12aや出力端子28aに接続するようにしてもよい。
以上のように構成された光通信システムでは、図1において説明したように、光ケーブル体10bの光信号送信部18b及び光信号受信部25bに外部電源装置42から電源が供給される。また、光ケーブル体10aの光信号送信部18a及び光信号受信部25aに対しても外部電源装置42から電源が供給されるようになっている。光ケーブル体10a及び10bの接続において、GND端子32aとGND端子16bとの接続部分ではダイオード27aとダイオード17bとが逆方向に接続されるため、かかる接続を介して、光ケーブル体10aに対する電源供給が行われることはない。しかしながら、G端子31aとG端子15bとの接続を介して、光信号送信部18a及び光信号受信部25aを駆動するための電源が光ケーブル体10b側から供給されるようになっている。
以上説明したように、光ケーブル体10によれば、これを縦続接続させて用いる場合において、電源保護機能を担保しつつ、一の光ケーブル体10の入力プラグ部12又は出力プラグ28に接続された外部電源装置から他の光ケーブル体10に対して電源が供給されるようにすることができるようになる。光ケーブル体10を用いれば、電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式を好適に実現できるようになる。
なお、本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、以上ではケーブル本体部20において信号伝送媒体として光ケーブル21を用いることとしたが、かかる信号伝送媒体は光ケーブル21に限られない。かかる信号媒体媒体として、例えば同軸ケーブルを用いるようにしてもよい。
また例えば、図2において、外部電源装置42から供給される電源が、送信側装置40や受信側装置42に対して供給されるようにしてもよい。
また例えば、図2において、光ケーブル体10bの出力端子部12bに外部電源装置42を接続するとともに、光ケーブル体10aの入力端子部12aに他の外部電源装置42を接続するようにしてもよい。すなわち、縦続接続される光ケーブル体10のうちの複数について、その入力端子部12又は出力端子部28にそれぞれ外部電源装置42を接続するようにしてもよい。こうすれば、一の外部電源装置42に不具合が発生した場合であっても、他の外部電源装置42による電源供給が、縦続接続された光ケーブル体10に対し行われることになり、光通信システム(電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式)に冗長性を与えることができるようになる。
また、以上では光ケーブル体10の説明をマイナス接地を前提として進めたが、本発明はプラス接地を前提とする場合にも適用することができる。図3は、プラス接地を前提とする場合の光ケーブル体10を示している。同図に示すように、入力プラグ部内18では、+B端子13、メタルケーブル22及び光信号送信部18の正極側が接地され、GND端子16及び光信号送信部18の負極側がメタルケーブル23に接続される。同様に、出力プラグ部25内では、+B端子29及び光信号受信部25の正極側が接地され、GND端子32及び光信号受信部25の負極側がメタルケーブル23に接続される。
プラス接地を前提とする場合においても、マイナス接地を前提とする場合と同様に、電力供給路のホット側及びコールド側のうち、信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方に接続されている端子と、当該電力供給路(電力供給路のホット側及びコールド側のうち、信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方)との間に電源保護用のダイオードを挿入するようにすればよい。
同図に示すように、入力プラグ部11内において、電力供給路のホット側(信号伝送路のコールド側と電位を同じくする側)に接続される+B端子13はダイオード17を介して接地されている。このダイオード17はアノード側が+B端子13に接続されている。同様に、出力プラグ部28内において、電力供給路のホット側に接続される+B端子29はダイオード27を介して接地されている。このダイオード27はアノード側が+B端子29に接続されている。
10,10a,10b,50,50a,50b 光ケーブル体、11,11a,11b,51,51a,51b 入力プラグ部、12,12a,12b,52,52a,52b 入力端子部、13,13a,13b,29,29a,29b,53,53a,53b,68,68a,68b +B端子、14,14a,14b,54,54a,54b IN端子、15,15a,15b,31,31a,31b G端子、16,16a,16b,32,32a,32b,55,55a,55b,70,70a,70b GND端子、17,17a,17b,27,27a,27b,56,56a,56b,66,66a,66b ダイオード、18,18a,18b,57,57a,57b 光信号送信部、19,19a,19b,58,58a,58b E/O部、20,20a,20b,59,59a,59b ケーブル本体部、21,21a,21b,60,60a,60b 光ケーブル、22,22a,22b,23,23a,23b,61,61a,61b,62,62a,62b メタルケーブル、24,24a,24b,63,63a,63b 出力プラグ部、25,25a,25b,64,64a,64b 光信号受信部、26,26a,26b,65,65a,65b O/E部、28,28a,28b,67,67a,67b 出力端子部、30,30a,30b,69,69a,69b OUT端子、40 送信側装置、41 受信側装置、42 外部電源装置。
Claims (4)
- 電力供給路と信号伝送路とを含み、信号伝送とともに電力供給可能なケーブル体において、
当該ケーブル体の両端に、前記電力供給路のホット側に接続される電力供給用端子と、前記電力供給路のコールド側に接続される電力供給用端子と、を少なくとも含むプラグ部を備え、
前記電力供給路のホット側及びコールド側のうち、前記信号伝送路のコールド側と電位を同じくする方に接続される電力供給用端子は、ダイオードを介して当該電力供給路に接続される、
ことを特徴とするケーブル体。 - 請求項1に記載のケーブル体において、
当該ケーブル体の両端に備えられる前記プラグ部の少なくとも一方は、電力供給を要する回路部をさらに含み、
前記回路部に対する電力供給は前記電力供給路を介して行われる、
ことを特徴とするケーブル体。 - 請求項2に記載のケーブル体において、
当該ケーブル体の両端に備えられる前記プラグ部は、前記信号伝送路のホット側に接続される信号伝送端子をさらに含み、
当該ケーブル体の両端に備えられる一方の前記プラグ部は、電気信号を光信号に変換するための電光変換部を前記回路部として含み、当該ケーブル体の両端に備えられる他方の前記プラグ部は、光信号を電気信号に変換するための光電変換部を前記回路部として含み、
前記信号伝送路は、前記一方のプラグ部に含まれる前記信号伝送端子と前記電光変換部とを接続してなるメタルケーブルと、前記電光変換部と前記光電変換部とを接続してなる光ケーブルと、前記他方のプラグ部に含まれる前記信号伝送端子と前記光電変換部とを接続してなるメタルケーブルと、を含んで構成される、
ことを特徴とするケーブル体。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のケーブル体を縦続接続してなる、電力供給を伴う伝送路の縦続接続方式。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010244800A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 複合ハーネス及びその製造方法 |
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