JP2005322204A - 携帯情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯情報処理装置本体と操作パネルの組み立性、保守性、信頼性を向上させた、携帯情報処理装置の提供。
【解決手段】携帯情報処理装置本体10に対して、開閉可能に取り付けられた操作パネル20の回動軸回りに、着脱構造と防水構造からなる接続部30に設ける。
【選択図】 図5

Description

本発明は、本体に対してヒンジ等を介して開閉可能な開閉部材(例えば、操作パネル等)を有するPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報処理装置に関するものである。
従来より、本体と、該本体に対してヒンジ等の回動軸を介して、例えば、180度開閉可能な蓋部材とを有し、本のような見開きタイプの携帯情報処理装置、例えば、PDAや、レストラン等で使用される注文入力装置等が知られている。
この種の携帯情報処理装置は、未使用時の際、本体に蓋部材を閉じて被せることができるので、小型化を図ることができると共に、本体に対して外部からの接触を防止できる等の利点がある。
特に、蓋部材を開けた際に、該蓋部材の表面に操作ボタン等を配して、該蓋部材自体を操作パネルとして利用することで、操作がし易くなると共にスペースを有効利用できるので、各種の携帯情報処理装置に使用されている。
例えば、その1つとして、レストラン等で、お客からの注文を入力する注文データ管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この注文データ管理装置(携帯情報処理装置)は、情報表示部と情報入力操作部とを有すると共に内部に制御基板を備えた携帯情報処理装置本体と、情報入力手段或いは情報表示手段を有すると共に携帯情報処理装置本体に対して開閉可能な操作パネルとを備えている。
そして、接客担当者は、接客する際、操作パネルを開いた状態で、注文データ管理装置を左手に保持して右手で操作パネル等の操作を行い、また、接客終了後、操作パネルを閉じて注文データ管理装置をポケット等に収納している。
このように、未使用時には小型化が図れ、使用時には操作性の向上化を図ることができると共に外部との接触による操作パネルへの誤入力を防止できるので、特に外食店舗等においては一般的に使用されている。
特開2003−228768号公報
しかしながら、上記従来の方法では、以下の課題が残されている。
即ち、特許文献1等に記載されている注文データ管理装置(携帯情報処理装置)は、携帯情報処理装置本体と操作パネルとが、制御ケーブル等の各種のケーブルによって接続されているので、一体的に構成されるものであった。また、携帯情報処理装置本体に対して、回動軸を介して操作パネルが開閉可能に取り付けられているが、回動軸近傍は可動部であるがゆえに、複雑な構造とスペース的な制約とがあることからも、携帯情報処理装置本体と操作パネルとが分解不可能に組み立てられていた。
ここで、特に注文データ管理装置は、操作パネルの開閉を頻繁に行うので、回動軸に荷重等が加わり、該回動軸の機械的疲労が激しいものであった。そのため、長期間使用すると、回動軸が円滑に回転しない等の不具合が生じる恐れがあった。ところが、上述したように、携帯情報端末本体と操作パネルとは、一体的に組み立てられているので、注文データ管理装置全体を修理や交換等する必要がある。そのため、コストや手間がかかるという不都合があった。
また、携帯情報処理装置本体と操作パネルとを接続する上記各種のケーブルは、操作パネルの回動軸近傍の狭いスペースの中に敷設されている。そのため、操作パネルの開閉動作を行う毎に、各種ケーブルに曲げや捩れ等の負担がかかり、断線等の原因となっていた。よって、このことからも、修理や交換にコストや手間がかかるものであった。
また、注文データ管理装置等は、飲食等を行う店舗内で使用するため、何らかの原因により、水や飲み物等の水分がかかる恐れがある。ところが、特に、防水構造等がされていないので、水分に濡れないよう、その取り扱いに慎重を期する必要があった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、修理や交換等にかかるコストや手間及びケーブルに係る負担を極力低減すると共に、水滴等の混入を防止して耐環境性が向上した携帯情報処理装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明の携帯情報処理装置は、情報表示部と情報入力操作部を有し、内部に回路基板を備えた携帯情報処理装置本体と、情報入力手段あるいは情報表示手段を有し、なおかつ携帯情報処理装置本体に対して着脱自由に構成された接続部に防水構造と開閉機構を有する操作パネルを備える。また、携帯情報処理装置本体と操作パネルを接続する制御ケーブルを敷設するための、パイプ状断面の回動軸を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の携帯情報処理装置は、制御基板を内部に有した箱状の携帯情報処理装置本体と、上面に入力操作可能な情報入力手段或いは各種情報を表示可能な情報表示手段を有する平板状のパネル部と、該パネル部の端部に設けられた回動軸部と、該回動軸部を介してパネル部に取り付けられると共に回動軸部の軸線回りに回動可能な平板状の接続パネルとを有する操作パネルと、前記携帯情報処理装置本体と前記接続パネルとを着脱可能に固定すると固定手段と、該固定手段による着脱動作に伴って、前記制御基板と前記情報入力手段或いは前記情報表示手段とを切り離し可能に電気的に接続又は非接続する電気接続手段とを備え、前記パネル部が、前記固定手段による固定時に、前記軸線回りに回動して該パネル部の上面が携帯情報処理装置本体の上面と略同一平面となる開位置と、該パネル部の上面が携帯情報処理装置本体の上面と対向する閉位置との間を開閉自在とされていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、固定手段により携帯情報処理装置本体と接続パネルとを着脱することで、携帯情報処理装置本体と操作パネルとを一体構造にしたり、それぞれ別個の部材とすることができる。
ここで、固定手段により携帯情報処理装置本体と操作パネルとを固定した際、電気接続手段が、制御基板と情報入力手段或いは情報表示手段とを電気的に接続する。この際、パネル部は、回動軸部の軸線回りに回動して、該パネル部の上面が携帯情報処理装置本体の上面と略同一平面となる開位置と、パネル部の上面が携帯情報処理装置本体の上面と当接する閉位置との間を開閉自在となる。つまり、本のような見開き状態となる。
よって、パネル部を開いた開位置では、例えば、左手で携帯情報処理装置本体を保持した状態で、右手で携帯情報処理装置本体及び情報入力手段の各種操作や、情報表示手段で各種の情報の確認を行うことが容易にできる。特に、携帯情報処理装置本体及びパネル部の上面が略同一平面となるので、操作しやすい。
また、未使用時には、パネル部を回動させて閉位置にすることで、全体を小型化できるので、ポケット等に容易に収納することができ簡便である。
一方、携帯情報処理装置本体と操作パネルとの固定を解いた場合には、固定手段による機械的な接続が解かれると共に、電気接続手段により、制御基板と情報入力手段或いは情報表示手段との電気的な接続が切り離されて非接続状態となる。よって、完全に別個の構成となる。
従って、パネル部の開閉操作により、仮に回動軸部に機械的な疲労が蓄積して、円滑な回動動作が妨げられたとしても、携帯情報処理装置本体と操作パネルとがそれぞれ別個の部材となるので、必要に応じてどちらかのみを修理や交換することができる。また、製造段階においても、それぞれを完全に独立した状態で組み立て等を行うことができる。よって、従来と異なり、修理や交換等にかかるコストや手間を極力低減することができる。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明の携帯情報処理装置において、前記固定手段が、前記携帯情報処理装置本体に形成された雌ねじ部と、前記接続パネルに形成され、雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部とを備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、雄ねじ部を雌ねじ部に螺合させることで、携帯情報処理装置本体に接続パネルに容易に固定でき、螺合を解くことで容易に固定を解くことができる。このように、簡単な構成で固定手段を実現でき、構成の単純化、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明の携帯情報処理装置において、前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とが対向配置するように、前記携帯情報処理装置本体と前記接続パネル部とを位置決めした状態で仮固定する仮固定手段を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、雌ねじ部と雄ねじ部とを螺合する前に、一旦、仮固定手段により雌ねじ部と雄ねじ部とが対向配置する位置で、携帯情報処理装置本体と接続パネル部とを仮固定して位置決めするので、確実に雄ねじ部を雌ねじ部に螺合させることができる。従って、脱着が容易で使い易い。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明のいずれかに記載の携帯情報処理装置において、前記電気接続手段が、前記携帯情報処理装置本体に設けられて前記制御基板に電気的接続された第1の電気接続部と、前記接続パネルに設けられて前記回動軸部を介して前記情報入力手段或いは前記情報表示手段に電気的接続された第2の電気接続部とを備え、前記第1の電気接続部と前記第2の電気接続部とが、前記固定手段による前記携帯情報処理装置本体と前記操作パネルとに脱着に応じて、電気的に接続又は非接続されることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、固定手段による着脱動作に伴って、第1の電気接続部と第2の電気接続部とを介して、制御基板と情報入力手段或いは情報表示手段とが電気的に接続又は非接続される。特に、第2の電気接続部は、接続パネルに設けられているので、固定手段により該接続パネルを固定したときに、電気的な接続も確実となる。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明の携帯情報処理装置において、前記回動軸部が、パイプ状断面の筒状体であり、前記第2の電気接続部が、前記筒状体の内部を通るように敷設されたケーブルを介して前記情報入力手段或いは前記情報表示手段に電気的接続されていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、情報入力手段或いは情報表示手段に接続された制御ケーブルや電源ケーブル等の各種のケーブルが、筒状体の内部を通った後に接続パネルの第2の電気接続部に接続される。よって、筒状体、即ち、回動軸部の軸線回りにパネル部を開閉操作しても、ケーブルへのストレスは、単純な捻り力だけが作用する。そのため、従来のように狭いスペースの中で、小さい半径(R)で無理に曲げられることを極力なくすことができる。その結果、ケーブルにかかる負担を減らし、断線等の不具合の発生を極力抑えることができる。従って、ケーブルの修理や交換等にかかるコストや手間を低減することができる。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明の携帯情報処理装置において、前記携帯情報処理装置本体には凹部が形成されていると共に、前記接続パネルには凹部内に挿入可能な突出部が形成され、前記第1の電気接続部が、前記凹部内に設けられた第1のコネクタ部であり、前記第2の電気接続部が、前記突出部に設けられ、第1のコネクタ部に嵌合する第2のコネクタ部であり、前記突出部の外周面には、該突出部を前記凹部内に挿入したときに凹部の内周面に当接して密封する防水パッキンが設けられていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、固定手段により、携帯情報処理装置本体と接続パネルとを固定する際、この装着動作に伴って突出部が凹部内に挿入され、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とが嵌合して電気的に接続される。これにより、制御基板と情報入力手段或いは情報表示手段とが電気的に接続される。特に、第1のコネクタ部と、第2のコネクタ部とを嵌合させるので、接続状態が強固であり、確実な電気的接続を行える。
また、携帯情報処理装置本体と接続パネルとを固定した際に、防水パッキンにより凹部内が密封されるので、外部から水滴が凹部内に侵入することはない。つまり、防水構造となっている、よって、水分はもちろんのこと、塵埃等の影響を受けることなく、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とを電気的に接続できるので、耐環境性の向上を図ることができる。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明の携帯情報処理装置において、前記第1の電気接続部が、前記携帯情報処理装置本体の外表面から突出しないように設けられた第1の無線通信部であり、前記第2の電気接続部が、前記接続パネルの外表面から突出しないように設けられ、前記第1の無線通信部との間で無線通信可能な第2の無線通信部であり、前記携帯情報処理装置本体及び前記接続パネルの外表面には、前記第1の無線通信部及び前記第2の無線通信部を覆う防水シートが貼り付けられていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、固定手段により、携帯情報処理装置本体と接続パネルとを固定して、携帯情報処理装置本体の外表面と接続パネルの外表面とを面接触させると、第1の無線通信部と第2の無線通信部とが対向して無線通信を行う。これにより、制御基板と情報入力手段或いは情報表示手段とが電気的に接続される。
また、携帯情報処理装置本体及び接続パネルの外表面には、防水シートが貼り付けられているので、水分や塵埃等の影響を受けることなく電気的な接続を行え、耐環境性の向上を図ることができる。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明のいずれかに記載の携帯情報処理装置において、前記パネル部及び前記接続パネルには、前記筒状体の一端と前記第2の電気接続部との間及び前記筒状体の他端と前記情報入力手段或いは前記情報表示手段との間に、前記ケーブルを収納する溝部が形成され、該溝部には、前記筒状体の両端近傍において、前記ケーブルを該溝部内に埋設する充填材が設けられていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、溝部内に収納された状態でケーブルが敷設されているので、ケーブルを目立たなくすることができ、デザイン的に優れている。特に、筒状体の両端近傍において充填剤により溝部内に埋設されるので、仮に接続パネルとパネル部との隙間や筒状体に水分が浸入したとしても、該水分が溝部を通って、第2の電気接続部や情報入力手段或いは情報表示手段に侵入することはない。従って、耐環境性を向上することができる。
また、本発明の携帯情報処理装置は、上記本発明の携帯情報処理装置において、前記パネル部が、前記上面側に開口を有すると共に前記情報入力手段或いは前記情報表示手段を収納するカバーと、該カバーの開口側周縁に沿うと共に情報入力手段或いは情報表示手段を収納したときに略同一の高さとなるよう形成された周縁部と、カバーの開口を塞ぐように周縁部に貼り付け可能な防水シートとを備え、該防水シートが、前記情報入力手段或いは前記情報表示手段を覆うと共に、貼り付けたときにパネル部の上面と略同じ平面を有し、カバーの開口を密封することを特徴とするものである。
この発明に係る携帯情報処理装置においては、防水シートを周縁部に貼り付けることで、カバーの開口を密封して情報入力手段或いは情報表示手段に水分や塵埃等が混入することを防止できる。例えば、パネル部に水等をこぼしてしまった場合でも、水分から情報入力手段或いは情報表示手段を守ることができる。特に、防水シートは、パネル部の上面と略同じ平面となるので、パネル部の上面に水分が貯まることはない。このことからも、水分の浸入をより確実に防止できる。従って、さらなる耐環境性の向上を図ることができる。
本発明に係る携帯情報処理装置によれば、修理や交換等にかかるコストや手間及びケーブルに係る負担を極力低減すると共に、水滴等の混入を防止して耐環境性の向上化を図ることができる。
以下、本発明の携帯情報処理装置の第1実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の携帯情報処理装置1の斜視図である。
この携帯情報処理装置1は、情報表示部11と、情報入力部12と、内部に本図面には図示されない回路基板13と、電源となる電池パック14からなる携帯情報処理装置本体10と、操作パネル20とを有する。
操作パネル20は、携帯情報処理装置本体10に接続部30によって開閉自由に取り付けられ、なおかつ着脱も自由にできる構造となっている。また、操作パネル20には図示しない、情報入力手段あるいは情報表示手段が具備されている。
〔実施例〕
図2は、本発明の携帯情報処理装置1の平面図である。携帯情報処理装置本体10と操作パネル20とは、接続部30を介して着脱自由に取り付けられている。接続部30は、ヒンジベース31を主部材として構成されている。操作パネル20には、図示されない情報表示部手段あるいは情報入力手段が取り付けられている。前記手段には制御基板23が接続されている。制御基板23には制御ケーブル24が接続され、本図では目視できない回動軸21、接続部30の内部を経由して携帯情報処理装置本体10へ敷設されている。
図3は、本発明の携帯情報処理装置1の側面図である。操作パネル20は、ヒンジベース31を介して、取り付けねじ25によって携帯情報処理装置本体10に着脱自由に取り付けられている。この時、図示されない接続コネクタ28aは、携帯情報処理装置本体10の、回路基板13に実装されている接続コネクタ28bと勘合接続される。
図4は、本発明の携帯情報処理装置1の接続部縦断面図である。操作パネル20の接続部30近傍には、回動軸21、回動軸22それぞれの一端が圧入固定されている。回動軸21、回動軸22それぞれの他端は、接続部30のOLE_LINK1ヒンジベース31OLE_LINK1に対して回動自由に係合支持されている。
また回動軸21側のヒンジベース31の内部には、制御ケーブル24を敷設するための空間が設けられている。回動軸21の内部はパイプ状の中空構造となっていて、制御基板23からの制御ケーブル24は、回動軸21の内部を通過し、ヒンジベース31の空間を通って携帯情報処理装置本体10との接続部30の接続コネクタ28aに接続されている。ヒンジベース31の内部に敷設された制御ケーブル24は、回動軸21の両端部分をゴム等の弾性を有した密封部材26で封止固定されている。また、接続コネクタ28aの周辺も、充填材27によりヒンジベース31に封止固定されている。
図5は、本発明の携帯情報処理装置1の接続部横断面図である。ヒンジベース31の空間を通って接続部30に導かれた制御ケーブル24は、接続コネクタ28aに接続されている。接続コネクタ28aは、携帯情報処理装置本体10に接続コネクタ28bに勘合するように、ヒンジベース31に取り付けられている。ヒンジベース31の外周部は、接続コネクタ28aを囲むように形成されていて、ゴム等の弾性部材からなる、防水パッキン29が取り付けられている。
携帯情報処理装置本体10の接続部30には、ヒンジベース31の防水パッキン29と勘合して防水機能を確保するように、開口孔15が形成されている。また、取り付けねじ25用のめねじ16が設けられている。
取り付けねじ25でヒンジベース31を携帯情報処理装置本体10に取り付けると、接続コネクタ28aと接続コネクタ28bが勘合接続されると同時に、開口穴15に防水パッキン29が、隙間なく勘合して防水機能が確保される。この時、操作パネル20は携帯情報処理装置本体10に対して、約180度の角度で開閉可能になる。通常、携帯情報処理装置を使用しないときは、操作パネル20を閉じた状態で携帯し、使用するときは操作パネル20を開いた状態にして、携帯情報処理装置本体10と操作パネル20の、それぞれに装備された情報表示部あるいは情報入力部を視認しながら必要な情報を入力操作する。
操作パネル20の開閉動作に伴い、回動軸21の一端は操作パネル20に圧入固定され、他端はヒンジベース31に回動自由に係合支持されているので、内部に敷設された制御ケーブル24は、回動軸21と共に回転し、捻り現象が発生するが、十分な距離が確保されているので大きな捻り力が作用する事はない。
また、密封部材26はゴム等の弾性を有した材料で形成されているため、制御ケーブル24の絶縁被服を回動軸21の鋭いエッジなどで損傷しないように保護する効果もある。
上述したように、本実施形態の携帯情報処理装置1によれば、操作パネル20が携帯情報処理装置本体10と着脱自由に構成されているので、操作パネル20の組立てや修理の際に携帯情報処理装置本体10とは別工程にして、それぞれの作業を独立して進める事ができる。
また、携帯情報処理装置本体10と操作パネル20を接続する制御ケーブル24を、パイプ状断面をした回動軸21の中に敷設する事によって、操作パネル20の開閉動作に伴う制御ケーブル24へのストレスは、単純な捻り力だけが作用し、狭いスペースの中で無理に曲げられたりする現象が少なくなる事により、機械的疲労が著しく低減されるので、断線等による故障をなくすことができる。
さらに、携帯情報処理装置本体10と操作パネル20の接続部30は防水構造を備えているため、接続部30の開口孔15を防水栓等の機能を備えた別部品で塞ぐ事により、操作パネル20が装着されない仕様の携帯情報処理装置の製品提供も可能である。
次に、本発明に係る携帯情報処理装置の第2実施形態を、図6から図11を参照して説明する。なお、本実施形態においては、携帯情報処理装置として、レストラン等の外食店舗内で、お客からの注文を入力する注文入力装置40を例にして説明する。
本実施形態の注文入力装置(携帯情報処理装置)40は、図6から図11に示すように、図示しない制御基板を内部に有した箱状の本体(携帯情報処理装置本体)41と、上面43aに入力操作可能なメンブレンスイッチ(情報入力手段)42を有する平板状のパネル部43と、該パネル部43の端部に設けられた2つのピン(回動軸部)44、45と、2つのピン44、45を介してパネル部43に取り付けられると共にピン44、45の軸線L回りに回動可能な平板状のヒンジベース(接続パネル)46とを有する操作パネル47と、本体41とヒンジベース46とを着脱自在に固定する固定手段48と、該固定手段48による着脱操作に伴って、制御基板とメンブレンスイッチ42とを切り離し可能に電気的に接続又は非接続する電気接続手段49とを備えている。
また、上記パネル部43は、図7に示すように、固定手段48による固定時に、ピン44、45の軸線L回りに回動して該パネル部43の上面43aが本体41の上面41aと略同一となる開位置と、パネル部43の上面43aが本体41の上面41aと対向する閉位置との間を開閉自在となるように設計されている。
上記本体41は、図6及び図8に示すように、上面41aにボタン操作可能な入力操作部50と各種の情報を表示可能な液晶パネル51とを備えている。これらは、制御基板に電気的に接続されてその作動が制御されている。また、本体41の裏面には、充電可能な充電池52が取り外し可能に装着されており、本体41の各構成品に電力が供給されている。
また、本体41の側面には、長手方向に所定間隔を空けて形成された2つの雌ねじ53(雌ねじ部)が形成されている。
また、一方の雌ねじ53の近傍には、制御基板に電気的に接続された第1の無線通信部(第1の電気接続部)54が設けられている。この第1の無線通信部54は、例えば、コイル部であり、後述する操作パネル47のコイル部である第2の無線通信部(第2の電気接続部)66と無線通信することで、電気的に接続するようになっている。これら第1の無線通信部54及び第2の無線通信部66は、上記電気接続手段49として機能するようになっており、固定手段48による本体41と操作パネル47との脱着動作に応じて、電気的に接続又は非接続するようになっている。
また、本体41の側面には、上記第1の無線通信部54を覆うポットコアシート(防水シート)55が貼り付けられており、第1の無線通信部54に水分や塵埃等が浸入しないようになっている。
上記パネル部43は、図9から図11に示すように、上面43a側に開口を有すると共に上記メンブレンスイッチ42を収納するカバー60と、該カバー60の開口側周縁に沿うと共にメンブレンスイッチ42を収納したときに略同位置の高さとなるように形成された周縁部61と、カバー60の開口を塞ぐように周縁部61に貼り付け可能なエンボスシート(防水シート)62とを備えている。このエンボスシート62は、メンブレンスイッチ42を覆うと共に、周縁部61に貼り付けたときにパネル部43の上面43aと略同じ平面を有し、カバー60の開口を密封するようになっている。
また、エンボスシート62上には、各種のメニューや数字等が印刷されたシート状のメニューカバー63が貼り付けられている。つまり、お客の注文に応じてメニューカバー63を押すと、エンボスシート62を介してメンブレンスイッチ42が押されるようになっている。
また、上記カバー60内には、図11に示すように、メンブレンスイッチ42と電気的に接続される回路基板64が、メンブレンスイッチ42の下面側に収納されるようになっており、メンブレンスイッチ42を押した場所に応じた信号が入力される。
ここで、パネル部43の端部には、上記2つのピン44、45の一端側が圧入固定されるヒンジ部43bが設けられている。そして、このヒンジ部43bに一端側が圧入固定された2つのピン44、45の他端側に、上記ヒンジベース46が回動自在に取り付けられている。これにより、ヒンジベース46は、ピン44、45の軸線L回りに回動自在となっている。また、この2つのピン44、45のうち、一方の45は、パイプ状断面の筒状体とされている。
上記ヒンジベース46には、上記雌ねじ53に螺合可能な雄ねじ65aが形成された2つのねじ部材(雄ねじ部)65が設けられている。即ち、このねじ部材65及び雌ねじ53は、上記固定手段48として機能する。
また、ヒンジベース46には、上記メンブレンスイッチ42と電気的に接続された第2の無線通信部66が外表面から突出しないように設けられている。つまり、第2の無線通信部66は、ケーブル67を介して上記回路基板64に電気的接続することで、メンブレンスイッチ42と電気的に接続されている。
そして、上記本体41と同様に、ヒンジベース46の外表面には、第2の無線通信部66を覆うポットコアシート(防水シート)68が貼り付けられており、水滴や塵埃等が第2の無線通信部66に侵入しないようになっている。
上記ケーブル67は、第2の無線通信部66と一方のピン45との間に形成された図示しない溝部、一方のピン45の内部及び一方のピン45と回路基板64との間に形成された溝部69を通るように敷設されている。
この際、第2の無線通信部66側の一方のピン45の端部には、ゴム等の弾性部材からなる環状のリング70が設けられており、ケーブル67がピン45の端部に直接的に接触しないように緩衝材的な役割を果たしている。また、一方のピン45の両端近傍において、ケーブル67を溝部69内に埋設するよう充填剤71が充填されている。
また、図8に示すように、本体41の側面には、一方の側に2つの突起部75が形成されていると共に、他方の側の上面側には切り欠き部76が形成されている。一方、図10に示すように、ヒンジベース46には、上記突起部75と嵌合する2つの切り欠き部77及び上記切り欠き部76と嵌合する突起部78が形成されている。これら本体41側の突起部75及び切り欠き部76と、ヒンジベース46側の突起部78及び切り欠き部77とは、雌ねじ53とねじ部材65とが対向配置するように、本体41とヒンジベース46とを位置決めした状態で仮固定する仮固定手段として機能するようになっている。
このように構成された注文入力装置40を使用する場合について、以下に説明する。
まず、本体41と操作パネル47とを一体的に固定する。即ち、操作パネル47のヒンジベース46と本体41の側面とを対向配置させ、本体41側の突起部75及び切り欠き部76に、ヒンジベース46側の切り欠き部77及び突起部78をそれぞれ嵌合させる。これにより、雌ねじ53とねじ部材65とが対向配置されるように、本体41と操作パネル47とが位置決めされた状態で仮固定される。この仮固定後、ねじ部材65の雄ねじ65aを雌ねじ53に螺合させて、本体41とヒンジベース46とを固定する。これにより、本体41と操作パネル47とが、一体的に固定される。
また、この際、第1の無線通信部54と第2の無線通信部66とが対向配置されて、電気的に接続された状態となる。これにより、本体41の充電池52から操作パネル47に電力が供給されると共に、制御基板と回路基板64及びメンブレンスイッチ42とが電気的に接続された状態となる。
本体41と操作パネル47とを一体的に固定した後、パネル部43をピン44、45の軸線L回りに回動させて閉位置、即ち、本体41の上面41aとパネル部43の上面43aとが対向するよう位置させてパネル部43を閉じる。これにより、全体が小型化になってポケット等に収納し易くなり、持ち運びが容易となる。
そして、お客の注文を取る際に、ポケット等から取り出した後、例えば、本体41を左手で保持すると共にパネル部43を回動させて開位置にする(見開き状態にする)。この際、パネル部43の上面43aと本体41の上面41aとが略同一平面となるように、パネル部43が開くので、右手で本体41の入力操作部50の操作や、パネル部43のメニューカバー63の押圧、即ち、メンブレンスイッチ42の押圧がやり易く、また、本体41の液晶パネル51が視認し易い。このように、見易く、操作性が良いので、使い易い。
また、お客からの注文を取るときにのみパネル部43を開き、注文を取る以外はパネル部43を閉じてポケット等に収納するので、パネル部43の開閉動作が頻繁に行われる。
そのため、長期間の開閉動作を行うにあたり、ピン44、45に機械的な疲労が蓄積して、円滑に開閉動作が行われない場合がある。
この場合、本実施形態の注文入力装置40は、本体41と操作パネル47とがそれぞれ別個の構成品として分離できるので、必要に応じてどちらかのみを修理や交換することができる。また、製造段階においても、それぞれを完全に独立した状態で組み立て等を行うことができる。従って、従来と異なり、修理や交換等にかかるコストや手間を極力低減することができる。
また、操作パネル47のケーブル67は、一方のピン45の内部を通っているので、パネル部43を開閉操作しても、ケーブル67へのストレスは単純な捻り力だけが作用する。そのため、従来のように狭いスペースの中で、小さい半径で無理に曲げられることを極力なくすことができる。その結果、ケーブル67にかかる負担を減らし、断先等の不具合の発生を極力抑えることができる。従って、ケーブル67の修理や交換等にかかるコストや手間を低減することができる。
特に、一方のピン45の端部に環状のリング70が設けられているので、ケーブル67が擦れることを極力抑えることができることからも、ケーブル67にかかる負担を減らし、該ケーブル67の耐久性を向上することができる。
また、本体41と操作パネル47とを一体的に固定する際に、ねじ部材65を雌ねじ53に螺合させるだけで容易に固定ができ、また、螺合を解くことで、容易に固定を解くことができる。このように、簡単な構成で固定手段48を実現でき、構成の単純化、低コスト化を図ることができる。
特に、本体41側の突起部75及び切り欠き部76と、ヒンジベース46側の切り欠き部77及び突起部78とで、ねじ部材65と雌ねじ53とが対向配置する位置で、本体41とヒンジベース46とを仮固定できるので、確実に螺合を行うことができ、使いや易さが向上する。
また、本体41の側面及びヒンジベース46のそれぞれに、第1の無線通信部54及び第2の無線通信部66をそれぞれ備えているので、固定手段48により脱着動作に伴って、制御基板とメンブレンスイッチ42との電気的な接続又は非接続を確実に行うことができる。
更に、本体41の側面及びヒンジベース46の外表面には、第1の無線通信部54及び第2の無線通信部66を覆うようにポットコアシート55、68が貼り付けられているので、水分や塵埃等に両無線通信部54、66が影響を受けることなく、確実な電気的接続を行える。例えば、パネル部43を開いて注文を取っている際、又は、パネル部43を閉じてポケット等に収納している際に、何らかの原因により、注文入力装置40に水等がかかってしまったとしても、第1の無線通信部54及び第2の無線通信部66は水滴等に影響を受けることはない。このように、耐環境性の向上を図ることができる。
同様に、一方のピン45の両端近傍においてケーブル67は、充填剤71により溝部69内に埋設されているので、パネル部43とヒンジベース46との隙間等から水分が侵入したとしても、該水分が溝部69を通って回路基板64や第2の無線通信部66に侵入することはない。
更に、パネル部43のカバー60には、メンブレンスイッチ42を覆うと共に、カバー60の開口を密封するようにエンボスシート62が周縁部61に貼り付けられているので、仮に、パネル部43に水等がかかってしまったとしても、カバー60の内部に水分が侵入することはなく、メンブレンスイッチ42に影響を与えることはない。特に、エンボスシート62を貼り付けたときに、パネル部43の上面43aと略同じ平面となるので、パネル部43に上面43aに水分が貯まることはない。よって、これらのことからも、耐環境性の向上を図ることができる。
なお、ケーブル67は、溝部69内に収納された状態で敷設されているので、該ケーブル67を目立たなくすることができ、デザイン的にも優れている。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第2実施形態において、固定手段として、雌ねじ及びねじ部材を採用したが、これに限らず、本体と操作パネルとを着脱可能に固定できれば構わない。
また、電気接続手段として、第1の無線通信部及び第2の無線通信部を採用したが、これに限らず、固定手段の脱着動作に応じて制御基板とメンブレンスイッチとを電気的に接続又は非接続できれば構わない。例えば、第1実施形態と同様に、本体の側面に凹部を形成し、該凹部内に設けられた第1のコネクタ部と、ヒンジベースに突出部を形成し、該突出部に設けられた第2のコネクタ部とで構成しても構わない。この場合には、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とが嵌合させるので、接続がより強固となり、確実な電気的接続が得られる。また、この際、突出部の外周面に、凹部の内周面に当接して凹部内を密封する防水パッキンを設けると良い。こうすることで、外部から凹部内に水滴や塵埃等が侵入することはないので、耐環境性が向上する。
更に、上記第2実施形態においては、携帯情報処理装置として、注文入力装置を例にしたが、これに限られるものではなく、本体に対して開閉操作可能なパネル部を有していれば構わない(例えば、PDA等)。
また、操作パネルに、メンブレンスイッチのみを設けた構成にしたが、例えば、各種の情報を表示可能な情報表示手段を設けても構わない。
本発明に係る携帯情報処理装置の第1実施形態を示す図であって、携帯情報処理装置の斜視図である。 図1に示す携帯情報処理装置の平面図である。 図1に示す携帯情報処理装置の側面図である。 図1に示す携帯情報処理装置の接続部断面図である。 図1に示す携帯情報処理装置の接続部横断面図である。 本発明に係る携帯情報処理装置の第2実施形態を示す図であって、携帯情報処理装置の上面図である。 図6に示す携帯情報処理装置の側面図である。 図6に示す携帯情報処理装置の本体の斜視図である。 図6に示す携帯情報処理装置の操作パネルを上方から見た斜視図である。 図6に示す携帯情報処理装置の操作パネルを下方から見た斜視図である。 図6に示す携帯情報処理装置の操作パネルの分解斜視図である。
符号の説明
L ピン(回動軸部)の軸線
10 携帯情報処理装置本体
11 情報表示部
12 情報入力部
13 回路基板
14 電池パック
15 開口孔
16 めねじ
20 操作パネル
21 回動軸
22 回動軸
23 制御基板
24 制御ケーブル
25 取り付けねじ
26 密封部材
27 充填材
28 接続コネクタ
29 防水パッキン
30 接続部
31 ヒンジベース
41 本体(携帯情報処理装置本体)
41a 本体の上面(携帯情報処理装置本体の上面)
42 メンブレンスイッチ(情報入力手段)
43 パネル部
43a パネル部の上面
44 ピン(回動軸部)
45 ピン(回動軸部、筒状体)
46 ヒンジベース(接続パネル)
47 操作パネル
48 固定手段
49 電気接続手段
53 雌ねじ(雌ねじ部)
54 第1の無線通信部(第1の電気接続部)
55、68 ポットコアシート(防水シート)
60 カバー
61 周縁部
62 エンボスシート(防水シート)
65 ねじ部材(雄ねじ部)
66 第2の無線通信部(第2の電気接続部)
67 ケーブル
69 溝部
71 充填剤

Claims (13)

  1. 携帯情報処理装置本体に、情報入力手段或いは情報表示手段を具備した操作パネルが回動軸を介して開閉自由に取り付けられたことを特徴とする携帯情報処理装置。
  2. 請求項1記載の携帯情報処理装置において、
    前記操作パネルが、前記解体情報処理装置本体に対して着脱自在に構成された接続部を有することを特徴とする携帯情報処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の携帯情報処理装置において、
    前記回動軸は、パイプ状断面を有し、内部に前記操作パネルの制御ケーブルを敷設したことを特徴とする携帯情報処理装置。
  4. 請求項2又は3記載の携帯情報処理装置において、
    前記操作パネルの接続部に、防水構造を具備したことを特徴とする携帯情報処理装置。
  5. 制御基板を内部に有した箱状の携帯情報処理装置本体と、
    上面に入力操作可能な情報入力手段或いは各種情報を表示可能な情報表示手段を有する平板状のパネル部と、該パネル部の端部に設けられた回動軸部と、該回動軸部を介してパネル部に取り付けられると共に回動軸部の軸線回りに回動可能な平板状の接続パネルとを有する操作パネルと、
    前記携帯情報処理装置本体と前記接続パネルとを着脱可能に固定すると固定手段と、
    該固定手段による着脱動作に伴って、前記制御基板と前記情報入力手段或いは前記情報表示手段とを切り離し可能に電気的に接続又は非接続する電気接続手段とを備え、
    前記パネル部は、前記固定手段による固定時に、前記軸線回りに回動して該パネル部の上面が携帯情報処理装置本体の上面と略同一平面となる開位置と、該パネル部の上面が携帯情報処理装置本体の上面と対向する閉位置との間を開閉自在とされていることを特徴とする携帯情報処理装置。
  6. 請求項5記載の携帯情報処理装置において、
    前記固定手段は、前記携帯情報処理装置本体に形成された雌ねじ部と、前記接続パネルに形成され、雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部とを備えていることを特徴とする携帯情報処理装置。
  7. 請求項6記載の携帯情報処理装置において、
    前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とが対向配置するように、前記携帯情報処理装置本体と前記接続パネル部とを位置決めした状態で仮固定する仮固定手段を備えていることを特徴とする携帯情報処理装置。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の携帯情報処理装置において、
    前記電気接続手段は、前記携帯情報処理装置本体に設けられて前記制御基板に電気的接続された第1の電気接続部と、前記接続パネルに設けられて前記回動軸部を介して前記情報入力手段或いは前記情報表示手段に電気的接続された第2の電気接続部とを備え、
    前記第1の電気接続部と前記第2の電気接続部とは、前記固定手段による前記携帯情報処理装置本体と前記操作パネルとに脱着に応じて、電気的に接続又は非接続されることを特徴とする携帯情報処理装置。
  9. 請求項8記載の携帯情報処理装置において、
    前記回動軸部は、パイプ状断面の筒状体であり、
    前記第2の電気接続部は、前記筒状体の内部を通るように敷設されたケーブルを介して前記情報入力手段或いは前記情報表示手段に電気的接続されていることを特徴とする携帯情報処理装置。
  10. 請求項8又は9記載の携帯情報処理装置において、
    前記携帯情報処理装置本体には凹部が形成されていると共に、前記接続パネルには凹部内に挿入可能な突出部が形成され、
    前記第1の電気接続部は、前記凹部内に設けられた第1のコネクタ部であり、
    前記第2の電気接続部は、前記突出部に設けられ、第1のコネクタ部に嵌合する第2のコネクタ部であり、
    前記突出部の外周面には、該突出部を前記凹部内に挿入したときに凹部の内周面に当接して密封する防水パッキンが設けられていることを特徴とする携帯情報処理装置。
  11. 請求項8又は9のいずれか1項に記載の携帯情報処理装置において、
    前記第1の電気接続部は、前記携帯情報処理装置本体の外表面から突出しないように設けられた第1の無線通信部であり、
    前記第2の電気接続部は、前記接続パネルの外表面から突出しないように設けられ、前記第1の無線通信部との間で無線通信可能な第2の無線通信部であり、
    前記携帯情報処理装置本体及び前記接続パネルの外表面には、前記第1の無線通信部及び前記第2の無線通信部を覆う防水シートが貼り付けられていることを特徴とする携帯情報処理装置。
  12. 請求項9から11のいずれか1項に記載の携帯情報処理装置において、
    前記パネル部及び前記接続パネルには、前記筒状体の一端と前記第2の電気接続部との間及び前記筒状体の他端と前記情報入力手段或いは前記情報表示手段との間に、前記ケーブルを収納する溝部が形成され、
    該溝部には、前記筒状体の両端近傍において、前記ケーブルを該溝部内に埋設する充填材が設けられていることを特徴とする携帯情報処理装置。
  13. 請求項12記載の携帯情報処理装置において、
    前記パネル部は、前記上面側に開口を有すると共に前記情報入力手段或いは前記情報表示手段を収納するカバーと、該カバーの開口側周縁に沿うと共に情報入力手段或いは情報表示手段を収納したときに略同一の高さとなるよう形成された周縁部と、カバーの開口を塞ぐように周縁部に貼り付け可能な防水シートとを備え、
    該防水シートは、前記情報入力手段或いは前記情報表示手段を覆うと共に、貼り付けたときにパネル部の上面と略同じ平面を有し、カバーの開口を密封することを特徴とする携帯情報処理装置。
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