JP2005322087A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 表示装置であって、接触位置に応じた信号を出力するスライドタッチセンサ4、5と、画像を表示する表示手段3と、前記スライドタッチセンサ4、5の出力に基づいて所定の機能を実行させるための制御を行なう制御手段とを有し、前記スライドタッチセンサ4または5の複数箇所が同時操作された場合、または、複数の前記スライドタッチセンサ4および5が同時操作された場合、前記スライドタッチセンサ4、5がそれぞれ単独操作された時に実行される機能とは異なる機能が実行されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、1つまたは複数のスライドタッチセンサを同時に操作することにより、各スライドタッチセンサにそれぞれ割り当てられた機能とは異なる機能を実行できるようにした表示装置を提供するものである。
前記スライドタッチセンサは、少なくとも前記表示手段の縦方向または横方向に沿って設けられていることを特徴とする。
前記スライドタッチセンサの複数箇所の同時操作は、前記スライドタッチセンサの複数箇所それぞれに接触し、接触状態を維持したまま、一箇所または複数箇所の接触位置を移動することにより行なわれることを特徴とする。
前記制御手段は、前記スライドタッチセンサの一箇所または複数箇所の接触位置の移動方向を検出し、該移動方向に基づいて、異なる機能を実行させるように制御することを特徴とする。
前記スライドタッチセンサは、少なくとも前記表示手段の縦方向および横方向に沿って設けられている2つのスライドタッチセンサからなることを特徴とする。
前記2つのスライドタッチセンサの同時操作は、前記2つのスライドタッチセンサのそれぞれに接触し、接触状態を維持したまま、一方または両方の接触位置を移動することにより行なわれることを特徴とする。
前記制御手段は、前記2つのスライドタッチセンサの一方または両方の接触位置の移動方向を検出し、該移動方向に基づいて、異なる機能を実行させるように制御することを特徴とする。
前記制御手段は、前記2つのスライドタッチセンサの一方または両方の接触位置の移動量を検出し、該移動量に基づいて、実行される機能の条件を変化させるように制御することを特徴とする。
図1に示すように、スライドタッチセンサ4、5は、表示部3の縦方向と横方向に沿ってそれぞれ設けられている。スライドタッチセンサ4、5は、指等で接触することにより、接触位置に応じた信号を出力し、マイコン26で接触位置を判断することができる。また、スライドタッチセンサ4、5上に接触した指を移動することにより、接触位置に応じた信号の変化に基づいて、移動方向および移動距離を判断することもできる。また、指が接触している時間が所定時間以上か否かを判断して、長押しされたか否かを判断することもできるように構成されている。
図5は、カードスロット12に挿入された記録媒体の画像が表示部3に表示されている状態を示す。単独操作としては、音量を調整したい場合は、スライドタッチセンサ4に指を接触すると音量調整バー30が表示され、スライドタッチセンサ4に接触した指をいずれかの方向へ移動させることにより音量を変化させることができる。また、画面の輝度を変化させたい場合は、スライドタッチセンサ5に指を接触すると輝度調整バー31が表示され、スライドタッチセンサ5に接触させた指をいずれかの方向へ移動することにより画面の明るさを変化させることができる。このように、例えば、スライドタッチセンサ4、5はそれぞれ単独で、音量または輝度の調整を行なうことができるように構成されている。
この具体例によれば、2つのスライドタッチセンサ4、5で、音量調整、輝度調整、拡大、縮小という4つの機能を実行することができ、さらに、拡大率、縮小率までも制御することができるものである。
図5のように、表示部3に画像が表示されている状態を例として説明する。例えば、図5の画像がビデオの一場面で再生状態とした時に、スライドタッチセンサ5の異なる2箇所に指を接触すると、再生が一時停止の状態になる。なお、この状態から2箇所の指を離すと再生の状態に戻る。2箇所の指を接触させたまま、1箇所の指を左右いずれかの方向へ移動させると、移動方向に応じて2倍速の早送りサーチまたは早戻しサーチが実行される。また、2箇所の指を同時に移動させることにより、移動方向に応じて16倍速の早送りサーチまたは早戻しサーチが実行される。
このように、スライドタッチセンサが複数の接触位置を検出できる特性を利用して、1つのスライドタッチセンサの複数箇所を同時に操作することにより、センサの数を増やすことなく更に多くの機能を実現することができる。
図6は、表示部材2が図3の状態に回転され、カードスロット12に挿入された記録媒体の電子ブックの頁が表示されている状態を示す。単独操作としては、表示部3に頁が全て表示しきれなかった場合、スライドタッチセンサ4または5に接触した指を移動させることによりスクロールを行なうことができる。即ち、左右方向へスクロールする時は、スライドタッチセンサ4に接触した指を左右いずれかの方向へ移動させることにより行い、上下方向へスクロールする時は、スライドタッチセンサ5に接触した指を上下いずれかの方向へ移動させることにより行なうものである。
この具体例によれば、2つのスライドタッチセンサ4、5で、左右方向のスクロール、上下方向のスクロール、次頁を表示させる頁送り、前頁を表示させる頁送りという4つの機能を実行することができる。従って、この場合も、センサの数を増やすことなく多くの機能を実現でき、小型化に寄与し操作性に優れているものである。
また、このように、スライドタッチセンサだけで多くの機能を実現できるため、究極的には、操作手段として表示部3の周囲にスライドタッチセンサだけを有した表示装置を実現することが可能となり、非常にシンプルですっきりしたデザインとすることができる。
なお、以上説明したようなスライドタッチセンサの数や操作方法は一例であり、他にも様々な組み合わせが適用できるものである。
2 表示部材
3 表示部(表示手段)
4 スライドタッチセンサ
5 スライドタッチセンサ
6 タッチセンサ
7 本体部材
8 画面操作キー
9 メニュー操作キー
10 AV操作キー
11 スピーカ
12 カードスロット
13 電源キー
14 画面調整キー
15 選局キー
16 音量キー
17 無線送受信部
18 無線送受信部
19 回転軸
20 外部メモリ制御部
21 切替部
22 音声処理部
23 スケーラ
24 画像処理部
25 重畳部
26 マイコン(制御手段)
27 ROM
28 操作部
29 OSD発生部
30 音量調整バー
31 輝度調整バー
32 スライドタッチセンサ
33 スライドタッチセンサ
34 スライドタッチセンサ
35 スライドタッチセンサ
36 スライドタッチセンサ
37 スライドタッチセンサ
38 スライドタッチセンサ
Claims (8)
- 接触位置に応じた信号を出力するスライドタッチセンサと、
画像を表示する表示手段と、
前記スライドタッチセンサの出力に基づいて所定の機能を実行させるための制御を行なう制御手段とを有し、
前記スライドタッチセンサの複数箇所が同時操作された場合、または、複数の前記スライドタッチセンサが同時操作された場合、前記スライドタッチセンサがそれぞれ単独操作された時に実行される機能とは異なる機能が実行されることを特徴とする表示装置。 - 前記スライドタッチセンサは、少なくとも前記表示手段の縦方向または横方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記スライドタッチセンサの複数箇所の同時操作は、前記スライドタッチセンサの複数箇所それぞれに接触し、接触状態を維持したまま、一箇所または複数箇所の接触位置を移動することにより行なわれることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記スライドタッチセンサの一箇所または複数箇所の接触位置の移動方向を検出し、該移動方向に基づいて、異なる機能を実行させるように制御することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 前記スライドタッチセンサは、少なくとも前記表示手段の縦方向および横方向に沿って設けられている2つのスライドタッチセンサからなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記2つのスライドタッチセンサの同時操作は、前記2つのスライドタッチセンサのそれぞれに接触し、接触状態を維持したまま、一方または両方の接触位置を移動することにより行なわれることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記2つのスライドタッチセンサの一方または両方の接触位置の移動方向を検出し、該移動方向に基づいて、異なる機能を実行させるように制御することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、前記2つのスライドタッチセンサの一方または両方の接触位置の移動量を検出し、該移動量に基づいて、実行される機能の条件を変化させるように制御することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
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