JP2005321949A - コンピュータの起動方法、起動装置およびコンピュータシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】コンピュータのCPUの自己診断試験が、正常に行われているかどうかをチェックするコンピュータの起動方法、起動装置およびコンピュータシステムを提供する。
【解決手段】起動時にコンピュータ1の温度が動作保証範囲内であることを確認する。次にコンピュータ1のCPU3が行う自己診断試験(POST)が、正しく行われているかどうかを、コンピュータ1に接続した起動確認装置2のCPU13によって、さらにチェックを行う。コンピュータ1の自己診断試験が正常な場合に、CPU13はコンピュータ1を起動させる。また、コンピュータ1の自己診断試験が異常な場合に、CPU13はコンピュータ1を繰り返し起動処理させる。
【選択図】 図1
【解決手段】起動時にコンピュータ1の温度が動作保証範囲内であることを確認する。次にコンピュータ1のCPU3が行う自己診断試験(POST)が、正しく行われているかどうかを、コンピュータ1に接続した起動確認装置2のCPU13によって、さらにチェックを行う。コンピュータ1の自己診断試験が正常な場合に、CPU13はコンピュータ1を起動させる。また、コンピュータ1の自己診断試験が異常な場合に、CPU13はコンピュータ1を繰り返し起動処理させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、起動時に自己診断試験を行うコンピュータの起動方法、起動装置およびコンピュータシステムに関する。
従来、コンピュータを起動する際に、コンピュータがPOST(Power On Self Test)と称される自己診断試験を行っている。その自己診断試験の結果に従って、必要ならば電源回路の動作安定の設定、消費電力の抑制の設定等によるハードウエアの安定化処理を行い、その後再び起動処理を実施してコンピュータを起動していた。これにより、ユーザーは、自己診断試験によって検出された問題に対して必要以上に不安を抱くことがない(例えば特許文献1)。
しかし、従来の技術では、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)が動作不安定な場合や不具合が生じている場合に、CPUの出力する自己診断試験の結果が信頼性のあるものかどうかを認識できない。従って、コンピュータを再び起動してコンピュータが起動できたとしても、正常な処理動作ができない場合がある。つまり、CPUが異常状態であってもハードウエアを正常として起動してしまう場合や、正常なハードウエアを異常と判断して、間違った安定化処理を施して起動してしまう場合などがある。
そこで本発明は、コンピュータのCPUの自己診断試験が、正常に行われているかどうかをチェックして、起動後は確実に作動するコンピュータの起動方法、起動装置およびコンピュータシステムを提供することを目的とする。
本発明のコンピュータの起動方法は、起動時にコンピュータが自己診断試験を行ってシステムを立ち上げるコンピュータの起動方法であって、コンピュータの温度が動作保証範囲内であることを確認する第1の確認ステップと、コンピュータによる自己診断試験が正常に行われていることを起動確認手段によってさらに確認する第2の確認ステップと、自己診断試験が正常な場合にコンピュータを起動させ、自己診断試験が異常な場合にコンピュータを繰り返し起動処理させる起動ステップとを有する。
このコンピュータの起動方法によれば、コンピュータの起動時にコンピュータのCPUが行う自己診断試験が、真に正常に行われているかどうかを、起動確認手段によってチェックできる。通常、コンピュータのCPUによる自己診断試験のみでは、CPU自体の異常をチェックすることはできない。そこで、CPUによる自己診断試験の内容を、起動確認手段によって、さらに二重にチェックする。これにより、コンピュータの自己診断試験では特定できないコンピュータのCPUの不具合についても、把握が可能である。
この場合、コンピュータは温度センサを備えており、第1の確認ステップは、温度センサの検出温度を取得する取得ステップと、コンピュータの温度が動作保証温度内にあることを判断する第1の判断ステップと、検出温度に基づくコンピュータの起動時の温度上昇率が正常であることを判断する第2の判断ステップと、コンピュータの温度が所定時間を超えて動作保証温度外である場合あるいは温度上昇率が異常な場合にコンピュータへの電源供給を停止する遮断ステップとをさらに有することが好ましい。
これらの構成によれば、第1の確認ステップにより、まずコンピュータの温度を検出して、コンピュータが正常な処理を行える動作保証温度内であることを確認する。こうすれば、コンピュータの起動等が、動作保証温度外の環境下で行われることを防止できる。また、コンピュータの起動時の温度上昇が正常であるかどうかを判断し、急激な温度上昇等の異常を事前に察知してコンピュータへの電源供給を停止する。そして、コンピュータの動作保証温度において、コンピュータが起動のための操作を行っても、所定時間内に起動できない場合には、電源供給を停止する。従って、コンピュータが不安定なまま起動することがない。
なお、第2の確認ステップは、コンピュータによる自己診断試験の実際の出力コードと起動確認手段が予め記憶するコンピュータが正常なときの出力コードとを比較して異常を検出することが好ましい。
この構成によれば、第2の確認ステップにおいて、起動確認手段は、コンピュータが正常に起動する場合の自己診断試験の内容を予め出力コードとして記憶している。起動確認手段が記憶している正常時の自己診断試験の出力コードと、実際にコンピュータが行っている自己診断試験の出力コードとを比べて、コンピュータが行っている自己診断試験の異常の有無を検出できる。
この場合、コンピュータは冷却手段を備えており、第1の判断ステップにより、コンピュータの温度が動作保証温度外の低温と検出された場合に温度が動作保証温度内の温度に上昇するまで冷却手段を停止し、温度が動作保証温度外の高温と検出された場合に温度が動作温度内の温度に下降するまで冷却手段の冷却効果を増大させるステップをさらに有することが好ましい。
この構成によれば、コンピュータの温度を検出して、動作保証温度外の温度の場合には、動作保証内まで温度を調整できる。つまり、動作保証温度外の低温時は、例えばCPU等の発熱で温度が上昇しやすいように冷却手段を停止する。動作保証温度外の高低温時は、冷却手段の冷却能力を高めて、温度を下げる処置をとる。これより、コンピュータが動作保証温度外で起動を開始して、その結果起動不能に陥るというような事態を低減できる。
また、第2の判断ステップにより、コンピュータの温度上昇率が起動確認手段の記憶している温度上昇率より高い場合に異常と判断することが好ましい。
この構成によれば、実際のコンピュータの温度上昇率と、起動確認手段が記憶する正常な温度上昇率とを比較することにより、コンピュータの温度が、危険な温度まで上昇する前に、温度上昇が異常な状況であることを察知できる。
本発明のコンピュータの起動装置は、起動時にコンピュータが自己診断試験を行ってシステムを立ち上げる起動装置であって、コンピュータの温度が動作保証範囲内であることを確認する第1の確認手段と、コンピュータによる自己診断試験が正常に行われていることを起動確認装置によってさらに確認する第2の確認手段と、自己診断試験が正常な場合にコンピュータを起動させ、自己診断試験が異常な場合にコンピュータを繰り返し起動処理させる起動手段とを備えている。
このコンピュータの起動方法によれば、コンピュータの起動時にコンピュータのCPUが行う自己診断試験が、真に正常に行われているかどうかを、起動確認装置によってチェックできる。通常、コンピュータのCPUによる自己診断試験のみでは、CPU自体の異常をチェックすることはできない。そこで、CPUによる自己診断試験の内容を、起動確認装置によって、さらに二重にチェックする。これにより、コンピュータの自己診断試験では特定できないコンピュータのCPUの不具合についても、把握が可能である。
この場合、コンピュータは温度センサを備えており、第1の確認手段は、温度センサの検出温度を取得する取得部と、コンピュータの温度が動作保証温度内にあることを判断する第1の判断部と、検出温度に基づくコンピュータの起動時の温度上昇率が正常であることを判断する第2の判断部と、温度が所定時間を超えて動作保証温度外である場合あるいは温度上昇率が異常な場合にコンピュータへの電源供給を停止する遮断部とを備えたことが好ましい。
この構成によれば、第1の確認手段により、まずコンピュータの温度を検出して、コンピュータが正常な処理を行える動作保証温度内であることを確認する。こうすれば、コンピュータの起動等が、動作保証温度外の環境下で行われることを防止できる。また、コンピュータの起動時の温度上昇が正常であるかどうかを判断し、急激な温度上昇等の異常を事前に察知してコンピュータへの電源供給を停止する。そして、コンピュータの動作保証温度において、コンピュータが起動のための操作を行っても、所定時間内に起動できない場合には、電源供給を停止する。従って、コンピュータが不安定なまま起動することがない。
この場合、第2の確認手段は、コンピュータによる自己診断試験の実際の出力コードと起動確認装置が予め記憶するコンピュータが正常なときの出力コードとを比較して異常を検出することが好ましい。
この構成によれば、第2の確認手段において、起動確認装置は、コンピュータが正常に起動する場合の自己診断試験の内容を予め出力コードとして記憶している。起動確認装置が記憶している正常時の自己診断試験の出力コードと、実際にコンピュータが行っている自己診断試験の出力コードとを比べて、コンピュータが行っている自己診断試験の異常の有無を検出できる。
また、コンピュータは冷却ファンを備えており、第1の判断部は、コンピュータの温度が動作保証温度外の低温と検出された場合に温度が動作保証温度内の温度に上昇するまで冷却ファンを停止させ、温度が動作保証温度外の高温の場合に温度が動作保証温度内の温度に下降するまで冷却ファンの回転を上げることが好ましい。
この構成によれば、コンピュータの温度を検出して、動作保証温度外の温度の場合には、動作保証温度内まで温度を調整できる。つまり、動作保証温度外の低温時は、例えばCPU等の発熱で温度が上昇しやすいように冷却ファンを停止する。動作保証温度外の高温時は、冷却ファンの回転を上げて、温度を下げる処置をとる。これより、コンピュータが動作保証温度外で起動を開始して、その結果起動不能に陥るというような事態を低減できる。
さらに、第2の判断部は、コンピュータの温度上昇率が起動確認装置の記憶する温度上昇率より高い場合に異常と判断することが好ましい。
この構成によれば、実際のコンピュータの温度上昇率と、起動確認装置が記憶する正常な温度上昇率とを比較することにより、コンピュータの温度が、危険な温度にまで上昇する前に、温度上昇が異常な状況であることを察知できる。
本発明のコンピュータシステムは、確認手段、起動手段、取得部、判断部および遮断部を有する起動確認装置を備えている。
このコンピュータシステムによれば、コンピュータシステムの中核をなすコンピュータが備えている自己診断試験に加えて、取得部が取得したコンピュータの温度および温度上昇率をチェックしてコンピュータが動作保証範囲にあることを判断する判断部、自己診断試験の結果をさらに二重にチェックする確認手段、自己診断試験が異常である場合にコンピュータを繰り返し起動処理させる起動手段、コンピュータが所定時間内に起動できない場合に電源を遮断する遮断部を備えている。これらの起動確認装置により、コンピュータは安全に、且つ確実に起動でき、コンピュータシステムが稼動できる。また、離れた場所からのコンピュータの起動や、定時に無人でコンピュータを起動させるなどの稼動方法が可能となる。
以下に図面を参照して、本発明のコンピュータの起動方法、起動装置およびコンピュータシステムについて説明する。図1は本発明のコンピュータの起動方法に係る起動装置の構成を示すブロック図である。起動装置20は、コンピュータ1と起動確認装置(起動確認手段)2とから成る。さらに、起動装置20を備えたコンピュータシステム30から構成される。
コンピュータ1は、自己診断試験(以降、POSTと記す)や演算処理を行うCPU3と、メモリ4と、周辺デバイスを接続しているIOコントロールIC5と、メモリ4およびIOコントロールIC5をCPU3に接続するブリッジIC6と、標準化されたバスであるPCIバス15とを有している。周辺デバイスには、HDD(Hard Disk Drive)7、USB(Universal Serial Bus)8の他、キーボードやLAN(Local Aria Network)などがある。ブリッジIC6は、表示装置が接続可能な表示回路を内蔵できる。さらにコンピュータ1および起動確認装置2へ電源を供給する電源ユニット9と、コンピュータ1をリセットさせる信号を出力するリセットコネクタ10と、コンピュータ1の温度を測定する温度センサ11と、コンピュータ1を冷却するための冷却ファン(冷却手段)12とを有している。
起動確認装置2は、コンピュータ1のPCIバス15に接続されており、確認手段、起動手段、取得部および判断部としての演算を行うCPU13と、自己診断処理の内容、温度上昇率のデータやCPU13が動作するためのプログラムを記憶しているメモリ14と、経過時間を計測する2つのタイマT1、T2と、電源ユニット9を制御する強制遮断回路(遮断部)16とを有している。
これらの構成の起動装置20において、コンピュータ1の温度がコンピュータ1の動作保証温度内にある時に、コンピュータ1の電源が入れられると、コンピュータ1のCPU3は、コンピュータ1の状態をチェックするためPOST(Power On Self Test)を実行する。CPU3は、POSTの実行結果をコード(出力コード)として出力する。コードは、ブリッジIC6およびIOコントロールIC5を介して、PCIバス15へ出力される。起動確認装置2のCPU13は、PCIバス15へ出力されたコードを随時取り込む。CPU13は、随時取り込んだコードと、メモリ14に予め記憶しているコンピュータ1の正常な起動時のコードとを比較し、POSTが正常に実行されていることを監視する。そして、POSTが正常に実行されて終了したことが、CPU13によって確認できれば、コンピュータ1の起動が正常に行われたことになる。
図2は、コンピュータ1が正常に起動した場合のタイミングチャートである。このチャートは、電源、クロック、リセット、POSTの各状態が経過時間tに沿って表されている。まず、電源が入れられて(電源ON)、電圧Vが印加され、100ms程度の後、クロックの周波数が安定領域に入るとコンピュータ1の起動処理が開始される。コンピュータ1の起動開始によりPOSTも開始され、例えば、自己診断を行って、随時、診断項目に該当する00、01、02等のコードを出力する。起動確認装置2のCPU13は、出力されたコードを随時確認して、異常がなければ、コンピュータ1が正常に起動したと判断する。起動開始から起動終了までは、コンピュータ1のシステム内容によって異なるが30秒から3分程度である。
次に、コンピュータ1に異常がある場合について、図2と同様な形式の図3に示すタイミングチャートで説明する。電源ONに同期してタイマT1が作動する。タイマT1は、電源ONしてからの経過時間を計測し、一定時間が経過してもコンピュータ1が起動できない場合に、電源を遮断するための時間を計測する。また、POSTが実行されると、実行時間の経過を計測するためのタイマT2が作動する。タイマT2は、一定時間が経過してもコンピュータ1が起動できない場合に、一旦コンピュータ1をリセットして再び起動処理を行うためのものである。つまり、タイマT2によって、何度か起動処理を繰り返しても、タイマT1にセットされている時間内に起動できなければ、コンピュータ1への電源供給が停止(電源OFF)されることになる。この場合、例えば、タイマT2の設定時間は3分、タイマT1の設定時間は15分である。
POSTが実行されても、起動確認装置2のCPU13が、POSTから出力されるコードの順序等が異なっていると確認した場合や、例えばHDDをチェックするコードであるコード9Cの後は何も出力されずにタイマT2の設定時間の3分が過ぎた場合等に、起動確認装置2のCPU13は、リセットコネクタ10へリセット信号を送り、コンピュータ1を再度起動させる。
コンピュータ1が再度起動(再起動1)されると、タイマT2がリセットされて再起動1を開始してからの時間を計測する。コンピュータ1のCPU3は、POSTを実行して最初の起動時と同様に実行結果をコードとして出力する。電源をONした時の電源の一時的な障害や、ハードウエアの不安定などは、再起動によって解消することが多く、POSTが正常に実行されたことが確認されれば、コンピュータ1の起動が終了する。
しかし、再起動1によってもPOSTが正常に実行されなければ、タイマT2の設定時間である3分経過後に、CPU13は、リセットコネクタ10へリセット信号を送り、コンピュータ1をさらに再起動させる。そして、CPU13は、コンピュータ1の起動処理が正常に行われているかどうかを、POSTの実行を通して監視する。正常に起動処理が行われたことが確認できれば、コンピュータ1の起動が終了し、コンピュータ1は次の指定された処理の実行に移る。このようにタイマT2の設定時間を基にして、コンピュータ1を正常に起動させるための再起動を繰り返して行う。
起動処理を何度か実行しても、コンピュータ1が起動できない場合には、タイマT1の設定時間が経過した時点で、起動確認装置2のCPU13は、強制遮断回路16によりコンピュータ1の電源ユニット9を遮断し、電源の供給を停止する。図3においては、タイマT2の設定時間が過ぎたことによる再起動を、N回行っても起動できないときに、電源供給を停止する。つまり、これ以上再起動Nを行っても、正常に起動する見込みがないと判断できる。
以上のようなコンピュータ1を起動させる処理の流れを、図4に基づいて説明する。最初に、ステップS1において、コンピュータ1および起動確認装置2の電源が入れられる。次のステップS2において、タイマT1がセットされる。タイマT1によって、コンピュータ1が再起動によっても起動できない場合に、コンピュータ1への電源供給が停止されるまでの所定時間の計測が開始される。
そして、ステップS3で、コンピュータ1の温度を温度センサ11によって計測し、コンピュータ1の動作保証温度であるかどうかを判断する。ステップS3において、動作保証温度外の場合には、後述する図6の(1)へ進む。ステップS3において、動作保証温度内であれば、ステップS4へ進みタイマT2がセットされる。タイマT2は、コンピュータ1が正常に起動されない場合に、コンピュータ1をリセットして再起動させるまでの時間の計測を行う。
次に、ステップS5において、コンピュータ1の起動処理が実行される。コンピュータ1のCPU3は、POSTを実行して実行結果のコードを出力する。出力されたコードは、ステップS6において、起動確認装置2のCPU13によってチェックされる。CPU13によるチェックは、POSTから随時出力されるコードと、メモリ14の記憶する正常な場合のコードとを随時比較して、POSTが予定通り実行されていることを監視する。
また、ステップS7において、コンピュータ1の内部温度の上昇率が正常かどうかをCPU13の判断部が判断する。この判断は、起動確認装置2のメモリ14に予め記憶している温度上昇率のデータと、温度センサ11によって計測された実際の温度の上昇率とを比較して行われる。温度上昇率が異常に高い場合には、後述する図8の(2)へ進む。温度上昇率が正常ならば、ステップS8において、タイマT1による計測時間が、所定時間を経過しているかどうかを判断する。所定時間が経過していれば、後述する図8の(2)へ進む。所定時間が経過していなければ、ステップS9へ進む。
ステップS9において、タイマT2による計測時間が所定時間を経過しているかどうかを判断する。所定時間を経過していれば、ステップS10でタイマT2をリセットする。そして、ステップS11において、起動処理をリセットして、ステップS4に戻る。この状態は、コンピュータ1の起動処理が正常ならば終了しているはずの時間内に、コンピュータ1が起動できなかった状態である。起動処理のリセットにより、コンピュータ1は再起動される。
ステップS9において、タイマT2の計測時間が所定時間を経過していなければ、ステップS12において、起動が終了したかどうかの判断をする。起動終了の判断は、例えば、所定のコードが出力されたかどうかにより行う。起動が終了していなければ、ステップS5へ戻って起動処理を続行する。起動が終了していれば、コンピュータ1が正常に起動したことになる。従って、ステップS13へ進み、タイマT1およびタイマT2をリセットして、コンピュータ1の起動処理が終了する。
ステップS3において、コンピュータ1の温度がコンピュータ1の動作保証温度内かどうかを計測するが、この動作保証温度は、通常5℃〜35℃である。コンピュータ1の起動開始時の温度が動作保証温度外の場合に、起動確認装置2が行う処理について、次に、図5を参照して説明する。
図5は、動作保証温度外でのコンピュータ1の起動時を示すタイミングチャートである。これは、図4のステップS3での処理に該当する。図5(a)は、コンピュータ1の温度が動作保証温度の下限C1以下の低温の場合であり、5(b)は、動作保証温度の上限C2以上の高温の場合である。なお、図5では、図2および図3では記載されているクロックとPOSTとを省略して、コンピュータ1の温度およびタイマを記載してある。
図5(a)において、電源が入れられると、コンピュータ1が起動を開始し、タイマT1がセットされる。この時、温度センサ11によって計測されている温度C3は、コンピュータ1の動作保証温度外であり、この状態ではコンピュータ1は起動できない。そこで、起動確認装置2のCPU13は、リセット信号を出力し続けると共に、冷却ファン12を停止する。そして、CPU等の発熱によってコンピュータ1の内部温度が上昇するのを待つ。冷却ファン12は、CPU3用のファンや電源ユニット9用のファン等がある。
通常、コンピュータ1の温度は、温度曲線21に示されるように徐々に上昇して、動作保証温度の下限C1に達する。温度曲線21と動作保証温度の下限C1との交点22において、CPU13は、コンピュータ1を起動開始させる。以降、図4のフローチャートのステップS4に進んでコンピュータ1の起動処理が行われる。
一方、コンピュータ1の温度が上昇しない場合に、温度曲線23に示すような動作保証温度の下限C1以下の状態が続く。この場合、これ以上時間をかけてもコンピュータ1の内部温度が上昇しないと判断できる。従って、タイマT1による所定時間が経過した時点で、電源の供給を停止してコンピュータ1の起動処理を強制的に終了する。
同様に、図5(b)において、電源が入れられると、コンピュータ1が起動を開始し、タイマT1がセットされる。この時、温度センサ11によって計測されている温度C4は、コンピュータ1の動作保証温度外であり、この状態ではコンピュータ1は起動できない。そこで、起動確認装置2のCPU13は、リセット信号を出力し続けると共に、冷却ファン12の回転を上げて冷却効果を増大させる。そして、コンピュータ1の温度が下降するのを待つ。
通常、コンピュータ1の温度は、温度曲線25に示されるように徐々に下降して、動作保証温度の上限C2に達する。温度曲線25と動作保証温度の上限C2との交点26において、CPU13は、コンピュータ1を起動開始させる。以降、図4のステップS4に進んでコンピュータ1の起動処理が行われる。
一方、コンピュータ1の温度が下降しない場合に、温度曲線27に示すような動作保証温度の上限C2以上の状態が続く。この場合、タイマT1による所定時間が経過した時点で、電源の供給を停止してコンピュータ1の起動処理を強制的に終了する。
さらに、動作保証温度外でのコンピュータ1の起動について、図6に示すフローチャートに基づいて詳細に説明する。まず、ステップS20において、コンピュータ1の温度が、動作保証温度の下限C1以下の低温の状態であるかどうかを、温度センサ11によって検出する。動作保証温度の下限C1以下の低温の状態である場合には、ステップS21において、冷却ファン12を停止する。そして、この低温下では、ステップS22において、CPU13は、コンピュータ1をリセットするため、コンピュータ1のリセットコネクタ10へリセット信号を出力し続ける。この間にCPU3等の発熱で、コンピュータ1の温度の上昇を図る。
次に、ステップS23において、タイマT1による時間の計測が、所定時間を経過したかどうかを判断する。所定時間が経過していなければ、ステップS24に進み、コンピュータ1の温度が動作保証温度内まで上昇したかどうかを判断する。温度が動作保証温度内まで上昇していなければ、ステップS22へ戻り、コンピュータ1をリセットし続ける。
ステップS24でコンピュータ1の温度が動作保証温度内まで上昇していれば、ステップS25において、タイマT1をリセットする。そして、ステップS26に進み、冷却ファン12の停止制御を解除する。つまり、冷却ファン12は通常の冷却状態で回転する。この状態で、コンピュータ1は動作保証温度内にあり、ステップS2へ進み、コンピュータ1の起動処理を行う。なお、ステップS23において、タイマT1による時間の計測が、所定時間を経過していれば、後述するステップS32へ進む。
一方、ステップS20において、コンピュータ1の温度が、動作保証温度の上限C2以上の高温の場合には、ステップS27へ進む。ステップS27において、コンピュータ1の温度を下げるために、冷却ファン12の回転を上げる。そして、この高温下では、ステップS28において、CPU13は、コンピュータ1をリセットするため、コンピュータ1のリセットコネクタ10へリセット信号を出力し続ける。この間に冷却ファン12によってコンピュータ1の温度の下降を図る。
次に、ステップS29において、タイマT1による時間の計測が、所定時間を経過したかどうかを判断する。所定時間が経過していなければ、ステップS30に進み、コンピュータ1の温度が動作保証温度内まで下降したかを判断する。温度が動作保証温度内まで下降していなければ、ステップS28へ戻り、コンピュータ1をリセットし続ける。
内部温度が動作保証温度内まで下降していれば、ステップS31において、タイマT1をリセットする。この後、ステップS2へ進み、コンピュータ1の起動処理を行う。
ステップS29において、タイマT1による時間の計測が、所定時間を経過していれば、ステップS32へ進む。ステップS32では、コンピュータ1の温度が動作保証温度内に達せずコンピュータ1の起動ができないとCPU13が判断して、起動確認装置2のメモリ14に異常内容を記憶させる。そして、ステップS33において、タイマT1をリセットし、ステップS34で電源の供給が停止され、コンピュータ1の起動が強制的に停止される。
次に、図7のコンピュータ起動時の温度上昇が異常に速い場合のタイミングチャートを参照して、温度上昇率が異常な場合について説明する。ステップS7において、温度上昇率が正常かどうかを判断して、正常ではないNOの判断を行った場合である。図7は、図2で説明したタイミングチャートにコンピュータ1の内部温度の状態を付加したものである。
コンピュータ1および起動確認装置2の電源が入れられると、POSTの実行が開始される。同時に、温度センサ11によりコンピュータ1の温度が測定される。起動確認装置2のメモリ14には、正常な状態時におけるコンピュータ1の温度の温度上昇率が予め記憶されている。コンピュータ1の温度は、通常の温度上昇線28に示されているように変化する。コンピュータ1の温度は、電源ON時から徐々に上昇し、コンピュータ1の動作保証温度内において、冷却ファン12による冷却とのバランスがとれた時点で、ほぼ一定の温度となる。コンピュータ1は、通常の温度上昇線28に沿った温度の環境下において、起動処理がなされる。
しかし、コンピュータ1等の異常により、異常温度上昇線29のような急激な温度上昇が起こる場合がある。このような通常の温度上昇線28と著しく異なる温度上昇が生じた場合に、起動確認装置2のCPU13は、コンピュータ1が不安定で危険な状態にあると判断して、コンピュータ1の内部温度が危険な高温になる前に、強制遮断回路16により電源ユニット9を遮断する。
次に、ステップS7でNOの判断がされた温度上昇が異常な場合、あるいはステップS8でYESの判断がされ、タイマT1の計測時間が所定時間を経過した場合の処理について、図8を基に説明する。図8は、コンピュータ1の起動不可時の処理を示すフローチャートである。
ステップS40において、起動確認装置2のCPU13は、コンピュータ1が正常に起動できないと判断して、メモリ14に異常内容を記憶させる。次いで、ステップS41において、タイマT1およびタイマT2をリセットする。そして、強制遮断回路16によって電源ユニット9を遮断して(電源OFF)、コンピュータ1の起動を停止させる。
以上、コンピュータ1を起動させる起動装置20についての実施形態を説明した。この実施形態における効果について、以下にまとめて述べる。
(1)コンピュータ1のCPU3による自己診断試験(POST)の内容を、起動確認装置2によって、さらに二重にチェックするため、POSTでは特定できないコンピュータ1のCPU3の不具合等についても、把握が可能である。
(2)起動確認装置2により、コンピュータ1のCPU3の不具合がチェックできるため、CPU3が不具合のままコンピュータ1が起動して、起動後のコンピュータ1の作動が不安定というようなことがない。起動したコンピュータ1は、確実に作動する。
(3)コンピュータ1の温度が動作保証温度外の場合に、単純に起動を停止するのではなく、コンピュータ1の温度を上昇あるいは下降させるために、起動確認装置2は、冷却ファン12を制御して温度を動作保証温度内に調節する。これにより、コンピュータ1の動作保証温度外の環境下においても、コンピュータ1の温度を調整してコンピュータ1の起動が開始できる頻度が高まる。
(4)コンピュータ1の起動時に、起動確認装置2によって、コンピュータ1の実際の内部温度の上昇率と、メモリ14に予め記憶している正常な温度上昇率とを比較してチェックすることにより、異常があれば、内部温度が危険な温度に達する前の早期に検出できる。コンピュータ1は、危険な状態を早く察知するための安全装置機能を保有できる。
(5)コンピュータ1の起動開始からの経過時間を計測するタイマT2による計測により、所定時間が経過してもPOSTが終了しなければ、コンピュータ1を再起動させて不具合の改善を図り、正常な起動ができるようにする。タイマT2による再起動は、繰り返し行われ、コンピュータ1は自己復旧機能を保有できる。
(6)タイマT2による何度かの再起動によってもコンピュータ1が起動できない場合には、電源ONからの経過時間を計測するタイマT1による計測により、所定時間が経過した時点で電源の供給を停止し、コンピュータ1の再起動を必要以上に繰り返すことを避けられる。
(7)起動確認装置2により、コンピュータ1は自己復旧機能を持つと共に、安全装置機能も保有し、離れた場所からのコンピュータ1の起動や、定時の無人によるコンピュータ1の起動等が可能となる。
また、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、次のような変形例が挙げられる。
(変形例1)起動確認装置2は、コンピュータ1に内蔵されずに、外付けタイプのものであっても良い。外付けタイプであれば、起動確認装置2のメモリ14が記憶するPOSTの内容の書き換え、あるいはメモリ14の交換により、他のコンピュータに起動確認装置2を取り付けて稼動させることができる。
(変形例2)コンピュータ1の温度が動作保証温度の下限より低い低温の場合に、冷却ファン12を停止させてCPU3等の発熱による温度上昇を図るだけでなく、ヒーター等の加熱手段による加熱を併用しても良い。この構成により、コンピュータ1の温度上昇がより早くなる。
(変形例3)コンピュータ1の温度が動作保証温度外の場合に、経過時間の計測にタイマT1を用いているが、他のタイマを用いてタイマT1と異なる時間設定を行っても良い。
(変形例4)ステップS3のコンピュータ1の温度が動作保証温度内かどうかのチェックや、ステップS7の温度上昇率が正常かどうかのチェックは、コンピュータ1の起動時に必ず実施するのではなく、コンピュータ1の最初の起動処理が正常に行われなかった場合に、実施される構成であっても良い。
(変形例5)ステップS3のコンピュータ1の温度が動作保証温度内かどうかのチェックは行わなくても良い。コンピュータ1が実際に動作保証温度外で起動されることは少なく、起動不可に陥る確率は低い。
1…コンピュータ、2…起動確認装置、3…CPU、9…電源ユニット、10…リセットコネクタ、11…検出部としての温度センサ、12…冷却ファン、13…判断部としてのCPU、14…メモリ、15…PCIバス、16…遮断部としての強制遮断回路、20…起動装置、21、23、25、27…温度曲線、28…通常の温度上昇線、29…異常温度上昇線、30…コンピュータシステム、C1…動作保証温度の下限、C2…動作保証温度の上限、T1、T2…タイマ。
Claims (11)
- 起動時にコンピュータが自己診断試験を行ってシステムを立ち上げるコンピュータの起動方法であって、
前記コンピュータの温度が動作保証範囲内であることを確認する第1の確認ステップと、
前記コンピュータによる前記自己診断試験が正常に行われていることを起動確認手段によってさらに確認する第2の確認ステップと、
前記自己診断試験が正常な場合に前記コンピュータを起動させ、前記自己診断試験が異常な場合に前記コンピュータを繰り返し起動処理させる起動ステップとを有することを特徴とするコンピュータの起動方法。 - 請求項1に記載のコンピュータの起動方法において、
前記コンピュータは温度センサを備えており、
前記第1の確認ステップは、前記温度センサの検出温度を取得する取得ステップと、
前記コンピュータの温度が動作保証温度内にあることを判断する第1の判断ステップと、
前記検出温度に基づく前記コンピュータの起動時の温度上昇率が正常であることを判断する第2の判断ステップと、
前記コンピュータの温度が所定時間を超えて動作保証温度外である場合あるいは前記温度上昇率が異常な場合に前記コンピュータへの電源供給を停止する遮断ステップとをさらに有することを特徴とするコンピュータの起動方法。 - 請求項1に記載のコンピュータの起動方法において、
前記第2の確認ステップは、前記コンピュータによる前記自己診断試験の実際の出力コードと前記起動確認手段が予め記憶する前記コンピュータが正常なときの出力コードとを比較して異常を検出することを特徴とするコンピュータの起動方法。 - 請求項2に記載のコンピュータの起動方法において、
前記コンピュータは冷却手段を備えており、
前記第1の判断ステップにより、前記コンピュータの前記温度が動作保証温度外の低温と検出された場合に前記温度が動作保証温度内の温度に上昇するまで前記冷却手段を停止し、前記温度が動作保証温度外の高温と検出された場合に前記温度が動作温度内の温度に下降するまで冷却手段の冷却効果を増大させるステップをさらに有することを特徴とするコンピュータの起動方法。 - 請求項2に記載のコンピュータの起動方法において、
前記第2の判断ステップにより、前記コンピュータの前記温度上昇率が前記起動確認手段の記憶している温度上昇率より高い場合に異常と判断することを特徴とするコンピュータの起動方法。 - 起動時にコンピュータが自己診断試験を行ってシステムを立ち上げる起動装置であって、
前記コンピュータの温度が動作保証範囲内であることを確認する第1の確認手段と、
前記コンピュータによる前記自己診断試験が正常に行われていることを起動確認装置によってさらに確認する第2の確認手段と、
前記自己診断試験が正常な場合に前記コンピュータを起動させ、前記自己診断試験が異常な場合に前記コンピュータを繰り返し起動処理させる起動手段とを備えたことを特徴とする起動装置。 - 請求項6に記載の起動装置において、
前記コンピュータは温度センサを備えており、
前記第1の確認手段は、前記温度センサの検出温度を取得する取得部と、
前記コンピュータの温度が動作保証温度内にあることを判断する第1の判断部と、
前記検出温度に基づく前記コンピュータの起動時の温度上昇率が正常であることを判断する第2の判断部と、
前記温度が所定時間を超えて動作保証温度外である場合あるいは前記温度上昇率が異常な場合に前記コンピュータへの電源供給を停止する遮断部とを備えたことを特徴とする起動装置。 - 請求項6に記載の起動装置において、
前記第2の確認手段は、前記コンピュータによる前記自己診断試験の実際の出力コードと前記起動確認装置が予め記憶する前記コンピュータが正常なときの出力コードとを比較して異常を検出することを特徴とする起動装置。 - 請求項7に記載の起動装置において、
前記コンピュータは冷却ファンを備えており、
前記第1の判断部は、前記コンピュータの温度が動作保証温度外の低温と検出された場合に前記温度が動作保証温度内の温度に上昇するまで冷却ファンを停止させ、前記温度が動作保証温度外の高温の場合に前記内部温度が動作保証温度内の温度に下降するまで冷却ファンの回転を上げることを特徴とする起動装置。 - 請求項7に記載の起動装置において、
前記第2の判断部は、
前記コンピュータの前記温度上昇率が前記起動確認装置の記憶する温度上昇率より高い場合に異常と判断することを特徴とする起動装置。 - 請求項6から10のいずれか一項に記載の起動装置を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
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JP2004138553A JP2005321949A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | コンピュータの起動方法、起動装置およびコンピュータシステム |
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- 2004-05-07 JP JP2004138553A patent/JP2005321949A/ja not_active Withdrawn
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