JP2005321712A - 光可変減衰器 - Google Patents

光可変減衰器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005321712A
JP2005321712A JP2004141236A JP2004141236A JP2005321712A JP 2005321712 A JP2005321712 A JP 2005321712A JP 2004141236 A JP2004141236 A JP 2004141236A JP 2004141236 A JP2004141236 A JP 2004141236A JP 2005321712 A JP2005321712 A JP 2005321712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable attenuator
optical variable
heater
optical
waveguide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004141236A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Sato
佐藤  忍
Satoru Hajikawa
哲 櫨川
Akira Ogura
明 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP2004141236A priority Critical patent/JP2005321712A/ja
Publication of JP2005321712A publication Critical patent/JP2005321712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

【課題】2段又は多段の直列接続構造を有する光可変減衰器において、各光可変減衰器本体の特性を揃え、高アッテネーション特性を有する光可変減衰器を得ること。
【解決手段】入力光を第一のY分岐導波路15a(20a)で分波しアーム導波路16a、16b(21a、21b)を経て第二のY分岐導波路15b(20b)で合波する光導波路型マッハツェンダ干渉計と、該マッハツェンダ干渉計のアーム導波路16a、16b(21a、21b)の一方又は両方のアーム導波路の上部に設けた薄膜ヒータ17、22とを有する光可変減衰器本体1−1、1−2を、直列に2段又は多段に接続した光可変減衰器において、上記光可変減衰器本体の薄膜ヒータ17、22を2つ以上のヒータ片H1〜H3に分割し、該ヒータ片H1〜H3の使用個数及び電気的に接続するヒータ片を製造後に任意に選択的に変更し得るように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ファイバ通信に用いるのに適した光可変減衰器に係わり、その中でも直列に接続された導波路型光可変減衰器に関するものである。
近年、光伝送容量の増加を図る有効な方式である波長多重伝送システム(WDM:Wavelength Division Multi/demultiplexing)が世界中で導入されている。これら長距離・大容量の光伝送システムにおいては、信号対雑音比を向上させるため、ラマンアンプと従来のエルビウムドープ光アンプ(EDFA:Erbium Doped Fiber Amplifier)を組み合わせた新規な光アンプの実現と共に、伝送路全体にわたって増幅特性を均一に制御する光増幅技術が不可欠となる。最近、このような用途に光可変減衰器(VOA:Variable Optical Attenuator)やダイナミック利得等化器などの新規デバイス使用に向けた検討が進められている。例えば、光可変減衰器は、WDM光通信においてEDFAの出力レベルを一定にフィードバック制御することに利用される。
上記伝送システムにおいては、光信号の波長毎に利得分布を制御する必要があり、使用する波長数を1つのパッケージに集積化した光可変減衰器のデバイス化要求が高まりつつある。
図5は石英基板上に形成した導波路型光可変減衰器の従来例を示す図である。
図5に示す光可変減衰器は、石英基板51上に形成された光導波路でマッハツェンダ干渉計を形成するとともに、このマッハツェンダ干渉計内の光導波路上に薄膜ヒータ57を形成することによって構成される。
光導波路は、スパッタリング法や火炎堆積法による薄膜形成プロセスおよびRIE(Reactive Ion Etching:反応性イオンエッチング)などのエッチングプロセスを利用して、石英基板51上にコア52およびクラッド53が形成されたもので、コア52の上部の光導波路素子表面に金属薄膜ヒータ57が形成されている。
次に、この種の導波路型光可変減衰器における光減衰方法について説明する。
マッハツェンダ干渉計は、2つのY分岐導波路55a、55b間に接続されたアーム導波路56a、56bを有する光導波路素子50の片方のアーム導波路56b上に金属薄膜ヒータ57が設けられている。光導波路素子50の両端にある直線導波路コア58、59の端面には、光ファイバ(図示せず)がそれぞれ接続されており、光の入出力を行うことができる。
この導波路型光可変減衰器の外部より金属薄膜ヒータ57に電力を印加して片方のアーム導波路56bを加熱し、両Y分岐導波路55a、55b間のアーム導波路56a、56b間に温度差を発生させる。この温度差によって両アーム導波路56a、56b間に屈折率差を生じさせ、両アーム導波路56a、56bを伝搬する信号光間に位相差を与える。さらに位相差を有する信号光同士をいずれか一方のY分岐導波路で合流させることにより、結合率を下げて信号光の光強度を減衰させることができる。また、この光回路は、金属薄膜ヒータ57に印加する電力を調整することにより減衰量を調節することができる。
ところで、図5に示した従来の光可変減衰器は、金属薄膜ヒータ57に通電する電力を調整することにより光減衰量を調節することができ、ヒータ通電電力に対する減衰特性は図4のように30dB程度までアッテネーション制御を行うことが可能である。しかしながら、上記構造からなる光可変減衰器を実際のWDM光通信用途に使用するためには、30dB以上の高アッテネーション特性を制御できる光可変減衰器が必要となる場合がある。
そこで、従来技術を応用し、図3に示したように2つの光可変減衰器本体30−1、3−2を直列接続(例えば、特許文献1参照)することで、理論上30dB以上の高アッテネーション特性を有する光可変減衰器が実現可能となる。この場合、接続される光可変減衰器本体は、図2(b)の如く互いに同一特性を有するように同じ光導波路構成のものを接続すればよい。図2(a)は、この2つの光可変減衰器本体を直列接続した構成におけるヒータ通電電力に対する減衰特性を示した図である。かかる直列接続の構成とすることにより、図2(a)に示したように30dB以上の高アッテネーション特性を有する光可変減衰器の実現が期待できる。
特開2003−5139号公報
しかしながら、上記直列接続構造からなる光可変減衰器には、以下の問題があることが分かった。
図6(a)に示すように、実際に試作した光可変減衰器の減衰特性は、30dB程度のアッテネーション特性しか得られない場合があり、制御性が非常に悪いことが分かった。この原因を調査するため、個々の光可変減衰器本体のヒータ通電電力に対する減衰特性を調べてみると、図6(b)に示したように、個々の特性にばらつきがあり、これが特性劣化の要因であることが分かった。このばらつきの原因としては、2つの光可変減衰器本体の間での、光導波路のコア幅、クラッド厚さ等ばらつき、およびヒータ膜厚、ヒータ抵抗等の寸法ばらつき等が複雑に作用しており、これを特定することは困難である。
この問題を解決するためには、2つの光可変減衰器本体を同一特性を有するように製造することが重要であるが、本構造では同一基板上に集積形成した構造であり、製造段階でこれを調整することは困難である。さらに、2つの光可変減衰器本体の特性を薄膜ヒータに通電する電力を独立に制御することで同一に調整することは可能であるが、制御系が複雑になり、消費電力も増加することから実用的ではない。
そこで本発明の目的は、上記課題を解決し、2段又は多段の直列接続構造を有する光可変減衰器において、各光可変減衰器本体の特性を揃え、高アッテネーション特性を有する光可変減衰器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1の発明に係る光可変減衰器は、入力光を第一のY分岐導波路で分波しアーム導波路を経て第二のY分岐導波路で合波する光導波路型マッハツェンダ干渉計と、該マッハツェンダ干渉計のアーム導波路の一方又は両方のアーム導波路の上部に設けた薄膜ヒータとを有する光可変減衰器本体を直列に2段接続した光可変減衰器において、上記2段接続された光可変減衰器本体における少なくとも一方の光可変減衰器本体の薄膜ヒータを2つ以上のヒータ片に分割し、該ヒータ片の使用個数及び電気的に接続するヒータ片を製造後に任意に選択的に変更し得るように構成したことを特徴とする。
請求項2の発明に係る光可変減衰器は、入力光を第一のY分岐導波路で分波しアーム導波路を経て第二のY分岐導波路で合波する光導波路型マッハツェンダ干渉計と、該マッハツェンダ干渉計のアーム導波路の一方又は両方のアーム導波路の上部に設けた薄膜ヒータとを有する光可変減衰器本体を直列に多段接続した光可変減衰器において、各光可変減衰器本体の薄膜ヒータを2つ以上のヒータ片に分割し、該ヒータ片の使用個数及び電気的に接続するヒータ片を製造後に任意に選択的に変更し得るように構成したことを特徴とする。
この請求項1及び2の発明は、次の形態の光可変減衰器を含む。すなわち、Y分岐又は方向性結合器を用いて構成したマッハツェンダ干渉計と、該マッハツェンダ干渉計のアーム導波路の一方又は両方のアーム導波路の上部に設けたヒータとから成る複数の光可変減衰器本体を直列に2段又は多段に接続するとともに、各光可変減衰器本体の薄膜ヒータを通電し、各光可変減衰器本体を互いに連動させることにより全体として一つの減衰特性を得るようにした光可変減衰器において、各光可変減衰器本体の薄膜ヒータを2つ以上のヒータ片に分割し、該ヒータ片の使用個数及び電気的に接続するヒータ片を製造後に任意に選択的に変更し得るように構成したことを特徴とする光可変減衰器である。
詳しくは、Y分岐または方向性結合器を用いて構成したマッハツェンダ干渉計の導波路素子の一方または両方のアーム導波路に金属薄膜からなるヒータを設け、少なくとも一方のヒータを通電加熱することにより両アーム導波路の屈折率を変化させ、両アーム導波路を伝搬する信号光に位相差を発生させ、信号光の合流時の干渉により光強度を減衰させる導波路型光可変減衰器本体を備え、その入出カポートにそれぞれ光ファイバを接続して使用される導波路型光可変減衰器であって、複数の光可変減衰器本体を直列に2段又は多段に接続するとともに、各光可変減衰器本体の薄膜ヒータを通電し、各光可変減衰器本体を互いに連動させることにより全体として一つの減衰特性を得るように構成し、この各光可変減衰器本体の薄膜ヒータを少なくとも2つ以上のヒータ片に分割した構成の光可変減衰器である。
本発明において、分割された薄膜ヒータのヒータ片はすべて同じサイズである必要はなく、例えば長手方向に寸法が変わっていてもよい。
この光可変減衰器においては、各光可変減衰器本体の分割された薄膜ヒータのヒータ片を任意に組み合わせて通電する。そして、多段接続された各光可変減衰器本体は互いに同特性となるように構成される。
請求項1又は2の発明によれば、2つ又は3つ以上の光可変減衰器本体を2段又は多段に直列接続した構造において、分割された薄膜ヒータ片の組み合わせを個々の光可変減衰器本体の減衰特性が同一になるように調整することで、製造上のばらつきがあっても、高アッテネーション特性を有する光可変減衰器を再現性よく実現することができる。
かかる効果は、上記各光可変減衰器本体が同じ基板上に集積形成されている場合に顕著に発揮される。すなわち、本発明においては、薄膜ヒータが複数のヒータ片に分割されているので、各光可変減衰器本体が同じ基板上に集積形成した場合の個々の光可変減衰器本体の特性の違いを、製造後において吸収し、同じ減衰特性にすることができる。従って、光可変減衰器の製造条件が緩やかになる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の光可変減衰器において、上記薄膜ヒータがアーム導波路に沿った長手方向に同じサイズのヒータ片又は異なるサイズのヒータ片に分割されていることを特徴とする。薄膜ヒータは各光可変減衰器本体の減衰特性を同一にする目的で分割されるものであり、基本的にはアーム導波路に沿って長手方向に同じサイズのヒータ片に分割するが、事情によってはアーム導波路に沿って長手方向に異なるサイズのヒータ片に分割する。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の光可変減衰器において、各光可変減衰器本体の薄膜ヒータの分割されたヒータ片を、各光可変減衰器本体の減衰特性が同一になるように、任意に組み合わせて電気的に接続したことを特徴とする。かかる構成の光可変減衰器によれば、各光可変減衰器本体の薄膜ヒータを通電し、各光可変減衰器本体を互いに連動させることにより、高アッテネーション特性を有する全体として一つの減衰特性を得ることができる。
本発明によれば、2段又は多段に直列接続した構成の導波路型光可変減衰器において、各光可変減衰器本体の薄膜ヒータの分割されたヒータ片を、各光可変減衰器本体の減衰特性が同一になるように、任意に組み合わせて電気的に接続することが可能である。このため、各光可変減衰器本体に製造上のばらつきがあっても、高アッテネーション特性を薄膜ヒータの調整のみで簡単に、且つ再現性よく得ることが可能で、1つの光導波路素子上に多チャンネル集積した光可変減衰器の提供を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の光可変減衰器を示す構造図である。
同図に示される光可変減衰器は、一つの石英基板11上に集積形成された2つの光可変減衰器本体1−1、1−2を用いて構成されている。2つの光可変減衰器本体1−1、1−2は、同一石英基板11上に直列に接続されて全体として一つの光可変減衰器として作用する。
各光可変減衰器本体1−1(あるいは1−2)は、2つのアーム導波路16a、16b(あるいは21a、21b)を有する2つのY分岐導波路15a、15b(あるいは20a、20b)から構成されるマッハツェンダ干渉計からなり、一方(両方でもよい)のアーム導波路に金属薄膜からなるヒータ17(あるいは22)が設けられている。すなわち、入力導波路18からの入力光を第一のY分岐導波路15aで分波しアーム導波路16a、16bを経て第二のY分岐導波路15bで合波する光導波路型マッハツェンダ干渉計(光可変減衰器本体1−1)と、これから出力される入力光を第一のY分岐導波路20aで分波しアーム導波路21a、21bを経て第二のY分岐導波路20bで合波する光導波路型マッハツェンダ干渉計(光可変減衰器本体1−2)の2つを有し、各マッハツェンダ干渉計の一方のアーム導波路16b、21bの上部には薄膜ヒータ17、22が設けられている。
上記のように、2つの光可変減衰器本体1−1、1−2は直列に2段に縦続接続されており、そのアーム導波路16b、21b上の薄膜ヒータ17、22を通電加熱することにより、両アーム導波路間に温度差を発生させ、温度上昇に起因する熱光学効果によってアーム導波路の屈折率を変化させ、両アーム導波路を伝搬する光に位相差を発生させて合流時の干渉により光強度を減衰させる。
上記のマッハツェンダ干渉計を構成する方法としては、Y分岐導波路を用いる方法、又はその代わりに方向性結合器を用いる方法のいずれであってもよい。また、薄膜ヒータ17、22は、光導波路を伝播する光の位相を熱光学的に制御する位相変調器として機能する。薄膜ヒータへの通電方式としては、通電電力を直接可変制御する方式、通電電力を電圧によって可変制御する方式、あるいは通電電力を電流によって可変制御する方式などがある。
ここで、薄膜ヒータ17、22は、本発明に従い、少なくとも2つ以上のヒータ片(図1の例では、H1、H2、H3の3つ)に分割されており、使用するヒータ片の数及び電気的に接続するヒータ片を任意に選択的に変更できる構造となっている。本実施形態の場合、3分割されたヒータ片H1〜H3同士は、使用する部分の接続部をワイヤボンディング23により電気的に直列接続し、両端のヒータ部から通電する構造となっている。
上記方法により、接続する薄膜ヒータの数を調整することでヒータ抵抗値を可変させ、2つの光可変減衰器本体に通電する電圧等を任意に制御することができる。更に、形状または特性に異常のあるヒータ片は電気的に接続しないことで使用しない様にすることができる。また、分割されたヒータ片H1〜H3はすべて同じサイズである必要はなく、例えばアーム導波路の長手方向に寸法が変わっていてもよい。
次に、上記構造を有する光可変減衰器本体の減衰特性を互いに同一特性とするための方法について説明する。始めに、作製した2段接続型の光可変減衰器本体において、一方の光可変減衰器本体1−1の分割された薄膜ヒータ17のヒータ片H1〜H3をすべてワイヤボンディング23により直列に接続する。もう一方の光可変減衰器本体1−2も同様に直列接続する。この状態で、2段接続型の光可変減衰器の減衰特性を測定する。
もし、図6(a)に示したように、2段接続の状態で所望の高アッテネーション特性が得られない場合には、どちらか一方の光可変減衰器本体の薄膜ヒータ17(あるいは22)の使用しているヒータ片H1〜H3の数を減らし、再度同様の減衰特性を測定し、所望のアッテネーション(例えば図2のような)が得られるまで同様の操作を行う。
実際に作製した2段接続型光可変減衰器において、図2(a)のような高アッテネーション特性を実現できた素子について、素子を2つに分割し、各光可変減衰器本体の減衰特性を測定すると、図2(b)のように、2つの光可変減衰器本体の減衰特性はほぼ一致することが分かり、本方法が有効であることが実証された。
以上の方法によれば、作製した光可変減衰器の2段の減衰特性に製造ばらつきがあっても、上記方法による薄膜ヒータの抵抗値調整のみで、所望の減衰特性を得ることができる。
従来、所望の特性を得られない場合には、光回路マスクの再設計から行う必要があり非常に開発・作製期間に長時間を要したが、本方法によれば、仮に初期特性で所望の減衰特性がえら得ない場合でも、光回路の変更無しに、薄膜ヒータの調整のみで、減衰特性を改善できる簡便かつ有効な方法である。
また、光回路自体に問題が無い場合でも、実際の導波路作製プロセスにはばらつきがあるため、2段接続型光可変減衰器のような複雑な構成では、素子の歩留が極端に悪くなっていた。本発明の直列接続型光可変減衰器を用いれば、このような素子間の特性ばらつきを個々に調整することができ、素子取得数の高歩留化が期待できる。
本発明の光可変減衰器を示す構造図である。 光可変減衰器の特性を示したもので、(a)は2段直列接続構造の場合の減衰特性を示した図、(b)は各光可変減衰器本体の減衰特性を示した図である。 従来の2段直列接続構造の光可変減衰器を示す構造図である。 従来の光可変減衰器の減衰特性を示した図である。 従来の光可変減衰器の構造を示したもので、(a)は平面図、(b)は断面図である。 従来の光可変減衰器の特性を示したもので、(a)は2段直列接続構造の場合の減衰特性を示した図、(b)は各光可変減衰器本体の減衰特性を示した図である。
符号の説明
1−1、1−2 光可変減衰器本体
11 石英基板
12 コア
13 クラッド
15a、15b Y分岐導波路
16a、16b アーム導波路
17 薄膜ヒータ
18 入力導波路
19 出力導波路
20a、20b Y分岐導波路
21a、21b アーム導波路
22 薄膜ヒータ
23 ワイヤボンディング
H1〜H3 ヒータ片

Claims (4)

  1. 入力光を第一のY分岐導波路で分波しアーム導波路を経て第二のY分岐導波路で合波する光導波路型マッハツェンダ干渉計と、該マッハツェンダ干渉計のアーム導波路の一方又は両方のアーム導波路の上部に設けた薄膜ヒータとを有する光可変減衰器本体を直列に2段接続した光可変減衰器において、
    上記2段接続された光可変減衰器本体における少なくとも一方の光可変減衰器本体の薄膜ヒータを2つ以上のヒータ片に分割し、該ヒータ片の使用個数及び電気的に接続する蒸気ヒータ片を製造後に任意に選択的に変更し得るように構成したことを特徴とする光可変減衰器。
  2. 入力光を第一のY分岐導波路で分波しアーム導波路を経て第二のY分岐導波路で合波する光導波路型マッハツェンダ干渉計と、該マッハツェンダ干渉計のアーム導波路の一方又は両方のアーム導波路の上部に設けた薄膜ヒータとを有する光可変減衰器本体を直列に多段接続した光可変減衰器において、
    各光可変減衰器本体の薄膜ヒータを2つ以上のヒータ片に分割し、該ヒータ片の使用個数及び電気的に接続する蒸気ヒータ片を製造後に任意に選択的に変更し得るように構成したことを特徴とする光可変減衰器。
  3. 請求項1又は2記載の光可変減衰器において、
    上記薄膜ヒータがアーム導波路に沿った長手方向に同じサイズのヒータ片又は異なるサイズのヒータ片に分割されていることを特徴とする光可変減衰器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光可変減衰器において、
    各光可変減衰器本体の薄膜ヒータの分割されたヒータ片を、各光可変減衰器本体の減衰特性が同一になるように、任意に組み合わせて電気的に接続したことを特徴とする光可変減衰器。
JP2004141236A 2004-05-11 2004-05-11 光可変減衰器 Pending JP2005321712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004141236A JP2005321712A (ja) 2004-05-11 2004-05-11 光可変減衰器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004141236A JP2005321712A (ja) 2004-05-11 2004-05-11 光可変減衰器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005321712A true JP2005321712A (ja) 2005-11-17

Family

ID=35469034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004141236A Pending JP2005321712A (ja) 2004-05-11 2004-05-11 光可変減衰器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005321712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079082A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多方路光スイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079082A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多方路光スイッチ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6383590B2 (ja) 光受信装置
CN100405202C (zh) 干涉仪型光开关和可变光衰减器
JP5497996B2 (ja) 導波路型デバイスにおける導波路終端方法
US7146079B2 (en) Dynamic gain equalizer
WO2011056817A2 (en) Optical device for wavelength locking
JP2010079082A (ja) 多方路光スイッチ
JP2006058858A (ja) 導波路型熱光学位相シフタおよびその光回路
JP2019061121A (ja) 光素子及び光装置
JP2007065645A (ja) 導波路型熱光学位相シフタ及びその光回路
JP2007163825A (ja) 導波路型熱光学回路
US6529647B2 (en) Optical device with optical waveguides and manufacturing method therefor
JP2012103505A (ja) 多連熱光学位相シフタおよびそれを用いた光干渉回路
JP5650593B2 (ja) 熱光学位相シフタ、およびこれを用いた可変光減衰器、1×m光スイッチ、可変波長フィルタ
JP2005321712A (ja) 光可変減衰器
US6917748B2 (en) Variable optical attenuator on an electro-optical layer
JP4197126B2 (ja) 光スイッチ及び光波長ルータ
JPH08234149A (ja) 電子−光学材料を使用した光フィルタ
JP2004055717A (ja) 可変光利得制御器
JP2003005139A (ja) 可変光減衰器
KR100281552B1 (ko) 열광학 효과를 이용한 집적광학형 가변 광감쇄기
JP2003029219A (ja) 平面導波路型可変光減衰器
WO2022259431A1 (ja) 可変波長フィルタおよびその制御方法
KR100839268B1 (ko) 다중 모드 간섭을 이용한 가변 광감쇄기
JP2004133130A (ja) 光回路および光回路装置ならびに光回路の製造方法
KR100400756B1 (ko) 가변비율 광 파워 분할기 및 그 제조 방법