JP2005321328A - 偏光状態測定装置 - Google Patents

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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J4/00Measuring polarisation of light
    • G01J4/04Polarimeters using electric detection means

Abstract

【課題】複数の分岐光路の光路長の違いにより生じる受光素子への信号光の到達時間の差を補正して、入力信号光の偏光状態を高い精度で測定できる小型の偏光状態測定装置を提供する。
【解決手段】本偏光状態測定装置は、入力信号光LINを3段構成の光カプラ1A〜1Cで4つの信号光に分岐し、各分岐光路上に配置した複数の光学素子によって各信号光にそれぞれ相違した偏光および位相差を与え、各々の信号光パワーを対応する受光素子41〜44で検出し、各受光素子41〜44から出力される電気信号を演算手段30において少なくとも各分岐光路の光路長の差を調整した上で処理することにより、入力信号光LINの偏光状態に関する情報を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力信号光の偏光状態をストークスパラメータ等の測定によって検出する偏光状態測定装置に関し、特に、実効的な光路長が異なることによって生じる測定精度劣化の低減を図った偏光状態測定装置に関する。
光通信システムでは、伝送容量を増大させるための1つの手段として、1チャンネル当りの通信速度を上げることが知られている。しかし、信号光のビットレートが10Gb/s(ギガビット/秒)或いは40Gb/sを超える領域になってくると、信号光のパルス幅が数十ps(ピコ秒)となり、様々な要因で発生する波形歪みによって、各ビットの「0」レベルと「1」レベルの判別が困難となる。このような波形歪みは、システム長等の主要な仕様を決定する要因となるため、システム設計時には、波形歪みを補償する部品を配置するなどの措置を講じている。
信号光の波形歪みを発生させる要因として、偏光分散(Polarization Mode Dispersion;PMD)がある。このPMDは、例えば、光伝送路として用いられる光ファイバのコアの楕円化や側圧、部分的な温度変化などによって、2つの直交する偏光モード間に群遅延差(Differential Group Delay;DGD)が生じるために起こる分散である。例えば、海底ケーブル等の環境変化の少ない場所に光ファイバが敷設される場合と、鉄道脇等の環境変化の激しい場所に光ファイバが敷設される場合とでは、PMD変化の挙動は著しく異なる。
上記のようなPMDを補償するためのPMD補償器(以下、PMDCとする)が近年各社で開発されている。公知のPMDCの構成は、基本的には信号光の波形歪みをモニタし、そのモニタ結果に応じてPMDの補償量を制御するループバック系となる。しかし、波形歪みの状態や発生した分散量を直接定量的にモニタすることは難しく、その代替手段としては、偏光度(Degree of Polarization;DOP)をモニタする方法が一般的であり、また、ビット誤り率(Bit Error Rate;BER)を測定する例や、電気的なスペクトル・ホール・バーニングを測定する例も知られている。
DOPは、偏光状態測定装置(偏光計)を使用して測定することが可能である。従来の偏光状態測定装置としては、例えば、偏光状態を表す4つのストークスパラメータの測定を行うものが知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
図6は、上記のような従来の偏光状態測定装置の基本的な光学系の構成を示した図である。この光学系では、まず、入力信号光Lが光カプラ(CPL)1で25%ずつ4つに分岐される。そして、第1の分岐光は、1/4波長板(QWP)2および予め設定した基準面に対して45°傾いた偏光成分のみを通す偏光子(POL)31を通過して、受光素子(PD)41に入射される。第2の分岐光は、上記の基準面に対して45°傾いた偏光成分のみを通す偏光子32を通過して、受光素子42に入射される。第3の分岐光は、上記の基準面に対して平行(または垂直)な偏光成分のみを通す偏光子33を通過して、受光素子43に入射される。第4の分岐光は、そのまま受光素子44に入射される。
各受光素子41,42,43,44で光電変換されて出力される電気信号をDQ,D45,D0,DTとすると、4つのストークスパラメータS0,S1,S2,S3は、次の(1)式に示す関係で表される。
Figure 2005321328
ここで、S0は入力信号光の強度を表し、S1は水平直線偏光成分(0°)を表し、S2は45°傾いた直線偏光成分を表し、S3は右旋円偏光成分を表している。上記のようなストークスパラメータS0〜S3を用いることにより、測定したいDOPは次の(2)式の関係に従って表されるようになる。
Figure 2005321328
特開平6−18332号公報 特開平9−72827号公報 特表2001−520754号公報 特表2003−508772号公報
しかしながら、上記のような従来の偏光状態測定装置では、4つの偏光成分を測定するために、入力信号光が光カプラや1/4波長板、偏光子等の様々な光学素子を通過して受光素子で受光されることになるが、各受光素子までの各々の光路長が互いに異なるため、入力信号光が受光素子に到達する時間にずれが生じ、測定される偏光状態の精度が劣化してしまうという問題点があった。
具体的に、本出願人は、前述したような従来の偏光状態測定装置における測定精度の向上および小型化を図るために、例えば図7に示すような構成の偏光状態測定装置を提案している(例えば、特願2003−375749号参照)。この図7の構成を簡単に説明すると、偏光状態の測定対象である入力信号光LINが3段構成の光カプラ1A〜1Cに順に入射されることで、互いに等しいパワーを有する4つの信号光に分岐される。分岐された各信号光は、上述した(1)式の関係で表される4つのストークスパラメータS0〜S3を得るために、1/4波長板2、偏光子31および受光素子41が配置された第1の分岐光路、偏光子32および受光素子42が配置された第2の分岐光路、偏光子33および受光素子43が配置された第3の分岐光路、並びに、受光素子44が配置された第4の分岐光路のうちのいずれか1つをそれぞれ伝搬する。そして、各受光素子41〜44で受光される信号光のパワーを基にストークスパラメータS0〜S3が演算され入力信号光LINの偏光状態が求められる。なお、図7中の符号5は、各光カプラ1A〜1Cで反射された分岐光がそれぞれ伝搬する各分岐光路上に配置された隣り合う光学素子間で発生する迷光が、異なる分岐光路上の受光素子に向けて伝搬するのを遮る遮光壁である。
上記のような先願発明の偏光状態測定装置において、各分岐光路の長さは、各々に配置される光学素子の数等に応じて相違するため、入力信号光LINが各受光素子41〜44で受光されるタイミングにずれるようになり、例えば図8に示すように、入力信号光LINの同一パルスに対応した各受光素子41〜44の出力信号に時間差Δtが発生する。
この時間差Δtについて一例を挙げて具体的に見積もると、上記図7の構成では、第1の分岐光路の光路長が一番長くなるので、それを基準にして他の分岐光路の光路長との差分Δl2-1〜Δl4-1を考えることにして、ここでは例えば各々について次のような値を想定する。
Δl2-1=−8.500414[mm]
Δl3-1=−2.909586[mm]
Δl4-1=−16.450828[mm]
上記の各光路長差Δl2-1〜Δl4-1を、真空中を伝播する光の時間差Δt2-1〜Δt4-1に換算すると次のようになる。
Δt2-1=−2.83543×10-11[sec]
Δt3-1=−9.70533×10-12[sec]
Δt4-1=−5.48741×10-11[sec]
このような各時間差Δt2-1〜Δt4-1の間に、例えば40Gb/sの信号光のデータが幾つ入るかを求めると、各ビット数Δn2-1〜Δn4-1は次のようになる。
Δn2-1=1.13[bit]
Δn3-1=0.39[bit]
Δn4-1=2.19[bit]
つまり、40Gb/sの入力信号光が、受光素子44で受光されるタイミングと受光素子41で受光されるタイミングとの間に2ビット以上のずれが発生することになる。将来的に、例えば160Gb/sに対応したシステムができたとすれば、上記の4倍の8.7ビットのずれが発生することが想定される。したがって、このような光路長の違いによる時間差内に、伝送路等を伝播する信号光の偏光状態が変化し、その変化が補償されないまま偏光分散がシステムの耐力以上に変化した場合には、当該信号光の受信特性が劣化してしまうことになる。すなわち、偏光状態測定装置における各分岐光路の光路長差により偏光状態の測定精度が低くなると、信号光のビットレートと伝送路等における偏光状態の変化速度との関係によっては所要の受信特性を実現することが困難になってしまう。
上記のような偏光状態測定装置における受光タイミングのずれを抑えるためには、例えば、受光素子41〜44の位置を分岐光路ごとに調整するか、または、屈折率の大きな結晶を所要の分岐光路上に配置するなどして物理的に光路長を合わせることが考えられる。しかし、この場合、実装面積が大きくなってしまうという課題があり、また、挿入損失および温度変動の増大や偏光状態の変化などによって偏光状態の測定精度に劣化が生じてしまう可能性もある。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、複数の分岐光路の光路長の違いにより生じる受光素子への信号光の到達時間の差を補正して、入力信号光の偏光状態を高い精度で測定できる小型の偏光状態測定装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の偏光状態測定装置は、光分岐部、複数の光学素子、複数の受光素子および演算手段を備えて構成される。光分岐部は、入力信号光を複数の信号光に分岐する。複数の光学素子は、光分岐部によって分岐された各信号光がそれぞれ伝搬する複数の分岐光路上に配置され、各信号光に対してそれぞれ相違した偏光および位相差を与える。複数の受光素子は、各分岐光路をそれぞれ伝搬した信号光を受光し、各々のパワーに応じてレベルの変化する電気信号を出力する。演算手段は、各受光素子からそれぞれ出力される電気信号に基づいて、入力信号光の偏光状態に関する情報を取得するため、少なくとも各分岐光路の光路長の差を調整して各々の電気信号を処理する機能を有する。
かかる構成の偏光状態測定装置では、入力信号光が光分岐部で複数に分岐され、各信号光が各々に対応する分岐光路を伝搬し、該分岐光路上の光学素子を介して受光素子で受光され、各々の信号光の受光パワーに応じてレベルの変化する電気信号が各受光素子から演算手段に出力される。そして、演算手段では、各受光素子からそれぞれ出力される電気信号が、少なくとも各分岐光路の光路長の差を調整した上でそれぞれ処理されて、入力信号光の偏光状態に関する情報が取得されるようになる。
また、前記演算手段については、前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号が入力され、各々の電気信号を出力するタイミングを前記各分岐光路の光路長の差に応じて調整して、前記各分岐光路を伝搬する信号光が前記各受光素子に到達する時間の差を補正する時間差補正手段と、前記時間差補正手段から出力される各電気信号を基に前記入力信号光の偏光状態に関する情報を取得する演算回路と、を有するようにしてもよい。
上記のような演算手段によれば、複数の分岐光路の光路長の違いにより発生する、各受光素子への信号光の到達時間の差が時間差補正手段により補正されることによって、各受光素子において略一致したタイミングで受光された信号光のパワーに基づいて入力信号光の偏光状態に関する情報が演算回路で得られるようになる。
上記のような本発明の偏光状態測定装置によれば、簡略な構成の演算手段によって複数の受光素子への信号光の到達時間の差を補正することができるため、入力信号光の偏光状態を小型の光学系により高い精度で測定することが可能になる。このような偏光状態測定装置を用いてPMD補償を行うことにより、超高速の信号光を伝送する場合や、伝送路を伝搬する信号光の偏光状態が非常に速く変化するような場合でも、良好な受信特性を実現することができるようになる。
以下、本発明の偏光状態測定装置を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、全図を通して同一の符号は同一または相当部分を示すものとする。
図1は、本発明の一実施形態による偏光状態測定装置の全体構成を示す図である。また、図2は、図1の偏光状態測定装置における電気回路部分の構成例を示すブロック図である。
各図において、本実施形態の偏光状態測定装置は、例えば、上述の図7に示した先願発明と同様の構成を有する光学系と、その光学系の4つの分岐光路に対応した各受光素子41〜44からそれぞれ出力される電気信号DQ,D45,D0,DTが入力される演算手段30と、を備えて構成される。また、演算手段30は、各電気信号DQ,D45,D0,DTが与えられ光路長の違いによる時間差の補正を行う時間差補正手段としての時間差補正回路10と、その時間差補正回路10で補正された信号を基に入力信号光の偏光状態を求める演算回路20と、を有する。
具体的に上記の光学系は、例えば、平板に誘電体多層膜を形成した3つの光カプラ1A〜1Cと、1/4波長板2と、偏光子31〜33と、受光素子41〜44とを含んで構成される。光カプラ1A〜1Cは、入力信号光LINが1段目の光カプラ1Aに入射され、その光カプラ1Aの透過光が2段目の光カプラ1Bに入射され、さらに、光カプラ1Bの透過光が3段目の光カプラ1Cに入射される、3段構成となっている。各光カプラ1A〜1Cにおける入射光の分岐比(反射光パワー:透過光パワー)は、1段目が1:3、2段目が1:2、3段目が1:1に設定されており、これにより、入力信号光LINが光カプラ1Aの反射光と、光カプラ1Bの反射光と、光カプラ1Cの反射光および透過光とに各々等しいパワーで分岐される。また、各光カプラ1A〜1Cは、信号光の入射角がブリュースター角から離れた角度(例えば、22.5°等)となるように、各々の光入射面が入力信号光LINの伝搬方向に対して傾けられている。
光カプラ1Aで反射された分岐光は、ここではそのまま受光素子44に入射される。また、光カプラ1Bで反射された分岐光は、予め設定した基準面に対して45°傾いた偏光成分のみを通す偏光子32を通過して、受光素子42に入射される。なお、上記の基準面としては、例えば本装置の図示しないパッケージの底面などの任意の面を設定することが可能である。偏光子32は、その光出射面と受光素子43の受光面とによって干渉系が形成されないように、受光素子42の受光面に対して所定の角度だけ傾けて配置されるのが好ましい。
光カプラ1Cで反射された分岐光は、1/4波長板2および上記基準面に対して45°傾いた偏光成分のみを通す偏光子31を通過して、受光素子41に入射される。また、光カプラ1Cを透過した分岐光は、上記基準面に対して平行(または垂直)な偏光成分のみを通す偏光子33を通過して、受光素子43に入射される。各偏光子31、33は、前述した偏光子32の場合と同様に、各々の光出射面と対向する受光素子41、43の各受光面とによって干渉系が形成されないように、受光素子41、43の各受光面に対して所定の角度だけ傾けて配置されるのが好ましい。また、1/4波長板2についても、その光出射面と偏光子31の光入射面とによって干渉系が形成されないように、偏光子31の光入射面に対して所定の角度だけ傾けて配置されるのがよい。各受光素子41〜44で受光された信号光のパワーを示す電気信号DQ,D45,D0,DTは、光学系を収容する図示しないパッケージのリード線等を介して時間差補正回路10にそれぞれ送られる。
なお、ここでは図示を省略したが、上述の図7に示した構成と同様にして、隣り合う光学素子間で発生する迷光が異なる分岐光路上の受光素子に向けて伝搬するのを遮る遮光壁を設けるようにしてもよい。
時間差補正回路10は、各受光素子41〜44にそれぞれ対応したA/D変換回路111〜114と、FPGA(Field Programmable Gate Array)12と、を有する。A/D変換回路111〜114は、受光素子41〜44から出力されるアナログの電気信号DQ,D45,D0,DTをデジタル信号に変換する。各A/D変換回路111〜114で変換されたデジタル信号はFPGA12の対応する入力ポートにそれぞれ与えられる。FPGA12は、ここではA/D変換回路111〜114から出力される各信号を記録部としてのレジスタ131〜134を用いて一時的に記録して蓄積する。各レジスタ131〜134に蓄積されたデータは、A/Dコントロール部14に与えられる光路長の差に関する情報に応じて、光路長の違いによる時間差を補正可能なデータが選択されて演算部15および計算部16に与えられる。演算部15および計算部16は、A/Dコントロール部14によって選択されたデータについて浮動小数点演算および四則計算等を実行し、演算回路20で処理可能なデータを生成する。
演算回路20は、FPGA12で時間差の補正された各受光素子41〜44に対応するデジタル信号がバッファ回路211〜214を介してデジタル信号処理回路(Digital Signal Processor;DSP)22に入力される。各バッファ回路211〜214は、それぞれ、FIFO(First-In First-Out)方式でデータを扱うN個のメモリが並列に設けられており、C[Hz]で動作するFPGA12から出力されるデータを各メモリに順次格納して出力することでC×N[Hz]のデータ信号をDSP22に与える。DSP22は、上述した(1)式および(2)式の関係に従って、ストークスパラメータS0〜S3およびDOPの演算を実行する。
上記のような構成の偏光状態測定装置では、偏光状態の測定対象である入力信号光LINが3段構成の光カプラ1A〜1Cに順に入射されることで、互いに等しいパワーを有する4つの信号光に分岐される。各光カプラ1A〜1Cで分岐された各々の信号光は、上述した(1)式の関係で表される4つのストークスパラメータS0〜S3を得るために、1/4波長板2、偏光子31および受光素子41が配置された第1の分岐光路、偏光子32および受光素子42が配置された第2の分岐光路、偏光子33および受光素子43が配置された第3の分岐光路、並びに、受光素子44が配置された第4の分岐光路のうちのいずれか1つをそれぞれ伝搬する。第1〜第4の分岐光路は、信号光が光カプラで分岐されてから受光素子で受光されるまでの間に通過する素子の数が、第1の分岐光路で2個、第2,3の分岐光路で1個、第4の分岐光路で0個となるため、各々について必要となる光路長に差が生じる。このため、光カプラ1A〜1Cで分岐された4つの信号光を第1〜第4の分岐光路のいずれに送るようにするかによって、本装置の実装面積が違ってくる。そこで、本実施形態では、光学系の実装面積を最小にするために、上記の光路長差を考慮して、例えば、1段目の光カプラ1Aの反射光が第4の分岐光路に送られ、2段目の光カプラ1Bの反射光が第2の分岐光路に送られ、3段目の光カプラ1Cの反射光が第1の分岐光路に送られ、3段目の光カプラ1Cの透過光が第3の分岐光路に送られるようにしている。
なお、各光カプラ1A〜1Cに対して信号光がブリュースター角から離れた入射角で与えられることにより、各光カプラで分岐される信号光のp/s波間に生じる位相ずれが低減されるようになる。また、第1〜第4の分岐光路を伝搬する信号光は、各々の分岐光路上に配置された光学素子に入射する際にその一部が反射されるが、その反射面が前段の光学素子の光出射面に対して所定の角度だけ傾けて配置されることにより、干渉系が形成されて多重反射が生じるような状態が回避されるようになる。さらに、図示しない遮光壁を設けることにより、隣り合う光学素子での反射光が迷光となって他の分岐光路上の受光素子に入射してしまうことが防止される。
第1〜第4の分岐光路を伝搬した各信号光は、受光素子41〜44でそれぞれ受光されてパワーに応じてレベルの変化する電気信号に変換され、各々の電気信号が時間差補正回路10に送られる。時間差補正回路10では、各受光素子41〜44からの出力信号が各A/D変換回路111〜114でデジタル値に変換された後にFPGA12の対応する入力ポートにそれぞれ与えられる。FPGA12では、A/D変換回路111〜114から出力されるデータがレジスタ131〜134に一旦記録され、動作周波数C[Hz]に対応した周期で蓄積される。各レジスタ131〜134に蓄積されたデータは、A/Dコントロール部14により、光学系の第1〜第4の分岐光路の光路長の差に関する情報に応じて、各々のレジスタ131〜134ごとに異なる位置(時間)に記録されたデータが読み出される。これにより、例えば図3に示すように、第1〜第4の分岐光路の光路長の違いによる時間差Δt2-1,Δt3-1,Δt4-1をそれぞれ補正したデータが演算部15および計算部16に与えられる。演算部15および計算部16では、後段の演算回路20でDOP等の演算処理が可能となるように、各レジスタ131〜134から読み出されたデータについての浮動小数点演算および四則計算等が実行され、FPGA12の所要のポートから出力される。
FPGA12から出力される各受光素子41〜44に対応したC[Hz]のデータ信号は、N個のメモリが並列に設けられた各バッファ回路211〜214を介してDSP22に送られることにより、入力信号光LINのビットレートに対応したC×N[Hz]のデータ信号がDSP22に与えられる。そして、DSP22では、上述した(1)式および(2)式の関係に従って、ストークスパラメータS0〜S3およびDOPの演算が実行される。
上記のように本実施形態の偏光状態測定装置によれば、第1〜第4の分岐光路の光路長の違いにより発生する、各受光素子41〜44への信号光の到達時間の差が、簡略な構成の時間差補正回路10により補正されるため、入力信号光LINの偏光状態を小型の光学系により高い精度で測定することができる。このような偏光状態測定装置を用いてPMD補償を行うことにより、40Gb/sを超えるような超高速の信号光を伝送する場合や、伝送路を伝搬する信号光の偏光状態が非常に速く変化するような場合でも、良好な受信特性を実現することが可能になる。
なお、上述した実施形態では、各受光素子41〜44に対応したデータをFPGA12内のレジスタ131〜134にそれぞれ記録して蓄積し、光路長情報に応じて所要のデータを選択することで、光路長の違いによる時間差の補正を行うようにしたが、本発明における時間差補正手段の構成は上記の一例に限定されるものではない。例えば図4に示すように、各受光素子41〜44からの出力信号にそれぞれ対応させて、M個のA/D変換回路1111-1M〜1141-4Mを並列に設け、各々のA/D変換回路1111-1M〜1141-4Mで変換されたデータ信号をFPGA12の所要の入力ポートに与えるようにしてもよい。この場合、M個のA/D変換回路は、図5に示すように、入力信号光LINのビットレートに対応した周波数を有するクロック信号に同期し、かつ、そのクロック信号の異なるタイミングで、受光素子からの出力信号をサンプリングしてA/D変換を行う。そして、FPGA12では、光路長情報に応じて、各受光素子41〜44にそれぞれ対応したA/D変換回路1111-1M〜1141-4Mの各々の出力データのうちから、光路長の違いによる時間差を補正することが可能なデータが選択される。このような構成によっても上述した実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
また、C[Hz]で動作するFPGA12から出力されるデータ信号をFIFO方式のN個のメモリを用いたバッファ回路211〜214を介してDSP22に与えることにより、入力信号光LINのビットレートに対応したC×N[Hz]のデータ信号を用いてDOP等の演算が行われるようにしたが、要求される偏光状態の測定精度を満たすことができれば、バッファ回路211〜214を省略することも可能である。
さらに、DSP22における演算処理が比較的簡単な場合には、当該演算処理をFPGA12内で実行するようにして、バッファ回路211〜214およびDSP22を省略しても構わない。また、時間差補正回路10の各A/D変換回路111〜114よりも後段で行われる処理をDSP22で実行するようにして、FPGA12およびバッファ回路211〜214を省略する応用も可能である。
加えて、偏光状態測定装置の光学系として上述の図7に示した先願発明と同様の構成を適用した一例を示したが、本発明の光学系の構成はこれに限定されるものではなく、入力信号光LINの偏光状態を測定するために、実効的な長さの異なる複数の光路を伝搬する信号光の測定が行われる任意の光学系について本発明は有効である。
以上、本明細書で開示した主な発明について以下にまとめる。
(付記1)入力信号光を複数の信号光に分岐する光分岐部と、
前記光分岐部によって分岐された各信号光がそれぞれ伝搬する複数の分岐光路上に配置され、前記各信号光に対してそれぞれ相違した偏光および位相差を与える複数の光学素子と、
前記各分岐光路をそれぞれ伝搬した信号光を受光し、各々のパワーに応じてレベルの変化する電気信号を出力する複数の受光素子と、
前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号に基づいて、前記入力信号光の偏光状態に関する情報を取得するため、少なくとも前記各分岐光路の光路長の差を調整して各々の電気信号を処理する機能を有する演算手段と、を備えたことを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記2)付記1に記載の偏光状態測定装置であって、
前記演算手段は、前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号が入力され、各々の電気信号を出力するタイミングを前記各分岐光路の光路長の差に応じて調整して、前記各分岐光路を伝搬する信号光が前記各受光素子に到達する時間の差を補正する時間差補正手段と、前記時間差補正手段から出力される各電気信号を基に前記入力信号光の偏光状態に関する情報を取得する演算回路と、を有することを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記3)付記2に記載の偏光状態測定装置であって、
前記時間差補正手段は、前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号を複数の記録部に一時的に記録して蓄積し、前記各分岐光路の光路長の差に応じて、前記各記録部に異なるタイミングで記録されたデータを選択し、その選択したデータを前記演算回路に与えることを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記4)付記2に記載の偏光状態測定装置であって、
前記時間差補正手段は、前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号を、互いに異なるタイミングでサンプリング動作する複数のA/D変換回路にそれぞれ与えてデジタルデータに変換し、前記各分岐光路の光路長の差に応じて、前記各A/D変換回路から出力されるデータ信号のうちのいずれかを選択し、その選択したデータ信号を前記演算回路に与えることを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記5)付記2に記載の偏光状態測定装置であって、
前記演算回路は、前記時間差補正手段から与えられる前記各受光素子に対応したデータに基づいてストークスパラメータを演算して入力信号光の偏光状態に関する情報を取得することを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記6)付記5に記載の偏光状態測定装置であって、
前記演算回路は、前記時間差補正手段から与えられる前記各受光素子に対応したデータを、複数のメモリを備えたバッファ回路をそれぞれ介して信号処理回路に与え、該信号処理回路でストークスパラメータの演算処理を行うことを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記7)付記1に記載の偏光状態測定装置であって、
前記光分岐部は、入力信号光を第1〜第4の信号光に分岐し、
前記複数の光学素子は、第1の信号光が伝搬する第1の分岐光路上に順に配置される、1/4波長板および予め設定した基準面に対して45°傾いた偏光成分のみを通す第1の偏光子と、第2の信号光が伝搬する第2の分岐光路上に配置される、前記基準面に対して45°傾いた偏光成分のみを通す第2の偏光子と、第3の信号光が伝搬する第3の分岐光路上に配置される、前記基準面に対して平行または垂直な偏光成分のみを通す第3の偏光子と、を有し、
前記複数の受光素子は、前記1/4波長板および前記第1の偏光子を通過した第1の信号光を受光する第1の受光素子と、前記第2の偏光子を通過した第2の信号光を受光する第2の受光素子と、前記第3の偏光子を通過した第3の信号光を受光する第3の受光素子と、前記光分岐部で分岐され第4の分岐光路を伝搬した第4の信号光を受光する第4の受光素子と、を有することを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記8)付記7に記載の偏光状態測定装置であって、
前記1/4波長板の光出射面および前記第1の偏光子の光入射面と、前記第1の偏光子の光出射面および前記第1の受光素子の光入射面と、前記第2の偏光子の光出射面および前記第2の受光素子の光入射面と、前記第3の偏光子の光出射面および前記第3の受光素子の光入射面と、がそれぞれ実質的に平行とならないように傾けて配置されたことを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記9)付記8に記載の偏光状態測定装置であって、
前記光入出射面が傾けて配置された素子間での反射によって発生する迷光が、当該分岐光路とは異なる他の分岐光路上に位置する前記受光素子に到達するのを阻止する遮光部を備えたことを特徴とする偏光状態測定装置。
(付記10)付記7に記載の偏光状態測定装置であって、
前記光分岐部は、入力信号光を1:3の分岐比で反射光および透過光に分岐する1段目の光カプラと、該1段目の光カプラからの透過光を1:2の分岐比で反射光および透過光に分岐する2段目の光カプラと、該2段目の光カプラからの透過光を1:1の分岐比で反射光および透過光に分岐する3段目の光カプラと、を有し、前記1〜3段目の光カプラに与えられる各信号光の入射角が、ブリュースター角から離れた所定の角度に設定されていることを特徴とする偏光状態測定装置。
本発明の一実施形態による偏光状態測定装置の全体構成を示す図である。 上記実施形態の電気回路部分の構成を示すブロック図である。 上記実施形態における時間差の補正動作を説明する図である。 上記実施形態に関連した他の構成例を示すブロック図である。 図4の回路構成におけるA/D変換動作を説明する図である。 従来の偏光状態測定装置の基本的な光学系の構成を示す図である。 先願発明による偏光状態測定装置の光学系の構成例を示す図である。 図7の光学系において発生する受光タイミングのずれを説明する図である。
符号の説明
1A,1B,1C…光カプラ
2…1/4波長板
1,32,33…偏光子
1,42,43,44…受光素子
6…基板
10…時間差補正回路
111,112,113,114…A/D変換回路
12…FPGA
131,132,133,134…レジスタ
14…A/Dコントロール部
15…演算部
16…計算部
20…演算回路
211,212,213,214…バッファ回路
22…DSP
30…演算手段
IN…入力信号光

Claims (5)

  1. 入力信号光を複数の信号光に分岐する光分岐部と、
    前記光分岐部によって分岐された各信号光がそれぞれ伝搬する複数の分岐光路上に配置され、前記各信号光に対してそれぞれ相違した偏光および位相差を与える複数の光学素子と、
    前記各分岐光路をそれぞれ伝搬した信号光を受光し、各々のパワーに応じてレベルの変化する電気信号を出力する複数の受光素子と、
    前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号に基づいて、前記入力信号光の偏光状態に関する情報を取得するため、少なくとも前記各分岐光路の光路長の差を調整して各々の電気信号を処理する機能を有する演算手段と、を備えたことを特徴とする偏光状態測定装置。
  2. 請求項1に記載の偏光状態測定装置であって、
    前記演算手段は、前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号が入力され、各々の電気信号を出力するタイミングを前記各分岐光路の光路長の差に応じて調整して、前記各分岐光路を伝搬する信号光が前記各受光素子に到達する時間の差を補正する時間差補正手段と、前記時間差補正手段から出力される各電気信号を基に前記入力信号光の偏光状態に関する情報を取得する演算回路と、を有することを特徴とする偏光状態測定装置。
  3. 請求項2に記載の偏光状態測定装置であって、
    前記時間差補正手段は、前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号を複数の記録部に一時的に記録して蓄積し、前記各分岐光路の光路長の差に応じて、前記各記録部に異なるタイミングで記録されたデータを選択し、その選択したデータを前記演算回路に与えることを特徴とする偏光状態測定装置。
  4. 請求項2に記載の偏光状態測定装置であって、
    前記時間差補正手段は、前記各受光素子からそれぞれ出力される電気信号を、互いに異なるタイミングでサンプリング動作する複数のA/D変換回路にそれぞれ与えてデジタルデータに変換し、前記各分岐光路の光路長の差に応じて、前記各A/D変換回路から出力されるデータ信号のうちのいずれかを選択し、その選択したデータ信号を前記演算回路に与えることを特徴とする偏光状態測定装置。
  5. 請求項2に記載の偏光状態測定装置であって、
    前記演算回路は、前記時間差補正手段から与えられる前記各受光素子に対応したデータに基づいてストークスパラメータを演算して入力信号光の偏光状態に関する情報を取得することを特徴とする偏光状態測定装置。
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