JP2005321140A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yoshiaki Imazono
義章 今園
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Abstract

【課題】 日常必要な収納容量以上の冷蔵庫容量であっても、不要な場合は冷却しない貯蔵空間とすることで、無駄な電力消費をなくすとともに、必要時には通常の冷却貯蔵室として活用できる貯蔵室を設けることで使い勝手を良好なものにした冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 圧縮機、凝縮器、減圧装置および冷却器を環状に連結した冷凍サイクルと、前記冷却器6で生成された冷気を吐出するファン8と、このファンからの冷気をダクト13、14を介して導入し内部を冷却する断熱区画12された複数の冷却貯蔵室2、11とからなり、前記冷却貯蔵室の中、少なくとも一室11は、冷気の導入と遮断を切り替える制御装置16によって、冷気を導入しない無冷却状態を形成することができるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷蔵庫に係り、特に、必要のない時には冷却作用をしない無冷却貯蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
近年、生活パターンの多様化や世帯様式から冷蔵庫の収納容積への要求も多様化している。一般にユーザーが冷蔵庫を購入する際の選択肢は、冷蔵庫の使用耐用年数が平均10数年であることから、将来の家族数の増加にともなう必要な容量を考慮して決定するケースが多いが、対象となる単位期間については日常の生活パターンを念頭においての容量選定に留まることが通常であった。
しかしながら、冷蔵庫内への食品収納量は、一年という周期の中でも盆や正月など人数が増えることで収納量が極端に大量になる時期があり、通常使用している冷蔵庫の収納容積では対応困難となる状態があった。
上記の場合、必要とする最大容量の冷蔵庫を使用すればよいが、それではほとんどの期間を占める通常時に不必要に冷却する空間が生じることになり、長期に亙って無駄な電力を消費する欠点がある。同様に、通常時は使用しない予備冷蔵庫を準備しておく方法もあるが、この場合も経済的に無駄が大きく、余分な設置スペースが必要となる問題を有するものであった。
本発明は上記点を考慮してなされたものであり、日常必要な収納容量以上の冷蔵庫容量であっても、不要な場合は冷却しない貯蔵空間とすることで、無駄な電力消費をなくすとともに、必要時には通常の冷却貯蔵室として活用できる貯蔵室を設けることで使い勝手を良好なものにした冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による冷蔵庫は、圧縮機、凝縮器、減圧装置および冷却器を環状に連結した冷凍サイクルと、前記冷却器で生成された冷気を吐出するファンと、このファンからの冷気をダクトを介して導入し内部を冷却する断熱区画された複数の冷却貯蔵室とからなり、前記冷却貯蔵室の中、少なくとも一室は、冷気の導入と遮断を切り替える制御装置によって、冷気を導入しない無冷却状態を形成することができるようにしたことを特徴とするものである。
本発明の構成によれば、必要時には冷却貯蔵品を大量に収納して冷却することができ、状況に応じて収納容積を拡大できるとともに、多くの収納容積を必要としない日常は冷却作用をおこなわないようにした貯蔵室を備えることで電力の消費を抑制し、省エネルギーに貢献できる使い勝手のよい冷蔵庫を得ることができる。
以下、図面に基づき本発明の1実施形態について説明する。図1は本発明に係る冷蔵庫の縦断面図であり、断熱箱体からなる冷蔵庫本体(1)内部の貯蔵空間の上部には冷蔵室(2)を配置し、その下方には冷蔵室よりやや高温で高湿度に保持された野菜室(3)を仕切板を介して設けている。野菜室(3)の下方には断熱仕切壁を介して、製氷貯氷室(4)と図示しない温度切替室とを左右に区分して併置しており、最下部には上下2段に区分した冷凍室(5)を独立して配置している。
各貯蔵室は、その前面開口部を各々専用の開閉扉で閉塞しており、冷蔵空間および冷凍空間のそれぞれの背面に設置した冷蔵用冷却器(6)と冷凍用冷却器(7)によって冷気を生成する。そして冷気は、各冷却器の近傍に設けたファン(8)(9)から吐出され、ダクトを介して各貯蔵室内に導入するとともに各貯蔵室毎に設定した温度に冷却制御される。
冷蔵庫本体(1)の最下部に配置した冷凍空間の背面下部には、機械室空間が形成されており、前記冷蔵用および冷凍用冷却器(6)(7)へ冷媒を供給する圧縮機(10)を設置している。
しかして、前記冷蔵室(2)の上部における本体最上部には、断熱仕切壁(12)を介して第2の冷蔵室となり、また無冷却状態の常温貯蔵室にも室内温度を切替えることができる切替貯蔵室(11)を配設している。
この第2の冷蔵室となる切替貯蔵室(11)は、前記冷蔵室(2)よりやや容積を小さく設定しているが、前記冷蔵室背面に配置したダクト(13)よりさらに上方まで延長した上部ダクト(14)からの冷気流入により、冷蔵室(2)と同一温度に冷却制御されるものであり、その前面開口は扉(11a)により閉塞されている。また、室内には、冷蔵室(2)と同様に、食品を載置する複数段の棚を設けている。
勿論このとき、前記圧縮機(10)、冷蔵用冷却器(6)およびファン(8)は、上記冷蔵室(2)や野菜室(3)のみでなく切替貯蔵室(11)をも所定温度に冷却できるだけの能力を有している。
また、切替貯蔵室(11)への上部ダクト(14)の入口部には、ファン(8)から吐出される冷気の流れを遮断するダンパーB(16)を配設しており、切替貯蔵室(11)内の適当部位には、冷蔵室(2)と同様に室温を検知して圧縮機(10)およびファン(8)の制御をするセンサー(17)を設置している。
冷蔵室(2)と切替貯蔵室(11)の冷却は、図2に概略構成図で示すように、冷蔵用冷却器(6)で生成された冷気をファン(8)によってダクト(13)に吐出して冷気吹出口から冷蔵室(2)内に吹き出し、さらに上部ダクト(14)を経由して切替貯蔵室(11)に導入させることでおこなわれる。
冷蔵室(2)と切替貯蔵室(11)は、それぞれの室内に設置された温度センサー(17)の信号を制御装置(18)で処理することにより、圧縮機(10)およびファン(8)の回転を制御して所定温度に冷却保持されるものであり、さらにそれぞれの導入ダクト(13)(14)中に設けたダンパーA(15)およびダンパーB(16)の開閉制御により、それぞれ独立して同一の所定温度に冷却保持される。
例えば、図3の概略制御フローチャートでも示すように、切替貯蔵室(11)が所定温度まで冷却された場合は、制御信号によりダンパーB(16)を閉じることで上部ダクト(14)への冷気導入を遮断し、開扉などにより、室内温度が所定以上に上昇すれば、再びダンパーB(16)を開放して冷気を導入し冷却するコントロール制御を繰り返す。
前記制御によって、切替貯蔵室(11)が所定温度まで冷却され、且つこのとき、未だ冷蔵室(2)が所定温度まで冷却されていない場合は、冷蔵室側ダクト(13)のダンパーA(15)は開放しているため、冷気はダンパーA(15)から流入して冷却するものであり、冷蔵室(2)が所定温度まで冷却された後にファン(8)を停止するように制御される。
なお、このとき、冷凍室(5)が未だ所定温度まで冷却されていない場合は、圧縮機(10)は運転し続け、冷蔵冷凍空間とも所定温度になった際に初めて運転を停止するよう制御するものである。
しかして、収納すべき貯蔵物が少なくなったような場合など、特に大きな冷蔵空間を必要としない時は、操作部(19)への任意の操作によって、前記切替貯蔵室(11)への上部ダクト(14)に設けたダンパーB(16)を強制的に閉じて冷気の流れを遮断するとともに、制御装置(18)による温度制御を中止する。これにより、切替貯蔵室(11)には、冷気が導入されないことから室内は冷却されず、実質的に冷蔵庫室外温度と同一温度の無冷却室となる。
切替貯蔵室(11)を無冷却室として使用している場合、前記ダンパーB(16)を所定時間毎に閉塞動作させることで、ダンパー開口部の不充分な閉塞状態を修正でき、切替貯蔵室側(11)への冷気洩れを確実に防止することができる。なお、前記ダンパーB(16)の開閉動作は、所定時間毎におこなわずとも、適当時に2〜3回開閉動作を繰り返すことでも冷気洩れ状態になることを防止することができる。
すなわち、前記切替貯蔵室(11)側のダンパーB(16)は、温度センサー(17)で検知された貯蔵室内温度によって開閉制御されるとともに、任意の操作によっても開閉することができるものであり、必要に応じて、切替貯蔵室(11)を冷却貯蔵室としたり、無冷却室に切り替えることが可能となるものである。
そして、切替貯蔵室(11)を無冷却室とした場合には、その貯蔵室空間を、冷却する必要のない食品や食器などの衛生的な収納場所として活用できるとともに、その比較的大きな容積分の冷却が不要となるため、冷凍サイクルの負荷が軽減されて消費電力を削減することができる。
なお、前記実施例では、冷蔵室(2)および切替貯蔵室(11)を同一の所定温度に制御するものとしたが、同様の冷蔵温度帯であれば、上記各室を0℃のチルド温や3〜6℃の野菜室温の冷却貯蔵室として、それぞれ個別に冷却制御することは可能である。
また、切替貯蔵室(11)は、ダクト(13)と上部ダクト(14)との境界部に設けたダンパーB(16)で冷気の流入あるいは遮断のみを制御し、冷却制御は冷蔵室(2)の制御に追随させるようにすれば、ダンパーは切替貯蔵室(11)用のみの一部品とすることができるものであり、またこのとき、特に図示しないが、ダンパーB(16)を切替貯蔵室(11)へのダクト(14)中に2カ所に亙って隣接するように設置すれば、2段の遮蔽によって冷気洩れを確実に防ぎ、冷蔵室(2)側への冷気流入を効果的におこなうことができる。
前記実施例では、無冷却室に切替可能な貯蔵室の設置を、冷蔵室(2)に対応する例として説明したが、これに限るものではなく、冷凍温度やその他の貯蔵温度帯空間に対応する貯蔵室を無冷却室とするようにしてもよく、前記切替可能な貯蔵室を一室ではなく複数室に設定してもよいことはいうまでもない。
本発明は、不必要な場合は無冷却状態に切り替え可能な冷却貯蔵空間を設置することで、無駄な電力消費をなくすことができる冷蔵庫に利用することができる。
本発明の1実施形態を示す冷蔵庫の縦断面図である。 図1における冷気の流れ状態を示す概略構成図である。 本発明の1実施例の概略制御フローチャートである。
符号の説明
1 冷蔵庫本体 2 冷蔵室 6 冷蔵用冷却器
8 ファン 11 切替貯蔵室 12 断熱仕切壁
13 ダクト 14 上部ダクト 15 ダンパーA
16 ダンパーB 17 温度センサー 18 制御装置
19 操作部

Claims (6)

  1. 圧縮機、凝縮器、減圧装置および冷却器を環状に連結した冷凍サイクルと、前記冷却器で生成された冷気を吐出するファンと、このファンからの冷気をダクトを介して導入し内部を冷却する断熱区画された複数の冷却貯蔵室とからなり、前記冷却貯蔵室の中、少なくとも一室は、冷気の導入と遮断を切り替える制御装置によって、冷気を導入しない無冷却状態を形成することができるようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷却貯蔵室を単一のダクトから冷気を分岐して導入する複数の室とし、冷気遮断装置によって少なくとも一つの室内への冷気導入を任意に遮断するようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 分岐したダクトの一方に冷気遮断装置を配設し、これに繋がる貯蔵室を無冷却切替可能室としたことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 複数の冷却貯蔵室へのダクト中にそれぞれ冷気遮断装置を配設し、前記各冷却貯蔵室を無冷却切替可能室としたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 無冷却状態とした冷却貯蔵室への冷気遮断装置は、所定時間毎にダクト閉塞動作を実施するようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  6. 複数の冷却貯蔵室を冷蔵温度帯室あるいは冷凍温度帯室としたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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