JP2005320742A - 車両用情報システム、車載情報端末、コンピュータ装置 - Google Patents

車両用情報システム、車載情報端末、コンピュータ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両と自宅の間で相互に情報を受け渡して利用することができる車両用情報システムを提供する。
【解決手段】カードキー2によってID番号を送信することにより、自宅の玄関ドア200と車両100のドアを施錠または解錠する。自宅の玄関ドア200を施錠するときにホームサーバ4より送信される自宅データをカードキー2に記録して、車両100のドアを解錠するときに、カードキー2から車載機1へ記録している自宅データを送信する。車両100のドアを施錠するときに車載機1より送信される車両データをカードキー2に記録して、自宅の玄関ドア200を解錠するときに、カードキー2からホームサーバ4へ記録している車両データを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋内と車両内で各種データの受け渡しを行う車両用情報システムに関する。
車載コンピュータにより車両の各種情報を取得し、その情報を自動車用キーに記憶させて、自宅のパソコンへ転送する情報処理装置が知られている(特許文献1)。この装置によれば、自宅のパソコンに転送された情報に基づいて、ユーザの運転状態を管理することができる。
特開2002−242497号公報
特許文献1に開示される装置によれば、車両において取得された情報を自宅のパソコンに受け渡して利用することはできるが、逆に自宅のパソコンの情報を車両に受け渡して利用することはできない。したがって、車両と自宅の間で相互に情報を受け渡して利用できる車両用情報システムが求められている。
請求項1の発明による車両用情報システムは、外部より送信される各種の情報を受信して記録し、その記録した情報を外部からの要求信号に応じて送信する情報記録手段と、建物内に設置され、車両において利用するための情報を情報記録手段へ送信するとともに、要求信号を情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて情報記録手段から送信される情報を受信する屋内制御手段と、車両に搭載され、建物において利用するための情報を情報記録手段へ送信するとともに、要求信号を情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて情報記録手段から送信される情報を受信する車載制御手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1の車両用情報システムにおいて、建物の扉を施錠または解錠するための建物扉施解錠手段と、車両のドアを施錠または解錠するための車両ドア施解錠手段とをさらに備え、情報記録手段は、外部からの要求に応じて予め記録されたID情報を送信し、建物扉施解錠手段は、情報記録手段より送信されるID情報に基づいて建物の扉を施錠または解錠し、車両ドア施解錠手段は、情報記録手段より送信されるID情報に基づいて車両の扉を施錠または解錠するものである。
請求項3の発明は、請求項2の車両用情報システムにおいて、屋内制御手段は、建物扉施解錠手段により建物の扉が施錠されたときに、車両において利用するために予め入手しておいた情報を情報記録手段へ送信し、建物扉施解錠手段により建物の扉が解錠されたときに、要求信号を情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて情報記録手段から送信される建物において利用するための情報を受信するものである。
請求項4の発明は、請求項2または3の車両用情報システムにおいて、車載制御手段は、車両ドア施解錠手段により車両のドアが施錠されたときに、建物において利用するために予め収集しておいた情報を情報記録手段へ送信し、車両ドア施解錠手段により車両のドアが解錠されたときに、要求信号を情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて情報記録手段から送信される車両において利用するための情報を受信するものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、屋内制御手段は、インターネットを介して入手したニュース情報を情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、屋内制御手段により送信されたニュース情報を記録して、車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録しているニュース情報を車載制御手段へ送信し、車載制御手段は、情報記録手段により送信されたニュース情報を受信して、そのニュース情報を画像または音声出力するものである。
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、屋内制御手段は、インターネットを介して入手した各種施設の所在地情報および広告情報を情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、屋内制御手段により送信された所在地情報および広告情報を記録して、車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している所在地情報および広告情報を車載制御手段へ送信し、車載制御手段は、情報記録手段により送信された所在地情報および広告情報を受信してその広告情報を画像または音声出力し、画像または音声出力した広告情報に対するユーザの選択結果に基づいていずれかの施設を選択し、選択した施設の所在地情報に基づいて目的地を設定して、車両をその目的地まで案内するためのナビゲーション処理を実行するものである。
請求項7の発明は、請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、屋内制御手段は、インターネットを介して入手した交通規制情報を情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、屋内制御手段により送信された交通規制情報を記録して、車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している交通規制情報を車載制御手段へ送信し、車載制御手段は、情報記録手段により送信された交通規制情報を受信して、その交通規制情報に基づいて、車両を設定された目的地まで案内するためのナビゲーション処理を実行するものである。
請求項8の発明は、請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、屋内制御手段は、ユーザによって入力されたスケジュール情報を入手して情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、屋内制御手段により送信されたスケジュール情報を記録して、車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録しているスケジュール情報を車載制御手段へ送信し、車載制御手段は、情報記録手段により送信されたスケジュール情報を受信して、そのスケジュール情報に基づいて目的地を設定して、車両をその目的地まで案内するためのナビゲーション処理を実行するものである。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれかの車両用情報システムにおいて、車載制御手段は、車両から出力される燃料残量信号に基づいて収集した燃料残量情報および燃費情報を情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、車載制御手段により送信された燃料残量情報および燃費情報を記録して、屋内制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している燃料残量情報および燃費情報を屋内制御手段へ送信し、屋内制御手段は、情報記録手段により送信された燃料残量情報および燃費情報を受信して、その燃料残量情報と燃費情報に基づいて、ユーザによって立てられた旅行計画に給油の予定を組み入れるものである。
請求項10の発明は、請求項1〜8のいずれかの車両用情報システムにおいて、車載制御手段は、車両から出力される故障信号に基づいて収集した車両の故障情報を情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、車載制御手段により送信された故障情報を記録して、屋内制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している故障情報を屋内制御手段へ送信し、屋内制御手段は、情報記録手段により送信された故障情報を受信して、その故障情報に基づいて車両の故障内容を表示するものである。
請求項11の発明は、請求項1〜8のいずれかの車両用情報システムにおいて、車載制御手段は、ユーザによって登録されたユーザ登録地情報を収集して情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、車載制御手段により送信されたユーザ登録地情報を記録して、屋内制御手段により送信される要求信号に応じてその記録しているユーザ登録地情報を屋内制御手段へ送信し、屋内制御手段は、情報記録手段により送信されたユーザ登録地情報を受信して、そのユーザ登録地情報に基づいてユーザ登録地を変更し、そのユーザ登録地の変更情報を情報記録手段へ送信し、情報記録手段は、屋内制御手段により送信された変更情報を記録して、車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している変更情報を車載制御手段へ送信し、車載制御手段は、情報記録手段により送信された変更情報を受信して、その変更情報に基づいて、屋内制御手段における変更を登録されたユーザ登録地に反映するものである。
請求項12の発明による車載情報端末は、請求項1〜11のいずれかの車両用情報システムにおいて用いられ、車両ドア施解錠手段および車載制御手段を備えるものである。
請求項13の発明によるコンピュータ装置は、請求項1〜11のいずれかの車両用情報システムにおいて用いられ、建物扉施解錠手段および屋内制御手段を備えるものである。
本発明によれば、屋内制御手段より送信される情報を情報記録手段に記録して、屋内制御手段からの要求信号に応じてその情報を情報記録手段から車載制御手段へ送信する。また、車載制御手段より送信される情報を情報記録手段に記録して、屋内制御手段からの要求信号に応じてその情報を情報記録手段から屋内制御手段へ送信する。このようにしたので、車両と自宅の間で相互に情報を受け渡して利用することができる。
本発明の一実施形態による車両用情報システムの構成を図1に示す。このシステムは、車両100に搭載され、運転者を目的地まで案内するカーナビゲーション機能を有する車載機1と、自宅に備えられたパソコン(PC)3との間で、カードキー2を媒体として各種情報の受け渡しを行うことにより、その情報を車載機1とパソコン3で共通に利用できるようにしたものである。パソコン3は、自宅に備えられたホームサーバ4と接続されており、ホームサーバ4には、自宅の玄関ドア200を施錠するための施錠装置5と、その玄関ドア200付近に備えられている送受信機6が接続されている。
カードキー2は、車載機1や送受信機6と無線通信によって情報の送受信が可能な無線ICカードである。このカードキー2には、ユーザを特定するためのID番号が予め記録されていると共に、車載機1または送受信機6から送信された各種情報をカードキー2に記録しておくこともできる。そして、車載機1または送受信機6から送信される要求信号やユーザの操作に応じて、カードキー2に記録されているID番号や各種情報を、カードキー2から車載機1または送受信機6に送信することができる。
ユーザは、自宅と車両100の間を移動するときにカードキー2を用いることによって、車両100と自宅の玄関ドア200を施錠または解錠するとともに、車載機1とパソコン3の間で各種情報の受け渡しを行うことができる。このときの具体的な動作内容を、自宅から車両100へ移動する場合と、車両100から自宅へ移動する場合とに分けて、それぞれ以下に説明する。なお、車載機1とカードキー2の構成を後で図2を用いて詳しく説明する。
−自宅から車両100へ移動する場合−
ユーザは、自宅においてパソコン3をインターネットに接続することができる。インターネットに接続されることにより、パソコン3は車両100において利用するための様々な情報、たとえば各種ニュースの情報や各地のPOI情報(観光地や各種施設等に関する情報)などを、ユーザの操作に応じてインターネットを介して入手することができる。パソコン3はまた、ユーザからの入力により、出勤スケジュールや休日の外出予定、家族の行事予定など、車両100において利用するためのスケジュール情報を入手することもできる。パソコン3により入手されたこれらの情報は、ユーザの操作に応じてパソコン3からホームサーバ4へ出力され、ホームサーバ4に記憶される。以下、このようにパソコン3から出力されてホームサーバ4に記憶された、車両100において利用するための情報のことを、自宅データという。
ユーザは、自宅から出る際に玄関ドア200を施錠するため、カードキー2から送受信機6に対して、カードキー2に記録されているID番号を送信する。たとえば、ユーザが玄関ドア200に対してドアノブ部分に触れる等の所定の操作を行うと、その操作が施錠装置5において検出され、検出結果がホームサーバ4へ出力される。この検出結果を受けると、ホームサーバ4によって送受信機6を制御することにより、送受信機6からカードキー2に対してID番号の要求信号が送信される。こうして送信された要求信号に応じて、カードキー2から送受信機6へID番号が送信される。
あるいは、カードキー2に備えられた不図示の操作ボタンをユーザが押すことにより、カードキー2から送受信機6へID番号が送信されるようにしてもよい。なお、これ以外の方法を用いてカードキー2から送受信機6へID番号を送信するようにしても、もちろん構わない。
上記のようにしてカードキー2から送受信機6へ送信されたID番号は、送受信機6からホームサーバ4へ出力される。ホームサーバ4は、このID番号を予め記憶しているユーザのID番号と照合し、一致したときには真正なユーザであると判断して、施錠装置5を制御して玄関ドア200を施錠する。さらにこのとき、前述のようにしてホームサーバ4に記憶された自宅データが、送受信機6を介してホームサーバ4からカードキー2へ送信される。送信された自宅データは、カードキー2によって受信され、カードキー2において記録される。
ユーザは、自宅の玄関ドア200を施錠した後車両100へ移動し、車両100のドアを解錠するために、カードキー2から車載機1に対してID番号を送信する。この場合にも、前述の送受信機6に対してID番号を送信したときと同様に、様々な方法を用いることができる。たとえば、車両100のドアノブにユーザが触れることによって、車載機1からカードキー2へID番号の要求信号が送信されるようにしてもよいし、ユーザのカードキー2の操作によって、カードキー2からID番号が送信されるようにしてもよい。ID番号が車載機1に送信されると、車載機1において前述のようなID番号の照合が行われた後、照合結果が一致したときには車両100のドアが解錠される。
さらにこのとき、前述の玄関ドア200を施錠した際に、送受信機6を介してホームサーバ4から送信されカードキー2に記録された自宅データも、カードキー2から車載機1へ送信される。以上説明したようにして、ユーザが自宅から車両100へ移動するときに、パソコン3から車載機1へ自宅データの受け渡しが行われる。
−車両100から自宅へ移動する場合−
車載機1は、車両100からの出力信号に基づいて、車両100に関する様々な情報を自宅において利用するための情報として収集する。たとえば、燃料残量や走行距離、さらに車両100に故障がある場合の故障内容などの情報を収集する。また、車載機1自身のカーナビゲーション機能によって得られた各種の情報の中から、ユーザの選択や予め設定された選択条件などに従って選ばれた情報を、自宅において利用するための情報として収集することもできる。たとえば、車両100の走行軌跡やユーザ登録地などの情報を収集する。これらの車載機1によって収集された自宅において利用するための情報のことを、以下では車両データという。
ユーザは、車両100から降りる際にそのドアを施錠するため、先に説明した解錠時と同様の方法を用いて、カードキー2から車載機1に対してID番号を送信する。ID番号が車載機1に送信されると、車載機1において前述のようなID番号の照合が行われた後、照合結果が一致したときに車両100のドアが施錠される。さらにこのとき、上記の車両データが車載機1からカードキー2へ送信される。この車両データはカードキー2によって受信され、カードキー2において記録される。
ユーザは、車両100のドアを施錠した後自宅へ移動し、玄関ドア200を解錠するために、先に説明した施錠時と同様の方法を用いて、カードキー2から送受信機6に対してID番号を送信する。ID番号が送受信機6に送信されると、そのID番号は送受信機6からホームサーバ4へ出力される。ホームサーバ4は、前述のようにしてID番号の照合を行い、その照合結果が一致したときは玄関ドア200を解錠する。
さらにこのとき、前述の車両100のドアを施錠した際に車載機1から送信されカードキー2に記録された車両データも、カードキー2からホームサーバ4へ送信される。ホームサーバ4に送信された車両データは、ユーザの操作によってホームサーバ4からパソコン3に読み込まれる。以上説明したようにして、ユーザが車両100から自宅へ移動するときに、車載機1からパソコン3へ車両データの受け渡しが行われる。
次に、車載機1とカードキー2の構成を図示した図2について説明する。車載機1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、送受信部18、車両信号検出部19、およびディスクドライブ20を有している。ディスクドライブ20には、地図データが記録されたDVD−ROM21が装填される。カードキー2は、MPU22、メモリ23および送受信部24を有している。
車載機1の制御回路11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行することにより、各種の処理や制御を行う。この制御回路11において、前述した自車両100のドアを施錠または解錠するときのID番号の照合が行われる。その結果、真正なユーザであると判断された場合は、制御回路11から不図示の自車両100のドアキー制御回路に対してドアキーロック制御信号が出力され、これによって自車両100のドアが施錠または解錠される。
現在地検出装置14は、自車両100の現在地を検出する装置であり、たとえば、自車両100の進行方位を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14c等からなる。車載機1は、この現在地検出装置14により検出される自車両100の現在地に基づいて、後述する経路探索開始点を決定することができる。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを一時的に格納する。この画像データは、道路地図を表示するための道路地図描画用データや各種の図形データ等からなり、DVD−ROM21に記録されている地図データに基づいて、制御回路11において作成される。制御回路11により作成された画像データが画像メモリ15に出力されることによって、表示モニタ16に道路地図が表示される。
入力装置17は、自車両100の目的地や経由地(以下、これらを合わせて単に目的地という)をユーザが設定したりするための各種入力スイッチを有している。この入力装置17は、操作パネルやリモコンなどによって実現される。ユーザは、表示モニタ16に表示される画面指示に従って入力装置17を操作することにより、地名や地図上の位置などを指定して目的地を設定することができる。
送受信部18は、制御回路11からの出力データを変調してカードキー2へ無線信号として送信すると共に、カードキー2から送信される無線信号を受信および復調して、制御回路11に受信データを出力する。車載機1は、この送受信部18によってカードキー2との間で無線通信を行うことができる。車両信号検出部19は、自車両100から出力される各種信号、たとえば燃料残量信号や故障信号などを検出し、その検出結果を制御回路11へ出力する。この車両信号検出部19による検出結果に基づいて、制御回路11において、前述したような自宅で利用するための車両100に関する様々な情報を収集することができる。
ディスクドライブ20は、装填されたDVD−ROM21より、道路地図を表示するための地図データを読み出す。この地図データには、ルート探索に用いられる経路計算データや、交差点名称および道路名称など、推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導するために用いられる経路誘導データ、さらに道路を表す道路データなどが含まれている。また、河川や鉄道、地図上の各種施設等(ランドマーク)など、道路以外の地図形状を表す背景データなども地図データに含まれている。
道路データにおいて、道路区間を表す最小単位はリンクと呼ばれており、各道路は複数のリンクによって構成されている。リンク同士を接続している点はノードと呼ばれ、このノードはそれぞれに位置情報(座標情報)を有している。このノードの位置情報によって、リンク形状、すなわち道路の形状が決定される。なお、ここではDVD−ROMを用いた例について説明しているが、DVD−ROM以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより、地図データを読み出すこととしてもよい。
ユーザが入力装置17を操作して目的地を設定すると、車載機1は、現在地検出装置14により検出された現在地を経路探索開始点として、前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、現在地から目的地までのルート探索を行う。ルート探索の結果求められた推奨経路は、その表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、他の道路とは区別して道路地図上に表される。これにより、ユーザは推奨経路を表示モニタ16に表示された道路地図上において認識することができる。また、この推奨経路に従って自車両100が走行できるよう、車載機1は、運転者であるユーザに対して画像や音声などによる進行方向指示を行うことにより、自車両100を誘導する。このように、目的地を設定してルート探索を行い、その結果求められた推奨経路に従って、道路地図を表示して車両100を目的地まで誘導することにより、目的地までのルート案内が行われる。以下、このような一連の処理をナビゲーション処理という。このナビゲーション処理が実行されることにより、車載機1においてカーナビゲーション機能が実現される。
カードキー2のMPU22は、メモリ23と送受信部24を制御するためのマイクロプロセッサである。メモリ23には、予め前述のID番号が記録されていると共に、自宅データまたは車両データのいずれかが記録される。送受信部24は、車載機1の送受信部18、または図1の送受信機6から送信される無線信号を受信して復調し、MPU22へデータ出力する。また、MPU22から出力されたデータを変調して、車載機1の送受信部18、または送受信機6に無線信号を送信する。MPU22がメモリ23と送受信部24を制御することによって、前述したように、車載機1より送信された車両データや、送受信機6より送信された自宅データをメモリ23に記録したり、メモリ23に記録されたID番号、自宅データまたは車両データを、車載機1あるいは送受信機6に送信したりすることができる。
図3〜6に示すフローチャートは、カードキー2を用いて車載機1とパソコン3との間で自宅データまたは車両データの受け渡しを行うときに、カードキー2、ホームサーバ4および車載機1においてそれぞれ実行されるフローチャートである。以下、図3のフローチャートから順に説明する。
図3には、ユーザが自宅から車両100へ移動する場合、自宅の玄関ドア200を施錠するときに、カードキー2とホームサーバ4においてそれぞれ実行される処理のフローチャートを示している。ステップS1〜S6の処理がカードキー2のMPU22において実行され、ステップS11〜S15の処理がホームサーバ4において実行される。なお、カードキー2において実行される処理は、図3〜6いずれの場合にも同一のフローチャートによって示される。
カードキー2のMPU22は、ステップS1において、ID番号の送信を要求されたか否かを判定する。ID番号の送信要求は、前述したようにたとえば送受信機6からID番号の要求信号が送信されたり、ユーザによって操作ボタンが押されたりすることなどによって行われる。これらの送信要求が行われると、ステップS1においてID番号の送信を要求されたと判定して次のステップS2へ進み、ステップS2において送受信部24を介してメモリ23に予め記録されているID番号を送信した後、ステップS3へ進む。ステップS1においてID番号の送信を要求されたと判定しなかった場合は、ステップS2を実行せずにステップS3へ進む。
ホームサーバ4は、ステップS11において、上記のステップS2によりカードキー2から送信されるID番号を受信したか否かを判定する。受信した場合には次のステップS11へ進み、受信しない場合は受信するまでステップS11を繰り返す。ステップS12では、ステップS11で受信したID番号を予め記憶しているユーザの正しいID番号と照合し、次のステップS13では、ステップS12の照合結果により、受信したID番号は正しいか否かを判定する。照合結果が一致していたときは、ID番号は正しいと判定して次のステップS14へ進む。照合結果が一致していなかったときは、正しいID番号ではないと判定して、図3の処理フローを終了する。この場合、自宅の玄関ドア200は施錠されず、自宅データの受け渡しも行われない。
ステップS14では、施錠装置5を制御することにより、自宅の玄関ドア200を施錠する。次のステップS15では、パソコン3から予め出力されることにより記憶されている自宅データを、送受信機6を介して送信する。ステップS15を実行した後は、図3の処理フローを終了する。
一方、MPU22は、ステップS3において、送受信部24によって何らかの信号を受信したか否かを判定する。何らかの信号を受信した場合は次のステップS4へ進む。何も受信していない場合はステップS1へ戻って、受信するまでの間ステップS1〜S3の処理を繰り返す。この図3に示す場合には、ホームサーバ4からステップS15において送信された自宅データを受信することにより、ステップS3が肯定判定されてステップS4へ進む。
ステップS4では、ステップS3において受信した信号がデータ要求信号とデータのいずれであったかを判定する。データ要求信号を受信した場合はステップS5へ進み、ステップS5においてそのときメモリ23に記録されているデータを送受信部24から送信した後、ステップS1へ戻る。データを受信した場合はステップS6へ進み、ステップS6において受信したデータをメモリ23に記録した後、こちらもステップS1へ戻る。この図3に示す場合は、自宅データを受信したことによってステップS6へ進み、その自宅データをステップS6においてメモリ23に記録する。
以上説明したようにして、自宅の玄関ドア200が施錠されると共に、カードキー2に自宅データが記録される。
次に、図4のフローチャートを説明する。図4には、ユーザが自宅から車両100へ移動する場合、図3の処理によって自宅の玄関ドア200を施錠した後で車両100のドアを解錠するときに、カードキー2と車載機1においてそれぞれ実行される処理のフローチャートを示している。図3と同じステップS1〜S6の処理がカードキー2のMPU22において実行され、ステップS21〜S26の処理が車載機1の制御回路11において実行される。なお、ステップS1〜S6の処理内容については既に説明しているため、以降では説明を省略する。
車載機1の制御回路11は、ステップS21において、前述のステップS2によりカードキー2から送信されるID番号を受信したか否かを判定する。受信した場合には次のステップS21へ進み、受信しない場合は受信するまでステップS21を繰り返す。ステップS22では、前述のステップS12と同様にステップS21で受信したID番号を照合し、次のステップS23では、ステップS22の照合結果により、受信したID番号は正しいか否かを判定する。照合結果が一致していたときは、ID番号は正しいと判定して次のステップS24へ進む。照合結果が一致していなかったときは、正しいID番号ではないと判定して、図4の処理フローを終了する。この場合、車両100のドアは解錠されず、自宅データの受け渡しも行われない。
ステップS24では、ドアキーロック制御信号を車両100のドアキー制御回路に対して出力することにより、車両100のドアを解錠する。次のステップS25では、自宅データの送信をカードキー2に対して要求するためのデータ要求信号を、送受信部18によって送信する。ステップS25を実行した後は、ステップS26へ進む。
一方、カードキー2のMPU22では、ステップS25において車載機1から送信されたデータ要求信号を受信することにより、ステップS3からステップS4へ進んだ後にステップS5へ進む。ステップS5では、そのときメモリ23に記録されているデータ、すなわち図3のステップS6においてメモリ23に記録された自宅データを、送受信部24によって送信する。
制御回路11は、ステップS26において、カードキー2から前述のステップS5により送信される自宅データを、送受信部18によって所定時間内に受信したか否かを判定する。所定時間内にカードキー2からの自宅データを受信した場合は、図4の処理フローを終了する。このとき車載機1において自宅データが受信される。なお、ステップS26において自宅データを受信しなかったと判定した場合は、ステップS25に戻って再びデータ要求信号をカードキー2に対して送信する。
以上説明したようにして、車両100のドアが解錠されると共に、カードキー2に記録された自宅データが車載機1において受信される。上記の図3および4の処理フローが、ユーザが自宅から車両100へ移動する場合に、カードキー2、ホームサーバ4および車載機1においてそれぞれ実行されることにより、パソコン3から車載機1へ自宅データの受け渡しが行われる。
次に、図5のフローチャートを説明する。図5には、ユーザが車両100から自宅へ移動する場合、車両100のドアを施錠するときに、カードキー2と車載機1においてそれぞれ実行される処理のフローチャートを示している。図3および4と同じステップS1〜S6の処理がカードキー2のMPU22において実行され、ステップS31〜S35の処理が車載機1の制御回路11において実行される。
車載機1の制御回路11は、車両100のドアに対して、図3のステップS11〜S15と同様の処理をステップS31〜S35においてそれぞれ実行する。すなわち、ステップS31においてID番号を受信したか否かを判定し、受信したときにはステップS32においてID番号を照合し、ステップS33において受信したID番号は正しいか否かを判定する。ID番号が正しい場合は、ステップS34において車両100のドアを施錠し、ステップS35において、収集した車両データを送受信部18によりカードキー2へ送信する。ステップS35を実行した後は、図5の処理フローを終了する。
一方、カードキー2のMPU22では、ステップS35において車載機1から送信された車両データを受信することにより、ステップS3からステップS4へ進んだ後にステップS6へ進む。ステップS6では、受信した車両データをメモリ23に記録する。以上説明したようにして、車両100のドアが施錠されると共に、カードキー2に車両データが記録される。
次に、図6のフローチャートを説明する。図6には、ユーザが車両100から自宅へ移動する場合、図5の処理によって車両100のドアを施錠した後で自宅の玄関ドア200を解錠するときに、カードキー2とホームサーバ4においてそれぞれ実行される処理のフローチャートを示している。図3〜5と同じステップS1〜S6の処理がカードキー2のMPU22において実行され、ステップS41〜S46の処理がホームサーバ4において実行される。
車載機1の制御回路11は、自宅の玄関ドア200に対して、図4のステップS21〜S26と同様の処理をステップS41〜S46においてそれぞれ実行する。すなわち、ステップS41においてID番号を受信したか否かを判定し、受信したときにはステップS42においてID番号を照合し、ステップS43において受信したID番号は正しいか否かを判定する。ID番号が正しい場合は、ステップS44において自宅の玄関ドア200を解錠し、ステップS45において、送受信機6を介してデータ要求信号をカードキー2へ送信する。
このときカードキー2のMPU22では、ステップS45において車載機1から送信されたデータ要求信号を受信することにより、ステップS3からステップS4へ進んだ後にステップS5へ進む。ステップS5では、そのときメモリ23に記録されているデータ、すなわち図5のステップS6においてメモリ23に記録された車両データを、送受信部24によって送信する。ホームサーバ4は、この車両データを送受信機6を介してステップ46において受信すると、図6の処理フローを終了する。
以上説明したようにして、自宅の玄関ドア200が解錠されると共に、カードキー2に記録された車両データがホームサーバ4において受信される。上記の図5および6の処理フローが、ユーザが車両100から自宅へ移動する場合に、カードキー2、ホームサーバ4および車載機1においてそれぞれ実行されることにより、車載機1からパソコン3へ車両データの受け渡しが行われる。
ここで、車載機1とパソコン3との間で受け渡される自宅データまたは車両データの具体的な利用方法について説明する。自宅データについては、たとえば次のような利用方法が考えられる。
(a)自宅のパソコン3において、時事ニュースや天気予報、お気に入りのスポーツの試合結果など、ユーザが定期的に視聴したいニュース情報を自動的に入手するように設定しておき、車載機1において、そのニュース情報を画像や音声などによって出力する。これにより、ユーザはたとえば出勤中の車内において、上記のようなニュース情報を視聴することができる。また、パソコン3から入手したこれらの情報に基づいて、ユーザに各種の案内を行うようにしてもよい。たとえば、天気予報で近々雪が降ることが予報されている場合には、スタッドレスタイヤへの交換をユーザに促すようにする。
(b)自宅のパソコン3において、店舗や飲食店、観光地などの各種施設に関するPOI情報として、その施設の所在地の情報と共に、新規開店情報、安売り情報やお勧めメニュー等の情報、TVや雑誌で紹介された人気店の情報、観光地の開催イベント情報など、様々な種類の広告情報を入手する。そして、車載機1において、これらの広告情報を画像または音声出力することによりユーザの興味を引き付け、その広告情報に対するユーザの選択結果に基づいて、いずれの施設を選択する。こうして選択された施設の所在地情報に基づいて自動的に目的地を設定して、設定された目的地までのルート案内を行うことにより、前述のカーナビゲーション機能が実現されるようにする。これにより、ユーザにとっては興味を引かれた場所へ簡単に行くことができ、さらに、広告提供者にとっては顧客獲得の機会を増やすことができる。なお、ユーザがPOI情報を入手したい施設の条件(地域、ジャンルなど)をパソコン3において予め設定しておき、その条件に該当する施設のPOI情報のみを自動的に入手するようにしてもよい。
(c)自宅のパソコン3において、自宅付近などユーザに指定された地域の交通規制情報を入手し、車載機1において、その交通規制情報に基づいてルート探索を行う。これにより、VICS情報では得られない細街路の渋滞情報や未来の渋滞予測を、地域の交通規制情報から得てルート探索を行うことができる。
(d)自宅のパソコン3においてユーザに入力されたスケジュール情報に基づいて、車載機1において目的地を自動的に設定する。たとえば、出勤日であれば予め登録された会社の所在地を自動的に目的地に設定し、休日に旅行に出かける予定であれば、スケジュールの旅行計画に基づいて目的地を自動的に設定する。これにより、ユーザは目的地設定の手間を省くことができる。なお、このときスケジュールに入力されている家族の行事予定などをユーザに画像や音声によって案内してもよい。たとえば、家族の誕生日にはそのことをユーザに案内して知らせるようにする。
車両データについては、たとえば次のような利用方法が考えられる。
(e)車載機1において、車両検出部19によって車両100からの燃料残量信号を検出することにより、燃料残量の情報を収集する。さらに、この燃料残量の情報と、車速センサ14bによって検出される車速から求められる走行距離により、燃費を計算して燃費情報を収集する。この燃料残量情報および燃費情報をパソコン3に読み込ませることにより、給油履歴や燃費状況を自宅のパソコン3において管理することができる。また、ユーザによって旅行計画が立てられた場合には、燃料残量と燃費に基づいて給油が必要となる地点を求めることにより、その旅行計画に給油の予定を組み入れることもできる。
(f)車載機1において、車両検出部19によって車両100からの故障信号を検出することにより、故障が発生している場合の故障内容の情報を収集する。この故障内容情報をパソコン3に読み込ませることにより、パソコン3において故障の内容を詳しく表示してユーザに確認させることができる。また、故障内容情報をパソコン3から修理業者へ送信できるようにすれば、ユーザは修理業者へ車両100の修理を依頼するときに、その故障内容を簡単に伝えることができる。
(g)車載機1において、現在地検出装置14によって得られる現在地の履歴から、車両100の走行軌跡の情報を収集する。この走行軌跡情報をパソコン3に読み込ませることにより、走行ルート履歴を自宅のパソコン3において記録管理できる。
(h)車載機1において、ユーザによって登録されたユーザ登録地の情報を収集し、このユーザ登録地情報をパソコン3に読みこませることにより、パソコン3においてユーザ登録地を管理できるようにする。さらに、パソコン3によってユーザ登録地の編集、追加、削除等の変更ができるようにし、その変更情報をパソコン3から車載機1へ受け渡すようにすることで、パソコン3において行われたユーザ登録地の変更が車載機1においても反映されるようにする。これにより、ユーザはパソコン3を用いて容易にユーザ登録地の管理や変更を行うことができる。なお、このときパソコン3において、変更のみではなく新規のユーザ登録地を登録できるようにしてもよい。
また、配達業務における利用方法として、次のようなものも考えられる。なお、このとき図1の自宅は会社に相当し、車両100は配送車両に相当している。
(i)会社に設置されたパソコン3に記憶されている配達ルートや配達時間の情報を車載機1へ受け渡し、車載機1において、この配達ルートや配達時間に基づくルートを探索する。配達が終わった後は、車載機1において、走行したルートの情報や配達員によって入力された配達結果の情報などを収集し、この走行ルート情報や配達結果情報を会社のパソコン3に読み込ませる。これにより、パソコン3において簡単に配達業務管理を行うことができる。
以上説明したような利用方法を始めとして、他にも様々な利用方法の形態が考えられる。たとえば、車載機1を携帯電話などを用いてインターネットに接続すれば、そのインターネットを用いて入手できる情報を用いても、上記とはまた別の利用方法が考えられる。車載機1とパソコン3の間でカードキー2によって情報を受け渡すことにより、その情報を車載機1とパソコン3で共通に利用できるようにしたものである限り、本発明による自宅データまたは車両データの利用方法とすることができる。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)ホームサーバ4より送信される自宅データをカードキー2に記録して、車載機1からのデータ要求信号に応じて、その自宅データをカードキー2から車載機1へ送信する。また、車載機1より送信される車両データをカードキー2に記録して、ホームサーバ4からのデータ要求信号に応じて、その車両データをカードキー2からホームサーバ4へ送信する。このようにしたので、車両と自宅の間で相互に情報を受け渡して利用することができる。
(2)カードキー2に予め記録されたID番号をカードキー2から車載機1またはホームサーバ4へ送信し、そのID番号に基づいて、車両100または自宅の玄関ドア200のドアを施錠または解錠することとした。このようにしたので、車両のキーと自宅のキーを共通化し、その共通化したキーを用いて、情報の受け渡しを行うことができる。
(3)自宅の玄関ドア200が施錠されたときに、ホームサーバ4からカードキー2へ自宅データを送信し、自宅の玄関ドア200が解錠されたときに、ホームサーバ4からカードキー2へ車両データを要求するためのデータ要求信号を送信することとした。また、車両100のドアが施錠されたときに、車載機1からカードキー2へ車両データを送信し、車両100のドアが解錠されたときに、車載機1からカードキー2へ自宅データを要求するためのデータ要求信号を送信することとした。このようにしたので、ユーザは自宅および車両において、特別な操作をすることなく情報の受け渡しを行うことができる。
上記実施の形態では、ナビゲーション装置において、DVD−ROMなどの記憶メディアに記録された地図データに基づいて経路探索を行い、探索された推奨経路にしたがって自車両を案内する例について説明しているが、本発明はこの内容には限定されない。たとえば、携帯電話などによる無線通信を用いて、地図データを情報配信センターからダウンロードする通信ナビゲーション装置などにおいても、本発明を適用できる。
上記の実施の形態では、パソコン3とホームサーバ4を別の構成としていたが、これを1つにまとめてもよい。また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の一実施形態による車両用情報システムの構成を示す図である。 車載機とカードキーの構成を示すブロック図である。 ユーザが自宅から車両へ移動する場合、自宅の玄関ドアを施錠するときに、カードキーとホームサーバにおいてそれぞれ実行される処理のフローチャートである。 ユーザが自宅から車両へ移動する場合、図3の処理によって自宅の玄関ドアを施錠した後で車両のドアを解錠するときに、カードキーと車載機においてそれぞれ実行される処理のフローチャートである。 ユーザが車両から自宅へ移動する場合、車両のドアを施錠するときに、カードキーと車載機においてそれぞれ実行される処理のフローチャートである。 ユーザが車両から自宅へ移動する場合、図5の処理によって車両のドアを施錠した後で自宅の玄関ドアを解錠するときに、カードキーとホームサーバにおいてそれぞれ実行される処理のフローチャートである。
符号の説明
1 車載機
2 カードキー
3 パソコン
4 ホームサーバ
5 施錠装置
6 送受信機
11 制御回路
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 送受信部
19 車両信号検出部
20 ディスクドライブ
21 DVD−ROM
22 MPU
23 メモリ
24 送受信部

Claims (13)

  1. 外部より送信される各種の情報を受信して記録し、その記録した情報を外部からの要求信号に応じて送信する情報記録手段と、
    建物内に設置され、車両において利用するための情報を前記情報記録手段へ送信するとともに、前記要求信号を前記情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて前記情報記録手段から送信される情報を受信する屋内制御手段と、
    前記車両に搭載され、前記建物において利用するための情報を前記情報記録手段へ送信するとともに、前記要求信号を前記情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて前記情報記録手段から送信される情報を受信する車載制御手段とを備えることを特徴とする車両用情報システム。
  2. 請求項1の車両用情報システムにおいて、
    前記建物の扉を施錠または解錠するための建物扉施解錠手段と、
    前記車両のドアを施錠または解錠するための車両ドア施解錠手段とをさらに備え、
    前記情報記録手段は、外部からの要求に応じて予め記録されたID情報を送信し、
    前記建物扉施解錠手段は、前記情報記録手段より送信されるID情報に基づいて前記建物の扉を施錠または解錠し、
    前記車両ドア施解錠手段は、前記情報記録手段より送信されるID情報に基づいて前記車両の扉を施錠または解錠することを特徴とする車両用情報システム。
  3. 請求項2の車両用情報システムにおいて、
    前記屋内制御手段は、
    前記建物扉施解錠手段により前記建物の扉が施錠されたときに、前記車両において利用するために予め入手しておいた情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記建物扉施解錠手段により前記建物の扉が解錠されたときに、前記要求信号を前記情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて前記情報記録手段から送信される前記建物において利用するための情報を受信することを特徴とする車両用情報システム。
  4. 請求項2または3の車両用情報システムにおいて、
    前記車載制御手段は、
    前記車両ドア施解錠手段により前記車両のドアが施錠されたときに、前記建物において利用するために予め収集しておいた情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記車両ドア施解錠手段により前記車両のドアが解錠されたときに、前記要求信号を前記情報記録手段へ送信して、その要求信号に応じて前記情報記録手段から送信される前記車両において利用するための情報を受信することを特徴とする車両用情報システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、
    前記屋内制御手段は、インターネットを介して入手したニュース情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記屋内制御手段により送信されたニュース情報を記録して、前記車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録しているニュース情報を前記車載制御手段へ送信し、
    前記車載制御手段は、前記情報記録手段により送信されたニュース情報を受信して、そのニュース情報を画像または音声出力することを特徴とする車両用情報システム。
  6. 請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、
    前記屋内制御手段は、インターネットを介して入手した各種施設の所在地情報および広告情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記屋内制御手段により送信された所在地情報および広告情報を記録して、前記車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している所在地情報および広告情報を前記車載制御手段へ送信し、
    前記車載制御手段は、前記情報記録手段により送信された所在地情報および広告情報を受信してその広告情報を画像または音声出力し、画像または音声出力した広告情報に対するユーザの選択結果に基づいていずれかの施設を選択し、選択した施設の所在地情報に基づいて目的地を設定して、前記車両をその目的地まで案内するためのナビゲーション処理を実行することを特徴とする車両用情報システム。
  7. 請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、
    前記屋内制御手段は、インターネットを介して入手した交通規制情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記屋内制御手段により送信された交通規制情報を記録して、前記車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している交通規制情報を前記車載制御手段へ送信し、
    前記車載制御手段は、前記情報記録手段により送信された交通規制情報を受信して、その交通規制情報に基づいて、前記車両を設定された目的地まで案内するためのナビゲーション処理を実行することを特徴とする車両用情報システム。
  8. 請求項1〜4のいずれかの車両用情報システムにおいて、
    前記屋内制御手段は、ユーザによって入力されたスケジュール情報を入手して前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記屋内制御手段により送信されたスケジュール情報を記録して、前記車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録しているスケジュール情報を前記車載制御手段へ送信し、
    前記車載制御手段は、前記情報記録手段により送信されたスケジュール情報を受信して、そのスケジュール情報に基づいて目的地を設定して、前記車両をその目的地まで案内するためのナビゲーション処理を実行することを特徴とする車両用情報システム。
  9. 請求項1〜8のいずれかの車両用情報システムにおいて、
    前記車載制御手段は、前記車両から出力される燃料残量信号に基づいて収集した燃料残量情報および燃費情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記車載制御手段により送信された燃料残量情報および燃費情報を記録して、前記屋内制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している燃料残量情報および燃費情報を前記屋内制御手段へ送信し、
    前記屋内制御手段は、前記情報記録手段により送信された燃料残量情報および燃費情報を受信して、その燃料残量情報と燃費情報に基づいて、ユーザによって立てられた旅行計画に給油の予定を組み入れることを特徴とする車両用情報システム。
  10. 請求項1〜8のいずれかの車両用情報システムにおいて、
    前記車載制御手段は、前記車両から出力される故障信号に基づいて収集した車両の故障情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記車載制御手段により送信された故障情報を記録して、前記屋内制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している故障情報を前記屋内制御手段へ送信し、
    前記屋内制御手段は、前記情報記録手段により送信された故障情報を受信して、その故障情報に基づいて前記車両の故障内容を表示することを特徴とする車両用情報システム。
  11. 請求項1〜8のいずれかの車両用情報システムにおいて、
    前記車載制御手段は、ユーザによって登録されたユーザ登録地情報を収集して前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記車載制御手段により送信されたユーザ登録地情報を記録して、前記屋内制御手段により送信される要求信号に応じてその記録しているユーザ登録地情報を前記屋内制御手段へ送信し、
    前記屋内制御手段は、前記情報記録手段により送信されたユーザ登録地情報を受信して、そのユーザ登録地情報に基づいてユーザ登録地を変更し、そのユーザ登録地の変更情報を前記情報記録手段へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記屋内制御手段により送信された変更情報を記録して、前記車載制御手段により送信される要求信号に応じてその記録している変更情報を前記車載制御手段へ送信し、
    前記車載制御手段は、前記情報記録手段により送信された変更情報を受信して、その変更情報に基づいて、前記屋内制御手段における変更を前記登録されたユーザ登録地に反映することを特徴とする車両用情報システム。
  12. 請求項1〜11のいずれかの車両用情報システムにおいて用いられ、前記車両ドア施解錠手段および車載制御手段を備えた車載情報端末。
  13. 請求項1〜11のいずれかの車両用情報システムにおいて用いられ、前記建物扉施解錠手段および屋内制御手段を備えたコンピュータ装置。
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