JP2005319056A - 内視鏡の操作弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストン状部材に対してOリングを容易に取り付けることができる内視鏡の操作弁を提供すること。
【解決手段】シリンダ状部材11内に軸線方向に進退自在に配置されたピストン状部材20に、シリンダ状部材11の内周面との間をシールするための少なくとも一個のOリング31A〜31Eが装着された内視鏡の操作弁10において、ピストン状部材20の両端部のうちOリング31A〜31Eを着脱する側の端部の外縁部に、その端面における立ち上がり部の径(D)がOリング31A〜31Eの中で最小の内径寸法を有するOリング31A〜31Cの内径(d)より小さな面取り部20aを形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は内視鏡の操作弁に関する。
内視鏡の操作弁においては一般に、送気送水管路や吸引管路等のような複数の流体管路がシリンダ状部材の内周面に各々開口するようにシリンダ状部材に接続され、シリンダ状部材内に軸線方向に進退自在に配置されたピストン状部材に、シリンダ状部材の内周面との間をシールするようにOリングが装着されて、ピストン状部材を軸線方向に移動操作することにより複数の流体管路の連通状態が切り換わるようになっている(例えば、特許文献1)。
特開平8−112250
内視鏡の操作弁の使用が繰り返されると、シリンダ状部材の内周面の流体管路の開口部分と擦れ合うOリングが損傷して、流体管路の切り換え状態が不完全になる現象が一定の頻度で発生し、損傷したOリングをピストン状部材から取り外して交換する必要が生じる。
しかし、新しいOリングをピストン状部材に取り付ける際には、Oリングを径方向に引き伸ばしながらピストン状部材の端部を乗り越えさせなければならず、そのような作業は器用な人にとってもなかなか難しく、取り付けようとしたOリングが落下して不潔になったり、そのままどこかに転がって紛失してしまうことも珍しくなかった。
そこで本発明は、ピストン状部材に対してOリングを容易に取り付けることができる内視鏡の操作弁を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の操作弁は、複数の流体管路がシリンダ状部材の内周面に各々開口するようにシリンダ状部材に接続され、シリンダ状部材内に軸線方向に進退自在に配置されたピストン状部材に、シリンダ状部材の内周面との間をシールするための少なくとも一個のOリングが装着されて、ピストン状部材を軸線方向に移動操作することにより複数の流体管路の連通状態が切り換わるように構成された内視鏡の操作弁において、ピストン状部材の両端部のうちOリングを着脱する側の端部の外縁側に、その端面における立ち上がり部の径(D)がOリングの中で最小の内径寸法を有するOリングの内径(d)より小さな面取り部を形成したものである。
なお、面取り部が円錐面状に形成されていてもよく、或いは球面状に形成されていてもよい。
本発明によれば、ピストン状部材の両端部のうちOリングを着脱する側の端部の外縁側に、その端面における立ち上がり部の径(D)がOリングの中で最小の内径寸法を有するOリングの内径(d)より小さな面取り部を形成したことにより、Oリングを、面取り部に押し付けながら径が広がる方向に弾性変形させてピストン状部材の端部をスムーズに乗り越えさせ、ピストン状部材に対して容易に取り付けることができる。
複数の流体管路がシリンダ状部材の内周面に各々開口するようにシリンダ状部材に接続され、シリンダ状部材内に軸線方向に進退自在に配置されたピストン状部材に、シリンダ状部材の内周面との間をシールするための少なくとも一個のOリングが装着されて、ピストン状部材を軸線方向に移動操作することにより複数の流体管路の連通状態が切り換わるように構成された内視鏡の操作弁において、ピストン状部材の両端部のうちOリングを着脱する側の端部の外縁側に、その端面における立ち上がり部の径(D)がOリングの中で最小の内径寸法を有するOリングの内径(d)より小さな面取り部を形成した。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2は内視鏡の操作部1を示しており、操作部1の上半部の前面側に、吸引操作弁9と送気送水操作弁10とが並んで配置され、操作部1内には、吸引や送気送水等のための流体管路が配置されている。
図3は送気送水操作弁10の待機状態を示しており、操作部1内に配置されたシリンダ状部材11は、口元が操作部1の外面に開口する状態で、固定ナット13によって操作部1に固定されている。
シリンダ状部材11の長手方向の中央付近の内周面に開口形成された給気口14には、空気が送られてくる給気管14aが接続され、それよりシリンダ状部材11の底部寄りの位置においてシリンダ状部材11の内周面に開口形成された給水口15には、水が送られてくる給水管15aが接続されている。
また、シリンダ状部材11の口元寄りの位置の内周面に開口形成された送気口16には、内視鏡の挿入部先端(図示せず)に通じる送気管16aが接続され、シリンダ状部材11の底蓋11aに開口形成された送水口17には、挿入部先端に通じる送水管17aが接続されている。
シリンダ状部材11内には、軸線方向に進退自在にピストン状部材20が配置されている。ピストン状部材20の突端近傍位置を囲んで配置されたピストン受け筒21の外周面には、固定ナット13に対して係脱自在な爪を有する電気絶縁性プラスチックからなる絶縁カバー21aが、ピストン受け筒21を一体にインサートした状態に形成されている。
ピストン状部材20の突端部には指当て釦24が連結されており、その指当て釦24とピストン受け筒21の底面との間に、圧縮コイルスプリングからなる戻しバネ25が挟み込まれた状態に配置されている。
したがって、これら(ピストン受け筒21、指当て釦24、戻しバネ25)とピストン状部材20等によってピストンユニットが構成されており、ピストン状部材20が戻しバネ25によって外方(シリンダ状部材11の口元から突出する方向)に付勢された状態になっている。
ピストン状部材20の奥寄りの位置の外周面には、通水用円周溝26が形成されていて、その通水用円周溝26は、ピストン状部材20の軸線位置に形成された通水孔27を介してピストン状部材20の奥側端部内に連通している。
また、ピストン状部材20の突端側に連通開口するようにピストン状部材20の軸線位置に形成された通気孔29が、通水用円周溝26より指当て釦24寄りの位置においてピストン状部材20の側面に開口する通気用側孔28に連通している。
ピストン状部材20には、シリンダ状部材11の内周面との間を軸線方向に間隔をあけた複数箇所でシールするように複数の(この実施例においては5個の)ゴム製のOリング31A〜31Eと傘状逆止弁32が装着されていて、ピストン状部材20を軸線方向に移動操作することにより複数の流体管路(即ち、給気管14a、給水管15a、送気管16a及び送水管17a)の連通状態が切り換わるようになっている。
そのようなOリング31A〜31Eは各々、ピストン状部材20の外周面に形成された円周溝内に嵌め込まれており、弾性変形させて円周溝の土手状部分を乗り越えさせることにより、図1に示されるようにピストン状部材20から取り外すことができる。
そして、Oリング31A〜31Eをピストン状部材20に取り付ける際には、第1のOリング31A,第2のOリング31B…の順に、各々を引き伸ばす方向に弾性変形させながらピストン状部材20の奥側の端部を乗り越えさせて円周溝に嵌め込む。
本実施例の内視鏡の操作弁においては、ピストン状部材20の両端部のうちOリング31A〜31Eが着脱時に乗り越える奥側の端部の外縁側に、その端面における立ち上がり部の直径Dが、Oリング31A〜31Eの中で最小の内径寸法を有するOリング31A〜31Cの内径(直径)dより小さな面取り部20aを形成してある。
この実施例の面取り部20aは円錐面状に形成されており、上述のようにD<dなので、5個のOリング31A〜31Eの中で最小の内径寸法を有するOリング31A〜31Cであっても、面取り部20aに押し付けながら径が広がる方向に弾性変形させて、ピストン状部材20の端部をスムーズに乗り越えてピストン状部材20の所定の円周溝に取り付けることができる。
このように構成された送気送水操作弁10は、図3に示される待機状態においては、給水口15が二つのOリング31A,31Bによりシリンダ状部材11の内側から塞がれ、給気口14と送気口16との間の送気路は傘状逆止弁32により弾力的に軽く塞がれていて、給気口14からシリンダ状部材11内に送り込まれた空気が通気用側孔28から通気孔29を通って大気に放出される。
そして、図4に示されるように、指当て釦24に指先を当てて通気孔29を外方から塞ぐと、給気口14からシリンダ状部材11内に送り込まれた空気が、その圧力で傘状逆止弁32を弾力的に変形させながら送気口16に送り出される送気状態になる。
さらに、図5に示されるように、指当て釦24に押し当てた指先でピストン状部材20をシリンダ状部材11内に押し込むと、給気口14が二つのOリング31C,31Dと指先によってシリンダ状部材11内において塞がれる。
そして、給水口15が通水用円周溝26と通水孔27を経由して送水口17と連通する状態になり、給水口15からシリンダ状部材11内に送り込まれた水が送水口17に送り出される送水状態になる。
このような送水状態においては、ピストン状部材20の先端がシリンダ状部材11の最奥部まで押し込まれるが、シリンダ状部材11の底蓋11aの内面形状をピストン状部材20の面取り部20aに沿う形状に形成しておくことにより、底蓋11aを含むシリンダ状部材11の全長をできるだけ短く構成することができる。
図6は、本発明の第2の実施例の内視鏡の操作弁(送水状態)を示しており、ピストン状部材20の先端の面取り部20aを球面状に形成したものである。このように構成しても、第1の実施例と同様にOリング31A〜31Eを楽に取り付けることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、ピストン状部材20に装着されるOリング31A…が一個の場合であっても本発明を適用することができ、また、本発明を吸引操作弁9に適用しても差し支えない。
本発明の第1の実施例のピストン状部材からOリングが取り外された状態を示す側面図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡の操作部の斜視図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡の操作弁の待機状態の側面断面図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡の操作弁の送気状態の側面断面図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡の操作弁の送水状態の側面断面図である。 本発明の第2の実施例の内視鏡の操作弁の送水状態の側面断面図である。
符号の説明
10 送気送水操作弁
11 シリンダ状部材
20 ピストン状部材
20a 面取り部
31A〜31E Oリング
D ピストン状部材の端面における面取り部の立ち上がり部の径(直径)
d 最小の内径寸法を有するOリングの内径(直径)

Claims (3)

  1. 複数の流体管路がシリンダ状部材の内周面に各々開口するように上記シリンダ状部材に接続され、上記シリンダ状部材内に軸線方向に進退自在に配置されたピストン状部材に、上記シリンダ状部材の内周面との間をシールするための少なくとも一個のOリングが装着されて、上記ピストン状部材を軸線方向に移動操作することにより上記複数の流体管路の連通状態が切り換わるように構成された内視鏡の操作弁において、
    上記ピストン状部材の両端部のうち上記Oリングを着脱する側の端部の外縁側に、その端面における立ち上がり部の径(D)が上記Oリングの中で最小の内径寸法を有するOリングの内径(d)より小さな面取り部を形成したことを特徴とする内視鏡の操作弁。
  2. 上記面取り部が円錐面状に形成されている請求項1記載の内視鏡の操作弁。
  3. 上記面取り部が球面状に形成されている請求項1記載の内視鏡の操作弁。
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