JP2005318830A - 貝表面清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の貝表面清浄機によっては、貝表面を万遍無く清浄できなかった。
【解決手段】 本件出願の貝表面清浄機は、両掃除具の回転軸の一端に互いに接触する回転伝達体を設け、一方の回転伝達体を駆動源により回転させるとその回転が他方の回転伝達体に伝達されて両回転軸及び掻取り具が回転するものである。また、一方又は双方の掃除具の回転軸がその軸方向一端から他端に向けて上下又は横、又は上下及び横に斜めに配置され、斜めに配置された回転軸はユニバーサルジョイントを介して回転伝達体に連結されるものである。また、一方又は双方の回転軸を位置調節具により両回転軸を互いに接近又は離れる方向に移動させて位置調節可能とした。また、互いに接触する回転伝達体が一方の回転が他方の回転に伝達されるタイヤ、ギヤ、輪、リング、円盤、ドラム等の回転体とすることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は帆立貝等の貝類の殻の表面に付着している藻や海中のごみなどの付着物を、掻き落として除去する貝表面清浄機に関するものである。
従来の貝表面清浄機は、側面V字状の貝移動通路内の貝を、貝移送体の回転により貝移動通路の入口側から出口側に移送し、その移送中に、貝移動通路の両外側方に配置された掃除具を回転させて、掃除具の爪を貝表面に接触させて貝表面に付着している付着物を掻き落すようにしたものである(特許文献1参照)。
前記掃除具は、図18に示すように、二本の回転軸Bに所定間隔で取付けられたプーリーD間に、無端ベルトEに爪Fを備えた回転帯Cを張設したものであり、回転帯Cを回転させて爪Fを回転させ、貝移動通路の開口部から内側に突出する爪Fを、貝移動通路内を移動する貝の表面に接触させて、表面付着物を掻き落すようにしてある。この場合、両掃除具の回転軸Bに取付けた伝達プーリー(図示されていない)と、モータの駆動プーリー(図示されていない)と、補助プーリー(図示されていない)とに一本のベルトが張設され、モータが回転するとベルトを介して伝達プーリーに回転力が伝達され、両掃除具が共に貝移動通路方向に回転するようにしてある(特許文献1参照)。
実公昭52−43676号公報。
従来の貝表面清浄機には次のような課題があった。
(1)図18に示すような、無端ベルトEに爪Fを備えた回転帯Cを張設した掃除具Aによっては、爪Fが帆立貝の薄くなっている外周寄りの部分に十分に接触せず、貝殻の表面全般を万遍無く清浄する(付着物を掻き落とす)ことが困難であり、付着物が残ることが多々あった。
(2)回転軸が貝移動通路の入口側から出口側まで水平であるため、貝移動通路の開口部から内部に突出する爪の位置(高さ)がどの開口部においても同じとなり、貝表面への爪の接触位置が常に一定であり、貝表面の同じ箇所(主として最も膨れている中心部とその周囲)しか清浄されず、貝表面の全体、特に、薄い外周部をきれいに清浄することが困難であった。
(3)無端ベルトEは切れ易く、しかも無端ベルトEが切れると交換に手間が掛かり、作業効率が悪く、コスト高にもなる。
(4)図18に示す貝表面清浄機は、一つの掃除具Aに軸Bが二本必要であり、更に、プーリーDが二つ必要である。その上、掃除具Aが左右二つで一組であるため軸Bが4本必要であり、各掃除具Aの回転帯Cが10列ある場合には、プーリーDは左右で40個、ベルトEは左右で20本必要となる。このため部品点数が多くなり、貝表面清浄機全体が重くなる。また、部品点数が多いため故障しがちであり、その場合は部品交換が必要であり、部品交換に手間が掛かる上、その間、貝表面清浄機の動きを停止させなければならず、作業効率が悪い。また、交換用部品も多くなるため、コスト高となる。
(5)プーリーが錆び易い金属製の場合、錆びによってベルトが擦り減って切れ易くなる。
本発明は、貝の表面全般(膨れている中心部から薄い外周まで)を万遍無く清浄することができ、耐久性に優れ、作業効率が良く、低コストな貝表面洗浄機を提供するものである。
本件出願の貝表面清浄機は、上方開口で下方細りである貝移動通路内の貝を貝移送体の回転により貝移動通路の入口側から出口側に移送し、その移送中に、貝移動通路の両外側方に設けられた掃除具により貝移動通路内の貝の表面の汚れを除去するものである。両掃除具は、間隔をあけて複数の掻取り具を取付けた回転軸を貝移動通路の外側にそれに沿って配置し、両回転軸の一端に互いに接触する回転伝達体を設け、一方の回転伝達体を駆動源により回転させてその回転力を他方の回転伝達体に伝達させると両回転軸及び掻取り具が回転し、掻取り具が貝移動通路内の貝の表面の汚れを掻き取って清浄できるようにしてある。一方又は双方の掃除具の回転軸は軸方向一端から他端に向けて上下に斜めに配置するか、横に斜めに配置するか、上下及び横に斜めに配置し、斜めに配置された回転軸をユニバーサルジョイントを介して回転伝達体に連結して、その回転伝達体をモータ等の駆動源で回転させると、ユニバーサルジョイントを介して連結された回転軸が回転し、その軸の回転伝達体が回転し、それが他方の回転軸の回転伝達体に伝達されて、その回転軸も回転子、両回転軸の掻取り具が回転して貝表面の汚れを掻き落とすようにしてある。一方又は双方の回転軸は互いに接近又は離れる方向に位置調節具により移動可能として、両回転軸の回転伝達体同士の接触の強弱を調節することもできるようにしてある。両回転軸の回転伝達体は相互に接触して、一方の回転伝達体の回転が他方の回転に伝達されるタイヤ、ギヤ、輪、リング、円盤、ドラム等の回転体としてある。
本件出願の貝表面清浄機は次のような効果がある。
(1)両掃除具の回転軸の一端に互いに接触する回転伝達体が設けられ、一方の回転伝達体を駆動源により回転させるとその回転が他方の回転軸の回転伝達体に伝達されて両回転軸及び掻取り具が回転して、貝表面の汚れを掻き落として除去するようにしてあるため、ベルトやプーリーが不要となり、構成が簡潔になる。
(2)部品点数が少ないので、部品交換の手間が減少し、作業性が向上し、部品の故障が厳守する分だけコスト低減になる。
(3)回転伝達体同士が互いに接触するため、両掃除具の回転軸を傾斜させても回転力が確実に伝達され、回転軸を傾けその軸方向又は側方に傾斜させて、掃除具が貝表面全般に万遍無く接触させて清浄することができる。
本件出願の貝表面清浄機は次のような効果もある。
両掃除具の回転軸の一端に回転伝達体を設け、一方又は双方の掃除具の回転軸をその軸方向一端から他端に向けて上下又は横、又は上下及び横に斜めに配置し、斜めに配置した回転軸をユニバーサルジョイントを介して回転伝達体に連結してあるので、回転駆動体の回転力で斜めに配置された回転軸を確実に回転させることができ、掃除具の掻取り具を貝移動通路内の貝の表面全般(下から上まで)に接触させて、貝を強く挟着して、貝表面を万遍無く清浄することができる。
本件出願の貝表面清浄機は前記各効果のほかに次のような効果もある。
(1)一方又は双方の回転軸を、位置調節具により両回転軸を互いに接近又は離れる方向に移動させて位置調節可能とし、その調節により両回転軸の回転伝達体同士の接触の強弱を調節可能としたので、両回転軸を接近させて回転伝達体同士の接触を強くして、回転軸への回転力の伝達が、より一層、確実になる。
本件出願の請求項4記載の貝表面清浄機は前記各効果の他に次のような効果がある。
(1)互いに接触する回転伝達体の一方又は双方が、他方の回転軸に回転力を伝達させるタイヤ、ギヤ、輪、リング、円盤、ドラム等の回転体であるので、回転軸を斜めに配置しても、回転体同士を確実に接触させることができ、回転軸の回転が確実になる。
(2)ベルトに比して損傷しにくいため、部品交換の手間が掛からず、作業性が良く、コスト低減にも資する。
(実施形態1)
本発明の貝表面清浄機の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の貝表面清浄機は、図1に示すように、四角い枠形の架台1のコーナーに支持脚2を四本備え、該架台1の内側に貝移動通路3を設け、貝移動通路3の上部に貝移送体4を設け、貝移動通路3の左右両側に掃除具5a、5bを設けてある。
この実施例では図5(a)に示すように、多数本の棒材7を左列と右列に向かい合わせて互い違いに並べ、棒材7の上端から下端に向けて内側に傾斜させて、図4のように左右の棒材7間に側面形状V字状の空間を形成し、この空間を貝移動通路3としてある。左右列の夫々の棒材7は上端部を架台1に溶接とか他の手段で固定し、下端同士は互いに接触しないように隙間をあけて交差させて底面77(図4)を形成し、底面77の上を貝Sが脱落することなく移動できるようにすると共に、貝Sの表面から掻き落とされたゴミが棒材7の隙間から落下して貝移動通路3内に溜まらないようにしてある。また、図5(a)のように、左列と右列の夫々の棒材7をその配列方向に間隔をあけて配置して、隣接する棒材7の間の空間を開口部8としてある。開口部8は掃除具5(図4)の爪9の幅よりも広くして、爪9がその開口部8から貝移動通路3内に突出できるようにしてある。左右列の棒材7の上端は離れたまま(開口したまま)にして、貝移動通路3を上面開口にしてある。
図2に示すように貝移動通路3の入口50側には貝を投入するためのホッパー55が設けられている。ホッパー55は上方広がりであり、下方が細くなって、投入された貝が自重落下して貝移動通路3内に落ち込むことができるようにしてある。
前記貝移送体4は図1〜図4に示すように、無端のベルトコンベア、チェーン等の回転走行体11の外周面に、その回転方向に間隔をあけて送り片10を取付けてある。送り片10には例えば硬質製のゴム板や樹脂板等が適し、その形状は貝移動通路3のV字形状に合わせて先端部の幅を細くして、先端部が貝移動通路3の上方開口部6(図4参照)から貝移動通路3内に入り込むようにしてある。送り片10は回転走行体11を図2のモータ23により同図の矢印B方向に回転させると回転して、貝移動通路3内の貝を貝移動通路3の出口60側に送り出す。貝は回転しながら貝移動通路3内を移送される。送り片10は先端が図1に示すように回転方向後方に傾斜するように取付けて、貝移動通路3内の貝を送り出し易くしてある。
前記掃除具5a、5bは、図1、図4に示すように、一本の回転軸12に多数の掻取り具80が回転軸12の軸方向に間隔をあけて取付られている。掻取り具80は図6に示すように、円盤状の取付盤13の外周面に爪9を取付けたものである。取付盤13はゴム、樹脂等の弾性を有する素材により円盤状に一体成形され、その中心に軸取り付け孔14が開口され、外周寄りに開口部15を一定間隔で開口して、開口部15の間の連結部16に弾性を付与し、各連結部16の外側にリング状の外輪部17が形成されている。この外輪部17の外周面にL字状の金属製の爪9が取付けられている。
掻取り具80は図6に示すものには限られず、図7に示すものとか、他の形状とすることができる。図7に示す掻取り具80の取付盤13は、ゴム、樹脂等の弾性を有する素材により円盤状に成形され、その外周縁寄りに多数枚の羽根33が放射状に突設され、中心部に軸取り付け孔14が開口されたものであり、夫々の羽根33の側面に金属製の爪9がボルトとナット等の固定具で取付けられている。爪9の取付けには接着剤とか他の手段を使用することも出来る。爪9は図7の掻取り具80の回転方向(矢印方向)にく字状に曲げて、回転時に貝表面に接触し易くすると共に貝表面の汚れを掻き取り易くしてある。
掻取り具80は、図6、図7に示すものには限られず、図8に示すものとすることもできる。図8に示す掻取り具80は円盤状の取付盤13の外周面に多数本の金属製のコイルバネ81を均一間隔で取付け、各コイルバネ81の先端部にチップ状の掻取り片82を取付けたものである。取付盤13は金属製、樹脂製、ゴム製等の任意の部材を円盤状に成形したものであり、中心に軸取り付け孔14が開口されている。コイルバネ81には密巻きして弾性を強くしたものを用いるのが掻取りの面から望ましいが、任意のコイルバネを用いることができる。掻取り片82はチップ状には限らず、板状、突起状、爪状といった各種形状、構造のものを用いることができる。
図6〜図8の掻取り具80は図1のように回転軸12に一定間隔をあけて多数枚並べて取付けてある。この場合、隣り合う掻取り具80の間に図9のスペーサ18を介在させて掻取り具80間に一定間隔を設けてある。スペーサ18は図9(a)に示すように回転軸12を挿通させる軸受19とそれよりも径の大きな円盤20とが硬質樹脂で一体成型されている。このスペーサ18は図9(b)のように掻取り具80の軸取り付け孔14に軸受19を差込み、軸取り付け孔14から突出した軸受19の先端部を隣のスペーサ18の円盤20の中心穴に差し込んで2枚のスペーサ18同士を連結すると共に掻取り具80を2枚のスペーサ18の円盤20間に挟み、この繰り返しにより必要枚数の掻取り具80を同軸に連結し、連結されたスペーサ18の軸受19に回転軸12を挿通し、図9(c)に示すように、軸取り付け孔14の内径の一部を矩形に切り欠いたキー溝45と、回転軸12の外周の一部を矩形に切り欠いたキー溝46とを組みあわせて作った長方形のキー孔47に、棒状のスピル(キー)48を挿通してスペーサ18と回転軸12とを互いに固定する。また、多数個連結したスペーサ18のうち両端のスペーサ18の外側において、回転軸12にボルトを差し込んでナットで締め付けて、スペーサ18及び掻取り具80が回転軸12から抜けたり、位置ずれしたりしないようにしてある。
前記のように回転軸12に多数の掻取り具80を取り付けた掃除具5a、5bは、図4のように、貝移動通路3の左右両外側に貝移動通路3に沿って配置し、しかも、両掃除具5a、5bの回転軸12の間隔を入口50側から出口60側まで等間隔とし、夫々の掃除具5a、5bの爪9の先端部が貝移動通路3の開口部8から貝移動通路3内に突出するようにしてある。また、2本の掃除具5a、5bのうち1本は図1、図5(b)に示すように貝移動通路3の入口50側から出口60側に向けて下り傾斜に配置され、他の1本は貝移動通路3の入口50側から出口60側に向けて上り傾斜に配置されている。このように傾斜させて配置することにより、一方の掃除具は入口50側が貝の上部に、出口60側が貝の下部に接触し、他方の掃除具は入口50側で貝の下部に、出口60側で貝の上部に接触して、掻取り具80の爪9が貝の表面全般(膨出している中心部から厚さの薄い外周部まで)に接触して、表面全般の汚れを掻き落とすことができるようにしてある。
二本の掃除具5a、5bは上下同方向に傾斜させることもできる。また、傾斜させずに水平に配置することもできる。また、前記二本の掃除具5a、5b同士の間隔は入口50側を広く、出口60側を狭くしたり、これとは逆に入口50側を狭く、出口60側を広くしたりすることもできる。
掃除具5a、5bの夫々の回転軸12の一方の端部には図1に示すように、回転伝達体21a、21bが取付けられている。回転伝達体21としては、内部に空気の入った中空のタイヤとか、中実の棒タイヤといった各種構造のタイヤが使用されている。両タイヤ同士はその外周面同士で接触して十分に摩擦して、一方のタイヤの回転が他方のタイヤに伝達されるようにてある。
図1に示すように回転軸12の回転伝達体21bが取付けられた端部とは反対側の端部には、ユニバーサルジョイント22が取付けられ、このユニバーサルジョイント22を介して、傾斜している回転軸12と、架台1に水平に取り付けられている伝達軸24とが回転自在に連結されている。伝達軸24には図1、図3に示すように受けプーリー25が取付けられており、その受けプーリー25と、駆動源(モータ)28の駆動プーリー26とにベルト27が張設され(図3参照)、モータ28の回転が駆動プーリー26―受けプーリー25―伝達軸24―回転軸12と伝達されて回転軸12が回転するようにしてある。モータ28にはモータに代えてエンジン等の他の駆動源を用いることもできる。
図10(a)に示すように、回転軸12の端部及び伝達軸24は、軸受具35によって、支持脚2間に備えられた枠体36に回転可能に固定されている。同図に示すように、軸受具35は、枠体36上に開口された長孔37にボルト38とナット39とによって固定されている。軸受具35の側方には、位置調節具としてのジャッキボルト40が備えられている。前記ジャッキボルト40は、そのボルト長さを調節することによって、突出したボルトが軸受具35を押す強さを調節でき、回転軸12同士を互いに接近又は離れる方向に移動させて位置調節することができるようにしてある。これにより、ジャッキボルト40によって、軸受具35を両回転軸12が互いに接近する方向に押して、前記回転伝達体21a、bの接触を強くすれば、接触面積を広くすることができ、一方の回転伝達体21bの回転が確実に他方の回転伝達体21aに伝達されるようになる。また、ジャッキボルト40によって、掃除具5a、5b間の距離も調節することができる。
また、モータ28は、架台1上に開口された長孔にボルトとナットとによって固定されており、図10(b)に示すように、モータ28の両側方には、前記と同様の、位置調節具としてのジャッキボルト41が一つずつ設けられ、モータ28を両側から押せるようにしている。モータ28の前側方に位置したジャッキボルト41はモータ28の前方を架台1の外側方向に押すことができ、前記ベルト27のテンションを調節することができる。他方の、モータ28の後側方に位置したジャッキボルト41はモータ28の後方を架台1の内側方向に押すことができ、前記モータ28の前側方のジャッキボルト41の押しによって位置ずれしたモータ28の芯29を、前記伝達軸24と平行になるように調節することができるようにしてある。
モータ28が回転すると、上記したようにベルト27を介して、モータ28の回転が駆動プーリー26―受けプーリー25―伝達軸24―回転軸12と伝達されて回転軸12が回転し、掃除具5bが回転する。掃除具5bが回転すると、図4及び図11に示すように回転伝達体21bが回転し、回転伝達体21bと接触している掃除具5a側の回転伝達体21aも同じ方向(共に貝移動通路に対して下向き方向)に回転する。回転伝達体21aの回転にあわせて、掃除具5aの回転軸12も回転し、掃除具5aも回転する。本発明の貝表面清浄機においては、モータ28を回転させると、掃除具5a、5bは、ともに貝移動通路3に対して下向き方向に回転し、貝移動通路3内の貝に引き下げ方向(貝移動通路3の底方向)の力が働き、貝が貝移動通路3内で安定させて付着物を掻き落とすことができる。
前記モータ28に取り付けられた駆動プーリー26と、掃除具の受けプーリー25と、ベルト27は、スプロケット及びチェーンで置き換えることも可能である。
また、上記においてはモータ28によって直接回転させられるのは掃除具5b一本だけであるが、掃除具5a側の回転軸12にもプーリーを備えて、ベルトを掛けて回転軸12を双方ともモータ28によって回転させるようにしてもよい。
本発明の掃除具5a、5bを回転させる機構は、上記のものには限られず、図12に示す機構とすることもできる。図12(a)に示す掃除具5a、5bの夫々の回転軸12の入口50側の端部には、回転伝達体21a、21bとして、回転伝達用のプーリーが夫々取付けられている。同図に示すように、前記プーリーからなる回転伝達体21a、21bと駆動プーリー26と、ガイドプーリー70には、伝達ベルト71が掛けられている。伝達ベルト71には、図12(b)に示すような、断面が両V字のベルト等、耐久性の高い形状のものを用いることが望ましい。また、モータ28は、図12(a)に示すように、入口50側付近に備えられている。従って、モータ28を作動させて駆動プーリー26を回転させると(図12(a)矢印a方向)、回転伝達体21a、21bが共に貝移動通路3に対して下向き方向(図12(a)矢印b方向)に回転し、二本の掃除具5a、5bを回転させて(図12(a)矢印c方向)、貝の表面を清浄することができるようにしてある。
また、図12(a)に示す機構は、二本の掃除具5a、5bの回転軸12の入口50側の端部にユニバーサルジョイント22が夫々備えられ、掃除具5a、5bの回転軸12を、入口50側から出口60側に向けて上下又は横、又は上下及び横に斜めに配置しても、モータ28の回転力を確実に回転軸12に伝達することができるようにしてある。
また、本発明の掃除具5a、5bを回転させる機構は、図13に示す機構にすることもできる。図13に示す機構は、前記図12に示すものと基本的構成は共通するが、モータ28は、出口60側付近に備えられ、駆動プーリー26は、図13に示すように、駆動軸72によってモータ28の回転によって回転する伝達プーリー73と接続されている点で異なる。
さらに、本発明の、掃除具5a、5bを回転させる機構は、上記の各機構には限られず、図14に示す機構にすることもできる。図14に示す掃除具5a、5bの夫々の回転軸12の入口50側の端部には、回転伝達体21a、21bとして、前記図1に示す機構と同様に、内部に空気の入った中空のタイヤとか、中実の棒タイヤといった各種構造のタイヤが使用されている。両タイヤ同士は、その外周面同士で接触して十分に摩擦して、一方のタイヤの回転が他方のタイヤに伝達されるようにしてある。図14に示すように、モータ28は入口50側付近に備えられ、モータ28に取り付けられた駆動タイヤ74が、前記回転伝達体21bに、その外周面同士を接触させて備えられている。従って、モータ28を作動させて駆動タイヤ74を回転させると(図14矢印a方向)、回転伝達体21a、21bが共に貝移動通路3に対して下向き方向(図14矢印b方向)に回転し、二本の掃除具5a、5bを回転させて(図14矢印c方向)、貝の表面を清浄することができるようにしてある。
また、図14に示す機構は、同図に示すように、二本の掃除具5a、5bの回転軸12に、ユニバーサルジョイント22は備えられていない点で前記図1に示す機構とは異なる。回転伝達体21a、21bの接触箇所を変化させることによって、掃除具5a、5bの回転軸12を、入口50側から出口60側に向けて上下に斜めに、又は横に斜めに、又は上下及び横に斜めに配置しても、モータ28の回転力を確実に回転軸12に伝達することができるようにしてある。もっとも、図14に示す機構にも、ユニバーサルジョイント22を備えることも可能である。
また、本発明の貝表面清浄機の、掃除具5a、5bを回転させる機構は、図15に示す機構にすることもできる。図15に示す機構は、前記図14に示すものと基本的構成は共通するが、駆動タイヤ74は、図15に示すように、駆動軸72によってモータ28の回転によって回転する伝達プーリー73と接続されている点で異なる。
(使用例)
本実施形態の貝殻表面清浄機を使用するには、以下のようにする。
1.図2に示すモータ23を回転させて貝移送体4の回転走行体11を回転させる。同時に、図2に示すモータ28を回転させて掃除具5bの回転軸12を回転させて、回転伝達体21b及び21aを介して掃除具5aの回転軸12も回転させて、掃除具5a、5bを回転させる。
2.貝移動通路3の入口50側のホッパー55に帆立貝などの貝Sを手作業で投入する。
3.ホッパー55内の貝Sは回転する貝移送体4の送り片10に引かれて貝移動通路3内を搬送される。
4.貝移動通路3内の縦向きの貝Sは貝移送体4の送り片10により押されて回転しながら、貝移動通路3の入口50側から出口60側に移動される。
5.貝移動通路3内の縦向きの貝Sが移動する間に、貝移動通路3の左右両外側の掃除具5a、5bの爪9が貝移動通路3の開口部8から貝移動通路3内に突出して、貝表面の付着物が掻き落とされる。この場合、一方の掃除具5bの回転軸12が入口側から出口側に下り傾斜に、他方の掃除具5aの回転軸12が入口側から出口側に上り傾斜になっているため、掃除具5a、5bの爪9が貝表面の下から上まで接触し、更に、貝Sが回転しながら移動されるため、掃除具5a、5bの爪9が貝表面全般に接触し、貝表面全般が清浄される。
6.貝移動通路3内で付着物が掻き落とされた貝Sは送り片10により押されて貝移動通路3内の出口60から排出され、出口60の下方に配置してある容器内に落下し、回収される。
7.前記1〜6の作業により、ホッパー55に投入される貝Sが次から次へと清浄される。
(実施形態2)
本発明の貝表面清浄機の実施形態の他の例について説明する。本発明の貝表面清浄機についても、その基本的な構成態様は前記前記実施形態1の貝表面清浄機と共通するが、二本の掃除具5a、5bに備えられる回転伝達体において実施形態1とは異なる。前記実施形態1では、回転伝達体21a、21bとして、タイヤを夫々用いたが、本実施形態では、回転伝達体21a、21bには、図16(a)に示すように中実のゴム製の外周が円型のドラムを夫々用いる点で異なる。円型ドラムはゴム製には限られず、任意の素材のものを用いることができるが、摩擦力が強く、弾力性のある素材を用いることが望ましい。
(実施形態3)
また、掃除具5a、5bに備えられる回転伝達体21a、21bとしては、上記の各実施形態に示すものの他に、図16(b)に示すように、ギアを夫々用いることもできる。用いるギアの形状は、回転軸同士の傾き等に応じて、螺子歯車、傘歯車等任意の形状のギアを用いることができる。
(実施形態4)
また、掃除具5a、5bに備えられる回転伝達体21a、21bとしては、上記の各実施形態に示すものの他に、図16(c)に示すように、中実の円型ドラム(図中21a)と、U字型の溝を形成したゴム製のU字型ドラム(図中21b)とを用いることもできる。一方の回転軸12には円型ドラムを備え、他方の回転軸12にはU字型ドラムを備え、U字型ドラムのU字型の溝に円型ドラムの外周を当て嵌めてある。同図に示すように、円型ドラム及びU字型ドラムは、円型ドラムを種々の角度からU字型の溝に当て嵌め可能なものである。また、本実施形態の円型ドラムは、中実のものに限らず、中に空気を入れたタイヤを用いてもよい。また、U字型ドラムは、U字型の溝が形成された形状のものには限られず、溝の形成されていない平らな形状のものであってもよい。また、U字型ドラムも、ゴム製に限らず、任意の素材のものを用いることができるが、摩擦力が強く、弾力性のある素材を用いることが望ましい。
(実施形態5)
また、掃除具5a、5bに備えられる回転伝達体21a、21bとしては、上記の各実施形態に示すものの他に、図16(d)に示すように、一方を中実の円型ドラム(図中21a)とし、他方を二枚の反った円盤状の板を背合わせにして組み合わせたものとし、反った板(図中21b)と板(図中21b)の間の空間に円型ドラムの外周を当て嵌めたものとすることもできる。前記板には、金属板の他、樹脂板等、任意の素材のものを用いることができるが、高い弾力性を持つものが望ましい。
(実施形態6)
また、掃除具5a、5bに備えられる回転伝達体21a、21bとしては、上記の各実施形態に示すものの他に、図16(e)に示すように、一方を中実の円型ドラム(図中21a)とし、他方を一枚の反った円盤状の板(図中21b)とし、反った板に円型ドラムの外周を押し当てたものとすることもできる。前記板には、金属板の他、樹脂板等、任意の素材のものを用いることができるが、高い弾力性を持つものが望ましい。
(実施形態7)
また、掃除具5a、5bに備えられる回転伝達体21a、21bとしては、上記の各実施形態に示すものの他に、図16(f)に示すように、一方を中実の円型ドラム(図中21a)とし、他方を、円柱型に形成された中実の円柱型ドラム(図中21b)とし、円柱型ドラムの外周に円型ドラムの外周を押し当てたものとすることもできる。前記円型ドラム及び円柱型ドラムは、中実のものに限らず、中空のものを用いることもできる。前記円柱型ドラムは、金属製、樹脂製等、任意の素材製とすることができるが、摩擦力が強く、弾力性のある素材を用いることが望ましい。円型ドラムと円柱型ドラムの一方を金属製、他方を樹脂製とすることもできる。
(実施形態8)
また、掃除具5a、5bに備えられる回転伝達体21a、21bとしては、上記の各実施形態に示すものの他に、図16(g)に示すように、一方を中実の円型ドラム(図中21a)とし、他方を、円台錐型に形成された中実の円台錐型ドラム(図中21b)とし、円台錐型ドラムの外周の斜面部分に円型ドラムの外周を押し当てたものとすることもできる。円台錐型ドラムの外周の傾斜方向は、図に示す方向と逆にすることもできる。前記円型ドラム及び台円型ドラムは、中実のものに限らず、中空のものを用いることもできる。前記円台錐型ドラムは、金属製、樹脂製等、任意の素材製とすることができるが、摩擦力が強く、弾力性のある素材を用いることが望ましい。円型ドラムと円台錐型ドラムの一方を金属製、他方を樹脂製とすることもできる。
(実施形態9)
本発明の貝表面清浄機の実施形態の他の例について説明する。本発明の貝表面清浄機についても、その基本的な構成態様は前記各実施形態の貝表面清浄機と共通するが、掃除具の構成において前記各実施形態とは異なる。本実施形態では、図17に示すように、掃除具5a、5bは、夫々回転軸12を上下に配して二本備え、各回転軸にはプーリー66を所定の間隔で複数個取り付け、各プーリー66にベルト67を掛けて爪68を備えて回転帯69が複数列形成されたものである。
本実施形態の掃除具についても、前記各実施形態同様に、回転軸12のうちの一本の一端にプーリー25が備えられて、前記プーリー25とモータ28の駆動プーリー26とにはベルト27が掛けられている。また、前記各実施形態同様にユニバーサルジョイント22も備えられている。掃除具5a、5bの夫々の回転軸12の他方の端部には、回転伝達体21a、21bとして、回転伝達体21としては、内部に空気の入った中空のタイヤとか、中実の棒タイヤといった各種構造のタイヤが使用されている。両タイヤ同士はその外周面同士で接触して十分に摩擦して、一方のタイヤの回転が他方のタイヤに伝達されるようにてある。
本実施形態の掃除具についても、図16(a)〜(g)に示すような、前記各実施形態に記載の各種回転伝達体を用いることができる。また、四本の掃除具の回転軸も、2本の掃除具5a、5bのうち1本は貝移動通路3の入口50側から出口60側に向けて下り傾斜に、他の1本は入口50側から出口60側に向けて上り傾斜とする配置には限られず、二本の掃除具5a、5bを同じ方向に傾斜させることもできる。また、二本の掃除具5a、5bを傾斜させないで水平にして備えることもできる。また、前記二本の掃除具5a、5b同士の間隔は、上記のように等間隔には限られず、入口50側を広く、出口60側を狭くすることもできる。また、入口50側を狭く、出口60側を広くすることも可能である。
(その他の実施形態)
掃除具に備えられる回転伝達体は、前記各実施形態に記載のものには限られず、互いに接触可能であって、互いに回転力を伝達可能であれば、タイヤ、ギヤ、輪、リング、円盤、ドラム等、任意の形状とすることができる。
本発明の貝表面清浄機は、貝のみならず、他の円盤状の工業製品等の研磨にも応用することができる。
本発明の貝表面清浄機の実施形態の一例を示す正面図。 図1に示す貝表面清浄機を示す平面図。 図1に示す貝表面清浄機を示す左側面図。 図1に示す貝表面清浄機を示す断面図。 (a)は、図1に示す貝表面清浄機の貝移動通路の様子を示す平面図。(b)は、(a)に示す貝移動通路と回転軸との関係を示す説明正面図。 図1に示す貝表面清浄機に用いる爪取付盤の正面図。 図1に示す貝表面清浄機に用いる他の爪取付盤の正面図。 図1に示す貝表面清浄機に用いる他の爪取付盤の正面図。 (a)は図1に示す貝表面清浄機に用いるスペーサの斜視図。(b)は(a)に示すスペーサの使用の様子を示す説明斜視図。(c)は(a)に示すスペーサの使用の様子を示す説明正面図。 (a)は、軸受具とジャッキボルトの設置の様子を示す説明図。(b)は、モータとジャッキボルトの設置の様子を示す説明図。 図1に示す貝表面清浄機を示す右側面図。 (a)は、本発明の貝表面洗浄機の掃除具を回転させる機構の他の例を示す説明斜視図。(b)は、(a)に示す機構に用いる伝達ベルトの断面図。 本発明の貝表面洗浄機の掃除具を回転させる機構の他の例を示す説明斜視図。 本発明の貝表面洗浄機の掃除具を回転させる機構の他の例を示す説明斜視図。 本発明の貝表面洗浄機の掃除具を回転させる機構の他の例を示す説明斜視図。 (a)〜(g)は、各種の回転駆動輪の様子を示す説明図。 本発明の貝表面洗浄機の実施形態の他の一例を示す説明図。 従来の貝表面清浄機の掃除具の様子を示す斜視図。
符号の説明
1 架台
2 支持脚
3 貝移動通路
4 貝移送体
5a 掃除具
5b 掃除具
7 棒材
8 開口部
9 爪
10 送り片
11 回転走行体
12 回転軸
21 回転伝達体
22 ユニバーサルジョイント
28 駆動源(モータ)

Claims (4)

  1. 上方開口である貝移動通路内の貝を、貝移送体の回転により貝移動通路の入口側から出口側に移送し、移送中の貝の表面の汚れを貝移動通路の両外側方に設けられた掃除具により除去する貝表面清浄機において、前記両掃除具は貝移動通路に沿って配置された回転軸にその軸方向に間隔をあけて複数の掻取り具が取付けられ、掻取り具は回転軸の回転により回転して貝移動通路内の貝の表面に接触して表面を清浄するものであり、両回転軸の一端に互いに接触する回転伝達体が設けられ、一方の回転伝達体を駆動源により回転させるとその回転が他方の回転伝達体に伝達されて両回転軸及び掻取り具が回転して、貝表面の汚れを掻き落として除去するものであることを特徴とする貝表面清浄機。
  2. 上方開口である貝移動通路内の貝を、貝移送体の回転により貝移動通路の入口側から出口側に移送し、移送中の貝の表面の汚れを貝移動通路の両外側方に設けられた掃除具により除去する貝表面清浄機において、前記両掃除具は貝移動通路に沿って配置された回転軸にその軸方向に間隔をあけて複数の掻取り具が取付けられ、掻取り具は回転軸の回転により回転して貝移動通路内の貝の表面に接触して表面を清浄するものであり、両回転軸の一端に回転伝達体が設けられ、一方又は双方の掃除具の回転軸がその軸方向一端から他端に向けて上下又は横、又は上下及び横に斜めに配置され、斜めに配置された回転軸はユニバーサルジョイントを介して回転伝達体に連結され、それら回転伝達体を回転駆動体で回転させると、両回転軸及び夫々に取付けられている掻取り具が回転して、貝表面の汚れを掻き落として除去するものであることを特徴とする貝表面清浄機。
  3. 請求項1又は請求項2記載の貝表面清浄機において、一方又は双方の回転軸は位置調節具により両回転軸を互いに接近又は離れる方向に移動させて位置調節可能とし、その調節により両回転軸の回転伝達体同士の接触の強弱を調節可能であることを特徴とする貝表面清浄機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の貝表面清浄機において、互いに接触する回転伝達体の一方又は双方が、互いに回転力を伝達可能なタイヤ、ギヤ、輪、リング、円盤、ドラム等の回転体であることを特徴とする貝表面清浄機。

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