JP2005318623A - フィルムモード外挿方法及びフィルムモード検出器並びに動き補償器 - Google Patents

フィルムモード外挿方法及びフィルムモード検出器並びに動き補償器 Download PDF

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Abstract

【課題】 フィルムモード検出をさらに改良し、改良されたフィルムモード検出方法と改良されたフィルムモード検出器を提供する。
【解決手段】 本発明は、特に移動オブジェクトの境界領域におけるフィルムモードの決定を可能とする。これはフィルムモードの外挿によって達成される。カレントブロックのフィルムモード指標は、同一のブロックに対して決定される動きベクトルに合わせて外挿される。この方法で、より正確に現在の画像に対するモードを決定することができ、より良好な画質を生じる画像処理を行うことができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、改良されたフィルムモードの決定に関する。特に、本発明は、改良されたフィルムモードを決定する方法およびそれに対応するフィルムモード検出器に関する。
フィルムモード指標(film mode indications)は、ますます多くの用途に、特に最近のテレビジョン受信機のデジタル信号処理において使用される動き補償画像処理に用いられる。特に、最近のテレビジョン受信機は、再生画像の画質を向上させるために、特にアップコンバートあるいは動き補償アップコンバートの形式でフレームレート変換を行う。動き補償アップコンバートは、例えば、50Hzから60Hz、66.67Hz、75Hz、100Hz等のより高いフィールド周波数またはフレーム周波数を有するビデオシーケンスに対して行なわれる。50Hz入力信号周波数は主に、PALあるいはSECAM規格に基づいて放映されるテレビジョン信号に該当し、NTSCに基づくビデオ信号は60Hzの入力周波数を有する。60Hzの入力ビデオ信号は75Hz、80Hz、90Hz、120Hz等のより高い周波数にアップコンバートできる。
アップコンバート時には、50Hzまたは60Hzの入力ビデオシーケンスでは表されない時間位置のビデオコンテンツを表す中間画像が生成される。この目的のためには、オブジェクトの動きによって生じる連続する画像間の変化を適切に反映するために、そのオブジェクトの動きを考慮する必要がある。オブジェクトの動きは、ブロック単位で算出され、動き補償は、前後の画像間に新たに生成された画像の相対的な位置と時間に基づいて実行される。
動きベクトルを決定するために、各画像は複数のブロックに分割される。先の画像からのオブジェクトの移動を検出するために、各ブロックに対して動き検出が行われる。
PALあるいはNTSC信号のようなインターレースビデオ信号とは異なり、動画像データは完全なフレームによって構成される。最も普及している動画像データのフレームレートは24Hz(24p)である。動画像データをインターレースビデオシーケンスに変換してテレビジョン受信機に表示する(この変換をテレシネという)時、24Hzフレームレートは“プルダウン”技術を用いて変換される。
動画像フィルムを50Hz(50i)のフィールドレートのPAL規格によるインターレース信号に変換するために、2−2プルダウン技術が用いられる。2−2プルダウン技術は、各フィルムフレームから2つのフィールドを生成する。動画像フィルムは毎秒25フレーム(25p)再生される。その結果、2つの連続するフィールドは、同じフレームに由来し、ビデオコンテンツ、特に移動オブジェクトの同一の時間位置を表す情報を有する。
動画像フィルムを60Hz(60i)のフィールドレートを持つ標準のNTSC信号に変換する時、24Hzのフレームレートは、3−2プルダウン技術を用いて60Hzのフィールドレートに変換される。この3−2プルダウン技術は、前の(1枚目の)動画像フレームから2つのビデオフィールドを、そして次の(2枚目の)動画像フレームから3つのビデオフィールドを生成する。
異なったテレビジョン規格に合わせてインターレースビデオシーケンスを生成するテレシネ変換処理を図2に示す。使用されるプルダウン技術の結果、同一の動きの位相を反映した2つのあるいは3つの隣接したフィールドを含むビデオシーケンスを生じる。異なるフィルムフレームに由来したフィールド間でのみ、フィールドの差異を動き検出で算出することができる。
画質の改良処理を適切に行うために、特にフィルム動き補償を用いるか否かを決定するために、使用される個々のプルダウンパターンの検出が必要である。各プルダウンパターンの検出は、例えば、特許文献1及び特許文献2において既に公知である。
欧州特許出願公開第0720366号明細書 欧州特許出願公開第1198138号明細書
本発明は、フィルムモード検出をさらに改良することと、改良されたフィルムモード検出方法と改良されたフィルムモード検出器を提供することを目的としている。
これは独立請求項の構成によって達成される。
本発明の第一の局面では、現在の画像の複数の画像領域のフィルムモード指標を決定する方法が提供される。前記現在の画像は、画像シーケンスの一部である。前記方法は、現在の画像領域のフィルムモード指標を受け取り、前記現在の画像領域の動きベクトルを取得する。前記受け取った動きベクトルに基づいて、前記現在の画像のフィルムモード指標が訂正される。
本発明のさらなる局面では、現在の画像の複数の画像領域のフィルムモード指標を決定するフィルムモード検出器が提供される。前記現在の画像は、画像シーケンスの一部である。前記フィルムモード検出器は、入力手段と外挿手段を備える。前記入力手段は、現在の画像領域のフィルムモード指標と動きベクトルを取得する。前記外挿手段は、前記取得した動きベクトルに基づいて前記現在の画像のフィルムモード指標を訂正する。
局所ベースでフィルムモード指標を取得することでフィルムモード検出を改良し、現在の画像領域に対して決定される動きベクトルに応じて近接した画像領域に現在の画像領域のフィルムモード指標を外挿することは本発明の特有のアプローチである。この態様で、移動オブジェクトの先縁の周りでフィルムモード指標の正確さと信頼性を向上することができる。画像改良アルゴリズムによって達成できる画質は、従って向上される。
従来では、移動オブジェクトが各画像領域の大部分を占めている場合にのみ、正確なフィルムモード指標が検出される。従って、移動オブジェクトが画像領域のわずかな部分だけを占める場合、正確なフィルムモード指標は検出されない。本発明によると、移動オブジェクトの前縁を含む画像領域のフィルムモード指標を正しいモードに変換することができる。
さらに、移動オブジェクトの前縁の周りの画像領域のフィルムモード指標は通常、フィルムモード指標の信頼性を上げるために導入された遅延によって新しく検出されたモードにすぐに切り替わらない。しかしながら、これは、移動オブジェクトの前縁に対するフィルムモードの決定の正しい決定を犠牲にしてのみ達成される。この短所は、本発明によるフィルムモード指標外挿を用いることで回避される。
好ましくは、現在の画像領域と動きベクトルによって向けられた画像領域の間に位置する画像領域は、現在の画像領域の受け取ったフィルムモード指標がフィルムモードである場合に、フィルムモードに設定される。従って、フィルムモードは、現在の画像領域に対して決定される動きベクトルに応じて外挿される。
好ましくは、ターゲットブロック、つまり、動きベクトルによって向けられたブロック、がフィルムモードにない場合のみ、外挿が行なわれる。従って、動きベクトルが、現在の画像領域のモードとは異なる他のモードの画像領域に向いている場合のみ、外挿が行なわれる。
動きベクトルが、現在の画像領域から現在の画像の外部を差す場合のみ、動きベクトルの長さが好ましくはクリップされて、前記クリップされたベクトルが、現在の画像内にある位置に向く。
好ましくは、画像シーケンスの画像は複数のブロックに分割されて、フィルムモード指標及び動きベクトルがブロック単位で提供される、つまり、画像領域はブロック構造に相当する。従って、外挿を、既存の画像領域構造に基づいて簡単な態様で行うことができる。
好ましくは、カレントブロックから伸びてターゲットブロックを差す動きベクトルは、画像ブロックのラスターに収まるように、量子化される。従って、フィルムモード外挿を簡単な態様で実行することができる。
フィルムモード外挿を行うときフィルムモードに設定される画像領域は、好ましくは既定の画像領域パターン、つまり、訂正される個々の画像領域を特定するパターン、に応じて選定される。この態様で、フィルムモード指標が訂正される必要のあるこれらの画像領域を確実かつ簡単な態様で決定することができる。
この既定のパターンは、好ましくは、メモリ内の複数のあらかじめ記憶されたパターンから選定される。この選択は、現在の画像領域と対象画像領域の相対位置に基づいて行なわれる。従って、現在の画像領域に適用されるパターンを、迅速かつ簡単な態様で選定することができる。
好ましくは、あらかじめ記憶されたパターンは現在の画像領域と対象画像領域の相対位置の全ての可能な組み合わせを提供する。従って、フィルムモード指標が訂正されるべき画像領域を、確実な態様で決定することができる。
好ましい実施例によれば、フィルムモードに設定される画像領域は、現在の画像領域から始まる決定の繰り返しと対象画像領域に段階的に接近することに基づいて決定される。
フィルムモードに設定する新しい画像領域を決定するためのステップサイズは好ましくは、動きベクトルの方向に基づいて決定される。最も好ましくは、前記ステップサイズは、横及び縦ベクトル成分の大きいベクトル成分を小さいベクトル成分で除算して設定される。
好ましくは、現在の画像領域のフィルムモード指標が訂正されたか否かを示す画像領域の各々に関連した追加的な指標が、記憶される。この態様で、元のフィルムモード指標と訂正されたフィルム指標を確実な態様で識別できる。「訂正された」フィルムモード指標の発生が検出された場合、フィルムモード指標のさらなる外挿を禁止することができる。この態様で、一旦外挿されたフィルムモードは、さらなるフィルムモード外挿の基準とならない。
好ましい実施例によると、現在の画像領域がビデオモードにある場合、現在の画像領域と対象画像領域の間の画像領域はビデオモードに設定される。この態様で、従って、フィルムモードの環境に挿入されたビデオモードの移動オブジェクトのフィルムモード指標を、ビデオモードを外挿することで正確に決定できる。
好ましくは、対象画像領域がフィルムモードにある場合のみ、ビデオモードが外挿される。
本発明の好ましい実施例は、従属請求項の主題である。
本発明の他の実施例および利点は、好ましい実施例の以下の説明からさらに明らかになるであろう。
本発明はデジタル信号処理に関し、特に最近のテレビジョン受信機におけるデジタル信号処理に関する。最近のテレビジョン受信機は、再生画質を高めるためにアップコンバート・アルゴリズムを用いている。この目的のために、中間画像は連続する2画像から生成される。中間画像の生成にあたって、補償画像が示す時点におけるオブジェクトの位置を適切に合わせるために、オブジェクトの動きを考慮しなくてはならない。
動きベクトルを決定する動き検出及び、動き補償は、ブロック単位で行われる。この目的のために、例えば、図1に示されているように、各画像は複数のブロックに分割される。前の画像の中から最もマッチングするブロックを決定することで、各ブロックは個々に動き検出される。
動き補償を画像領域に正確に施すことができるように、フィルムモード指標の決定、すなわち、その画像領域がフィルムモードであるかビデオモードであるかの決定を行う必要である。検出されたフィルムモード指標に応じて正しい画質改良処理を適用することで、画像のアーチファクトが回避される。
特にHDTV表示装置のためには、プログレッシブ表示を行い、より高いフレームレートを用いるビデオ信号処理が要求される。テレビ放送のためにインターレース画像シーケンスに変換された動画像フィルム(以後、フィルムモードという)の検出は、信号処理にとって大変重要である。
画像改良処理のために、逆テレシネ処理、つまり偶数及び奇数フィールドの再インターリーブを用いると、インターレース/プログレシッブ変換(I/P)が可能である。3−2プルダウン方式で生じる画像シーケンスにおいて、3つに1つの余剰なフィールド(図2のグレー色のフィールド)が除去される。
さらに高度なアップコンバート・アルゴリズムは、動きベクトルに基づくフレーム内挿を用いる。出力フレームレートは入力フレームレートと同じ比率にはならず(an uneven fraction)、例えば、60Hzの入力信号周波数は、5:6の比率に相当する72Hz出力周波数にアップコンバートできる。従って、移動オブジェクトの連続した動きの画像が保持されるときは、ただ1つの入力フィールド毎に6つの出力フレームが生成されうる。
画像のフィルムモード特性は、画像単位で決定することができ、また、改良されたアプローチによれば、個々の画像領域の局部的な特性となるであろう。特に、テレビジョン信号は、動きのない領域(例えば、ロゴ、背景)、ビデオカメラ領域(例えば、ニューステッカー、ビデオ挿入)、及びフィルムモード領域(例えば、メインムービー、PIP)などの異なった種類の画像領域で構成される。プルダウン方式の検出は、これらの画像領域の各々に対して別個に行われて、改良された画質のアップコンバート結果が得られる。
フィルムモード検出は通常、プルダウン様式の識別を伴う。従来は、画素の差が累積されて変位フレーム差(Displaced Frame Difference:DFD)になり、連続する画像間の動きを表す。視聴者に不安定な印象を与えるであろう検出フィルモード指標の突然の変更を避けるために、フィルムモードからビデオモードへの切り替え、及び、その逆の切り替えを生じさせるために検出遅延が用いられる。
フィルムモード指標の正確さを向上させるために、フィルムモード検出は、例えば図3に示されるように、ブロック単位で行われる。m×nの画素サイズのブロック毎に、動きベクトル及びフィルムモード指標が決定される。
図3中のブロックには、画像ブロック毎に得られるデータを示している。このデータには、横(X)方向及び縦(Y)方向の動きベクトル成分の他に、カレントブロック(the current block、現在のブロック)がフィルムモードかビデオモードかを示すフィルムモード指標(0/1)が含まれている。さらに、元のフィルムモード指標と後のフィルムモード指標との違いを識別するために、フィルムモード指標の訂正の有無が「アーティフィシャルモード」指標(0/1)で示される。
ブロック単位のフィルムモード検出とそれから生じる問題を図4に示す。用いられているデフォルト状態によれば、白く示されたブロック30は全てビデオモード(a)にある。移動オブジェクト10がブロック内のごく一部分だけを占めているときには、動き量(motion value)(DFD)は既定の閾値を越えず、動きを検出することはできない。このときには、ブロックはビデオモード(b,c)にあると考えられ、また、これらのブロックに隣接した、同じ移動画像オブジェクト10が属しているブロック20は、フィルムモード(d)にあると検出される。
さらに、異なるモード間における頻繁な切り替えを避けるために導入された切り替え遅延(switching delay)のために、図4の画像T=1に示すように、移動オブジェクト10の前縁部分では、フィルムモードであることが適切に検出されない。前縁部分では、移動オブジェクト10が各ブロックの大部分を占めているが、これらのブロックでは、移動オブジェクト10がフィルムモードであるにも関わらず、ビデオモード(c)であると検出される。
この遅延によってさらに次のような問題も生じる。即ち、移動オブジェクト10の後続ブロック(the trailing blocks)には移動オブジェクト10が存在しないにも関わらず、移動オブジェクト10の後縁が、フィルムモードブロック(d)の後続画像領域に含まれてしまう(図4に示すT=2およびT=3の画像を参照)。この問題は、画像ブロック(m×n)の大きさより小さい大きさの移動オブジェクトについてはさらに深刻になる。従って、モード遅延、すなわち、フィルム遅延およびビデオ遅延は、空間モードオフセットを引き起こす。
これらの欠点を解決するために、本発明は、アップコンバート処理を可能にしてさらに改良するために、画像ブロックの決定に動きベクトルを用いる。フィルムモード検出の外挿は、移動オブジェクトの先端の境界を含めることができる。本発明による改良されたフィルムモード検出の例を図5に示す。
図5の左側の画像は外挿をしないフィルムモード検出を示している。フィルムモードの移動オブジェクト10は、フィルムモードブロック20によって部分的にのみ正確に検出される。特に移動オブジェクト10の前縁部分の複数ブロックは、ビデオモードブロック30であると誤判断される。動きベクトルに基づくフィルムモード検出結果の外挿を用いると、移動オブジェクトの前縁部分のブロックは、追加フィルムモードブロック25となる。
この目的のために、カレントブロックのフィルムモード検出は、図6に示すように外挿される。各フィルムモードブロック20の動きベクトル110は、現在の画像の外部を差さないようにクリップされる。カレントブロック(the current block)100のモードを、「ソースモード」と呼び、カレントブロック100の動きベクトル110が差すブロックのモードを「ターゲットモード」と呼ぶ。動きベクトル110が、フィルムモードブロックから出発してビデオモードブロックを差しているときには、間の全てのブロックはフィルムモードに設定される。
動きベクトル110に応じてフィルムモード指標を外挿する本発明のアプローチを詳細に説明する。各フィールドは、図1に示すように複数の画像領域のブロックに分割される。各ブロックは複数の画素、好ましくはインターレースビデオ画像については8×4画素、プログレッシブ画像については8×8画素から構成される。従って、各NTSCインターレースビデオ画像には90×60ブロックがある。フィルムモードの決定および動き検出はブロック毎に行われる。決定の結果は、図3に示すように、ブロック毎に別個に、図7に示すメモリ領域200に保存される。図7はフィルムモード指標を外挿するための各ステップを図示し、図6はその各結果を示す。
外挿処理は、カレントブロック100の動きベクトル及びソースモードを取得することで開始される(ステップS220)。ステップS230で、カレントブロック100がフィルムモードであるとわかったならば、カレントブロック100の動きベクトル110は、ブロックグリッド(ラスター)に収まるように量子化される(ステップS240)。動きベクトルが現在の画像の外部を差している場合、動きベクトルの長さは、画像の境界の各ブロックを差すようにクリップされる。
ターゲットブロック120、つまり、カレントブロック100から出発した動きベクトルが差すブロック、を決定した後、ターゲットブロック120のモード(ターゲットモード)が決定される(ステップS250)。外挿は、以下の条件を満たす場合にのみ、行われる。
ソースモード=フィルムモード
ターゲットモード=ビデオモード
ステップS250で、ターゲットブロックがビデオモードにあると判定された場合のみ、外挿が行われる(ステップS260)。外挿は、カレントブロック100からターゲットブロック120へ向いている動きベクトル110のもと各ブロック130をフィルムモードに設定することで行われる。
フィルムモードに設定されるブロックの決定は、カレントブロックインデックスのモジュロアドレッシングによって実行され得る。大きい値を有する横及び縦成分の動きベクトル成分を第一の軸V1とし、小さい動き成分は第二の軸V2を表すとする。各符号は、方向Dir1、Dir2を決定する。フィルムモードに設定するブロックを段階的に決定するためのステップ幅(ステップサイズ)は、下記のように大きい動きベクトル成分を小さい動きベクトル成分で整数除算することで算出される。
擬似的に設定されたこれらのフィルムモードブロック130(図6)の各々は、従って、図3に示すように、アーティフィシャルモードビットで示されることに留意すべきである。従って、各フィルムモード指標が識別されて、元のままに決定されるか、擬似的に設定されうる。このアーティフィシャルモードビットは、擬似的に設定されるこれらのフィルムモード指標をさらに外挿することを回避するために、外挿処理を始める前に求められる。
ソースブロック(カレントブロック)100はアーティフィシャルモードに設定されない。フィルムモードに設定され、従ってアーティフィシャルビットが設定された第一のブロックは、第一の軸V1の符号の方向に決定される(Sign(V1))。
ソースブロック(カレントブロック)100とターゲットブロック120の間にブロック130を繰り返し決定する方法が図8に示されている。
モジュロアドレッシング法では、代表的なループ変数iおよびjが用いられる。変数iは第一の方向Dir1に用いられ、変数jは第二の方向Dir2に用いられる。
元のままに決定されたソースブロック100は、フィルムモードにあり、再び設定されてアーティフィシャルとして示されることはない。そのため、ステップS320で、処理は、インデックスiにDir1の符号を加算することで開始する。これは図9の位置1,0で「開始」と示されたブロックである。
ステップS330で、変数jが増分されるための条件が調べられ、ステップS340で第二の方向Dir2にアーティフィシャルとマークしている位置をインクリメントしなくてはならない。iが上記で算出された値「ステップ」の偶数倍に等しいならば条件は真である。これは。図9のインデックスポジション2、1の「ステップ=2」として示される。
ステップS350で、アーティフィシャルフィルムブロックの絶対位置が、現在のインデックスiおよびjをソースブロックの絶対位置に加えることで、算出される(インデックス1/2(ソース))。その結果は画像中の位置を示す変数k及びlに保持される。
アーティフィシャルビットおよびフィルムビットはステップS360で設定され、図9の130として示される。
第一の方向Dir1のインデックスiがV1のベクトルの大きさに等しい値まで進んだ場合、モジュロアドレッシングはS370で終了(図9の「最後のブロック」)するか、あるいは、S320へジャンプする。
従って、多数のブロック130が図9のグレーで示されたブロックで示されるように決定される。
カレントブロック100とターゲットブロック120の間にブロックを決定するアプローチを繰り返すことは、ある動きベクトルにとっては、ターゲットブロックに到達できず、その結果ターゲットブロック120に段階的に接近できないという短所を有する。
他の好ましい実施例によると、アーティフィシャルモードで示すことは、x/yベクトル成分の全ての可能な組み合わせのルック・アップ・テーブル(LUT)を用いることで実行される。ルック・アップ・テーブルへの各エントリは、擬似的に示されるべきこれらのブロックを特定する。この目的のために、記憶されるパターンは、どのブロックが次にマークされるべきかを示す。これは、2値表示に基づいて実行することができ、“0”は上/下ステップを示し、“1”は右/左ステップを示す。動きの方向は、各ベクトル成分の符号によって与えられる。図10に示す例は、二つの正の成分x=+3,y=+4を有する動きベクトルに基づいている。テーブルエントリは0101010の7つのステップ、すなわち上、右、上、右・・・・を示す。
このアプローチでは、横あるいは縦方向に隣接するブロックがないときには、斜め方向へのマークは許されない。この結果として、マークされるブロックの数は増加し、その結果より良いベクトル経路到達範囲を得る。
当業者なら、カレントブロックとターゲットブロックの間でフィルムモードに擬似的に設定するべきこれらのブロックを決定するための上述のアプローチは、上記実施例に限定されず、他のアプローチを用いても同じ結果をもたらすであろうことがわかるであろう。
上述の説明では、画像領域は動き検出からわかるブロックの大きさに相当するとしている。本発明は、フィルムモード決定のための、特にフィルムモード外挿のための、このような画像領域の大きさに限定されるものではない。ブロックより大きいあるいは小さい画像領域が定められてもよい。例えば、ブロックより小さい画像領域はフィルムモード解像度を上げる。フィルムモードの決定及び外挿は、全フィールドと一画素の間の大きさ、または、全フィールドとサブピクセルの間の大きさを有する画像領域単位で実行されてもよい。
さらに、フィルムモード指標のうちの、検出されたビデオモードの外挿を補助する動きベクトルをさらに用いることによって、フィルムモードの外挿を向上させることができる。ブロック毎のビデオモード検出が正しく、かつ、高い信頼性を持って行われ得るという前提のもとでは、ビデオモードオブジェクトの動き経路は、フィルムモードオブジェクトの動き経路を妨げない。
要約すると、本発明は、特に、移動オブジェクトの境界領域における改良されたフィルムモードの決定を可能にする。これはフィルムモードの外挿によって達成される。カレントブロックのフィルムモード指標は、同じブロックに対して決定された動きベクトルに合わせて外挿される。この方法で、より正確に現在の画像に対するモードを決定することができ、より良好な画質を生じる画像処理を行うことができる。
本発明のフィルムモード外挿方法及びフィルムモード検出器並びに動き補償器は、テレビジョン受信機等に有用である。
一定の大きさの複数のブロックにビデオ画像を分割する例を示した図 動画像データをPALあるいはNTSCインターレースビデオシーケンスに変換するためのプルダウン方式を示した図 複数のブロックに分割されたビデオ画像と、各ブロックの付加情報の例を示した図 移動オブジェクトの前縁でフィルムモード遅延を有するビデオモード背景の移動オブジェクトのフィルムモードの決定を示す図 本発明による改良されたフィルムモード検出の例を示す図 本発明の外挿の原理を示す図 外挿時に行われる個々のステップを示すフロー図 ブロック決定の繰り返しのフロー図 フィルムモード指標が訂正される画像ブロックの決定の繰り返しを示す図 フィルムモード指標が訂正される画像ブロックの段階的決定を示す図 外挿のルック・アップ・テーブルの例を示す図
符号の説明
10 移動オブジェクト
20 フィルムモードブロック
25 追加フィルムモードブロック
30 ビデオモードブロック
100 カレントブロック
110 動きベクトル
120 ターゲットブロック
130 フィルムモードブロック
200 メモリ領域

Claims (36)

  1. 画像シーケンスの一部である現在の画像における複数の画像領域のフィルムモード指標を決定する方法であって、
    現在の画像領域のフィルムモード指標を受け取るステップと、
    前記現在の画像領域の動きベクトルを取得するステップと、
    前記受け取った動きベクトルに基づいて、前記現在の画像のフィルムモード指標を訂正するステップとを、備えたフィルムモード外挿方法。
  2. 前記現在の画像領域の受け取った前記フィルムモード指標がフィルムモードである場合に、前記現在の画像領域と前記動きベクトルが差す画像領域との間の画像領域が、フィルムモードに設定される、請求項1に記載のフィルムモード外挿方法。
  3. 前記動きベクトルが差す前記ブロックの前記フィルムモード指標がフィルムモードでない場合にのみ、前記画像領域はフィルムモードに設定される、請求項2に記載のフィルムモード外挿方法。
  4. 前記動きベクトルが前記現在の画像の外部を差している場合、前記動きベクトルの長さがクリップされる、請求項2あるいは請求項3に記載のフィルムモード外挿方法。
  5. 前記ビデオシーケンスの前記画像が複数のブロックに分割され、前記フィルムモード指標および動きベクトルが、ブロック単位で提供される、請求項1から4のうちのいずれかに記載のフィルムモード外挿方法。
  6. 前記動きベクトルが画像ブロックのラスターに収まるにように量子化される、請求項5に記載のフィルムモード外挿方法。
  7. 前記フィルムモードに設定される画像領域は、既定の画像領域パターンに従って選定される、請求項1から6のいずれかに記載のフィルムモード外挿方法。
  8. 前記既定のパターンは、前記現在の画像領域と前記動きベクトルが差す画像領域との相対位置に応じて、あらかじめ記憶された複数のパターンから選定される、請求項7に記載のフィルムモード外挿方法。
  9. 前記あらかじめ記憶されたパターンは、前記現在の画像領域と前記動きベクトルが差す画像領域との相対位置の全ての可能な組み合わせを提供する、請求項8に記載のフィルムモード外挿方法。
  10. 前記フィルムモードに設定される画像領域は、前記現在の画像領域から始まる決定の繰り返し、及び、前記動きベクトルが差す画像領域に段階的に接近することに基づいて決定される、請求項1から9のうちのいずれかに記載のフィルムモード外挿方法。
  11. フィルムモードに設定される新しい画像領域を決定するためのステップサイズは、前記動きベクトルの方向に基づいて決定される、請求項10に記載のフィルムモード外挿方法。
  12. 前記動きベクトルは横及び縦の成分を有し、前記ステップサイズは大きいベクトル成分を小さいベクトル成分で除算することで算出される、請求項11に記載のフィルムモード外挿方法。
  13. 前記フィルムモード指標がフィルムモードに訂正されたか否かを示す前記画像領域の各々に関連する追加的な指標を記憶するステップをさらに備えた、請求項1から12のうちのいずれかに記載のフィルムモード外挿方法。
  14. 前記フィルムモード指標は、個々の画像領域に対してフィルムモードか、あるいは、ビデオモードかのいずれであるかを示す、請求項1から13のうちのいずれかに記載のフィルムモード外挿方法。
  15. 前記現在の画像領域の前記フィルムモード指標が訂正されなかった場合のみ、フィルムモード指標の訂正が行われる、請求項13あるいは請求項14に記載のフィルムモード外挿方法。
  16. 前記現在の画像領域の受け取った前記フィルムモード指標がビデオモードである場合、前記現在の画像領域と前記動きベクトルが差す画像領域の間の画像領域をビデオモードに設定するステップをさらに備えた、請求項1から15のうちのいずれかに記載のフィルムモード外挿方法。
  17. 前記動きベクトルが差す前記画像領域の前記フィルムモード指標がフィルムモードである場合のみ、画像領域はビデオモードに設定される、請求項16に記載のフィルムモード外挿方法。
  18. 動き補償画像処理を行う方法であって、
    現在の画像に対して決定される動きベクトルを受け取るステップと、
    前記現在の画像のフィルムモード指標を決定するステップと、
    請求項1から17のうちのいずれかによる方法を適用して前記現在の画像に対して決定される前記フィルムモード指標を訂正するステップと、
    前記各フィルムモード指標による動き補償を適用して前記現在の画像の前記画像データに基づいて動き補償画像処理を行うステップとを、備えたフィルムモード外挿方法。
  19. 画像シーケンスの一部である現在の画像の複数の画像領域のフィルムモード指標を決定するフィルムモード検出器であって、
    現在の画像領域のフィルムモード指標と動きベクトルを取得する入力手段と、
    前記取得した動きベクトルに基づいて前記現在の画像のフィルムモード指標を訂正する外挿手段とを、備えたフィルムモード検出器。
  20. 前記外挿手段が、前記現在の画像領域の受け取った前記フィルムモード指標がフィルムモードである場合に、前記現在の画像領域と前記動きベクトルが差す画像領域の間の画像領域を、フィルムモードに設定する、請求項19に記載のフィルムモード検出器。
  21. 前記外挿手段が、前記動きベクトルが差す前記ブロックの前記フィルムモード指標がフィルムモードでない場合のみ、前記画像領域をフィルムモードに設定するよう構成された、請求項20に記載のフィルムモード検出器。
  22. 前記動きベクトルが前記現在の画像の外部を差している場合に、前記外挿手段が、前記動きベクトルの長さをクリップするよう設計された、請求項20あるいは請求項21に記載のフィルムモード検出器。
  23. 前記ビデオシーケンスの前記画像が複数のブロックに分割され、前記入力手段は、前記フィルムモード指標および動きベクトルをブロック単位で取得する、請求項19から22のうちのいずれかに記載のフィルムモード検出器。
  24. 前記外挿手段は、画像ブロックのラスターに収まるにように前記動きベクトルを量子化する、請求項23に記載のフィルムモード検出器。
  25. 前記外挿手段は、前記フィルムモードに設定する画像領域を、既定の画像領域のパターンに従って選定する、請求項19から24のうちのいずれかに記載のフィルムモード検出器。
  26. 複数の既定のパターンを記憶するメモリをさらに備え、
    前記外挿手段は、前記現在の画像領域と前記動きベクトルによって向けられた前記画像領域の相対位置に応じて、前記複数のあらかじめ記憶されたパターンから前記規定のパターンを選定する、請求項25に記載のフィルムモード検出器。
  27. 前記メモリは、前記現在の画像領域と前記動きベクトルが差す前記画像領域の相対位置の全ての可能な組み合わせのパターンを記憶する、請求項26に記載のフィルムモード検出器。
  28. 前記外挿手段は、前記現在の画像領域で始まる決定の繰り返し、及び、前記動きベクトルが差す前記画像領域に段階的に接近することに基づいて、前記フィルムモードに設定される画像領域を決定する、請求項19から27のうちのいずれかに記載のフィルムモード検出器。
  29. 前記外挿手段は、フィルムモードに設定する新しい画像領域を決定するためのステップサイズを、前記動きベクトルの方向に基づいて設定する、請求項28に記載のフィルムモード検出器。
  30. 前記動きベクトルは横及び縦の成分を有し、前記外挿手段は、前記ステップサイズを大きいベクトル成分を小さいベクトル成分で除算することで算出する、請求項29に記載のフィルムモード検出器。
  31. 前記外挿手段は、前記フィルムモード指標がフィルムモードに訂正されたか否かを示す前記画像領域の各々に関連する追加的な指標を記憶する、請求項19から30のうちのいずれかに記載のフィルムモード検出器。
  32. 前記フィルムモード指標は、個々の画像領域に対して、フィルムモードか、あるいは、ビデオモードかのいずれであるかを示す、請求項19から31のうちのいずれかに記載のフィルムモード検出器。
  33. 前記外挿手段は、前記現在の画像領域の前記フィルムモード指標が訂正されなかった場合のみ、フィルムモード指標の訂正を行う、請求項31あるいは請求項32に記載のフィルムモード検出器。
  34. 前記外挿手段はさらに、前記現在の画像領域の受け取った前記フィルムモード指標がビデオモードである場合、前記現在の画像領域と前記動きベクトルが差す画像領域の間の画像領域をビデオモードに設定する、請求項19から33のうちのいずれかに記載のフィルムモード検出器。
  35. 前記外挿手段は、前記動きベクトルが差す前記ブロックの前記フィルムモード指標がフィルムモードである場合のみ、画像領域をビデオモードに設定する、請求項34に記載のフィルムモード検出器。
  36. 各画像の動きベクトルのフィールドとフィルムモード指標に応じて入力画像シーケンスを処理する動き補償器であって、
    各画像の前記画像領域の外挿されるフィルムモード指標を決定するための請求項19から35のうちのいずれかによるフィルムモード検出器と、
    前記各フィルムモード指標に応じた個々の画像領域の動き補償を選定する選択器を備えた動き補償器。

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