JP2005318326A - ネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置 - Google Patents

ネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 オフィスのネットワーク上に散在するネットワーク機器の情報を、1台のネットワーク機器管理装置に集約して表示することにより、オフィス全体のネットワーク機器の状況を把握することを可能とする。
【解決手段】 ネットワークNWに接続されているネットワーク機器としてのオフィス機器4とオフィス管理装置1とを含むシステムであり、オフィス管理装置1は各オフィス機器の機器情報とIPアドレス,MACアドレスとを取得する記録管理モジュール12と、取得したIPアドレス,MACアドレスと機器情報とを対応付けて記憶するオフィス機器情報データベース13と、表示装置16と、オフィス機器情報データベース13が記憶している情報を表示装置16に表示することが可能なデータ形式、特にリスト形式に変換する表示生成モジュール15とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワーク機器、特にプリンタ,ファクシミリ,スキャナ等のオフィス機器と、そのようなネットワーク機器とネットワーク接続された管理装置とを含むネットワーク機器管理システム、及びそのようなシステムのための管理装置であるネットワーク機器管理装置に関する。
近年、複写機,ファクシミリ,スキャナ,プリンタ等のオフィス機器、更にはそれらの機能を統合した複合機等の種々のオフィス機器がネットワークに接続されたネットワーク機器としてシステム化されて使用されることが一般化しており、中規模又は大規模なシステムではネットワークに接続されるオフィス機器の数は相当数に及ぶ。たとえば、大きな組織において使用されているシステムでは100台規模の、あるいは1000台規模のオフィス機器が接続されていることも珍しくはない。
ところで、従来のネットワーク化されたオフィス機器は基本的には個別に管理されることが一般的であった。図10は複数のオフィス機器をネットワーク接続した従来のシステムの構成例を示す模式図である。このような従来のシステムでは、それぞれのオフィス機器(プリンタ3,複合機4,ファクシミリ5,スキャナ6)はLAN回線等によるネットワークNWに接続されていて相互間の通信が可能な状態であるにも拘わらず、たとえばトナー切れ,用紙切れ,紙詰まり等の障害(トラブル)が発生した際には、個々のオフィス機器毎に保守点検、及びサプライ品の補充が行なわれていた。
たとえば、図10に示すような従来のシステムでは、パーソナルコンピュータ(PC)2のユーザがオフィス機器名Aのプリンタ3に書類をプリントさせている間にプリンタ3のトナーがなくなるという障害が発生した場合、プリンタ3はトナー切れで停止する。このような場合、パーソナルコンピュータ2のユーザは管理者に対して電話等で連絡をとってプリンタ3のトナーの補給またはトナーカートリッジの交換を要求する。その際、管理者には機器の名称及び障害の内容(この場合はトナー切れ)が連絡される。この連絡を受けた管理者がトナーを持参してプリンタ3の設置場所へ出向き、トナー補給又はトナーカートリッジの交換を行なうことにより障害が解消される。
但し、上述のような障害の解消はあくまでもパーソナルコンピュータ2のユーザと管理者との間のコミュニケーションが円滑に行なわれることが前提である。具体的には、上述の場合では、オフィス機器(この場合はプリンタ3)の名称及び障害の内容(この場合はトナー切れ)が電話等によるコミュニケーションで適切に伝達される必要がある。たとえば、図10に示されている3台のオフィス機器(プリンタ3,複合機4,ファクシミリ5)用のトナー,インク等のサプライ品はそれぞれ異なる種類である可能性が高い。このため、オフィス機器の名称が適切に連絡されなかった場合には、管理者は3種類のオフィス機器(プリンタ3,複合機4,ファクシミリ5)それぞれに適合する3種類のトナー,インクを持参するか、またはパーソナルコンピュータ2のユーザに対してより具体的に再確認を行なう必要が生じる。このように、個々のオフィス機器を個別に管理する従来のシステムでは、管理コストが高くなると共に管理者の負担が大きかった。
なお、個々のオフィス機器の近傍、たとえばオフィス機器と壁との間等にトナー等のサプライ品をストックしておくという対処方法も極めて一般的に行なわれている。しかし、このような方法はセキュリティの面での問題もあり、またオフィス機器の管理者が必然的にこれらのサプライ品を管理するために全てのオフィス機器の設置場所を常時巡回する必要が生じることになり、いずれにしろオフィス機器を個別に管理することは管理コスト及び管理者の負担が大きい。
上述のようなオフィス機器を個別に管理する方法は、管理対象となるオフィス機器が少数である場合にはそれほどには問題は生じない。しかし、管理対象となるオフィス機器が多数になった場合、及び多数のオフィス機器を統括的に管理する必要がある場合には、上述のような従来の管理方法は極めて非効率的である。
たとえば、管理対象のオフィス機器が100台規模、または1000台規模にもなると、オフィス機器の名称のみならずそれぞれが設置されている建屋,フロア等の情報も適切に伝えられなければならない。このような状態では、ユーザと管理者との間の人間同士のコミュニケーションのみでは適切な対応がとり得ない場合が増加すると考えられる。
ところで、上述のようなネットワーク機器としてのプリンタ,ファクシミリ,複合機等のオフィス機器が他のある種のネットワーク機器、たとえばネットワークストレージ装置,ルータ装置等と大きく異なる点は、確実に消尽する物理的な媒体(紙,トナー,インキ等)を扱う装置であるという点である。このため、他のネットワーク機器に比して、プリンタ,ファクシミリ,複合機等のオフィス機器では前述の物理的な媒体が消尽した場合、物理的な媒体が障害を発生した場合には人手による物理的な処置が必須になる。たとえばプリンタ,複写機でトナー切れ等が生じた場合には、必ず人間がトナーを補給するか、トナーカートリッジを交換するかの処置が必要になり、紙詰りが発生した場合には必ず人手で取り除く処置が必要になる。
これに対して、上述したたとえばネットワークストレージ装置等のような他のネットワーク機器では、たとえばストレージ容量が満杯になる等といった障害が発生した場合にも、ネットワーク管理者が遠隔制御により不要なファイルを削除する等の処置をとることにより、大部分の障害は管理者が装置の設置場所まで出向く必要なしに緊急的な処置を迅速に行なうことが可能である。勿論この場合でも、恒久的な対策としてはストレージ容量の拡大等の処置を行なう必要があることは言うまでもないが、ダウンタイムを最小限に抑えるという観点からはネットワークを利用した遠隔制御により、たとえ最小限であっても緊急的な対応をとれるという利点は大きい。
一方、前述したプリンタ,ファクシミリ,複合機等のオフィス機器では、それぞれの設置場所まで管理者が出向かなければ必要な処置をとれないような障害がしばしば生じ得る。この場合、対応可能な管理者等が障害が生じているオフィス機器の設置場所へ出向いて対応を完了するまでの間はそのオフィス機器を使用することができないダウンタイムとなる。従って、このような物理的媒体を扱うオフィス機器のダウンタイムはそれ以外のネットワーク機器に比して長くならざるを得ない。
特開2003−316667号公報
上述のような問題を解決するための従来技術として、たとえばネットワーク機器としてのオフィス機器のサプライ品等の補充を効率的に行なうための発明が特許文献1に開示されている。この従来技術では、ネットワーク上において相互に接続されているオフィス機器を管理するシステムにおいて、いずれかの機器に障害が発生した場合にはユーザからサービスマンへ連絡が行なわれ、サービスマンはデバイスマップ上のIDを指定して当該機器の情報を管理サーバから取得するように構成されている。従って、この従来技術においては、サービスマンが指定した機器の情報のみが得られるのみであり、システム全体の機器についての統括的な情報を得ることは出来ない。
上述の特許文献1に開示されている従来技術においてシステム全体の機器について統括的な情報を得ることが出来ない理由は、保守業者向けの管理システムであることに大きな理由があると考えられる。即ち、サービスマンがユーザから障害発生の連絡を受けた場合に、障害が発生しているオフィス機器をサービスマンが確認することを主たる目的としているからである。従って、特許文献1に記載の従来技術では、主としてオフィス機器を納品し、その後の保守管理を行なう業者の利便性は向上するが、ユーザの側からの使用性(ユーザビリティ)の向上という観点からは前述した問題点が解決されるとは考えられない。
本発明は以上のような問題点に鑑みなされたものであり、ネットワーク機器としてのオフィス機器のダウンタイム、即ち障害発生時にそれが回復されるまでに要する時間を最小限に抑えるべく機器の管理,制御,監視を行なうシステムの使用性(ユーザビリティ)を向上させることにより、システム管理の効率を向上させることを主たる目的とする。そして、本発明はそのような目的を達成するためのネットワーク機器管理システム及びそのようなシステムの管理装置としてのネットワーク機器管理装置の提供を具体的な目的とする。
より具体的には、本発明はオフィスのネットワーク上に散在するネットワーク機器としてのオフィス機器の情報を、1台のサーバ(オフィス機器管理装置)に集約して表示することにより、オフィス全体のオフィス機器の状況を把握することを可能としてネットワーク全体のネットワーク機器の統括的な管理を可能とするネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
また本発明は、上述の目的におけるネットワーク機器の情報の表示に際して、人間にとって容易且つ迅速に理解可能なリスト形式で表示することにより、ネットワーク機器を管理する人間による視認性を高めて管理効率を向上させ得るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
更に本発明は、上述の目的におけるリスト形式での表示に際して、表示されるネットワーク機器の情報に各ネットワーク機器の障害発生を含む機器の状態を示す状態情報を含めることにより、トナー切れ,障害発生等の情報を表示装置に表示することにより、障害発生に対して迅速かつ的確な対処が可能となるネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
また本発明は、ネットワーク機器の情報に、各ネットワーク機器に任意に設定可能な情報を含めて各機器の設定状態を表示装置に表示することにより、たとえばトレイの使用を禁止するように設定されているような場合にはそのトレイから給紙を行なおうとしたような障害に対して的確な対処が可能となるように、またたとえばネットワーク機器のニックネーム,導入した期日,備考等の情報を含めることによりネットワーク機器の管理効率及び管理品質を向上することが可能となるネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
また本発明は、多数(少なくとも2台)のネットワーク機器がネットワークに接続されているシステムにおいて、何らかの条件でネットワーク機器を絞り込むことによって目的とするネットワーク機器を迅速に抽出してその情報を表示することを可能として管理効率の向上を図ることができるネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
更に本発明は、ネットワーク機器を抽出するための条件として、たとえば大きな組織において部門毎にネットワーク機器を管理しているような場合に、各ネットワーク機器を部門毎にグループ化し、指定したグループに属するネットワーク機器を迅速に抽出してその情報を表示することを可能として管理効率の向上を図ることができるネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
また更に本発明は、ネットワーク機器を抽出するための条件として、各ネットワーク機器に予め付与されている情報(たとえばメーカ名,機種名,IPアドレス,MACアドレス等)を使用することにより、上述のようなグループ化して登録する必要なしに所定の条件で特定のネットワーク機器を迅速に抽出してその情報を表示することを可能として管理効率の向上を図ることができるネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
更に本発明は、ネットワーク機器を抽出するための条件として、各ネットワーク機器に予め付与されている情報と完全に一致するか否かに応じてネットワーク機器を抽出することにより厳密な絞込みを可能とすると共に、部分的に一致するか否かに応じてネットワーク機器を抽出することにより柔軟な絞込みを可能としたネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
更にまた本発明は、ネットワーク機器を抽出するための条件として、各ネットワーク機器に予め付与されている情報に対して正規表現によるマッチングを行なうことにより、より柔軟な絞込みを可能としたネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置の提供を目的とする。
本発明に係るネットワーク機器管理システムは、通信手段を介してネットワークに接続されているネットワーク機器と、通信手段を介してネットワークに接続されており、前記通信手段を介して前記ネットワーク機器の機器情報とネットワーク上で一意に識別される識別情報とを取得する情報取得手段と、該情報取得手段が取得した識別情報と機器情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、表示手段とを備えたネットワーク機器管理装置とを含むネットワーク機器管理システムにおいて、前記ネットワーク機器管理装置は、前記記憶手段が記憶している情報を前記表示手段及び/又は前記ネットワークに接続されている表示装置に表示することが可能なデータ形式に変換するデータ変換手段を備えたことを特徴とする。
また本発明に係るネットワーク機器管理装置装置は、通信手段を介してネットワークに接続されており、前記ネットワークに接続されているネットワーク機器の機器情報とネットワーク上で一意に識別される識別情報とを取得する情報取得手段と、該情報取得手段が取得した識別情報と機器情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、表示手段とを備えたネットワーク機器管理装置において、前記記憶手段が記憶している情報を前記表示手段及び/又は前記ネットワークに接続されている表示装置に表示することが可能なデータ形式に変換するデータ変換手段を備えたことを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では、記憶手段が記憶している情報がネットワーク機器管理装置の表示手段及び/又はネットワークに接続されている表示装置に表示することが可能になる。
また本発明に係るネットワーク機器管理システムは上述のネットワーク機器管理システムの発明において、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶しているネットワーク機器の機器情報と識別情報とを対応付けてリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
また本発明に係るネットワーク機器管理装置は上述のネットワーク機器管理装置の発明において、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶しているネットワーク機器の機器情報と識別情報とを対応付けてリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では上述の発明において、記憶手段が記憶しているネットワーク機器の機器情報と識別情報とが対応付けられてリスト形式で表示される。
更に本発明に係るネットワーク機器管理システムでは上述のネットワーク機器管理システムの各発明において、前記ネットワーク機器は、障害発生を含む機器の状態を示す状態情報を前記通信手段を介して前記ネットワークへ送信する手段を備え、前記通信手段は、前記ネットワークを介して前記ネットワーク機器から状態情報を受信し、前記情報取得手段は前記通信手段が受信した状態情報を当該状態情報を送信したネットワーク機器の識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶させるように構成されていることを特徴とする。
更に本発明に係るネットワーク機器管理装置では上述のネットワーク機器管理装置の各発明において、前記通信手段は、前記ネットワークを介して前記ネットワーク機器が送信する障害発生を含む機器の状態を示す状態情報を受信し、前記情報取得手段は、前記通信手段が受信した状態情報を当該状態情報を送信したネットワーク機器の識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶させるように構成されていることを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では上述の各発明において、ネットワークを介してネットワーク機器が送信する障害発生を含む機器の状態を示す状態情報が当該状態情報を送信したネットワーク機器の識別情報と対応付けて記憶手段に記憶される。
また本発明に係るネットワーク機器管理システムは上述のネットワーク機器管理システムの各発明において、前記ネットワーク機器管理装置は、前記ネットワーク機器に任意に設定可能な情報を受け付ける任意情報受付手段を更に備え、前記記憶手段は、前記任意情報受付手段が受け付けた情報を当該ネットワーク機器の識別情報と対応付けて記憶するように構成されていることを特徴とする。
また本発明に係るネットワーク機器管理装置は上述のネットワーク機器管理装置の各発明において、前記ネットワーク機器に任意に設定可能な情報を受け付ける任意情報受付手段を更に備え、前記記憶手段は、前記任意情報受付手段が受け付けた情報を当該ネットワーク機器の識別情報と対応付けて記憶するように構成されていることを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では上述の各発明において、任意情報受付手段が受け付けた情報が当該ネットワーク機器の識別情報と対応付けられて記憶手段に記憶される。
また本発明に係るネットワーク機器管理システムは上述のネットワーク機器管理システムの各発明において、前記ネットワーク機器管理装置は、前記記憶手段が記憶している複数のネットワーク機器に関する情報から任意の情報を抽出する抽出手段を更に備え、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記抽出手段が抽出した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
また本発明に係るネットワーク機器管理装置は上述のネットワーク機器管理装置の各発明において、前記記憶手段が記憶している複数のネットワーク機器に関する情報から任意の情報を抽出する抽出手段を更に備え、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記抽出手段が抽出した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では上述の各発明において、記憶手段が記憶している情報の内の抽出手段が抽出した情報を含む情報がリスト形式で表示される。
更に本発明に係るネットワーク機器管理システムは上述のネットワーク機器管理システムの発明において、前記ネットワーク機器管理装置は、前記複数のネットワーク機器に付与されるべき任意のグループ識別子の入力を受け付けるグループ識別子受付手段を更に備え、前記記憶手段は、前記グループ識別子受付手段が受け付けたグループ識別子を各ネットワーク機器を識別する識別情報と対応付けて記憶するように構成されており、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の同一のグループ識別子を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
更に本発明に係るネットワーク機器管理装置は上述のネットワーク機器管理装置の発明において、前記複数のネットワーク機器に付与されるべき任意のグループ識別子の入力を受け付けるグループ識別子受付手段を更に備え、前記記憶手段は、前記グループ識別子受付手段が受け付けたグループ識別子を各ネットワーク機器を識別する識別情報と対応付けて記憶するように構成されており、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の同一のグループ識別子を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では上述の発明において、記憶手段が記憶している情報の内の同一のグループ識別子を含む情報がリスト形式で表示される。
また更に本発明に係るネットワーク機器管理システムは上述のネットワーク機器管理システムの発明において、前記ネットワーク機器管理装置は、ネットワーク機器を検索するための情報の入力を受け付ける検索情報受付手段と、前記記憶手段が記憶している機器情報又は識別情報の少なくとも一つが、前記検索情報受付手段が受け付けた情報と、完全に一致するか否か又は部分的に一致するか否かを判定する判定手段とを更に備え、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記判定手段が一致したと判定した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
また更に本発明に係るネットワーク機器管理装置は上述のネットワーク機器管理装置の発明において、ネットワーク機器を検索するための情報の入力を受け付ける検索情報受付手段と、前記記憶手段が記憶している機器情報又は識別情報の少なくとも一つが、前記検索情報受付手段が受け付けた情報と、完全に一致するか否か又は部分的に一致するか否かを判定する判定手段とを更に備え、前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記判定手段が一致したと判定した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では上述の発明において、記憶手段が記憶している情報の内の判定手段が一致したと判定した情報を含む情報がリスト形式で表示される。
更に本発明に係るネットワーク機器管理システムは上述のネットワーク機器管理システムの発明において、前記判定手段は、前記記憶手段が記憶している情報と前記検索情報受付手段が受け付けた情報とを正規表現によるパターンマッチングにより判定することを特徴とする。
更に本発明に係るネットワーク機器管理装置は上述のネットワーク機器管理装置の発明において、前記判定手段は、前記記憶手段が記憶している情報と前記検索情報受付手段が受け付けた情報とを正規表現によるパターンマッチングにより判定することを特徴とする。
このような本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置では上述の発明において、記憶手段が記憶している情報と検索情報受付手段が受け付けた情報とが正規表現によるパターンマッチングにより判定される。
本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、ネットワーク上に散在するネットワーク機器の情報が1台のネットワーク機器管理装置に集約されて表示されるので、ネットワーク全体のネットワーク機器の状況を把握して統括的な管理が可能になる。
また本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、ネットワーク機器の情報が人間にとって理解し易いリスト形式で表示されるので、人間による視認性が向上して管理効率も向上する。
また本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、表示されるネットワーク機器の情報に各ネットワーク機器の状態、たとえばトナー切れ、障害発生等の情報が表示されるので、障害発生に対して迅速且つ的確な対処が可能になる。
更に本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、たとえばトレイの使用を禁止するように設定されているような場合にはそのトレイから給紙を行なおうとしたような障害に対して的確な対処が可能となるように、またたとえばネットワーク機器のニックネーム,導入した期日,備考等の情報を含めることによりネットワーク機器の管理効率及び管理品質を向上することが可能となる。
また本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、多数(少なくとも2台)のネットワーク機器がネットワークに接続されているシステムにおいて、何らかの条件でネットワーク機器を絞り込むことによって目的とするネットワーク機器を迅速に抽出してその情報が表示されるので、管理効率の向上を図ることができる。
更に本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、ネットワーク機器を抽出するための条件として、たとえば大きな組織において部門毎にネットワーク機器を管理しているような場合に、各ネットワーク機器が部門毎にグループ化され、指定されたグループに属するネットワーク機器が迅速に抽出されてその情報が表示されるので、管理効率の向上を図ることができる。
また更に本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、ネットワーク機器を抽出するための条件として、各ネットワーク機器に予め付与されている情報(たとえばメーカ名,機種名,IPアドレス,MACアドレス等)を使用することにより、上述のようなグループ化して登録する必要なしに所定の条件で特定のネットワーク機器が迅速に抽出されてその情報が表示されるので、管理効率の向上を図ることができる。
更に本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、ネットワーク機器を抽出するための条件として、各ネットワーク機器に予め付与されている情報と完全に一致するか否かに応じてネットワーク機器が抽出されることにより厳密な絞込みが可能になると共に、部分的に一致するか否かに応じてネットワーク機器が抽出されることにより柔軟な絞込みが可能になる。
更にまた本発明に係るネットワーク機器管理システム及びネットワーク機器管理装置によれば、ネットワーク機器を抽出するための条件として、各ネットワーク機器に予め付与されている情報に対して正規表現によるマッチングが行なわれるので、より柔軟な絞込みが可能になる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るネットワーク機器管理システムの全体の構成例を示す模式図である。
図1において、LAN回線等によるネットワークNWにはネットワーク機器としての、プリンタ3(オフィス機器名A)、複合機4(オフィス機器名B)、ファクシミリ5(オフィス機器名C)、スキャナ6(オフィス機器名D)等のオフィス機器が接続されており、またこれらのオフィス機器3,4,5,6をネットワークNW経由で制御することが可能なパーソナルコンピュータ(PC)2も接続されている。更に、ネットワークNWには上述のオフィス機器3,4,5,6を管理するための本発明のネットワーク機器管理装置としてのオフィス機器管理装置1が接続されている。
なお、図1にはオフィス機器としては上述の4種類が各1台示されているが、同一の種類のオフィス機器がより多数接続されていてもよいし、また上述以外の種類のネットワーク機器としてのオフィス機器、たとえばレジスタ等が接続されていてもよい。また、LAN回線はバス型が例示されているが、スター型,リング型等であってもよいことはいうまでもない。
オフィス機器管理装置1は複合機4等のオフィス機器を管理するためのソフトウェアがインストールされた汎用コンピュータシステムであるが、専用のコンピュータシステムとして構成することも勿論可能である。従って、新たにオフィス機器管理装置1を導入せずとも、従来からネットワークNWに接続されているパーソナルコンピュータ2に(複数台のパーソナルコンピュータの内の1台に)ソフトウェアをインストールすることにより、オフィス機器管理装置1として機能させるようにすることも勿論可能である。
図2は本発明に係るネットワーク機器管理装置としてのオフィス機器管理装置1及び各オフィス機器の機能構成例を示すブロック図である。なおこの図2においては、図1に示されている5台のオフィス機器の内の複合機4のみを例示している。また、オフィス機器としての複合機4の内部構成に関しては、図2には本発明に関与する部分のみを示し、オフィス機器(この場合は複合機4)としての固有のハードウェア構成及びソフトウェア的機能等は省略してある。
オフィス機器管理装置1は、インストールされているソフトウェア(以下、オフィス機器管理ソフトウェアという)により、何らかの通信手段を用いて複合機4等のオフィス機器と通信を行なう。そして、オフィス機器管理装置1は、各オフィス機器をネットワーク上で特定する識別情報(IPアドレス,MACアドレス等)と、各オフィス機器の機器情報(メーカ名,機種名等)とをまず収集することにより、ネットワークに接続されている全てのオフィス機器に関する情報を掌握する。そして、その後は複合機4等の各オフィス機器の状態をリアルタイム又は準リアルタイムに収集し、個々のオフィス機器を特定する識別情報と対応付けて管理する。
具体的には図2に示すように、オフィス機器管理装置1は、ネットワークとの間の通信を司る通信手段としてのネットワークモジュール11と、このネットワークモジュール11を物理的にネットワークNWに接続するインタフェイス19と、ネットワークモジュール11がネットワークから受信した各オフィス機器の種々の情報を処理し、その結果を記憶手段であるオフィス機器情報データベース13に記録して管理する情報取得手段としての記録管理モジュール12と、この記録管理モジュール12が処理した情報を記録しておくための記憶手段としてのオフィス機器情報データベース13とを備えている。
更にオフィス機器管理装置1は、オフィス機器情報データベース13に接続された任意情報受付手段としての入力モジュール17を備えている。この入力モジュール17は、キーボード等の入力装置18をたとえば管理者が操作することにより入力された各オフィス機器に関する付加的な情報を処理してオフィス機器情報データベース13の記憶内容に追加する機能を有する。
また、オフィス機器管理装置1は、オフィス機器情報データベース13に接続された抽出手段としての抽出モジュール14と、この抽出モジュール14に接続されたデータ変換手段としての表示生成モジュール15とを備えている。抽出モジュール14はたとえば上述の入力装置18を管理者が操作して入力した情報に従って、オフィス機器情報データベース13に記憶されている情報を抽出する機能を有している。表示生成モジュール15は、上述の抽出モジュール14が抽出した情報をオフィス機器管理装置1に付属する表示装置16に表示可能なデータ形式に変換して表示装置へ出力することにより、抽出モジュール14がオフィス機器情報データベース13から抽出した情報を表示装置16に表示させる。
なお、表示生成モジュール15により変換された後のデータは他の一般的なコンピュータ用表示装置で表示可能なデータ形式であるので、表示生成モジュール15からネットワークモジュール11を介してネットワークNWへ送信することにより、ネットワークNWに接続されている他の表示装置、特にパーソナルコンピュータ2の表示装置にも表示することが可能である。なお、現実的な構成としては、ネットワークNWに接続している複数のパーソナルコンピュータの内の1台のユーザが管理者である場合が多いので、通常は管理者はオフィス機器管理装置1ではなく、自身専用のパーソナルコンピュータの表示装置でオフィス機器管理装置1の表示装置16の表示状態と同様の表示を見ることが可能である。
ところで、上述のようなオフィス機器管理装置1の各構成要素の内の、入力装置18,オフィス機器情報データベース13,表示装置16,インタフェイス19等はハードウェアであるが、他のネットワークモジュール11,記録管理モジュール12,抽出モジュール14,表示生成モジュール15,入力モジュール17等はオフィス機器管理ソフトウェアにより実現される機能的モジュールである。これらの各機能的モジュール及び各ハードウェアはオフィス機器管理ソフトウェアにより実現される機能的モジュールである制御モジュール10により、オフィス機器管理ソフトウェアに従って制御される。但し、ハードウェア的には、制御モジュール10を含む各機能的モジュールは図示しないCPU又はMPUが図示しないハードディスク又はROM等に予めインストールされているオフィス機器管理ソフトウェアを実行することにより実現されるものであり、一般的な汎用のコンピュータシステムと同様である。
一方、各オフィス機器は図2に複合機4を代表として示しているように、ネットワークNWとの間の通信を司るネットワークモジュール41と、このネットワークモジュール41を物理的にネットワークNWに接続するインタフェイス44と、機器情報配信モジュール42と、それぞれのオフィス機器に関する種々の情報が予め格納されているオフィス機器データベース43とを備えている。なお、前述した如く、各オフィス機器にはそれぞれに特有なハードウェア及びソフトウェア的機能が備えられていることはいうまでもないことであり、上述したオフィス機器としての複合機4に備えられているネットワークモジュール41,機器情報配信モジュール42,オフィス機器データベース43はいずれも本発明に関与するハードウェア要素及びソフトウェア的機能のみを示している。
このような本発明のシステムでは、具体的には、オフィス機器である複合機4に備えられているオフィス機器データベース43に記憶されている種々の情報を機器情報配信モジュール42がネットワークモジュール41にインタフェイス44を介してネットワークNWへ送信させ、これをオフィス機器管理装置1のネットワークモジュール11がインタフェイス19を介して受信する。この受信結果を記録管理モジュール12が処理し、その処理結果がオフィス機器情報データベース13に記録されて保管される。
オフィス機器情報データベース13には入力モジュール17も接続されているので、適切な入力操作、たとえば管理者による入力装置18を介しての入力操作によりオフィス機器情報データベース13に付加的な情報を追加して記憶させることも可能である。付加的な情報としてたとえば各オフィス機器のニックネーム,所在地(建屋,フロア等)等の情報をそれぞれのオフィス機器の識別情報と対応付けてオフィス機器情報データベース13に記憶させることが可能である。
抽出モジュール14は与えられた条件、たとえば上述同様に入力装置18の管理者による操作入力により入力された情報が入力モジュール17により処理されて与えられることにより、この情報に従ってオフィス機器情報データベース13に記憶されている情報から与えられた条件を満足する情報を抽出する。このようにして抽出モジュール14が抽出した情報は、通常のコンピュータモニタ等に表示可能なデータ(表示情報)に表示生成モジュール15が変換して表示装置16に表示させる。
表示生成モジュール15は一方ではネットワークモジュール11とも接続されている。従って、表示生成モジュール15が生成した表示情報はネットワークモジュール11を介してネットワークNWへ送信されるので、他のコンピュータの表示装置で表示させることも可能である。
オフィス機器管理装置1の通信手段であるネットワークモジュール11は、オフィス機器を含むネットワーク機器を管理するプロトコルとして標準的なSNMP(Simple Network Management Protocol)を使用すればよいが、他にたとえばhttpプロトコル,SMTP(Simple Mail Transfer Protocol:標準的なメール送信方式) プロトコル等も使用可能であり、また他の種々のプロトコル(通信方式)であってもよい。
オフィス機器情報データベース13には、個々のオフィス機器に対応付けて、メーカ名,機種名,IPアドレス,MACアドレス,位置情報,機器の管理者情報等が記憶される。但し、これらの情報以外の情報が、前述した如く入力装置18及び入力モジュール17により入力されて個々のオフィス機器に対応付けられて記憶されるようにしてもよい。
なお、各オフィス機器のメーカ名,機種名等に関しては、SNMPで使用される標準データベースであるMIB(Media Information Base)に含まれているので、SNMPに対応しているオフィス機器(大半のオフィスプリンタ,複合機は対応している) であれば設定のための処理を特に行なう必要なしにオフィス機器管理装置1が各オフィス機器と通信を行うことによって取得することが可能である。また、各オフィス機器のIPアドレス,MACアドレスに関しては、TCP/IPの基本プロトコルを利用してオフィス機器管理装置1が取得することが可能である。更に、各オフィス機器の位置情報(設置場所に関する情報),管理情報(メンテナンス時期,交換時期等に関する情報)及びその他の付帯情報に関しては、たとえばそれぞれのオフィス機器内の不揮発性の記憶手段であるオフィス機器データベース43に予め記憶させておくことにより、オフィス機器管理装置1がそれぞれのオフィス機器と通信を行なって取得することも可能であるし、前述した如く、入力装置18の操作により管理者が入力しってオフィス機器情報データベース13に記憶させることも可能である。
オフィス機器管理装置1の表示生成モジュール15は、上述のようにして取得してオフィス機器情報データベース13にデータベース化した情報を管理者に対して管理の負担及びコストの軽減を図る目的で、適切に提供するように構成されている。そのための方法としては、オフィス機器管理装置1自身の表示装置16の画面に表示することも可能であり、またネットワークモジュール11を介してネットワークNWへ送信することにより管理者専用のパーソナルコンピュータの表示装置に表示することも可能である。
本発明は、上述のようなオフィス機器管理装置1が有する機能の内の特に画面に情報を表示する方法、より具体的には表示生成モジュール15によるデータの表示装置16への表示方法を改善したものである。以下、具体的に説明する。図3は本発明に係るネットワーク機器管理装置としてのオフィス機器管理装置1の表示装置16に表示されるオフィス機器のリストの表示例を示す模式図である。図3の表示装置16の表示例では、「機器名称」、「種類」、「IPアドレス」、「状態」が示されている。
具体的には、各オフィス機器の「機器名称」、即ち機種名は前述した如くオフィス機器管理装置1が各オフィス機器から収集することが可能であり、また「IPアドレス」も上述の如くオフィス機器管理装置1が取得することが可能である。更に、「状態」に関しては各オフィス機器にそれぞれの状態(トナー及び用紙の残量、紙詰り発生等)を検出するセンサが備えられていることは一般的であるので、それらのセンサの検出信号を機器情報配信モジュール42がネットワークモジュール41に送信させることにより、オフィス機器管理装置1が取得することが可能である。「種類」に関しては各オフィス機器のオフィス機器データベース43に予め記憶させておいてオフィス機器管理装置1が収集することも可能であるし、オフィス機器管理装置1の入力装置18から管理者が個別に入力するようにしてもよい。
本発明がこのような表示装置16への表示状態を重要視している理由は、オフィス機器を管理対象とする場合には、結局は人対人のコミュニケーションを皆無にすることは困難であると考えられるからである。具体的には、オフィス機器は突然障害を発生したり、故障したりする。勿論、故障又は障害が発生する前兆を捉らえることにより、事前に対応できるようなシステムが最良であることは疑念の余地はない。しかし、結局は機械装置というものには予測不可能な障害が発生するという前提で対処する必要がある。もしも障害発生に対して完全に事前対応が可能なシステムが実現可能であれば、それぞれのオフィス機器自身に障害が発生しないようになるが、現実にはそのようなことは不可能、というよりも本質的にやはり不可能であると言わざるを得ない。本発明はこの点に鑑み、機械装置には障害が発生するものであり、しかも突然発生するものであるという前提に基づいて、オフィス機器のダウンタイムを最小限に抑えることを目的としており、オフィス機器に発生する障害を皆無にすることを目的としたものではない。
従って、本発明においては当然のことながら、従来同様に管理者がユーザから電話等で連絡を受ける事態も想定の範囲内である。この場合、従来であればユーザが電話で連絡してきた内容を管理者側では信用するしかなかったが、本発明のシステムによれば、より精度の高い情報を確認することができるようになる。このような精度の高い情報に基づいて、管理者は適切かつ正確な対応を迅速に実行することができるので、結果的にダウンタイムの短縮、管理コストの低減、更には管理者の負担の軽減が期待される。
たとえば上述のような場合には、ユーザからの電話連絡では管理者がプリンタのメーカ名,機種名等を確認することが出来なかったとしても、たとえばトナー切れを起こしているプリンタが図3の表示装置16の画面に示されているオフィス機器の内の「状態」として「トナー切れ」が表示されている機器名称Aのプリンタ3であることが直ちに判明する。このため、管理者はプリンタ3に適合するトナーのみを持参して現場に出向けばよいことになる。
なお、オフィス機器にはユーザからの連絡を受けずとも、障害が発生する以前に対応できる場合もある。たとえばプリンタ3,複合機4,ファクシミリ5等のような用紙にプリントを行なうオフィス機器では必然的に生じるトナー切れ、用紙切れ等の障害が該当する。近年のプリンタ等ではトナー残量、用紙残量の検出機能を備えている場合が多く、そのような情報もMIBに含まれていることが多い。このような情報を利用すればトナー残量、用紙残量が少なくなっている時点で予めトナー、用紙を補給するという事前対応を行なうことができるので、プリント中にトナー切れ、用紙切れの障害が発生する可能性を少なくすることができる。
当然のことながら、本発明は上述のような場合への対応を否定するものではない。本発明の基本的な考え方は、オフィス機器のダウンタイムを極力短縮すことであるので、各オフィス機器に障害が発生する以前にそれを防止することが可能な場合には、事前に対応することを可能とする情報を提供することができるように構成されているし、事前に対応することが不可能であった場合には障害が発生した後に極力短時間で、換言すればダウンタイムが極力短時間になるように対応可能な情報を提供するように構成されている。
オフィス機器管理装置1が表示装置16に表示する情報には各オフィス機器の設定情報を含ませることもできる。近年のオフィス機器においては、たとえば使用する給紙トレイを制約(トレイの使用禁止)することが可能なものがある。その理由はたとえばトレイが故障した際の暫定的な対策のためである。しかし、このような設定は通常は管理者が行なうものであるので、そのような設定がなされていることを知らないユーザは、使用禁止状態に設定されているトレイから給紙を行なおうとした場合に障害が発生したと判断することはやむを得ない。
しかし、オフィス機器管理装置1の表示装置16に表示される表示情報に上述のような設定情報が含まれている場合には、そのような設定に起因するユーザからの障害発生の連絡に対して管理者側では的確な対応、具体的には、障害ではないことをユーザに知らせて他のトレイを使用するように通知するという対応をとることが可能になる。
更に、各オフィス機器に関する種々の付帯情報をそれぞれのオフィス機器に対応付けてオフィス機器情報データベース13に記録しておくことも可能である。たとえば、各オフィス機器のニックネーム・導入期日・備考等のようなオフィス機器が本来は持っていない情報をそれぞれのオフィス機器に対応付けてオフィス機器情報データベース13に記憶させておくことにより、管理のための参考にすることが可能である。たとえば、各オフィス機器の導入期日をオフィス機器情報データベース13に記憶させておくことにより、それぞれのオフィス機器の次のメンテナンス期日、または交換期日等をある程度予測することが可能となる。
また、多数のオフィス機器を使用している組織においては、それぞれのオフィス機器を使用するグループが決まっている場合が多い。たとえば、総務部が人事部のプリンタを使用することは稀、もしくは皆無といってよい。図4はそのような多数のオフィス機器を使用している組織に本発明に係るネットワーク機器管理システムを適用した場合の構成例を示す模式図である。
図4に示す例では、総務部と人事部との二つの部門で使用しているオフィス機器が一つのネットワークNWに接続されており、このネットワークNWにオフィス機器管理装置1も接続されている。総務部には前述の図1に示した例と同様に、パーソナルコンピュータ2−1の他にオフィス機器として、プリンタ3−1(オフィス機器名A),複合機4−1(オフィス機器名B),ファクシミリ5−1(オフィス機器名C),スキャナ6−1(オフィス機器名D)がネットワークNWに接続されている。また、人事部にも同様に、パーソナルコンピュータ2−2の他にオフィス機器として、プリンタ3−2(オフィス機器名E),複合機4−2(オフィス機器名F),ファクシミリ5−2(オフィス機器名G),スキャナ6−2(オフィス機器名H)がネットワークNWに接続されている。
なお、総務部には総務部内のオフィス機器の管理者としての部門管理者Yが、また人事部には人事部内のオフィス機器の管理者としての部門管理者Zがそれぞれ任命されている。この場合、オフィス機器管理装置1の管理者は統括管理者Xとして、両部門管理者Y,Zでは対処不可能な障害に対応する。
このように、一般ユーザには解決不能な機器故障等の障害を除き、用紙切れやトナー補給等のような一般ユーザでも容易に解決し得る障害に対しては、統括管理者Xが出向くことは現実には考えにくいため、それぞれのオフィス機器をたとえば総務部,人事部等のような部門別にグループ化し、各部門別にそれぞれ部門管理者Y,Zを配置する。各部門管理者Y,Zは、上述のような容易に解決可能な障害に対してはそれぞれ自身で対応する。しかし、各部門管理者Y,Zでは解決不能な程度の障害に関しては統括管理者Xが対応するものとする。
このようなシステムを実現する場合、オフィス機器管理装置1は複数のオフィス機器をグループ化して管理する機能を備える必要がある。たとえば、総務部からプリンタ3−1に障害が発生したという報告が統括管理者Xへ電話であったとする。この場合、統括管理者Xはまずオフィス機器管理装置1により迅速に総務部のオフィス機器一覧を表示させ、障害が発生しているオフィス機器を特定する必要がある。この際、管理対象のオフィス機器が100台単位、または1000台単位であり、しかも部門別にグループ化されていない場合には、該当するオフィス機器を短時間で特定することは非常に困難である。
そこで、オフィス機器管理装置1にグルーピングの機能を備えさせる。グルーピングとは、任意のオフィス機器の集合を特定のグループ名を付与することにより分類してグループ化する機能である。上述の図4に示す例の場合であれば、オフィス機器名Aのプリンタ3−1,オフィス機器名Bの複合機4−1,オフィス機器名Cのファクシミリ5−1,オフィス機器名Dのスキャナ6−1を総務部グループとして同一グループに分類し、オフィス機器名Eのプリンタ3−2,オフィス機器名Fの複合機4−2,オフィス機器名Gのファクシミリ5−2,オフィス機器名Hのスキャナ6−2を人事部グループとして同一グループに分類し、それぞれのグループをオフィス機器情報データベース13に登録する。
このように、複数のオフィス機器に関して事前に、たとえばオフィス機器管理装置1の入力装置18を統括管理者Xが操作してグループ登録を行なってグループ識別子受付手段としての入力モジュール17によりオフィス機器情報データベース13に記憶させておくことにより、たとえば総務部から障害発生の連絡があったような場合には、図5に示すようにグループ(この例では総務部のグループと人事部のグループ)の選択(検索)を行なうことにより表示装置16に表示するオフィス機器を迅速に絞り込むことが可能となる。なお、グループの選択は統括管理者Xが入力装置18を操作することにより、入力モジュール17から抽出モジュール14へ与えられる。この場合、入力モジュール17は検索情報受付手段として、抽出モジュール14は判定手段としてそれぞれ機能する。
なお、図5は図4に示されているような多数のオフィス機器を部門別にグループ化した場合にオフィス機器管理装置1の表示装置16に表示生成モジュール15により表示される情報を示す模式図である。
具体的には、図5(a)は図示されているように「すべて」が選択されているので、ネットワークNWに接続している全てのオフィス機器に関する情報が表示装置16にリスト表示される。勿論、表示装置16の画面にそれらの全てのオフィス機器の情報を同時に表示することはできないので、スクロール表示にならざるを得ないことはいうまでもない。しかし、図5(b)では図示されているように「総務部」が選択されているので、ネットワークNWに接続している全てのオフィス機器の内の予め総務部のグループに分類されているオフィス機器(オフィス機器名Aのプリンタ3−1,オフィス機器名Bの複合機4−1,オフィス機器名Cのファクシミリ5−1,オフィス機器名Dのスキャナ6−1)に関する情報のみが表示装置16にリスト表示される。但しこの場合でも、表示装置16の画面に「総務部」にグループ化されているオフィス機器の全ての情報を同時に表示できなければ自動的にスクロール表示になることはいうまでもない。このように、オフィス機器をグループ化しない場合に比して、統括管理者Xは総務部のみで使用しているオフィス機器に関する表示装置16にリスト表示される情報から迅速に確認できるので、総務部内で障害が発生しているオフィス機器及び発生している障害の内容を迅速且つ確実に特定することが可能になる。
なお、図5(a)に示されている例でも、総務部にグループ化されているオフィス機器の内の「機器名称」が「オフィス機器A」であるプリンタ3−1にトナー切れの障害が発生していることが表示装置16の画面の最上段に表示されてはいるが、これはたまたまのことであり、通常は表示装置16の画面をスクロールして該当するオフィス機器を探し出す必要がある。一方、図5(b)に示されている例では、総務部にグループ化されているオフィス機器のみが表示装置16にリスト表示されているので、たとえスクロール表示になったとしても、その内の「機器名称」が「オフィス機器A」であるプリンタ3−1にトナー切れの障害が発生していることが容易に判明する。
発生した障害が部門管理者Y,Zでも解決可能な程度のたとえば用紙切れ、トナー切れ等である場合には、統括管理者Xは総務部の部門管理者Yに対して対応を要請する。この場合、総務部に設置されているパーソナルコンピュータ2−2にこの画面を表示させて総務部の部門管理者Yに確認させることも勿論可能である。また、オフィス機器管理装置1に、部門管理者Y,Zが対応可能な障害と統括管理者Xでないと対応不可能な障害とを分類して予め登録しておくことにより、オフィス機器管理装置1が自動的に各部門管理者Y,Zへメール等で連絡を行なうように構成することも可能である。
ところで、上述のようにして複数のオフィス機器をグルーピングして管理するためには、図5(a),(b)の表示装置16の画面の模式図の右端部側に示されているように各オフィス機器に関して事前にグループ化の登録をしておく必要がある。このようなグループ化の登録は、各オフィス機器のオフィス機器データベース43に予め登録しておいてオフィス機器管理装置1が収集するようにしてもよいし、統括管理者Xがオフィス機器管理装置1の入力装置16を操作して登録してもよいし、部門管理者Y,Zがそれぞれの部門に設置されてるパーソナルコンピュータ2−1,2−2を操作して入力することによりオフィス機器管理装置1のオフィス機器情報データベース13に登録されるようにしてもよい。
しかし、上述のような人手によるグルーピングを行なわずとも個々のオフィス機器を迅速に特定することが可能である。具体的には、人手による登録を必要としない情報、たとえばIPアドレス,MACアドレス、機器のメーカ、機器名称等から障害が発生しているオフィス機器を特定する、換言すれば多数のオフィス機器の内から目的とする(たとえば障害が発生している、用紙,トナー等の残量が少ない、メンテナンスサイクルが迫っている等)オフィス機器をオフィス機器情報データベース13から抽出して表示装置16に表示させることも可能である。以下、具体的に説明する。
図6は特定のオフィス機器をオフィス機器情報データベース13が記憶している情報から抽出する際の表示装置16の表示画面への表示例を示す模式図である。一つの方法としては、IPアドレスの範囲指定を利用することが可能である。即ち、IPv4を使用している場合、物理的に近い位置に存在するネットワークではIPアドレスの値も近いという特性がある。従って、特定のサブネット又はIP範囲による抽出方法が効果的である。図6(a)には後述するワイルドカードを利用してIPアドレスの範囲指定を行なった状態が例示されており、図6(b)には抽出結果が例示されている。
この例では図6(a)に示されているように、総務部に設置されている各オフィス機器に割り当てられているIPアドレスの範囲が「10.36.128.nn」であり、人事部に設置されている各オフィス機器に割り当てられているIPアドレスの範囲が「10.36.129.nn」であることを利用して、IPアドレスの最下位の2桁をワイルドカード「*」で指定することにより総務部に設置されているオフィス機器を抽出している。
また、MACアドレスからは機器のメーカが判明する可能性が高い。その理由は、MACアドレスの上位3バイトがメーカ固有の値であるからである。更にSNMPを備えたオフィス機器では、標準でメーカ名,機種名が登録されている場合が多い。従って、これらの条件を利用して特定のオフィス機器を抽出することも可能である。このような手法はオフィス機器管理装置1によるオフィス機器の管理に威力を発揮する可能性が高い。たとえば、障害が発生しているオフィス機器がS社の製品であることが判明している場合は、抽出条件として「S社」を指定することにより、S社の製品であるオフィス機器のみを表示生成モジュール15がオフィス機器情報データベース13から抽出して表示装置16にリスト表示することができる。多数のオフィス機器を管理する統括管理者にとっては、このような機能は極めて有用である。
機種名を指定する場合には、通常のパーソナルコンピュータにおける場合と同様に、ワイルドカードを利用することも可能であり、有用な方法である。たとえば、S社製のプリンタは「S−XXX」という機種名が付与されているとする。この場合、機種名として「S−*」を指定することが可能である。ここで、「*」は標準的なMS-DOS,Windows(登録商標) 等の標準的なOSで使用されるワイルドカードであり、任意の文字列と一致する。従って、「S−*」を指定した場合には、S社製のプリンタの全てを抽出できることになる。ワイルドカードとしては上述の任意長の文字列と一致する「*」の他に任意の一文字と一致する「?」も一般的に利用可能である。
たとえば、IPアドレスの指定に図6(a)に示すように最下位の2桁にワイルドカードを使用した場合には、同一のサブネット(IPアドレスが「10.36.128.nn」)に属するオフィス機器の全てを抽出することが可能である。しかし近年では、ニーズの多様化に伴って同一メーカのオフィス機器であったとしても多種類が提供されており、1社で数10種類のオフィス機器を提供している場合も少なくない。たとえば、S社では機種名が「S-100 」、「S-200 」、「S-300 」、「S-400 」の4種類の製品を提供しているとする。但し、同一メーカの同一カテゴリのオフィス機器では機種名の先頭文字列、いわゆるプレフィックスは同一であることが多い。
そして、図7に示す機種(オフィス機器)の名称と、それぞれに適合するトナーと、機種の抽出条件との対応表に例示するように、機種名が「S-100 」及び「S-200 」のオフィス機器は商品名が「ST-100」の同一のトナーを使用できるが、機種名が「S-300 」のオフィス機器は商品名が「ST-300」の他のトナーを使用しなければならないものとする。なお、機種名が「S-400 」のオフィス機器はスキャナであるのでトナーは不要である。このような場合、オフィス機器管理者が商品名が「ST-100」のトナーを発注する際には同一のトナーを使用する機種名が「S-200 」のオフィス機器に関してもトナーが不足していないかをチェックしておきたいと思うことは当然であるが、上述のようなワイルドカードによる機種名指定では、機種名が「S-300 」及び「S-400 」のオフィス機器も抽出されることになる。
そこで本発明のネットワーク機器管理装置としてのオフィス機器管理装置1では、このような場合には正規表現を利用することを可能としている。正規表現はLinux等のUNIX(登録商標) 系のOS,Perl等のインタプリタ言語で一般的な文字列指定方式であり、ワイルドカードよりも柔軟な指定方式が可能である。図8は特定のオフィス機器を正規表現を使用してオフィス機器情報データベース13が記憶している情報から抽出する際の表示装置16の表示画面への表示例を示す模式図である。
たとえば、図8(a)に示すように、上述同様の場合であれば機種名として「S-[12]00」という機種名(モデル名)を指定することにより、「S−」をプリフィックスとする機種名の内の「S-100 」及び「S-200 」のオフィス機器のみを図8(b)に示すように抽出することが可能になる。ここで、「[ABC]」(カギカッコ)は標準的な正規表現であり、カギカッコ内のいずれかの1文字と一致する。正規表現は学術的(言語理論)によって厳密に定義されているものであるため、ここではその詳細に関する記載は省略する。
勿論、上述のような正規表現に限らず、より柔軟な抽出方式は他にもあり得る。たとえば、 Microsoft社製のソフトウェア等ではあえて正規表現は使用せず、ワイルドカードよりも柔軟な同社独自の文字列指定方式を同社のソフトウェアに搭載しているので、それを利用してもよい。但し、この文字列指定方式は正規表現に比して柔軟性に乏しく、しかも学術的に定義されている正規表現と比べた場合にはかなり見劣りするものである。また、Linux及びPerlの普及により正規表現が市民権を得てきているという状況もあるので、管理者にとってはかなり好意的に受け入れられるものと考えられる。
なお、上述した機種名に限らず、IPアドレス範囲の指定にも正規表現は応用することができる。単純なIPアドレス範囲を指定する際にたとえば「10.36.100.*/10.36.105.*/10.36.110.* 」を指定して抽出を行ないたい場合、ワイルドカードしか使用できないソフトウェアではそれぞれのIPアドレス範囲を個別に指定するか、または複数指定を行なう必要がある。しかし、正規表現を利用すれば、上述した例は「10\.36\.(100|105 |110)\.[0-9] {1-3 }」という表現の1行の記述でよい。従ってこのような正規表現を利用することは本発明のネットワーク機器管理装置としてのオフィス機器管理装置1の使用性を大幅に向上させると共に、管理者の負担を大幅に低減させる。
但し、正規表現がかなり一般的な指定方式となりつつあるとはいえ未だ一般的に広く認知されているとはいいがたい。そこで、図7に示すような機種名のグループとその正規表現との対応を、メーカ等のホームページで公開すること、及びオフィス機器管理装置1がその情報を取得できるような構成とすることも可能である。たとえば各オフィス機器に適合するトナー(対応トナー)の名称を各オフィス機器に対応付けて予めオフィス機器情報データベース13に記憶させておくことにより、図9(a)に示すオフィス機器管理装置1の表示装置16へのオフィス機器の情報の表示例において対応トナーのモデル名を抽出条件とすれば、インターネットを通じてそれに対応する機種名に一致する正規表現を取得して図9(b)に示すように抽出を行なうことができるようなシステム構成も可能である。このようなバックグラウンドが整備されれば、正規表現に詳しくないユーザであってもその恩恵を受けることが可能となる。
なお、上述のような本発明のネットワーク機器管理装置としてのオフィス機器管理装置1は、一つの組織内のみでの使用に限られることはなく、組織外の保守業者等が使用することも可能である。この場合、保守業者のメンテナンスコストのより一層の低減が可能になる。
本発明に係るネットワーク機器管理システムの全体の構成例を示す模式図である。 本発明に係るネットワーク機器管理装置及び各オフィス機器の機能構成例を示すブロック図である。 本発明に係るネットワーク機器管理装置の表示装置に表示されるオフィス機器のリストの表示例を示す模式図である。 多数のオフィス機器を使用している組織に本発明に係るネットワーク機器管理システムを適用した場合の構成例を示す模式図である。 図4に示されているような多数のオフィス機器を部門別にグループ化した場合に本発明に係るネットワーク機器管理装置の表示装置に表示される情報を示す模式図である。 特定のオフィス機器をオフィス機器情報データベースが記憶している情報から抽出する際の表示装置の表示画面への表示例を示す模式図である。 機種(オフィス機器)の名称と、それぞれに適合するトナーと、機種の抽出条件との対応表である。 特定のオフィス機器を正規表現を使用してオフィス機器情報データベースが記憶している情報から抽出する際の表示装置の表示画面への表示例を示す模式図である。 特定のオフィス機器を正規表現を使用してオフィス機器情報データベースが記憶している情報から抽出する際の表示装置の表示画面への表示例を示す模式図である。 複数のオフィス機器をネットワーク接続した従来のシステムの構成例を示す模式図である。
符号の説明
1 オフィス機器管理装置(ネットワーク機器管理装置)
3 プリンタ(オフィス機器A)
4 複合機(オフィス機器B)
5 ファクシミリ(オフィス機器C)
6 スキャナ(オフィス機器D)
11 ネットワークモジュール
12 記録管理モジュール
13 オフィス機器情報データベース
14 抽出モジュール
15 表示生成モジュール
16 表示装置
17 入力モジュール
18 入力装置
41 ネットワークモジュール
42 機器情報配信モジュール
43 オフィス機器データベース

Claims (16)

  1. 通信手段を介してネットワークに接続されているネットワーク機器と、
    通信手段を介してネットワークに接続されており、前記通信手段を介して前記ネットワーク機器の機器情報とネットワーク上で一意に識別される識別情報とを取得する情報取得手段と、該情報取得手段が取得した識別情報と機器情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、表示手段とを備えたネットワーク機器管理装置と
    を含むネットワーク機器管理システムにおいて、
    前記ネットワーク機器管理装置は、前記記憶手段が記憶している情報を前記表示手段及び/又は前記ネットワークに接続されている表示装置に表示することが可能なデータ形式に変換するデータ変換手段を備えたことを特徴とするネットワーク機器管理システム。
  2. 前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶しているネットワーク機器の機器情報と識別情報とを対応付けてリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク機器管理システム。
  3. 前記ネットワーク機器は、障害発生を含む機器の状態を示す状態情報を前記通信手段を介して前記ネットワークへ送信する手段を備え、
    前記通信手段は、前記ネットワークを介して前記ネットワーク機器から状態情報を受信し、前記情報取得手段は前記通信手段が受信した状態情報を当該状態情報を送信したネットワーク機器の識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶させるように構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク機器管理システム。
  4. 前記ネットワーク機器管理装置は、前記ネットワーク機器に任意に設定可能な情報を受け付ける任意情報受付手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記任意情報受付手段が受け付けた情報を当該ネットワーク機器の識別情報と対応付けて記憶するように構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク機器管理システム。
  5. 前記ネットワーク機器管理装置は、前記記憶手段が記憶している複数のネットワーク機器に関する情報から任意の情報を抽出する抽出手段を更に備え、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記抽出手段が抽出した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のネットワーク機器管理システム。
  6. 前記ネットワーク機器管理装置は、前記複数のネットワーク機器に付与されるべき任意のグループ識別子の入力を受け付けるグループ識別子受付手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記グループ識別子受付手段が受け付けたグループ識別子を各ネットワーク機器を識別する識別情報と対応付けて記憶するように構成されており、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の同一のグループ識別子を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていること
    を特徴とする請求項5に記載のネットワーク機器管理システム。
  7. 前記ネットワーク機器管理装置は、ネットワーク機器を検索するための情報の入力を受け付ける検索情報受付手段と、前記記憶手段が記憶している機器情報又は識別情報の少なくとも一つが、前記検索情報受付手段が受け付けた情報と、完全に一致するか否か又は部分的に一致するか否かを判定する判定手段とを更に備え、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記判定手段が一致したと判定した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていること
    を特徴とする請求項6に記載のネットワーク機器管理システム。
  8. 前記判定手段は、前記記憶手段が記憶している情報と前記検索情報受付手段が受け付けた情報とを正規表現によるパターンマッチングにより判定することを特徴とする請求項6に記載のネットワーク機器管理システム。
  9. 通信手段を介してネットワークに接続されており、前記ネットワークに接続されているネットワーク機器の機器情報とネットワーク上で一意に識別される識別情報とを取得する情報取得手段と、該情報取得手段が取得した識別情報と機器情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、表示手段とを備えたネットワーク機器管理装置において、
    前記記憶手段が記憶している情報を前記表示手段及び/又は前記ネットワークに接続されている表示装置に表示することが可能なデータ形式に変換するデータ変換手段を備えたことを特徴とするネットワーク機器管理装置。
  10. 前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶しているネットワーク機器の機器情報と識別情報とを対応付けてリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載のネットワーク機器管理装置。
  11. 前記通信手段は、前記ネットワークを介して前記ネットワーク機器が送信する障害発生を含む機器の状態を示す状態情報を受信し、
    前記情報取得手段は、前記通信手段が受信した状態情報を当該状態情報を送信したネットワーク機器の識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶させるように構成されていること
    を特徴とする請求項9又は10に記載のネットワーク機器管理装置。
  12. 前記ネットワーク機器に任意に設定可能な情報を受け付ける任意情報受付手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記任意情報受付手段が受け付けた情報を当該ネットワーク機器の識別情報と対応付けて記憶するように構成されていること
    を特徴とする請求項9又は10に記載のネットワーク機器管理装置。
  13. 前記記憶手段が記憶している複数のネットワーク機器に関する情報から任意の情報を抽出する抽出手段を更に備え、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記抽出手段が抽出した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていること
    を特徴とする請求項9乃至12のいずれか一つに記載のネットワーク機器管理装置。
  14. 前記複数のネットワーク機器に付与されるべき任意のグループ識別子の入力を受け付けるグループ識別子受付手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記グループ識別子受付手段が受け付けたグループ識別子を各ネットワーク機器を識別する識別情報と対応付けて記憶するように構成されており、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の同一のグループ識別子を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていること
    を特徴とする請求項13に記載のネットワーク機器管理装置。
  15. ネットワーク機器を検索するための情報の入力を受け付ける検索情報受付手段と、
    前記記憶手段が記憶している機器情報又は識別情報の少なくとも一つが、前記検索情報受付手段が受け付けた情報と、完全に一致するか否か又は部分的に一致するか否かを判定する判定手段と
    を更に備え、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段が記憶している情報の内の前記判定手段が一致したと判定した情報を含む情報をリスト形式で表示されるデータ形式に変換するように構成されていること
    を特徴とする請求項14に記載のネットワーク機器管理装置。
  16. 前記判定手段は、前記記憶手段が記憶している情報と前記検索情報受付手段が受け付けた情報とを正規表現によるパターンマッチングにより判定することを特徴とする請求項14に記載のネットワーク機器管理装置。
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