JP2005317740A - 摺動式電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の削減が図れて、組み立てが容易になり、薄型化も図れる摺動式電子部品を提供する。
【解決手段】回転つまみ(摺動つまみ)30と、開口13を有するケース10と、回転つまみ30の下側に設置されるフレキシブル基板60と、フレキシブル基板60を載置する取付板80と、回転つまみ30とフレキシブル基板60との間に設置される電気的機能部(摺動子50等)とを具備する。回転つまみ30は回転軸(摺動軸)33を取付板80に設けた軸受穴83に回動自在(摺動自在)に挿入することで軸支されると共に、回転つまみ30の外周から半径方向外側に向けて突出したつば部41を、ケース10の下面に下向きに設けた当接部17と取付板80との間に挟持することで回転つまみ30の上下方向の移動が規制される。取付板80に設けたクリック用弾接部87を回転つまみ30の外周に設けたクリック係合部43に係合させてなるクリック機構を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転つまみ等の摺動つまみを摺動(回転等)することでその電気的出力を変化する摺動式電子部品に関するものである。
従来、回転式電子部品の中には、回転つまみを回転(摺動)することでその電気的出力を変化する構造のものがある(特許文献1)。この種の回転式電子部品は、ケースの下面側に摺動子を取り付けた摺動型物を設置し、ケースの上面側に前記摺動型物と一体に回転するつまみを設置し、さらに前記摺動型物の下側に基板を設置して構成されていた。そして前記回転つまみを回転すれば、これと一体に摺動型物が回転し、摺動型物に取り付けている摺動子が前記基板上に設けたパターン上を摺動し、これによってその電気的出力を変化する。なお回転つまみを回転した際にクリック感覚を生じさせるためには、さらにクリック機構用の板バネとこの板バネを係合離脱する凹凸部を設けたクリック板を取り付ける必要がある。
しかしながら上記従来の回転式電子部品においては、部品点数が多く、組み立てが煩雑であるばかりか、薄型化も図りにくいという問題点があった。
特開2002−190403号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、部品点数の削減が図れて、組み立てが容易になり、また薄型化も図れる摺動式電子部品を提供することにある。
本願請求項1に記載の発明は、摺動つまみと、前記摺動つまみの下側に設置される基板と、前記基板を載置する取付板と、前記摺動つまみと基板との間に設置される電気的機能部とを具備し、前記取付板に設けたクリック用弾接部を摺動つまみの外周に設けたクリック係合部に係合させてなるクリック機構を設けることにより、前記摺動つまみを摺動する際にクリック感覚を生じさせることを特徴とする摺動式電子部品にある。
本願請求項2に記載の発明は、前記摺動式電子部品は、前記摺動つまみの上面を露出する開口を有するケースを具備するとともに、このケースに前記取付板を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の摺動式電子部品にある。
本願請求項3に記載の発明は、前記摺動つまみは、この摺動つまみの下面に設けた摺動軸を前記取付板に設けた軸受穴に摺動自在に挿入することで軸支されると共に、前記摺動つまみの外周から外側に向けて突出したつば部に前記クリック係合部が設けられ、このつば部を前記ケースの下面に下向きに設けた当接部と前記取付板との間に挟持することで摺動つまみの上下方向の移動が規制されることを特徴とする請求項2に記載の摺動式電子部品にある。
本願請求項4に記載の発明は、前記摺動式電子部品は回転式電子部品であり、前記摺動つまみは回転つまみであり、この回転つまみは、この回転つまみの外周から半径方向外側に向けて突出したつば部に前記クリック係合部が設けられ、このつば部を前記ケースの下面に下向きに設けた当接部と前記取付板との間に挟持することで回転つまみの上下方向の移動が規制されると共に、前記ケースの下面の当接部の外周側に設けた軸支部の内側面によって回転つまみのつば部の外周側面を回転自在に軸支したことを特徴とする請求項2に記載の摺動式電子部品にある。
本願請求項5に記載の発明は、前記摺動式電子部品は回転式電子部品であり、前記摺動つまみは回転つまみであり、この回転つまみは、この回転つまみの外周から半径方向外側に向けて突出したつば部に前記クリック係合部が設けられ、且つこの回転つまみの下面に設けた回転軸を前記取付板に設けた軸受穴に回動自在に挿入することで軸支すると共に、前記軸支穴に挿入した回転軸を取付板の下面側で取付板に対して回動自在に固定することで回転つまみの上下方向の移動を規制したことを特徴とする請求項1に記載の摺動式電子部品にある。
請求項1に記載の発明によれば、摺動つまみと、基板と、基板を載置する取付板と、電気的機能部とによってクリック機構付きの摺動式電子部品が構成でき、部品点数の削減が図れ、これによって薄型化が図れると同時に組み立て工数も減って組み立て作業が容易になる。
請求項2に記載の発明によれば、摺動つまみと、ケースと、基板と、基板を載置する取付板と、電気的機能部とによってケースに固定されるクリック機構付きの摺動式電子部品が構成でき、部品点数の削減が図れ、これによって薄型化が図れると同時に、組み立て工数も減って組み立て作業が容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、摺動つまみの摺動方向の軸支と、摺動つまみの上下方向の固定とが、摺動つまみに設けた摺動軸及びつば部を利用して、取付板及びケースによって行われるので、部品点数が増加することなく、前記摺動つまみの摺動自在な固定が容易に行なえる。
請求項4に記載の発明によれば、回転つまみの回転方向の軸支と、回転つまみの上下方向の固定とが、回転つまみに設けたつば部を利用して、取付板及びケースによって行われるので、部品点数が増加することなく、前記回転つまみの回転自在な固定が容易に行なえる。
請求項5に記載の発明によれば、回転つまみの回転方向の軸支と、回転つまみの上下方向の固定とが、回転つまみに設けた回転軸を利用して、取付板によって行われるので、部品点数が増加することなく、前記回転つまみの回転自在な固定が容易に行なえる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔第一実施形態〕
図1は本発明の第一実施形態にかかる摺動式電子部品(以下「回転式電子部品」という)1−1の分解斜視図、図2は回転式電子部品1−1の概略断面図(但し図示の都合上、切断面は任意に変更してある)である。図1に示すようにこの回転式電子部品1−1は、ケース10の下側に、摺動子50を取り付けた回転つまみ30と、基板(以下この実施形態では「フレキシブル基板」という)60と、取付板80とを取り付けて構成されている。以下各構成部品について説明する。
ケース(外装ケース)10は合成樹脂を板状に成形して構成されており、その所定位置には下記する回転つまみ30のつまみ本体31を挿入する円形の貫通孔からなる開口13が設けられている。ケース10の下面の開口13の周囲には、円筒状に突出する突出部15が設けられ、突出部15の下面は当接部17となっている。つまり当接部17はケース10の下面に下向きに設けられている。一方ケース10の下面の前記突出部15の外側には、これを囲むように四つの円柱状の取付部19が突出して設けられている。各取付部19の下端面にはネジ止め穴21が設けられている。
回転つまみ30は合成樹脂を成形して構成されており、円板状の上板の外周から円筒状に側壁部31aを垂下してなるつまみ本体31と、つまみ本体31の下面中央から突出する円筒状の回転軸33と、つまみ本体31の下面の所定位置から突出する略四角柱状の摺動子取付部35とを具備して構成されている。摺動子取付部35の下面は凹状の摺動子取付面37となっており、この摺動子取付面37上には小突起状の摺動子固定部39が設けられている。また回転つまみ30のつまみ本体31の下部外周から半径方向外側に向けて突出するようにリング状のつば部41が設けられている。つば部41の外周側面(これは回転つまみ30の外周側面でもある)はクリック係合部43となっていて、クリック係合部43中には等間隔に凹状に切り欠いてなる複数のクリック用凹部45が設けられている。
摺動子50は弾性金属板製であり、基部51からU字状に折れ曲がるように二本の弾接部53,53を突出して設け、また基部51には取付孔57を設けて構成されている。
フレキシブル基板60は可撓性を有する合成樹脂フイルム61の上面の前記摺動子50に対向する位置に、スイッチパターンや抵抗体パターンからなる摺接パターン63,63(図2参照)を設け、また前記回転つまみ30の回転軸33に対向する位置には円形の貫通孔65が設けられている。貫通孔65は、回転軸33の外径寸法よりも若干大きい内径寸法に形成されている。
取付板80は前記フレキシブル基板60を載置する形状寸法の剛性を有する平板状の金属板で構成され、前記回転つまみ30の回転軸33に対向する位置には軸受穴83が設けられている。この軸受穴83は開口の周囲を下方向に少し円筒状に突出させるように加工して構成されており、その内径を前記回転つまみ30の回転軸33の外径寸法と略同一寸法に形成している。一方取付板80の前記ケース10のネジ止め穴21に対向する位置には、それぞれ貫通する小孔からなる挿通部85が設けられている。また取付板80の外周辺には取付板80と一体に設けられた上方(回転つまみ30方向)に向かって立設している下方に向く帯状でつながっている略コの字形状のクリック用弾接部87が設けられている。クリック用弾接部87の中央には回転中心軸L(図2参照)に向かって突出する突起からなる弾接部89が設けられている。
次にこの回転式電子部品1−1を組み立てるには、まず予め回転つまみ30の摺動子取付面37上に摺動子50の基部51を載置し、その際基部51に設けた取付孔57に貫通した摺動子固定部39の先端を熱カシメすることで、摺動子50を回転つまみ30に固定する。
そしてケース10の開口13にその下面側から回転つまみ30のつまみ本体31を挿入する。このとき回転つまみ30のつば部41の上面をケース10の当接部17に当接する。なお、両者の当接は回転つまみ30の回転動作を妨げない程度の軽い当接である。
次に回転つまみ30の下面側に、フレキシブル基板60を載置した取付板80を配置し、その際取付板80に設けた軸受穴83にフレキシブル基板60の貫通孔65を貫通した回転軸33の先端を回動自在に挿入する。このとき取付板80に設けたクリック用弾接部87の弾接部89は、回転つまみ30のクリック係合部43に弾接する。
そして取付板80の各挿通部85にその下面側からネジ90を挿入してそのネジ部91をケース10のネジ止め穴21に螺合してネジ止めすれば、この回転式電子部品1−1が完成する。
以上のようにして組み立てられた回転式電子部品1−1は、図2に示すように、回転つまみ30の回転軸33の先端が取付板80の軸受穴83に回動自在に軸支され、また回転つまみ30のつば部41はケース10の当接部17と取付板80との間に挟持されて回転つまみ30の上下方向(この実施形態では回転中心軸L方向)への移動が規制され、これによって回転つまみ30は回動自在に位置決めされる。また取付板80に設けた回転半径方向に弾性変形するクリック用弾接部87は弾接部89を介して回転つまみ30のクリック係合部43に弾接しており、これによってクリック機構が構成されている。またこのとき摺動子50の弾接部53,53はフレキシブル基板60の摺接パターン63,63に弾接しており、これによって電気的機能部が構成されている。
つまりこの第一実施形態には、本願請求項1に記載の、回転つまみ(摺動つまみ)30と、回転つまみ30の下側に設置されるフレキシブル基板60と、フレキシブル基板60を載置する取付板80と、回転つまみ30とフレキシブル基板60との間に設置される電気的機能部(摺動子50と摺接パターン63,63)とを具備し、取付板80に設けたクリック用弾接部87を回転つまみ30の外周に設けたクリック係合部43に係合させてなるクリック機構を設けることにより、回転つまみ30を回転する際にクリック感覚を生じさせる回転式電子部品(摺動式電子部品)1−1、が開示されている。またこの第一実施形態には、本願請求項2に記載の、前記回転式電子部品(摺動式電子部品)1−1は、回転つまみ30の上面を露出する開口13を有するケース10を具備するとともに、このケース10に取付板80を取り付けた構成、が開示されている。またこの第一実施形態には、本願請求項3に記載の、回転つまみ30は、この回転つまみ30の下面に設けた回転軸(摺動軸)33を取付板80に設けた軸受穴83に回動自在(摺動自在)に挿入することで軸支されると共に、回転つまみ30の外周から半径方向外側に向けて突出したつば部41にクリック係合部43が設けられ、このつば部41をケース10の下面に下向きに設けた当接部17と取付板80との間に挟持することで回転つまみ30の上下方向(回転中心軸L方向)の移動が規制される構成、が開示されている。
そして以上のように構成された回転式電子部品1−1において、回転つまみ30を回転すると、摺動子50が摺接パターン63,63上を摺動し、その電気的出力が変化する。即ち摺接パターン63,63がスイッチパターンであればスイッチが切り替わり、摺接パターン63,63が抵抗体パターンであれば抵抗値が変化する。同時にクリック用弾接部87の弾接部89がクリック係合部43のクリック用凹部45に係合・離脱することで、その回転にクリック感覚を生じる。
上記構成の回転式電子部品1−1によれば、回転つまみ30自体に摺動子50を取り付けることで回転つまみ30自体に摺動型物の機能を持たせたので、摺動型物を省略できる。またフレキシブル基板60を載置するために設置した取付板80自体にクリック用弾接部87を設け、このクリック用弾接部87を回転つまみ30の外周に設けたクリック係合部43に係合させることでクリック機構を構成したのでクリック機構のために別途部品が増えることもない。つまりこの実施形態においては、回転つまみ30と、回転つまみ30を露出するケース10と、フレキシブル基板60と、フレキシブル基板60を載置する取付板80のみによって、ケース10に固定されるクリック機構付きの回転式電子部品1−1が構成でき、部品点数の削減が図れ、これによって薄型化が図れると同時に組み立て工数も減って組み立て作業が容易になる。
ところで上記第一実施形態では本発明にかかる摺動式電子部品を回転式電子部品に適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば一方向に沿って移動(摺動)するスライド式電子部品にも本発明は適用できる。具体的には、回転式電子部品1−1における開口13を回転つまみ(この場合はスライドつまみ)30が一方向に直線状にスライド移動できる開口(例えば長方形状の開口)とし、それと共につば部41も一方向にスライド移動してクリック用弾接部87にクリック係合すべく、例えば直線状に変形し、さらに貫通孔65、軸受穴83もスライドできる形状(例えば長方形状)に変形すれば良い。
〔第二実施形態〕
図3は本発明の第二実施形態にかかる回転式電子部品1−2の分解斜視図、図4は回転式電子部品1−2の概略断面図(但し図示の都合上、切断面は任意に変更してある)である。図3に示すようにこの回転式電子部品1−2は、ケース10−2の下側に、摺動子50−2を取り付けた回転つまみ30−2と、基板(以下この実施形態では「フレキシブル基板」という)60−2と、取付板80−2とを取り付けて構成されている。以下各構成部品について説明する。なお各構成部品において前記第一実施形態と同一部分には同一符号を付す。
ケース10−2は合成樹脂を板状に成形して構成されており、その所定位置には下記する回転つまみ30−2のつまみ本体31を挿入する円形の貫通孔からなる開口13が設けられている。ケース10−2の下面の開口13の周囲には、円筒状に突出する突出部15が設けられ、突出部15の下面は当接部17となっている。当接部17はケース10の下面に下向きに設けられている。またこの実施形態においては、ケース10−2の下面の前記突出部15の外周側に、三つの円弧状に突出する板状の軸支部23が設けられている。これら軸支部23は前記突出部15下面の当接部17よりもさらに少し下方向に突出する高さ寸法を有し、少なくとも各軸支部23の当接部17よりも下方向に突出している部分の内側面231は、その全体が一つの円を形成しており、この円の内径は、下記する回転つまみ30−2のつば部41の外径寸法と略同一に形成されている。
回転つまみ30−2は合成樹脂を成形して構成されており、円板状の上板の外周から円筒状に側壁部31aを垂下してなるつまみ本体31と、つまみ本体31の下面の所定位置から突出する略四角柱状の摺動子取付部35とを具備している。摺動子取付部35の下面は凹状の摺動子取付面37となっており、この摺動子取付面37上には小突起状の摺動子固定部39が設けられている。また回転つまみ30−2のつまみ本体31の下部外周から半径方向外側に向けて突出するようにリング状のつば部41が設けられている。つば部41の外周側面(これは回転つまみ30の外周側面でもある)はクリック係合部43となっていて、クリック係合部43中には等間隔に凹状に切り欠いてなる複数のクリック用凹部45が設けられている。
摺動子50は弾性金属板製であり、基部51からU字状に折れ曲がるように二本の弾接部53,53を突出して設け、また基部51には取付孔57を設けて構成されている。
フレキシブル基板60−2は可撓性を有する合成樹脂フイルム61の上面の前記摺動子50に対向する位置に、スイッチパターンや抵抗体パターンからなる摺接パターン63,63(図4参照)を設けている。
取付板80−2は前記フレキシブル基板60を載置する形状寸法の剛性を有する金属板で構成され、取付板80−2の前記ケース10−2の各ネジ止め穴21に対向する位置には、それぞれ貫通する小孔からなる挿通部85が設けられている。また取付板80−2の外周辺には取付板80−2と一体に設けられた上方(回転つまみ30−2方向)に向かって立設している略下方向に向く帯状でつながっている略コの字形状のクリック用弾接部87が設けられている。クリック用弾接部87の中央には回転中心軸L(図4参照)に向かって突出する突起からなる弾接部89が設けられている。
次にこの回転式電子部品1−2を組み立てるには、まず予め回転つまみ30−2の摺動子取付面37上に摺動子50−2の基部51を載置し、その際基部51に設けた取付孔57に貫通した摺動子固定部39の先端を熱カシメすることで、摺動子50−2を回転つまみ30−2に固定する。
そしてケース10−2の開口13にその下面側から回転つまみ30−2のつまみ本体31を挿入する。このとき回転つまみ30−2のつば部41の上面をケース10−2の当接部17に当接し、同時につば部41の外周側面、即ちクリック係合部43の面を軸支部23の当接部17よりも下方向に突出している部分の内側に挿入する。このとき軸支部23の内側面231は回転つまみ30−2のつば部41の外径寸法と略同一に形成されているので、つば部41の外周側面は軸支部23の内側面231に摺接し、これによって回転つまみ30はケース10に回動自在に軸支される。なお、つば部41の上面と当接部17との当接は回転つまみ30の回転動作を妨げない程度の軽い当接である。
次に回転つまみ30−2の下面側に、フレキシブル基板60−2を載置した取付板80−2を配置する。このとき取付板80−2に設けたクリック用弾接部87の弾接部89は、回転つまみ30−2のクリック係合部43に弾接する。
そして取付板80−2の各挿通部85にその下面側からネジ90を挿入してそのネジ部91をケース10−2のネジ止め穴21に螺合してネジ止めすれば、この回転式電子部品1−2が完成する。
以上のようにして組み立てられた回転式電子部品1−2は、図4に示すように、回転つまみ30−2の外周側面であるつば部41の外周側面がケース10−2の軸支部23の内側面231に回動自在に軸支され、また回転つまみ30−2のつば部41はケース10−2の当接部17と取付板80−2との間に挟持されて回転つまみ30−2の上下方向(回転軸L方向)への移動が規制され、これによって回転つまみ30−2は回動自在に位置決めされる。また取付板80−2に設けた回転半径方向に弾性変形するクリック用弾接部87は弾接部89を介して回転つまみ30−2のクリック係合部43に弾接している。またこのとき摺動子50−2の弾接部53,53はフレキシブル基板60−2の摺接パターン63,63に弾接しており、これによって電気的機能部が構成されている。
つまり第二実施形態には、本願請求項1に記載の、回転つまみ30−2と、回転つまみ30−2の下側に設置されるフレキシブル基板60−2と、フレキシブル基板60−2を載置する取付板80−2と、回転つまみ30−2とフレキシブル基板60−2との間に設置される電気的機能部(摺動子50と摺接パターン63,63)とを具備し、取付板80−2に設けたクリック用弾接部87を回転つまみ30−2の外周に設けたクリック係合部43に係合させてなるクリック機構を設けることにより、回転つまみ30−2を回転する際にクリック感覚を生じさせる回転式電子部品1−2、が開示されている。またこの第二実施形態には、本願請求項2に記載の、前記回転式電子部品1−2は、回転つまみ30−2の上面を露出する開口13を有するケース10−2を具備するとともに、このケース10−2に取付板80−2を取り付けた構成、が開示されている。またこの第二実施形態には、本願請求項4に記載の、前記回転つまみ30−2は、回転つまみ30−2の外周から半径方向外側に向けて突出したつば部41にクリック係合部43が設けられ、このつば部43をケース10−2の下面に下向きに設けた当接部17と取付板80−2との間に挟持することで回転つまみ30−2の上下方向(回転中心軸L方向)の移動が規制されると共に、ケース10−2の下面の当接部17の外周側に設けた軸支部23の内側面231によって回転つまみ30−2のつば部41の外周側面を回転自在に軸支した構成、が開示されている。
そして以上のように構成された回転式電子部品1−2において、回転つまみ30−2を回転すると、摺動子50−2が摺接パターン63,63上を摺動し、その電気的出力を変化する。同時にクリック用弾接部87の弾接部89がクリック係合部43のクリック用凹部45に係合・離脱することで、その回転にクリック感覚を生じる。
上記構成の回転式電子部品1−2によれば、回転つまみ30−2自体に摺動子50−2を取り付けることで回転つまみ30−2自体に摺動型物の機能を持たせたので、摺動型物を省略できる。またフレキシブル基板60−2を載置するために設置した取付板80−2自体にクリック用弾接部87を設け、このクリック用弾接部87を回転つまみ30−2の外周に設けたクリック係合部43に係合させることでクリック機構を構成したのでクリック機構のために別途部品が増えることもない。つまりこの実施形態においては、回転つまみ30−2と、回転つまみ30−2を露出するケース10−2と、フレキシブル基板60−2と、フレキシブル基板60−2を載置する取付板80−2のみによって、ケース10−2に固定されるクリック機構付きの回転式電子部品1−2が構成でき、部品点数の削減が図れ、これによって薄型化が図れると同時に、組み立て工数も減って組み立て作業が容易になる。
なおこの実施形態は、第一実施形態と相違し、回転つまみ30−2の下面中央に回転軸33を設けていないので、回転つまみ30−2の下面中央にスペースが生じる。そこで例えばこのスペースを利用して、この回転式電子部品の中央に押釦スイッチ等の他の機構を設置しても良い。具体的に言えば、回転つまみ30−2の中央に開口を設け、この開口内に押釦つまみを上下動自在に収納してその上面を回転つまみ30−2の表面に露出すると同時に、この押釦つまみの真下のフレキシブル基板60−2上に前記押釦つまみの押圧部によってオンオフされるスイッチ接点を設置して構成する。
〔第三実施形態〕
図5は本発明の第三実施形態にかかる回転式電子部品1−3の分解斜視図、図6は回転式電子部品1−3の概略断面図(但し図示の都合上、切断面は任意に変更してある)である。図5に示すようにこの回転式電子部品1−3は、摺動子50−3を取り付けた回転つまみ30−3と、基板(以下この実施形態では「フレキシブル基板」という)60−3と、取付板80−3と、固定部材100−3とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
回転つまみ30−3は合成樹脂を成形して構成されており、円板状の上板の外周から円筒状に側壁部31aを垂下してなるつまみ本体31と、つまみ本体31の下面中央から突出する円筒状の回転軸33と、つまみ本体31の下面の所定位置から突出する略四角柱状の摺動子取付部35とを具備して構成されている。摺動子取付部35の下面は凹状の摺動子取付面37となっており、この摺動子取付面37上には小突起状の摺動子固定部39が設けられている。また回転つまみ30−3のつまみ本体31の下部外周から半径方向外側に向けて突出するようにリング状のつば部41が設けられている。つば部41の外周側面(これは回転つまみ30−3の外周側面でもある)はクリック係合部43となっていて、クリック係合部43中には等間隔に凹状に切り欠いてなる複数のクリック用凹部45が設けられている。また回転軸33の下面中央には、ネジを螺合するネジ止め穴47が設けられている。
摺動子50は弾性金属板製であり、基部51からU字状に折れ曲がるように二本の弾接部53,53を突出して設け、また基部51には取付孔57を設けて構成されている。
フレキシブル基板60−3は可撓性を有する合成樹脂フイルム61の上面の前記摺動子50に対向する位置に、スイッチパターンや抵抗体パターンからなる摺接パターン63,63(図6参照)を設け、また前記回転つまみ30−3の回転軸33に対向する位置には円形の貫通孔65が設けられている。貫通孔65は、回転軸33の外径寸法よりも若干大きい内径寸法に形成されている。
取付板80−3は前記フレキシブル基板60−3を載置する形状寸法の剛性を有する金属板で構成され、前記回転つまみ30−3の回転軸33に対向する位置には軸受穴83が設けられている。この軸受穴83は開口の周囲を下方向に少し円筒状に突出させるように加工して構成されており、その内径を前記回転つまみ30−3の回転軸33の外径寸法と略同一寸法に形成している。一方取付板80−3の外周辺には取付板80−3と一体に設けられた上方(回転つまみ30−3方向)に向かって立設している略下方に向く帯状でつながっている略コの字形状のクリック用弾接部87が設けられている。クリック用弾接部87の中央には、回転中心軸L(図6参照)に向かって突出する突起からなる弾接部89が設けられている。
固定部材100−3は、金属又は成形樹脂を略円板状に形成して構成されており、その中央には貫通孔101が設けられ、またその上面には前記取付板80−3の下面側に突出する軸受穴83を収納する凹部103(図6参照)が設けられている。
次にこの回転式電子部品1−3を組み立てるには、図5において、まず予め回転つまみ30−3の摺動子取付面37上に摺動子50−3の基部51を載置し、その際基部51に設けた取付孔57に貫通した摺動子固定部39の先端を熱カシメすることで、摺動子50−3を回転つまみ30−3に固定する。
次に回転つまみ30−3の下面側に、フレキシブル基板60−3を載置した取付板80−3を配置し、その際取付板80−3に設けた軸受穴83にフレキシブル基板60−3の貫通孔65を貫通した回転軸33の先端を回動自在に挿入する。このとき取付板80−3に設けたクリック用弾接部87の弾接部89は、回転つまみ30−3のクリック係合部43に弾接する。
そして取付板80−3の軸受穴83をその下面側から塞ぐように固定部材100−3を設置し、固定部材100−3に設けた貫通孔101にその下側からネジ110を挿入してそのネジ部111を回転つまみ30−3のネジ止め穴47に螺合してネジ止めすれば、この回転式電子部品1−3が完成する。
以上のようにして組み立てられた回転式電子部品1−3は、図6に示すように、回転つまみ30−3の回転軸33の先端が取付板80−3の軸受穴83に回動自在に軸支され、また回転つまみ30−3は固定部材100−3によって取付板80−3等に一体化され、これによって回転つまみ30−3は取付板80−3上に回動自在に位置決めされる。また取付板80−3に設けた回転半径方向に弾性変形するクリック用弾接部87は弾接部89を介して回転つまみ30−3のクリック係合部43に弾接している。またこのとき摺動子50−3の弾接部53,53はフレキシブル基板60−3の摺接パターン63,63に弾接しており、これによって電気的機能部が構成されている。
なおこの回転式電子部品1−3を構成するのに、ケース10−3は不要であるが、実際にこの回転式電子部品1−3を電気機器に装着する場合は、図6に示すように、ケース10−3の開口13内に回転式電子部品1−3の回転つまみ30−3の上面が露出するように、この回転式電子部品1−3をケース10−3に対して設置し、前記各実施形態と同様に、取付板80−3に別途設けた挿通部85(図5には示さず)にその下面側からネジ90を挿入してそのネジ部91をケース10−3に設けたネジ止め穴21に螺合してネジ止めすればよい。
つまりこの第三実施形態には、本願請求項1に記載の、回転つまみ30−3と、回転つまみ30−3の下側に設置されるフレキシブル基板60−3と、フレキシブル基板60−3を載置する取付板80−3と、回転つまみ30−3とフレキシブル基板60−3との間に設置される電気的機能部(摺動子50−3と摺接パターン63,63)とを具備し、取付板80−3に設けたクリック用弾接部87を回転つまみ30−3の外周に設けたクリック係合部43に係合させてなるクリック機構を設けることにより、回転つまみ30−3を回転する際にクリック感覚を生じさせる回転式電子部品1−3、が開示されている。またこの第三実施形態には、本願請求項5に記載の、前記回転つまみ30−3は、この回転つまみ30−3の外周から半径方向外側に向けて突出したつば部41にクリック係合部43が設けられ、且つこの回転つまみ30−3の下面に設けた回転軸33を取付板80−3に設けた軸受穴83に回動自在に挿入することで軸支されると共に、軸支穴83に挿入した回転軸33を取付板80−3の下面側で取付板80−3に対して回動自在に固定することで回転つまみ30−3の上下方向(回転中心軸L方向)の移動を規制した構成、が開示されている。
そして以上のように構成された回転式電子部品1−3において、回転つまみ30−3を回転すると、摺動子50−3が摺接パターン63,63上を摺動し、その電気的出力を変化する。即ち摺接パターン63,63がスイッチパターンであればスイッチが切り替わり、摺接パターン63,63が抵抗体パターンであれば抵抗値が変化する。同時にクリック用弾接部87の弾接部89がクリック係合部43のクリック用凹部45に係合・離脱することで、その回転にクリック感覚を生じる。
上記構成の回転式電子部品1−3によれば、回転つまみ30−3自体に摺動子50−3を取り付けることで回転つまみ30−3自体に摺動型物の機能を持たせたので、摺動型物を省略できる。またフレキシブル基板60−3を載置するために設置した取付板80−3自体にクリック用弾接部87を設け、このクリック用弾接部87を回転つまみ30−3の外周に設けたクリック係合部43に係合させることでクリック機構を構成したのでクリック機構のために別途部品が増えることもない。また回転つまみ30−3は固定部材100−3によって取付板80−3に固定されるので、回転つまみ30−3を回動自在に固定するためにケース10を利用する必要もない。つまりこの実施形態においては、回転つまみ30−3と、フレキシブル基板60−3と、フレキシブル基板60−3を載置する取付板80−3と、固定部材100−3のみによってクリック機構付きの回転式電子部品1−3が構成でき、部品点数の削減が図れ、これによって薄型化が図れると同時に、組み立て工数も減って組み立て作業が容易になる。
なお上記各実施形態ではつば部41にクリック係合部43を設けたが、つば部41を設けず、直接回転つまみ30のつまみ本体31の外周側面の側壁部31aにクリック係合部43を設け、このクリック係合部43を弾接部89と係合させても良い。なおその場合、側壁部31aのクリック係合部43はケース10の開口13内にあることが好ましい。また上記各実施形態ではつば部41の外周側面にクリック係合部43を設けたが、つば部41の下面(取付板80と対向する面)外周と弾接部89とを係合させても良い。なお取付板80は合成樹脂で構成しても良い。また上記第一,第二実施形態ではつば部41の上面をケース10の当接部17に当接させたが、両者間に若干の間隙を設けても良い。この場合、回転つまみ30,30−2の回転動作がさらにスムーズになる。
以上本明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では電気的機能部を、摺動子50と摺接パターン63,63とを用いて構成したが、電気的機能部の構成は種々の変形が可能であり、要は回転つまみと基板との間に設置され、回転つまみの回転によってその電気的出力を変化する構造の電気的機能部であれば、どのような構造の電気的機能部であっても良い。また回転つまみ、ケース、基板(フレキシブル基板)、取付板、クリック機構の各部の形状、構造、材質に種々の変形が可能であることはいうまでもない。
本発明の第一実施形態にかかる回転式電子部品1−1の分解斜視図である。 回転式電子部品1−1の概略断面図である。 本発明の第二実施形態にかかる回転式電子部品1−2の分解斜視図である。 回転式電子部品1−2の概略断面図である。 本発明の第三実施形態にかかる回転式電子部品1−3の分解斜視図である。 回転式電子部品1−3の概略断面図である。
符号の説明
1−1 回転式電子部品(摺動式電子部品)
10 ケース
13 開口
15 突出部
17 当接部
19 取付部
21 ネジ止め穴
30 回転つまみ(摺動つまみ)
31 つまみ本体
33 回転軸(摺動軸)
35 摺動子取付部
41 つば部
43 クリック係合部(クリック機構)
45 クリック用凹部(クリック機構)
50 摺動子(電気的機能部)
60 フレキシブル基板(基板)
63 摺接パターン(電気的機能部)
65 貫通孔
80 取付板
83 軸受穴
87 クリック用弾接部(クリック機構)
89 弾接部
1−2 回転式電子部品
10−2 ケース
30−2 回転つまみ
50−2 摺動子
60−2 フレキシブル基板(基板)
80−2 取付板
23 軸支部
231 内側面
1−3 回転式電子部品
10−3 ケース
30−3 回転つまみ
50−3 摺動子
60−3 フレキシブル基板(基板)
80−3 取付板
100−3 固定部材

Claims (5)

  1. 摺動つまみと、
    前記摺動つまみの下側に設置される基板と、
    前記基板を載置する取付板と、
    前記摺動つまみと基板との間に設置される電気的機能部とを具備し、
    前記取付板に設けたクリック用弾接部を摺動つまみの外周に設けたクリック係合部に係合させてなるクリック機構を設けることにより、前記摺動つまみを摺動する際にクリック感覚を生じさせることを特徴とする摺動式電子部品。
  2. 前記摺動式電子部品は、前記摺動つまみの上面を露出する開口を有するケースを具備するとともに、このケースに前記取付板を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の摺動式電子部品。
  3. 前記摺動つまみは、この摺動つまみの下面に設けた摺動軸を前記取付板に設けた軸受穴に摺動自在に挿入することで軸支されると共に、前記摺動つまみの外周から外側に向けて突出したつば部に前記クリック係合部が設けられ、このつば部を前記ケースの下面に下向きに設けた当接部と前記取付板との間に挟持することで摺動つまみの上下方向の移動が規制されることを特徴とする請求項2に記載の摺動式電子部品。
  4. 前記摺動式電子部品は回転式電子部品であり、前記摺動つまみは回転つまみであり、
    この回転つまみは、この回転つまみの外周から半径方向外側に向けて突出したつば部に前記クリック係合部が設けられ、このつば部を前記ケースの下面に下向きに設けた当接部と前記取付板との間に挟持することで回転つまみの上下方向の移動が規制されると共に、前記ケースの下面の当接部の外周側に設けた軸支部の内側面によって回転つまみのつば部の外周側面を回転自在に軸支したことを特徴とする請求項2に記載の摺動式電子部品。
  5. 前記摺動式電子部品は回転式電子部品であり、前記摺動つまみは回転つまみであり、
    この回転つまみは、この回転つまみの外周から半径方向外側に向けて突出したつば部に前記クリック係合部が設けられ、且つこの回転つまみの下面に設けた回転軸を前記取付板に設けた軸受穴に回動自在に挿入することで軸支すると共に、前記軸支穴に挿入した回転軸を取付板の下面側で取付板に対して回動自在に固定することで回転つまみの上下方向の移動を規制したことを特徴とする請求項1に記載の摺動式電子部品。
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