JP2005317097A - レーザーパワー制御装置および方法 - Google Patents

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真弥 清水
Yoshiyuki Miyahashi
佳之 宮端
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Abstract

【課題】光ディスクの記録において、レーザーパルス発光のボトムパワーを検出せずに常に閾値電流を印加することでピークパワーへの立ち上り時間を最小にする。
【解決手段】記録レーザー発光から平均レベル検出部で検出したパルス平均レベルよりピークレベル算出部107でピークレベルを算出し、またスペース部検出部108で検出したスペースレベルによりを検出し、駆動電流演算部にて閾値電流ithを算出することにより、ボトムパワーを発光するための電流設定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクに情報を記録する光ディスク装置のレーザー制御装置およびレーザー制御方法に関する。
近年、コンピュータで扱う情報量の増加に対応するため、また情報量の多い動画を保存するために大容量の記録可能な光ディスクが提案されている。光ディスクに情報を記録する場合、半導体レーザーにより高パワーのレーザーを光ディスクに照射し、マーク部(低反射率)及びスペース部(高反射率)を形成することにより行う。ここで、光ディスクに対し不適正なパワーで照射すると光ディスクへ正しく情報が記録できず、その後読み出す事ができなくなる。また、半導体レーザーには駆動電流に対する出力パワーの特性として、電流を印加しても発光しない不感帯があり、不感帯を超えると、駆動電流にほぼ比例した発光パワーが得られる。レーザーが発光を開始する電流値を閾値電流、発光中の駆動電流と発光パワーの比率をスリープ効率と呼ぶ。ここで、閾値電流とスロープ効率は温度によって大きく変化するため、適正なパワーを出力するには常に駆動電流を制御する必要がある。
特開2000−133873号公報
光ディスクへの記録のためのレーザー制御において、マーク部形成の為にパルス状にレーザーを高速に発光する。ここで低レベル側のパワー(以降、ボトムパワーと呼ぶ)を0mWとする場合、レーザーへの駆動電流は閾値電流以下とするが、ここで駆動電流を0mAとするとパルス発光の高レベルパワー(以降ピークパワーと呼ぶ)への立ち上がり時間がかかり、正しくパルス発光ができない。また、パルス発光の周波数が高い場合、低帯域検出回路ではボトムパワーのレベルを直接検出し駆動電流を制御することができない。
本発明はマーク部形成の為のパルス状発光の平均パワーと、スペース部形成のためのスペースパワーを検出することにより、閾値電流を算出して駆動することによりパルス状発光のボトムパワーレベルを0mWとする事を特徴とする。
本発明はボトムパワーレベルを検出するための高帯域検出回路を必要とせず、常に閾値電流を印加することによるボトムパワー0mW維持により、ピークパワー発光への立ち上り時間を最小にできるという利点がある。
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1におけるレーザーパワー制御方式を搭載する光ディスク装置の構成図を示す。半導体レーザー103はレーザー駆動部104からの出力電流に応じてレーザー発光を行う。
レーザー駆動部104の詳細を図2に示す。駆動電流演算部109からの電流設定信号により、ピーク電流源201、スペース電流源202、及びボトム電流源203はそれぞれピーク駆動電流ipk、スペース駆動電流ibs、ボトム駆動電流ibmを出力する。また記録パルス生成部110から出力されるピーク変調信号によりピーク駆動電流ipkが出力あるいは非出力となり、同様にスペース変調信号によりスペース駆動電流ibsが、ボトム変調信号によりボトム駆動電流ibsが、それぞれ出力あるいは非出力となる。以上により、駆動電流演算部109からの駆動電流設定信号とピーク変調信号、スペース変調信号、及びボトム変調信号によりレーザー駆動電流が出力され半導体レーザー103に印加される。光ディスクへの情報の記録におけるマーク部、スペース部の形成を図3に示す。図3(a)、(b)、(c)のようにピーク駆動電流ipk、スペース駆動電流ibs、ボトム駆動電流ibmを印加し、図3(d)、(e)、(f)に示すピーク変調信号、スペース変調信号、ボトム変調信号を与える事により、図3(g)に示すようにマーク形成時にはパルス状出力を、スペース形成時には一定出力を行う。
また、半導体レーザー103の駆動電流と発光パワーの関係を図4に示す。レーザーは駆動電流が閾値電流ith以下の時は発光パワーは0mWであり、駆動電流がithを超えると勾配ηにて発光する。
全体構成図である図1に説明を戻す。半導体レーザー103より出力されたレーザーは、レーザーパワー検出用ミラー111、集束レンズ102を通過して光ディスク101に照射される。また、半導体レーザー103により出力されるレーザーの一部はレーザーパワー検出用ミラー111で反射され、光検出素子105に入射する。光検出素子105は入射したレーザーのパワーレベルを電気信号に変換したパワーモニタ信号を平均レベル検出部106及び、スペース検出部108に入力する。平均レベル検出部106はパワーモニタ信号をカットオフ周波数fcのローパスフィルタにて平均化し、記録パルス生成部110から出力されるマーク部形成タイミング信号に応じてマーク部形成中のレベルであるパルス平均信号を出力する。fcとしてはマーク形成時のパルス発光を十分平均化できる周波数を設定する。パルス平均信号はピークレベル算出部107に入力され、ピークレベル算出部107は予め設定されたマーク部形成中のパルス発光のデューティTmpとパルス平均信号レベルPmpにより、数式1によってピーク信号レベルPpkを算出する。ピーク信号レベルPpkは駆動電流演算部109に出力される。
Figure 2005317097
スペース検出部108は記録パルス生成部110から出力されるスペース部形成タイミング信号に応じてスペース部形成中のレベルであるスペース信号を駆動電流演算部109に出力する。
駆動電流演算部109は入力されたピーク信号レベルを予め設定された目標ピーク信号レベルとなるように位相補償等を行いピーク駆動電流ipkを出力する。同様に入力されたスペース信号レベルを予め設定された目標スペース信号レベルとなるようにスペース駆動電流ibsを出力する。
ここで、スペース信号レベルPbs及びスペース形成中に半導体レーザー103に印加される電流ibm+ibsと、ピーク信号レベルPpk及びマーク形成中に半導体レーザー103に印加される電流ibm+ibs+ipkにより、閾値電流ithを算出する。すなわち、駆動電流iと発光パワーpの関係は、数式2で求められる勾配ηを用いて、数式3で表される。
Figure 2005317097
Figure 2005317097
従って、発光パワーp=0となる時の電流i、すなわち閾値電流ithは数式3より、次の数式4で算出できる。
Figure 2005317097
ここで、新にレーザー駆動部104に設定するボトム駆動電流ibs_newとして、ibs_new=ithを与えることにより、マーク形成中のパルス発光のボトムパワーレベルを0mWに維持する事が可能となる。
さらに、ibs_newとしてibs_new=ith−αを与えることにより、レーザーの駆動電流と発光パワーの関係が変動した場合においてもibs_new < ithなる関係を保つ事によりマーク形成中のパルス発光のボトムパワーレベルを0mWに維持する事が可能である。
本発明によるレーザー制御方式を適用する事によって、温度等による駆動電流と発光パワーの特性が大きく変動する半導体レーザーを搭載した光ディスク装置において安定な記録レーザー発光を行う事が可能となり、光ディスクに情報を記録する光ディスク装置等で有用である。
本発明の実施の形態1に於ける光ディスク装置の実施方法を示した説明図 レーザー駆動部104の内部ブロックを示す図 レーザー駆動部104の動作を示す信号波形図 レーザーの駆動電流iと発光パワーpの関係を示す図
符号の説明
101 光ディスク
102 集束レンズ
103 半導体レーザー
104 レーザー駆動部
105 光検出素子
106 平均レベル検出部
107 ピークレベル算出部
108 スペース部検出部
109 駆動電流演算部
110 記録パルス生成部
111 レーザーパワー検出用ミラー
201 ピーク電流源
202 スペース電流源
203 ボトム電流源

Claims (2)

  1. 情報を記録するためにパルス状及び一定レベルのレーザー発光を交互に光ディスクに対して行うレーザー発光手段と、
    前記レーザーに駆動電流を印加するレーザー駆動手段と、
    前記レーザー発光手段の出力からパルス状のレーザー発光時の平均レベルを検出する平均レベル検出手段と、
    前記平均レベル検出手段とパルス状発光のデューティよりパルス状発光のピークレベルを検出するピークパワー検出手段と、
    前記レーザー発光手段の出力から一定レベルのレーザー発光時のレベルを検出する定レベル検出手段と、
    前記ピークパワー検出手段の出力と前記定レベル検出手段の出力の差と前記レーザー駆動手段の出力により駆動電流とパワーの特性を検出するレーザー特性検出手段と、
    前記レーザー特性検出手段の出力から0mWの発光パワーとなる駆動電流を所定時間毎に算出し、パルス状発光のボトムレベルの駆動電流として前記レーザー駆動手段に印加することを特徴とするレーザーパワー制御装置。
  2. 情報を記録するためにパルス状及び一定レベルのレーザー発光を交互に光ディスクに対して行う第1のステップと、
    前記レーザーに駆動電流を印加する第2のステップと、
    前記パルス状のレーザー発光時の平均レベルを検出する第3のステップと、
    前記レーザー発行時の平均レベルとパルス状発光のデューティより、パルス状発光のピークレベルを検出する第4のステップと、
    前記一定レベルのレーザー発光時のレベルを検出する第5のステップと、
    前記パルス状発光のピークレベルと前記一定レベルのレーザー発光時の差と、前記駆動電流と前記レーザーのパワー特性を検出する第6のステップと、
    前記第6のステップにおいて、0mWの発光パワーとなる駆動電流を所定時間毎に算出し、パルス状発光のボトムレベルの駆動電流として前記第2のステップで印加することを特徴とするレーザーパワー制御方法。
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