JP2005316916A - 侵入強盗退散警報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 最近の侵入犯は、こそ泥でなく狂暴な強盗が頻発しており、特に殺人に至る狂悪な事件も多い。この傾向は少人数の家族に恐怖をひき起している。一旦侵入強盗に侵入されてしまうと110番の緊急通報がしにくい状態となる。
【解決手段】 パジャマのポケット等に入れ肌身離さず就寝時も無線発信型の押しボタンスイッチ1を所持し、侵入強盗が侵入した際寝床の中ででも、押しボタン11を押すことによって、家人に危害を加えられることなく110番の緊急通報が行えて安全である。この際、自蔵の電池13、23で一切の電源がまかなわれており電灯線電源を切断されていても支障ない。又システム内にタイマー3と擬音発生装置4と誤操作信号取消回路12を有しており、強盗に心理的圧迫を加え、誤操作取消も可能であり、局線電話線が強盗に切断されていても、無線で警報され支障がない。
【選択図】図1
【解決手段】 パジャマのポケット等に入れ肌身離さず就寝時も無線発信型の押しボタンスイッチ1を所持し、侵入強盗が侵入した際寝床の中ででも、押しボタン11を押すことによって、家人に危害を加えられることなく110番の緊急通報が行えて安全である。この際、自蔵の電池13、23で一切の電源がまかなわれており電灯線電源を切断されていても支障ない。又システム内にタイマー3と擬音発生装置4と誤操作信号取消回路12を有しており、強盗に心理的圧迫を加え、誤操作取消も可能であり、局線電話線が強盗に切断されていても、無線で警報され支障がない。
【選択図】図1
Description
本発明は、侵入強盗が侵入し家人の身に危害が加えられるおそれがあるときに、強盗に察知されずに、強盗の心理に圧迫を加え、かつ警察等へ緊急の110番通報を行う、通信及び通報システムに関する。
近年、セキュリティシステムは普及目ざましく無人で侵入盗の察知と、検知した際に遠隔の場所にいる警備会社等に通報し、警備員等がかけつけるシステムが多い。更に危急事態の発生の通報するシステムに於ても緊急事態の発生とその発生場所をGPSによる探知であるものがあるが、危急事態の解消までを行うものではない(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−4733号公報
本発明は、このような従来のシステムが有していた、家人を侵入強盗が加える危害から護るものでないという問題点を解決しようとするものであり、パトロールカーの接近の擬音により、侵入強盗の退散を図り、更に退散しない場合は、警察等への110番通報を行なうことにより、安寧を確保することを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、複数の小型で携帯可能な電池を内蔵した押ボタンスイッチと、該スイッチが操作されると一定の信号電波を発信する発信機と、前記発信機の少くとも一つの信号電波を受信しタイマーに従って一定時間後擬音発生機に擬音を発生する指令を発するタイマー信号発生手段であって、自蔵の電池による電源装置を有し、該信号を受け警察のパトロールカーが接近する擬音を発生する手段を有し、この電源は自蔵の電池より供給され、更に一定時間経過後所轄の警視庁等又は警備会社等へ自動的に緊急通報110番の電話をする手段を有することを特徴とする侵入強盗退散警報システムである。
また、第2の課題解決手段は、前記警報システムにおいて、所轄の警視庁等との局線の電話による通報の手段を用いないで、携帯電話等の無線電話とすることを特徴とする請求項1記載の侵入強盗退散警報システムである。
また、第3の課題解決手段は、請求項1に記載した警報システムにおいて、所轄の警視庁等との電話通報の回線を予め契約してある隣家の電話線を利用することを特徴とする請求項1記載の侵入強盗退散警報システムである。
また、第4の課題解決手段は、請求項1または請求項2または請求項3に記載した警報システムにおいて、緊急通報110番電話する手段の前に、更に指令信号の回路を切断するプッシュボタンスイッチを有し、警察等への誤報発信を未然に防止する機構を有する請求項1または請求項2または請求項3に記載する侵入強盗退散警報システムである。
また、第5の課題解決手段は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載した警報システムにおいて、擬音発生装置が発する擬音が音量が逐次次第に増大してあたかもパトロールカーが遠方より接近して来る如き感じを与える効果を有することを特徴とする侵入強盗退散警報システムである。
また、請求項1記載の警報システムにおいて、高感度カメラを具備し受信機からタイマへ電気司令信号が発せられると、該電気司令信号が前記高感度カメラにも同時に伝えられ、侵入強盗を撮影開始することを特徴とする侵入強盗退散システムである。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。侵入強盗に襲われた家庭において緊急通報110番発信することは困難である。然し本発明における小型で携帯可能であり、パジャマのポケットの中に入れ常時携行し危急の際は容易に押ボタンスイッチを押せるので危機を回避できる。更に複数の押ボタンスイッチから発信できるので家族の誰か一人が押ボタンスイッチを押すことによって危機を回避することができる。
また、第2の課題解決手段による作用は、侵入強盗が、予め侵入前に電話線を切断して侵入して来た場合でも、有効に危機回避のための緊急通報を警視庁等へ発することができる。
また、第3の課題解決手段による作用は、上述と同様に侵入強盗が、予め侵入前に電話線を切断して侵入して来た場合でも隣家より110番の緊急通報が可能である。
また、第4の課題解決手段による作用は、家人の内の幼児等による誤操作が生じた場合パトロールカーの擬音発生と共に、110番緊急通報の前に信号を遮断し平安を保ちうるものである。
また、第5の課題解決手段による作用は、室内にいる侵入強盗が、パトロールカーの擬音を聞き、遠方よりパトロールカーが次第に接近して来ているものと誤認して退散するような心理状態におちいるという効果を発揮する。
ついで、第6の課題解決の手段による作用は次の通りである。すなわち、侵入強盗が退散した後、侵入強盗の特定は困難であるが、この特定作業に有効な手がかりを与えるという効果を発揮する。
上述したように本発明の侵入強盗退散警報システムは、侵入強盗に擬音である事を感付かれることなくパトロールカーの接近を感じるので、侵入強盗は逃げ去り、家人に危害を与えることはない。更に侵入強盗が居直り退散しない場合は警視庁等への本格的な110番通報により緊急手配により警察官の急行により侵入強盗犯人の取り抑えが行われる。
図においては、1は家人がパジャマのポケットの内等に肌身につけて常に所持している押ボタンスイッチ発信機である。1は電池を内蔵しており外部電源は不要である。押ボタンを押すと電波信号を発信する。誤操作の取消スイッチも併設されている。11は信号電波発信用の押ボタンスイッチである。12は誤操作の取消スイッチである。13は内蔵電源電池であり、放電警報付きであり常に充電状態が維持される機構となっている。
発信される電波の強度は家屋の構造等に従い、受信機2の検出能力と発信機と受信機の間隔等により決定する。その間隔が40M以下の場合は微弱電波とする。その間隔が800M程度の場合は小電力型発信とする。いづれの場合も必要かつ充分な電波の強度として近隣の電子機器への電波障害の発生を回避する機構となっている。
2は押ボタンスイッチ発信機1より発信された電波を受信する受信機である。アンテナ24が電波をキャッチする。押ボタンスイッチ発信機1が家屋内の如何なる場所に移動していてもその発する電波をキャッチ出来る能力を有する。受信機2は家屋内いづれの場所にても固定設置すればよい。侵入強盗の目に触れない場所に設置される。23は充電型の電池であり、25は電内線を電源とする充電器である。電池23は充電器25によって常に完全充電に近い状態に保たれている。
5は高感度カメラである。受信機2から信号を受けて写真を撮影する。これは侵入強盗に察知されずに証拠写真をうるものである。
該カメラはITV画像撮影であってもよい。
5は高感度カメラである。受信機2から信号を受けて写真を撮影する。これは侵入強盗に察知されずに証拠写真をうるものである。
該カメラはITV画像撮影であってもよい。
3はタイマーであって、受信機2が発信する電気信号を受けて、一定時間後擬音発生機4に擬音発生の指令を発する。この際の一定時間は強盗侵入から警察官の到着までに相当する時間に設定することができるようになっている。このタイマー3は誤操作の取消スイッチ12によっていつでも切ることができる。
更に一定時間経過後、点滅する赤色灯発光器6に指令がタイマー3より発せられる。この点滅のサイクルは各地方のパトロールカーの屋上の赤色灯の回転のサイクルに合わせて設定することができる。
擬音発生機4及び赤色灯発光器の設置位置は、パトロールカーの接近と誤認せしめるように屋外に設置し、防水型とされている。
7は警視庁等へ110番通報を行う通報機である。警視庁等へ人間の言語によって急を知らせるものである。110番の呼出し信号を発する。次いで警視庁等の応答を待って、強盗が侵入している事と至急に助けに来て欲しい事と当方の住所と道順と目じるしは何であるかという事を通報するよう自動的に通報する機構となっているものである。
1 押ボタンスイッチ
11 押ボタン
12 誤操作取消スイッチ
13 内蔵電源電池
2 受信機
23 電池
24 受信用アンテナ
25 充電器
3 タイマー
4 擬音発生機
5 高感度カメラ
6 赤色灯発生機
7 通報機
8 誤操作遮断機
11 押ボタン
12 誤操作取消スイッチ
13 内蔵電源電池
2 受信機
23 電池
24 受信用アンテナ
25 充電器
3 タイマー
4 擬音発生機
5 高感度カメラ
6 赤色灯発生機
7 通報機
8 誤操作遮断機
Claims (6)
- 複数の小型で携帯可能な、電池を内蔵した押ボタンスイッチと、該スイッチが操作されると、一定の信号電波を発信する発信機と、前記発信機の少くとも一つの発信する信号電波を受信し、タイマが起動され、一定時間後擬音発生機に擬音を発生する指令電気信号をタイマーに従って発し、該タイマーは自蔵の電池による電源装置を有し、該信号を受け警察のパトロールカーが接近する擬音を発生する手段を有し、この電源は前記自蔵の電池より供給され、更に一定時間経過後、所轄の警視庁又は警備会社等へ自動的に緊急通報110番電話をする手段を有することを特徴とする侵入強盗退散警報システム。
- 請求項1記載の警報システムにおいて、所轄の警視庁等との局線の電話による通報の手段を用いないで、携帯電話等の無線電話とすることを特徴とする請求項1記載の侵入強盗退散警報システム。
- 請求項1記載の警報システムにおいて、所轄の警視庁等との電話通報の回線を予め契約してある隣家の電話線を利用することを特徴とする請求項1記載の侵入強盗退散警報システム。
- 請求項1記載の警報システムにおいて、家人の誤操作による発信を緊急通報110番電話をする前に電気信号の結果を取り消す回路がタイマー機器に組み込まれておりプッシュボタンを押すことにより誤発信を取り消しうる機構を有することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載する侵入強盗退散警報システム。
- 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載した警報システムにおいて、擬音発生装置が発する擬音が逐次次第に増大してあたかもパトロールカーが遠方より接近して来る如き感じを与える効果を有することを特徴とする侵入強盗退散警報システム。
- 請求項1記載の警報システムにおいて、高感度カメラを具備し受信機からタイマーへ電気司令信号が発せられると、該電気司令信号が前記高感度カメラにも同時に伝えられ、侵入強盗を撮影開始することを特徴とする侵入強盗退散警報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004158380A JP2005316916A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 侵入強盗退散警報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004158380A JP2005316916A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 侵入強盗退散警報システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005316916A true JP2005316916A (ja) | 2005-11-10 |
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JP2004158380A Pending JP2005316916A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 侵入強盗退散警報システム |
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JP (1) | JP2005316916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011135494A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
-
2004
- 2004-04-27 JP JP2004158380A patent/JP2005316916A/ja active Pending
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JP2011135494A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
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