JP2005314651A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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さつき 宮川
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正美 飯田
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Yumiko Yakuta
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Abstract

【課題】 起泡性が良く、かつ、洗浄後の毛髪及び肌に対し、コンディショニング効果に優れる洗浄剤組成物の提案。
【解決手段】 次の成分(A)〜(C)
(A)特定の、三次元架橋構造を有するシリコーン重合物
(B)フルオロアルキレン基含有オルガノポリシロキサン
(C)アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤
を含有する洗浄剤組成物。更に、成分(B)が特定のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンであり、更にまた、成分(D)として成分(A),成分(B)以外のオルガノポリシロキサンを含有する洗浄剤組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は洗浄剤組成物に関し、さらに詳しくは、特定の三次元架橋構造を有するシリコーン重合物、フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン、アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤を含有し、起泡性を有しかつ毛髪に対して、毛髪のまとまりや、指どおりの良さ、毛髪のなめらかさ、柔軟さ、しっとり感など、また肌に対しては、肌の柔軟さ、なめらかさ、しっとり感などの優れたコンディショニング効果を付与することが出来る洗浄剤組成物に関するものである。
シャンプーやボディーソープ、洗顔料などの洗浄剤組成物において、豊かな泡立ちは重要な品質特性である。しかしながら、起泡性を向上させるために多量の界面活性剤を配合すると、過度に脱脂されて洗浄後、毛髪がぱさつく、ごわつく、肌がかさつくなどの問題があった。そこで、これらの問題を解消するため洗浄剤組成物に炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル等の油性成分を配合したり(例えば特許文献1参照)、あるいはカチオン化セルロースやカチオン化グアーガム等のカチオン性ポリマー(例えば特許文献2及び3を参照)や、ジメチルシリコーンやポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン化合物(例えば特許文献4〜6を参照)等の配合が試みられている。これらの提案の多くは油剤やシリコーン誘導体、カチオン重合体等のコンディショニング成分を毛髪や肌表面に吸着させることで改善を図るものであるが、しかしながら、起泡性を高めるため界面活性剤の配合量が比較的多い場合には、上記の提案では吸着量が不十分となるため充分なコンディショニング効果が得られず、また逆に、良好なコンディショニング効果を得るためこれらコンディショニング成分を多量に配合すると、起泡性が低下するなど起泡性とコンディショニング効果の両方を十分満足いくものとは言い難かった。
特公昭61−001520号公報 特開平3−153618号公報 特開平4−36226号公報 特許第2611435号公報 特許第2570862号公報 特許第2911573号公報
従って、本発明の課題は、十分な泡立ちがあり、かつ、洗浄後にも毛髪や肌に対して十分なコンディショニング効果を有する洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者らは上記の問題に鑑み鋭意研究を重ねた結果、特定の三次元架橋構造を有するシリコーン重合物とフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンと、アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤を含有する洗浄剤組成物が上記課題を解決することができること、また、成分(A),成分(B)以外のオルガノポリシロキサンを更に含有することで洗浄後の髪や肌に、毛髪のまとまりや、指どおりの良さ、柔軟さ、なめらかさ、しっとり感などのコンディショニング効果が更に高まることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は次の成分(A)〜(C):
(A)下記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
SiO(4−a−b)/2 (1)
と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
2 SiO(4−c−d)/2 (2)
を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフロロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうることを特徴とする三次元架橋構造を有するシリコーン重合物〔但し、式中Rはそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0から2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。〕
(B)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン
(C)アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤
を含有する洗浄剤組成物に関するものである。また、成分(B)が下記一般式(3)で表されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンである洗浄剤組成物に関するものである。
〔式中、pは4〜6の整数である。〕
更に、成分(D)として成分(A)、成分(B)以外のオルガノポリシロキサンを含有する洗浄剤組成物に関するものであり、また、成分(D)が高重度ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・オルガノポリシロキサンブロック共重合体から選ばれる一種又は二種以上である洗浄剤組成物に関するものである。
本発明の洗浄剤組成物は、起泡性が十分あり、かつ、洗浄後の毛髪及び肌に対し、毛髪のまとまりや、指どおりの良さ、柔軟さ、なめらかさ、しっとり感などのコンディショニング効果に優れるものであった。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で用いられる成分(A)の三次元架橋構造を有する特定のシリコーン重合物は、洗浄後の毛髪や肌にコンディショニング効果を付与するために用いる他、成分(B)のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを安定に配合するため、また同時に、成分(B)を含有する化粧料の製造を容易にすることを目的として用いられるものである。成分(A)は、下記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
SiO(4−a−b)/2 (1)
と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
2 SiO(4−c−d)/2 (2)
を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうることを特徴とする三次元架橋構造を有するシリコーン重合物を示す。〔但し、式中Rはそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0から2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。〕Rとしては具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の飽和脂環式炭化水素基、フェニル基、トリル基等のアリール基、トリフルオロプロピル基、ノナフルオロヘキシル基、ヘプタデシルフルオロデシル基等のフッ素置換アルキル基等を挙げることができるが、特にメチル基及びトリフルオロプロピル基が好ましい。
有機基Rのうち、11〜60モル%がフッ素置換1価炭化水素基であることが必須である。11モル%未満であると(B)成分のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンへの親和性が乏しくなり、60モル%を超えると一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンの製造が困難になる。好ましい範囲としては、20〜50モル%である。Rとしては具体的には、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基等を挙げられるが、特にビニル基、アリル基が望ましい。
aは1.0〜2.3を示し、aが1.0より小さいと架橋度が高くなりすぎるため自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得ず、2.3より大きいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になる。より好ましい範囲としては1.2〜2.1である。
bは0.001〜1.0を示し、bが0.001より小さいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になり、1.0を超えると架橋度が高くなりすぎるため、同様に自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得なくなる。より好ましい範囲としては0.005〜0.5である。
cは1.0〜2.3を示し、cが1.0より小さいと架橋度が高くなりすぎるため自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得ず、2.3より大きいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になる。より好ましい範囲としては1.2〜2.1である。
dは0.001〜1.0を示し、dが0.001より小さいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になり、1.0を超えると架橋度が高くなりすぎるため、同様に自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得なくなる。より好ましい範囲としては0.005〜0.5である。
一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、及び一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサンは直鎖状、分岐状、環状のいずれであっても良いが、重合反応を円滑に進めるためには直鎖状であること、ないしは主として直鎖状であり、一部分岐単位を含有するものが好ましい。
本発明で用いられる成分(A)を得るには、一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、及び一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサンを、白金化合物(例えば、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体等)、又はロジウム化合物の存在下、室温又は加温下(約50℃〜120℃)で反応させればよい。反応を行う際には無溶媒で行ってもよいし、必要に応じて有機溶媒を使用してもよい。有機溶媒としては具体的には、メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等の脂肪族アルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族又は脂環式炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶剤等が挙げられる。しかしながら、化粧品用途として用いるためには、無溶媒、若しくはエタノール、2−プロパノールが好ましい。
成分(A)の特定のシリコーン重合物は、三次元架橋構造を有し、有機溶媒に不溶なものである。ここでいう有機溶媒とは、直鎖状あるいは分岐状のペンタン、ヘキサン、ドデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の脂肪族系有機溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系有機溶媒、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、デカノール等のアルコール系有機溶媒、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化有機溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系有機溶媒等の他、低粘度のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン等のシリコーン系化合物等が挙げられる。また、本発明に使用される成分(A)の特定のシリコーン重合物は自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうることを特徴とする。
成分(A)は目的に応じてその一種又は二種以上を用いることができ、その配合量は特に限定されないが、化粧料中に0.0005〜2.5質量%(以下、単に「%」と記す)が好ましく、特に0.005〜1.3%が好ましい。この範囲であれば、起泡性を損なうことなく充分なコンディショニング効果が得られ、且つ成分(B)のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを安定に配合することができる。
本発明で用いられる成分(B)のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンは、毛髪や肌の表面に均一に付着し、洗浄剤にも洗い流されない、そのため高いコンディショニング効果(毛髪のまとまりの良さ、指どおりの良さ、毛髪や肌の柔軟さ、なめらかさ、しっとり感など)が得られるものである。本発明で用いられる成分(B)は、有機基として分子中に少なくとも一つ以上のフルオロアルキル基を有するオルガノポリシロキサンを示す。フルオロアルキル基として具体的には、トリフルオロプロピル基、ノナフルオロヘキシル基、ヘプタデシルフルオロデシル基等のフッ素置換アルキル基が挙げられ、特にトリフルオロプロピル基が好ましい。
本発明で用いられる成分(B)は、25℃における粘度が200mm/s以下のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンが好ましく、特に好ましいのは20〜180mm/sである。この範囲であれば、成分(A)の特定のシリコーン重合物との親和性が良好であることから洗浄剤組成物の安定性が確保され、また、製造も簡便となると共に、毛髪や肌へのコンディショニング効果が一段と優れることからも好ましい。
本発明で用いられる成分(B)は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであっても良いが、粘度や成分(A)との親和性から、一般式(3)で示されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンが特に好ましい。
〔式中、pは4〜6の整数である。〕
具体的には、直鎖状のものとして、FL−100、X−22−819、X−22−820、X−22−821、X−22−822(信越化学工業社製)、FS−1265(東レ・ダウコーニング社製)が挙げられる。環状のものとしては、特開平09−268110号公報に記載されているものが挙げられ、例えばINCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)でトリフルオロプロピルシクロテトラシロキサン/トリフルオロプロピルシクロペンタシロキサン(KF−5002:信越化学工業社製)が挙げられる。
本発明において、成分(A)の特定のシリコーン重合物は、成分(B)のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンと混練することにより、ペースト状の組成物を得ることができる。予め、成分(A)と成分(B)を混練した組成物を製造することにより、洗浄剤組成物の製造時のハンドリングが向上し、その結果、前記化粧効果を有する安定な洗浄剤組成物が得られることから好ましい。
前記ペースト状の組成物を得るには、通常の攪拌機で行っても構わないが、剪断力下の混練処理を行うことが好ましい。これは成分(A)が有機溶媒不溶の三次元架橋構造を有しているため、成分(B)に均一溶解せず、剪断力下で充分な分散性を与えることにより、外観が滑らかなペースト状組成物が得られるためである。混練処理としては、例えば3本ロール、2本ロール、サンドグラインダー、コロイドミル、高粘度ミキサー、ガウリンホモジナイザー、ディスパーズミル等で行うことができるが、好ましくは3本ロール、高粘度ミキサー、ディスパーズミルによる方法が好ましい。
得られたペースト状の組成物の洗浄剤組成物中での配合量は、特に限定はされないが、0.01〜10%であり、好ましくは0.1〜5%である。この範囲であれば、洗浄効果、コンディショニング効果に優れ、使用感も安定性も良好な洗浄剤組成物が得られる。これらのペースト状組成物は、必要に応じて一種又は二種以上用いることができる。また、ペースト状組成物を製造する場合、成分(A)と成分(B)の質量比は5:95〜50:50が好ましく、さらに好ましくは、10:90〜30:70である。この範囲であれば、洗浄剤組成物の安定性や使用性がより向上する。
本発明で用いられる成分(C)アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤は、洗浄成分として用いられる。成分(C)の一種であるアニオン性界面活性剤としては、飽和又は不飽和脂肪酸石鹸、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、α−アシルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキル又はアルケニルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N−アシルアミノ酸
塩、スルホコハク酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アミドエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩等が挙げられる。これらのアニオン性界面活性剤は、必要に応じて一種又は二種以上用いることができる。
本発明で用いられる成分(C)の一種である両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。これらの両性界面活性剤は、必要に応じて一種又は二種以上用いることができる。
本発明に用いられる成分(C)の配合量は、特に限定はされないが、通常は1〜40%、泡立ちや汚れ落ち、安全性の面から好ましくは5〜30%の範囲で含有される。含有量がこの範囲においては、洗浄効果や使用感、使用性において良好なものが得られる。
本発明の洗浄剤組成物には、成分(D)として、成分(A),成分(B)以外のオルガノポリシロキサンを更に用いることができる、成分(D)の成分(A),成分(B)以外のオルガノポリシロキサンは、洗浄後の毛髪や肌に、例えば、毛髪のまとまりや指どおりの良さ、べたつきの低減、なめらかさなどのコンディショニング効果を更に向上させるために用いられるものである。成分(D)は、特に限定はされないが、この好ましいものとしては、高重合度ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・オルガノポリシロキサンブロック共重合体等が挙げられ、これらの一種又は二種以上用いることができる。また、その形態はオルガノポリシロキサン単体の他に、他の油剤で希釈した溶液タイプからエマルションタイプまで特に限定されない。
本発明で用いられる成分(D)の一種である高重合度ジメチルポリシロキサンとしては、シロキサン結合を骨格としたポリシロキサンで平均重合度が650以上のものを示し、具体的には、レオフローDMS−40(ライオン社製)、KF−9008、KF−9013、KF−9014、MK−15H、X−21−5495、KM−901、KM−902C、KM−910等(信越化学工業社製)、BY11−004、BY11−003、BY22−020、BY22−050A等(東レ・ダウコーニング社製)、L−45(6万)、L−45(10万)、FZ−3115、FZ−3132、FZ−4170等(日本ユニカー社製)が挙げられる。必要の応じて、これらの高重合度ジメチルポリシロキサンの一種又は二種以上用いることができる。
本発明で用いられる成分(D)の一種であるアミノ変性ポリシロキサンとしては、ポリシロキサンの分子中にアミノ基を含有するものを示し、具体的には、SM8704C等(東レ・ダウコーニング社製)、KM−907、X−52−2265、X−52−2328等(信越化学工業社製)、SS−3551、SS−3552、FZ−4671、FZ−4672等(日本ユニカー社製)が挙げられる。必要に応じて、これらのアミノ変性ポリシロキサンの一種又は二種以上用いることができる。
本発明で用いられる成分(D)の一種であるポリオキシアルキレン・オルガノポリシロキサンブロック共重合体としては、オルガノポリシロキサン部分がジメチルポリシロキサン若しくはアミノ変性ポリシロキサンであるものが好ましく、具体的にはFZ−2231、FZ−2222、FZ−2233、SILSTYLE101、SILSTYLE401等(日本ユニカー社製)が挙げられる。必要に応じて、これらのポリオキシアルキレン・オルガノポリシロキサンブロック共重合体の一種又は二種以上用いることができる。
本発明に用いられる成分(D)の配合量は、特に限定はされないが、通常は0.01〜10%、好ましくは0.1〜5%の範囲で配合される。この範囲であると、泡立ちに悪影響もなく、コンディショニング効果に一段の向上が得られる。
本発明の洗浄剤組成物には、本発明の効果を妨げない範囲で通常の洗浄剤組成物に使用される油剤、ノニオン及びカチオン界面活性剤、ゲル化剤、アルコール類、水溶性高分子、油溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、紫外線吸収剤、色素、感触調整としての粉体、保湿剤、防腐剤、抗菌剤、香料、塩類、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、清涼剤、抗炎症剤、美肌用成分(美白剤、細胞賦活剤、肌あれ改善剤、血行促進剤、皮膚収斂剤、抗脂漏剤等)、ビタミン類、アミノ酸類、核酸、ホルモン、包接化合物等を添加することができる。
また、本発明の洗浄剤組成物は、液状、乳液状、固形状、ペースト状、ゲル状等種々の形態を選択することができ、シャンプー、ボディーソープ、ハンドソープ、洗顔料等として適用することができる。
以下、本発明に関して合成例及びそれを応用した実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
合成例1 シリコーン重合物1
反応器中に下記平均組成式(4)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンを118重量部と、下記平均組成式(5)
で示されるビニル変性オルガノポリシロキサン175重量部を仕込み、塩化白金酸2重量%のジビニルテトラメチルジシロキサン溶液0.1重量部を加え、内温を70〜80℃に維持して2時間攪拌し、弾力性のあるシリコーン重合物1を得た。
合成例2 シリコーン重合物2
反応器中に下記平均組成式(6)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンを567重量部と、下記平均組成式(7)
で示されるビニル変性オルガノポリシロキサン955重量部を仕込み、塩化白金酸2重量%のジビニルテトラメチルジシロキサン溶液0.1重量部を加え、減圧下で内温を70〜80℃に維持して2時間攪拌し、弾力性のあるシリコーン重合物2を得た。
製造例1 ペースト状組成物1の調製
合成例1のシリコーン重合物1を20重量部と、テトラ−3,3,3−トリフルオロプロピルテトラメチルシクロテトラシロキサン/ペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサン混合物(1/1重量比、粘度60mm/s)80重量部を混合し、3本ロールで充分混練することにより、チキソトロピー性を持つ、半透明なペースト状組成物1を得た。
製造例2 ペースト状組成物2の調製
合成例2のシリコーン重合物2を30重量部と、下記平均組成式(8)
で示されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン(粘度150mm/s)70重量部を混合し、3本ロールで充分混練することにより、チキソトロピー性を持つ、半透明なペースト状組成物2を得た。
実施例1〜3及び比較例1〜4 シャンプ−
表1に示す各組成のシャンプーを下記製法により調整し、その使用感及び使用性について下記の方法に従い、評価を行なった。
(評価方法)
女性20名の専門パネルにより、使用テストを実施し、起泡性、洗髪後の髪のまとまり具合、なめらかさ、しっとり感についてパネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し評点を付け、各試料毎にパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定し、その結果は表1に併せて示す。
(絶対評価)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(4段階判定基準)
(評点平均値) :(判定)
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
1点を超えて3点以下:やや不良 :△
1点以下 :不良 :×
(安定性評価)
40℃に各サンプルをセットし、一ヵ月後の外観を目視にて観察し評価した。
(判定基準)
○:外観上変化なし
△:キメや外観にわずかに変化が見られる。
×:明らかに分離や凝集が見られる。
(製造方法)
A:成分1〜6及び13、15を均一に混合する。
B:成分7〜12を均一に混合する。
C:AにB、成分14を加え、均一に混合しシャンプーを得た。
表1の結果から明らかなように、本発明の実施例1〜3のシャンプーは、起泡性、洗髪後の髪のまとまりぐあい、髪のなめらかさ、髪のしっとり感において、極めて優れた効果を示すものであった。特に成分(D)の特定のオルガノポリシロキサンを含有する実施例2、3は髪のまとまり具合や髪のなめらかさなどの使用感が更に優れていた。
一方、特に成分(A)の特定のシリコーン重合物と成分(B)のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを用いない比較例1〜4は評価項目全般に劣り、成分(D)の特定のオルガノポリシロキサンやポリエーテル変性シリコーンなどを配合しても充分なコンディショニング効果が得られなかった。油剤としてスクワランを配合した比較例4では、コンディショニング効果は少し高まるが、起泡性に劣るものであった。また、スクワランを加えた比較例4では、経時安定性も劣るものであった。
実施例4〜5及び比較例5〜7 ボディーソ−プ
表2に示す組成でボディーソープ調製し、前述の評価方法に従い、女性20名の専門パネルにより、使用テストを実施し、起泡性、洗浄後の肌の柔軟性、しっとり感、すべすべ感について評価を行なった。また安定性評価も前述の判定基準に従って実施した。得られた結果を表2に併せて示す。
(製造方法)
A:成分1〜5を加熱溶解し、70℃に保つ。
B:成分6〜8を均一に混合する。
C:成分9、12、13を加熱混合し、70℃に保つ
D:CにAを加え混合する。
E:DにB、10、11を加え冷却し、ボディーソープを得た。
表2の結果から明らかなように、本発明の実施例4〜5のボディーソープは比較例5〜7と比較して、起泡性、洗浄後の肌の柔軟性、しっとり感、すべすべ感において、極めて優れた効果を示すものであった。
一方、特に成分(A)の特定のシリコーン重合物と成分(B)のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを用いない比較例5〜7は評価項目全般に劣り、成分(D)の特定のオルガノポリシロキサン(比較例5)やカチオン高分子(比較例6)などを配合しても、後肌の柔軟性やしっとり感が充分には得られなかった。油剤としてスクワランを配合した比較例7では、しっとり感や柔軟性は少し高まるが、起泡性に劣るものであった。また、スクワランを加えた比較例7では、経時安定性も劣るものであった。
実施例6 洗顔クリーム
(成分) (%)
1.ステアリン酸 5.0
2.パルミチン酸 10.0
3.ミリスチン酸 10.0
4.ラウリン酸 5.0
5.オレイルアルコール 1.5
6.ペースト状組成物2(製造例2) 0.2
7.高重合度ジメチルポリシロキサン*7 0.1
8.グリセリン 18.0
9.水酸化カリウム 6.0
10.防腐剤 適量
11.香料 適量
12.精製水 残量
*7:KF−96H−6000cs(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分1〜6を70℃で加熱溶解後、成分7を添加して均一に混合する。
B.成分8〜12を加熱し70℃にする。
C.70℃でBにAを攪拌しながら徐々に加え、攪拌しながら中和後、冷却し、洗顔クリームを得た。
実施例6の洗顔クリームは、起泡性が良く、コクのある泡質に優れ、洗浄後の肌の柔軟性、滑らかさ、しっとり感、エモリエント効果に優れた、良好な感触のものであった。
実施例7 ジェル状洗顔料
(成分) (%)
1.1,3−ブチレングリコール 10.0
2.グリセリン 5.0
3.シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン*8 2.0
4.ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2.0
5.ペースト状組成物1(製造例1) 0.5
6.ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 2.0
7.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 10.0
8.精製水 残量
9.防腐剤 適量
10.香料 適量
11.高重合度ジメチルポリシロキサン
エマルション*9 0.5
*8:KF−6100(信越化学工業社製)
*9:KM−897(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分1〜4を均一に混合する。
B.Aに成分5〜11を加えて均一混合し、ジェル状洗顔料を得た。
実施例7のジェル状洗顔料は、起泡性に優れ、洗浄後の肌の柔軟性、滑らかさ、しっとり感、エモリエント効果に優れた、良好な感触のものであった。
実施例8 コンディショニングシャンプー
(成分) (%)
1.ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル
硫酸ナトリウム 20.0
2.ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 12.0
3.POE(12)ラウリルエーテル 5.0
4.エチレングリコールジステアレート 5.0
5.アミノ変性シリコーンエマルション*10 2.0
6.ペースト状組成物1(製造例1) 0.1
7.カチオン化グアーガム*11 0.1
8.防腐剤 適量
9.香料 適量
10.精製水 残量
*10:SM8704C(東レ・ダウコーニング社製)
*11:JAGUAR C−14S(ローディア社製)
(製造方法)
A.成分1〜10を均一に混合し、コンディショニングシャンプーを得た。
実施例8のコンディショニングシャンプーは、起泡性が良く、泡量も十分にあり、洗髪後の毛髪の柔軟性、滑らかさ、しっとり感、エモリエント効果に優れた、良好な感触のものであった。

Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(C):
    (A)下記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
    SiO(4−a−b)/2 (1)
    と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
    2 SiO(4−c−d)/2 (2)
    を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフロロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうることを特徴とする三次元架橋構造を有するシリコーン重合物〔但し、式中Rはそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0から2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。〕
    (B)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン
    (C)アニオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤
    を含有する洗浄剤組成物。
  2. 請求項1記載の成分(B)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンが、下記一般式(3)で表されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン
    〔式中、pは4〜6の整数である。〕
    である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 更に、成分(D)として、成分(A)、成分(B)以外のオルガノポリシロキサンを含有することを特徴とする請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
  4. 成分(D)が、高重合度ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・オルガノポリシロキサンブロック共重合体から選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項3記載の洗浄剤組成物。
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