JP2005314102A - 排出用紙の積載器具 - Google Patents

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Yoshikazu Kimura
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Masahito Tsuchiya
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Abstract

【課題】 印刷機やラミネーター等の紙加工機により加工後に排出される加工を施された用紙を順次積載収容する排出用紙の積載器具において、大掛かりで複雑で高価な装置を必要とせず、コンパクトで単純で安価な排出用紙の積載器具を提供する。
【解決手段】 用紙Sを積載する用紙積載部分4と排出されてくる用紙Sを受け止める紙止め板5、6、7を備え、さらに排出されてくる用紙Sを受け入れる側において用紙Sが湾曲し一本の梁が形成された状態にするように角度を設けたガイド板1、2を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、印刷機や各種光沢機械(以下便宜上単にラミネーターという)等において、印刷やラミネート加工を施されて最終的に排出される用紙を積載するための排出用紙の積載器具に関する。
従来、印刷機やラミネーター、取り分けラミネーターにおいて、加工を施されて排出される用紙の積載を人手により簡素な1枚の板の上に集めていた。図1(A)及び(B)はラミネーター機の最終部分に設けられる紙取り台Rの側面図と平面図である。図中工程の流れは左から右方向になっており、ラミネート加工が施された用紙は最終的に右側の斜めに据え付けられた紙取り台Rに排出される。そして作業員は紙取り台Rの右側に立ち、一枚一枚ランダムに排出される用紙を紙止め板7に当てて手作業で揃えるのである。
荒木正義発行人、「コンバーティングのすべて−過去から未来へ−」加工技術研究会、1993年6月30日発行、P629〜633図1及び図2参照
前記ラミネーターの簡素な紙取り台では、例えばフィルムで両面をラミネートされた用紙(静電気を帯びている)を揃える場合、次から次へと紙取り台へランダムに排出される用紙同士が、任意の部分で接触した瞬間にお互いのフィルム同士が密着してしまい、そのままの状態で重なってしまう。静電気で強固に密着した用紙は容易に揃えることができず、結局手作業では連続的に排出される用紙の速度に付いていけず収拾がつかない状態になってしまう。
そこでこのように人手を使う原始的で煩わしい作業を避けるため、機械的に1枚ずつ用紙を強制的に積載する公知のダウンスタッカーや、振動により用紙を揃える紙揃え機等の大型装置の接続も考えられるが、作業する側としてはそのような大掛かりで複雑で高価な装置を使うことなく容易に排出用紙が揃う方法を採用したいものである。
この発明の解決すべき課題は、係る問題に鑑み、印刷機やラミネーター等において加工を施されて排出される用紙を、静電気等に影響されることなくしかも前記公知のダウンスタッカーや紙揃え機のように大掛かりで複雑で高価な装置を必要とせず、コンパクトで単純で安価な排出用紙の積載器具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の積載器具は、印刷機やラミネーター等の紙加工機により加工後に排出される加工を施された用紙を順次積載し収容するための排出用紙の積載器具において、加工を施された後に排出される用紙を受け止めるためのガイドを少なくとも一個所備えた用紙積載用の台と、該用紙積載用の台の排出される用紙を受け入れる側において該用紙を湾曲させるように角度を設けることが可能なガイドとを備えたことを特徴としている。
本発明の排出用紙の積載器具は基本的には前記紙取り台の構成と変わらない。異なるのは前記紙取り台が排出用紙を自然に垂れ下がる状態で受け入れるのに対し、本発明の積載器具は排出用紙を強制的に湾曲させて受け入れる点にある。
排出用紙が垂れ下がり状態で押し出されると、先に積載されている用紙の上面を全面的に接触しながら移動することになる。そうすると特に両面ラミネートの場合、上流の工程で既に静電気を蓄えているフィルム同士が接触した時点で強固に密着してしまい、そのため用紙のスムーズな積載を妨げることになる。従って排出用紙と先に積載されている用紙同士の接触を極力避ける方法を考慮する必要がある。例えば排出用紙の下部からブロー等により空気を当てて浮き上がらせ、できるだけ先に積載されている用紙との接触を避けて着地させる方法があるが、この方法では排出用紙がブローの風に踊らされるため安定して着地することができない。
本発明者は鋭意研究の末、排出される用紙を湾曲させて押し出せば、可能な限り用紙同士の接触を避け、しかも安定して着地することが可能な手段を発明したのである。
本発明で重要な役目を果たす、排出用紙を湾曲させて積載器具の用紙積載部分に誘導するガイドは、例えば図2に示すように用紙排出口の間口に合わせて両側にガイド1及び2として2個所設ければよい。このガイドを用紙積載部分の排出用紙受入側に、例えば支点3を中心に角度を変えられるように設けておく。そして両ガイドに接触して排出される用紙Sが谷状或いは山状に湾曲する角度に設定しておけば、排出される用紙が湾曲し一本の梁が形成された状態となり容易には垂れ下がらなくなるのである。
そして垂れ下がることなく紙止め板7(用紙の長さによって位置を可変可能)近辺まで到達した排出用紙Sは、前記ガイド1、2から全体が斜線で示す用紙積載部分4に落ちて先に積載されている用紙と重なるのである。
ガイド、用紙積載部分、紙止め板(用紙が揃いやすいように縦横複数個所設けても構わない)等の材質に特別な制限はなく金属、樹脂、紙、セラミック等を好適に使用できる。またそれら表面に静電気防止等の対策としてシリコンやテフロンによる表面加工を施しても構わず、全体或いは必要部分に静電気防止のテープやシートを貼付しても構わない。
前記ガイドは曲面や平面或いはそれらの混合からなる1枚の板で形成されていても良く、さらに複数のガイドにより構成されていても構わない。勿論複数のガイドについても曲線や直線或いはそれらの混合からなる面で形成されていても構わない。また前記ガイドは必ずしも板状の平面や曲面である必要はなく、用紙が移動しやすいように単数又は複数のローラーにより形成されていても、或いは複数の細い材質からなるスリット状やルーバー状のものでも構わない。
また各紙止め板も前記ガイドと同様に平面や曲面及びそれらの混合から成る形状が考えられる。しかし必ずしもその必要はなく、単数又は複数のローラーにより形成されていても或いは複数の細かい材質からなるスリット状やルーバー状のものでも構わない。なお用紙止め板は加工を施す用紙のサイズに合わせて左右、前後、上下、回転等の様々な配置が可能に形成しておくと至便である。
さらに紙止め板を前後左右或いは回転自在に設けたり、用紙積載部分を延長可能にして様々なサイズの用紙に対応できるようにしてもよく、ラミネーター等の用紙加工機の排出口の高さに合わせられるよう上下動可能に形成したり、様々な角度の斜面を形成できるよう角度調整の機能が付加されていても構わない。
本発明の排出用紙の積層器具によれば、ガイドを使用し排出用紙にアールを付けることにより用紙の垂れ下がりが抑制できる。従って従来の方法に比較して、大掛かりで複雑で高価な装置を必要とせず、しかも静電気等にも影響されることなく安定して排出用紙を積載することが可能になる。
図1(A)及び(B)は従来のラミネーターの紙取り台の側面図と平面図である。図2は本発明の一例の要部概念斜視図である。図3(A)及び(B)は図2の積載器具をラミネーターの用紙排出口に設置した側面図と正面図である。図4(A)、(B)及び図5は図3の積載器具に用紙が押し出される状態を経時的に示す要部概念側面図及び正面図である。図6は積載器具の補助器具を示す斜視図である。
図2に示すように、積載器具Kは図中右上矢印の方向から押し出されてくる用紙S(一点鎖線で表す)を最初に受け取るガイドが2個所設けられている。このガイド1、2は図中矢印方向に支点3を中心に角度が変えられる状態で取り付けられている。また斜線で示す用紙積載部分4の縁側縦横3個所に設けられた各紙止め板5、6、7は、加工を施す用紙Sのサイズに合わせてそれぞれ左右、上下に可動の状態で取り付けられている。さらに前部ガイド1、2の取り付け部分と後部紙止め板7の取り付け部分はネジ12を緩めることにより、本体側部全体に渡り設けられたスリット13部分でスライドでき(この方法に限られることはなく他に公知のスライド方法を採用しても構わない)、用紙のサイズに合わせて前後の延長が可能である。
この積載器具Kはキャスター8の付いた移動ユニット9と支柱10の上方でシーソーのように揺動可能に用紙積載部分4の裏面で連結されている。
図3(A)及び(B)に示すように前記積載器具Kはラミネーター等の排出口の高さに合わせて支柱の高さを調整し、さらに任意の角度αを付けて設置される。この角度αはラミネーターから排出される用紙Sのバスライン(図中一点鎖線で表示)や加工を施される用紙Sの種類及び斤量、さらにはラミネートフィルムの性質等により任意に設定される。
図4(A)及び(B)に示すように、ラミネーターから排出された用紙Sは自重により垂れ下がり、ガイド1、2に乗る形で押し出される。この時ガイド1、2がそれぞれ積載器具Kの内側に傾いているため、それに沿って押し出されてくる用紙SはU字形に湾曲した状態で用紙積載部分4へ進行するのである。湾曲した用紙Sは一本の梁が形成された状態になっているので垂れ下がることがなく、図5に示すように下側の紙止め板7付近まで下方に積載されている用紙Sに触れることなく着地する。そして着地と共に用紙S後方がガイド1、2を離れ全体が用紙積載部分に積載されるのである。
なお前記ガイド1、2は用紙SをU字形に湾曲させる角度に設定しているが、湾曲が逆になるように各ガイド1、2を積載器具Kの外側に傾けても同様の効果を生じる。
ところで用紙Sは下側の紙止め板7の付近で勢いを付けて着地する。従って紙止め板7に当たった用紙前部が勢いに負けて紙止め板7を乗り越えるこえることなくがっちりと受け止めるために、図6(A)及び(B)に示すような用紙固定器具11を紙止め板7に掛けておくと至便である。この用紙固定器具11を軽量なアルミや板紙等で作っておけば、勢いを付けて着地してくる用紙Sが用紙固定器具11のアール状の曲面下側に潜り込み、そのため放っておいても自動的に用紙固定器具11が用紙S最上面に押し上げられていくのである。
本発明の排出用紙の積載器具は、加工を施した用紙を排出する機械であればその後方に設置することができる。従って実施例のラミネーターに限らず、印刷機や紙折り機等の幅広い分野の機械と組み合わせることが可能である。
(A)及び(B)は従来のラミネーターの紙取り台の側面図と平面図である。 本発明の一例の要部概念斜視図である。 (A)及び(B)は図2の積載器具をラミネーターの用紙排出口に設置した側面図と正面図である。 図3の積載器具に用紙が押し出される状態を経時的に示す要部概念側面図である。 図3の積載器具に用紙が押し出される状態を示す要部概念側面図である。 積載器具の補助器具を示す斜視図である。
符号の説明
R 紙取り台
S 用紙
K 積載器具
1、2 ガイド
3 支点
4 用紙積載部分
5、6、7 紙止め板
8 キャスター
9 移動ユニット
10 支柱
11 用紙固定器具

Claims (1)

  1. 印刷機やラミネーター等の紙加工機により加工後に排出される加工を施された用紙を順次積載し収容するための排出用紙の積載器具において、加工を施された後に排出される用紙を受け止めるためのガイドを少なくとも一個所備えた用紙積載用の台と、該用紙積載用の台の排出される用紙を受け入れる側において該用紙を湾曲させるように角度を設けることが可能なガイドとを備えたことを特徴とした排出用紙の積載器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102849510A (zh) * 2012-10-16 2013-01-02 彭鑫 一种速印设备接纸盒

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