JP2005312952A - カテーテルチューブ及びカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄肉に構成しても十分な剛性を有し、キンクが高度に防止されたカテーテルチューブを提供する。
【解決手段】
高分子材料からなる樹脂層と、螺旋状に巻回された金属製の線材を複数本編組してなり、前記樹脂層に埋設された管状の編組体と、を備えたカテーテルチューブであって、前記線材の線径が、前記編組体がなす管状体の外径の0.1〜30%であり、前記線材と前記カテーテルチューブの長手方向軸とがなす角度が、60〜89°であり、前記編組体がなす管状体の表面において、前記線材が占める面積の割合が、50〜85%であるカテーテルチューブ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属製の線材を編組してなる管状の編組体を埋設して備えたカテーテルチューブに関し、より詳しくは、薄肉に構成しても十分な剛性を有し、キンクが高度に防止されたカテーテルチューブに関する。
カテーテルを構成するために用いられるチューブであるカテーテルチューブにおいては、種々の目的に応じて、十分な内腔の広さが要求される一方、挿入時における患者への負担を小さくするために、外径が小さいものが好まれる。したがって、カテーテルチューブとしては、薄肉に構成されたものが一般的に用いられている。
しかしながら、一般に高分子材料で構成されるカテーテルチューブを薄肉にすればするほど、体内に挿入するために必要な剛性が不足し、また、外力により容易に折れ曲がってしまう(キンクしてしまう)という問題が生じる。この問題を解決する手法の一つとして、特許文献1〜3に記載されているように、主として金属線の編組体で構成される補強部材をカテーテルチューブに埋設することが知られている。
例えば、特許文献1には、剛性を向上させ、また、キンクを防止する目的で、カテーテルチューブに編組体を埋設させたカテーテルチューブにおいて、チューブの軸方向に沿って、編組体を構成する線状体の傾斜角度を変化させることで、チューブの剛性を変化させることが記載されている。
この特許文献1に記載されているように、編組体を埋設したカテーテルチューブの剛性は、埋設された編組体を構成する線状体の傾斜角度に依存し、線状体がカテーテルチューブの長手方向軸に対してなす角度を大きくするほど、カテーテルチューブの剛性が低下することが知られている。この特許文献1のカテーテルチューブにおいては、カテーテルチューブの剛性のバランスを良好とするためには、線状体の傾斜角度を35〜50°程度の範囲で変化させることが好ましいとされている。
特開平6−134034号公報 特開平3−205061号公報 特開2002−282366号公報
ところが、特許文献1〜3記載のカテーテルチューブにおいても、チューブを薄肉にすると、体内に挿入する際にキンクしてしまう場合があり、さらなる改良が望まれていた。
上記したような従来技術の事情に鑑み、本発明の目的は、薄肉に構成しても十分な剛性を有し、キンクが高度に防止されたカテーテルチューブを提供することにある。
本発明者は、カテーテルチューブに埋設するための編組体の構造について鋭意検討を重ねた結果、従来構造よりカテーテルチューブのキンクを防止する性能が高い編組体の構造を見出し、本発明を完成するに至った。
かくして、本発明の第1によれば、高分子材料からなる樹脂層と、螺旋状に巻回された金属製の線材を複数本編組してなり、前記樹脂層に埋設された管状の編組体と、を備えたカテーテルチューブであって、前記線材の線径が、前記編組体がなす管状体の外径の0.1〜30%であり、前記線材と前記カテーテルチューブの長手方向軸とがなす角度が、60〜89°であり、前記編組体がなす管状体の表面において、前記線材が占める面積の割合が、50〜85%であるカテーテルチューブが提供される。
本発明の第2によれば、上述のカテーテルチューブを備えてなるカテーテルが提供される。
本発明によれば、薄肉に構成しても十分な剛性を有し、キンクが高度に防止されたカテーテルチューブが提供される。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明のカテーテルチューブに係る一実施形態を、一端側の外層を除いて示す概略図である。。図2は、本発明のカテーテルチューブが備えた管状の編組体の表面を平面的に示した拡大図である。
図1に示すカテーテルチューブ1は、樹脂層2と、この樹脂層2に埋設された編組体10とから構成されている。
樹脂層2は、高分子材料からなり、カテーテルチューブ1の外形をなす層である。樹脂層2を構成する材料としては、高分子材料であれば特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド、ポリエーテルポリアミド、ポリエステルポリアミド、ABS樹脂、AS樹脂、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂等の各種樹脂材料や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系等の各種熱可塑性エラストマーを使用することができ、これらのうち2種以上を組み合わせて使用することもできる。
また、樹脂層2は、上記したような高分子材料からなる層を2以上積層して構成してもよく、この場合の各層の境界は、編組体10が存在する箇所に設けてもよく、それ以外の箇所に設けてもよい。図1に示す本実施形態では、樹脂層2を、編組体10が存在する箇所を境界として異なる材料を積層して構成してあり、樹脂層2は、編組体10より内側に位置する内層3と、編組体10より外側に位置する外層4を有している。
さらに、樹脂層2を形成する高分子材料には、必要に応じて、アロイ化剤、相溶化剤、硬化剤、安定剤、着色剤等の各種添加物を配合してもよく、X線透視により体内のカテーテルチューブ1を確認できるようにX線不透過物質を配合してもよい。X線不透過物質としては、例えばタングステン、硫酸バリウム、酸化ビスマス、金、白金等が挙げられる。
編組体10は、金属製の線材11を複数本編組することにより構成され、全体として管状体をなす。この編組体10において、各々の線材11は、螺旋状に巻回された形状を有している。また、この編組体10は、樹脂層2に埋設されていればよく、樹脂層2の外周面近傍あるいは内周面近傍に偏らせて配置することもできる。図1に示す本実施形態においては、編組体10は、樹脂層2を構成する内層3と外層4との境界位置に埋設されている。
編組体10がなす管状体の外径は、後述するカテーテルチューブ1の外径より僅かに小さくすることが好ましく、通常、0.5〜3.1mmである。
編組体10を構成する線材11の材料は、金属であれば、特に限定されないが、例えば、金、銀、白金、銅、ニッケル、チタン、タングステン、鉄、アルミニウム、錫、亜鉛などの金属単体や、ステンレス鋼、ニクロム鋼、ニッケル−チタン合金、チタン系合金などの合金が挙げられ、なかでも、加工性、強度、耐食性の観点より、ステンレス鋼を用いることが好ましい。また、線材11を複数の金属を組み合わせて構成してもよいし、複数の線材11を異なる金属材料で形成してもよい。さらに、線材11には、メッキやコーティングを施してもよい。
線材11の断面形状は、特に限定されず、例えば、円形、楕円形、正方形、直方形が挙げられ、特に直方形であることが好ましい。線材11の断面形状を直方形にする場合は、その長辺が編組体10がなす管状体の表面に現れる線材11の幅となるように編組体10を形成することが好ましく、長辺:短辺の比は、2:1〜10:1であることが好ましい。このように編組体10を形成すれば、編組体10が肉厚になることによるカテーテルチューブ1の大径化を防止しながら、カテーテルチューブ1に十分な剛性を付与することができる。
本発明のカテーテルチューブ1において、編組体10を構成する線材11の線径は、編組体10がなす管状体の外径の0.1〜30%であり、好ましくは0.7〜18%であり、さらに好ましくは2〜11%である。なお、本発明において、線材11の線径とは、編組体10がなす管状体の表面に現れる線材11の幅である。線材11の線径が大きすぎると、カテーテルチューブ1が剛直になりすぎるおそれがあり、線径が小さすぎると、必要となる線材11の本数が多くなりすぎて編組体10の製造が困難となるおそれがある。図1に示す本実施形態では、線材11の線径は、編組体10がなす管状体の外径の約6%である。なお、編組体10において、各々の線材11の線径を異ならせることも可能であり、本発明を逸脱しない限りにおいて、上記の範囲外の線径を有する線材11を含ませることも可能である。
本発明のカテーテルチューブ1において、編組体10を構成する線材11とカテーテルチューブ1の長手方向軸とがなす角度(以下、傾斜角度と称する場合がある)は、60〜89°であり、好ましくは62〜80°であり、さらに好ましくは、64〜77°である。線材11の傾斜角度が大きすぎると、編組体10の製造が困難となる。また、傾斜角度が小さすぎると、カテーテルチューブ1がキンクしやすくなる。 図1に示す本実施形態では、傾斜角度θは約65°である。なお、編組体10において、各々の線材11の傾斜角度を異ならせることも可能であり、線材11の傾斜角度をカテーテルチューブ1の長手方向に沿って変化させてもよい。さらに、本発明を逸脱しない限りにおいて、上記の範囲外の傾斜角度を有する線材11を含ませることも可能である。
本発明のカテーテルチューブ1において、管状の編組体10において、編組体がなす管状体の表面において、線材が占める面積の割合(以下、線材占有面積比と称する場合がある)は、50〜85%であり、好ましくは55〜80%であり、さらに好ましくは、60〜75%である。編組体10における線材占有面積比が大きすぎると、編組体10の外側の樹脂層2(外層4)と内側の樹脂層2(内層3)とが剥離するおそれが生じる。また、線材占有面積比が小さすぎると、カテーテルチューブ1の剛性が不足する。図1に示す本実施形態では、編組体10の線材占有面積比は、約64%である。なお、編組体10において、線材占有面積比をカテーテルチューブ1の長手方向に沿って変化させてもよい。また、編組体10は、その表面全体にわたって、上述の線材占有面積を有することが好ましいが、必ずしもこれに限定されない。
例えば、線材11の傾斜角度を上述の範囲より小さくし、かつ、編組体10における線材占有面積比を上述の範囲より小さくすることにより、本発明のカテーテルチューブ1と同等の剛性を備えたチューブを構成することはできる。しかしながら、そのようなチューブは、本発明のカテーテルチューブ1に比してキンクしやすい。また、線材11の傾斜角度が上述の範囲であっても、編組体10における線材占有面積比が上述の範囲より小さいと、チューブの剛性が不足する。即ち、本発明のカテーテルチューブ1は、上述の線材11の傾斜角度と編組体10における線材占有面積比の両方を満たすことにより、十分な剛性と高度なキンク防止機能を備えるものである。
本発明のカテーテルチューブ1において、編組体10を構成する線材11の本数は、複数本であれば特に限定されず、上記の各条件を満たすように選定すればよいが、偶数本であることが好ましい。線材11の本数が偶数本であれば、左巻き螺旋状の線材11と右巻き螺旋状の線材11を同数にして、編組体10を構成することにより、良好なバランスを有する編組体10を構成することができる。なかでも、編組体10を構成する線材11の本数は、2〜32本の範囲の偶数本であることがより好ましく、16本であることが特に好ましい。このような本数の線材11を用いることにより、編組体10の形成が容易になる。図1に示す本実施形態では、編組体10を構成する線材11の本数は、16本である。
本発明のカテーテルチューブ1は、図2に示すように平面視した場合において、編組体10の網目12が、カテーテルチューブ1の周方向が長手方向となる菱形となることが好ましい。編組体10の網目12をそのような形状にすることで、編組体10が良好なバランスを有し、カテーテルチューブ1がよりキンクしにくくなる。編組体10の網目12を菱形にするためには、編組体を構成する左巻き螺旋状の線材11と右巻き螺旋状の線材11を同数にして、それぞれ等間隔に配置すればよい。
本発明のカテーテルチューブ1の外径は、特に限定されず、カテーテルチューブ1により構成するカテーテルの用途に応じて選定すればよく、通常、0.6〜3.2mmである。また、カテーテルチューブ1の肉厚も、特に限定されないが、本発明のカテーテルチューブ1は、比較的薄肉である場合に従来のカテーテルチューブに対して特に優れた作用効果を発揮するので、その肉厚は、0.05〜0.15mmとすることが好ましく、0.05〜0.10mmとすることが特に好ましい。
本発明のカテーテルチューブ1は、公知の編組体を埋設して備えるカテーテルチューブ(いわゆるブレードチューブ)の製造方法に従って製造することが可能であり、具体的には、予め編組体10の内側に位置する樹脂層2を形成するための管を形成しておき、この管の外周面にブレーダー装置により線材11を巻きつけながら編組して編組体10を形成し、さらにその外周面に編組体10の外側に位置する樹脂層2を押し出す方法や、予め編組体10を形成しておき、この編組体10に樹脂溶液を含浸させて樹脂層2を形成する方法などにより製造することが可能である。
本発明のカテーテルは、上述のカテーテルチューブ1を備えてなり、上述のカテーテルチューブ1と同様の作用効果を発揮するカテーテルである。カテーテルチューブ1からカテーテルを構成するためには、そのカテーテルの用途に応じて必要な部材を取り付ければよく、取り付ける部材としては、例えば、コネクタ、把手、ストレインリリーフ、造影用リング、バルーン、先端チップなどが挙げられる。また、本発明のカテーテルの用途は特に限定されず、例えば、ガイディングカテーテル、血栓吸引用カテーテル、マイクロカテーテル、PTCAカテーテル、IABPカテーテルなどとして使用することができる。
以下、本発明を実施例に基づき、さらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
φ1.10mmの銅線上に、電線押出法によりポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を押し出すことにより得たPTFE製チューブ(外径1.20mm、内径1.10mm)の外周面上に、ブレーター装置を用いて、断面が直方形(幅0.08×厚さ0.02mm)のステンレス(SUS304)製線材16本を線材の幅がチューブの表面を向くように編組して、外径1.22mmの管状の編組体を形成した。この際、左巻き螺旋状の線材と右巻き螺旋状の線材を各8本にして、それぞれ等間隔に配置し、さらに全ての線材について、チューブの長手方向軸とがなす角度(傾斜角度)を65°に設定したところ、編組体がなす管状体の表面において、線材が占める面積の割合(線材占有面積比)は、64%となった。次いで、編組体が外周面上に形成されたチューブの外周面上に、ポリアミド系エラストマー(PEBAX(商標)7233)を押し出し、続いて、銅線を抜き出すことにより、外径1.30mmの実施例1のカテーテルチューブを得た。
次に、得られた実施例1のカテーテルチューブについて、剛性試験を行った。まず、カテーテルチューブを40mmの長さで切断して測定サンプルとし、この測定サンプルの中央部を間隔20mmにて2点支持した。次いで、測定点を0.33mm/secの速度にて下方に押し込み、3秒後(1mm押し込まれた際)の曲げ応力を測定した。なお、剛性試験においては、200mN以上の曲げ応力を示すものをカテーテルチューブとして十分な剛性を有するものと判定した。実施例1のカテーテルチューブの剛性試験における曲げ応力は、343mNであり、カテーテルチューブとして十分な剛性を有するものであった。
次に、得られた実施例1のカテーテルチューブについて、耐キンク性試験を行った。まず、カテーテルチューブを50mmの長さで切断して測定サンプルとし、サンプルの長手方向が上下方向となるように、測定台上にサンプルの一方の切断面を固定した。次いで、応力をモニターしながら、サンプルの上方から10mm×10mmの面でサンプルの上側の面を1mm/secの速度にて、サンプルが降伏するまで下方に押し込み、降伏点における押し込み距離(キンク距離)を記録した。なお、耐キンク性試験においては、28mm以上のキンク距離を示すものをカテーテルチューブとして十分にキンクが防止されている(耐キンク性を有する)ものとして判定した。実施例1のカテーテルチューブの耐キンク性試験におけるキンク距離は、31mmであり、カテーテルチューブとして十分な耐キンク性を有するものであった。
[実施例2〜5、比較例1〜5]
編組体を構成する線材の幅、本数、傾斜角度を表1に示すように変更して、線材占有面積比を変えたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜5及び比較例1〜5のカテーテルチューブを得た。但し、比較例1のカテーテルチューブでは、編組体が外周面上に形成されたチューブの外周面上に、ポリアミド系エラストマーが十分に接合されず、カテーテルチューブを得ることができなかった。 また、実施例2〜5及び比較例2〜5のカテーテルチューブについて、実施例1と同様に、剛性試験と耐キンク性試験を行った。この試験の結果を表1にまとめて示す。
Figure 2005312952
表1に示される実施例及び比較例により、本発明によれば、薄肉(肉厚0.10mm)に構成しても、十分な剛性を有し、キンクが高度に防止されたカテーテルチューブが得られることがわかる。
図1は、本発明のカテーテルチューブに係る一実施形態を、一端側の外層を除いて示す概略図である。 図2は、本発明のカテーテルチューブが備えた管状の編組体の表面を平面的に示した拡大図である。
符号の説明
1 カテーテルチューブ
2 樹脂層
3 内層
4 外層
10 編組体
11 線材
12 網目

Claims (2)

  1. 高分子材料からなる樹脂層と、螺旋状に巻回された金属製の線材を複数本編組してなり、前記樹脂層に埋設された管状の編組体と、を備えたカテーテルチューブであって、
    前記線材の線径が、前記編組体がなす管状体の外径の0.1〜30%であり、前記線材と前記カテーテルチューブの長手方向軸とがなす角度が、60〜89°であり、前記編組体がなす管状体の表面において、前記線材が占める面積の割合が、50〜85%であるカテーテルチューブ。
  2. 請求項1記載のカテーテルチューブを備えてなるカテーテル。
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