JP2005312492A - 頭部マッサージ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単に装着できるとともに、使用者の要求に応じた特定箇所のマッサージができる頭部のマッサージ具を提供する。
【解決手段】 使用者の頭部を覆う伏椀状の帽子本体に支持される、又は、帽子本体と頭部とに挟持されるとともに、使用者が頭部に装着したときに、頭部側に向かって突出する突起を備える基材と、前記基材の前記突起を備える面の反対側の面に着脱自在に支持される振動子とを備えることを構成とする。
上記構成によれば、使用者が頭部に帽子本体をかぶるだけで、上記突起が頭部に接触させることができる。この状態で、振動子の振動を開始させると、突起を介して頭部に振動が伝わり、マッサージを行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 使用者の頭部を覆う伏椀状の帽子本体に支持される、又は、帽子本体と頭部とに挟持されるとともに、使用者が頭部に装着したときに、頭部側に向かって突出する突起を備える基材と、前記基材の前記突起を備える面の反対側の面に着脱自在に支持される振動子とを備えることを構成とする。
上記構成によれば、使用者が頭部に帽子本体をかぶるだけで、上記突起が頭部に接触させることができる。この状態で、振動子の振動を開始させると、突起を介して頭部に振動が伝わり、マッサージを行うことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、頭部のマッサージを行う頭部マッサージ具に関する。
この種のマッサージ具として、後掲の特許文献1に、硬質素材で形成したヘルメット状の本体の中央部分に、電池によって振動するバイブレータを内蔵させ、前記本体の内側に、軟質素材で形成した無数の突起棒を植立させた基盤をはめ込み式の止め具によって装着し、かつ、この基盤と本体との間隙に弾力性のある充填材を詰めた構成を有するマッサージ具が開示されている。
特開平10−295767号公報
しかしながら、上記マッサージ具は、使用者が頭部に鉢巻状のヘアバンドを装着し、このヘアバンドと本体とをゴム製の連結紐で接続することで使用者の頭部に固定するようにしているが、装着に手間がかかり面倒である。
また、上記マッサージ具は、硬質素材で形成された本体全体をバイブレータで振動させる構成であるため、上記本体のサイズが使用者の頭部のサイズと合致していないと、本体と頭部の間に隙間ができてしまい、バイブレータの振動を頭部に伝えることができない。
加えて、装着時には、常に同一の箇所が振動するため、使用者が特定の部位を集中的にマッサージを行いたい場合であっても、その要望にこたえることは不可能である。
本発明は、上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、簡単に装着できるとともに、使用者の要求に応じた特定箇所のマッサージができる頭部のマッサージ具を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち、本発明は、頭部に装着する頭部マッサージ具において、頭部側に向かって突出する突起を備える基材と、前記基材の前記突起を備える面の反対側の面に着脱自在に支持される振動子とを備える構成としている。
上記構成によれば、使用者は、上記突起を頭部側に向けて上記基材を頭部に配置し、帽子等をかぶるだけで頭部に装着することができる。この状態で、振動子に振動を開始させると、上記突起を介して頭部に振動が伝わり、マッサージを行うことができる。また、上記振動子は、上記基材に着脱自在であるため、任意の位置に取り付けることにより、使用者は所望の位置をマッサージすることができる。なお、上記突起は、頭部に適度な刺激を与えるため先端に曲面を備える尖状体であることが好ましい。
また、前記基材が、使用者の頭部を覆う帽子本体に支持される構成とすれば、使用者は頭部に帽子本体をかぶるだけでマッサージ具を装着することができ、装着がより容易となる。
また、上記帽子本体が外層と内層とを有し、上記基材が、前記外層と内層との間に形成される袋内に格納されることで帽子本体に支持される構成とすれば、帽子本体に支持するための支持具が不要となる。さらに、上記基材が、放射状に設けられた複数の柔軟性を有したシートであると、異なるサイズの帽子本体に対しても共通の基材を使用することができ経済的である。
本発明によれば、簡単な動作で頭部に装着することができるとともに、使用者が任意の位置に振動子を装着できるので、使用者は所望の位置をマッサージすることができる。これにより、マッサージ部位の血行を促進することができ、疲労回復、リラックス、癒し等の効果を得ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる頭部マッサージ具の概略斜視図であり、図2は、図1の断面図である。また、図3は基材の平面図であり、図4は、基材の背面図である。
図1に示すように、本実施の形態にかかるマッサージ具は、伏椀状の帽子本体1と、帽子本体1に支持される基材2を備える。
図2に示すように、帽子本体1の頭部を覆う伏椀状の部分は、外層3と内層4からなり、外層3と内層4の外縁部を縫合等により接合することで、外層3と内層4との間に空間5が設けられた袋状の構造を有している。なお、帽子本体1の材質は、特に限定されるものではないが、例えば、伸縮性のある纖維からなる布等を使用することができる。
図1及び図2に示すように、外層3の上部には、例えば、ファスナ等の開閉部材6が設けられ、当該開閉部材6を開くことで、上記空間5を帽子本体1の外部に開放することができる。当該開閉部材6は、上記空間5を帽子本体1の外部に開放できる位置であれば、任意の位置に設けることが可能であるが、内層4に設けた場合は、使用者が頭部に帽子本体1を装着したときに、頭部に異物があたり良好な装着感が得られなくなるため、外層3に設けることが好ましい。
上記空間5には、図3及び図4に示す基材2が配置される。基材2は、放射状に配置された複数の扇状シートが中央部で連結された構造になっている。すなわち、帽子本体1の空間5に配置されていない状態では、基材2は平面状のシートとなっており、空間5内に配置された場合は、基材2は帽子本体1の伏椀形状に略合致する伏椀状の形状となる。なお、基材2の材質には、例えば、シリコンゴム等の柔軟性及び弾力性を備える材質を使用することが好ましい。
上記基材2を空間5内に配置したときに頭部側となる面には、図2及び図4に示すように、頭部側に突出する複数の突起7が設けられる。当該突起7は、例えば、シリコンゴムを上記形状のシートに成型する際、一方の面に上記突起7を形成する凹部を備えた型枠を用いることで容易に形成することができる。このような突起7の大きさは特に限定するものではないが、本実施の形態では、直径及び高さが5mm程度とし、頭部に適度な刺激を与えるために、先端に曲面を備える尖状体としている。
一方、図3に示すように、基材2の上記突起7を有する面と反対側の面には、例えば、マジックテープ(登録商標)等の面ファスナ9が設けられる。当該面ファスナ9の配設面には、図5に示す前記面ファスナ9に着脱可能な面ファスナ9を一面に備える1又は2以上の振動子8が着脱自在に設けられる。
上記振動子8は、例えば、ボタン型のケース内で、ケースの厚み方向(頭部表面に対して略垂直)の回転軸を中心にして、重心を偏らせた回転子を回転させて振動を発生する構造を有する偏心振動モータ等の低背の振動素子を使用することが好ましい。なお、当該振動子8に電力を供給する電源10は電池、外部電源のどちらを用いても良いが、頭部に帽子本体1を装着した後に、使用者が振動子8の振動のオン・オフができるようにスイッチ11を使用者が操作可能な位置に設けることが好ましい。このとき、電源10及びスイッチ11と振動子8とを接続する配線12には、適宜、上記面ファスナ9を設け、基材2の振動子8が配設されていない基材2上の位置に固定する構成とすればよい(図1)。また、配線12には、適宜コネクタ等を設け、振動子8の設置数に応じてスイッチ11と振動子8との間の接続を変更できるようにしてもよい。
さて、使用者は、上記基材2の所望の位置に上記振動子8を適宜配置する。このとき、振動子8は面ファスナ9で基材2に固定する構成であるため、使用者がマッサージを行いたい位置に任意に振動子8を配置することができる。
振動子8を配置した後、使用者は上記開閉部材6を介して、基材2を帽子本体1の空間5内に配置し、開閉部材6を閉じる。このとき、基材2は帽子本体1の外縁部、すなわち、外層3と内層4との接合部に支持されることが好ましいが、帽子本体1の外層3の頭頂部付近と当該位置に対応する基材2の位置に、互いに嵌合するフック等の固定具を設けておき、基材2を帽子本体1に固定する構成としてもよい。
上述のようにして、基材2を帽子本体1内に配置した後、使用者は、帽子本体1を頭部にかぶることで装着する。
そして、スイッチ11をオンして振動子8に電力を供給し、振動を開始させると、当該振動は基材2の突起7及び内層4を介して頭部に伝わる。これにより、使用者は頭部をマッサージすることができる。また、マッサージ部位の血行を促進することができ、疲労回復、リラックス、癒し等の効果を得ることができる。
また、上述のように、振動子8は基材2の任意の位置に配置することができるため、使用者が所望の位置をマッサージすることができる。
さらに、上記構成によれば、異なるサイズの帽子本体1に対しても共通の基材2を使用することができ経済的である。
なお、上記では、基材2の形状を放射状に設けた複数の扇状シートとしたが、これに限るものではなく、帽子本体1の伏椀状部分の形状に合致する形状に変形可能な任意の形状を採用することができる。また、汎用性を損なうことにはなるが、上記基材2が伏椀状に成形されていてもよい。
さらに、基材2を帽子本体1に支持する構造も上記構造に限るものではなく、例えば、帽子本体1の伏椀状部分の内面に面ファスナ等により支持する構成を採用し、突起7が頭部に直接接触する構造であってもよい。また、基材2を帽子本体1に支持させることも必須の構成ではなく、例えば、使用者が、上記基材2を頭部に配置して帽子をかぶることで、頭部と帽子本体1との間に基材2を挟持する構成としても上述の効果を得ることは可能である。
加えて、上記基材2を、例えば、適当なサイズの円形や矩形等の形状の小シートとして構成し、上記帽子本体1の伏椀状部分の内面の所望の位置に、1または2以上の小シートを面ファスナ等により支持する構成を採用しても、上述の効果を得ることができる。
本発明は、容易に装着できるとともに、使用者が所望の位置をマッサージできるという効果を有し、頭部のマッサージ具として有用である。
1 帽子本体
2 基材
6 開閉部材
8 振動子
10 電源
11 スイッチ
12 配線
2 基材
6 開閉部材
8 振動子
10 電源
11 スイッチ
12 配線
Claims (4)
- 頭部に装着する頭部マッサージ具において、
頭部側に向かって突出する突起を備える基材と、
前記基材の前記突起を備える面の反対側の面に着脱自在に支持される振動子と、
を備えることを特徴とする頭部マッサージ具。 - 前記基材が頭部を被覆する帽子本体に支持される請求項1に記載の頭部マッサージ具。
- 前記帽子本体が外層と内層とを有し、前記基材が、前記外層と内層との間に形成される袋内に格納されることで前記帽子本体に支持される請求項2に記載の頭部マッサージ具。
- 前記基材が、放射状に設けられた柔軟性を有した複数の扇状シートである請求項1または3に記載の頭部マッサージ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004130752A JP2005312492A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 頭部マッサージ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004130752A JP2005312492A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 頭部マッサージ具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005312492A true JP2005312492A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35440582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004130752A Pending JP2005312492A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 頭部マッサージ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005312492A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011145230A1 (ja) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | 大東電機工業株式会社 | 頭部マッサージ機 |
CN107049765A (zh) * | 2017-05-21 | 2017-08-18 | 彭红星 | 一种头部按摩装置 |
CN109528484A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-03-29 | 深圳市倍轻松科技股份有限公司 | 一种助眠放松仪 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5649616Y2 (ja) * | 1971-12-29 | 1981-11-19 | ||
JPH0268839U (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-24 | ||
JPH037827U (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-25 |
-
2004
- 2004-04-27 JP JP2004130752A patent/JP2005312492A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070411 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090513 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090916 |