JP2005311847A - データ通信方法、データ送信装置およびデータ受信装置、ならびにデータ送信プログラム - Google Patents

データ通信方法、データ送信装置およびデータ受信装置、ならびにデータ送信プログラム Download PDF

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康之 松谷
Ryusuke Kawano
龍介 川野
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Abstract

【課題】 1bit量子化データの時分割多重を可能とすること。
【解決手段】 複数の入力系統から入力されるアナログ信号またはディジタル信号を、それぞれ、ノンリターンゼロのディジタル信号に変換する複数の1bit量子化手段21-1〜21-nと、複数の1bit量子化手段からそれぞれ、出力される前記ディジタル信号をリターンゼロ信号に変換して出力する複数のリターンゼロ手段22-1〜22-nと、複数のリターンゼロ手段の出力信号を取り込み、パラレルシリアル変換するパラレルシリアル変換手段23と、パラレルシリアル変換手段の出力信号を無線信号として出力する送信手段24とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1bit量子化されたデータ伝送を多チャンネルで伝送データ通信方法、データ送信装置およびデータ受信装置、ならびにデータ送信プログラムに関する。
ノイズシェーピング回路でアナログ信号を量子化し、従来のPCMではなく量子化された1bitデータのまま伝送し、受信側で再生する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載のデータ通信装置の構成図である。同図において、音声のアナログ信号11をデルタシグマ変調により1bitのディジタル信号に変換する1bit化量子化手段12と、この1bitのディジタル信号により何らかの変調をかけた光を空中に放出する1bit送信手段13と、空中に放出された光を受信し復調し、もとの1bitのディジタル信号を得る1bit受信手段14と、この1bitのディジタル信号によりスピーカ16を駆動するスピーカ駆動手段15と、スピーカ16から構成される。
音声が空気の疎密波として空中を伝わるように、1bit量子化手段の出力は音声等のアナログ信号をパルス疎密波に変換する。このパルス列は、通常のシリアルデータ列であるが、数bitでひとまとまりのデータとしてシリアルに展開されているのではなく、一つ一つのデータが独立したデータになっている。このためひとまとまりのデータの先頭位置を示す同期データの付加は不必要となり、さらに1bit量子化手段の出力はもともと1bitなのでパラレルシリアル変換手段も不必要となる。
従って、受信側の同期パターンによる同期抽出も不要になる。このため、データの演算処理が不要となり、データを取込むためのクロック再生も不要になる。さらに、受信したデータ列はパルスの疎密波としての波形を有しているため、この波形のまま低インピーダンスドライバー等のスピーカ駆動手段によりスピーカを駆動することによって、そのまま音声として再生できる。
このように、1bit量子化を行い、これを1bitのディジタル信号により何らかの変調をかけた光を空中に放出し、これを受信し、復調し、もとの1bitのディジタル信号を得、このディジタル信号でスピーカを駆動することにより、送信側および受信側ともに図1に示すような非常に簡単な回路で構成可能となる。このように、文献記載の装置は音声のディジタル通信に1bit量子化による1bitデータ列を用いることにより、大規模な高性能特性を要求される同期再生手段とD/A変換手段とを不要とすることが特徴とする。
しかし、上記構成のままでは多波表を受光するための受光素子が必要であり、また、1つの波長の光では1つの音声情報しか送信できなかった。即ち、多数のチャンネルの情報を1つの周波数の電波または光で伝送することはできなかった。
特開平08−037502号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、1bit量子化データの時分割多重を可能とするデータ通信方法、データ送信装置およびデータ受信装置、ならびにデータ送信プログラムを提供することを特徴とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、送信側において、複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をそれぞれ、ディジタル化したディジタル信号をノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に変換し、前記送信側において、変換された前記ディジタル信号の“1”に対してHighレベルを対応させるとともに“0”に対してLowレベルを対応させ、Highレベルのときはノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅を持つリターンゼロ信号にして出力し、LowレベルのときはそのままLowレベルを出力し、かつ、各入力系統からシステムから出力される信号をパラレルシリアル変換してシリアルデータ列とすると共に、前記送信側において、変換されたシリアルデータ列信号を無線信号として送信し、受信側において、前記送信側からの前記無線信号を受信し、前記受信側において、受信された信号から得られるシリアルデータ列信号をシリアルパラレル変換し、複数の出力系統の信号に分離し、前記シリアルパラレル変換により得られる電気信号で、各出力系統において該電気信号を楽音信号に変換する楽音出力手段を駆動することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を、それぞれ、ノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に変換する複数の1bit量子化手段と、前記複数の1bit量子化手段からそれぞれ、出力される前記ディジタル信号の“1”に対してHighレベルを対応させるとともに“0”に対してLowレベルを対応させ、Highレベルのときはノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅を持つリターンゼロ信号にして出力し、LowレベルのときはそのままLowレベルを出力する複数のリターンゼロ手段と、前記複数のリターンゼロ手段の出力信号を取り込み、パラレルシリアル変換するパラレルシリアル変換手段と、該パラレルシリアル変換手段の出力信号を無線信号として出力する無線送信手段とを有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、送信側で複数の入力系統から入力された音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を1bitデータ列からなるディジタル信号に変換した信号であって、各入力信号について論理値“1”に対してノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅のHighレベルが割り当てられるとともに論理値“0”に対してLowレベルが割り当てられたリターンゼロのパラレルシリアル変換されたディジタル信号を無線で受信する無線受信手段と、前記無線受信手段により受信したシリアルデータ列をシリアルパラレル変換するシリアルパラレル変換手段とを有することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を、それぞれ、ノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に予め変換された1bit量子化済みの信号を複数の信号記憶手段に記憶する機能と、複数の記憶手段に記憶された、音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号に対してノイズシェーピング処理を行うことにより得られる複数系統の1bitデータ列の各々のbitの間に”0”のデータをp個(pは自然数)挿入するゼロ挿入機能と、前記“0”のデータが挿入された複数系統の1bitデータ列を前記ノイズシェーピング処理で使用されるノイズシェーピング周波数の(p+1)倍の速度で無線送信手段に送出することで、Highレベルのパルス幅がノンリターンゼロ信号のHighレベルのパルス幅の{100/(p+1)}%であるリターンゼロのディジタル信号を送信する送信機能とを有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、アナログ信号を1bitのディジタル信号に変換するノイズシェーピングA/D変換器等の1bit量子化手段、またはPCMデータ等で入力されるアナログ信号のディジタルコード化信号を1bitのディジタル信号に変換するノイズシェーピング量子化器等の1bit量子化手段をn個有し、各々に任意の音源または音源のディジタル化された信号が入力され、そのn個の1bit量子化手段の各出力をパラレルシリアル変換手段で1bit量子化手段の量子化速度のn倍の速度のシリアルデータとし、信号送信手段により前述シリアルデータを送信することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のデータ送信装置によって送信されたデータを受信および復調する受信手段により元のシリアルデータを再生した信号に対し、受信データの1/nの速度のクロックを発生するクロック発生手段と、このクロックを用いラッチ手段により定期的に任意のデータをラッチすることにより、送信側の入力系統における任意の1つ入力音源の量子化信号のみを前記ラッチ手段から出力することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載のデータ送信装置によって送信されたデータを受信および復調し元のシリアルデータを再生したシリアル信号に対し、受信データの1/n の速度のクロックで立ち上がり時刻を1データ時間分づつずらしたn個のクロックを発生するクロック発生手段と、n個のラッチ手段とを有し、前記クロック発生手段より供給される前記n個の各クロックが対応する前記n個のラッチ手段の各々のクロック入力に入力され、各ラッチ手段は、受信したシリアル信号から前記クロックに基づいて送信元のn個の信号系列のうちのいずれかの信号系列を出力することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、1bit量子化されたアナログ信号をノイズシェーピングA/D変換器等の1bit量子化手段で1bit量子化したデータ、またはPCMデータ等で入力されるアナログ信号のディジタルコード化信号をノイズシェーピング量子化器等の1bit量子化手段で1bit量子化したデータを記憶しておき、各々の記憶手段から1bitづつ取り出し、パラレルシリアル変換手段で1bit量子化手段の量子化速度のn倍の速度のシリアルデータとし、該シリアルデータを送信することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のデータ通信方法において、前記パラレルシリアル変換手段の入力の1つ、又は複数の入力に対し、機器制御や他の入力のデータ状態を知らせるためのディジタルデータを入力することを特徴とする。
以上説明したように、従来の1bit量子化を用いたシステムでは多チャンネルの伝送にはチャンネル数に対応する数の受信器(回路)が必要であったが、本発明によれば、多チャンネル化を1つの受信器で対応することが可能となる。
これにより、例えば美術館等で絵画の解説等を1bit量子化を用いて伝送しようとした場合、日本語だけではなく、英語、中国語等の各種言語の解説を放送し、受信側で好みの言語で解説を聞くといったサービスを簡便なシステムで提供できるというという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第1実施形態に係るデータ送信装置の構成を図1に示す。同図において、第1実施形態に係るデータ送信装置は、複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を、それぞれ、ノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に変換する複数の1bit量子化手段21−1〜21−nと、複数の1bit量子化手段1bit量子化手段21−1〜21−nからそれぞれ、出力される前記ディジタル信号の“1”に対してHighレベルを対応させるとともに“0”に対してLowレベルを対応させ、Highレベルのときはノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅を持つリターンゼロ信号にして出力し、LowレベルのときはそのままLowレベルを出力する複数のリターンゼロ手段22−1〜22−nと、前記複数のリターンゼロ手段22−1〜22−nの出力信号を取り込み、パラレルシリアル変換するパラレルシリアル変換手段23と、該パラレルシリアル変換手段23の出力信号を無線信号として出力する送信手段(無線送信手段)23とを有している。
上記構成において、n個の1bit量子化手段21−1〜21−nを用い、それぞれの入力に音声等のアナログ信号またはアナログ信号を2進コード化(PCM化)したデータを入力する。具体的には、入力が2進コード化したデータのときの1bit量子化手段は、ノイズシェーピングA/D変換器により構成され、入力が2進コード化したデータのときの1bit量子化手段は、ノイズシェーピング処理を論理回路で行う1bit量子化器である。このn個の1bit量子化手段の出力をD11〜Dn1とする。
この出力D11〜Dn1をn個のリターンゼロ手段22−1〜22−nにより複数の1bit量子化手段からそれぞれ、出力される前記ディジタル信号の“1”に対してHighレベルを対応させるとともに“0”に対してLowレベルを対応させ、Highレベルのときはノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅を持つリターンゼロ信号にして出力し、LowレベルのときはそのままLowレベルを出力する。
n個のリターンゼロ手段22−1〜22−nの出力信号は、パラレルシリアル変換手段23に入力され、これらのリターンゼロ信号の1bitデータを時系列に並べたシリアル出力を得て、送信手段23は、シリアル出力を電波・光・赤外線・磁界等を物理的信号として送信する。磁界を用いる場合は送信手段24としてはコイルを、受信手段としては磁気センサを用いることができる。
図3はパラレルシリアル変換手段の入出力の関係を図示したものである。1bit量子化手段21−1からはD11,D12,〜D1mのようにデータが出力され、1bit量子化手段21−2からはD21,D22,D2mのようにデータが出力され、1bit量子化手段21−nからはからはDn1,Dn2,〜Dnmのようにデータが出力される。このデータ列をパラレルシリアル変換手段23に入力する。
パラレルシリアル変換手段23は入力の1データ分の時間をn分割し1データ分の時間内に入力のD11からDn1までのデータを順番に挿入して出力とする。
これより図3の下部に示すようなシリアルデータ列を作成する。
図2は、本発明の第1実施形態に係るデータ送信装置の変形例であり、リターンゼロ手段をパラレルシリアル変換手段23と送信手段24との間に設けたものであり、このように構成しても図1に示したデータ送信装置と同様の効果が得られる。
本発明の第1実施形態に係るデータ受信装置の構成を図4に示す。本発明の第1実施形態に係るデータ受信装置は受信手段41と、タッチ手段42と、クロック発生手段43とを有している。同図において、本実施形態に係るデータ受信装置は、本発明の第1実施例に係るデータ送信装置で送信された信号を受信する受信手段41の出力をラッチ手段42とクロック発生手段43とに入力し、クロック発生手段43から出力されたクロックをラッチ手段42のクロック入力とし、受信手段41からラッチ手段42に入力されたシリアル信号の一部を定期的にラッチし出力するものである。
図5、はクロック発生手段43のクロック出力とラッチ手段42の入出力の関係を簡単に図示したものであり、図2のように送信側でn個の入力がある場合、受信側では受信信号から当該受信信号に同期したクロックを発生し、そのn分周したクロックをクロック発生手段43の出力とする。このクロックの立ち上がりを例えばD11にあわせたとするとラッチ手段からはD11,D12,〜D1nのように図2の量子化手段211出力のみを取り出すことができる。
本発明第1実施形態に係るデータ送信装置および第1実施形態に係るデータ受信装置を用いると、同時にn個の1bit量子化手段の出力を送信でき、かつ受信側では1個の1bit量子化手段の出力のみを取り出すことが可能になる。
このように本発明を用いると従来技術ではできなかった複数のチャンネルの信号を多重化して送信でき、かつ受信側では1つのチャンネルの信号を選択的に再生できることができる。
図6は本発明の第2実施形態に係るデータ受信装置の構成を表す図である。本発明の第1実施形態に係るデータ送信手段を用いて送信された信号を受信する受信手段41の出力をn個のラッチ手段62−1〜62−nとクロック発生手段63に入力する。クロック発生手段63は、図4のクロック発生手段43と同様に、入力信号をn分周したクロックを出力する。
クロック発生手段63はn分周したクロックをn本発生し、そのクロック同士の位相は入力信号の1データ分だけずれているように設定されている。このクロックをクロック1〜クロックnとし、各々のラッチ手段62−1〜62−nのクロック入力に入力する。これによりラッチ手段62−1〜62−nの出力には図2の1bit量子化手段21−1〜21−nの出力信号を対応させて出力することができる。
図7は図5と同様に受信手段出力とクロック1〜クロックnおよびラッチ手段の出力関係を表したものであり各ラッチ手段62−1〜62−nの出力が1bit量子化手段21−1〜21−nの出力信号と同様になることが分かる。
図8は本発明の第3実施形態に係るデータ送信装置の構成例であり、この構成例では、入力信号を1bit量子化する代わりに、1bit量子化済みの信号を記憶手段81−1〜81−nに記憶して、1bitづつ出力するようにしたものである。
このように構成することにより本発明の第1実施形態に係るデータ送信装置と同様の効果が得られるものである。
本発明を用いると1bit量子化をソフトウェアで行い、処理した結果をメモリ等に記憶すればよく1bit量子化手段をハードウェアとして持つ必要がなくなり機器構成が簡単となる。
また、記憶手段81−1〜81−nに記憶されるのは1bit量子化されたデータであるため全体のデータを一塊にしてサーバ等へ記憶しておけばLAN等の通信回路を通しての記憶手段への取込みも可能になる。またこの時、記憶手段に記憶されているデータの先頭または最後あるいは両方に、ある定まったデータを付加しておけば各データの先頭および最後を規定することのでき、記憶手段に記憶されている情報へのIDの付加やデータ終了を受信機に通知することができる。
また、記憶手段の中に記憶されているデータの途中に音声情報の種類や状態を知らせるデータを付加することも可能である。
図9は本発明の第4実施形態に係るデータ送信装置の要部の構成を示しており、同図に示すように、パラレルシリアル変換手段23の1つの入力、または幾つかの入力に対し、機器制御や他の入力のデータ状態を知らせるためのディジタルデータを入力するようにしたことを特徴とするものである。この制御信号に定まったbit列のプリアンブル(固定ヘッダ)を挿入すると、受信側ではこのプリアンブルを検出することにより、制御信号入力のチャンネルを基に他のチャンネルをラッチするタイミングを特定可能であり、本発明の第2実施形態に係るデータ受信装置と併用することにより特定のチャンネルの通信のみが可能となる。
なお、図8におけるデータ送信装置の機能を実現するためのデータ送信プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された上記プログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりデータ伝送を行ってもよい。
このデータ送信プログラムは、複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を、それぞれ、ノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に予め変換された1bit量子化済みの信号を複数の信号記憶手段81−1〜81−nに記憶する機能と、複数の記憶手段81−1〜81−nに記憶された、音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号に対してノイズシェーピング処理を行うことにより得られる複数系統の1bitデータ列の各々のbitの間に”0”のデータをp個(pは自然数)挿入するゼロ挿入機能と、前記“0”のデータが挿入された複数系統の1bitデータ列を前記ノイズシェーピング処理で使用されるノイズシェーピング周波数の(p+1)倍の速度で無線送信手段に送出することで、Highレベルのパルス幅がノンリターンゼロ信号のHighレベルのパルス幅の{100/(p+1)}%であるリターンゼロのディジタル信号を送信する送信機能とを有することを特徴としている。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の第1実施形態に係るデータ送信装置の構成を示すブロック図。 本発明の第2実施形態に係るデータ送信装置の構成を示すブロック図。 本発明の第1、第2実施形態に係るデータ送信装置におけるパラレルシリアル変換手段の入出力関係を示す説明図。 本発明の第1実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図。 図4に示した本発明の第1実施形態に係るデータ受信装置におけるラッチ手段の動作状態を示す説明図。 本発明の第2実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図。 図4に示した本発明の第2実施形態に係るデータ受信装置におけるラッチ手段の動作状態を示す説明図。 本発明の第3実施形態に係るデータ送信装置の構成を示すブロック図。 本発明の第4実施形態に係るデータ送信装置の要部の構成を示すブロック図。 従来の1bit量子化を用いたデータ通信システムの構成を示すブロック図。
符号の説明
21−1〜21−n…1bit量子化手段
22、22−1〜22−n…リターンゼロ手段
23…パラレルシリアル変換手段
24…送信手段
41…受信手段
42、62−1〜62−n…ラッチ手段
43、63…クロック発生手段

Claims (9)

  1. 送信側において、複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をそれぞれ、ディジタル化したディジタル信号をノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に変換し、
    前記送信側において、変換された前記ディジタル信号の“1”に対してHighレベルを対応させるとともに“0”に対してLowレベルを対応させ、Highレベルのときはノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅を持つリターンゼロ信号にして出力し、LowレベルのときはそのままLowレベルを出力し、かつ、各入力系統からシステムから出力される信号をパラレルシリアル変換してシリアルデータ列とすると共に、
    前記送信側において、変換されたシリアルデータ列信号を無線信号として送信し、
    受信側において、前記送信側からの前記無線信号を受信し、前記受信側において、受信された信号から得られるシリアルデータ列信号をシリアルパラレル変換し、複数の出力系統の信号に分離し、前記シリアルパラレル変換により得られる電気信号で、各出力系統において該電気信号を楽音信号に変換する楽音出力手段を駆動することを特徴とするデータ通信方法。
  2. 複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を、それぞれ、ノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に変換する複数の1bit量子化手段と、
    前記複数の1bit量子化手段からそれぞれ、出力される前記ディジタル信号の“1”に対してHighレベルを対応させるとともに“0”に対してLowレベルを対応させ、Highレベルのときはノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅を持つリターンゼロ信号にして出力し、LowレベルのときはそのままLowレベルを出力する複数のリターンゼロ手段と、
    前記複数のリターンゼロ手段の出力信号を取り込み、パラレルシリアル変換するパラレルシリアル変換手段と、
    該パラレルシリアル変換手段の出力信号を無線信号として出力する無線送信手段と、
    を有することを特徴とするデータ送信装置。
  3. 送信側で複数の入力系統から入力された音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を1bitデータ列からなるディジタル信号に変換した信号であって、各入力信号について論理値“1”に対してノンリターンゼロ信号のパルス幅よりも小さいパルス幅のHighレベルが割り当てられるとともに論理値“0”に対してLowレベルが割り当てられたリターンゼロのパラレルシリアル変換されたディジタル信号を無線で受信する無線受信手段と、
    前記無線受信手段により受信したシリアルデータ列をシリアルパラレル変換するシリアルパラレル変換手段と、
    を有することを特徴とするデータ受信装置。
  4. 複数の入力系統から入力される音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号を、それぞれ、ノイズシェーピング方式で1bitデータ列からなるノンリターンゼロのディジタル信号に予め変換された1bit量子化済みの信号を複数の信号記憶手段に記憶する機能と
    複数の記憶手段に記憶された、音声もしくは音楽のアナログ信号または音声もしくは音楽をディジタル化したディジタル信号に対してノイズシェーピング処理を行うことにより得られる複数系統の1bitデータ列の各々のbitの間に”0”のデータをp個(pは自然数)挿入するゼロ挿入機能と、
    前記“0”のデータが挿入された複数系統の1bitデータ列を前記ノイズシェーピング処理で使用されるノイズシェーピング周波数の(p+1)倍の速度で無線送信手段に送出することで、Highレベルのパルス幅がノンリターンゼロ信号のHighレベルのパルス幅の{100/(p+1)}%であるリターンゼロのディジタル信号を送信する送信機能と、
    を有することを特徴とするデータ送信プログラム。
  5. アナログ信号を1bitのディジタル信号に変換するノイズシェーピングA/D変換器等の1bit量子化手段、またはPCMデータ等で入力されるアナログ信号のディジタルコード化信号を1bitのディジタル信号に変換するノイズシェーピング量子化器等の1bit量子化手段をn個有し、各々に任意の音源または音源のディジタル化された信号が入力され、そのn個の1bit量子化手段の各出力をパラレルシリアル変換手段で1bit量子化手段の量子化速度のn倍の速度のシリアルデータとし、信号送信手段により前述シリアルデータを送信することを特徴とするデータ送信装置。
  6. 請求項5に記載のデータ送信装置によって送信されたデータを受信および復調する受信手段により元のシリアルデータを再生した信号に対し、受信データの1/nの速度のクロックをクロック発生手段により発生し、このクロックを用いラッチ手段により定期的に任意のデータをラッチすることにより、送信側の入力系統における任意の1つ入力音源の量子化信号のみを前記ラッチ手段から出力することを特徴とするデータ受信装置。
  7. 請求項5に記載のデータ送信装置によって送信されたデータを受信および復調し元のシリアルデータを再生したシリアル信号に対し、受信データの1/n の速度のクロックで立ち上がり時刻を1データ時間分づつずらしたn個のクロックを発生するクロック発生手段と、
    n個のラッチ手段とを有し、
    前記クロック発生手段より供給される前記n個の各クロックが対応する前記n個のラッチ手段の各々のクロック入力に入力され、各ラッチ手段は、受信したシリアル信号から前記クロックに基づいて送信元のn個の信号系列のうちのいずれかの信号系列を出力することを特徴とするデータ受信装置。
  8. 1bit量子化されたアナログ信号をノイズシェーピングA/D変換器等の1bit量子化手段で1bit量子化したデータ、またはPCMデータ等で入力されるアナログ信号のディジタルコード化信号をノイズシェーピング量子化器等の1bit量子化手段で1bit量子化したデータを記憶しておき、各々の記憶手段から1bitづつ取り出し、パラレルシリアル変換手段で1bit量子化手段の量子化速度のn倍の速度のシリアルデータとし、該シリアルデータを送信することを特徴とするデータ通信方法。
  9. 前記パラレルシリアル変換手段の入力の1つ、又は複数の入力に対し、機器制御や他の入力のデータ状態を知らせるためのディジタルデータを入力することを特徴とする請求項8に記載のデータ通信方法。

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JP2008131391A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 信号分離回路および方法
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