JP2005311571A - 番組視聴システム - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ放送受信対応携帯端末で、スクランブル番組をデスクランブルして視聴/録画する場合に、現行デジタル放送方式の限定受信システムとの整合性が求められている。
【解決手段】本発明に係わる番組予約システムによれば、デジタル放送受信固定端末(DTV受信機)でスクランブル鍵生成に使用するワーク鍵を携帯TVにメールする手段と、携帯TVで前記ワーク鍵を用いスクランブル鍵を生成しスクランブル番組をデスクランブルする手段と、視聴/録画番組が有料番組である場合にDTV受信機に対して課金依頼メールを送信する手段と、DTV受信機では課金依頼メールを受信し課金処理を行う手段とを備え、携帯TVでもDTV受信機と整合性の高い限定受信を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外出先でスクランブルされた番組をデスクランブルして視聴可能にするテレビ放送受信対応携帯端末(以下、携帯TVと記す)向けの番組視聴システムに関するもので、特にデジタルテレビ放送受信対応固定端末(DTV)と同一システムでスクランブル番組の視聴/録画及び課金を行えるものである。
外出先で、スクランブル番組をデスクランブルして視聴が行えるシステムの従来技術としては、外泊先で家庭での番組視聴環境と同一の環境を構築することで、自分の見たい番組(すでに契約してあり、見ることができるはずの番組)を自宅に居る時と同じように見ることができるもの(例えば、特許文献1を参照)がある。
以下、従来技術に関し図3を用いて説明する。
図3において、1は携帯電話機、2は家(自宅)、3はホテル(外出先の一例)、4は携帯電話の基地局、5は公衆電話網、6はインターネット、7は各種の画像を記録保持した画像配信サーバ、8は放送設備、9はコンテンツプロバイダ、10は衛星、11はケーブルテレビプロバイダ、21は家2にあるテレビ受像機、22は家2にある情報端末、23は家2にあるプリンタ23、31はホテルのテレビ受像機、32はホテルの情報端末32、33はホテルのプリンタ、100は近接無線装置である。
従来例では、携帯電話機1の持ち主がケーブルテレビプロバイダ11と契約し、その視聴者IDを携帯電話機1内に保持し持ち歩く。これにより外泊先で上記視聴者IDによってスクランブル番組のスクランブルを解除することができるものである。なお課金処理と認証処理は電話番号で行われる。このシステムにより、契約しているチャンネルの番組であれば、携帯端末を持参すればたとえ外出先でも別に料金を支払わずに視聴することが可能となる。
具体的には、携帯電話機1等からのスクランブル番組視聴リクエスト時に、携帯電話機1より番組指定コード及び視聴者IDが基地局4、公衆電話網5及びインターネット6を介して放送設備8や画像配信サーバ7、コンテンツプロバイダ9に送信される。
画像配信サーバは、視聴者IDを確認した上で、その番組に対するスクランブルを解除するための鍵情報を選択し、番組指定コード及びリモコンデータと共に送信する。この鍵情報並びに番組指定コード及びリモコンデータは携帯電話を介して情報端末に向けて送信される。
情報端末は受信した鍵情報を基に、対応する放送のスクランブルを解除する。このように、携帯電話機等の携帯端末から視聴者IDを送信するので、自宅ではもちろん、旅行や出張先の宿泊施設においてもスクランブルを解除でき、そのチャンネルの番組を視聴することができる。
特開2001−345766号公報
上記の従来技術では、契約したケーブルテレビプロバイダに対し有効であるが、外出先に契約したケーブルテレビプロバイダの情報端末がなければ使用できないという課題がある。
前記の問題を解決するために本発明では、外出先の環境によらずスクランブル番組を視聴できるように、国内のデジタル放送の限定受信方式で採用されているICカード(B−CASカード)によるスクランブル番組視聴システムを携帯TV向けに使用し、さらにICカードがさせない携帯TVに対し、家庭にあるICカード付きのデジタル放送受信機のICカードからスクランブル番組をデスクランブルする鍵を、携帯TVにメールなどの手段で送付し、携帯TVでのスクランブル番組視聴時に使用し、有料番組の課金に対しては、有料番組視聴時に家庭にある上記鍵を入手したデジタル放送受信機に有料放送を視聴していることをメールなどの手段で送付し、上記鍵を入手したデジタル放送受信機側では携帯TVで有料放送を視聴した情報をメールなどで入手した後に課金処理を行う番組視聴システムを提供する。
本発明に関わる番組視聴システムによれば、外出先の番組視聴/録画環境によらずスクランブル番組を視聴でき、ICカードなしの携帯TVにおいてもスクランブル番組を視聴でき、さらに課金を家庭のICカード付きのデジタル放送受信機で一括し処理できる番組視聴システムを提供できる。
以下、本発明に係る番組視聴システムの実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る番組視聴システムのフローの一例であり、図2はその説明図である。
図2において、1000はデジタル放送の放送送出手段、1001は視聴する番組、1002は番組1001をスクランブルするスクランブル手段、1003はスクランブル手段1002で使用するスクランブル鍵、1004はスクランブル鍵1003を暗号化するスクランブル鍵暗号化手段、1005はスクランブル鍵1003をスクランブル鍵暗号化手段1004で暗号化する際に使用するワーク鍵、1006はワーク鍵1005を暗号化するワーク鍵暗号化手段、1007はワーク鍵1005をワーク鍵暗号化手段1006で暗号化する際に使用するマスター鍵、1008はスクランブル番組と暗号化スクランブル鍵と暗号化ワーク鍵を放送で送出する送出手段である。
また、1100は家にあるデジタル放送受信機(以下、DTVと記す)である。1101は放送送出手段1000より送出されたスクランブル番組と暗号化スクランブル鍵と暗号化ワーク鍵を受信する放送受信手段A、1102はDTV用マスター鍵、1103はDTV用マスター鍵を用いて暗号化ワーク鍵を復号する復号ワーク鍵生成手段、1104は復号ワーク鍵により暗号化スクランブル鍵を復号する復号スクランブル鍵生成手段A、1105はスクランブル番組を復号スクランブル鍵でデスクランブルするデスクランブル手段A、1106はデスクランブルされた番組を提示する提示手段、1107はネットワーク通信手段、1108は有料番組を何個の機器で視聴録画したかを判断する課金判断手段である。
1200は携帯TVである。1201は放送送出手段1000より送出されたスクランブル番組と暗号化スクランブル鍵と暗号化ワーク鍵を受信する放送受信手段B、1202はスクランブル番組を復号スクランブル鍵生成手段Bで生成した復号スクランブル鍵でデスクランブルするデスクランブル手段B、1203は暗号化スクランブル鍵を復号ワーク鍵で復号する復号スクランブル鍵生成手段B、1204はネットワーク通信手段、1205は無料放送のワーク鍵を蓄積するワーク鍵蓄積手段、1206は有料放送か無料放送かで無料放送の場合は蓄積ワーク鍵を有料放送の場合には受信ワーク鍵を復号ワーク鍵として選択するスイッチ、1207は携帯TVの提示手段である。
1300はDTVの課金判断手段から番組を視聴録画した機器数などの番組視聴録画情報を受け取る課金手段、1400は公衆回線やインターネットなどのネットワーク、1500は携帯端末基地局である。
近年、番組の著作権保護のためにデジタル放送では限定受信が行われる方向にあり、有料/無料放送にかかわらず番組に対しスクランブルを施し、そのデスクランブル処理をDTVで行うためにデスクランブル用のスクランブル鍵も添付し送出する。なお日本国内のデジタル放送では、限定受信方式としてMULTI2を採用している。
放送送出手段1000では、番組をスクランブル手段でスクランブルし送出する際、そのスクランブルをデスクランブルするスクランブル鍵も送出する。ここでスクランブル鍵を送出する際には、スクランブル鍵を2段階で暗号化して送出する。
まずDTV受信機固有の鍵であるマスター鍵を放送送出手段でも保有し、このマスター鍵で、ワーク鍵を暗号化手段1006で暗号化し暗号化ワーク鍵を生成する。次にスクランブル鍵をワーク鍵によって暗号化手段1004で暗号化し、暗号化スクランブル鍵を生成する。このようにして得られた暗号化スクランブル鍵と暗号化ワーク鍵をスクランブル番組と共にDTV1100に送出する。
ここでまず国内デジタル放送での限定受信方法に関して説明する。
国内デジタル放送での限定受信方法では、スクランブル番組をデスクランブルする鍵として、マスター鍵(Km)、ワーク鍵(Kw)、スクランブル鍵(Ks)の3種があり、放送局ではKsをKwで暗号化し、更にKwをKmで暗号化し、暗号化したKsとKmと、Ksでスクランブルをかけた番組をデジタル放送受信機に対し送信する。デジタル放送受信機では、ICカード(B−CASカード)にKmを保持してあるので、暗号化されたKwをKmを用いて復号し、さら復号したKwを用いて暗号化されたKsを復号し、得られたKsでスクランブルがかけられた番組をデスクランブルする。
本発明の限定受信方式は、上記の国内デジタル放送での限定受信方法との整合性を有しており、DTV1100では、上記暗号化スクランブル鍵と暗号化ワーク鍵とスクランブル番組を放送受信手段A1101で受信し、暗号化ワーク鍵をDTVのワーク鍵で復号ワーク鍵生成手段1103によって復号し、復号ワーク鍵を生成する。暗号スクランブル鍵は復号ワーク鍵を用い復号スクランブル鍵生成手段A1104で復号され復号スクランブル鍵を生成する。このようにして得られた復号スクランブル鍵を用いスクランブル番組をデスクランブル手段A1104でデスクランブルし番組を再生し、表示手段1106に提示する。有料放送の場合には、課金判断手段1108で番組視聴情報を作成し、この番組視聴情報は公衆回線やインターネットなどのネットワークを介し課金手段に送られ課金処理される。
携帯TV1200でスクランブル放送を視聴録画するに於いては、DTV1100での復号ワーク鍵を上記ネットワークと形態端末基地局1500を介し、メールなどで送信する。
携帯TV1200では、上記暗号化スクランブル鍵と暗号化ワーク鍵とスクランブル番組を放送受信手段B1201で受信し、DTV1100よりネットワーク経由で取得した復号ワーク鍵(以下、受信ワーク鍵と記す)を用いスクランブル番組をデスクランブルする。ここで固定されたワーク鍵をDTV100からネットワークでその都度取得するのは効率的ではないので、固定のワーク鍵は、形態TV1200のワーク鍵蓄積手段1205に蓄積(以下、蓄積されたワーク鍵を蓄積ワーク鍵と記す)しておくことで効率の悪さが改善できる。スイッチ1206では、受信ワーク鍵と蓄積ワーク鍵を固定ワーク鍵かそうでないかで切り替え復号ワーク鍵を生成する。たとえば、無料放送局を選択した場合は固定ワーク鍵と判断し蓄積ワーク鍵を選択し、有料放送局を選択した場合には受信ワーク鍵を選択し復号ワーク鍵とする。なお蓄積ワーク鍵は予めDTV1100よりネットワーク経由で入手しておき、蓄積ワーク鍵が何らかの理由で変更があった場合には、その都度DTV1100よりネットワークにて更新を行う。したがってDTV1100では、携帯TVのメールアドレスだけではなく、蓄積ワーク鍵の情報も保持している。
放送受信手段B1201で受信した暗号化スクランブル鍵は、スイッチ1206で選択された復号ワーク鍵を用い、復号スクランブル鍵生成手段B1203で復号され復号スクランブル鍵を生成する。このようにして生成された携帯TV用復号スクランブル鍵を用いデスクランブル手段B1202でデスクランブル処理され番組が再生され提示手段1207に提示される。
ここで図1を用いて、本発明の番組録画フローに関して説明する。
まず初期設定として、DTV1100で携帯TV1200のメールアドレスを登録し、登録後にDTV1100より携帯TV1200に対して無料放送局のワーク鍵を送信する(S0)。このステップは、DTVの録画機器登録をテレビ画面に機器設定のメニュー画面を表示し、リコモンを操作することで録画機器を登録するのと同様に携帯TVのメールアドレスを登録することで実現できる。
次に携帯TV1200で有料番組を視聴/録画するかによりDTV1100にワーク鍵(上記、復号ワーク鍵)を要求するかどうかを判断する(S1)。
有料番組を視聴する場合には、携帯TV1200からDTV1100に復号ワーク鍵をメールで送ることを要求する(S2)。このS2の要求メールでDTVに対して課金要求を行う(以下、課金要求メールと記す)。DTV1100では、携帯TV1200からの復号ワーク鍵の要求に対し、DTV1100に登録されている携帯TVであれば復号ワーク鍵を携帯TVにメールで送信する(S3)。更にDTV1100では携帯TV1200に対し復号ワーク鍵をメールで送信すると同時にDTV1100の課金システムにて携帯TV1200での有料番組視聴/録画に対する課金を行う(S4)。具体的にはDTV1100より有料番組の視聴履歴情報を課金手段(B−CASセンター)にネットワークを介し送付することで課金が行われる。
また携帯TV1200では復号ワーク鍵をDTV1100より入手し、復号ワーク鍵を生成(S5)し、有料番組をデスクランブルし視聴/録画を行う(S6)。視聴/録画が終了すると(S7)、復号ワーク鍵を削除する(S8)。
S1で無料番組を視聴/録画する場合には、蓄積ワーク鍵を復号ワーク鍵とし、この復号ワーク鍵で復号スクランブル鍵を生成し(S9)、その後番組の視聴/録画を行う(S10)。
ここで、携帯TV1200にメール送付する復号ワーク鍵を、マスター鍵または復号スクランブル鍵にすることも考えられるが、まずマスター鍵を送付する場合には、携帯TV1200の回路規模が多きくなり、更にマスター鍵の位置づけとして機器固有ではなくなるので望ましくない。またスクランブル鍵は、携帯TV1200の回路規模は小さくなるが、スクランブル鍵は短周期で更新される可能性があるのでメールで送付するには回数が多くなり好ましくない。
また、BSデジタル放送、地上デジタル放送で無料放送のワーク鍵が固定化されるようになれば、有料番組のワーク鍵は長い周期で更新されることもあり、本発明でワーク鍵をDTV1100より携帯TV1200にメールで送付するのが有効である。
更に、DTV1100に複数の携帯TVを登録し、同一時間に複数有料番組の視聴/録画(同一番組視聴/録画も含む)を行う場合でも、有料番組を視聴/録画したそれぞれに対し上記した本発明の課金手段を行うことで対応できる。
なお本発明では、有料番組の視聴終了後に携帯TV1200の復号ワーク鍵を消去するので、復号ワーク鍵を悪用されることがない。また携帯TV毎の初期設定データをDTV1100に記録することで、万一、無料放送のワーク鍵が変更されたとしても、DTV1100側で変更があったことが認識できるので、その場合には、図1の初期設定(S1)において「(2)登録した携帯TVに無料放送のワーク鍵の送信(メール)」を行うことで対応できる。
更に、DTV1100から携帯TV1200へ復号ワーク鍵をメールで送信する際に、暗号化を行うことで、さらにセセキュリティの高いシステムを構築できる。
本発明に係る番組視聴システムでは、携帯TVでのスクランブル番組視聴を、衛星デジタル放送、地上デジタル放送の限定受信方式との整合性が高く、新たな限定受信システムを構築が不要な番組視聴システムを提供できるので有効である。課金においても、使用するデジタル放送受信機毎に行う必要がなく有効である。携帯TVだけでなく、ICカードがないデジタル放送受信可能なパソコンでのデジタル放送受信にも展開可能である。
本発明の実施の形態における番組視聴システムのフローチャート 本発明の実施の形態における番組視聴システム構成を示すブロック図 従来技術の一例におけるブロック図
符号の説明
1000 放送送出手段
1001 視聴する番組
1002 スクランブル手段
1003 スクランブル鍵
1004 スクランブル鍵暗号化手段
1005 ワーク鍵
1006 ワーク鍵暗号化手段
1007 マスター鍵
1008 送出手段
1100 DTV
1101 放送受信手段A
1102 DTV用マスター鍵
1103 復号ワーク鍵生成手段
1104 復号スクランブル鍵生成手段A
1105 デスクランブル手段A
1106 提示手段
1107 ネットワーク通信手段
1108 課金判断手段
1200 携帯TV
1201 放送受信手段B
1202 デスクランブル手段B
1203 復号スクランブル鍵生成手段B
1204 ネットワーク通信手段
1205 ワーク鍵蓄積手段
1206 スイッチ
1207 提示手段
1300 課金手段
1400 ネットワーク
1500 携帯端末基地局

Claims (10)

  1. スクランブル番組と前記スクランブル番組のスクランブル処理を行った際に使用したスクランブル鍵をマスター鍵で暗号化するのに使用した複数の暗号化鍵とを放送で送出する放送送出手段と、
    ネットワーク通信手段と前記放送送出手段殻送出されたスクランブル番組に対し課金判断と番組視聴情報を格納する課金制御手段と前記放送送出手段から送出された複数の暗号化鍵を受信し前記マスター鍵で復号した複数の復号鍵を生成し前記ネットワークに送出するデジタルテレビ受信手段(以下、DTVと記す)と、
    前記ネットワーク通信手段と前記ネットワーク通信手段経由で前記DTVより送出された前記複数の復号鍵(以下、ネットワーク鍵と記す)を取得し、前記放送送出手段より送出された複数の暗号化鍵を前記ネットワーク鍵で復号し再生スクランブル鍵を生成し前記放送送出手段より送出されたスクランブル番組を受信し前記再生スクランブル鍵でデスクランブルする携帯端末手段と、
    前記課金制御手段より前記ネットワークを介し前記番組視聴情報を入手し課金処理を行う課金手段とを備えたことを特徴とする番組視聴システム。
  2. 前記放送送出手段は、スクランブル番組と前記スクランブル番組を作成する際に使用したスクランブル鍵をワーク鍵で暗号化した暗号スクランブル鍵と前記ワーク鍵をマスター鍵で暗号化した暗号ワーク鍵とを送出することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  3. 前記DTVは、
    ネットワーク通信手段と前記スクランブル番組と前記暗号スクランブル鍵と前記暗号ワーク鍵を受信する放送受信手段と前記放送受信手段で受信した前記ワーク鍵をマスター鍵により復号した復号ワーク鍵を生成し記暗号スクランブル鍵を前記復号ワーク鍵で復号した復号スクランブル鍵を生成する復号スクランブル鍵生成手段と、
    前記放送受信手段で受信したスクランブル番組を前記復号スクランブル鍵によりデスクランブルするデスクランブル手段とデスクランブル手段でデスクランブルした番組を提示する提示手段と番組視聴履歴を含む番組視聴情報を生成及び格納し有料番組に対する課金を前記課金手段に前記ネットワーク経由で通知する課金判断手段とを有することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  4. 前記携帯端末は、
    ネットワーク通信手段と前記スクランブル番組と前記暗号スクランブル鍵と前記暗号ワーク鍵を受信する放送受信手段と前記DTVより前記ネットワーク経由で入手した前記ネットワーク鍵(以下、受信ワーク鍵と記す)を格納するワーク鍵格納手段と、
    前記受信ワーク鍵と前記ワーク鍵格納手段に格納された蓄積ワーク鍵の中から番組視聴/録画に使用するワーク鍵を選択し復号ワーク鍵2として出力するスイッチと、
    前記暗号スクランブル鍵を復号ワーク鍵2で復号した復号スクランブル鍵2を生成し前記スクランブル番組を前記復号スクランブル鍵2でデスクランブルするデスクランブル手段と、
    デスクランブル手段でデスクランブルした番組を提示する提示手段とを有することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  5. 前記スイッチは、視聴/録画する番組のワーク鍵が更新されるものか固定で切り替えることを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  6. 前記ワーク蓄積手段は、視聴/録画する番組のワーク鍵が固定であるものを蓄積し、固定でないワーク鍵は番組視聴/録画終了後消去することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  7. 前記ネットワーク鍵の取得は、前記携帯端末で視聴/録画する番組の前記復号ワーク鍵2がない場合に、前記携帯端末より前記DTVに対し視聴/録画する番組に対するネットワーク鍵の送付要求を前記ネットワーク経由で行い、前記DTVでは前記ネットワーク鍵の送付要求を受信後、要求されたネットワーク鍵を前記携帯端末に送付することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  8. 前記DTVと前記携帯端末とにおけるネットワーク通信機能として、メール機能を使用することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  9. 前記DTVには予め複数の携帯端末のメールアドレスを記録し、前記ネットワーク鍵の送付要求をDTVで受信した際に、前記ネットワーク鍵の送付要求元の携帯端末が予めDTVに記録された複数の携帯端末のメールアドレスの中にある場合に、前記ネットワーク鍵の送付要求元の携帯端末に対して要求されたネットワーク鍵を前記携帯端末に送付することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
  10. 前記予めDTVに登録された携帯端末のメールアドレスから、前記ネットワーク鍵の送付要求が前記DTVに送付されて来た際に、上記視聴情報に有料番組の視聴/録画した履歴を記録し、要求されたネットワーク鍵が有料番組の場合は有料番組に対する課金を前記課金手段に前記ネットワーク経由で通知することを特徴とする請求項1記載の番組視聴システム。
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