JP2005311471A - 電界強度測定装置 - Google Patents

電界強度測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005311471A
JP2005311471A JP2004122164A JP2004122164A JP2005311471A JP 2005311471 A JP2005311471 A JP 2005311471A JP 2004122164 A JP2004122164 A JP 2004122164A JP 2004122164 A JP2004122164 A JP 2004122164A JP 2005311471 A JP2005311471 A JP 2005311471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field strength
electric field
base station
strength measuring
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004122164A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Koyama
博昭 小山
Yoshiaki Tarusawa
芳明 垂澤
Shinji Kamibayashi
真司 上林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2004122164A priority Critical patent/JP2005311471A/ja
Publication of JP2005311471A publication Critical patent/JP2005311471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】最大送信電力時の電界強度と電波防護基準値との比較値をリアルタイムに得ることができる電界強度測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】電界強度測定装置に、電界強度を測定する電界強度測定手段と、基地局情報を収集し、基地局情報から乗算信号を取り出す基地局情報検出手段と、受信強度と乗算信号とに基づいて、基地局が電波を最大電力で送信した場合の最大電界強度を生成する演算手段とを備えることで達成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動無線基地局周辺の電波防護のための電界測定を行う電界強度測定装置に関する。
無線基地局周辺での電波防護のための基準値は電波法施行規則第21条の3等に定められている。電波防護のための測定を行う際には当該基地局で想定される最大送信電力時の電界強度の測定が必要である。
電界強度は、スペクトラムアナライザ等の電界強度測定器を用いて測定される。また、基地局が最大電力で送信した場合の最大電界強度は、電界強度測定器により制御信号の測定を行い、基地局が最大送信を行った場合の電力と制御信号のみの電力との比を求め、その比の値の分だけ制御信号の測定値と乗算することにより求めていた。また、測定後に電波防護指針の基準値から最大電界強度を除算して、電波防護指針との比較値を求めていた(例えば、非特許文献1参照)。
ARIB技術資料「電波防護標準規格への適合性の確認法」ARIB TR-T11 1.0版, 1998
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。
実際にサービス運用状態にある移動無線用基地局の電波の送信電力は通信のトラヒックの変化に連動して常に変動している。しかし、移動無線基地局が最大電力で送信した時の電界強度、電波防護基準比較値などは、電界強度の測定後に、基地局情報に基づく演算処理によって求める必要があるため、測定現場において、リアルタイムに値を得ることができない問題があった。
そこで本発明においては、最大送信電力時の電界強度と電波防護基準値との比較値をリアルタイムに得ることができる電界強度測定装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の電界強度測定装置は、電界強度を測定する電界強度測定手段と、基地局情報を収集し、基地局情報から乗算信号を取り出す基地局情報検出手段と、電波防護指針の基準値情報を記録する記録手段と、電界強度と乗算信号とに基づいて、基地局が電波を最大電力で送信した場合の最大電界強度を生成し、基準値情報と最大電界強度とに基づいて、電波防護指針との比較値を生成する演算手段とを備えるものである。
このようにすることにより、サービス運用状態にある移動無線基地局からの電波の測定のみで、基地局が最大送信電力時の電界強度と電波防護基準値との比較値を測定することができる。
さらに、3軸等方向性に受信できる3軸等方向性受信アンテナを備え、電界強度測定手段は、3軸に対する電界強度を測定し、演算手段は、3軸に対する電界強度に基づいて、最大電界強度を生成するようにしてもよい。
このようにすることにより、到来する電波の方向および偏波面に左右されることなく、指示値が最大となる受信強度信号を得ることができる。
さらに、受信信号を複数に分配する分波手段を備え、電界強度測定手段は分配された信号毎に電界強度を測定するようにしてもよい。
このようにすることにより、複数個の移動通信サービスに対応した測定をリアルタイムでできる。
さらに、測位位置から位置情報を受信する測位装置を備えるようにしてもよい。
このようにすることにより、基地局からの距離と電波強度に関する情報との関係を求めることができる。
本発明の実施例によれば、最大送信電力時の電界強度と電波防護基準値との比較値をリアルタイムで得ることができる電界強度測定装置を実現できる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
本発明の第1の実施例にかかる電界強度測定装置について、図1を参照して説明する。
本実施例にかかる電界強度測定装置100は、受信アンテナより受信信号が入力される電界強度測定部101と、記憶部102と、通信装置106と接続され、基地局情報信号が入力される基地局情報検出部103と、表示記録部105と、電界強度測定部101、記憶部102、基地局情報検出部103および表示記録部105と接続された演算部104とを備える。
受信アンテナからの受信信号は電界強度測定部101に入力される。電界強度測定部101は受信信号を検波して基地局の制御信号のみの受信強度信号を出力し、この受信強度信号を演算部104に入力する。
一方、基地局情報記録装置107に記録されている基地局情報は、通信装置106により、例えば移動通信回線などの無線の回線を経由して、基地局情報信号として基地局情報検出部103に入力される。
基地局情報検出部103は、入力された基地局情報信号に基づいて基地局からの電波の制御信号のみの送信出力と最大送信電力時の送信出力との比を求め、乗算信号として演算部104に入力する。
基地局情報検出部103は、基地局からの電波の送信出力の情報は固定値ではないため、基地局情報記録装置107から通信回線経由で情報を得る。ここで基地局情報記録装置107は、例えば移動通信事業者がサービス運用上用いている装置により構成され、最新の基地局情報が記録されている。
また、基地局情報記録装置107に記録されている基地局情報から、基地局情報検出部103が対応する基地局の情報を選択する方法として、事前に基地局名を指定しておく方法、自動で基地局名を判断する方法がある。後者の方法は無線通信装置が実際に使っている方法であり、無線チャネル情報などの基地局情報を基地局情報記録装置107に報告することにより、対応する基地局の情報を選択する。一度得られた情報は、通常は短い時間での変更は無いため、必要に応じて記憶部102にて記憶して用いることが可能である。
演算部104は、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eを式(1)により求める。
×n=E (1)
式(1)において、Eは電界強度測定部101から入力された受信強度信号であり、nは基地局情報検出部103から入力された乗算信号である。
このように、基地局電波の制御信号のみの送信出力と最大送信電力時の送信出力との比を求め、その比の分だけ制御信号のみの受信強度信号に乗算することにより、基地局の制御信号の電界強度のみの測定で、基地局が最大電力で送信した場合の最大電界強度を求めることができる。
次に、演算部104は、式(1)により求めた基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eと記憶部102から入力された基準値情報Eとから電波防護指針の基準値との比rを求める。具体的には、式(2)に示すように、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度E、基準値情報Eそれぞれの2乗を求め除算することによって電波防護指針の基準値との比rを求める。
/E =r (2)
次に、演算部104で求められたEとrは、表示記録部105に入力され、表示記録部105は、入力されたEとrとの表示と記録を行う。
上述した実施例において、演算部104および表示記録部105は、例えば、パーソナルコンビューターなどにより構成してもよい。
このようにすることにより、移動通信基地局がサービス運用中であっても、制御信号の電界強度のみの測定で、リアルタイムに移動無線基地局からの電波が最大電力で送信した場合の電界強度の絶対値および電波防護指針値との比較値を求めることができるため、電波防護に関する測定を迅速に実施できる。
次に、本発明にかかる第2の実施例にかかる電界強度測定装置について図2を参照して説明する。
本実施例にかかる電界強度測定装置100は、図1を参照して説明した電界強度測定装置と比較して、受信アンテナおよび電界強度測定部が異なる。本実施例における受信アンテナは、互いに直交に配置した3軸ダイポールアンテナ等の3軸等方向性受信アンテナを用いる。また、電界強度測定部の代わりに3軸用電界強度測定部108を備える。3軸用電界強度測定部108は、3軸等方性受信アンテナから入力された第1受信信号、第2受信信号、第3受信信号を検波して、第1受信強度信号E、第2受信強度信号E、第3受信強度信号Eを出力する。
その3つの出力信号は、演算部104に入力される。演算部104は、式(3)に示すように、入力された3つの受信強度信号に対して二乗和平方根の演算を行うことにより、3軸合成を行う。このようにすることにより、到来する電波の方向および偏波面に左右されることなく指示値が最大となる受信強度信号Eを得ることができる。
=√(E +E +E ) (3)
以下、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eを式(1)により求め、電界強度Eと記憶部102から入力された基準値情報Eとから電波防護指針の基準値との比rを式(2)により求める演算部104が行う演算処理は上述した実施例と同様であるため説明を省略する。
表示記録部105は、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eと電波防護指針の基準値との比rの表示と記録を行う。
次に、3軸用電界強度測定部108について詳細に説明する。3軸用電界強度測定部108は、図3に示すように、上述した実施例と同様の電界強度測定部128と、電界強度測定部128と接続された切替部118とを備える。電界強度測定部128は演算部104と接続される。
切替部118は、例えば切替スイッチにより構成され、入力された第1受信信号、第2受信信号および第3受信信号から特定の受信信号を切替えて電界強度測定部128に入力する。電界強度測定部128は入力された受信信号を検波し、受信強度信号を出力する。すなわち、切替スイッチにより第1受信信号〜第3受信信号を切替えて、電界強度測定部128に入力することにより第1受信強度信号〜第3受信強度信号を得る。この場合、切替部118は、演算部104からの切替信号により制御を行うように構成してもよい。
また、図4に示すように、3軸用電界強度測定部108を、上述した実施例と同様の電界強度測定部を3台並列に並べて構成するようにしてもよい。この場合、第1受信信号〜第3受信信号は各電界強度測定部138、148、158に入力され、各電界強度測定部138、148、158は入力された受信信号の検波を行い、第1受信強度信号〜第3受信強度信号を出力する。
このようにすることにより、アンテナの方向および偏波面を測定器の指示値が最大になるように配置する必要はなく、アンテナの方向および偏波面に左右されずに最大の指示値を示すため、測定を更に迅速に行うことができる
次に、本発明の第3の実施例にかかる電界強度測定装置について、図5を参照して説明する。
本実施例にかかる電界強度測定装置は、複数の基地局、異なる周波数、異なる変調方式のサービス等に対応できるようにしたものである。
以下、複数の基地局、異なる周波数および異なる変調方式のサービスの合計がm個(mはm>1の整数)である場合について説明する。
本実施例にかかる電界強度測定装置100は、図1を参照して説明した電界強度測定装置と比較して、電界強度測定部が異なる。本実施例における電界強度測定部は、上述した実施例と同様のm個の電界強度測定部110〜110と、受信アンテナから受信信号が入力され、各電界強度測定部110〜110と接続された分波部109とを備える。各電界強度測定部110〜110は演算部104と接続される。
分波部109は、受信信号をm個の受信信号に分配し、それぞれの周波数、変調方式に対応した電界強度測定部110〜110に入力する。
電界強度測定部110〜110は、入力された受信信号を検波して、それぞれのサービスでの受信強度信号を出力する。各電界強度測定部110〜110から出力される受信強度信号をそれぞれEc1、Ec2、・・・、Ecmとする。演算部104は、式(4)に示すように、二乗和平方根の演算を行い、測定したすべてのサービスによる電界強度の強度和の演算を行う。
=√(Ec1 +Ec2 +・・・+Ecm ) (4)
一方、基地局情報検出部103は、複数の基地局、異なる周波数、異なる変調方式のサービス毎に乗算信号nを検出する。対応する基地局の情報の選択は、手動で選択してもよいし、自動で選択するようにしてもよい。基地局の情報を自動で選択する場合は、異なる周波数帯や異なる変調方式のサービス毎に、基地局選定用通信装置150を用意してその情報を基に当該基地局を選定する。この基地局選定用通信装置は必要に応じて複数用意するようにしてもよい。
以下、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eを式(1)により求め、電界強度Eと記憶部102から入力された基準値情報Eとから電波防護指針の基準値との比rを式(2)により求める演算部104が行う演算処理は上述した実施例と同様であるため説明を省略する。
表示記録部105は、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eと電波防護指針の基準値との比rの表示と記録を行う。
このようにすることにより、複数個の移動通信サービスに対応した測定がリアルタイムでできるため、電波防護のための電界強度の測定を迅速に行うことができる。
次に、本発明の第4の実施例にかかる電界強度測定装置について、図6を参照して説明する。
本実施例にかかる電界強度測定部は、受信アンテナに到来する電波の方向および偏波面に左右されることなく、測定器の指示値が最大になるようにしたものである。
本実施例にかかる電界強度測定装置100は、図1を参照して説明した電界強度測定装置と比較して、電界強度測定部が異なる。本実施例における電界強度測定部は、m個の3軸用電界強度測定部112〜112と、受信アンテナから受信信号が入力され、各3軸用電界強度測定部112〜112と接続された分波部111〜111とを備える。各3軸用電界強度測定部112〜112は演算部104と接続される。
本実施例にかかる電界強度測定装置100は、電界強度を測定するための受信アンテナとして、互いに直交に配置された3軸ダイポールアンテナ等の3軸等方向性受信アンテナを備え、さらに、複数の基地局、異なる周波数、異なる変調方式のサービスなどに同時に対応出来るようにするために、受信信号それぞれに対応した分波部111〜111を備える。
以下、複数の基地局、異なる周波数および異なる変調方式のサービスの合計がm個(mはm>1の整数)である場合について説明する。
3軸等方性受信アンテナより第1受信信号、第2受信信号および第3受信信号が受信され、第1受信信号は分波部111に入力され、第2受信信号は分波部111に入力され、第3受信信号は分波部111に入力される。
各分波部111〜111は、受信信号をm個に分配し、分配された各信号をそれぞれの周波数、変調方式に対応した3軸用電界強度測定部112〜112に入力する。例えば、分波部111は、入力された第1受信信号を分波し、各3軸用電界強度測定部112〜112に第1受信信号を入力する。また、分波部111は、入力された第2受信信号を分波し、各3軸用電界強度測定部112〜112に第2受信信号を入力する。また、分波部111は、入力された第3受信信号を分波し、各3軸用電界強度測定部112〜112に第3受信信号を入力する。
各3軸用電界強度測定部112〜112は、入力された受信信号を検波して、それぞれのサービスでの受信強度信号を出力する。例えば、各3軸用電界強度測定部112〜112は、入力された第1〜第3受信信号を検波して、第1〜第3受信強度信号を出力する。ここで、それぞれの基地局、周波数、変調方式に対応するサービスを第1サービス、第2サービス、・・・、第mサービスとし、第1サービスを例として説明する。第1サービス用の3軸用電界強度測定部112からの出力、すなわち第1受信強度信号をE1x、第2受信強度信号をE1y、第3受信強度信号をE1Zとする。演算部104は、式(5)に示すように、これらの3つの出力の二乗和平方根の演算を行い、3軸合成を行う。
c1=√(E1x +E1y +E1z ) (5)
ここで、Ec1は、第1サービスにおける到来する電波の方向および偏波面に左右されることなく測定器の指示値が最大になる受信強度信号を示す。第2サービス、・・・、第mサービスにおいても同様に、到来する電波の方向および偏波面に左右されることなく測定器の指示値が最大になる受信強度信号を求めることができる。式(6)に第mサービスの場合を示す。
cm=√(Emx +Emy +Emz ) (6)
演算部104は、サービスごとにEc1、Ec2、・・・、Ecmの演算を行う。 さらに、演算部104は、サービス毎に求めた受信強度信号Ec1、・・・、Ecmを用いて、式(4)に示すように、二乗和平方根の演算を行い、測定したすべてのサービスによる電界強度の強度和の演算を行う。
基地局情報検出部103は、複数の基地局、異なる周波数、異なる変調方式のサービスごとに乗算信号nを検出する。この基地局の情報の選択は、手動で選択してもよいし、自動で選択するようにしてもよい。基地局の情報を自動で選択する場合は、異なる周波数帯や異なる変調方式のサービス毎に、基地局選定用通信装置150を用意してその情報を基に当該基地局を選定する。この基地局選定用通信装置は必要に応じて複数用意するようにしてもよい。
以下、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eを式(1)により求め、電界強度Eと記憶部102から入力された基準値情報Eとから電波防護指針の基準値との比rを式(2)により求める演算部104が行う演算処理は上述した実施例と同様であるため説明を省略する。
表示記録部105は、基地局が最大電力で送信した場合の電界強度Eと電波防護指針の基準値との比rの表示と記録を行う。
このようにすることにより、複数の基地局、異なる周波数および異なる変調方式のサービスに対応して、電界強度を複数同時に測定することができ、さらにマルチバンド、マルチモードの測定が等方向性利得にて同時にできる。
また、到来する電波の方向および偏波面に左右されることなく測定器の指示値が最大の指示値を示し、且つ複数個の移動通信サービスに同時に対応した測定がリアルタイムで可能であり、電波防護のための測定の迅速化を図ることができる。
次に、本発明の第5の実施例にかかる電界強度測定装置について、図7を参照して説明する。
本実施例にかかる電界強度測定装置は、基地局からの電波の強度に関する情報と測位装置で得られた位置情報などの測位信号に基づき、演算部104において、基地局からの距離と電波強度に関する情報との関係を求め、表示記録部105に表示と記録を行うようにしたものである。
本実施例にかかる電界強度測定装置は、上述した実施例における電界強度測定装置100と、GPS(Global Positioning System)等の絶対位置測位装置200とを備える。測位装置200は、演算部104と接続される。
測位装置200により測定された位置情報は、測位信号として演算部104に入力される。演算部104は入力された位置情報に基づき、基地局からの距離を求め、この距離と電界強度に関する情報との関係を求める。表示記録部105は、基地局からの距離と電界強度に関する情報との関係を表示する。
このようにすることにより、基地局からの距離と電波強度に関する情報とを関連づけた情報をリアルタイムに得られるため、データの処理時間を大幅に短縮化することができる。
次に、本発明の第6の実施例にかかる電界強度測定装置について、図8を参照して説明する。
本実施例にかかる電界強度測定装置は、移動距離センサ、加速度センサ、ジャイロ等の方位センサなどの相対位置センサを用い、3つのセンサからの信号を位置情報演算部に入力し、相対位置の測位信号を生成するようにしたものである。
本実施例にかかる電界強度測定装置は、上述した実施例における電界強度測定装置100と、例えば移動距離センサにより構成される測位装置300と、例えば加速度センサにより構成される測位装置300と、例えば方位センサにより構成される測位装置300と、測位装置300、測位装置300および測位装置300と接続された位置情報演算部310とを備える。位置情報演算部310は演算部104と接続される。
測位装置300は移動距離を測定し、測定した移動距離を距離信号として位置情報演算部310に入力する。また、測位装置300は加速度を測定し、測定した加速度を加速度信号として位置情報演算部310に入力する。また、測位装置300は方位を測定し、測定した方位を方位信号として位置情報演算部310に入力する。
位置情報演算部310は、入力された距離信号、加速度信号および方位信号に基づいて、基地局からの相対位置を求め、求めた相対位置を測位信号として演算部104に入力する。
演算部104は入力された相対位置に基づき、この相対位置と電界強度に関する情報との関係を求める。表示記録部105は、基地局からの相対位置と電界強度に関する情報との関係を表示する。
このようにすることにより、室内などの絶対位置測位装置が利用できない場所において、基地局からの距離と電波強度に関する情報を関連づけた情報をリアルタイムに得られるため、データの処理時間を大幅に短縮できる。
上述した実施例において電界強度測定部の代わりに磁界測定部を備えるようにしてもよい。
本発明に係る電界強度測定装置は、移動無線基地局周辺の電波防護のための電界測定を行う装置に適用できる。
本発明の第1の実施例にかかる電界強度測定装置を説明するためのブロック図である。 本発明の第2の実施例にかかる電界強度測定装置を説明するためのブロック図である。 3軸用電界強度測定部を説明するためのブロック図である。 3軸用電界強度測定部を説明するためのブロック図である。 本発明の第3の実施例にかかる電界強度測定装置を説明するためのブロック図である。 本発明の第4の実施例にかかる電界強度測定装置を説明するためのブロック図である。 本発明の第5の実施例にかかる電界強度測定装置を説明するためのブロック図である。 本発明の第6の実施例にかかる電界強度測定装置を説明するためのブロック図である。
符号の説明
100 電界強度測定装置

Claims (4)

  1. 電界強度を測定する電界強度測定手段;
    基地局情報を収集し、前記基地局情報から乗算信号を取り出す基地局情報検出手段;
    電波防護指針の基準値情報を記録する記録手段;
    前記電界強度と前記乗算信号とに基づいて、基地局が電波を最大電力で送信した場合の最大電界強度を生成し、前記基準値情報と前記最大電界強度とに基づいて、電波防護指針との比較値を生成する演算手段;
    を備えることを特徴とする電界強度測定装置。
  2. 請求項1に記載の電界強度測定装置において:
    3軸等方向性に受信できる3軸等方向性受信アンテナ;
    を備え、
    前記電界強度測定手段は、3軸に対する電界強度を測定し、
    前記演算手段は、前記3軸に対する電界強度に基づいて、最大電界強度を生成することを特徴とする電界強度測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の電界強度測定装置において:
    受信信号を複数に分配する分波手段;
    を備え、
    前記電界強度測定手段は前記分配された信号毎に電界強度を測定することを特徴とする電界強度測定装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電界強度測定装置において:
    測位位置から位置情報を受信する測位装置;
    を備えることを特徴とする電界強度測定装置。
JP2004122164A 2004-04-16 2004-04-16 電界強度測定装置 Pending JP2005311471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004122164A JP2005311471A (ja) 2004-04-16 2004-04-16 電界強度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004122164A JP2005311471A (ja) 2004-04-16 2004-04-16 電界強度測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005311471A true JP2005311471A (ja) 2005-11-04

Family

ID=35439775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004122164A Pending JP2005311471A (ja) 2004-04-16 2004-04-16 電界強度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005311471A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010525361A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 位置特定システム
WO2014025080A1 (ko) * 2012-08-10 2014-02-13 대한민국 (방송통신위원회 국립전파연구원장) 안테나의 이득 측정 시스템 및 방법
JP2015119268A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 船井電機株式会社 無線機器
CN107192895A (zh) * 2017-04-21 2017-09-22 马清 基于便携设备的空间电场预警系统
KR101954342B1 (ko) * 2018-04-19 2019-05-22 주식회사 아고스 고출력 레이다의 전자파 세기 모니터링 장치 및 모니터링 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010525361A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 位置特定システム
WO2014025080A1 (ko) * 2012-08-10 2014-02-13 대한민국 (방송통신위원회 국립전파연구원장) 안테나의 이득 측정 시스템 및 방법
JP2015119268A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 船井電機株式会社 無線機器
CN107192895A (zh) * 2017-04-21 2017-09-22 马清 基于便携设备的空间电场预警系统
KR101954342B1 (ko) * 2018-04-19 2019-05-22 주식회사 아고스 고출력 레이다의 전자파 세기 모니터링 장치 및 모니터링 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10356553B2 (en) Precise indoor localization and tracking of electronic devices
CN103576124B (zh) 实时rf信号可视化装置
KR100775858B1 (ko) 실내 무선 측위용 환경 분석 시스템 및 그 방법
US20070049291A1 (en) Method and system for indoor positioning using mobile terminal
CN101071168B (zh) 双模位置标定系统
JP2004104349A (ja) 無線端末装置及び無線通信システム
JP2011196763A (ja) 電界強度分布測定装置
KR20050056688A (ko) 위치 측정을 위한 기지국 장치 및 단말기, 그 위치 측정방법
CN105164546A (zh) 用于表征及影响移动装置位置准确度及/或不确定性的方法及设备
JP5028287B2 (ja) Gpsデータ処理装置
US8264406B2 (en) Manifold calibration for a communication system
JP5643780B2 (ja) 無線端末測定装置、無線端末測定システム、及び無線端末測定方法
JP2017216567A (ja) ビーコン装置、該ビーコン装置を用いた方向推定方法、位置推定方法及び通信端末装置
JP2005311471A (ja) 電界強度測定装置
KR20160063761A (ko) 저전력 블루투스 단말기의 측위 측정을 위한 공간 설정 방법 및 이를 이용하는 무선 네트워크 시스템
JP2010117212A (ja) 無線通信システム、無線端末装置、および無線基地局装置
JP2005295380A (ja) 通信端末
KR20150069928A (ko) 실내 측위 시스템 및 방법
JP5492918B2 (ja) 無線端末測定装置および無線端末測定方法
KR20140132142A (ko) 회전 분할 다중화를 이용한 무선 통신용 송신기 및 수신기와 이를 이용한 신호 송수신 방법
JP2007208349A (ja) 無線機用テストシステム
WO2010099900A1 (en) Method and system for locating in mobile radio communication networks by means of direction finding with directional antennas
CN105738728B (zh) 用于vsi与vsr格式数据的相关处理方法和装置
CN105182289A (zh) 一种定位方法和设备
JP2017083423A (ja) 移動局及びこれを用いた埋設物可視化システム