JP2005310557A - 混合器およびそれを用いた燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の液体燃料を均一に混ぜて燃料供給対象へ供給することができる混合器およびそれを用いた燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池は、4つの燃料電池セル10と、互いに異なる液体燃料が入れられた2つの容器それぞれから個別燃料供給路3a,3bを通して供給された2種類の液体燃料を混合して得た混合液体燃料を燃料供給対象である各燃料電池セル10へ混合燃料供給路3d,3dを通して供給する混合器7とを備えている。各容器に入れられた液体燃料は各容器内で加圧されている。混合器7は、各個別燃料供給路3a,3bそれぞれから液溜まり部7aへ供給された液体燃料により液溜まり部7a内で一方向に回転する渦状の流れが発生するように各個別燃料供給路3a,3bが液溜まり部7aに連通している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数種類の液体燃料を混合して燃料電池もしくは燃料改質器などの燃料供給対象へ供給する混合器およびそれを用いた燃料電池に関するものである。
従来より、それぞれ異なる液体燃料が入れられた複数の容器と燃料供給対象との間に設けられ、各容器それぞれから個別燃料供給路を通して供給された複数の液体燃料を混合し混合燃料供給路を通して混合液体燃料を燃料供給対象へ供給する混合器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、燃料供給対象である燃料電池セルと、それぞれ異なる液体燃料(例えば、メタノールと水)が入れられた2つの容器と、これらの2つの容器と燃料電池セルとの間に設けられ各容器それぞれから個別燃料供給路(個別燃料導入部)を通して供給された液体燃料を混合し混合燃料供給路を通して混合液体燃料を燃料電池セルへ供給する混合器と、各個別燃料供給路それぞれを通る液体燃料の供給量を調節する2つのマイクロバルブと、燃料電池セルへ所定濃度の混合液体燃料が供給されるように各マイクロバルブを個別に制御する制御回路とを備えた燃料電池が開示されているが、燃料供給対象としては燃料電池セル以外に燃料改質器も考えられる。なお、上記混合器は、燃料極側基板と気液分離膜との間に形成される混合部を有し、燃料極側基板の厚み方向に形成された2つの個別燃料導入部が混合部に連通している。
特開2003−317773号公報
ところで、上記特許文献1に開示された燃料電池では、燃料電池セルへ供給される混合液体燃料の濃度(メタノール濃度)が高くなりすぎると所謂クロスオーバーが起こって燃料電池セルの発電効率が低下してしまうので、燃料電池セルへ供給する混合液体燃料は濃度を一定で且つ均一に保つ必要がある。しかしながら、上記特許文献1に開示された燃料電池における混合器は2つの個別燃料供給路を直接繋いだ形状に形成されているので、メタノールと水とが均一に混ざりにくいことがあった。特に携帯機器用の小型の燃料電池では、出力が比較的小さく、燃料電池セルへ供給する混合液体燃料も微量(例えば、数μl/min)なので、混合器へ供給される各液体燃料の流速が遅くて混合されにくく、しかも、各マイクロバルブの開閉により各液体燃料の供給量が制御されるので、液体燃料が混合されずに図12に示すように混合燃料供給路3d内の流体の流れ方向Cにおいて濃度100%のメタノールの液体層Aと濃度100%の水の液体層Bとが交互に現れてしまうことがあった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、複数種類の液体燃料を均一に混ぜて燃料供給対象へ供給することができる混合器およびそれを用いた燃料電池を提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれ異なる液体燃料が入れられた複数の容器と燃料供給対象との間に設けられ、各容器それぞれから個別燃料供給路を通して供給された複数の液体燃料を混合し混合燃料供給路を通して混合液体燃料を燃料供給対象へ供給する混合器であって、各個別燃料供給路および混合燃料供給路に連通し各個別燃料供給路それぞれから供給された液体燃料が一時的に溜まる液溜まり部を有し、各個別燃料供給路それぞれから液溜まり部へ供給された液体燃料により液溜まり部内で一方向に回転する流れが発生するように各個別燃料供給路が液溜まり部に連通していることを特徴とする。
この発明によれば、液溜まり部を備えたことにより複数の液体燃料が混ざりやすくなり、液溜まり部へ個別燃料供給路を通して供給される複数の液体燃料を液溜まり部内で発生する一方向に回転する流れにより均一に混ぜることができ、均一に混ざった混合液体燃料を燃料供給対象へ混合燃料供給路を通して供給することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記液溜まり部における前記各個別燃料供給路それぞれとの連通口を通って前記液溜まり部へ流れ込む前記各液体燃料それぞれの流線のベクトルが各連通口それぞれと前記液溜まり部の中心とを結ぶ各直線上からずれるように各連通口の位置を設定してなることを特徴とする。
この発明によれば、前記液溜まり部内に前記一方向に回転する流れを安定して発生させることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記液溜まり部における前記混合燃料供給路への前記混合液体燃料の取出口に前記各液体燃料が混合されないまま到達するのを防止する堰部が前記液溜まり部内に設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記液溜まり部へ供給された前記各液体燃料のうち混ざり合っていないものが取出口から前記混合燃料供給路へ排出されて前記燃料供給対象へ供給される可能性をより低くできる。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記液溜まり部における前記混合燃料供給路への前記混合液体燃料の取出口が前記液溜まり部の中央部に設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記液溜まり部内で前記一方向に回転する流れがより起こりやすくなり、前記液溜まり部へ供給された前記各液体燃料がより混ざりやすくなる。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記液溜まり部は、中央部が周部に比べて薄く形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記液溜まり部へ供給された前記各液体燃料が前記液溜まり部の周部で混ざりやすくなるので、前記燃料供給対象へより均一に混ざった混合液体燃料を供給することが可能となる。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の混合器と、前記各個別燃料供給路と、前記混合燃料供給路と、前記燃料供給対象である燃料電池セルと、前記各個別燃料供給路それぞれを通る液体燃料の供給量を調節する複数のマイクロバルブとを備えてなることを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池システムの小型化を可能としながらも、均一に混ざった一定濃度の混合液体燃料を燃料電池セルへ供給することができ、燃料電池セルの出力を安定化することができる。
請求項1の発明では、均一に混ざった混合液体燃料を燃料供給対象へ供給することができるという効果がある。
請求項6の発明では、燃料電池システムの小型化を可能としながらも、均一に混ざった一定濃度の混合液体燃料を燃料供給対象である燃料電池セルへ供給することができ、燃料電池セルの出力を安定化することができるという効果がある。
まず、後述の各実施形態に共通した基本構成について図6を参照しながら説明する。
各実施形態で説明する燃料電池を用いた燃料電池システムは、図6(a)に示すように、それぞれ異なる液体燃料(例えば、メタノールのような液体有機燃料と、当該液体有機燃料を希釈するための水)が入れられた2つの容器6a,6bと、これら2つの容器6a,6bと燃料供給対象である燃料電池セル10との間に設けられ各容器6a,6bそれぞれから個別燃料供給路3a,3b(図6(b)参照)を通して供給された2種類の液体燃料を混合し混合燃料供給路3d(図6(b)参照)を通して燃料電池セル10へ供給する混合器7と、各個別燃料供給路3a,3bそれぞれを通る液体燃料の供給量を調節する2つの燃料制御用バルブであるマイクロバルブ5a,5bと、各マイクロバルブ5a,5bを制御する制御回路8とを備えている。
ここで、図6の燃料電池システムでは、各容器6a,6bに入れられた各液体燃料がそれぞれの容器6a,6b内で加圧されており、ポンプなどの補機を用いることなく混合器7へ液体燃料を円滑に供給する(圧送する)ことができ、各マイクロバルブ5a,5bを制御することで燃料電池セル10へ供給される混合液体燃料の濃度を所望の目標値に近づけることができる。なお、各容器6a,6b内それぞれの液体燃料は、30kPa〜50kPa程度の圧力で加圧されているが、これらの数値は特に限定するものではない。
混合器7は、図6(b)に示すように、各個別燃料供給路3a,3bおよび混合燃料供給路3dに連通し各個別燃料供給路3a,3bそれぞれから供給された液体燃料が一時的に溜まる液溜まり部7aを有している。ここにおいて、液溜まり部7aは、各個別燃料供給路3a,3bそれぞれを通して供給された2種類の液体燃料を合流させて均一に混ぜるために設けてあり、上記特許文献1における混合部に比べて容量(容積)が比較的大きくなっている。なお、液溜まり部7aの内周形状は矩形状(正方形状)に形成されている。また、図6(b)中の矢印Fa,Fbは、それぞれ個別燃料供給路3a,3bを通る液体燃料の流れの方向を示し、同図中の矢印Fcは混合燃料供給路3dを通る混合液体燃料の流れの方向を示している。
なお、図6に示した基本例では、2種類の液体燃料を混合して燃料電池セル10へ供給するようにしているが、3種類以上の液体燃料を混合して燃料電池セル10へ供給するように構成してもよい。また、液体有機燃料はメタノールに限らず、例えば、ジメチルエーテル、エタノールなどの液体有機燃料などを採用することができ、ジメチルエーテル、エタノールなどを採用すればメタノールを採用する場合に比べて燃料の安全性を高めることができるとともに燃料の取り扱いが容易になる。
(実施形態1)
以下、本実施形態の燃料電池について図1〜図5を参照しながら説明する。
本実施形態の燃料電池は、例えば携帯機器の電源として利用可能な小型燃料電池であって、図1(a),(b)に示すように、4つの燃料電池セル10が2次元アレイ状に配列された燃料電池モジュール1を備えている。すなわち、燃料電池モジュール1は、図1(a)における上下方向および左右方向それぞれに燃料電池セル10が2つずつ配列されている。ここに、各燃料電池セル10は、メタノール水溶液を燃料とする直接メタノール形燃料電池セルであって、混合器7から混合液体燃料が供給されるようになっており、図6における一方の容器6aには液体燃料としてメタノールが入れられ、他方の容器6bに液体燃料として水が入っている。なお、混合器7については後述する。
燃料電池モジュール1は、図2に示すように、全体としての外形が正方形状に形成されており、それぞれ外形が正方形状に形成された4つの燃料電池セル10と、4つの燃料電池セル10を保持する格子枠状の保持体16とを備えている。ここに、保持体16は絶縁性および弾性を有する合成樹脂により形成されている。
各燃料電池セル10は、水素イオンの伝導性の高い固体高分子膜からなるイオン伝導膜11を厚み方向の両側に設けた一対の触媒電極12,13で挟んだ構成になっており、図1(b),図2(b)においてイオン伝導膜11の上側に形成された触媒電極12が燃料極を構成し、イオン伝導膜11の下側に形成された触媒電極13が空気極を構成している。なお、各触媒電極12,13の外形は正方形状に形成されている。
ところで、燃料電池モジュール1は、アルミニウムのような導電性の高い材料により形成したテープ状の2つのリード端子14およびアルミニウムのような導電性の高い材料により形成した3つのセル間接続端子15が保持体16に一体に設けられており、3つのセル間接続端子15を利用して4つの燃料電池セル10を直列に接続し、一方のリード端子14(図2(a)における右側のリード端子14)の一端部が4つの燃料電池セル10の直列回路の負極側に接続され、他方のリード端子14(図2(a)における左側のリード端子14)の一端部が4つの燃料電池セル10の直列回路の正極側に接続されるようになっている。ここにおいて、2つのリード端子14の各他端部は保持体16の外部に引き出されている。また、セル間接続端子15は、断面コ字状に形成され、保持体16を厚み方向の両側から挟む形で配設されている。
上述の燃料電池モジュール1には、図1(b)における上面側に、撥水性を有する多孔質膜からなる気液分離膜2を介してガラス基板からなる燃料極側基板3が配設されており、図1(b)における下面側に、ガラス基板からなる空気極側基板4が配設されている。なお、本実施形態では、上記各基板3,4としてガラス基板を用いているが、ガラス基板に限らず、例えばシリコン基板を用いるようにしてもよい。また、気液分離膜2の機能については後述する。
気液分離膜2は、図1および図3に示すように、燃料電池モジュール1と対向する側の面において各燃料極12に対応する部位それぞれに、導電性材料からなる集電電極22が形成されている。すなわち、気液分離膜2における燃料電池モジュール1との対向面には、4つの集電電極22が2次元アレイ状に配列されている。ここに、集電電極22には、孔22aが厚み方向に貫設されている。各集電電極22は気液分離膜2の厚み方向において対向する燃料極(触媒電極)12と電気的に接続される。さらに、各集電電極22は、上述のリード端子14ないしセル間接続端子15と電気的に接続される接続端子22bが連続一体に延設されている。なお、集電電極22および接続端子22bは、めっき法により形成してもよいし、あるいは金属基板をエッチングして形成し気液分離膜2へ貼着するようにしてもよい。
これに対して、空気極側基板4は、図1および図5に示すように、燃料電池モジュール1と対向する側の面において各空気極13に対応する部位それぞれに、導電性材料からなる集電電極42が形成されている。すなわち、空気極側基板4における燃料電池モジュール1との対向面には、4つの集電電極42が2次元アレイ状に配列されている。ここに、各集電電極42は空気極側基板4の厚み方向において対向する空気極(触媒電極)13と電気的に接続される。また、各集電電極42は、上述のリード端子14ないしセル間接続端子15と電気的に接続される接続端子42bが連続一体に延設されている。なお、集電電極42および接続端子42bはスパッタ法により形成している。
上述の各接続端子22b,42bを設けることにより、本実施形態の燃料電池は、図1(a)における右上の燃料電池セル10の燃料極12が図1(a)における右側のリード端子14と、燃料極12−集電電極22−接続端子22b−図1(a)における右側のリード端子14の経路で接続され、右上の燃料電池セル10の空気極13が右下の燃料電池セル10の燃料極12と、空気極13−集電電極42−接続端子42b−図2(a)における右側のセル間接続端子15−接続端子22b−集電電極22−燃料極12の経路で接続されている。同様に、右下の燃料電池セル10の空気極13が左下の燃料電池セル10の燃料極12と、空気極13−集電電極42−接続端子42b−図2(a)における中央下のセル間接続端子15−接続端子22b−集電電極22−燃料極12の経路で接続されている。また、同様に、左下の燃料電池セル10の空気極13が左上の燃料電池セル10の燃料極12と、空気極13−集電電極42−接続端子42b−図2(a)における左側のセル間接続端子15−接続端子22b−集電電極22−燃料極12の経路で接続されている。また、左上の燃料電池セル10の空気極13は図1(a)における左側のリード端子14と、空気極13−集電電極42−接続端子42b−図1(a)における左側のリード端子14の経路で接続されている。したがって、リード端子14,14間に接続する外部回路には、4つの燃料電池セル10の直列回路の両端電圧が印加されることになるのである。
上述の燃料極側基板3と気液分離膜2との間には、図1に示すように、上述の2種類の液体燃料を個別に供給する2つの個別燃料供給路3a,3bと、混合液体燃料をそれぞれ2つずつの燃料電池セル10へ供給する2つのT字状の混合燃料供給路3d,3d(図4(a)参照)と、各個別燃料供給路3a,3bおよび各混合燃料供給路3d,3dに連通し各個別燃料供給路3a,3bそれぞれから供給された液体燃料が一時的に溜まる液溜まり部7aとが形成されており、燃料極側基板3と気液分離膜2とで、個別燃料導入路3a,3bを通して導入される2種類の液体燃料を混合させて混合液体燃料を得る混合器7を構成している。なお、燃料極側基板3は、図4に示すように、各個別燃料供給路3a,3bそれぞれの一部を構成する個別燃料導入孔30a,30bが燃料極側基板3の厚み方向に貫設されており、燃料極側基板3における気液分離膜2との対向面には、各個別燃料供給路3a,3bそれぞれの残りの部分を形成するための個別燃料供給路用溝30a’,30b’が設けられている。また、燃料極側基板3における気液分離膜2との対向面には、各混合燃料供給路3d,3dそれぞれを形成するための混合燃料供給路用溝30d,30dおよび液溜まり部7aを形成するための液溜まり部用凹部70aが設けられている。
これに対して、上述の集電電極42が設けられた空気極側基板4には、各燃料電池セル10の空気極13へ空気を供給する多数の通気孔4aが形成されている。また、上述の気液分離膜2には、混合燃料供給路3d,3dを、気液分離膜2と燃料極12との間の空間に連通させる4つの微小な連通孔2aが形成されている。
したがって、各燃料電池セル10は、個別燃料供給路3aを通して供給される液体有機燃料であるメタノールと個別燃料供給路3bを通して供給される液体燃料である水との混合液(例えば、数wt%のメタノール水溶液)が混合液体燃料として燃料極12へ供給されるとともに、酸化剤としての空気が通気孔4aを通して空気極13へ供給されて、発電することになり、燃料極12では二酸化炭素が発生し、空気極13では水が発生する(燃料極12で例えば1molの水が消費されると空気極13では3molの水が発生する)。
ところで、本実施形態の燃料電池では、燃料極12で発生した二酸化炭素を排出するために上述の気液分離膜2を設け、さらに燃料極側基板3に、気液分離膜2を透過した二酸化炭素を排出する多数の排気孔31を形成してある。なお、本実施形態では、気液分離膜2と排気孔31とで、燃料電池セル10の燃料極12で発生した二酸化炭素を排出する排出部を構成しており、各燃料電池セル10で発生した二酸化炭素を排出部を通して外部へ排出することができ、各燃料電池セル10の出力低下を防ぐことができる。
ここに、本実施形態の燃料電池では、燃料極12で発生した二酸化炭素を、メタノール水溶液を循環させるためのポンプなどを用いず、個別燃料供給路3aを通してメタノールを供給する燃料タンクである容器6a(図6(a)参照)内の圧力と個別燃料供給路3bを通して水を供給する燃料タンクである容器6b(図6(a)参照)内の圧力と二酸化炭素の拡散のみを利用して排出するために、燃料極12と気液分離膜2とを近接配置してある。
なお、水の表面張力は0.073N/m程度であるが、水にメタノールを数%の割合で混合すると、混合液の表面張力はメタノールの表面張力とほとんど等しい値(0.020N/m程度)まで下がるので、気液分離膜2がメタノール水溶液を透過させないようにするためには(つまり、混合液体燃料が気液分離膜2を通して外部へ漏れないようにするためには)、非常に高い撥水性を必要とする。そこで、気液分離膜2としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの耐薬品性および撥水性に優れた合成樹脂材料を用い、表面にパーフロロ基を有するのポリマーをコーティングする撥水処理を行ったり、表面をフッ素プラズマに曝す撥水処理を行うことが好ましい。撥水処理を行ってもメタノール水溶液が透過するようであれば、ポア径をさらに小さくする必要がある。また、気液分離膜2の撥水処理は気液分離膜2を燃料極側基板3に接着してから行うが、気液分離膜2の材料によっては燃料極側基板3に接着剤で接着できないことがあり、このような材料を選択した場合には接着する前に接着させる部位をプラズマなどによって粗面化処理すればよい。
また、燃料極側基板3には、上記各個別燃料供給路3a,3bを通る各液体燃料の流量(つまり、各液体燃料の供給量)をそれぞれ調節する2つのノーマリクローズ型のマイクロバルブ(燃料制御用バルブ)5a,5bが接合されている。ここに、各マイクロバルブ5a,5bは燃料極側基板3に直に接合されているので、所謂デッドボリュームを少なくすることができる。
なお、本実施形態では、燃料電池モジュール1の保持体16と気液分離膜2と燃料極側基板3と空気極側基板4とで基体を構成している。つまり、基体は、複数種類の材料により形成されているので、本実施形態の燃料電池の各構成要素それぞれの特性や製造時の加工性に適した材料を用いることで製造が容易になる。
しかして、本実施形態の燃料電池では、複数(4つ)の燃料電池セル10と、各個別燃料供給路3a,3bと、各混合燃料供給路3d,3dと、混合器7と、各マイクロバルブ5a,5bとが同一基体に集積化されているので、燃料電池システムの小型化および軽量化を図ることができる。また、本実施形態の燃料電池では、上述の混合液体燃料の濃度が目標値に近づくように各マイクロバルブ5a,5bを制御する制御回路8(図6(a)参照)を設けてあるので、燃料電池セル10の出力を安定化することが可能になる。ここに、制御回路8は、混合液体燃料の濃度が目標値に近づくように、単位時間あたりのマイクロバルブ5a,5bそれぞれの開閉回数を制御するようにしてもよいし、濃度センサを設けて濃度センサの出力に応じて各マイクロバルブ5a,5bの開量を調節するようにしてもよい。なお、制御回路8を上記基体に集積化すれば、制御回路8を上記基体とは別途に設ける場合に比べて燃料電池システムの小型化を図ることができる。
ところで、本実施形態における上述の混合器7は、上述のように容量(容積)が比較的大きな液溜まり部7aを備えているので、個別燃料供給路3aを通して供給されるメタノールからなる液体燃料と個別燃料供給路3bを通して供給される水からなる液体燃料とが触れ合う時間が液溜まり部7aのない場合に比べて長くなって混ざりやすくなり、混合液体燃料の濃度のばらつきが小さくなる。また、混合器7は、図1(c)に示すように、各個別燃料供給路3a,3bそれぞれから液溜まり部7aへ供給された液体燃料により液溜まり部7a内で一方向に回転する渦状の流れ(図1(c)中の反時計回り方向の矢印Eは液溜まり部7a内で一方向に回転する流れを示している)が発生するように各個別燃料供給路3a,3bが液溜まり部7aに連通している。
しかして、本実施形態における混合器7では、液溜まり部7aへ個別燃料供給路3a,3bを通して供給される2種類の液体燃料を液溜まり部7a内で発生する上記一方向に回転する流れにより均一に混ぜることができ、均一に混ざった混合液体燃料を燃料供給対象である各燃料電池セル10へ混合燃料供給路3d,3dを通して供給することができる。
ここにおいて、混合器7は、燃料極側基板3の厚み方向に直交する面内における液溜まり部7aの内周形状が正方形状であって、対向する2面(図1(c)における左右の面)に個別燃料供給路3a,3bとの連通口71a,71bが形成され、残りの2面(図1(c)における上下の面)に混合燃料供給路3d,3dとの連通口72,72が形成されているが、連通口71a,71bは、燃料極側基板3の厚み方向に直交する面内において液溜まり部7aの中心を通り且つ前者の2面に直交する直線から互いに異なる方向にずれた位置に形成され、連通口72,72は、燃料極側基板3の厚み方向に直交する面内において液溜まり部7aの中心を通り且つ後者の2面に直交する直線上に形成されている。要するに、本実施形態における混合器7は、各個別燃料供給路3a,3bそれぞれとの連通口71a,71bを通って液溜まり部7aへ流れ込む各液体燃料(流体)それぞれの流線のベクトルが各連通口71a,71bそれぞれと液溜まり部7aの中心とを結ぶ各直線上からずれるように各連通口71a,71bの位置を設定してあるので、液溜まり部7a内に上記一方向に回転する流れを安定して発生させることができる。なお、本実施形態における混合器7は、液溜まり部7aおよび両混合燃料供給路3d,3dを含む面内(つまり、燃料極側基板3の厚み方向に直交する面内)における液溜まり部7aの内周形状を正方形状としてあるが、上記面内における液溜まり部7aの内周形状は正方形状の形状に限らず、数学で定義されている凸領域となる形状であればよく、例えば凸多角形や円形状の形状であってもよい。
(実施形態2)
本実施形態の燃料電池の基本構成は実施形態1と略同じであって、図7に示すように混合器7における各個別燃料供給路3a,3bそれぞれとの連通口71a,71bが液溜まり部7aの中心から最も遠い位置に設けられている点が相違し、他の構成は実施形態1と同じなので、実施形態1と同様の構成については図示および説明を省略する。
しかして、本実施形態の燃料電池における混合器7では、液溜まり部7a内で上記一方向に回転する流れが液溜まり部7aの中心からより遠い位置でも発生しやすくなり、液溜まり部7a内で実施形態1に比べてより大きな渦状の流れが発生することとなって、液溜まり部7aへ供給される複数の液体燃料を液溜まり部7a内でより均一に混ぜることができる。
(実施形態3)
本実施形態の燃料電池の基本構成は実施形態1と略同じであって、図8に示すように、液溜まり部7aにおける混合燃料供給路3d,3dへの混合液体燃料の取出口72,72に各液体燃料が混合されないまま到達するのを防止する堰部73,73が溜まり部7a内に設けられている点が相違し、他の構成は実施形態1と同じなので、実施形態1と同様の構成については図示および説明を省略する。
各堰部73,73は、液溜まり部7a内に発生する上記一方向の流れの向きが、取出口72,72近傍においては取出口72,72を通して混合燃料供給路3d,3dへ流れ込む混合液体燃料の流れの向きと相反するように設けてある。なお、各堰部73,73は、例えば、実施形態1にて説明した燃料極側基板3(図1(b)参照)の一部により形成すればよい。すなわち、燃料極側基板3における気液分離膜2(図1(b)参照)との対向面に形成する液溜まり部用凹部70a(図4参照)の内底面から各堰部73が連続一体に突出するように燃料極側基板3を微細加工すればよい。
しかして、本実施形態の燃料電池における混合器7では、液溜まり部7aへ供給された各液体燃料のうち混ざり合っていないもの(未混合の液体燃料)が取出口72,72から混合燃料供給路3d,3dへ排出されて燃料供給対象である各燃料電池セル10へ供給される可能性をより低くできる。
(実施形態4)
本実施形態の燃料電池の基本構成は実施形態1と略同じであって、図9に示すように、各個別燃料供給路3a,3bが液溜まり部7a近傍において他の部位と比べて細く形成されている点が相違し、他の構成は実施形態1と同じなので、実施形態1と同様の構成については図示および説明を省略する。
ここにおいて、各個別燃料供給路3a,3bは、液溜まり部7a近傍における流路断面積が他の部位(液溜まり部7aから遠い部位)の流路断面積に比べて小さくなるように細く形成されている。
しかして、本実施形態の燃料電池における混合器7では、各個別燃料供給路3a,3bを通して液溜まり部7aへ供給される各液体燃料それぞれの流速を速くすることができるので、液溜まり部7a内で上記一方向に回転する流れを起こす力がより大きくなり、液溜まり部7aへ供給された各液体燃料がより混ざりやすくなる。なお、本実施形態における各混合燃料供給路3a,3bの形状を上記各実施形態1〜3や後述の実施形態5,6に適用してもよい。
(実施形態5)
本実施形態の混合器7の基本構成は実施形態1と略同じであって、図10に示すように、液溜まり部7aに2つの個別燃料供給路3a,3bが連通しているが、液溜まり部7aに混合燃料供給路3dが1つだけ連通し且つ液溜まり部7aにおける混合燃料供給路3dへの混合液体燃料の取出口72が液溜まり部7aの中央部に設けられている点が相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
しかして、本実施形態の混合器7では、液溜まり部7a内で上記一方向に回転する渦状の流れがより起こりやすくなり、液溜まり部7aへ供給された各液体燃料がより混ざりやすくなる。
(実施形態6)
本実施形態の混合器7の基本構成は実施形態6と略同じであって、図11に示すように、液溜まり部7aの中央部が液溜まり部7aの周部に比べて薄く形成されている点が相違する。なお、実施形態5と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
しかして、本実施形態の混合器7では、液溜まり部7aへ供給された各液体燃料が液溜まり部7aの周部で混ざりやすくなるので、燃料供給対象へより均一に混ざった混合液体燃料を供給することが可能となる。
ところで、上記各実施形態では、燃料供給対象として燃料電池セル10を採用した場合についてのみ説明したが、燃料供給対象は燃料電池セル10に限らず、燃料改質器を採用してもよい。
実施形態1における燃料電池を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は要部概略構成図である。 同上に用いる燃料電池モジュールを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。 同上に用いる気液分離膜を示し、(a)は下面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。 同上に用いる燃料極側基板を示し、(a)は下面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。 同上に用いる空気極側基板を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。 各実施形態の基本構成の説明図である。 実施形態2における要部概略構成図である。 実施形態3における要部概略構成図である。 実施形態4における要部概略構成図である。 実施形態5における混合器を示す要部概略構成図である。 実施形態6における混合器を示し、(a)は概略構成図、(b)は概略断面図である。 従来例の要部説明図である。
符号の説明
1 燃料電池モジュール
2 気液分離膜
2a 連通孔
3 燃料極側基板
3a,3b 個別燃料供給路
3d 混合燃料供給路
4 空気極側基板
4a 通気孔
5a,5b マイクロバルブ
7 混合器
7a 液溜まり部
10 燃料電池セル
11 イオン伝導膜
12 触媒電極(燃料極)
13 触媒電極(空気極)
31 排気孔

Claims (6)

  1. それぞれ異なる液体燃料が入れられた複数の容器と燃料供給対象との間に設けられ、各容器それぞれから個別燃料供給路を通して供給された複数の液体燃料を混合し混合燃料供給路を通して混合液体燃料を燃料供給対象へ供給する混合器であって、各個別燃料供給路および混合燃料供給路に連通し各個別燃料供給路それぞれから供給された液体燃料が一時的に溜まる液溜まり部を有し、各個別燃料供給路それぞれから液溜まり部へ供給された液体燃料により液溜まり部内で一方向に回転する流れが発生するように各個別燃料供給路が液溜まり部に連通していることを特徴とする混合器。
  2. 前記液溜まり部における前記各個別燃料供給路それぞれとの連通口を通って前記液溜まり部へ流れ込む前記各液体燃料それぞれの流線のベクトルが各連通口それぞれと前記液溜まり部の中心とを結ぶ各直線上からずれるように各連通口の位置を設定してなることを特徴とする請求項1記載の混合器。
  3. 前記液溜まり部における前記混合燃料供給路への前記混合液体燃料の取出口に前記各液体燃料が混合されないまま到達するのを防止する堰部が前記液溜まり部内に設けられてなることを特徴とする請求項2記載の混合器。
  4. 前記液溜まり部における前記混合燃料供給路への前記混合液体燃料の取出口が前記液溜まり部の中央部に設けられてなることを特徴とする請求項2記載の混合器。
  5. 前記液溜まり部は、中央部が周部に比べて薄く形成されてなることを特徴とする請求項4記載の混合器。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の混合器と、前記各個別燃料供給路と、前記混合燃料供給路と、前記燃料供給対象である燃料電池セルと、前記各個別燃料供給路それぞれを通る液体燃料の供給量を調節する複数のマイクロバルブとを備えてなることを特徴とする燃料電池。
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