JP2005309753A - 回路図作成支援装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 正確な回路図を作成する作業の省力化を実現する。
【解決手段】 単一又は複数の回路図シートから成る既作成の回路図ファイル(A)に設定されている回路図に対し、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ電源端子及び接地端子が表記されたシンボル図が回路図中に存在していないデバイスが存在しているか否か判断し、上記デバイスが存在していた場合には、必要に応じて回路図シートを追加した上で(B)、上記デバイスの電源端子のみが表記されたシンボル図が配置され電源端子が給電端子と接続された電源回路図36と、上記デバイスの接地端子のみが表記されたシンボル図が配置され電源端子がアースと接続された接地回路図38を自動的に追加する。
【選択図】 図9

Description

本発明は回路図作成支援装置及びプログラムに係り、特に、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置、及び、コンピュータを前記回路図作成支援装置として機能させるための回路図作成支援プログラムに関する。
プリント配線板(PCB)の論理設計等ではCADシステムを利用して回路図の作成が行われる。CADシステムを利用した回路図の作成は、回路を構成する各種のデバイス(例えばCPUやメモリ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Prgramble Gate Array)等のIC,LSI等)のシンボル図(対応するデバイスに設けられている端子の一部又は全部を所定形状(例えば矩形)の図形に表記することで、対応するデバイスを簡略化して表す図形)をライブラリに予め登録しておき、設計者(回路図作成者)が、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル図をライブラリから取り出して回路図上の所望の位置に配置すると共に、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線(ネット)で繋ぐことによって成される。
また、ICやLSI等のデバイスのシンボル図としては、電源端子や接地端子の表記を省略したシンボル図(NOPOW型のシンボル図)と、電源端子や接地端子も表記したシンボル図(POW型のシンボル図)とがある。これに関連して特許文献1には、回路図(ネットリスト)からNOPOW型のシンボル図を使用しているデバイスの電源端子や接地端子の接続情報を抽出すると共に、前記デバイスの電源端子や接地端子の定義をライブラリから抽出し、両者を比較することで回路図上での電源端子や接地端子の接続の適否を検証する技術が開示されている。
特開2003−223477号公報
回路図の作成では、ICやLSI等のデバイスのシンボル図として、電源端子や接地端子の表記を省略したNOPOW型のシンボル図を用いることが一般的であった。しかし、デバイスの動作周波数は年々高周波数化してきており、これに伴い、例えばデバイスの電源端子と給電線の間にコンデンサや抵抗を挿入したり、デバイスの接地端子と接地線の間にコンデンサを挿入する等、デバイスの電源端子や接地端子周りに他の素子を接続する設計を採用する機会は増えてきており、各デバイスの電源端子や接地端子を回路図上に表記する必要性が高まってきている。
これに対し、特許文献1に記載の技術を適用すれば、実際には電源端子や接地端子が設けられているものの回路図上で電源端子や接地端子が表記されていないデバイスを検知することができるが、当該デバイスのPOW型のシンボル図がライブラリに登録されていなかった場合には、例えば設計者が回路図上で電源端子や接地端子の表記を手入力で追加する等の作業を行う必要がある。特にPGA(Pin Grid Array)やBGA(Ball Grid Array)等のように非常に多数の端子がマトリクス状に配列されたデバイスでは、電源端子及び接地端子も多数設けられているため、上記作業は非常に煩雑なものとなる。また、NOPOW型のシンボル図が用いることが一般的であった理由の1つは、回路図を簡略化して見易さを向上させるためであるが、上記のように既作成の回路図に電源端子や接地端子の表記を手入力で追加することで、回路図が見にくくなる可能性もある。
また、PGAやBGA等のように非常に多数の端子がマトリクス状に配列されたデバイスでは、デバイスに設けられた個々の端子を識別するための情報として、デバイスに設けられた全端子を端子の配列の最外周から渦巻状に走査したときの個々の端子の順番を表す通し番号が端子毎に付与されていると共に、個々の端子が属する行の識別情報と個々の端子が属する列の識別情報から成る格子番号も端子毎に付与されている。回路図に配置した各デバイスのシンボル図に表記された端子同士を線で繋ぐ作業を行う場合、設計者は、まず表記された端子が実際のデバイスに設けられている端子の何れに相当するかを判断する必要があり、この判断作業の省力化のためには、シンボル図に表記している各端子について上記の通し番号と格子番号を各々表記することが望ましい。
しかしながら、現在は回路図の繁雑化を回避するために、シンボル図に表記している各端子について通し番号のみを表記しているのが実情であり、シンボル図に表記されている各端子が実際のデバイスに設けられている端子の何れに相当するかを判断する判断作業が設計者にとって大きな負担となっていた。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、正確な回路図を作成する作業の省力化を実現できる回路図作成支援装置及び回路図作成支援プログラムを得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る回路図作成支援装置は、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置であって、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報が前記ライブラリに登録されていない特定デバイスについて、前記電源端子及び前記接地端子の情報を収集し、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記特定デバイスの前記電源/接地シンボル情報を前記ライブラリに追加する追加手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の発明では、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報がライブラリに登録されており、このシンボル情報が表すシンボル図には、対応するデバイスの端子(の一部又は全部)が表記される。回路図作成時には、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報がライブラリから取り出され、取り出されたシンボル情報が表すシンボル図が所望の位置に配置され、配置されたシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士が、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって回路図の作成が行われる。
請求項1記載の発明に係る回路図作成支援装置は、上記の回路図の作成を支援する装置であり、生成手段は、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ電源端子及び接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報がライブラリに登録されていない特定デバイスについて、電源端子及び接地端子の情報を収集し、電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報を生成する。そして追加手段は、生成手段によって生成された特定デバイスの電源/接地シンボル情報をライブラリに追加する。
このように、請求項1記載の発明によれば、電源端子及び接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報がライブラリに登録されていない特定デバイスが存在していた場合にも、該特定デバイスの電源端子及び接地端子の少なくとも一方のみが表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報が自動的に生成されてライブラリに自動的に追加されるので、回路図作成対象の回路が上記の特定デバイスを含む回路であり、作成する回路図上に特定デバイスの電源端子や接地端子及びその接続関係を表記する必要が生じたときにも、自動的に作成・追加された特定デバイスの電源/接地シンボル情報(電源/接地シンボル図)を利用することができ、回路図作成者が特定デバイスの電源端子や接地端子を回路図上で手入力によって追加する等の作業を行う必要が無くなる。従って、請求項1記載の発明によれば、正確な回路図(特定デバイスの電源端子や接地端子も表記された回路図)を作成する作業の省力化を実現することができる。
なお、請求項1記載の発明において、生成手段によって電源/接地シンボル情報(電源/接地シンボル図)が生成される特定デバイスは、回路図作成者が指定するようにしてもよいが、例えば請求項2に記載したように、ライブラリにシンボル情報が登録されているデバイスのうち、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ電源端子及び接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報がライブラリに登録されていない特定デバイスを検索する検索手段を更に設けることが好ましい。これにより、電源/接地シンボル情報(電源/接地シンボル図)の生成対象の特定デバイスを回路図作成者が指定する等の作業を行う必要もなくなるので、回路図作成作業を更に省力化することができる。
また、請求項1記載の発明において、生成手段は、特定デバイスの電源端子及び接地端子のみが各々表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報を生成するようにしてもよいが、例えば請求項3に記載したように、電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報として、電源端子のみが表記された電源シンボル図を表す電源シンボル情報と、接地端子のみが表記された接地シンボル図を表す接地シンボル情報を各々生成するようにしてもよい。
請求項4記載の発明に係る回路図作成支援装置は、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置であって、既作成の回路図に対し、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図が前記既作成の回路図中に存在していない特定デバイスが存在しているか否か判断する判断手段と、前記判断手段により前記既作成の回路図中に前記特定デバイスが存在していると判断された場合に、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された前記特定デバイスの電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図を作成し、作成した電源/接地回路図を前記既作成の回路図に追加する作成手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項4記載の発明では、既作成の回路図に対し、判断手段により、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ電源端子及び接地端子が表記されたシンボル図が既作成の回路図中に存在していない特定デバイスが存在しているか否かが判断される。そして、判断手段により既作成の回路図中に前記特定デバイスが存在していると判断された場合に、作成手段により、電源端子及び接地端子の少なくとも一方のみが表記された特定デバイスの電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図を作成し、作成した電源/接地回路図を既作成の回路図に追加する。なお、作成手段による電源/接地回路図の作成は、例えば請求項5に記載したように、シンボル図配置可能領域内の所定位置に特定デバイスの電源/接地シンボル図を配置した後に、電源端子が表記されているシンボル図に対しては給電線に相当する線を電源端子に繋ぎ、接地端子が表記されているシンボル図に対しては接地線に相当する線を接地端子に繋ぐことで行うことができる。
このように、請求項4記載の発明では、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ電源端子及び接地端子が表記されたシンボル図が既作成の回路図中に存在していない特定デバイスが存在していた場合にも、電源端子及び接地端子の少なくとも一方のみが表記された特定デバイスの電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図が自動的に作成され、既作成の回路図に自動的に追加されるので、既作成の回路図中に、電源端子及び接地端子が表記されていない特定デバイスが存在していたとしても、該特定デバイスの存在の有無をチェックしたり、該特定デバイスの電源端子・接地端子が表記された電源/接地回路図を作成する必要が無くなる。従って、請求項4記載の発明によれば、正確な回路図(回路を構成する全てのデバイスの電源端子や接地端子が表記された回路図)を作成する作業の省力化を実現することができる。また、既作成の回路図に電源/接地回路図を追加することにより、既作成の回路図に特定デバイスの電源端子や接地端子の表記を追加する場合と比較して、既作成の回路図が繁雑で見にくくなることを回避することができる。
なお、請求項4記載の発明において、作成手段は、特定デバイスの電源端子及び接地端子のみが各々表記された電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図を作成するようにしてもよいが、電源/接地回路図として、特定デバイスの電源端子のみが表記された電源シンボル図を含む電源回路図と、特定デバイスの接地端子のみが表記された接地シンボル図を含む接地回路図を各々作成するようにしてもよい。
また、請求項4記載の発明において、既作成の回路図は、該回路図を表す回路図情報が設定された単一又は複数のシートとしてファイル化されていてもよい。この場合、作成手段は、例えば請求項6に記載したように、既作成の回路図のファイルにシートを追加し、作成した電源/接地回路図を表す電源/接地回路図情報を追加したシートに設定することで、既作成の回路図に電源/接地回路図を追加するように構成することができる。
請求項7記載の発明に係る回路図作成支援装置は、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置であって、複数の端子が設けられ、個々の端子を識別するための第1の識別情報と第2の識別情報が個々の端子に各々付与されているデバイスについて、前記第1の識別情報と第2の識別情報を対応付ける端子識別情報を記憶する記憶手段と、特定デバイスに設けられている端子の一部又は全部が表記されると共に、表記された個々の端子について前記第1の識別情報又は前記第2の識別情報が表記された前記特定デバイスのシンボル図が表示手段に表示されている状態で、前記特定デバイスのシンボル図に表記されている特定の端子が指定されたか否か判定する判定手段と、前記判定手段によって前記特定のデバイスの前記特定の端子が指定されたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記特定デバイスの端子識別情報に基づき、前記特定の端子に各々付与されている前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報のうち、前記シンボル図に表記されていない識別情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項7記載の発明では、複数の端子が設けられ、個々の端子を識別するための第1の識別情報と第2の識別情報が個々の端子に各々付与されているデバイスについて、第1の識別情報と第2の識別情報を対応付ける端子識別情報が記憶手段に記憶されている。なお、上記のデバイスが、複数の端子がマトリクス状に配置されたデバイス(例えばPGAやBGA等)である場合、例えば請求項8に記載したように、第1の識別情報としては、複数の端子を一定の順序で走査したときの個々の端子の順番を表す通し番号を、第2の識別情報としては、個々の端子が属する行の識別情報と個々の端子が属する列の識別情報から成る格子情報を適用することができる。
また、請求項7記載の発明では、特定デバイスに設けられている端子の一部又は全部が表記されると共に、表記された個々の端子について第1の識別情報又は第2の識別情報が表記された特定デバイスのシンボル図が表示手段に表示されている状態で、判定手段により、特定デバイスのシンボル図に表記されている特定の端子が指定されたか否かが判定される。そして出力手段は、判定手段によって特定のデバイスの特定の端子が指定されたと判定された場合に、記憶手段に記憶されている特定デバイスの端子識別情報に基づき、特定の端子に各々付与されている第1の識別情報及び第2の識別情報のうち、シンボル図に表記されていない識別情報を出力する。なお、出力手段による識別情報の出力としては、表示手段への表示や音声での出力等を適用することができる。
これにより、回路図作成者は、表示手段に表示されている特定デバイスのシンボル図に表記されている特定の端子を指定することで、前記特定の端子に付与されている第1の識別情報及び第2の識別情報を認識することができるので、表記されている特定の端子が、実際の特定デバイスに設けられている端子の何れに相当するかを正確かつ容易に認識することができる。従って、請求項7記載の発明によれば、正確な回路図(各デバイスの接続関係を表す線の繋ぎ誤り等の無い回路図)を作成する作業の省力化を実現することができる。また、シンボル図上に第1の識別情報及び第2の識別情報を各々表記する必要が無くなるので、シンボル図や該シンボル図を含む回路図が繁雑で見にくくなることも回避することができる。
なお、複数の端子がマトリクス状に配置されたデバイスでは、前述のように、第1の識別情報として通し番号が、第2の識別情報として格子情報が付与されると共に、シンボル図には、表記された個々の端子について、第1の識別情報としての通し番号が表記されることが多いが、この場合、出力手段は、例えば請求項8に記載したように、特定の端子が指定されたと判定された場合に、特定の端子の第2の識別情報としての格子情報を表示手段に表示させるように構成することができる。
請求項9記載の発明に係る回路図作成支援プログラムは、コンピュータを、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置として機能させるための回路図作成支援プログラムであって、前記コンピュータを、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報が前記ライブラリに登録されていない特定デバイスについて、前記電源端子及び前記接地端子の情報を収集し、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報を生成する生成手段、及び、前記生成手段によって生成された前記特定デバイスの前記電源/接地シンボル情報を前記ライブラリに追加する追加手段として機能させることを特徴としている。
請求項9記載の発明に係る回路図作成支援プログラムは、コンピュータを、上記の生成手段及び追加手段として機能させるためのプログラムであるので、コンピュータが請求項9記載の発明に係るプログラムを実行することにより、コンピュータが請求項1に記載の回路図作成支援装置として機能することになり、請求項1記載の発明と同様に、正確な回路図を作成する作業の省力化を実現することができる。
請求項10記載の発明に係る回路図作成支援プログラムは、コンピュータを、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置として機能させるための回路図作成支援プログラムであって、前記コンピュータを、既作成の回路図に対し、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図が前記既作成の回路図中に存在していない特定デバイスが存在しているか否か判断する判断手段、及び、前記判断手段により前記既作成の回路図中に前記特定デバイスが存在していると判断された場合に、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された前記特定デバイスの電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図を作成し、作成した電源/接地回路図を前記既作成の回路図に追加する作成手段として機能させることを特徴としている。
請求項10記載の発明に係る回路図作成支援プログラムは、コンピュータを、上記の判断手段及び作成手段として機能させるためのプログラムであるので、コンピュータが請求項10記載の発明に係るプログラムを実行することにより、コンピュータが請求項4に記載の回路図作成支援装置として機能することになり、請求項4記載の発明と同様に、正確な回路図を作成する作業の省力化を実現することができる。
請求項11記載の発明に係る回路図作成支援プログラムは、コンピュータを、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置として機能させるための回路図作成支援プログラムであって、前記コンピュータを、特定デバイスに設けられている端子の一部又は全部が表記されると共に、表記された個々の端子について前記第1の識別情報又は前記第2の識別情報が表記された前記特定デバイスのシンボル図が表示手段に表示されている状態で、前記特定デバイスのシンボル図に表記されている特定の端子が指定されたか否か判定する判定手段、及び、前記判定手段によって前記特定のデバイスの前記特定の端子が指定されたと判定された場合に、複数の端子が設けられ個々の端子を識別するための第1の識別情報と第2の識別情報が個々の端子に各々付与されているデバイスについて、前記第1の識別情報と第2の識別情報を対応付ける端子識別情報を記憶する記憶手段から、前記特定デバイスの端子識別情報を読み出し、読み出した端子識別情報に基づき、前記特定の端子に各々付与されている前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報のうち、前記シンボル図に表記されていない識別情報を出力する出力手段として機能させることを特徴としている。
請求項11記載の発明に係る回路図作成支援プログラムは、コンピュータを上記の判定手段及び出力手段として機能させるためのプログラムであるので、コンピュータが請求項11記載の発明に係るプログラムを実行することで、コンピュータが請求項7に記載の回路図作成支援装置として機能することになり、請求項7記載の発明と同様に、正確な回路図を作成する作業の省力化を実現することができる。
以上説明したように本発明は、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられ、電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報がライブラリに登録されていない特定デバイスについて、電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報を生成し、生成した電源/接地シンボル情報をライブラリに追加するようにしたので、正確な回路図を作成する作業の省力化を実現できる、という優れた効果を有する。
また本発明は、既作成の回路図に対し、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられ、電源端子及び接地端子が表記されたシンボル図が既作成の回路図中に存在していない特定デバイスが存在しているか否か判断し、特定デバイスが存在している場合に、電源端子及び接地端子の少なくとも一方のみが表記された特定デバイスの電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図を作成し、既作成の回路図に追加するようにしたので、正確な回路図を作成する作業の省力化を実現できる、という優れた効果を有する。
また本発明は、特定デバイスに設けられている端子の一部又は全部が表記されると共に、表記された個々の端子について第1又は第2の識別情報が表記された特定デバイスのシンボル図が表示手段に表示されている状態で、特定デバイスのシンボル図に表記されている特定の端子が指定された場合に、特定デバイスの個々の端子に各々付与されている第1の識別情報と第2の識別情報を対応付ける端子識別情報に基づき、特定の端子に各々付与されている第1及び第2の識別情報のうち、シンボル図に表記されていない識別情報を出力するようにしたので、正確な回路図を作成する作業の省力化を実現できる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には、プリント配線板(PCB)の論理設計等における回路図の作成に利用可能なコンピュータ・システム10が示されている。コンピュータ・システム10は、回路図作成時に回路図作成者によって操作されるクライアントPC12を複数台備えている。クライアントPC12はパーソナル・コンピュータ(PC)等から成り、図示は省略するが、CPU、ROM、RAM、入出力ポートがバスを介して互いに接続されて構成されている。入出力ポートにはCRTやLCDから成る表示装置、キーボードやマウス等から成る入力装置が接続されていおり、更に、通信制御装置を介してイーサネット(R)等の通信回線16に接続されている。なお、上記の表示装置は請求項7,11に記載の表示手段に対応している。
また、クライアントPC12(の入出力ポート)にはHDD(Hard Disk Drive)14が接続されており、このHDD14にはCADプログラムが予めインストールされている。CADプログラムは、回路図作成者による回路図の作成を支援するCADシステムを実現するプログラムであり、回路作成者が回路図の作成を行う際に実行され、回路図の作成に利用される。なお、CADプログラムは、請求項11に記載の回路図作成支援プログラムに対応する格子番号表示プログラムと、請求項10に記載の回路図作成支援プログラムに対応する電源/接地回路図追加プログラム(詳細は何れも後述)を含んでいる。これらのプログラムは、CADシステム(CADプログラム)を起動して回路図の作成を行っている際に所定のタイミングで起動される。クライアントPC12は、格子番号表示プログラムを実行することで請求項7に記載の回路図作成支援装置として機能し、電源/接地回路図追加プログラムを実行することで請求項4に記載の回路図作成支援装置として機能することになる。
また、通信回線16にはサーバ・コンピュータ18も接続されている。サーバ・コンピュータ18はワークステーション等のコンピュータから成り、図示は省略するが、CPU、ROM、RAM、入出力ポートがバスを介して互いに接続されて構成されている。入出力ポートにはCRTやLCDから成る表示装置、キーボードやマウス等から成る入力装置が接続されており、更に、通信制御装置を介して通信回線16に接続されている。また、サーバ・コンピュータ18(の入出力ポート)にはHDD20が接続されており、このHDD20には部品ライブラリ22、端子識別情報24が記憶されていると共に、シンボル図追加プログラムが予めインストールされている。なお、シンボル図追加プログラムは請求項9に記載の回路図作成支援プログラムに対応しており、サーバ・コンピュータ18はシンボル図追加プログラムを実行することで請求項1に記載の回路図作成支援装置として機能することになる。
部品ライブラリ22は、CADシステムを利用してクライアントPC12で回路図の作成が行われる際に参照されるデータベースであり、各種のICやLSI等、回路図作成対象の回路を構成する(或いはその可能性がある)各種のデバイスの各々について、CADシステム上で対応するデバイスをシンボル図として表示するためのシンボル情報が事前に登録されている。例として図2に示すように、単一のデバイスに対応して部品ライブラリ22に登録されているシンボル情報は、対応するデバイスの属性を規定する属性情報と、対応するデバイスのシンボル図を規定するシンボル図情報に大別され、属性情報として、デバイス名称(例えば"デバイスA"等)、シンボル図情報のファイル名(例えば"AAA-1.1","AAA-2.1"等)、未定義ピンの名称及びピン番号(例えば"VCC=1,5,10,20","GND=8,9,30"等)等の情報が設定されている。なお、未定義ピンは対応するデバイスに設けられている複数のピン(端子)のうち、シンボル図情報が表すシンボル図に表記されていないピン(当該ピンが表記されるシンボル図が存在していない端子)を意味している。
また、シンボル図情報にはファイル名、シンボル図に表記されるピンの名称及びピン番号が設定されている。図2はシンボル図情報として、ファイル名"AAA-1.1"と"AAA-2.1"の2つのシンボル図情報が設定されている例が示されている。本実施形態において、シンボル図情報は単なるテキストデータであり、図2の右側に示すように、ファイル名"AAA-1.1"のシンボル図情報に基づいて10-1=2,10-2=3,10-3=4,CLK=6,RW=7,INA=11の各ピン(の名称及びピン番号)が表記されたシンボル図が生成・表示され、ファイル名"AAA-2.1"のシンボル図情報に基づいて10-1=12,10-2=13,10-3=14,CLK=15,RW=16,INA=17の各ピン(の名称及びピン番号)が表記されたシンボル図が生成・表示される。
また、複数のピンがマトリクス状に配置されたデバイス(例えばPGAやBGA等のパッケージのデバイス)には、該デバイスに設けられている個々のピンに、前記デバイスに設けられた全てのピンをピンの配列の最外周から渦巻状(螺旋状)に順次走査したときの個々のピンの順番を表す通し番号と、個々のピンが属する行を識別する行番号と個々のピンが属する列を識別する列情報から成る格子番号が各々付与されている。例として図3に示すように、HDD20に記憶されている端子識別情報24は、対応するデバイスの個々のピンに付与されている通し番号と格子番号を対応付ける情報であり、部品ライブラリ22にシンボル情報が登録されている各デバイスのうち、個々のピンに通し番号と格子番号が各々付与されているデバイスについて各々設定されている。
なお、図3に示す図表において最外周に配置された"A"〜"AF"の符号は行番号を、"1"〜"26"の番号は列番号を、各セルに表記されている"1"〜"672"の番号は通し番号を表し、例えば通し番号"347"のセルは行番号"D"の行、列番号"6"の列に属しているので、対応するピンの格子番号は"D6"であることを表している。また、前述の部品ライブラリ22に登録されているシンボル情報に含まれるピン番号は、詳しくは通し番号である。この端子識別情報24も前述の部品ライブラリ22と同様に、CADシステムを利用してクライアントPC12で回路図の作成が行われる際に参照される。端子識別情報24は請求項7及び請求項11に記載の端子識別情報に対応しており、HDD20は請求項7及び請求項11に記載の記憶手段に対応している。
次に本実施形態の作用として、まず、サーバ・コンピュータ18でシンボル図追加プログラムが実行されることで実現されるシンボル図追加処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。なお、このシンボル図追加処理は、例えば部品ライブラリ22のメインテナンス時期が到来した等を契機として、サーバ・コンピュータ18によって定期的に実行される。
シンボル図追加処理では、まずステップ50において、未処理の単一のデバイス(処理対象のデバイス)のシンボル情報を部品ライブラリ22から取り込む。次のステップ52では、取り込んだシンボル情報の属性情報に含まれる未定義ピンの情報の中に、処理対象のデバイスの電源端子(通常、名称として"VCC"が付与される電源ピン)や接地端子(通常、名称として"GND"が付与される接地ピン)の情報が存在しているか否かに基づいて、処理対象のデバイスに設けられている電源端子及び接地端子がシンボル図に未定義か(電源端子が表記されるシンボル図及び接地端子が表記されるシンボル図がシンボル図情報として規定されているか)否か判定する。
上記判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ62へ移行するが、ステップ52の判定が肯定された場合はステップ54へ移行し、部品ライブラリ22から取り込んだシンボル情報(の未定義ピンの情報)から、処理対象のデバイスの電源端子及び接地端子の情報(名称及びピン番号)を抽出する。次のステップ56では、ステップ54で抽出した電源端子の情報に基づいて、処理対象のデバイスの電源端子を表記する処理対象のデバイスのシンボル図を規定するシンボル図情報を生成し、生成したシンボル図情報及びそのファイル名を処理対象のデバイスのシンボル情報に追加する。またステップ58では、ステップ54で抽出した接地端子の情報に基づいて、処理対象のデバイスの接地端子を表記するシンボル図を規定するシンボル図情報を生成し、生成したシンボル図情報及びそのファイル名を処理対象のデバイスのシンボル情報に追加する。そしてステップ60では、処理対象のデバイスのシンボル情報の未定義ピンの情報から、処理対象のデバイスの電源端子及び接地端子の情報を削除する。
例えば図3に示すデバイスAのシンボル情報に対して上記処理を行った場合、例として図5に示すように、デバイスAの電源端子"VCC1"〜"VCC4"のみが表記されたシンボル図を表すシンボル図情報(3)(ファイル名"AAA-POW1.1"のシンボル図情報)が追加されると共に、デバイスAの接地端子"GND1"〜"GND3"のみが表記されたシンボル図を表すシンボル図情報(4)(ファイル名"AAA-POW2.1"のシンボル図情報)が追加され、更に、未定義ピンの情報から上記の電源端子及び接地端子の情報が削除されることになる。
なお、ステップ56,58で生成されるシンボル図情報は本発明に係る電源/接地シンボル情報に、該情報が表すシンボル図は本発明に係る電源/接地シンボル図に対応しており、詳しくは、ステップ56で生成されるシンボル図情報は請求項3に記載の電源シンボル情報に、該情報が表すシンボル図は電源シンボル図に対応し、ステップ58で生成されるシンボル図情報は請求項3に記載の接地シンボル情報に、該情報が表すシンボル図は請求項3に記載の接地シンボル図に各々対応している。また、ステップ56,58の処理のうちシンボル図情報を生成する処理は本発明に係る生成手段に、ステップ56,58の処理のうち生成したシンボル図情報をシンボル情報に追加する処理及びステップ60の処理は本発明に係る追加手段に各々対応している。
次のステップ62では、部品ライブラリ22にシンボル情報が登録されている全てのデバイスに対して上記の処理を行ったか否か判定する。判定が否定された場合はステップ50へ戻り、ステップ50以降の処理を繰り返す。これにより、部品ライブラリ22にシンボル情報が登録されているデバイスのうち、電源端子及び接地端子が表記されるシンボル図がシンボル図情報として規定されていない全てのデバイスについて、ステップ54〜60の処理が各々行われることになる。なお、ステップ50,52,62は請求項2に記載の検索手段に対応している。
サーバ・コンピュータ18が上記のシンボル図追加処理を定期的に行うことで、部品ライブラリ22にシンボル情報が登録されている各デバイスは、何れも電源端子が表記されるシンボル図及び接地端子が表記されるシンボル図を規定するシンボル図情報が自動的に追加設定されている状態となるので、回路図の作成にあたり、回路を構成する全てのデバイスの電源端子や接地端子及びその接続関係も表記する場合にも、回路図作成者が各デバイスの電源端子や接地端子を回路図上で手入力によって追加する等の作業を行う必要が無くなり、各特定デバイスの電源端子や接地端子及びその接続関係も表記された回路図を容易に作成することができる。
一方、回路図の作成を行うために、回路図作成者によってクライアントPC12の入力装置が操作されることでCADプログラムの実行が指示されると、クライアントPC12上でCADシステムが起動される。CADシステムは、回路図作成者によって特定のデバイスのシンボル図の表示が指示されると、部品ライブラリ22に登録されている特定のデバイスのシンボル情報をサーバ・コンピュータ18経由でHDD20から取得し、取得したシンボル情報に含まれるシンボル図情報を参照することで、特定デバイスのシンボル図をクライアントPC12の表示装置の表示面内のシンボル図表示領域内に表示させる。また、表示装置の表示面内にはシンボル図表示領域とは別に回路図作成領域が設けられており、回路図作成者によってマウス等が操作されることで、シンボル図表示領域内に表示されている特定シンボル図を回路図作成領域内の特定位置に表示させる指示が入力される毎に、CADシステムは、特定のシンボル図を回路図作成領域内の特定位置に表示させる。
また、回路図作成者によってマウス等が操作されることで、回路図作成領域内に表示されている第1の特定シンボル図に表記されている第1の特定端子と第2の特定シンボル図に表記されている第2の特定端子を線で繋ぐ指示が入力される毎に、CADシステムは、回路図作成領域内に上記の第1の特定端子と第2の特定端子を繋ぐ線を描画すると共に、描画した線の情報を、第1の特定シンボル図に対応する第1のデバイスと第2の特定シンボル図に対応する第2のデバイスの接続関係を表す情報として記憶する。これにより、回路図の作成が行われることになる。
ここで、端子同士を線で繋ぐ指示は、回路図作成者がマウス等を操作してカーソル30(図7(A)参照)の表示位置を移動させながら行われるが、図7(A)に示すように、カーソル30の表示位置が回路図作成領域内に表示されている任意のデバイスのシンボル図の表示位置に近接した位置へ移動すると(表示位置間の距離が所定値以下になると)、クライアントPC12で格子番号表示プログラムが自動的に実行されることで、図6に示す格子番号表示処理がクライアントPC12によって行われる。
この格子番号表示処理では、ステップ70において、カーソル30の表示位置が対応するシンボル図の表示位置と近接した状態となっている特定デバイスを認識し、認識した特定デバイスに対応する端子識別情報24をサーバ・コンピュータ18経由でHDD20から取得する。ステップ72では、特定デバイスのシンボル図に表記されている各端子のうちの特定端子が指し示されたか否か判定する。なお、このステップ72は請求項7及び請求項11に記載の判定手段に対応している。この判定が否定された場合はステップ74へ移行し、カーソル30の表示位置が特定デバイスのシンボル図の表示位置から離間されたか否か判定する。この判定も否定された場合にはステップ72に戻り、何れかの判定が肯定される迄、ステップ72,74を繰り返す。
回路図作成者によってマウス等が操作されてカーソル30の表示位置が更に移動されることで、例として図7(B)に示すように、特定デバイスのシンボル図に表記されている特定端子がカーソル30によって指し示されている状態になると、ステップ72の判定が肯定されてステップ76へ移行し、上記のシンボル図を表示する際に参照したシンボル図情報を再度参照することで、指し示された特定端子に付与されている通し番号(ピン番号)を認識する。ステップ78では、認識した通し番号をキーにして先のステップ70で取得した端子識別情報を検索することで、指し示された特定端子の格子番号を認識する。
そしてステップ80では、例として図7(C)に示すように、特定デバイスのシンボル図上に吹き出し状のウインドウ32を表示し、このウインドウ32内にステップ78で認識した特定端子の格子番号を表示する。なお、図7(C)は、通し番号"2"の特定端子がカーソル30によって指し示されたことで、前記特定端子の格子番号"C1"をシンボル図上に表示している状態を示している。これにより、回路作成者は指し示した特定端子の格子番号を容易かつ正確に認識することができる。次のステップ82では、特定端子が指し示されている状態が解除されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ82を繰り返す。ステップ82の判定が肯定される迄の間は、指し示されている特定端子の格子番号が表示されている状態が継続される。なおステップ76〜ステップ82は請求項7及び請求項11に記載の出力手段に対応している。
カーソル30の表示位置が移動されることでステップ82の判定が肯定されるとステップ72に戻り、前述のようにステップ72,74を繰り返す。カーソル30の表示位置が特定デバイスのシンボル図の表示位置から離間した位置へ移動されると、ステップ74の判定が肯定されることで格子番号表示処理は終了されるが、同一のデバイス又は他のデバイスのシンボル図の表示位置に近接した位置へカーソル30の表示位置を移動させれば格子番号表示処理が再度実行され、カーソル30によって任意の端子を指し示せば指し示した端子の格子番号が表示されることになるので、回路作成者はマウス等を操作するのみで、回路図作成領域内に表示されている任意のデバイスの任意の端子の格子番号を容易かつ正確に認識することができ、各デバイスの接続関係を表す線の繋ぎ誤り等の無い回路図を容易に作成することができる。また、各デバイスのシンボル図に通し番号及び格子番号を固定的に表記する場合と比較して、回路図が繁雑になることも回避することができる。
なお、上記の格子番号表示処理において、吹き出し状のウインドウ32内に格子番号を表示することに代えて、例として図7(D)に示すように、通し番号と格子番号の対応表34を表示すると共に、格子番号を構成する行番号(図では"C")と列番号(図では"1")を強調表示することで、回路作成者に格子番号を認識させるようにしてもよい。
本実施形態では単一の回路の回路図を必要に応じて複数の回路図シート(回路図を作成するための台紙)に分けて作成することも可能とされており、例えば回路構成が複雑、或いは多数の端子(ピン)が設けられたデバイスが含まれている等の場合には回路図シートが追加され(新たな回路図作成領域が表示され)、追加された回路図シート上に回路図が作成される。そして回路図の作成が完了すると、CADシステムは、各回路図シート上に作成された各デバイスのシンボル図のシンボル図情報のファイル名、シンボル図の配置位置、端子の接続関係を表す線等の情報を、対応する回路図シートに回路図情報として設定し、同一の回路に対応する1枚又は複数枚の回路図シートを、例として図9(A)にも示すように、単一の回路図ファイルとしてファイル化した後にHDD14に記憶させる。なお、図9(A)は、同一の回路に対応する異なる回路図が各々作成された4枚の回路図シートが単一の回路図ファイルとしてファイル化された状態が示されている。
ここで、一旦作成・記憶された回路図ファイルに対し、回路図作成者によって「開く」ことを指示する操作が行われると、クライアントPC12で電源/接地回路図追加プログラムが起動されることで、図8に示す電源/接地回路図追加処理が実行される。
ステップ90では、処理対象の回路図ファイル(回路図作成者によって「開く」ことが指示された回路図ファイル)から、該回路図ファイルに設定されている回路図中にシンボル図が存在している未処理の特定デバイスを取り出す。次のステップ92では、電源端子が表記された特定デバイスのシンボル図及び接地端子が表記された特定デバイスのシンボル図が前記回路図中に存在しているか否かを検索する。なお、処理対象の回路図ファイルが複数の回路図シートから構成されている場合には、全ての回路図シートの回路図に亘って上記の検索を行う。ステップ94では、ステップ92の検索によって該当するシンボル図が存在していることが確認されたか否か判定する。なお、ステップ92,94は請求項4,10に記載の判断手段に対応している。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ106へ移行する。
一方、ステップ94の判定が否定された場合はステップ96へ移行する。ステップ96以降では、電源端子が表記された特定デバイスのシンボル図及び接地端子が表記された特定デバイスのシンボル図を含む回路図を処理対象の回路図ファイルに追加するが、まずステップ96では、上記の回路図の追加にあたって回路図シートの追加が必要か否か判定する。処理対象の回路図ファイルを構成する既存の回路図シートの中に上記の回路図を追加できる余白が有る等の場合には、上記判定が否定されてステップ100へ移行する。また、処理対象の回路図ファイルを構成する既存の回路図シートの中に上記の回路図を追加できる余白が無い等の場合には、ステップ96の判定が肯定されてステップ98へ移行し、処理対象の回路図ファイルに回路図シートを新たに追加した後にステップ100へ移行する。
ステップ100では、電源端子が表記された特定デバイスのシンボル図を表すシンボル図情報及び接地端子が表記された特定デバイスのシンボル図を表すシンボル図情報をサーバ・コンピュータ18を介して部品ライブラリ22から各々取得する。ステップ102では、取得したシンボル図情報が表す特定デバイスのシンボル図(電源端子が表記されたシンボル図及び接地端子が表記されたシンボル図)を、回路図シート(余白が有る既存の回路図シート又は新たに追加した回路図シート)上の所定位置に配置し、シンボル図情報のファイル名やシンボル図の配置位置等の情報を回路図情報として追加設定する。そして次のステップ104では、配置したシンボル図に表記されている電源端子を給電端子と接続する線を設定すると共に、表記されている接地端子をアースと接続する線を設定し、設定した線の情報を回路図情報として追加設定することで、処理対象の回路図ファイルに特定デバイスの電源回路図及び接地回路図を追加する。なお、上記のステップ94〜ステップ104は請求項4,10に記載の作成手段(詳しくは請求項5,6に記載の作成手段)に対応している。
次のステップ106では、処理対象の回路図ファイルに設定されている回路図中にシンボル図が存在している全てのデバイスに対して上記の処理を行ったか否か判定する。判定が否定された場合はステップ90に戻り、ステップ90以降の処理を繰り返す。そして、ステップ106の判定が肯定されると電源/接地回路図追加処理を終了する。上記処理により、処理対象の回路図ファイルに設定されている回路図中に、電源端子が表記されたシンボル図や接地端子が表記されたシンボル図が存在しない特定デバイスについては、例として図9(B)に示すように、必要に応じて回路図シートが追加されると共に(シート"5"を参照)、電源端子が表記された特定デバイスのシンボル図が配置されると共に前記電源端子と給電端子との接続も表記された電源回路図36と、接地端子が表記された特定デバイスのシンボル図が配置されると共に前記接地端子とアースとの接続も表記された接地回路図38が回路図ファイルに自動的に追加されることになる。
これにより、回路を構成する全てのデバイスの電源端子や接地端子が表記された回路図を、容易かつ漏れなく作成することができる。また、既作成の回路図ファイルに設定されている回路図に特定デバイスの電源端子や接地端子の表記を追加する場合と比較して、既作成の回路図ファイルに設定されている回路図が繁雑で見にくくなることも回避することができる。
なお、上記ではシンボル図追加処理(図4)がサーバ・コンピュータ18で実行される例を説明したが、これに限定されるものではなく、クライアントPC12で実行されるようにしてもよい。また、電源/接地回路図追加処理(図8)がクライアントPC12で実行される例を説明したが、サーバ・コンピュータ18で実行されるようにしてもよい。
また、上記では各デバイスのシンボル図に通し番号が表記されており、特定の端子が指し示されると特定の端子の格子番号を表示する例を説明したが、これに限定されるものではなく、シンボル図には格子番号を表記しておき、特定の端子が指し示されると特定の端子の通し番号を表示するようにしてもよい。また、格子番号(又は通し番号)を表示装置に表示することに代えて、音声で通知するようにしてもよい。
また、上記では一旦作成・記憶された回路図ファイルに対して「開く」ことが指示された場合に電源/接地回路図追加処理(図8)が実行される例を説明したが、これに限定されるものではなく、回路図の作成途中に電源/接地回路図追加処理の実行が指示された等の場合にも実行するようにしてもよい。
本実施形態に係るコンピュータ・システムの概略構成を示すブロック図である。 シンボル情報の構成の一例を示す概念図である。 端子識別情報の内容の一例を示す図表である。 サーバ・コンピュータで実行されるシンボル図追加処理の内容を示すフローチャートである。 シンボル図追加処理によってシンボル図が追加された後のシンボル情報の構成の一例を示す概念図である。 クライアントPCで実行される格子番号表示処理の内容を示すフローチャートである。 格子番号表示処理による格子番号の表示を説明するためのイメージ図である。 クライアントPCで実行される電源/接地回路図追加処理の内容を示すフローチャートである。 電源/接地回路図追加処理による回路図の追加を説明するための概念図である。
符号の説明
10 コンピュータ・システム
12 クライアントPC
18 サーバ・コンピュータ
20 HDD
22 部品ライブラリ
24 端子識別情報
36 電源回路図
38 接地回路図

Claims (11)

  1. 任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置であって、
    電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報が前記ライブラリに登録されていない特定デバイスについて、前記電源端子及び前記接地端子の情報を収集し、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記特定デバイスの前記電源/接地シンボル情報を前記ライブラリに追加する追加手段と、
    を備えたことを特徴とする回路図作成支援装置。
  2. 前記ライブラリにシンボル情報が登録されているデバイスのうち、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報が前記ライブラリに登録されていない特定デバイスを検索する検索手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の回路図作成支援装置。
  3. 前記生成手段は、電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報として、前記電源端子のみが表記された電源シンボル図を表す電源シンボル情報と、接地端子のみが表記された接地シンボル図を表す接地シンボル情報を各々生成することを特徴とする請求項1記載の回路図作成支援装置。
  4. 任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置であって、
    既作成の回路図に対し、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図が前記既作成の回路図中に存在していない特定デバイスが存在しているか否か判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記既作成の回路図中に前記特定デバイスが存在していると判断された場合に、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された前記特定デバイスの電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図を作成し、作成した電源/接地回路図を前記既作成の回路図に追加する作成手段と、
    を備えたことを特徴とする回路図作成支援装置。
  5. 前記作成手段は、シンボル図配置可能領域内の所定位置に前記特定デバイスの電源/接地シンボル図を配置した後に、前記電源端子が表記されているシンボル図に対しては給電線に相当する線を前記電源端子に繋ぎ、前記接地端子が表記されているシンボル図に対しては接地線に相当する線を前記接地端子に繋ぐことで、前記電源/接地回路図の作成を行うことを特徴とする請求項4記載の回路図作成支援装置。
  6. 前記既作成の回路図は、該回路図を表す回路図情報が設定された単一又は複数のシートとしてファイル化されており、前記作成手段は、前記既作成の回路図のファイルにシートを追加し、作成した電源/接地回路図を表す電源/接地回路図情報を前記追加したシートに設定することで、前記既作成の回路図に前記電源/接地回路図を追加することを特徴とする請求項4記載の回路図作成支援装置。
  7. 任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置であって、
    複数の端子が設けられ、個々の端子を識別するための第1の識別情報と第2の識別情報が個々の端子に各々付与されているデバイスについて、前記第1の識別情報と第2の識別情報を対応付ける端子識別情報を記憶する記憶手段と、
    特定デバイスに設けられている端子の一部又は全部が表記されると共に、表記された個々の端子について前記第1の識別情報又は前記第2の識別情報が表記された前記特定デバイスのシンボル図が表示手段に表示されている状態で、前記特定デバイスのシンボル図に表記されている特定の端子が指定されたか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記特定のデバイスの前記特定の端子が指定されたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記特定デバイスの端子識別情報に基づき、前記特定の端子に各々付与されている前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報のうち、前記シンボル図に表記されていない識別情報を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする回路図作成支援装置。
  8. 前記記憶手段に前記端子識別情報が記憶されるデバイスは、複数の端子がマトリクス状に配置され、前記第1の識別情報として、複数の端子を一定の順序で走査したときの個々の端子の順番を表す通し番号が付与されると共に、前記第2の識別情報として、個々の端子が属する行の識別情報と個々の端子が属する列の識別情報から成る格子情報が付与されたデバイスであり、
    前記シンボル図には、表記された個々の端子について、前記第1の識別情報としての通し番号が表記されており、
    前記出力手段は、前記特定の端子が指定されたと判定された場合に、前記特定の端子の前記第2の識別情報としての前記格子情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項7記載の回路図作成支援装置。
  9. コンピュータを、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置として機能させるための回路図作成支援プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図を表すシンボル情報が前記ライブラリに登録されていない特定デバイスについて、前記電源端子及び前記接地端子の情報を収集し、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された電源/接地シンボル図を表す電源/接地シンボル情報を生成する生成手段、
    及び、前記生成手段によって生成された前記特定デバイスの前記電源/接地シンボル情報を前記ライブラリに追加する追加手段
    として機能させることを特徴とする回路図作成支援プログラム。
  10. コンピュータを、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置として機能させるための回路図作成支援プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    既作成の回路図に対し、電源端子及び接地端子を含む複数の端子が設けられており、かつ前記電源端子及び前記接地端子が表記されたシンボル図が前記既作成の回路図中に存在していない特定デバイスが存在しているか否か判断する判断手段、
    及び、前記判断手段により前記既作成の回路図中に前記特定デバイスが存在していると判断された場合に、前記電源端子及び前記接地端子の少なくとも一方のみが表記された前記特定デバイスの電源/接地シンボル図を含む電源/接地回路図を作成し、作成した電源/接地回路図を前記既作成の回路図に追加する作成手段
    として機能させることを特徴とする回路図作成支援プログラム。
  11. コンピュータを、任意のデバイスのシンボル図を表すシンボル情報が登録されているライブラリから、回路図作成対象の回路を構成する各デバイスのシンボル情報を取り出し、取り出したシンボル情報が表すシンボル図を所望の位置に配置し、配置したシンボル図に表記されている各デバイスの端子同士を、各デバイスの接続関係を表す線で繋ぐことによって行われる回路図の作成を支援する回路図作成支援装置として機能させるための回路図作成支援プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    特定デバイスに設けられている端子の一部又は全部が表記されると共に、表記された個々の端子について前記第1の識別情報又は前記第2の識別情報が表記された前記特定デバイスのシンボル図が表示手段に表示されている状態で、前記特定デバイスのシンボル図に表記されている特定の端子が指定されたか否か判定する判定手段、
    及び、前記判定手段によって前記特定のデバイスの前記特定の端子が指定されたと判定された場合に、複数の端子が設けられ個々の端子を識別するための第1の識別情報と第2の識別情報が個々の端子に各々付与されているデバイスについて、前記第1の識別情報と第2の識別情報を対応付ける端子識別情報を記憶する記憶手段から、前記特定デバイスの端子識別情報を読み出し、読み出した端子識別情報に基づき、前記特定の端子に各々付与されている前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報のうち、前記シンボル図に表記されていない識別情報を出力する出力手段
    として機能させることを特徴とする回路図作成支援プログラム。
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