JP2005309208A - 機械カム式ズームレンズ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成部品の製造誤差に起因するズーミング動作中のピントのボケを防止できる安価な機械カム式ズームレンズ装置を提供する。
【解決手段】フォーカスレンズの合焦状態において、ズームレンズの移動位置Z(x)が複数の設定ズーミング位置Z(0)〜Z(6)の隣り合った設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)(k=1〜6)の間の何れかに含まれるかを判定して、その設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)での基準補正値Δ(k−1)とΔ(k)をメモリから読み出す。そして、設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)、基準補正値Δ(k−1)とΔ(k)及びズームレンズの位置Z(x)とに基づいて該位置が含まれる設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間を直線補間することにより、フォーカスレンズの合焦調整補正値Δ(x)を算出する。
【選択図】図7
【解決手段】フォーカスレンズの合焦状態において、ズームレンズの移動位置Z(x)が複数の設定ズーミング位置Z(0)〜Z(6)の隣り合った設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)(k=1〜6)の間の何れかに含まれるかを判定して、その設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)での基準補正値Δ(k−1)とΔ(k)をメモリから読み出す。そして、設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)、基準補正値Δ(k−1)とΔ(k)及びズームレンズの位置Z(x)とに基づいて該位置が含まれる設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間を直線補間することにより、フォーカスレンズの合焦調整補正値Δ(x)を算出する。
【選択図】図7
Description
本発明は、機械カム式ズームレンズ装置に関するものである。
ズームレンズは、ズーム機構を備えたレンズにおいて、ズーミング動作中ないしズーミング動作後においても、被写体距離が一定に保たれるレンズである。一般に機械カム式ズームレンズは、通常2つ以上のレンズ群がカム筒に結合されている。ズームレンズのズーミング動作は、カム環を回転させカム筒のカム溝に沿って各レンズ群を移動させることにより行われる。そして、フォーカス動作はフォーカス環を回転させ、鏡胴にヘリコイドネジ等で結合された1つ以上のレンズ群を移動させることにより行う。このように、ズームレンズでは変倍動作とフォーカス動作は別々のレンズ群により行われ、固定された被写体の撮影等においてズーミング動作中にフォーカス動作を行うことはない。
上記のような機械カム式ズームレンズ装置は、多数の部品により構成されている。そして、レンズ部品やズーム動作機構部品等において製造誤差が生じると、レンズ固有のカム溝の軌跡が変化して、ズーム動作中にピントがボケてしまうという問題点があった。通常は各構成部品の寸法精度を高めてこの問題点の解消を図っている。
しかしながら、部品の寸法精度を高めると製造コストが上昇するとともに、部品生産工程での歩留まりが低下する等の問題点が生じる。
なし
解決しようとする問題点は、構成部品の製造誤差に起因するズーミング動作中のピントのボケを防止できる安価な機械カム式ズームレンズ装置を提供することである。
上記問題点を解決するための請求項1に記載の機械カム式ズームレンズ装置は、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させ、被写体のピントを合焦させるフォーカスレンズ駆動手段と、ズームレンズを所定のカム溝により光軸に沿って移動させるズームレンズ駆動手段と、該各駆動手段を制御する制御手段とを備えた機械カム式ズームレンズ装置において、前記各駆動手段によるフォーカスレンズ及びズームレンズの移動位置をそれぞれ検出する移動位置検出手段と、前記フォーカスレンズの所定の合焦位置において、前記ズームレンズに対して複数のズーミング位置を設定し、該各設定ズーミング位置で前記フォーカスレンズを合焦調整させたときの前記合焦位置からの移動量を基準補正値として算出する基準補正値算出手段と、該各基準補正値を記憶する記憶手段と、前記設定ズーミング位置と前記記憶手段から読み出した基準補正値及び前記ズームレンズの移動位置とに基づいて、該ズームレンズの移動位置における前記フォーカスレンズの合焦調整補正値を算出する合焦調整補正値算出手段と、該合焦調整補正値に基づいて前記フォーカスレンズを合焦調整する合焦調整手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の機械カム式ズームレンズ装置は、請求項1に記載の構成において、前記フォーカスレンズの所定の合焦状態において、前記移動位置検出手段により検出される前記ズームレンズの移動位置が、前記複数の設定ズーミング位置の隣り合った設定ズーミング位置の間の何れかに含まれるかを算出する区間算出手段を備え、前記合焦調整補正値算出手段は、算出された前記隣り合った設定ズーミング位置での各基準補正値を前記記憶手段から読み出すとともに、該隣り合った設定ズーミング位置と各基準補正値及び前記ズームレンズの移動位置とに基づいて、該移動位置を含む隣り合った設定ズーミング位置間を直線補間することにより、前記フォーカスレンズの合焦調整補正値を算出することを特徴とする。
請求項1に記載の機械カム式ズームレンズによれば、フォーカスレンズの所定の合焦位置において、ズームレンズに対して設定された複数のズーミング位置で、それぞれフォーカスレンズを合焦調整させたときの合焦位置からの移動量を基準補正値として算出して記憶する。各設定ズーミング位置と各基準補正値及びズームレンズの移動位置とに基づいて、該ズームレンズの移動位置におけるフォーカスレンズの合焦調整補正値を算出しこれに基づいてフォーカスレンズを合焦調整する。従って、ズーミング動作中のピントのボケを防止するため、部品の製造段階で必要以上に寸法精度を高めなくてもよいから、製造コストの上昇及び部品生産工程での歩留まりの低下を抑えることができ、安価な機械カム式ズームレンズ装置を提供できる。
また、請求項2に記載の機械カム式ズームレンズ装置によれば、区間算出手段は、ズームレンズの移動位置が複数の設定ズーミング位置の隣り合った設定ズーミング位置の間の何れかに含まれるかを算出する。合焦調整補正値算出手段は、区間算出手段が算出した隣り合う設定ズーミング位置での基準補正値を記憶手段から読み出すとともに、各設定ズーミング位置と各基準補正値及びズームレンズの移動位置とに基づいて、該移動位置を含む隣り合った設定ズーミング位置間を直線補間することにより、フォーカスレンズの合焦調整補正値を算出するものであるから、合焦調整補正値の算出式が簡単となって、プログラミング等のソフト面及びハード面の構成が簡易にできるから製造コストの低減に寄与することができる。
構成部品の製造誤差に起因するズーミング動作中のピントのボケを防止できる安価な機械カム式ズームレンズ装置を提供するという目的を、フォーカスレンズの所定の合焦位置において、ズームレンズに対して設定された複数のズーミング位置と、該各ズーミング位置におけるフォーカスレンズを合焦調整させたときの合焦位置からの移動量である各基準補正値及びズームレンズの移動位置とに基づいて、該ズームレンズの移動位置におけるフォーカスレンズの合焦調整補正値を算出し、フォーカスレンズを合焦調整できる構成とすることにより実現した。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は実施例に係る機械カム式ズームレンズ装置(以下、単にズームレンズ装置という)1を所定のシステムに組み込んだ場合の概略の構成図である。ズームレンズ装置1のレンズ群は、フォーカスレンズである第1レンズ群2、ズームレンズである第2レンズ群3、固定の第3レンズ群4、ズーミングによる焦点位置の変動を補正する第4レンズ群5とから構成され、撮像素子(CCD)6の受光面に撮像画像を結像するようにしている。第1レンズ群2は、光軸に沿って移動して被写体ピントを合焦状態にする。第2レンズ群3は、光軸に沿って移動して被写体の変倍(ズーミング)率を定める。また、第3レンズ群4の手前には、アイリスを調整する絞り7が配設されている。
第3レンズ群4を保持するレンズ鏡胴11には、図2に示すようにラジアル方向の案内溝12と光軸に沿った案内溝13a,13bが形成されている。そして、レンズ鏡胴11の先端部外周には、第1レンズ群2を保持するフォーカスレンズ鏡胴14がヘリコイドネジ(図示せず)により光軸に沿って移動可能に被着されている。また、レンズ鏡胴11の外周には、フォーカスレンズ鏡胴14の後方でフォーカス環15が回転可能に被着されている。そして、フォーカスレンズ鏡胴14とフォーカス環15とを、該フォーカス環15に設けた連結ピン16により連動可能に連結している。従って、フォーカス環15の回転によりフォーカスレンズ鏡胴14が光軸に沿って移動し、被写体ピントを合焦状態にできる。さらに、フォーカス環15の外周には、伝動歯車15aが形成されている。
また、レンズ鏡胴11の内周には、カム筒17が回転可能に装着されている。カム筒17の後端部外周には、案内ピン18が設けられている。案内ピン18は、レンズ鏡胴11のラジアル方向の案内溝12に係合している。カム筒17の内部には、第2レンズ群3を保持するレンズ枠19が光軸に沿って移動可能に装着されている。レンズ枠19には、径方向に突出する一対の案内ピン20が設けられている。案内ピン20は、カム筒17に形成されたカム溝21に係合するとともに、レンズ鏡胴11の案内溝13aに係合している。
また、レンズ鏡胴11の後端部外周には、ズーム環22が回転可能に被着されている。該ズーム環22には、図2に示すカム溝23が形成されている。そして、ズーム環22の先端部外周に、前記カム筒17の案内ピン18が係合している。これにより、ズーム環22の回転にカム筒17が連動して回転する。また、ズーム環22の外周には、伝動歯車22aが形成されている。
レンズ鏡胴11の後端部内周には、第4レンズ群5を保持するレンズ枠24が、光軸に沿って移動可能に装着されている。レンズ枠24には、径方向に突出する一対の案内ピン25が設けられている。案内ピン25は、レンズ鏡胴11の案内溝13bに係合するとともに、ズーム環22のカム溝23に係合している。従って、ズーム環22を回転するとカム溝23の回転によって、案内ピン25がレンズ鏡胴11の案内溝13bに案内され、第4レンズ群5が光軸に沿って移動する。また、ズーム環22の先端部は、カム筒17の案内ピン18と係合しているから、ズーム環22の回転に同期してカム筒17が回転する。カム筒17が回転すると、該カム筒17のカム溝21及びレンズ鏡胴11の案内溝13aにレンズ枠19の案内ピン20が係合しているから、第2レンズ群3も光軸に沿って移動しズーミング動作が行われる。
上記フォーカス環15及びズーム環22は伝動歯車15a及び伝動歯車22aを、駆動モータ26,27の出力軸に固定した歯車(図示せず)と噛合わせている。駆動モータ26,27は、レンズ制御マイクロコンピュータ(以下、レンズ制御マイコンという)28の制御信号に基づいて、それぞれモータドライバ29,30が供給する駆動電力により駆動される。レンズ制御マイコン28は、CPU、メモリ、通信インターフェース等の各種インターフェース(何れも図示しない)及びA/D変換器31、不揮発性メモリであるEEPROM32等を備えている。
駆動モータ26,27に駆動されて回転するフォーカス環15及びズーム環22に対応して、それぞれポテンショメータ33,34が配設されている。ポテンショメータ33,34の各抵抗体の両端には定電圧が印加されており、抵抗体の片側端子とワイパ間の電圧がA/D変換器31にそれぞれ入力され、フォーカス環15及びズーム環22の回転量がデジタルデータ化されてレンズ制御マイコン28のメモリに格納される。
尚、ポテンショメータ33,34に代えて、回転量をデジタル信号化できるロータリーエンコーダ等を用いることもできる。
尚、ポテンショメータ33,34に代えて、回転量をデジタル信号化できるロータリーエンコーダ等を用いることもできる。
上記構成のズームレンズ装置1は、所定のシステムに組み込まれて使用される。この使用時におけるズーミング動作の際には、ズーミング位置において構成部品の製造誤差に起因するピントのボケが生じる。これを修正して合焦させるフォーカスレンズ位置の算出は、後述する基準補正値が用いられる。この基準補正値は、製造された個々のズームレンズ装置1に固有のものである。このため、ズームレンズ装置1をシステムに組み込む前に所定の治具装置(図示せず)に装着し、基準補正値を算出してEEPROM32に記憶させる。
図3は上記した基準補正値算出記憶処理を示したフローチャートである。以下の説明において、第2レンズ群3と第4レンズ群5とを合わせてズームレンズという。処理が開始されると先ずステップS10で、フォーカスレンズ2を基準位置F(a)に移動させる。この基準位置F(a)は、この基準補正値算出記憶処理において設定される基準被写体距離から算出されるフォーカスレンズ位置である。
ステップS15では変数iをi=0とし、ステップS20へ進む。ステップS20では設定された基準補正値算出回数n=iか否かを判定する。この場合、図4に示すようにズームレンズ位置は、Z(0)〜Z(6)の7箇所に設定されていてn=6である。このズームレンズ位置Z(0)〜Z(6)は、予めレンズマイコン28のメモリに記憶させて設定する。処理開始時は、i=0でありn=iでないためステップS25に進み、ズームレンズをZ(i)位置に移動させる。ステップS30では、続くステップS35で合焦状態が確認されるまで、フォーカスレンズを移動させZ(i)位置での合焦位置を探す。
ステップS35で合焦状態が確認されたら、ステップS40でフォーカスレンズ位置F(i)をメモリに記憶する。i=0の場合はフォーカスレンズ位置F(0)は基準位置F(a)に一致する。続くステップS45で変数iをインクリメントして、ステップS20に戻りステップS45までの処理を繰り返す。これにより、設定されたズームレンズ位置Z(0)〜Z(6)における合焦状態のフォーカスレンズ位置F(0)〜F(6)が記憶される。
上記ステップS20でn=iが判定されると、ステップS50に進んで設定されたズームレンズ位置Z(i)(i=0〜6)における基準補正値Δ(i)をΔ(i)=F(i)−F(a)により算出する。そして、ステップS55で各規準補正値Δ(0)〜Δ(6)をEEPROM32に書き込んで基準補正値算出記憶処理を終了する。
基準補正値算出記憶処理を終えたズームレンズ装置1は、例えば大ホール等の広い会場でのプレゼンテーション等に用いられる吊り下げ型の資料提示装置等の所定のシステムに組み込まれる。この場合、レンズ制御マイコン28はシステム制御マイクロコンピュータ(以下、システム制御マイコンという)35からの各種指令信号に基づいて、所定の各種動作制御プログラムを実行する。そして、システム制御マイコン35は、レンズ制御マイコン28と同様、CPU、メモリ、通信インターフェース等の各種インターフェース、撮像データ処理回路、画像表示回路等(何れも図示しない)を備えている。そして、撮像素子6から撮像画像データを取り入れデータ処理してモニター36に表示させることもできる。
さらに、システム制御マイコン35には、フォーカス環15及びズーム環22をそれぞれ正逆回転指令する操作スイッチ37,38の信号が入力される。その他、図示しないアイリス調整スイッチの操作指令信号が入力される。これらの信号入力に基づいて、システム制御マイコン35は、所定の制御プログラムを実行して、レンズ制御マイコン28にズーム動作指令やフォーカス動作指令等の各種信号を出力する。その他、システム制御マイコン35は、所定の制御プログラムに基づいてシステムを総合的に制御する。
図5は、レンズ制御マイコン28が実行するレンズ制御処理の概略を示したフローチャートである。処理がスタートすると先ずステップS100で、レンズ制御マイコン28のRAMや各種ポートの初期設定を行う。ステップS105では、システム制御マイコン35との通信処理を行う。具体的には、アイリス、ズーム、フォーカスの各動作指令をシステム制御マイコン35から受け取り、レンズのアイリス、ズーム、フォーカスの各情報をシステム制御マイコン35へ返信する。
続くステップS110では、アイリス動作指令に基づき図示しないアイリス駆動回路へ制御信号を出力する。ステップS115では、ズーミング指令に基づきズームレンズ位置をズーム制御プログラムにより算出しズーミングを行う。このとき、ズームレンズ装置1を構成する部品の製造誤差により生じる焦点位置のずれを修正するため、後述するフォーカスレンズ合焦調整補正値を求め、これに基づいてフォーカスレンズ位置を算出し、フォーカスレンズである第1レンズ群2の位置を移動させる。続くステップS120では、フォーカス動作指令に基づきフォーカスレンズ位置をフォーカス制御プログラムにより算出して、第1レンズ群2の位置を移動させる。そして、ステップS105〜ステップS120の処理を繰り返す。
図6は、上記のステップS115でのズーミング処理を示したフローチャートである。処理がスタートすると、先ずステップS200でレンズ制御マイコン28のA/D変換器31を介して入力された現在のズームレンズ位置と、現在の撮像距離情報に基づいて、フォーカスレンズである第1レンズ群2の目標位置とを算出する。続くステップS205では、上記現在のズームレンズ位置と、システム制御マイコン35により指定された目標ズームレンズ位置とが等しいか否かを判定する。
ステップS205で否定判定の場合は、ステップS210へ進みシステム制御マイコン35からのズーミング停止指令を受信しているか否かを判定する。ズーミング停止指令を受信していなかった場合は、ステップS215で現在のズームレンズ位置と目標のズームレンズ位置の偏差に基づいて、ズーム環22を回転させる駆動モータ27の回転方向と速度を算出して、モータドライバ30へ制御信号を出力し、ステップS220へ進む。
上記ステップS205でズームレンズ位置と目標ズームレンズ位置が等しいと判定された場合、及びステップS210でズーミング停止指令を受信していると判定された場合は、ステップS225に進み駆動モータ27を停止する。続くステップS230では、上記ステップS200で算出されたフォーカスレンズ目標位置と入力された現在のフォーカスレンズ位置が等しいか否かを判定する。ステップS230で否定判定の場合は、ステップS220へ進み現在のフォーカスレンズ位置とフォーカスレンズ目標位置との偏差に基づいて、フォーカス環15を回転させる駆動モータ26の回転方向と速度を算出して、モータドライバ29へ制御信号を出力する。上記ステップS230でフォーカスレンズ目標位置と現在のフォーカスレンズ位置が等しいと判定されると、ステップS235で駆動モータ26を停止する。そして、ステップS240へ進みズーミング終了処理を実行する。
図7は、上記ズーミング処理のステップS200におけるフォーカス位置算出処理を示したフローチャートである。処理が開始されると先ず、ステップS300で現在の被写体距離情報L(y=a〜n)に基づいて、フォーカスレンズ位置F(y)を算出する。フォーカスレンズ位置F(y)は図8に示すように、ズームレンズ位置に拘らず被写体距離情報L(y)に基づいて一意的に求められる。続くステップS305では、現在のズームレンズ位置Z(x)が、図4に示す設定されたズームレンズ位置Z(0)〜Z(6)の隣り合った設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)(k=1〜6)の間の何れに含まれるかを算出する。そして、ステップS310では、図5のステップS100の初期設定処理時に、EEPROM32からレンズ制御マイコン28のメモリに読み込まれている基準補正値Δ(i)の中から対応の基準補正値Δ(k−1)とΔ(k)を読み出す。
続くステップS315では、設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)、ズームレンズ位置Z(x)、Δ基準補正値(k−1)とΔ(k)から、ズームレンズ位置Z(x)におけるフォーカスレンズ位置F(y)に対する合焦調整補正値Δ(x)を次式(1)〜(3)により算出する。
α=(Z(k)−Z(x))/(Z(k)−Z(k−1))…(1)
β=(Z(x)−Z(k−1))/(Z(k)−Z(k−1))…(2)
Δ(x)=α×Δ(k−1)+β×Δ(k)…(3)
これは、図9に示すようにズームレンズ位置Z(x)が設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間にあるとき、フォーカスレンズ位置F(y)に対する合焦調整補正値Δ(x)を、設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間の直線補間により求めるものである。
α=(Z(k)−Z(x))/(Z(k)−Z(k−1))…(1)
β=(Z(x)−Z(k−1))/(Z(k)−Z(k−1))…(2)
Δ(x)=α×Δ(k−1)+β×Δ(k)…(3)
これは、図9に示すようにズームレンズ位置Z(x)が設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間にあるとき、フォーカスレンズ位置F(y)に対する合焦調整補正値Δ(x)を、設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間の直線補間により求めるものである。
続くステップS320では、フォーカスレンズ位置F(y)とこれに対する合焦調整補正値Δ(x)とに基づいて、ズームレンズ位置Z(x)におけるフォーカスレンズの合焦調整位置F’(y)を次式により算出する。
F’(y)=F(y)+Δ(x)
図10に示すように、上記直線補間により各設定ズーミング位置間の合焦調整補正値Δ(x)を求めることにより、フォーカスレンズの合焦調整位置F’(y)を結んだ線図が求められる。
F’(y)=F(y)+Δ(x)
図10に示すように、上記直線補間により各設定ズーミング位置間の合焦調整補正値Δ(x)を求めることにより、フォーカスレンズの合焦調整位置F’(y)を結んだ線図が求められる。
上記ズームレンズ装置1は、フォーカスレンズの所定の合焦位置において、ズームレンズに対して設定された複数のズーミング位置Z(i)で、それぞれフォーカスレンズを合焦調整させたときの合焦位置からの移動量Δ(i)=F(i)−F(a)を基準補正値として算出してEEPROM32に記憶する。各設定ズーミング位置Z(i)と各基準補正値Δ(i)及びズームレンズの移動位置Z(x)とに基づいて、該ズームレンズの移動位置Z(x)におけるフォーカスレンズの合焦調整補正値Δ(x)を算出し、これに基づいてフォーカスレンズを合焦調整する。
従って、ズーミング動作中のピントのボケを防止するため、部品の製造段階で必要以上に寸法精度を高めなくてもよいから、製造コストの上昇及び部品生産工程での歩留まりの低下を抑えることができ、安価な機械カム式ズームレンズ装置を提供できる。
また、フォーカスレンズの合焦状態において、ズームレンズの移動位置Z(x)が複数の設定ズーミング位置Z(0)〜Z(6)の隣り合った設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)(k=1〜6)の間の何れかに含まれるかを算出して、その設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)での基準補正値Δ(k−1)とΔ(k)をメモリから読み出す。そして、設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)、基準補正値Δ(k−1)とΔ(k)及びズームレンズの位置Z(x)とに基づいて該位置が含まれる設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間を直線補間することにより、フォーカスレンズの合焦調整補正値Δ(x)を算出するものであるから、合焦調整補正値の算出式が簡単となって、プログラミング等のソフト面及びハード面の構成が簡易にできるから製造コストの低減に寄与することができる。
上記した設定ズーミング位置Z(k−1)とZ(k)間の直線補間の代わりに、各スプライン曲線或いは他の関数により補間することもできる。また、設定ズーミング位置はレンズ特性に基づいて、その間隔や数を設定することにより、より補間精度を高めることができる。さらに、上記実施例では、ズーミング動作毎に、フォーカスレンズの合焦調整補正値Δ(x)を算出しているが、予め所定のズームレンズ位置毎に算出して、メモリ等にテーブルとして格納しておくこともできる。これにより、フォーカスレンズの合焦調整を含めたズーミング動作の速度を高めることができる。
上記ズームレンズ装置1のレンズ構成として、第1レンズ群2がフォーカスレンズ、第2レンズ群3と第4レンズ群5がズームレンズ、第3レンズ群4が固定レンズとしたが、第1レンズ群2がフォーカスレンズ、第2レンズ群3と第3レンズ群4がズームレンズ、第4レンズ群5が固定レンズとする構成であってもよい。さらに、フォーカスレンズとズームレンズを独立させた構成等任意のズームレンズ構成のものに対して、ズーミング動作時のフォーカスレンズの合焦調整を行うことができる。
1…ズームレンズ装置
2…第1レンズ群
3…第2レンズ群
4…第3レンズ群
5…第4レンズ群
11…レンズ鏡胴
15…フォーカス環
22…ズーム環
26,27…駆動モータ
28…レンズ制御マイコン
32…EEPROM
33,34…ポテンショメータ
2…第1レンズ群
3…第2レンズ群
4…第3レンズ群
5…第4レンズ群
11…レンズ鏡胴
15…フォーカス環
22…ズーム環
26,27…駆動モータ
28…レンズ制御マイコン
32…EEPROM
33,34…ポテンショメータ
Claims (2)
- フォーカスレンズを光軸に沿って移動させ、被写体のピントを合焦させるフォーカスレンズ駆動手段と、ズームレンズを所定のカム溝により光軸に沿って移動させるズームレンズ駆動手段と、該各駆動手段を制御する制御手段とを備えた機械カム式ズームレンズ装置において、
前記各駆動手段によるフォーカスレンズ及びズームレンズの移動位置をそれぞれ検出する移動位置検出手段と、
前記フォーカスレンズの所定の合焦位置において、前記ズームレンズに対して複数のズーミング位置を設定し、該各設定ズーミング位置で前記フォーカスレンズを合焦調整させたときの前記合焦位置からの移動量を基準補正値として算出する基準補正値算出手段と、
該各基準補正値を記憶する記憶手段と、
前記設定ズーミング位置と前記記憶手段から読み出した基準補正値及び前記ズームレンズの移動位置とに基づいて、該ズームレンズの移動位置における前記フォーカスレンズの合焦調整補正値を算出する合焦調整補正値算出手段と、
該合焦調整補正値に基づいて前記フォーカスレンズを合焦調整する合焦調整手段と、
を備えたことを特徴とする機械カム式ズームレンズ装置。 - 前記フォーカスレンズの所定の合焦状態において、前記移動位置検出手段により検出される前記ズームレンズの移動位置が、前記複数の設定ズーミング位置の隣り合った設定ズーミング位置の間の何れかに含まれるかを算出する区間算出手段を備え、
前記合焦調整補正値算出手段は、算出された前記隣り合った設定ズーミング位置での各基準補正値を前記記憶手段から読み出すとともに、該隣り合った設定ズーミング位置と各基準補正値及び前記ズームレンズの移動位置とに基づいて、該移動位置を含む隣り合った設定ズーミング位置間を直線補間することにより、前記フォーカスレンズの合焦調整補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の機械カム式ズームレンズ装置。
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