JP2005308367A - 製氷機 - Google Patents

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秀介 齋藤
Kazuya Nakayama
和哉 中山
Masami Hashimoto
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Abstract

【課題】低温となった熱エネルギーを有効利用して製氷能力を向上する。
【解決手段】給水冷却弁47Bを開放状態にして、ホットガス弁46Bおよび切換弁47Cを閉塞状態にして冷凍装置4を駆動する。すなわち、蒸発管41を経た低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給される。この結果、給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。このように、冷凍装置4において断熱筐体1の外部に出た後の熱エネルギーを有効利用できる。また、予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上できる。さらに、冷凍装置4の大型化や消費電力を増すことなく製氷能力を向上できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動的に氷塊を製氷する製氷機に関するものである。
従来、氷塊を製氷する製氷機としてセル方式のものが一般的に知られている。この製氷機は、断熱筐体の内部において、下向きに開口された多数の製氷小室を画成した製氷部が配置してある。製氷部の下方には所定間隔離間して製氷水タンクが設置してある。製氷水タンクには製氷運転時に製氷水を循環させるための循環パイプの一端が接続してある。当該循環パイプの他端には、ポンプが接続してある。ポンプからは、製氷部に向けて製氷水を噴射供給するための散水パイプが延出してある。散水パイプは、製氷水タンクの上面に設置した氷塊案内板の下面に蛇行配置してある。製氷部の上面には、製氷機の断熱筐体の外部に配置した冷凍装置から断熱筐体の内部に導出された蒸発管が、各製氷小室の上部に位置するよう蛇行配置し、その延在端が冷凍装置に帰還するよう構成してある。
製氷運転を開始すると、製氷水タンクに貯留されている製氷水が、ポンプによって散水パイプに供給され、さらに散水パイプの上面に穿設してある噴射孔を介して製氷部の各製氷小室内に所定圧で噴出供給される。冷凍装置は、散水パイプでの製氷水の供給開始と同時に運転を開始して蒸発管に冷媒を供給する。これにより、蒸発管および製氷小室が冷媒によって冷却される。したがって、散水パイプから噴射された製氷水は、製氷小室に接触して冷やされた後に順次氷結して製氷小室内で氷塊となる。なお、製氷小室で氷結しない製氷水は、氷塊案内板に穿設してある通孔を介して製氷水タンクに戻されて再循環に供される。一方、氷塊の生成完了を検知手段で検知すると、散水パイプからの製氷水の噴射が停止し、これと適宜タイミングで連動して冷凍装置に設置してあるホットガス弁が切り換えられて除氷運転に移行する。すなわち、蒸発管にホットガスが循環供給され、蒸発管が昇温されるとともに製氷小室も昇温するため、製氷小室内に氷結した氷塊は、製氷小室の壁面と接触している部分が融解して下方への移動を開始する。製氷小室から自重落下した氷塊は、氷塊案内板の上面を滑落して貯氷部に貯容されて除氷運転が終了する。そして、除氷運転が終了した後は、次の製氷運転を開始する。製氷運転−除氷運転のサイクルは貯氷部に氷塊が充満するまで繰り返し行われる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、冷凍装置では、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から供給される冷媒を放熱させて凝縮する凝縮器と、凝縮器から供給される冷媒を減圧する膨張器と、膨張器から供給される冷媒を蒸発させて圧縮機に帰還させる蒸発管とを冷媒配管で接続した冷媒循環経路を形成してある。そして、蒸発管が断熱筐体の内部に導かれて、その他の構成が断熱筐体の外部に配置してある。また、除氷運転の際は、ホットガス弁を切り替えて圧縮機で圧縮した高温の冷媒(ホットガス)を蒸発管に導く。
特開2000−329435号公報
製氷機では、製氷に際して0℃以下の温度が必要である。すなわち、蒸発管を通過する冷媒が0℃以下の温度になる。そして、蒸発管から断熱筐体の外部に出て圧縮機に至る冷媒配管を通過する冷媒の温度も0℃以下となっている。このため、断熱筐体から出た後の冷熱が無駄になるという問題がある。
また、製氷能力を向上する場合には、冷凍装置の能力を向上することが考えられる。しかし、冷凍装置の能力を向上するためには、当該装置が大型化するとともに圧縮機を駆動するための消費電力が増加してしまうという問題がある。
また、貯氷部に氷塊が充満した場合には、冷凍装置の運転(製氷運転)が停止するため、製氷能力が抑制されるという問題がある。特に、夜間など氷の消費が少ないときでは、冷凍装置が停止している時間が長いので製氷能力が抑制される。
また、除氷運転の際は、ホットガス弁を切り替えて圧縮機で圧縮した高温の冷媒(ホットガス)を蒸発管に導いているため、冷凍装置が製氷のために利用できず製氷能力が抑制されるという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、低温となった熱エネルギーを有効利用することができ、また冷凍装置を大型化することなく製氷能力を向上することができ、また製氷能力を抑制される事態を防ぐことができる製氷機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る製氷機は、断熱筐体の内部にて氷を製造し貯容する製氷手段と、前記断熱筐体の外部から前記製氷手段に対して冷熱を供給する冷凍装置と、前記断熱筐体の外部から前記製氷手段に対して水を供給する給水手段とを有してなる製氷機において、前記冷凍装置は、前記給水手段に対して冷熱を供給して前記給水手段に貯留してある水を冷却する給水冷却手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る製氷機は、上記請求項1において、前記冷凍装置は、前記製氷手段に対して冷熱を供給しているとき、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る製氷機は、上記請求項1または2において、前記冷凍装置は、前記製氷手段への冷熱の供給を停止しつつ、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る製氷機は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記冷凍装置は、前記製氷手段に対して冷熱あるいは温熱を供給する態様で構成してあり、前記製氷手段に対して温熱を供給しているとき、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る製氷機は、上記請求項4において、前記冷凍装置は、前記製氷手段への温熱の供給を停止しつつ、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする。
本発明に係る製氷機は、給水冷却手段によって給水手段に対して冷熱を供給して、給水手段に貯留してある水を冷却する。これにより、冷凍装置において断熱筐体の外部に出た後の熱エネルギーを有効利用することができる。また、予め冷却した水を断熱筐体の内部の製氷手段に供給するので、製氷手段に供給する水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することができる。このため、冷凍装置の大型化や消費電力を増すことなく製氷能力を向上することができる。
また、製氷手段への冷熱の供給を停止しつつ、給水冷却手段によって給水手段に冷熱を供給する。これにより、例えば製氷手段にて製造した氷が充満して製氷運転を停止しているときに給水手段の水を冷却しておき、製氷運転を開始したときに予め冷却した水を製氷手段に供給するので、製氷能力が抑制される事態を防ぐことができる。特に、夜間など氷の消費が少ないときに有効である。
また、冷凍装置が製氷手段に対して冷熱あるいは温熱を供給する構成の製氷機である場合に、製氷手段に対して温熱を供給しているとき、給水冷却手段によって給水手段に冷熱を供給する。これにより、製氷手段に対して温熱を供給する除氷運転中に給水手段の水を予め冷却し、製氷運転で予め冷却した水を断熱筐体の内部の製氷手段に供給するので、製氷手段に供給する水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することができる。
また、製氷手段への温熱の供給を停止しつつ、給水冷却手段によって給水手段に冷熱を供給する。これにより、例えば製氷手段にて製造した氷が充満して製氷運転および除氷運転を停止しているときに給水手段の水を冷却しておき、製氷運転を開始したときに予め冷却した水を製氷手段に供給するので、製氷能力が抑制される事態を防ぐことができる。特に、夜間など氷の消費が少ないときに有効である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る製氷機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明に係る製氷機の実施例1の構成を示す概略図である。図1に示すように実施例1における製氷機は、断熱筐体1の内部に製氷手段2を備え、断熱筐体1の外部に給水手段3および冷凍装置4を備えている。
断熱筐体1は、周囲を断熱材に囲まれて断熱性を有しているとともに、水に侵されない防水性を有している。
製氷手段2は、製氷部21と、散水部22と、貯氷部23とを有している。製氷部21は、断熱筐体1の内部の上方域に設けてあり、製氷小室21Aを有している。製氷小室21Aは、一方に開口する箱状に構成してあり、例えば断面が四角形の角箱をなしている。この製氷小室21Aは、多数設けてあって、例えばそれぞれの外側壁を共有した仕切り板として並び設けてあり、それぞれの開口を下方に向けて断熱筐体1側に支持してある。また、製氷小室21Aは、熱伝導性の高い材料(例えばステンレス材など)によって形成してある。
散水部22は、製氷水貯留部22Aと、製氷水供給部22Bと、製氷水導水部22Cとからなる。製氷水貯留部22Aは、断熱筐体1の内部において製氷部21の下側に設けてある。製氷水貯留部22Aは、製氷水を貯留する容器を構成してあり、その上側を氷案内板22Dで閉塞してある。氷案内板22Dは、上記各製氷小室21Aの開口の直下に展開し、かつ、所定方向に傾斜して設けてある。また、氷案内板22Dには、通水孔22Daが設けてある。製氷水供給部22Bは、氷案内板22Dの下面に沿って設けてある。製氷水供給部22Bは、管状に形成してあり、上記製氷小室21Aの下側を通過する態様で配管してある。また、製氷水供給部22Bには、それぞれ上側の製氷小室21Aの開口に向けて製氷水噴射孔22Baが設けてある。なお、製氷水噴射孔22Baから噴射した製氷水を氷案内板22Dに通過させるため、当該製氷水噴射孔22Baを通水孔22Daに通じて設けるか、あるいは新規の通過孔(図示せず)を氷案内板22Dに設けておく。製氷水導水部22Cは、製氷水貯留部22Aの容器内に一端が臨み、他端が製氷水供給部22Bの管に連通した導水管22Caを有している。また、導水管22Caには、散水ポンプ22Cbが設けてある。
貯氷部23は、断熱筐体1の内部の下方域に設けてあって製氷した氷塊を貯容する部分であり、攪拌機構23Aと、氷吐出口23Bとを有している。攪拌機構23Aは、断熱筐体1の内部において回転可能に設けた攪拌アーム23Aaと、断熱筐体1の外部において攪拌アーム23Aaを回転駆動する攪拌モータ23Abとで構成してある。氷吐出口23Bは、断熱筐体1に設けた開口23Baを開閉する扉体23Bbを有している。
給水手段3は、給水容器31を有している。給水容器31は、上述した製氷部21の各製氷小室21Aで製氷する1回分で得られる氷量と同等、もしくはそれ以上の容積を有している。この給水容器31には、水道水が供給される。図には明示しないが給水容器31には、水位センサなどが設けてあり、所定水位を下回ったときに自動的に水道水が供給され、所定水位となったときに水道水の供給が止められる態様で構成してある。すなわち、給水容器31には、常に満杯の水が貯容される。また、給水手段3は、製氷手段2における散水部22の製氷水貯留部22Aに連通する補水パイプ32を有している。この補水パイプ32には、補水ポンプ32Aが設けてあり、当該補水ポンプ32Aの駆動によって給水容器31にある水を製氷水として製氷水貯留部22Aに供給する。
冷凍装置4は、蒸発管41と圧縮機42と、凝縮器43と、膨張器44とを有してなる。蒸発管41は、断熱筐体1の内部において、上記製氷部21の各製氷小室21Aの上面に対してロウ付けなどによって熱的に接触しつつ、それぞれの製氷小室21Aの位置を通過する態様で配管してある。この蒸発管41の両端は、断熱筐体1の外部にそれぞれ引き出してある。圧縮機42は、断熱筐体1の外部に引き出した蒸発管41の一端に接続してある。凝縮器43は、圧縮機42に冷媒配管を介して接続してある。膨張器44は、凝縮器43に冷媒配管を介して接続してあり、かつ、断熱筐体1の外部に引き出した蒸発管41の他端に接続してある。すなわち、冷凍装置4は、圧縮機42、凝縮器43、膨張器44の順で冷媒配管を介して接続してあり、圧縮機42と膨張器44との間が蒸発管41を介して接続されて循環経路を形成してある。そして、冷凍装置4は、冷媒を圧縮機42で圧縮して高温高圧とした後、凝縮器43で放熱させて凝縮し、その後膨張器44で減圧し、蒸発管41で蒸発させて圧縮機42に帰還させる。これにより、蒸発管41で蒸発する冷媒によって断熱筐体1の内部の熱が吸収されることにより冷熱が製氷部21の各製氷小室21Aに供給される。また、凝縮器43は、放熱ファン45の送風によって当該凝縮器43からの放熱が促進される。
また、冷凍装置4には、除氷手段46を設けてある。除氷手段46は、圧縮機42と凝縮器43との間の冷媒配管と、膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管とを接続する温熱管46Aを有している。温熱管46Aには、電磁弁などからなるホットガス弁46Bが設けてある。このホットガス弁46Bは、通常時では温熱管46Aを閉塞状態にしてある。
また、冷凍装置4には、給水冷却手段47を設けてある。給水冷却手段47は、蒸発管41と圧縮機42との間の冷媒配管から分岐して、給水手段3の給水容器31の内部の水に浸漬しつつ蒸発管41と圧縮機42との間の冷媒配管に帰還する態様で給水冷却管47Aを有している。給水冷却管47Aには、電磁弁などからなる給水冷却弁47Bが設けてある。この給水冷却弁47Bは、通常時では給水冷却管47Aを閉塞状態にしてある。さらに、給水冷却管47Aが分岐あるいは帰還する各端部の間の冷媒配管には、電磁弁などからなる切換弁47Cが設けてある。この切換弁47Cは、通常時では給水冷却管47Aの各端部の間の冷媒配管を閉塞状態にしてある。なお、給水冷却管47Aは、例えば螺旋状に形成して給水容器31の内部の水との熱交換面積を向上してある。また、給水容器31は、その外周を断熱材などで覆って断熱性能を向上してある。
ところで、製氷手段2における散水部22の製氷水貯留部22Aには、断熱筐体1の外部に引き出された製氷水排水管51が設けてある。また、製氷手段2における貯氷部23の底部には、断熱筐体1の外部に引き出された貯氷排水管52が設けてある。これら、製氷水排水管51および貯氷排水管52の引き出された端部は、それぞれ三方弁53に接続してある。この三方弁53は、排水口53aを有している。そして、三方弁53を作動することによって製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水が製氷水排水管51を経て排水口53aから排水される。また、三方弁53を作動することによって貯氷部23に貯容した氷塊の溶け水が貯氷排水管52を経て排水口53aから排水されることになる。
図2は本発明に係る製氷機の実施例1の制御系を示すブロック図である。図2に示すように製氷機は、製氷運転、除氷運転、給水冷却運転の動作を制御する製氷制御部60を備えている。製氷制御部60は、貯氷部23に設けた充満検出手段71、製氷部21に設けた製氷検出手段72、給水手段3に設けた冷却検出手段73、あるいは散水部22に設けた製氷水検出手段74から信号が与えられた場合、予めメモリ60aに格納したプログラムやデータに従って製氷機の各部の制御を行うためのものである。充満検出手段71は、貯氷部23において貯容した氷塊が一杯である場合に製氷制御部60に信号を与える。製氷検出手段72は、製氷部21において氷塊が生成された場合に製氷制御部60に信号を与える。冷却検出手段73は、給水容器31の内部の水の温度、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量を検出して製氷制御部60に信号を与える。製氷水検出手段74は、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がないとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに製氷制御部60に信号を与える。
図3は図1で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図、図4は図1で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図、図5は図1で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図である。以下、図3〜図5を適宜参照して、製氷制御部60が実行する処理について説明する。
(製氷運転)
充満検出手段71からの信号が与えられていない場合、図3に示すように製氷制御部60は、給水冷却手段47の切換弁47Cを開放状態にし、除氷手段46のホットガス弁46B、および給水冷却手段47の給水冷却弁47Bを閉塞状態にする。この状態で、製氷制御部60は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42および放熱ファン45を駆動して圧縮機42、凝縮器43、膨張器44および蒸発管41からなる冷媒循環経路に冷媒を循環運転させて製氷部21に冷熱を供給する。同時に、製氷制御部60は、散水部22の散水ポンプ22Cbを駆動して製氷部21の製氷小室21Aの開口に向けて製氷水を噴射する。これにより、蒸発管41を介して製氷小室21Aが冷却され、製氷小室21Aに向けて噴射した製氷水が、蒸発管41に近接している製氷小室21Aの上面から氷結し、これが順次重なって大きくなり一塊の氷塊Cになる。
(除氷運転)
氷塊Cが生成完了して製氷検出手段72からの信号が与えられた場合、製氷制御部60は、散水部22の散水ポンプ22Cbを停止する。同時に図4に示すように製氷制御部60は、ホットガス弁46Bおよび切換弁47Cを開放状態にして、給水冷却弁47Bを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部60は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42で圧縮された高温高圧の冷媒(ホットガス)である温熱が直接蒸発管41に供給される循環経路をなす。これにより、蒸発管41の昇温に伴って製氷小室21Aが昇温して、当該製氷小室21Aの内壁面に接触している氷塊Cの面が融解する。この結果、氷塊Cが製氷小室21Aの下部開口から落下することになる。製氷小室21Aから落下した氷塊Cは、氷案内板22Dに落下し、当該氷案内板22Dの傾斜の向きに滑落して貯氷部23に貯容される。すべての氷塊Cが貯氷部23に貯容されると除氷運転が終了する。
除氷運転の終了後は、次の製氷運転を開始する。このように、製氷制御部60は、製氷運転と除氷運転とを1サイクルで繰り返し行う。また、貯氷部23に氷塊Cが充満して充満検出手段71からの信号が与えられた場合、製氷制御部60は、製氷運転および除氷運転を停止する。また、製氷制御部60は、貯氷部23における攪拌機構23Aの攪拌モータ23Abを駆動して製氷された氷塊C同士が付かないように攪拌する。そして、必要に応じて扉体23Bbを開けて開口23Baから氷塊Cを吐出する。
(給水冷却運転)
上記製氷運転において、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図5に示すように製氷制御部60は、給水冷却弁47Bを開放状態にして、ホットガス弁46Bおよび切換弁47Cを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部60は、冷凍装置4を駆動する。これにより、蒸発管41を経た低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。この結果、給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
一方、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を下回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を上回ったとき、製氷制御部60は、図3に示す製氷運転を行う。
なお、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がなくなったとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに、製氷水検出手段74からの信号が与えられた場合、製氷制御部60は、補水ポンプ32Aを駆動する。これにより、給水手段3の給水容器31に貯容されている冷却された水が製氷水貯留部22Aに供給される。
したがって、上述した実施例1における製氷機では、給水冷却手段47によって、冷凍装置4の蒸発管41から圧縮機42に至る断熱筐体1の外部の経路にある冷媒の冷熱を、断熱筐体1の外部にある給水手段3の給水容器31に貯容されている水に供給して、当該給水容器31の水を冷却している。これにより、冷凍装置4において断熱筐体1の外部に出た後の熱エネルギーを有効利用することができる。また、予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することが可能になる。すなわち、冷凍装置4の大型化や消費電力を増すことなく製氷能力を向上することが可能になる。本実施例では、断熱筐体1の外部の周囲温度20℃において、給水容器31の水温度を15℃から5℃に低温化させることで製氷能力を1.3倍に増加させることができる。
図6は本発明に係る製氷機の実施例2の構成を示す概略図である。なお、以下に説明する実施例2において、上述した実施例1と同一箇所には同一の符号を付して示し説明を省略する。
実施例2における製氷機は、上述した実施例1の給水冷却手段47を改良してある。図6に示すように給水冷却手段47は、膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管に電磁弁などからなる切換弁47Dを設けてある。この切換弁47Dは、通常時では膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管を閉塞状態にしてある。また、給水冷却手段47は、給水冷却管47Aにおける蒸発管41寄りの端部を連結した冷媒配管の部位と、前記切換弁47Dを設けた膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管における膨張器44寄りの冷媒配管の部位との間にバイパス管47Eを設けてある。バイパス管47Eには、電磁弁などからなる切換弁47Fが設けてある。この切換弁47Fは、通常時ではバイパス管47Eを閉塞状態にしてある。
図7は本発明に係る製氷機の実施例2の制御系を示すブロック図である。図7に示すように製氷機は、製氷運転、除氷運転、給水冷却運転の動作を制御する製氷制御部61を備えている。製氷制御部61は、貯氷部23に設けた充満検出手段71、製氷部21に設けた製氷検出手段72、給水手段3に設けた冷却検出手段73、あるいは散水部22に設けた製氷水検出手段74から信号が与えられた場合、予めメモリ61aに格納したプログラムやデータに従って製氷機の各部の制御を行うためのものである。充満検出手段71は、貯氷部23において貯容した氷塊が一杯である場合に製氷制御部61に信号を与える。製氷検出手段72は、製氷部21において氷塊が生成された場合に製氷制御部61に信号を与える。冷却検出手段73は、給水容器31の内部の水の温度、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量を検出して製氷制御部61に信号を与える。製氷水検出手段74は、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がないとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに製氷制御部61に信号を与える。
図8は図6で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図、図9は図6で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図、図10は図6で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図、図11は図6で示す製氷機の給水冷却運転時の動作を示す概念図である。以下、図8〜図11を適宜参照して、製氷制御部61が実行する処理について説明する。
(製氷運転)
充満検出手段71からの信号が与えられていない場合、図8に示すように製氷制御部61は、給水冷却手段47の切換弁47Cおよび切換弁47Dを開放状態にして、除氷手段46のホットガス弁46B、給水冷却手段47の給水冷却弁47Bおよび切換弁47Fを閉塞状態にする。この状態で、製氷制御部61は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42および放熱ファン45を駆動して圧縮機42、凝縮器43、膨張器44および蒸発管41からなる冷媒循環経路に冷媒を循環運転させて製氷部21に冷熱を供給する。同時に、製氷制御部61は、散水部22の散水ポンプ22Cbを駆動して製氷部21の製氷小室21Aの開口に向けて製氷水を噴射する。これにより、蒸発管41を介して製氷小室21Aが冷却され、製氷小室21Aに向けて噴射した製氷水が、蒸発管41に近接している製氷小室21Aの上面から氷結し、これが順次重なって大きくなり一塊の氷塊Cになる。
(除氷運転)
氷塊Cが生成完了して製氷検出手段72からの信号が与えられた場合、製氷制御部61は、散水部22の散水ポンプ22Cbを停止する。同時に図9に示すように製氷制御部61は、ホットガス弁46Bおよび切換弁47Cを開放状態にして、給水冷却弁47B、切換弁47Dおよび切換弁47Fを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部61は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42で圧縮された高温高圧の冷媒(ホットガス)である温熱が直接蒸発管41に供給される循環経路をなす。これにより、蒸発管41の昇温に伴って製氷小室21Aが昇温して、当該製氷小室21Aの内壁面に接触している氷塊Cの面が融解する。この結果、氷塊Cが製氷小室21Aの下部開口から落下することになる。製氷小室21Aから落下した氷塊Cは、氷案内板22Dに落下し、当該氷案内板22Dの傾斜の向きに滑落して貯氷部23に貯容される。すべての氷塊Cが貯氷部23に貯容されると除氷運転が終了する。
除氷運転の終了後は、次の製氷運転を開始する。このように、製氷制御部61は、製氷運転と除氷運転とを1サイクルで繰り返し行う。また、製氷制御部61は、貯氷部23における攪拌機構23Aの攪拌モータ23Abを駆動して製氷された氷塊C同士が付かないように攪拌する。そして、必要に応じて扉体23Bbを開けて開口23Baから氷塊Cを吐出する。
(給水冷却運転)
上記製氷運転において、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図10に示すように製氷制御部61は、給水冷却弁47Bおよび切換弁47Dを開放状態にして、ホットガス弁46B、切換弁47Cおよび切換弁47Fを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部61は、冷凍装置4を駆動する。これにより、蒸発管41を経た低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。すなわち、製氷運転とともに冷水冷却運転が行われる。この結果、給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
一方、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を下回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を上回ったとき、製氷制御部61は、図8に示す製氷運転を行う。
(給水冷却独立運転)
貯氷部23に氷塊Cが充満して充満検出手段71からの信号が与えられた場合、製氷制御部61は、製氷運転および除氷運転を停止する。このとき、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図11に示すように製氷制御部61は、給水冷却弁47Bおよび切換弁47Fを開放状態にして、ホットガス弁46B、切換弁47Cおよび切換弁47Dを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部61は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42および放熱ファン45を駆動して圧縮機42、凝縮器43、膨張器44および給水冷却管47Aの循環経路をなす。これにより、蒸発管41を介さずに低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。この結果、製氷運転に関わらずに給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
なお、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がなくなったとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに、製氷水検出手段74からの信号が与えられた場合、製氷制御部61は、補水ポンプ32Aを駆動する。これにより、給水手段3の給水容器31に貯容されている冷却された水が製氷水貯留部22Aに供給される。
したがって、上述した実施例2における製氷機では、給水冷却手段47によって、冷凍装置4の蒸発管41から圧縮機42に至る断熱筐体1の外部の経路にある冷媒の冷熱を、断熱筐体1の外部にある給水手段3の給水容器31に貯容されている水に供給して、当該給水容器31の水を冷却している。これにより、冷凍装置4において断熱筐体1の外部に出た後の熱エネルギーを有効利用することができる。また、予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することが可能になる。すなわち、冷凍装置4の大型化や消費電力を増すことなく製氷能力を向上することが可能になる。本実施例では、断熱筐体1の外部の周囲温度20℃において、給水容器31の水温度を15℃から5℃に低温化させることで製氷能力を1.3倍に増加させることができる。
また、実施例2における製氷機では、例えば、貯氷部23に氷塊Cが充満して製氷運転および除氷運転が停止しているときに、給水冷却運転を独立して行う。これにより、製氷運転が開始したときに予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷能力が抑制される事態を防ぐことが可能になる。特に、夜間など氷の消費が少ないときに有効である。
図12は本発明に係る製氷機の実施例3の構成を示す概略図である。なお、以下に説明する実施例3において、上述した実施例1と同一箇所には同一の符号を付して示し説明を省略する。
実施例3における製氷機は、上述した実施例1の給水冷却手段47を改良してある。図12に示すように給水冷却手段47は、膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管に電磁弁などからなる切換弁47Dを設けてある。この切換弁47Dは、通常時では膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管を閉塞状態にしてある。また、給水冷却手段47は、給水冷却管47Aにおける蒸発管41寄りの端部を連結した冷媒配管の部位と、前記切換弁47Dを設けた膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管における膨張器44寄りの冷媒配管の部位との間を繋ぐ第1バイパス管47Eを設けてある。第1バイパス管47Eには、電磁弁などからなる切換弁47Fが設けてある。この切換弁47Fは、通常時では第1バイパス管47Eを閉塞状態にしてある。さらに、給水冷却手段47は、給水冷却弁47Bおよび切換弁47Fを跨ぐ態様で、給水冷却管47Aと第1バイパス管47Eとの間を繋ぐ第2バイパス管47Gを設けてある。第2バイパス管47Gには、電磁弁などからなる切換弁47Hが設けてある。この切換弁47Hは、通常時では第2バイパス管47Gを閉塞状態にしてある。
図13は本発明に係る製氷機の実施例3の制御系を示すブロック図である。図13に示すように製氷機は、製氷運転、除氷運転、給水冷却運転の動作を制御する製氷制御部62を備えている。製氷制御部62は、貯氷部23に設けた充満検出手段71、製氷部21に設けた製氷検出手段72、給水手段3に設けた冷却検出手段73、あるいは散水部22に設けた製氷水検出手段74から信号が与えられた場合、予めメモリ62aに格納したプログラムやデータに従って製氷機の各部の制御を行うためのものである。充満検出手段71は、貯氷部23において貯容した氷塊が一杯である場合に製氷制御部62に信号を与える。製氷検出手段72は、製氷部21において氷塊が生成された場合に製氷制御部62に信号を与える。冷却検出手段73は、給水容器31の内部の水の温度、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量を検出して製氷制御部62に信号を与える。製氷水検出手段74は、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がないとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに製氷制御部62に信号を与える。
図14は図12で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図、図15は図12で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図、図16は図12で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図、図17は図12で示す製氷機の除氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図、図18は図12で示す製氷機の給水冷却運転時の動作を示す概念図である。以下、図14〜図18を適宜参照して、製氷制御部62が実行する処理について説明する。
(製氷運転)
充満検出手段71からの信号が与えられていない場合、図14に示すように製氷制御部62は、給水冷却手段47の切換弁47Cおよび切換弁47Dを開放状態にして、除氷手段46のホットガス弁46B、給水冷却手段47の給水冷却弁47B、切換弁47Fおよび切換弁47Hを閉塞状態にする。この状態で、製氷制御部62は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42および放熱ファン45を駆動して圧縮機42、凝縮器43、膨張器44および蒸発管41からなる冷媒循環経路に冷媒を循環運転させて製氷部21に冷熱を供給する。同時に、製氷制御部62は、散水部22の散水ポンプ22Cbを駆動して製氷部21の製氷小室21Aの開口に向けて製氷水を噴射する。これにより、蒸発管41を介して製氷小室21Aが冷却され、製氷小室21Aに向けて噴射した製氷水が、蒸発管41に近接している製氷小室21Aの上面から氷結し、これが順次重なって大きくなり一塊の氷塊Cになる。
(除氷運転)
氷塊Cが生成完了して製氷検出手段72からの信号が与えられた場合、製氷制御部62は、散水部22の散水ポンプ22Cbを停止する。同時に図15に示すように製氷制御部62は、ホットガス弁46Bおよび切換弁47Cを開放状態にして、給水冷却弁47B、切換弁47D、切換弁47Fおよび切換弁47Hを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部62は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42で圧縮された高温高圧の冷媒(ホットガス)である温熱が直接蒸発管41に供給される循環経路をなす。これにより、蒸発管41の昇温に伴って製氷小室21Aが昇温して、当該製氷小室21Aの内壁面に接触している氷塊Cの面が融解する。この結果、氷塊Cが製氷小室21Aの下部開口から落下することになる。製氷小室21Aから落下した氷塊Cは、氷案内板22Dに落下し、当該氷案内板22Dの傾斜の向きに滑落して貯氷部23に貯容される。すべての氷塊Cが貯氷部23に貯容されると除氷運転が終了する。
除氷運転の終了後は、次の製氷運転を開始する。このように、製氷制御部62は、製氷運転と除氷運転とを1サイクルで繰り返し行う。また、製氷制御部62は、貯氷部23における攪拌機構23Aの攪拌モータ23Abを駆動して製氷された氷塊C同士が付かないように攪拌する。そして、必要に応じて扉体23Bbを開けて開口23Baから氷塊Cを吐出する。
(給水冷却運転1)
上記製氷運転において、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図16に示すように製氷制御部62は、給水冷却弁47Bおよび切換弁47Dを開放状態にして、ホットガス弁46B、切換弁47C、切換弁47Fおよび切換弁47Hを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部62は、冷凍装置4を駆動する。これにより、蒸発管41を経た低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。すなわち、製氷運転とともに冷水冷却運転が行われる。この結果、給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
一方、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を下回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を上回ったとき、製氷制御部62は、図14に示す製氷運転を行う。
(給水冷却運転2)
上記除氷運転において、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図17に示すように製氷制御部62は、ホットガス弁46B、切換弁47Cおよび切換弁47Hを開放状態にして、給水冷却弁47B、切換弁47Dおよび切換弁47Fを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部62は、冷凍装置4を駆動する。これにより、蒸発管41には圧縮機42で圧縮された高温高圧の冷媒(ホットガス)である温熱が供給され、一方では低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。すなわち、除氷運転とともに冷水冷却運転が行われる。この結果、給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
一方、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を下回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を上回ったとき、製氷制御部62は、図15に示す除氷運転を行う。
(給水冷却独立運転)
貯氷部23に氷塊Cが充満して充満検出手段71からの信号が与えられた場合、製氷制御部62は、製氷運転および除氷運転を停止する。このとき、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図18に示すように製氷制御部62は、給水冷却弁47Bおよび切換弁47Fを開放状態にして、ホットガス弁46B、切換弁47C、切換弁47Dおよび切換弁47Hを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部62は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42および放熱ファン45を駆動して圧縮機42、凝縮器43、膨張器44および給水冷却管47Aの循環経路をなす。これにより、蒸発管41を介さずに低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。この結果、製氷運転および除氷運転に関わらずに給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
なお、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がなくなったとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに、製氷水検出手段74からの信号が与えられた場合、製氷制御部62は、補水ポンプ32Aを駆動する。これにより、給水手段3の給水容器31に貯容されている冷却された水が製氷水貯留部22Aに供給される。
したがって、上述した実施例3における製氷機では、給水冷却手段47によって、冷凍装置4の蒸発管41から圧縮機42に至る断熱筐体1の外部の経路にある冷媒の冷熱を、断熱筐体1の外部にある給水手段3の給水容器31に貯容されている水に供給して、当該給水容器31の水を冷却している。これにより、冷凍装置4において断熱筐体1の外部に出た後の熱エネルギーを有効利用することができる。また、予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することが可能になる。すなわち、冷凍装置4の大型化や消費電力を増すことなく製氷能力を向上することが可能になる。本実施例では、断熱筐体1の外部の周囲温度20℃において、給水容器31の水温度を15℃から5℃に低温化させることで製氷能力を1.3倍に増加させることができる。
また、実施例3における製氷機では、除氷運転とともに給水冷却運転を行う。これにより、除氷運転中に給水手段の水を予め冷却し、製氷運転で予め冷却した水を断熱筐体の内部の製氷手段に供給するので、製氷水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することが可能になる。
また、実施例3における製氷機では、例えば、貯氷部23に氷塊Cが充満して製氷運転および除氷運転が停止しているときに、給水冷却運転を独立して行う。これにより、製氷運転が開始したときに予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷能力が抑制される事態を防ぐことが可能になる。特に、夜間など氷の消費が少ないときに有効である。
図19は本発明に係る製氷機の実施例4の構成を示す概略図である。なお、以下に説明する実施例4において、上述した実施例1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し説明を省略する。
実施例4における製氷機は、上述した実施例1と給水冷却手段47が異なる。図19に示すように給水冷却手段47は、膨張器44と蒸発管41との間の冷媒配管から分岐して、給水手段3の給水容器31の内部の水に浸漬しつつ蒸発管41と圧縮機42との間の冷媒配管に帰還する態様で給水冷却管47Aを有している。給水冷却管47Aには、電磁弁などからなる給水冷却弁47Bが設けてある。この給水冷却弁47Bは、通常時では給水冷却管47Aを閉塞状態にしてある。さらに、給水冷却管47Aが膨張器44と蒸発管41との間から分岐する部位と、温熱管46Aが膨張器44と蒸発管41との間に接続する部位との間の冷媒配管には、電磁弁などからなる切換弁47Cが設けてある。この切換弁47Cは、通常時では給水冷却管47Aの各端部の間の冷媒配管を閉塞状態にしてある。
図20は本発明に係る製氷機の実施例4の制御系を示すブロック図である。図20に示すように製氷機は、製氷運転、除氷運転、給水冷却運転の動作を制御する製氷制御部63を備えている。製氷制御部63は、貯氷部23に設けた充満検出手段71、製氷部21に設けた製氷検出手段72、給水手段3に設けた冷却検出手段73、あるいは散水部22に設けた製氷水検出手段74から信号が与えられた場合、予めメモリ63aに格納したプログラムやデータに従って製氷機の各部の制御を行うためのものである。充満検出手段71は、貯氷部23において貯容した氷塊が一杯である場合に製氷制御部60に信号を与える。製氷検出手段72は、製氷部21において氷塊が生成された場合に製氷制御部60に信号を与える。冷却検出手段73は、給水容器31の内部の水の温度、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量を検出して製氷制御部60に信号を与える。製氷水検出手段74は、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がないとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに製氷制御部60に信号を与える。
図21は図19で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図、図22は図19で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図、図23は図19で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図、図24は図19で示す製氷機の除氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図、図25は図19で示す製氷機の給水冷却運転時の動作を示す概念図である。以下、図21〜図25を適宜参照して、製氷制御部62が実行する処理について説明する。
(製氷運転)
充満検出手段71からの信号が与えられていない場合、図21に示すように製氷制御部63は、給水冷却手段47の切換弁47Cを開放状態にして、除氷手段46のホットガス弁46B、および給水冷却手段47の給水冷却弁47Bを閉塞状態にする。この状態で、製氷制御部63は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42および放熱ファン45を駆動して圧縮機42、凝縮器43、膨張器44および蒸発管41からなる冷媒循環経路に冷媒を循環運転させて製氷部21に冷熱を供給する。同時に、製氷制御部63は、散水部22の散水ポンプ22Cbを駆動して製氷部21の製氷小室21Aの開口に向けて製氷水を噴射する。これにより、蒸発管41を介して製氷小室21Aが冷却され、製氷小室21Aに向けて噴射した製氷水が、蒸発管41に近接している製氷小室21Aの上面から氷結し、これが順次重なって大きくなり一塊の氷塊Cになる。
(除氷運転)
氷塊Cが生成完了して製氷検出手段72からの信号が与えられた場合、製氷制御部63は、散水部22の散水ポンプ22Cbを停止する。同時に図22に示すように製氷制御部63は、ホットガス弁46Bを開放状態にして、給水冷却弁47Bおよび切換弁47Cを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部63は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42で圧縮された高温高圧の冷媒(ホットガス)である温熱が直接蒸発管41に供給される循環経路をなす。これにより、蒸発管41の昇温に伴って製氷小室21Aが昇温して、当該製氷小室21Aの内壁面に接触している氷塊Cの面が融解する。この結果、氷塊Cが製氷小室21Aの下部開口から落下することになる。製氷小室21Aから落下した氷塊Cは、氷案内板22Dに落下し、当該氷案内板22Dの傾斜の向きに滑落して貯氷部23に貯容される。すべての氷塊Cが貯氷部23に貯容されると除氷運転が終了する。
除氷運転の終了後は、次の製氷運転を開始する。このように、製氷制御部63は、製氷運転と除氷運転とを1サイクルで繰り返し行う。また、製氷制御部63は、貯氷部23における攪拌機構23Aの攪拌モータ23Abを駆動して製氷された氷塊C同士が付かないように攪拌する。そして、必要に応じて扉体23Bbを開けて開口23Baから氷塊Cを吐出する。
(給水冷却運転1)
上記製氷運転において、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図23に示すように製氷制御部63は、給水冷却弁47Bおよび切換弁47Cを開放状態にして、ホットガス弁46Bを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部63は、冷凍装置4を駆動する。これにより、蒸発管41に至る以前の低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。すなわち、製氷運転とともに冷水冷却運転が行われる。この結果、給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
一方、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を下回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を上回ったとき、製氷制御部63は、図21に示す製氷運転を行う。
(給水冷却運転2)
上記除氷運転において、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図24に示すように製氷制御部63は、ホットガス弁46Bおよび給水冷却弁47Bを開放状態にして、切換弁47Cを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部63は、冷凍装置4を駆動する。これにより、蒸発管41には圧縮機42で圧縮された高温高圧の冷媒(ホットガス)である温熱が供給され、一方では低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。すなわち、除氷運転とともに冷水冷却運転が行われる。この結果、給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
一方、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を下回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を上回ったとき、製氷制御部63は、図22に示す除氷運転を行う。
(給水冷却独立運転)
貯氷部23に氷塊Cが充満して充満検出手段71からの信号が与えられた場合、製氷制御部63は、製氷運転および除氷運転を停止する。このとき、冷却検出手段73からの信号によって給水容器31の内部の水の温度が所定温度を上回ったとき、もしくは給水冷却管47Aへの氷の付着量が所定量を下回ったとき、図25に示すように製氷制御部63は、給水冷却弁47Bを開放状態にして、ホットガス弁46Bおよび切換弁47Cを閉塞状態にする。さらに、製氷制御部63は、冷凍装置4を駆動する。すなわち、圧縮機42および放熱ファン45を駆動して圧縮機42、凝縮器43、膨張器44および給水冷却管47Aの循環経路をなす。これにより、蒸発管41を介さずに低温の冷媒である冷熱が、給水冷却手段47の給水冷却管47Aに供給されることになる。この結果、製氷運転および除氷運転に関わらずに給水手段3の給水容器31に貯容されている水が冷却される。
なお、製氷水貯留部22Aに貯留してある製氷水の残量がなくなったとき、もしくは製氷水が所定残量を下回ったときに、製氷水検出手段74からの信号が与えられた場合、製氷制御部63は、補水ポンプ32Aを駆動する。これにより、給水手段3の給水容器31に貯容されている冷却された水が製氷水貯留部22Aに供給される。
したがって、上述した実施例4における製氷機では、給水冷却手段47によって、冷凍装置4の蒸発管41から圧縮機42に至る断熱筐体1の外部の経路にある冷媒の冷熱を、断熱筐体1の外部にある給水手段3の給水容器31に貯容されている水に供給して、当該給水容器31の水を冷却している。これにより、冷凍装置4において断熱筐体1の外部に出た後の熱エネルギーを有効利用することができる。また、予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することが可能になる。すなわち、冷凍装置4の大型化や消費電力を増すことなく製氷能力を向上することが可能になる。本実施例では、断熱筐体1の外部の周囲温度20℃において、給水容器31の水温度を15℃から5℃に低温化させることで製氷能力を1.3倍に増加させることができる。
また、実施例4における製氷機では、除氷運転とともに給水冷却運転を行う。これにより、除氷運転中に給水手段の水を予め冷却し、製氷運転で予め冷却した水を断熱筐体の内部の製氷手段に供給するので、製氷水の顕熱時間が短縮されて製氷能力を向上することが可能になる。
また、実施例4における製氷機では、例えば、貯氷部23に氷塊Cが充満して製氷運転および除氷運転が停止しているときに、給水冷却運転を独立して行う。これにより、製氷運転が開始したときに予め冷却した水を断熱筐体1の内部にある散水部22の製氷水貯留部22Aに製氷水として供給するので、製氷能力が抑制される事態を防ぐことが可能になる。特に、夜間など氷の消費が少ないときに有効である。
なお、上述した実施例1〜4では、製氷小室21Aに散水部22から製氷水を噴射して製氷する構成、いわゆるセル方式の製氷機について説明しているがこの限りでない。図には明示しないが、例えば水で満たされた製氷筒の内壁に生成した氷を、螺旋状に刃の付いたオーガの回転によって氷を掻き上げ、固定刃内で押し固めて貯氷部で貯容する、いわゆるオーガ方式の製氷機において、製氷筒に供給する水を予め冷やすことで上記の効果を得ることが可能である。この場合、除氷手段46は不要である。
本発明に係る製氷機の実施例1の構成を示す概略図である。 本発明に係る製氷機の実施例1の制御系を示すブロック図である。 図1で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図である。 図1で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図である。 図1で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 本発明に係る製氷機の実施例2の構成を示す概略図である。 本発明に係る製氷機の実施例2の制御系を示すブロック図である。 図6で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図である。 図6で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図である。 図6で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 図6で示す製氷機の給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 本発明に係る製氷機の実施例3の構成を示す概略図である。 本発明に係る製氷機の実施例3の制御系を示すブロック図である。 図12で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図である。 図12で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図である。 図12で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 図12で示す製氷機の除氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 図12で示す製氷機の給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 本発明に係る製氷機の実施例4の構成を示す概略図である。 本発明に係る製氷機の実施例4の制御系を示すブロック図である。 図19で示す製氷機の製氷運転時の動作を示す概念図である。 図19で示す製氷機の除氷運転時の動作を示す概念図である。 図19で示す製氷機の製氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 図19で示す製氷機の除氷運転時および給水冷却運転時の動作を示す概念図である。 図19で示す製氷機の給水冷却運転時の動作を示す概念図である。
符号の説明
1 断熱筐体
2 製氷手段
21 製氷部
21A 製氷小室
22 散水部
22A 製氷水貯留部
22B 製氷水供給部
22Ba 製氷水噴射孔
22C 製氷水導水部
22Ca 導水管
22Cb 散水ポンプ
22D 氷案内板
22Da 通水孔
23 貯氷部
23A 攪拌機構
23Aa 攪拌アーム
23Ab 攪拌モータ
23B 氷吐出口
23Ba 開口
23Bb 扉体
3 給水手段
31 給水容器
32 補水パイプ
32A 補水ポンプ
4 冷凍装置
41 蒸発管
42 圧縮機
43 凝縮器
44 膨張器
45 放熱ファン
46 除氷手段
46A 温熱管
46B ホットガス弁
47 給水冷却手段
47A 給水冷却管
47B 給水冷却弁
47C 切換弁
47D 切換弁
47E バイパス管(第1バイパス管)
47F 切換弁
47G 第2バイパス管
47H 切換弁
51 製氷水排水管
52 貯氷排水管
53 三方弁
53a 排水口
60,61,62,63 製氷制御部
60a,61a,62a,63a メモリ
71 充満検出手段
72 製氷検出手段
73 冷却検出手段
74 製氷水検出手段

Claims (5)

  1. 断熱筐体の内部にて氷を製造し貯容する製氷手段と、前記断熱筐体の外部から前記製氷手段に対して冷熱を供給する冷凍装置と、前記断熱筐体の外部から前記製氷手段に対して水を供給する給水手段とを有してなる製氷機において、
    前記冷凍装置は、前記給水手段に対して冷熱を供給して前記給水手段に貯留してある水を冷却する給水冷却手段を備えたことを特徴とする製氷機。
  2. 前記冷凍装置は、前記製氷手段に対して冷熱を供給しているとき、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
  3. 前記冷凍装置は、前記製氷手段への冷熱の供給を停止しつつ、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする請求項1または2に記載の製氷機。
  4. 前記冷凍装置は、前記製氷手段に対して冷熱あるいは温熱を供給する態様で構成してあり、前記製氷手段に対して温熱を供給しているとき、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の製氷機。
  5. 前記冷凍装置は、前記製氷手段への温熱の供給を停止しつつ、前記給水冷却手段によって前記給水手段に冷熱を供給することを特徴とする請求項4に記載の製氷機。
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