JP2005307946A - 模型用エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

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Kazunari Yoshida
一成 吉田
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Ogawa Seiki KK
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Ogawa Seiki KK
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Abstract

【課題】いかなる飛行姿勢においても模型用エンジンを安定よく運転できるようにした模型用エンジンの燃料供給装置を提供することである。
【解決手段】模型用エンジン1に接続されたサイレンサ2と燃料タンク5とを圧力導入チューブ4で接続してサイレンサ2から排出される排気の圧力を燃料タンク5内に導入し、加圧された燃料を燃料供給チューブ9からキャブレタ3に供給する。圧力導入チューブ4に2つの排気口6、7を形成し、一方の排気口6を加圧室8内に位置させると共に、他方の排気口7を燃料中に位置させ、燃料タンク5がどのような姿勢をとっても一方の排気口が加圧室8内に配置されるようにして模型用エンジン1の運転の安定化を図る。
【選択図】図1

Description

この発明は、模型飛行機や模型ヘリコプタに搭載される模型用エンジンの燃料供給装置に関するものである。
模型用エンジンの燃料供給装置として、図4に示したものが従来から知られている。この燃料供給装置においては、模型用エンジン20の排気口に接続されたサイレンサ21と密閉された燃料タンク23とを圧力導入チューブ24で接続し、上記サイレンサ21から圧力導入チューブ24により排気の圧力を燃料タンク23内に導いて燃料を加圧し、その加圧された燃料を燃料供給チューブ25から模型用エンジン20に接続されたキャブレタ26に圧送するようにしている。
燃料タンク23内の燃料を加圧して模型用エンジン20に燃料を供給する燃料圧送式の燃料供給装置においては、圧力導入チューブ24の燃料タンク23内に位置する先端の排気口27を燃料の液面上に位置させて、上記液面上に形成される加圧室28に排気圧を導くようにしている。
また、燃料供給チューブ25の燃料タンク23内に位置する吸い込み端に重錘29を取付けて、機体がどのような姿勢をとっても、その重錘29に形成された図示省略の燃料吸い込み口が燃料中に常に配置されるようにして、燃料が模型用エンジンに確実に送り込まれるようにしている。
上記のような燃料圧送式の燃料供給装置においては、模型用エンジン20のアイドリングのような低速回転領域から高速回転領域まで燃料を安定的に供給することができるという特徴を有している。
ところで、上記従来の燃料供給装置においては、サイレンサ21からの排気圧を燃料タンク23内に導く圧力導入チューブ24の先端の排気口27が燃料の液面上に形成された加圧室28内に配置された構成であるため、模型飛行機が背面飛行された場合、圧力導入チューブ24の排気口27は図5に示すように、燃料中に浸漬される状態となる。
また、排気口27の位置によっては、急降下飛行された場合、あるいは急上昇飛行された場合も、上記と同様に、燃料中に排気口27が配置される場合がある。
このような場合に、スロットルの操作により模型用エンジン20の回転数が下げられると、模型用エンジン20の排気圧も低下し、その排気圧が燃料タンク23内の圧力より低くなると、燃料タンク23内の燃料が圧力導入チューブ24からサイレンサ21内に送り込まれることになる。このとき、排気抵抗が増大するため、模型用エンジン20が停止するという問題が生じ、停止しなくてもサイレンサ内に送り込まれた燃料は排気と共に排出されてしまう。
また、スロットルが操作されない場合でも、背面飛行時には圧力導入チューブ24の排気口27が燃料中に配置されるため、燃料供給圧が変化し、燃料供給量に変動が生じて模型用エンジン20の運転が不安定になるという問題がある。
この発明の課題は、いかなる飛行姿勢においても模型用エンジンを安定よく運転することができるようにした模型用エンジンの燃料供給装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、模型用エンジンの排気口にサイレンサを接続し、そのサイレンサから排出される排気圧を圧力導入チューブから密閉された燃料タンク内に導入して燃料を加圧し、その加圧された燃料を燃料供給チューブから前記模型用エンジンに接続されたキャブレタに圧送するようにした模型用エンジンの燃料供給装置において、前記圧力導入チューブに2つの排気口を設け、一方の排気口を燃料タンク内の燃料液面上に配置し、他方の排気口を燃料の下層部に配置した構成を採用したのである。
上記2つの排気口の形成に際しては、前記燃料タンク内の燃料液面上に先端の排気口が配置された圧力導入チューブに分岐チューブを接続し、その分岐チューブの先端開口を排気口として、その排気口を燃料の下層部に配置するようにしてもよく、あるいは圧力導入チューブの燃料タンク内に位置する先端部を上下方向に屈曲して燃料の液面上に露出する露出部と、燃料中に浸漬して先端の排気口が燃料の下層部に臨む浸漬部とを設け、前記露出部に排気口を形成するようにしてもよい。
ここで、前記2つの排気口を、前記燃料タンクが起立された状態で一方の排気口が上部に位置し、かつ他方の排気口が下部に位置するよう上下方向に位置をずらして設けると、燃料タンクがいかなる姿勢をとったとしても、一方の排気口を燃料の液面上、他方の排気口を燃料中に配置させることができる。
上記のように、圧力導入チューブに2つの排気口を形成し、一方の排気口を燃料の液面上に配置し、他方の排気口を燃料の下層部に配置することによって、模型用エンジンの回転数が低下して、燃料タンク内の圧力がエンジンの排気圧よりも高くなった時点で、燃料の液面上に形成された加圧室内のエアをサイレンサに優先して流動させることができる。このため、サイレンサに燃料が送り込まれるのを防止することができ、模型飛行機等が背面飛行等の飛行姿勢でスロットルの操作により模型用エンジンの回転数が下げられたとしても、模型用エンジンを安定よく運転することができ、サイレンサから燃料が排出されることを防ぐことができる。
また、スロットルが操作されない場合でも、通常姿勢と背面姿勢時の燃料供給圧を一定に保持することができる。このため、模型用エンジンに対する燃料供給量の変動がなく、模型用エンジンの運転の安定化を図ることができる。
ここで、燃料タンクが起立された状態で2つの排気口を上下方向に位置をずらして設けると、燃料タンクの姿勢がどのように変化しても、一方の排気口を燃料の液面上に形成される加圧室内に、他方の排気口を燃料中に位置させることができ、いかなる飛行姿勢においても、模型用エンジンを安定よく運転することができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図1に示すように、プロペラPを駆動する模型用エンジン1の排気口にはサイレンサ2が接続されている。また、模型用エンジン1にはキャブレタ3が接続されている。
サイレンサ2には圧力導入チューブ4の一端部が接続され、上記サイレンサ2から排出される排気の圧力が圧力導入チューブ4から密閉された燃料タンク5内に導入される。
ここで、圧力導入チューブ4はメインチューブ4aと、そのメインチューブ4aから分岐された第1分岐チューブ4bおよび第2分岐チューブ4cとから成り、各分岐チューブ4b、4cは、燃料タンク5の前壁5aを貫通して先端部が燃料タンク5内に臨んでいる。
第1分岐チューブ4bおよび第2分岐チューブ4cの先端の開口は排気口6、7とされ、第1分岐チューブ4bの排気口6は燃料タンク5内の燃料の液面上に形成された加圧室8の上部に配置されている。
一方、第2分岐チューブ4cの排気口7は燃料タンク5内の燃料の下層部に配置されている。
また、第1分岐チューブ4bの排気口6と第2分岐チューブ4cの排気口7は燃料タンク5の前壁5aを下側とする燃料タンク5の起立状態において、第2分岐チューブ4cの排気口7が燃料タンク5内の上部に配置し、第1分岐チューブ4bの排気口6が燃料タンク5内の下部に位置するよう上下方向に位置がずれる配置とされている。
燃料タンク5内の燃料は、その燃料タンク5の前壁5aを貫通する燃料供給チューブ9によってキャブレタ3に送られる。
燃料供給チューブ9の燃料タンク5内に位置する端部には重錘10が取付けられ、燃料タンク5がどのような姿勢をとっても重錘10に形成された図示省略の吸い込み口が燃料中に配置されるようになっている。
実施の形態で示す模型用エンジンの燃料供給装置は上記の構造から成り、模型用エンジン1を駆動すると、サイレンサ2から排出される排気の圧力が圧力導入チューブ4から燃料タンク5内に導かれる。
模型用エンジン1を搭載した模型飛行機が水平飛行する状態のとき、図1に示すように、第1分岐チューブ4bの排気口6が加圧室8内に位置し、その排気口6から加圧室8に排気の圧力が導入されて燃料タンク5内の燃料が加圧され、その加圧された燃料が燃料供給チューブ9からキャブレタ3に圧送される。
模型飛行機が背面飛行されると、図2に示すように、燃料タンク5は底壁と頂壁が上下逆の配置となると共に、第1分岐チューブ4bと第2分岐チューブ4cが上下逆の配置となるが、加圧室8の位置は変わらず、その加圧室8に第2分岐チューブ4cの排気口7が臨む状態とされる。
このため、背面飛行の状態でスロットルの操作により模型用エンジン1の回転数が下げられ、燃料タンク5内の圧力がサイレンサ2の排気の圧力より高くなったとしても、加圧室8内のエアを第2分岐チューブ4cからメインチューブ4aを通してサイレンサ2に優先して流動させることができる。
したがって、燃料がサイレンサ2に送り込まれることはなく、排気抵抗が増大することもないため、模型用エンジン1を安定よく運転することができる。
また、燃料がサイレンサ2に送り込まれることがないため、燃料の無駄を防止することができる。加えて、通常姿勢と背面姿勢時における燃料供給圧の変動を防止することができ、模型用エンジン1を安定よく運転することができる。
図1に示すように、第1分岐チューブ4bの排気口6と第2分岐チューブ4cの排気口7を前壁5aを下側とする燃料タンク5の起立状態で上下方向に位置をずらしておくことにより、燃料タンク5の姿勢がどのように変化しても、一方の排気口を加圧室8に、他方の排気口を燃料中に位置させることができる。このため、飛行機のいかなる飛行姿勢においても模型用エンジン1を安定よく運転することができる。
図3は、この発明に係る燃料供給装置の他の例を示す。この例では、圧力導入チューブ4を単一とし、その圧力導入チューブ4の燃料タンク5内に挿通された先端部を上下方向に屈曲して、燃料の液面上に露出する露出部11と、燃料中に浸漬されて先端の排気口12が燃料タンク5内の燃料の下層部に臨む浸漬部13とを形成し、前記露出部11に第2の排気口14を設けるようにしている。
他の構成は図1に示す燃料供給装置と同一であるため、同一部品には同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示す実施の形態においても、燃料タンク5がどのような姿勢をとっても2つの排気口12、14の一方を加圧室8内に、他方を燃料中に位置させることができる。したがって、模型飛行機のいかなる飛行姿勢においても模型用エンジンを安定よく運転することができる。
この発明に係る燃料供給装置の実施形態を示す一部切欠正面図 背面飛行時の燃料タンクの状態を示す断面図 この発明に係る燃料供給装置の他の実施形態を示す断面図 従来の燃料供給装置を示す一部切欠正面図 背面飛行時の燃料タンクの状態を示す断面図
符号の説明
1 模型用エンジン
2 サイレンサ
3 キャブレタ
4 圧力導入チューブ
4b 第1分岐チューブ
4c 第2分岐チューブ
5 燃料タンク
6 排気口
7 排気口
9 燃料供給チューブ
11 露出部
12 排気口
13 浸漬部
14 排気口

Claims (4)

  1. 模型用エンジンの排気口にサイレンサを接続し、そのサイレンサから排出される排気圧を圧力導入チューブから密閉された燃料タンク内に導入して燃料を加圧し、その加圧された燃料を燃料供給チューブから前記模型用エンジンに接続されたキャブレタに圧送するようにした模型用エンジンの燃料供給装置において、前記圧力導入チューブに2つの排気口を設け、一方の排気口を燃料タンク内の燃料液面上に配置し、他方の排気口を燃料の下層部に配置したことを特徴とする模型用エンジンの燃料供給装置。
  2. 前記サイレンサに接続された圧力導入チューブの先端の排気口を燃料タンク内の燃料液面上に配置し、その圧力導入チューブから分岐された分岐チューブの先端の排気口を燃料の下層部に配置した請求項1に記載の模型用エンジンの燃料供給装置。
  3. 前記圧力導入チューブの燃料タンク内に位置する先端部を上下方向に屈曲して燃料の液面上に露出する露出部と、燃料中に浸漬して先端の排気口が燃料の下層部に臨む浸漬部とを設け、前記露出部に排気口を形成した請求項1に記載の模型用エンジンの燃料供給装置。
  4. 前記2つの排気口を、前記燃料タンクが起立された状態で一方の排気口が上部に位置し、かつ他方の排気口が下部に位置するよう上下方向に位置をずらして設けた請求項1乃至3のいずれかに記載の模型用エンジンの燃料供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014169635A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Isuzu Motors Ltd 内燃機関とその燃料供給方法

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