JP2005307876A - ダイアフラムポンプ - Google Patents

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譲一 宮崎
Chikashi Motomura
京志 本村
Akihiro Iino
朗弘 飯野
Haruhiko Hasegawa
春彦 長谷川
Ko Yamazaki
皇 山崎
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Abstract

【課題】ポンプ室からの気泡の排出性能を向上できると共に実施し易いダイアフラムポンプを提供することにある。
【解決手段】吸入弁3で開閉される吸入口16と排出弁4で開閉される排出口17とが連通したポンプ室13を備え、このポンプ室13の加圧・減圧方向に位置した一側壁をなす第1のダイアフラム14に装着された第1の圧電素子(加振子)5を駆動することにより、ポンプ室13内の液体を送り出すダイアフラムポンプ1を前提とする。ポンプ室13の加圧・減圧方向に位置する他側壁12aに第2のダイアフラム15を設ける。ポンプ室13の外側に位置して第2の圧電素子(加振子)6を第2のダイアフラム15に装着する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、圧電素子等でダイアフラムを振動させて送液をするダイアフラムポンプに係り、例えば医療分野や分析分野などにおいて各種の送液用途に使用されるマイクロポンプ等として好適に実施可能なダイアフラムポンプに関する。
送液をするダイアフラムポンプのポンプ室内に気泡が混入すると、ダイアフラムによるポンプ室内の液体の加圧が十分に行われず、ポンプの流量特性が低下する。これを改善するために、ダイアフラムを振動させる第1のポンピング用圧電素子の他に、ポンプ室に臨んで少なくとも一個の第2の圧電素子を例えばポンプ室の周側壁に取付け、第1、第2の圧電素子を同期して駆動する構成のダイアフラムポンプが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この技術では、第2の圧電素子の駆動でポンプ室内の圧力変化量を大きくし、加圧時の液体の吐出し流量を増大することによって、ポンプ室内に混入した気泡を液体と共にポンプ室外に排出させることが可能である。
特開2003−120541号公報(請求項10、段落0080−0090、図11−図12)
圧電素子は電圧が印加されることで伸縮する性質を有する。こうした圧電素子自体を、気泡排出のためにポンプ室内の液体に接して設けた特許文献1の技術では、液体に対する電極の保護及び絶縁のための対策が必要であるので実施する上では好ましくない。
又、第2の圧電素子は、電圧が印加されていない状態でも、一部がポンプ室に突出した状態に配置されているので、ポンプ室に混入した気泡が第2の圧電素子に引っ掛かって留まる恐れが高い。しかも、電圧の印加に伴う第2の圧電素子自体の伸びはごく僅かであり、ポンプ室内の圧力変化量をさほど大きく得ることが難しい。従って、特許文献1の技術では、ポンプ室に混入した気泡をポンプ室外に確実に排出し難い。
本発明の目的は、ポンプ室からの気泡の排出性能を向上できると共に実施し易いダイアフラムポンプを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、加圧・減圧されるポンプ室、このポンプ室に連通する吸入口及び排出口、前記ポンプ室の加圧・減圧方向に位置した一側壁をなす第1のダイアフラム、及び前記ポンプ室の加圧・減圧方向に位置する前記一側壁又は他側壁に設けられた第2のダイアフラムを有するポンプ本体と、前記吸入口を開閉する吸入弁と、前記排出口を開閉する排出弁と、前記第1のダイアフラムに装着された第1の加振子と、前記ポンプ室の外側に位置して前記第2のダイアフラムに装着された第2の加振子と、を具備している。
この発明では、第1の加振子により加振される第1のダイアフラムの他に、第2の加振子で第2のダイアフラムを加振することで、ポンプ室内の液体が吸入口から排出口に流れ易くしたので、ポンプ室内の気泡の排出性能を向上できる。この場合、第2の加振子の変位自体をポンプ室内の液体に与えるのではなく、第2の加振子より大きい第2のダイアフラムで前記変位に伴うポンプ室に対する加圧・減圧の作用を拡大してポンプ室内の液体に波及させることができる。これとともに、ポンプ室の外側に配置されている第2の加振子は、気泡をポンプ室内に残留させる因子とはならないとともに、この第2の加振子がポンプ室内の液体に触れないので、第2の加振子に対する保護及び絶縁のための対策を、省略できるか、必要があっても軽微にできる。
更に、第2のダイアフラムの加振子の振動はポンプ本体にも伝わり、ポンプ本体を微少に振動させることになり、気泡がポンプ室内から排出するのを助長することも考えられる。
又、本発明の好ましい態様では、前記第2のダイアフラムを前記一側壁と対向する前記ポンプ室の他側壁に設けている。
この発明では、第1、第2のダイアフラムが互に独立するので、互いの干渉を避けて夫々を適正に駆動できる点で好ましい。
又、本発明の好ましい態様では、前記ポンプ室の他側壁に設けられた前記吸入口と排出口との間に前記第2のダイアフラムを設け、この第2のダイアフラムに装着された前記第2の加振子と前記第1の加振子とを同期させて駆動する駆動装置を備えている。
この発明では、第1の加振子の加振により第1のダイアフラムがポンプ室の容積を小さくするように動作するとき、これと同期する第2の加振子の加振により第2のダイアフラムがポンプ室の容積を小さくするように動作する。この逆に、第1の加振子の加振により第1のダイアフラムがポンプ室の容積を大きくするように動作するとき、これと同期する第2の加振子の加振により第2のダイアフラムがポンプ室の容積を大きくするように動作する。これにより、ポンプ室の圧力変化量が大きくなるので、送液量が増えて、ポンプ室内の液体に混じった気泡を排出口から流出し易くできる。
又、本発明の好ましい態様では、前記第2のダイアフラムを前記ポンプ室の周部に配設している。
この発明では、第2のダイアフラムがポンプ室の容積を小さくするように動作したときに、ポンプ室の周部の圧力が高められて、ポンプ室の周部に留まっている気泡を、ポンプ室の周部からポンプ室の中央部側に移動させることができる。
又、本発明の好ましい態様では、前記第2のダイアフラムを前記第1のダイアフラムとの間に前記ポンプ室を挟んで前記吸入口に寄せて前記ポンプ室の周部に設け、この第2のダイアフラムに装着された前記第2の加振子と前記第1の加振子とを同期させて駆動する駆動装置を備えている。
この発明では、第2の加振子の加振により第2のダイアフラムがポンプ室の周部の容積を小さくするように動作するとき、これと同期する第1の加振子の加振により第1のダイアフラムがポンプ室の容積を小さくするように動作する。この段階で、第2のダイアフラムが設けられたポンプ室の周部から排出口に向けて液圧が低下する圧力勾配がポンプ室内に形成されて、ポンプ室の周部に留まっている気泡が、ポンプ室の周部から排出口に向けて移動される。この逆に、第1の加振子の加振により第1のダイアフラムがポンプ室の容積を大きくするように動作するとき、これと同期する第2の加振子の加振により第2のダイアフラムがポンプ室の周部の容積を大きくするように動作する。これにより、既述のようにポンプ室の周部から排出口に向けて移動された気泡が前記減圧に従って吸い寄せられて、排出口に向けて更に移動される。これにより、ポンプ室内の液体及びこれに混じった気泡を排出口から流出し易くできる。
又、前記課題を解決するために、本発明は、加圧・減圧されるポンプ室、このポンプ室の加圧・減圧方向に位置した一側壁をなす第1のダイアフラム、前記一側壁と対向する前記ポンプ室の他側壁に設けた第2のダイアフラム、前記ポンプ室に連通する吸入弁室、この吸入弁室とは別の位置で前記ポンプ室に連通する排出弁室、前記吸入弁室に連通する吸入口、前記排出弁室に連通する排出口、前記吸入口を開閉する吸入弁を有して前記吸入弁室を画して設けられた吸入部ダイアフラム、及び前記排出口を開閉する排出弁を有して前記排出弁室を画して設けられた排出部ダイアフラムを備えるポンプ本体と、前記第1のダイアフラムに装着された第1の加振子と、前記吸入弁室の外側に位置して前記吸入部ダイアフラムに装着された吸入弁駆動子と、前記排出弁室の外側に位置して前記排出部ダイアフラムに装着された排出弁駆動子と、前記ポンプ室の外側に位置して前記第2のダイアフラムに装着された第2の加振子と、を具備している。
この発明では、第1の加振子により加振される第1のダイアフラムの他に、第2の加振子で第2のダイアフラムを加振することで、ポンプ室内の液体が吸入口から排出口に流れ易くしたので、ポンプ室内の気泡の排出性能を向上できる。この場合、第2の加振子の変位自体をポンプ室内の液体に与えるのではなく、第2のダイアフラムで前記変位に伴うポンプ室に対する加圧・減圧の作用を拡大してポンプ室内の液体に波及させることができる。これとともに、ポンプ室の外側に配置されている第2の加振子は、気泡をポンプ室内に残留させる因子とはならないとともに、この第2の加振子がポンプ室内の液体に触れないので、第2の加振子に対する保護及び絶縁のための対策を、省略できるか、必要があっても軽微にできる。
又、本発明の好ましい態様では、前記第2のダイアフラムを、前記ポンプ室と前記吸入弁室とに渡って設けるとともに、前記ポンプ室と前記排出弁室とに渡って設けている。
この発明では、第2の加振子で第2のダイアフラムを駆動するに伴って、ポンプ室に連通された吸入弁室及び排出弁室に対しても、第2のダイアフラムを介して圧力変動を与えて、液体が吸入口から排出口に流れ易くしたので、ポンプ室内の気泡とともに、吸入弁室及び排出弁室内の気泡の排出が可能である。
本発明によれば、第1の加振子の駆動によりポンプ室を加圧・減圧する第1のダイアフラムの他に、ポンプ室の外側に設けた第2の加振子により駆動されてポンプ室を加圧・減圧する第2のダイアフラムを備えたので、ポンプ室からの気泡の排出性能を向上できると共に実施し易いダイアフラムポンプを提供できる。
図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1(A)及び図2(A)〜(C)中符号1で示すダイアフラムポンプは、マイクロポンプ等の小型ポンプであって、ポンプ本体2と、吸入弁3と、排出弁4と、第1の加振子として例えば第1の圧電素子5と、第2の加振子として例えば第2の圧電素子6、及び図3に示す駆動装置7とを備えている。
ポンプ本体2は、第1の基板11と第2の基板12とを積層して扁平に形成されていて、これら両基板11,12によって区画されて加圧・減圧されるポンプ室13を有している。ポンプ室13は図1(B)に示すように円形である。なお、ポンプ室13は角型など他の形状でもよい。
ポンプ室13の加圧・減圧方向に位置した一側壁は第1のダイアフラム14で作られている。このダイアフラム14は、第1の基板11にポンプ室13に相当する円形の凹みを設けることによって、この凹みの奥壁をなして第1の基板11に一体に形成されている。この第1のダイアフラム14は、その周囲に連続した基板部分より薄肉であり、厚み方向に弾性変形が自在にできる。なお、第1の基板11とは別に成形された第1のダイアフラムを用意して、このダイアフラムの周縁を第1の基板11に液密に取付けることによって第1のダイアフラム14とすることも可能である。
第1の圧電素子5は、第1のダイアフラム14の外面、つまり、ポンプ室13の外側に位置して、第1のダイアフラム14の略中央部に装着されている。この第1の圧電素子5は、図1(B)に示すように円形であって、その両面に図示しない電極が夫々設けられたユニモルフ構造である。なお、ダイアフラム14の形状は、ポンプ室13の形状に対応するものであって、角型など他の形状でもよい。これらの電極間に高周波の駆動信号が印加されることにより、第1の圧電素子5が厚み方向に伸縮して第1のダイアフラム14が厚み方向に振動(往復運動)される。
対向する第2の基板12の前記凹みとの対向部分は、ポンプ室13の加圧・減圧方向に位置する他側壁12aをなしている。この他側壁12aの中央部に、第2の基板12と一体の第2のダイアフラム15が設けられている。したがって、第2のダイアフラム15は、ポンプ室13を挟んで第1のダイアフラム14の中央部に対向している。この第2のダイアフラム15は、その周囲に連続した他側壁12a部分より薄肉であり、厚み方向に弾性変形が自在にできる。
第2の圧電素子6は、ポンプ室13の外側に位置して第2のダイアフラム15の外面に装着されている。従って、ポンプ室13及びその相対向した両側壁をなした第1、第2のダイアフラム14,15を挟んで、第1、第2の圧電素子5,6が設けられている。第2の圧電素子6は、図1(B)に示すように第1の圧電素子5より小さな円形であって、その両面には図示しない電極が夫々設けられたユニモルフ構造である。これらの電極間に高周波の駆動信号が印加されることにより、第2の圧電素子6が厚み方向に伸縮して第2のダイアフラム15が厚み方向に振動(往復運動)される。
第2の基板12には、第2のダイアフラム15を間に置いて吸入口16と排出口17とが設けられている。これら吸入口16及び排出口17はいずれも短い筒状をなしてポンプ室13から離れる方向に突設されている。吸入口16を通して液体がポンプ室13に吸い込まれ、排出口17を通してポンプ室13内の液体が排出される。吸入口16には吸入弁3が取付けられている。この吸入弁3は、ポンプ室13内の液圧の変化によって、液体がポンプ室13に吸い込まれる時に開き、ポンプ室13内の液体が排出口17から排出される時に閉じる。排出口17には排出弁4が取付けられている。この排出弁4は、ポンプ室13内の液圧の変化によって、ポンプ室13内の液体が排出口17から排出される時に開き、液体がポンプ室13に吸い込まれる時に閉じる。
第1、第2のダイアフラム14,15は、図3に示す駆動装置7で駆動される。この駆動装置7は、駆動信号発生手段7aと、この手段7aが発生した高周波の駆動信号を増幅する信号増幅手段7bと、増幅された駆動信号を第1、第2の圧電素子5,6に所定のタイミングで印加する駆動信号制御手段7cとを備えている。第1実施形態では、第1、第2の圧電素子5,6の伸縮を同期させる駆動信号を、駆動信号制御手段7cが第1、第2の圧電素子5,6に印加する。ここに、伸縮を同期させるとは、第1、第2の圧電素子5,6に駆動信号を同時に印加しこれらの圧電素子5,6を共に伸び変形させるとともに、駆動信号の印加が同時に途切れることに伴って、前記伸び変形した第1、第2の圧電素子5,6を共に収縮変形させることを指している。
前記構成のダイアフラムポンプ1は、駆動装置7を介して第1、第2の圧電素子5,6に高周波の駆動信号を同期して印加することにより、図2(A)(C)及び図2(B)の状態を繰返すポンピング動作を行いながら、ポンプ室13に混入した気泡をポンプ室13から速やかに排出(脱泡)させることができる。
詳しくは、図2(A)(C)は、第1、第2の圧電素子5,6に駆動信号が同時に印加されて、これらの圧電素子5,6が互に近付く方向に伸び変形を起こした状態、つまり、ポンプ室13の加圧状態を示している。この場合、第1の圧電素子5の駆動により第1のダイアフラム14がポンプ室13の容積を小さくするように撓み動作をすると同時に、第2の圧電素子6の駆動により第2のダイアフラム15がポンプ室13の容積を小さくするように撓み動作をする。この加圧状態では、第1、第2の圧電素子5,6よりも面積が大きい第1、第2のダイアフラム14,15によりポンプ室13内の液体が加圧されて、吸入弁3が閉じられるとともに排出弁4が開かれるので、排出口17を通ってポンプ室13内の液体が排出される。
図2(B)は、第1、第2の圧電素子5,6に対する駆動信号の印加が同時に断たれて、これらの圧電素子5,6が互に遠ざかる方向に収縮変形を起こした状態、つまり、ポンプ室の減圧状態を示している。この場合、第1の圧電素子5の収縮により第1のダイアフラム14がポンプ室13の容積を大きくするように撓み動作をすると同時に、第2の圧電素子6の収縮により第2のダイアフラム15がポンプ室13の容積を大きくするように撓み動作する。この減圧状態では、ポンプ室13内の液体が減圧されて、吸入弁3が開かれるとともに排出弁4が閉じられるので、吸入口16を通ってポンプ室13内に液体が吸込まれる。
こうしたポンピング動作に伴って、液体と共に気泡Bがポンプ室13に吸込まれた初期の状態は図2(A)に例示される。この気泡Bは、ポンプ室13の加圧状態が図2(B)に示す減圧状態に移行するに伴って、ポンプ室13の中央部に引っ張られる。これに加えて、吸入口16から吸込まれる液体の勢いによってポンプ室13の中央部を超えて排出口17に近付くように移動される。この後に、図2(C)に示すようにポンプ室13が再び加圧状態となるので、気泡Bは排出口17を流出する液体の流れとともに排出口17を通ってポンプ室13外に排出される。
この場合、既述のように第1の圧電素子5及びこれより大面積の第1のダイアフラム14の振動によるポンピンング動作に、第2の圧電素子6及びこれより大面積の第2のダイアフラム15の振動によるポンピング動作が加えられる。しかも、第2の圧電素子6に対する駆動信号の印加に伴うこの圧電素子6の変位自体でポンプ室内の液体を加圧・減圧するのではなく、第2の圧電素子6より面積が大きい第2のダイアフラム15で、第2の圧電素子6の変位に伴うポンプ室13に対する加圧・減圧の作用を、拡大してポンプ室13内の液体に波及させることができる。
したがって、ポンプ室13の圧力変化量が大きい。このため、ポンプ室13での吸入口16から排出口17に至る液体の主たる流れが強くなって、この流れに気泡Bを乗せて、この気泡Bを排出口17から容易かつ速やかに排出させることができるとともに、単位時間あたりの送液量を増やすことができる。
しかも、既述のように送液量の増加及びポンプ室13内からの脱泡に寄与する第2の圧電素子6は、ポンプ室13の外側に配置されているので、この圧電素子6とともに第2のダイアフラム15が、気泡Bをポンプ室13内に残留させる因子とはならない点で好ましい。
更に、第2の圧電素子6は、ポンプ室13の外側に配置されているので、ポンプ室13内の液体に触れることがない。このため、第2の圧電素子6に対する保護及び絶縁のための対策を省略できるか、対策が必要であってもそれを軽微にできるので、このダイアフラムポンプ1の構成は実施が容易である点で優れている。又、第1、第2のダイアフラム14,15をポンプ室13の加圧・減圧方向に位置する両側壁に振り分けて設けたので、第1、第2のダイアフラム14,15を独立させ互いの干渉を避けて夫々を適正に駆動できる。この点でも実施が容易である点で好ましい。
なお、以上説明した第1実施形態において、第2の圧電素子6の駆動を第1の圧電素子5の駆動に常に同期させず、必要な時期にだけ同期させてもよい。この場合、第1の圧電素子5及び第1のダイアフラム14が主たるポンピング動作を担い、第2の圧電素子6及び第2のダイアフラム15が補助的なポンピング動作とポンプ室13からの脱泡動作を担うものであり、しかも、第1のダイアフラム14の周部外面に加振子である第2の圧電素子6を装着して実施することも可能である。又、第1実施形態において、第2の圧電素子6は第1の圧電素子5と同じかそれ以上の大きさとすることも可能である。
図4及び図5は本発明の第2実施形態を示している。この実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ点については第1実施形態と同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点について説明する。この説明に際して必要に応じて図3も参照する。
第2実施形態では、図4(A)に示すように第2の基板12の吸入口16及び排出口17を除いた部分を、厚み方向に弾性変形が自在にできるように薄肉として、その内でポンプ室13に臨んだ部分を第2のダイアフラム15として利用している。このダイアフラム15の周部はポンプ室13の周部に設けられている。第2のダイアフラム15の周部の内で、吸入口16に近く、かつ排出口17より遠い部分、好ましくは、図4(B)に示すように吸入口16と排出口17とを通る直線上であって吸入口16を基準として排出口17と反対側となる周部外面には、第2の圧電素子6が装着されている。以上説明した点以外の構成及び以下に説明する点以外の作用効果は第1実施形態と同じである。
第2実施形態のダイアフラムポンプ1は、駆動装置7を介して第1、第2の圧電素子5に高周波の駆動信号を同期して印加することにより、図5(A)(C)及び図5(B)の状態を繰返すポンピング動作を行うとともに、この動作においてポンプ室13に混入した気泡をポンプ室から速やかに排出(脱泡)させることができる。
詳しくは、図5(A)(C)は、第1、第2の圧電素子5,6に駆動信号が同時に印加されて、これらの圧電素子5,6が伸び変形を起こしてポンプ室13を加圧した状態を示している。この場合、第1の圧電素子5の駆動により第1のダイアフラム14がポンプ室13の容積を小さくするように撓み動作をすると同時に、第2の圧電素子6の駆動により第2のダイアフラム15がポンプ室13の周部でかつ吸入口16の近傍の容積を小さくするように撓み動作をする。この加圧状態では、第1、第2の圧電素子5,6よりも面積が大きい第1、第2のダイアフラム14,15によりポンプ室13内の液体が加圧されて、吸入弁3が閉じられるとともに排出弁4が開かれるので、排出口17を通ってポンプ室13内の液体が排出される。
図5(B)は、第1、第2の圧電素子5,6に対する駆動信号の印加が同時に断たれて、これらの圧電素子5,6が収縮変形を起こしてポンプ室13の容積を大きく減圧状態を示している。この場合、第1の圧電素子5の収縮により第1のダイアフラム14がポンプ室13の容積を大きくするように撓み動作をすると同時に、第2の圧電素子6の収縮により第2のダイアフラム15がポンプ室13の周部でかつ吸入口16の近傍の容積を大きくするように撓み動作する。この減圧状態では、ポンプ室13内の液体が減圧されて、吸入弁3が開かれるとともに排出弁4が閉じられるので、吸入口16を通ってポンプ室13内に液体が吸込まれる。
こうしたポンピング動作に伴って、液体と共に気泡Bがポンプ室13に吸込まれた気泡Bは、吸入口16から排出口17に向けて流れる液体の主たる流れに乗って排出されるが、吸入口16からポンプ室13に吸込まれた直後に気泡Bの一部が吸入口16付近で前記主たる流れから外れてポンプ室13の周部に至ることがある。
しかし、既述のようにポンプ室13の周部でかつ吸入口16の近傍に位置した部分には、第2のダイアフラム15が設けられていて、この変形によりポンプ室13の周部が図5(A)に例示されるように加圧される。この加圧よって、ポンプ室13内の圧力は、吸入口16の近傍の周囲部分が最も高く、ポンプ室13の中央部が次に高く、排出弁4が開いている排出口17付近が最も低くなる。こうした圧力勾配がポンプ室13に形成されることにより、吸入口16付近のポンプ室13の周部に位置した気泡Bが、前記圧力勾配に従ってポンプ室13の中央部側に移動される。そして、図5(A)に示したポンプ室13の加圧状態が図5(B)に示す減圧状態に移行するに伴って、気泡Bはポンプ室13の中央部に引っ張られる。これに加えて、吸入口16から吸込まれる液体の勢いによってポンプ室13の中央部を超えて排出口17に近付くように移動される。この後に、図5(C)に示すようにポンプ室13が再び加圧状態となるので、気泡Bは排出口17を流出する液体の流れとともに排出口17を通ってポンプ室13外に排出される。
この場合、既述のように第2の圧電素子6に対する駆動信号の印加に伴うこの圧電素子6の変位自体でポンプ室内の液体を加圧・減圧するのではなく、第2の圧電素子6より面積が大きい第2のダイアフラム15で、第2の圧電素子6の変位に伴うポンプ室13に対する加圧・減圧の作用を、拡大してポンプ室13内の液体に波及させることができる。
したがって、第1、第2の圧電素子5,6に同時に駆動信号を印加したときにポンプ室13内に既述の圧力勾配を確実に形成でき、それに伴い気泡Bの排出方向への動きを促進できる。しかも、第1、第2の圧電素子5,6を介して第1、第2のダイアフラム14,15を同期させるので、ポンプ室13の圧力変化量も大きくなるため、ポンプ室13での吸入口16から排出口17に至る液体の主たる流れが強くなって、この流れに気泡Bを乗せ易くなって、この気泡Bを排出口17から容易かつ速やかに排出させることができるとともに、単位時間あたりの送液量を増やすことができる。
図6及び図7は本発明の第3実施形態を示している。この実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ点については第1実施形態と同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点について説明する。
図7(A)(B)に示すようにポンプ本体2には、角型をなすポンプ室13の両側に同じく角形をなす吸入弁室21と排出弁室22とが設けられている。なお、ポンプ室13は角型以外の他の形状でもよい。ポンプ室13と吸入弁室21とは、これらを連通させる連通溝23aを有した区画壁23を間に置いて隣接されている。ポンプ室13と排出弁室22とは、これらを連通させる連通溝24aを有した区画壁24を間に置いて隣接されている。吸入口16は吸入弁室21に開口して第2の基板12に設けられている。排出口17は排出弁室22に開口して第2の基板12に設けられている。
吸入弁室21の第2基板12と対向する壁は、弾性変形が可能な薄肉な吸入部ダイアフラム25をなしている。このダイアフラム25の内面には吸入口16を開閉する凸部形状の吸入弁26が一体に突設されている。吸入部ダイアフラム25の外面には、このダイアフラム25を厚み方向に沿って往復動させることにより、吸入弁26を吸入口16の端面に接離(吸入口16を開閉)させる吸入弁駆動子例えば第3の圧電素子27が装着されている。
排出弁室22の第2基板12と対向する壁は、弾性変形が可能な薄肉な排出部ダイアフラム28をなしている。このダイアフラム28の内面には排出口17を開閉する凸部形状の排出弁29が一体に突設されている。排出部ダイアフラム28の外面には、このダイアフラム28を厚み方向に沿って往復動させることにより、排出弁29を排出口17の端面に接離(排出口17を開閉)させる排出弁駆動子例えば第4の圧電素子30が装着されている。
第2の基板12の吸入口16と排出口17との間の部分は、弾性変形が可能な薄肉な第2のダイアフラム15である。図7(A)に示すように第2のダイアフラム15の吸入口16側部分は、ポンプ室13と吸入弁室21とに渡っており、この部分の外面には加振子として例えば一方の第2の圧電素子6aが装着されている。第2のダイアフラム15の排出口17側部分は、ポンプ室13と排出弁室22とに渡っており、この部分の外面には加振子として例えば他方の第2の圧電素子6bが装着されている。
図6に示すように駆動装置7の駆動信号制御手段7cは、各圧電素子5,6a,6b,27,30に所定のタイミングで駆動信号を与えるものである。この場合、駆動信号制御手段7cは、第1の圧電素子5と一対の第2の圧電素子6a,6bに対しては同期して駆動信号を与える。又、駆動信号制御手段7cは、ダイアフラムポンプ1の加圧工程において、第3の圧電素子27に駆動信号を与えて吸入口16を閉じると共に、第4の圧電素子30に駆動信号を与えずに排出口17を開かせる。又、駆動信号制御手段7cは、ダイアフラムポンプ1の減圧工程において、第3の圧電素子27に駆動信号を与えずに吸入口16を開かせると共に、第4の圧電素子30に駆動信号を与えて排出口17を閉じさせる。
駆動信号制御手段7cで各圧電素子への駆動信号の印加を制御することによって、吸入口16から吸入弁室21に吸入された液体を、連通溝23aからポンプ室13に吸込み、更にこのポンプ室13から連通溝24aに通して排出弁室22に流出させて、この排出弁室22から排出口17を通して外部に送り出すことができる。
こうしたダイアフラムポンプ1のポンピング動作に伴って、液体に混じって気泡が流入することがあり,流入した気泡は、ポンプ室13、吸入弁室21、及び排出弁室22の夫々に留まる可能性がある。なお,図7(B)にはポンプ室13と吸入弁室21とに気泡Bが入り込んだ状態を例示している。
第3実施形態のダイアフラムポンプ1は、第2の圧電素子6aによって駆動される第2のダイアフラム15の吸入口16側部分が、ポンプ室13と吸入弁室21とに渡っているので、第2のダイアフラム15が第2の圧電素子6aで駆動された時には、吸入弁室21とポンプ室13との圧力変動により吸入弁室21内の気泡Bを連通溝23aに通してポンプ室13に移動させることができる。同様に、第2の圧電素子6bによっても駆動される第2のダイアフラム15の排出口17側部分が、ポンプ室13と排出弁室22とに渡っているので、第2のダイアフラム15が第2の圧電素子6bで駆動された時には、排出弁室22とポンプ室13との圧力変動によりポンプ室13内の気泡Bを連通溝24aに通して排出弁室22に移動させて、この排出弁室22から排出口17を通して気泡Bを排出することができる。なお、以上説明した構成及び作用効果以外の構成及び作用効果は第1実施形態と同じである。
また、図及び説明した圧電素子はユニモルフ構造であるが、積層構造の圧電素子でも良く、また、これをソレノイドバルブ等に置き換えることも可能である。
(A)は本発明の第1実施形態に係るダイアフラムポンプを示す断面図。(B)は図1(A)中矢印F1b−F1b線に沿って示す断面図。 (A)〜(C)は第1実施形態に係るダイアフラムポンプの動作をこの動作に伴って排出される気泡との関係で順を追って示す断面図。 第1実施形態に係るダイアフラムポンプの駆動装置を示すブロック図。 (A)は本発明の第2実施形態に係るダイアフラムポンプを示す断面図。(B)は図4(A)中矢印F4b−F4b線に沿って示す断面図。 (A)〜(C)は第2実施形態に係るダイアフラムポンプの動作をこの動作に伴って排出される気泡との関係で順を追って示す断面図。 本発明の第3実施形態に係るダイアフラムポンプの駆動装置を示すブロック図。 (A)は第3実施形態に係るダイアフラムポンプを示す断面図。(B)は図7(A)中矢印F7b−F7b線に沿って示す断面図。
符号の説明
1…ダイアフラムポンプ
2…ポンプ本体
3…吸入弁
4…排出弁
5…第1の圧電素子(加振動子)
6、6a、6b…第2の圧電素子(加振動子)
7…駆動装置
11…第1の基板
12…第2の基板
13…ポンプ室
14…第1のダイアフラム(ポンプ室の一側壁)
12a…ポンプ室の他側壁
15…第2のダイアフラム
16…吸入口
17…排出口
21…吸入弁室
22…排出弁室
23…区画壁
23a…連通溝
24…区画壁
24a…連通溝
25…吸入部ダイアフラム
26…吸入弁
27…第3の圧電素子(吸入弁駆動子)
28…排出部ダイアフラム
29…排出弁
30…第4の圧電素子(排出弁駆動子)

Claims (7)

  1. 加圧・減圧されるポンプ室、このポンプ室に連通する吸入口及び排出口、前記ポンプ室の加圧・減圧方向に位置した一側壁をなす第1のダイアフラム、及び前記ポンプ室の加圧・減圧方向に位置する前記一側壁又は他側壁に設けられた第2のダイアフラムを有するポンプ本体と、
    前記吸入口を開閉する吸入弁と、
    前記排出口を開閉する排出弁と、
    前記第1のダイアフラムに装着された第1の加振子と、
    前記ポンプ室の外側に位置して前記第2のダイアフラムに装着された第2の加振子と、
    を具備したダイアフラムポンプ。
  2. 前記第2のダイアフラムを前記一側壁と対向する前記ポンプ室の他側壁に設けた請求項1に記載のダイアフラムポンプ。
  3. 前記ポンプ室の他側壁に設けられた前記吸入口と排出口との間に前記第2のダイアフラムを設け、この第2のダイアフラムに装着された前記第2の加振子と前記第1の加振子とを同期させて駆動する駆動装置を備えた請求項2に記載のダイアフラムポンプ。
  4. 前記第2のダイアフラムを前記ポンプ室の周部に配設した請求項1又は2に記載のダイアフラムポンプ。
  5. 前記第2のダイアフラムを前記第1のダイアフラムとの間に前記ポンプ室を挟んで前記吸入口に寄せて前記ポンプ室の周部に設け、この第2のダイアフラムに装着された前記第2の加振子と前記第1の加振子とを同期させて駆動する駆動装置を備えた請求項1又は2に記載のダイアフラムポンプ。
  6. 加圧・減圧されるポンプ室、このポンプ室の加圧・減圧方向に位置した一側壁をなす第1のダイアフラム、前記一側壁と対向する前記ポンプ室の他側壁に設けた第2のダイアフラム、前記ポンプ室に連通する吸入弁室、この吸入弁室とは別の位置で前記ポンプ室に連通する排出弁室、前記吸入弁室に連通する吸入口、前記排出弁室に連通する排出口、前記吸入口を開閉する吸入弁を有して前記吸入弁室を画して設けられた吸入部ダイアフラム、及び前記排出口を開閉する排出弁を有して前記排出弁室を画して設けられた排出部ダイアフラムを備えるポンプ本体と、
    前記第1のダイアフラムに装着された第1の加振子と、
    前記吸入弁室の外側に位置して前記吸入部ダイアフラムに装着された吸入弁駆動子と、
    前記排出弁室の外側に位置して前記排出部ダイアフラムに装着された排出弁駆動子と、
    前記ポンプ室の外側に位置して前記第2のダイアフラムに装着された第2の加振子と、
    を具備したダイアフラムポンプ。
  7. 前記第2のダイアフラムを、前記ポンプ室と前記吸入弁室とに渡って設けるとともに、前記ポンプ室と前記排出弁室とに渡って設けた請求項6に記載のダイアフラムポンプ。
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