JP2005306538A - 油圧式昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 降下動作の停止信号と油圧式アクチュエータの実際の停止との間のタイムラグを解消し、停止信号により瞬時にアクチュエータの降下動作を確実に停止させることのできる油圧式昇降装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 可変容量油圧ポンプPと、油圧ポンプPに第1流路A及び第2流路Bを介して接続された油圧式アクチュエータMと、第1流路A側に設けられ第2流路B側の内圧をパイロット圧とするカウンタバランス弁1と、を備えた油圧式昇降装置である。油圧式アクチュエータMによる降下動作を停止すべき停止信号が入力された際に第1流路Aと第2流路Bとを連通状態とする開閉切換弁3を有するバイパス流路2が、カウンタバランス弁1よりも油圧ポンプP側に設けられたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、吊荷を昇降させるための油圧式昇降装置に関するものである。
コンテナ等の吊荷を昇降させる装置として、例えば、吊荷を吊り部材を介してワイヤーロープにて昇降させる油圧ウインチが知られている。この油圧ウインチにおいて、油圧ウインチのドラムを回転させる油圧モータを有する油圧回路は、ウインチ巻き下げ動作時に吊り部材の下降動作、下降速度を制限するためのカウンタバランス弁が、巻き上げ方向の送り側流路(管路)に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−12391号公報
油圧ウインチにおいて、作動油が閉回路内を循環する油圧回路では可変容量油圧ポンプが使用されており、油圧ウインチのドラムの巻き下げを停止させるための停止信号を入力してから、実際にポンプの吐出が停止(吐出圧が低下)するまでにタイムラグが生ずる。つまり、可変容量ポンプの吐出が0になる(吐出圧が低下する)まで、ドラムは下降動作方向へ回転する。その結果、例えば、ワイヤーロープに接続させたコンテナ吊用スプレッダ等の吊り部材をコンテナ(吊荷)に連結させるために、吊り部材をコンテナに対して降下させ吊り部材がコンテナ上に着床し停止信号が発信されても、その後、ドラムからワイヤーロープがさらに送り出され、ワイヤーロープにゆるみが発生してしまう。
本発明に係る油圧式昇降装置は、可変容量油圧ポンプと、該油圧ポンプに第1流路及び第2流路を介して接続された油圧式アクチュエータと、該第1流路側に設けられ該第2流路側の内圧をパイロット圧とするカウンタバランス弁と、を備えた油圧式昇降装置に於て、上記油圧式アクチュエータによる降下動作を停止すべき停止信号が入力された際に上記第1流路と上記第2流路とを連通状態とする開閉切換弁を有するバイパス流路が、上記カウンタバランス弁よりも上記油圧ポンプ側に設けられたものである。
また、上記油圧式アクチュエータは、吊荷を吊り持ちする昇降自在な吊り部材と接続され、該吊り部材が降下して該吊荷に対して連結可能所定位置に達すると上記停止信号を発信させる制御手段を備えたものである。
また、上記油圧式アクチュエータは、吊荷を吊り持ちする昇降自在な吊り部材と接続され、該吊り部材と該吊荷との距離を検知して連結可能接近状態を検出する位置センサと、該位置センサによる検出信号にて上記停止信号を発信させる制御手段と、を有するものである。
或いは、上記油圧式アクチュエータは油圧モータとされ、該油圧モータは、吊荷を吊り持ちする吊り部材を昇降自在とさせるワイヤーロープ用ドラムと接続され、該吊り部材と接続されるワイヤーロープの張力の低下を検出する荷重センサと、該荷重センサの検出信号にて上記停止信号を発信させる制御手段と、を有するものである。
本発明の油圧式昇降装置によれば、停止操作(停止信号)と油圧式アクチュエータの実際の降下停止にタイムラグを無くすることができる。油圧式アクチュエータの降下動作の停止の応答性を向上させることができる。つまり、降下動作を停止すべき停止信号にて(停止信号と同時に)バイパス流路の開閉切換弁を開けることで、第2流路側から油圧式アクチュエータへの流入圧(内圧)が瞬時に下がるため、カウンタバランス弁が直ぐに閉じ、油圧式アクチュエータを直ちに停止させることができる。吊り部材等が、正確な所望の位置に停止可能となり、吊荷や床面等に衝突することを防止できる。従って、油圧式昇降装置が油圧ウインチであって油圧式アクチュエータが油圧モータである場合、油圧モータに接続されるドラムの回転を瞬時に停止させることができ、巻き下げ過ぎによるワイヤーロープのたるみを防ぐことができる。
図1は、本発明に係る油圧式昇降装置の実施の一形態を示す概略構成図であり、この油圧式昇降装置は、例えば、コンテナ吊り用の油圧ウインチを備える油圧式のコンテナキャリア等とすることができる。そして、図1の昇降装置は油圧ウインチの場合を示し、油圧モータ13にドラム5が連結され、油圧モータ13の正逆回転によりドラム5にてワイヤーロープ6を巻き取り(巻き上げ)又は繰り出し(巻き下げ)することで、吊り部材4にて吊り持ちした吊荷Wを昇降させる。
この油圧ウインチ(の油圧回路部)は、可変容量油圧ポンプPと、油圧ポンプPに第1流路A及び第2流路Bを介して接続された油圧式アクチュエータMと、第1流路A側に設けられ第2流路B側の内圧をパイロット圧とするカウンタバランス弁1と、を備えている。符号19はカウンタバランス弁1用のパイロット回路(流路)である。また、油圧ウインチは、油圧回路部の油圧モータ13に接続されたドラム5と、ドラム5に巻設されたワイヤーロープ6と、ワイヤーロープ6の先端部において接続される吊り部材4と、を具備する。
吊り部材4を具体的に説明すると、例えば、吊り部材4はコンテナ(吊荷W)を吊り持ちするスプレッダとされる。また、コンテナの上面四角には夫々被掛止孔部(図示省略)が形成され、また、スプレッダは水平状の吊り枠部材でありコンテナの被掛止孔部に掛止する掛止部(ツイストロック12)が四角に設けられている。そして、スプレッダのすべての掛止部がコンテナ上面の被掛止孔部に挿入状となって着床し掛止し、コンテナを吊り持ちすることができる。なお、吊り部材4は、ツイストロックを有するスプレッダ以外であってもよい。
図1において、本発明の油圧式昇降装置は、第1流路Aと第2流路Bとの間に、相互を連通状態可能とさせるバイパス流路2を有している。バイパス流路2は、カウンタバランス弁1よりも油圧ポンプP側に設けられ、バイパス流路2は、油圧式アクチュエータMによる降下動作を停止すべき停止信号が入力された際に、第1流路Aと第2流路Bとを連通状態とさせる開閉切換弁3を有する。
つまり、図1では、油圧式アクチュエータMが油圧モータ13であるため、油圧モータ13によるウインチ巻き下げ動作を停止すべき信号が入力された際に、第1流路Aと第2流路Bとを連通状態とする開閉切換弁3を有するバイパス流路2(バイパス回路)が設けられている。
モータ等の駆動源11と接続された油圧ポンプPは可変容量式とされ、2つのポートの夫々に第1流路Aの一端側と第2流路Bの一端側とが(並列状に)接続され、これらの他端側が油圧モータ13(油圧式アクチュエータM)の2つのポートに夫々接続される。そして、第1流路Aの途中部にカウンタバランス弁1が配設されている。さらに、第1流路Aにおいてカウンタバランス弁1と並列状に逆止弁10が配設されている。
そして、油圧ポンプPにより、作動油が矢印a方向へ吐出されると(第1流路A側が送り側流路となり第2流路B側が戻り側流路となると)、作動油は逆止弁10を通過し、油圧モータ13に作動油を送り、ドラム5が正回転してワイヤーロープ6を巻き上げ、吊り部材4を上昇させる。他方、作動油が矢印b方向へ吐出されると(第2流路B側が送り側流路となり第1流路A側が戻り側流路となると)、作動油は油圧モータ13へ送られ、パイロット圧により開状態となるカウンタバランス弁1を通過することで、ドラム5が逆回転してワイヤーロープ6を巻き下げ、吊り部材4を降下させる。
第1流路Aは、カウンタバランス弁1を挟んでポンプ側流路15とアクチュエータ側流路16とを有する。そして、カウンタバランス弁1は、吊り部材4の下降動作の際、油圧モータ13(油圧式アクチュエータM)とカウンタバランス弁1との間────即ちアクチュエータ側流路16────に保持圧力を立てて吊荷Wを安定して降下させるものであり、第2流路Bの圧力(パイロット圧)に応じて開閉動作する。つまり、第2流路Bに所定の設定圧が作用するとカウンタバランス弁1は開となり、設定圧未満では閉となる。なお、閉と開とが切り換わる設定圧力(開弁設定圧)は、90〜180kgf/cm2程度に設定されている。
バイパス流路2は、一端側が第1流路Aにおいて油圧ポンプPとカウンタバランス弁1との間(ポンプ側流路15)に接続され、他端側が第2流路Bにおいて油圧ポンプPと油圧モータ13との間と接続され、バイパス流路2の途中部に開閉切換弁3が設けられている。 開閉切換弁3はソレノイドにて動作するバイパスバルブであり、油圧式アクチュエータMの上昇動作及び下降動作途中の際は閉状態であり、油圧式アクチュエータMの降下動作を停止すべき停止信号により閉から開に切り換わる。なお、開閉切換弁3の開状態は停止信号入力から所定時間(例えば、2秒から5秒間)のみとするよう設定されている。つまり、所定時間開となれば、その後自動的に閉状態に復帰する。
降下動作を停止すべき停止信号は、この油圧式昇降装置の運転者が、運転席における巻き上げ下げレバーを下げ位置から停止位置とする降下動作の手動停止操作により発信される停止信号と、昇降装置が備える後述の制御手段8により自動発信される停止信号とがある。さらに、下限リミットスイッチ等(図示省略)により、吊り部材4が下限位置に達すると制御手段8により停止信号を発信させてもよい。
また、本発明の昇降装置は、図7に示すように、一つのバイパス流路2において、並列接続させた2つの開閉切換弁3,3を有するよう構成してもよい。これは、例えば、一方が、上記手動停止操作にて電気的に作動させる開閉切換弁3であり、他方が、制御手段8による自動停止操作にて電気的に作動させる開閉切換弁3としたり、又は、停止信号により同時に両者を開状態とし、開閉切換弁3部における作動油の流量を増加させることもできる。
図2と図3は、制御手段8による自動停止操作を説明する概略構成図であり、油圧式アクチュエータMは、吊荷Wを吊り持ちする昇降自在な吊り部材4と接続され、制御手段8は、吊り部材4が降下して吊荷Wに対して連結可能所定位置に達すると停止信号を発信させるよう構成されている。
つまり、油圧式アクチュエータMである油圧モータ13は、吊り部材4を昇降自在とさせるワイヤーロープ用ドラム5(図1参照)と接続され、制御手段8は、吊り部材4が降下して吊荷Wに対して連結可能所定位置に達するとウインチ巻き下げ動作を停止すべき停止信号を発信させる。
具体的な構成を説明すると、昇降装置は、吊り部材4と吊荷Wとの距離を検知して連結可能接近状態を検出する位置センサ9(距離センサ)と、位置センサ9による検出信号にて(検出信号が入力されると)停止信号を発信させる制御手段8と、を有する。
位置センサ9は、接触式又は非接触式とすることができ、例えば、図2と図3のように非接触式レーザセンサとすることができ、位置センサ9を吊り部材4に設ける。これにより、吊り部材4から吊荷Wまでの距離の検出が可能となり、吊り部材4が降下し予め制御手段8にて設定した距離が検出されると(連結可能所定位置に達すると)、制御手段8からバイパス流路2の開閉切換弁3へ停止信号として開動作信号を発信させ、開閉切換弁3をソレノイドにて開状態とさせる。
また、図6は、吊り部材4がスプレッダとされ、4台のツイストロック12…の夫々に位置センサ9を設けたものであり、吊荷Wを吊るスプレッダの四隅にあるツイストロック12…が全て吊荷Wに対して連結可能所定位置に達すると(4台のツイストロック12…が吊荷Wに着床すると)、制御手段8から信号が発信されるようにすれば、作業の確実性及び安全面において好ましい。
そして、図2において、吊り部材4が降下動作中は、カウンタバランス弁1が開状態であり、バイパス流路2の開閉切換弁3は閉状態であり、矢印の方向に作動油が閉回路内を循環している。そして、図3のように、吊り部材4が吊荷Wに対して連結可能所定位置に達すると、位置センサ9の検知と制御手段8の働きにより開閉切換弁3を開状態とさせる。これにより、図3の矢印c,d,e,fのように作動油がバイパス流路2を流れ、第2流路B側の油圧モータ13への流入圧(内圧)が低下し(カウンタバランス弁1の開閉が切り換わる設定圧力未満に低下し)、カウンタバランス弁1が瞬時に閉じ、油圧モータ13が直ちに停止する。なお、バイパス流路2を流れる作動油のチャージ圧は、(カウンタバランス弁1の開閉が切り換わる設定圧力より小さい)20〜40kgf/cm2 程度となる。
図4と図5は、制御手段8による自動停止操作を説明する他の実施の形態の概略構成図である。この油圧式昇降装置は、油圧式アクチュエータMが油圧モータ13とされ、油圧モータ13は、吊荷Wを吊り持ちする吊り部材4を昇降自在とさせるワイヤーロープ用ドラム5(図1参照)と接続されている。そして、昇降装置は、吊り部材4と接続されるワイヤーロープ6の張力の低下を検出する荷重センサ7と、荷重センサ7の検出信号にて停止信号を発信させる制御手段8と、を有している。
荷重センサ7は、例えばロードセルとすることができ、ワイヤーロープ6の途中部に設けられたり、図4と図5に示すように、ワイヤーロープ6と吊り部材4との連結部等に設けられる。つまり、吊り部材4が降下し吊荷Wの上面に着床して連結可能所定位置に達すると、ワイヤーロープ6の張力は自重を無視すると0となる。そこで、この荷重センサ7が、その張力の低下を検出することで、吊り部材4が吊荷Wに対して連結可能所定位置に達したことの検出ができる。
つまり、図4において、吊り部材4が降下動作中は、カウンタバランス弁1が開状態であり、バイパス流路2の開閉切換弁3は閉状態であり、矢印の方向に作動油が閉回路内を循環している。そして、図5のように、吊り部材4が吊荷Wに着床して連結可能所定位置に達すると、ワイヤーロープ6の張力が低下し、荷重センサ7の検知と制御手段8の働きにより開閉切換弁3を開状態とさせる。これにより、図5の矢印g,h,i,jのように作動油がバイパス流路2を流れ、第2流路B側の油圧モータ13への流入圧(内圧)が低下し(カウンタバランス弁1において閉開切り換わる設定圧力未満に低下し)、カウンタバランス弁1が瞬時に閉じ、油圧モータ13が直ちに停止する。
次に、図8は、油圧式昇降装置の油圧式アクチュエータMについての他の実施の形態を示す概略構成図であり、この油圧式アクチュエータMは鉛直方向向きの油圧シリンダ14とされ、第1流路Aがロッド側17に接続され、第2流路Bがヘッド側18に接続される。そして、この実施の形態においても、油圧シリンダ14による降下動作を停止すべき停止信号が入力された際に、第1流路Aと第2流路Bとを連通状態とする開閉切換弁3を有するバイパス流路2が、カウンタバランス弁1よりも油圧ポンプP側に設けられている。なお、その他の構成は、図1と同じであり説明を省略する。
以上のように、本発明によれば、可変容量油圧ポンプPと、油圧ポンプPに第1流路A及び第2流路Bを介して接続された油圧式アクチュエータMと、第1流路A側に設けられ第2流路B側の内圧をパイロット圧とするカウンタバランス弁1と、を備えた油圧式昇降装置に於て、油圧式アクチュエータMによる降下動作を停止すべき停止信号が入力された際に第1流路Aと第2流路Bとを連通状態とする開閉切換弁3を有するバイパス流路2が、カウンタバランス弁1よりも油圧ポンプP側に設けられたものであるため、油圧式アクチュエータMの降下動作の停止の応答性が優れ、直ちに所定位置に停止できる。
つまり、降下動作を停止すべき停止信号にて(停止信号と同時に)バイパス流路2の開閉切換弁3を開けることで、第2流路B側から油圧式アクチュエータMへの流入圧(内圧)が瞬時に下がるため、カウンタバランス弁1が直ぐに閉じ、油圧式アクチュエータMを直ちに停止させることができる。従って、油圧式アクチュエータMが油圧モータ13である場合、油圧モータ13に接続されるドラム5の回転を瞬時に停止させることができ、巻き下げ過ぎによるワイヤーロープ6のたるみを防ぐことができる。
また、油圧式アクチュエータMは、吊荷Wを吊り持ちする昇降自在な吊り部材4と接続され、吊り部材4が降下して吊荷Wに対して連結可能所定位置に達すると停止信号を発信させる制御手段8を備えたものであるため、降下動作にある油圧式アクチュエータMを吊荷Wに対して連結可能な所定位置に(正確に)自動停止させることができ、迅速かつ確実に吊荷Wを吊り持ちさせることができる。
また、油圧式アクチュエータMは、吊荷Wを吊り持ちする昇降自在な吊り部材4と接続され、吊り部材4と吊荷Wとの距離を検知して連結可能接近状態を検出する位置センサ9と、位置センサ9による検出信号にて停止信号を発信させる制御手段8と、を有するため、降下動作にある油圧式アクチュエータMを吊荷Wに対して連結可能な所定位置に(高精度に)自動停止させることができ、迅速かつ確実に吊荷Wを吊り持ちさせることができる。
また、油圧式アクチュエータMは油圧モータとされ、油圧モータは、吊荷Wを吊り持ちする吊り部材4を昇降自在とさせるワイヤーロープ用ドラム5と接続され、吊り部材4と接続されるワイヤーロープ6の張力の低下を検出する荷重センサ7と、荷重センサ7の検出信号にて停止信号を発信させる制御手段8と、を有するため、降下動作にある油圧式アクチュエータMを吊荷Wに対して連結可能な所定位置に(正確に)自動停止させることができ、迅速かつ確実に吊荷Wを吊り持ちさせることができる。
さらに、吊り部材4に吊荷Wを吊り持ちさせた状態で、その吊荷Wを地上や他のコンテナ等の上に載置させた場合においても、油圧式アクチュエータMを自動停止させることが可能となる。
本発明に係る油圧式昇降装置の実施の一形態を示す概略構成図である。 油圧式アクチュエータが降下動作状態にある概略構成図である。 油圧式アクチュエータが降下停止状態にある概略構成図である。 油圧式アクチュエータが降下動作状態にある他の実施の形態を示す概略構成図である。 油圧式アクチュエータが降下停止状態にある他の実施の形態を示す概略構成図である。 停止信号を発信させる制御手段の別の実施の形態を示す説明図である。 バイパス流路の他の実施の形態を示す部分構成図である。 本発明に係る油圧式昇降装置の他の実施の形態を示す概略構成図である。
符号の説明
1 カウンタバランス弁
2 バイパス流路
3 開閉切換弁
4 吊り部材
5 ドラム
6 ワイヤーロープ
7 荷重センサ
8 制御手段
9 位置センサ
A 第1流路
B 第2流路
M 油圧式アクチュエータ
P 油圧ポンプ
W 吊荷

Claims (4)

  1. 可変容量油圧ポンプ(P)と、該油圧ポンプ(P)に第1流路(A)及び第2流路(B)を介して接続された油圧式アクチュエータ(M)と、該第1流路(A)側に設けられ該第2流路(B)側の内圧をパイロット圧とするカウンタバランス弁(1)と、を備えた油圧式昇降装置に於て、上記油圧式アクチュエータ(M)による降下動作を停止すべき停止信号が入力された際に上記第1流路(A)と上記第2流路(B)とを連通状態とする開閉切換弁(3)を有するバイパス流路(2)が、上記カウンタバランス弁(1)よりも上記油圧ポンプ(P)側に設けられたことを特徴とする油圧式昇降装置。
  2. 上記油圧式アクチュエータ(M)は、吊荷(W)を吊り持ちする昇降自在な吊り部材(4)と接続され、該吊り部材(4)が降下して該吊荷(W)に対して連結可能所定位置に達すると上記停止信号を発信させる制御手段(8)を備えた請求項1記載の油圧式昇降装置。
  3. 上記油圧式アクチュエータ(M)は、吊荷(W)を吊り持ちする昇降自在な吊り部材(4)と接続され、該吊り部材(4)と該吊荷(W)との距離を検知して連結可能接近状態を検出する位置センサ(9)と、該位置センサ(9)による検出信号にて上記停止信号を発信させる制御手段(8)と、を有する請求項1記載の油圧式昇降装置。
  4. 上記油圧式アクチュエータ(M)は油圧モータとされ、該油圧モータは、吊荷(W)を吊り持ちする吊り部材(4)を昇降自在とさせるワイヤーロープ用ドラム(5)と接続され、該吊り部材(4)と接続されるワイヤーロープ(6)の張力の低下を検出する荷重センサ(7)と、該荷重センサ(7)の検出信号にて上記停止信号を発信させる制御手段(8)と、を有する請求項1記載の油圧式昇降装置。
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